1 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 01:23:05 ID:xQK
俺「は?」
姉「だーかーらー、あたしとセックスしたいって思ったことある?」
俺「いや、ないけど。てかなに?普通にキモいんだけど」
姉「キモいゆーな。さっきエッチな漫画読んでたら、たまたま姉弟モノのがあったんだよ。それで、弟くんが『世の中の姉を持つ弟の八割はお姉ちゃんとセックスしたいって思ってるよ!』って力説してたから、そーなのかなぁって」
俺「んなわけねーじゃん。漫画の話をいちいち真に受けんな」
姉「ふーん。でも、お姉ちゃんの下着で一人エッチしたことあるでしょ?」
俺「ね、ねーよ!」
姉「うそつき。あたし、知ってんだから。あんたが中1のとき、洗濯篭からお姉ちゃんのパンツとったの」
4 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 01:25:32 ID:xQK
俺「は、はぁ!?」
姉「動揺してるねー。気付いてないとでも思ったの?」
俺「動揺なんかしてねーよ! キモい妄想も大概にしろっての」
姉「へえ、あくまでしら切るつもりなんだ? ホントのこと言わないとお母さんにバラすよ?」
俺「ちょっ、ふざけんな…! 妄想話でもママンが信じたらどうすんだよ!?」
姉「本当にあたしの妄想話なら信じないんじゃない? お母さん、そーゆーの鋭いし」
俺「……」
姉「そ、白状する気ないんだね。じゃ、言ってこよーっと」
8 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 01:28:36 ID:xQK
俺「……ったよ」ボソッ
姉「え? なになに? お姉ちゃん、ちょっと聞こえなかった」
俺「とったよ! 姉貴の下着!」
姉「え?…あれ?」ヒキッ
俺「なんで引いてんだよっ、知ってたんだろ!?」
姉「いやぁ…うん、まあ、そうなんだけど」
俺「…くっそ、絶対バレてないと思ったのに」
姉「そ、それで?」
俺「は?」
10 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 01:30:48 ID:xQK
姉「したの?…ひ、一人エッチ」
俺「そこまで俺を辱めたいか…クソ姉貴」
姉「だ、だって! そこが重要なんだもん!」
俺「あーあー、しました、しましたよ! 姉貴のパンツをオカズにシコシコ一人で慰めましたよ!」
姉「お、おおう…そーなんだ」ヒキッ
俺「だから、なんでさっきから引いてんだっつーの!」
姉「あ、あはは…なんだろ、条件反射? 気にしなくていいから」
俺「はぁ…最悪だわ。マジで死にたい」
11 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 01:34:08 ID:xQK
姉「そっかぁ……ホントにしてたんだ」ボソリ
俺「あ?」
姉「ううん、なんでもなーい。こっちの話」
俺「?…じゃ、もういいだろ。俺寝るから」
姉「うん、おやすみー」
俺「……」
姉「……」
俺「いや、寝るから」
姉「うん、どーぞどーぞ」
俺「出てけよ!」
姉「あたしのことは気にしなくていいから、ほら、横になりなよ」
俺「いや、するよ! 落ち着かねーだろ! とっとと自分の部屋に戻れや!」
14 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 01:39:13 ID:xQK
姉「じゃあね、最後に質問!」
俺「なに?」
姉「一人でしてるとき、どんなこと考えながらしてたの?」
俺「三年も前のことだから覚えてねーよ、んなこと」
姉「がんばって思い出して!…お姉ちゃんのパンツがオカズなんだもん、あたしのこと考えながらじゃなかった?」
俺「あー…それはない」
姉「えーっ」
俺「べつに姉貴のパンツだからとったわけじゃねーし」
俺「中1っつったら思春期ド真ん中、性欲なんかも旺盛なわけよ。そんなとき身近にあった異性の下着。彼女がいなかった俺には決して手の届かない『リアル』がそこにあったわけ」
俺「そりゃ、とるでしょ。でも、それは姉貴のだからとったんじゃない。生の女子の下着だからとったんだよ」
俺「だから、オナってるときに考えてたのは、多分、当時好きだった子のことで、その時だけは『姉貴の下着』が『その子の下着』だったんだと思う」
15 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 01:43:06 ID:xQK
姉「なにそれ…なんかヒドくない?それ。つまり代替品だったってこと?」
俺「そうなるね。でも自分の姉貴をオカズにする弟よりよっぽど健全だと思うけど」
姉「あたしは自分のお姉ちゃんをオカズにしちゃうような不健全な弟のほうがよかったよ!」
俺「なんでキレてんの?」
姉「もういいっ! 知らないっ」バタンッ
俺「……わけわからん」
…
……
ドタドタドタッ
姉「追っかけてきなよ! 普通ここは追いかけるとこでしょ!?」ガチャッ
俺「俺は寝るっつったろうが!」
17 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 01:46:23 ID:xQK
姉「お姉ちゃんはまだ寝ないから!」
俺「知らんがな」
姉「今なら出血大サービス! キス一回で許してあげる」
俺「じゃあ許さなくていい」
姉「なんで!? なんでそんなヒドいこと言えるの!? 弟の長台詞、正直お姉ちゃんは眠くなりました、でも、最後まで聞いてあげたんだよ?」
俺「うわぁ、そのまま寝ればよかったのに」
姉「口と口が嫌ならあたしが一方的にするっていうのでもいいよ。おちんちんに」
俺「頼むから寝てくれ!」
19 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 01:48:29 ID:xQK
姉「ううん、寝ない! 意地でも寝ないから。あんたがあたしのお口にリビドーを吐き出すまではね!」キリッ
俺「……」
姉「おや、どうしたね。いつもの鋭いツッコミは。もう店じまいかい?」
俺「…姉貴さ」
姉「ん?」キョトン
俺「そーゆーの、いい加減やめてくんないかな」
姉「お、おーっと…いきなりマジモードですか?」
俺「姉貴って昔から際どい下ネタとか軽い冗談っぽく俺に言ってくるけど、なんつーか、その無防備さはいくら弟が相手でも危ないと思う」
姉「だ、だって、これがあたしのスタンスってゆーか…今更、ねー?…キャラ変えるのも無理ってゆーか」
俺「…知ってる? 俺がどんな気持ちで姉貴の冗談に付き合ってるか」
21 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 01:59:36 ID:xQK
姉「ッ、ちょ…っ、いた…い。手、痛いってば」
俺「…わかってる? 俺が本気で欲情して力任せに押し倒したら、姉貴なんて簡単に犯せるんだよ」
姉「……わかってるよ、そんなの」
俺「だったら!」
姉「っ」ビクッ
俺「…だったら、やめろよ。そうやって煽んの。はっきり言って目に余るんだよ、最近の姉貴は」
姉「……わかってないのはそっちじゃん」
俺「は?」
姉「わかってないのはあんただって言ってんの!」
俺「どういう意味だよ…」
姉「あたしが誰にでもこーゆーこと言ってると思ってんの…?」
俺「思ってねえよ。他のやつからもそんな話聞いたことねーし」
姉「そうだよ。あんたにしか言ってないもん」
俺「だから、いくら外で言えないからって家で俺に言うのはやめ――」
姉「そんなの誘ってるからに決まってるじゃん…!!」
23 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:03:38 ID:xQK
俺「…え?」
姉「……」
俺「誘ってるって……俺を?」
姉「そうだよ」
俺「いやいや、姉弟じゃん」
姉「……」
俺「姉弟だろ?」
姉「…わかってるよ」
俺「わかってねぇよ! わかってたら、んなこと言えるわけねーし!」
姉「だから、わかってるってば!…自分がおかしいってことくらい…だけど、無理だよ。もう、自分の気持ちにウソつき続けるの……ツラいんだもん」
26 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:16:03 ID:xQK
俺「……なんで、そんな簡単に言えるんだよ」
姉「っ、簡単になんて――」
俺「悩んでた俺がバカみたいじゃん」
姉「…悩んでた?」
俺「ごめん。俺、ウソついた」
姉「?」
俺「……」
姉「そこで黙りはずるいっ、あたしは洗いざらい話したのにい!」
俺「それは姉貴が勝手に――」
姉「……」ジトー
俺「あーもうっ」髪クシャクシャ
俺「さっき、姉貴に言ったよな? 自分を慰めてるとき、姉貴のことなんて考えてない、その時好きだった子のこと考えながらしてたって」
姉「…うん」
俺「あれ、半分ウソなんだ」
姉「わかんないよ…どういう意味?」
俺「当時好きだった子のこと考えてたってのは本当。姉貴のこと考えてなかったってのがウソ」
姉「え、と…それって……」
俺「俺は姉貴が好きだったってこと」
27 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:18:21 ID:xQK
姉「…うそ」
俺「マジ」
姉「うそだよ! だって、全然そんな素振り見せなかったじゃん」
俺「バレないようにするのは当たり前だろ。許されることじゃないってのは子供の頃からわかってたし」
姉「…子供の頃って……いつから好きだったの?」
俺「幼稚園の頃だから5、6歳ぐらいの時からかな」
姉「……変態じゃん」
俺「お前がそれ言うかよ」
28 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:20:43 ID:xQK
姉「でも…ほんとに信じらんない。そんな前から、あたしのこと…」
俺「………」
姉「けど、好き『だった』……過去形なんだね。今はもう…好きじゃないんだ?」
俺「好きじゃないっつうか、異性として追いかけるのを諦めた。世間体とか色々考えて、やっぱり許されることじゃないし」
姉「…あたしは、そんな風には割り切れないよ」
俺「姉貴はすげえな。俺なんか何年もウジウジ悩んだ挙げ句、結局ビビって諦めたってたのに」
姉「あたし…たぶん、バカだから。後先考える前に自分の気持ち優先しちゃっただけだと思う」
俺「それでも、すげえよ…」
姉「……」
姉「……ねえ、もし」
姉「もし、あたしが…諦めなくていいよって――お姉ちゃんのこと好きなままでいいんだよって言ったら――あたしのこと、好きだった頃のあんたに戻ってくれる…?」
29 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:22:58 ID:xQK
……
………
…………
俺「電気……消さなくていいわけ?」
姉「あれあれ~? もしかして照れてる?」
俺「そ、そんなんじゃねーよ! 明るいままだと姉貴が恥ずかしいんじゃねえかなって――」
姉「うん、知ってる。心配しなくても平気だよ。ありがと」ニヘラッ
俺「うわ、なんかその余裕がムカツク…て言うか、少しは恥じらったりしたら?」
姉「んー、結構恥ずかしいよ? これから裸になるのに、こんな明るいんだもん。きっと全部見られちゃうよね」
俺「いや、わかってんなら消せばいいじゃん」
姉「でも、灯り消しちゃったら相手が誰かわかんないでしょ? はじめてがそんなのじゃ寂しいと思う…だからね。ちゃんと見ててほしいんだよ、お姉ちゃんのこと」
31 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:28:40 ID:xQK
俺「……言ってて恥ずかしくない?」
姉「ちょっと…」
俺「まあ、いいや。姉貴がそう言うんだったら全部見てやろうじゃないの」
姉「あうぅ……やっぱり、さっきのナシでもいい…?」
俺「無理」
姉「いやああぁぁぁ電気けーしーてー!」
俺「バカっ、そんな大声出したらママンに気付かれるっての!」
姉「あ、そっか…ごめんね」サワサワ
俺「……で、おまえはどさくさに紛れてどこ触ってんだよ」
姉「おちんちん。もうおっきくなってるかなーって」サワサワ
32 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:31:08 ID:xQK
俺「こんな雰囲気もへったくれもない状況で勃つわけ――」
ムクムク…
姉「元気いっぱいじゃん」
俺「……若いから」ガクッ
姉「うれしいなぁ。お姉ちゃんが相手でも勃つんだね」サワサワ
俺「そりゃ……まあ、好きだから」ボソ
姉「え?」ピタッ
俺「…ッ」
姉「なになに?」ニヤニヤ
俺「なんでもねーよっ」
姉「えー、言ってよぅ…」
俺「ぜったい言わない」
姉「ケチっ」ギュゥゥ
俺「いでででッ、どこ握ってんだよ!」
34 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:33:20 ID:xQK
姉「……」
俺「…姉貴?」
姉「もう一回…言って? 好きって」コツン
俺「か、顔……近いって」ドキッ
姉「……」
俺「ズルイよな、ほんと」
姉「……」
俺「…好きだよ」
姉「うん…」
俺「姉ちゃんのこと…いちばん」
姉「うん。あたしも――」
――チュッ
……
………
…………
俺「ん…」チュッ、チュプッ
姉「んっ、んむ…っはぁ、キスってすごいね……すごくドキドキする」
35 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:35:59 ID:xQK
俺「…あ、うん」
姉「でも、もう30分は経つよ?こうやって、抱き合ってチューしはじめてから。このままじゃ唇荒れちゃうんじゃないかなー」ヘラッ
俺「……」
姉「……迷ってる?」
俺「え?」
姉「ずーっとムズカシイ顔してる」
俺「そういうんじゃ…ねーけど」
姉「無理もないよね。だって、今の今まで姉弟として接してたんだもん…いきなり恋人みたいにえっちしようなんて――」
俺「そうじゃねーってば!……ただ…」
姉「…うん?」
俺「父さんやママン――母さんが可哀相だなって」
36 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:38:31 ID:xQK
姉「……うん」
俺「……」
姉「こーた、特にお母さんのことは大切に想ってるもんね…」
姉「やめてもいいよ…? 今なら引き返せると思う。これまで通り、普通の姉弟に――」
俺「…ううん。一度は諦めたけど、やっと両想いになれたんだ。たとえ世間から後ろ指さされようと、母さんたちと縁を切ることになっても……その覚悟はあるから」
姉「こーたぁ…」ギュゥゥ
俺「いや、ソコは握んなくていいから。もうね、いろいろ台無しだから」
37 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:40:10 ID:xQK
姉「…すごく硬くなってるね、ここ」サワサワ
俺「スルーっすか。全部、姉ちゃんのせいだからな」
姉「そっか、あたしのせいなんだ? じゃあ――」ゴソゴソ
俺「あ、ちょっ……なにしてんの!?」
姉「責任持ってお姉ちゃんが楽にしてあげるよ。男の人ってこのままだとツライんでしょ?」
俺「そりゃそうだけどッ」
スッ
姉「わっ、なんか……変。コレってこんな風になるんだ…。昔、いっしょにお風呂入ってたとき見てたのと全然ちがう」ジーッ
俺「見てたのかよ!?――って、そうじゃなくて…っ、なんの羞恥プレイだよ、これ!」カァァッ
38 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:41:30 ID:xQK
姉「男の子でしょ、ガマンして! 観察中なのっ」
俺「…はい」
姉「……うーん」ジーッ
俺(どういう状況だよ……誰かたすけて)
姉「…おっきいね」
俺「そうかな…?」
姉「みんなこんななの?」
俺「他の奴と比べたことなんてないからわかんないって……なあ、もういいだろ? すげえはずいんだけど」
姉「…こんなのが入るんだ……」
俺「あのー…もしもーし。放置とかやめてほしいんだけど」
39 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:43:23 ID:xQK
姉「これってさ、もうすこし小さくなんない?」
俺「そんな便利機能あったら怖いわ。戦闘態勢に入ったらこのままだよ」
姉「そっか……でも、一回出したら小さくなるよね?」スッ
俺「場合によるかな――って、待った待った!今度は何するつもりだよ!?」
姉「はむっ」
俺「…ッ!!?」ビクッ
姉「ん、ふあ…おっひふいへ、れんうはいんあい」モゴモゴ
俺「う、あ…っ、いきなり口でとか――最初は手でするとか、もっとやり方あったでしょッ」
姉「らっへ、へあほ、っ…ひもひよふ」モゴ、ジュププッ
俺「くっ、たんまッ、なに言ってるか全然わかんないって!っ、てか、口に入れたまま喋んの禁止! 振動が……やばいっ、からッ」ビクッ
姉「んー、らはらぁ…ぷはぁ、手だと気持ちよくしてあげられる自信なかったんだもん」
40 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:48:18 ID:xQK
俺「はぁ、はぁ…わかってねーな」
姉「わかってないって、なにがよー。これでも一生懸命考えて――」
俺「姉ちゃんがしてくれるってだけで…こっちは気持ちよくなれるんだよ」
姉「……」キョトン
俺「……あれ?もしかして、これ一番恥ずかしいパターンじゃね?なんか、とりあえずキメ台詞っぽいこと言ってみたものの変に凝りすぎて相手に伝わってないっていう…地獄の…」
姉「……」プルプル
俺「ね、姉ちゃん?」
姉「やばたーんっ」
41 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 02:50:10 ID:xQK
姉「なにそれ超うれしい!」
姉「ていうかねっ、今のこーたすっごいカッコよかった! どーしよう…キュンキュンしすぎて、あたしっ…きゃーっ、枕に顔押しつけて両足バタバタさせたい気分だよう、ねぇ、どーしたらいいっ? どーしたらいいかなあっ」
俺「お、落ち着きなって! とりあえずトーンダウンしようか。じゃないとマジでママンに聞こえるから」
姉「えーっ、無理だよぉ…ほんと、どーしよ。ニヤニヤ止まんない」デレッ
俺「喜んでもらえたのは何よりだけど、予想以上の反応にこっちが動揺したわ。……やばたんて」
姉「えへへ、おちんちんナデナデしてあげるー。いー子いー子」ナデナデ
俺「…なぜそこなのか」
姉「えへへ」ナデナデ
俺「ダメだ、完全に壊れてる」
42 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:01:53 ID:xQK
姉「そう言えば、呼びかた昔に戻ってるね」ピタ
俺「へ?」
姉「姉ちゃんって。高校生になってからずっと姉貴だったのに、なんで?」
俺「そ、それは……まあ、晴れて恋人になったわけだし。今まで姉貴って呼んでたのは、自分の気持ちに踏ん切りつけなきゃって俺なりに考えて――」
姉「そうだったんだ…。口調もなんとなく優しくなった気がするけど、それも?」
俺「うん。高校入ってからは、わざと突き放すみたいなこと言ったりして"普通"の年相応な姉弟の距離感保つようにしてたよ」
姉「……いろいろ考えてたんだね」
43 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:03:41 ID:xQK
姉「でも、恋人になったのに『姉ちゃん』って変な話だよね」クスッ
俺「ははっ…たしかに」
姉「……じゃあさ」
姉「名前で呼んでみる…?」
俺「名前…? え、姉ちゃんを?」
姉「うん。た、試しにだよ? だって、ほらっ…せっかく彼氏彼女になったんだし、普通名前で呼び合うもんでしょ? 恋人同士って」ドキドキ
俺「そりゃ、そうだけど…」
姉「嫌…?」
俺「嫌っていうか、単純に今更姉ちゃんを名前で呼ぶのが抵抗あるってだけ」
姉「さーや」
俺「?」
姉「さ・あ・や。はいっ」
俺「はいじゃないが」
44 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:05:22 ID:xQK
姉「むう」
俺「勢いで誤魔化そうとしても無駄だから。てか、これですんなり呼んじゃったら嫌じゃない?…なんて言うか、これまでの姉弟としての時間とか、そういうの否定するみたいで」
姉「あ…」
俺「俺が好きになったのは春夏冬沙彩だけど、俺にとってはやっぱり『姉ちゃん』なんだよ。どんな関係になっても、それは忘れたくないって言うか――ごめん、上手く言えない」
姉「ううん。こーたの気持ちは充分伝わったから。あたしの方こそ無理言ってごめんね」ナデナデ
俺「……」
姉「あっ…こっちだった」ナデナデ
俺「そんな間違え方あるか! お前はあれかな、俺の本体は局部とでも思ってるのかな? と言うか、人がマジレスするたびにそれやるのホント勘弁してくれませんか」
姉「もお、細かいなぁ……頭を撫でてることには変わりないでしょ!」
俺「あー、亀○だけにね、ってやかましいわ!!」
45 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:07:18 ID:xQK
姉「……」
俺「……」
姉「お姉ちゃん、ひとつ思ったんだけど…」
俺「奇遇じゃん、俺も多分おんなじこと考えてた」
姉「この調子だとさ…きっと朝までかかっても――」
俺「セックスなんて絶対ムリでしょ」
姉「……」
俺「……」
姉「やっぱり、いきなりハードル高すぎたのかなあ……全然そういうムードにならないもんね」
俺「いや、俺は結構がんばって雰囲気作りしようとしてたから。それを姉ちゃんが悉くブチ壊してくれたわけで……」
姉「あーっ、ぜんぶお姉ちゃんのせいにしようとしてるー」
46 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:09:24 ID:xQK
俺「俺が真面目なこというたびにイチモツ使ってふざけてたのは誰だよ」
姉「えへへ……なんかね、ああいうこと言われ慣れてないからはずかしくって」
俺「…へえ」
姉「あれ? なんでちょっとうれしそうなの?」
俺「べ、べつに…なんでもない!――で、どうすんの?このまま続けんの?」
姉「んー…」
俺「わかってると思うけど、姉ちゃんがその調子だったらいくら俺ががんばっても結果は見えてるから」
姉「朝まで姉弟漫才?」
俺「イエス」
47 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:10:26 ID:xQK
姉「あんな風に甘い台詞言われるから構えちゃうんだと思う。この際、あたしがふざける前にいきなり、こう…バッと押し倒して、ガって無理矢理にでもやってくれた方がいいのかも」
俺「それほとんどレイプじゃん。自分の姉を犯せっての?」
姉「レイプなんかじゃないよ!あたしもこーたのこと好きなんだから」
俺「それでも俺はいい気はしないよ…」
姉「無理矢理ってとこに燃えない?男の人って、そういうの好きなんじゃないの?」
俺「他の男がどうかは知らないけど、俺は全然燃えない。てか、逆に萎える。好きな人とは、やっぱ――」
姉「やっぱ?」
俺「あ、愛とか囁きながら…したい」カァァッ
姉「……」
48 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:12:27 ID:xQK
俺「な…なに? なんか言いなよ。感じ悪いな」
姉「じゃあ遠慮なく言わせてもらうけど……女子か!」
俺「う、うっせ!」
姉「こーたって意外と少女趣味なんだね。あたしよりよっぽど乙女じゃん」
俺「悪いかよっ。姉ちゃんだって無理矢理なんて嫌だろ!?」
姉「うーん、そうでもないよ? そりゃ知らない人だったら嫌だけど…」
姉「女の子って深層心理では、みんな犯されたい願望があるってどっかの大学の先生が言ってたの聞いたことあるし。大体セックスなんて欲望と欲望のぶつかり合いなんだから、そんな少女漫画みたいなえっちなんて…プフッ、ないない。実際はもっと生々しくて、いやらしいもんだって」
俺「女の発言とは思えない…」
姉「だって考えてもみてよ。普段隠してる部分を露わにして、お互いの性器夢中で擦り合わせるんだよ?」
俺「…ッ、もういい!もうわかったから!」
49 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:13:54 ID:xQK
姉「…?」
俺「少しは羞恥心って言葉覚えろよ…っ」モジモジ
姉「えへへ、なにそれおいしいの?ところで、なんで前隠してるわけ?」
俺「~っ、なんでもねーよ!」
姉「…もしかして、お姉ちゃんの言葉で想像しちゃった?」
俺「……」ギクッ
姉「へえ、そっかあ…想像しておっきくなっちゃったんだ?」
俺「そんなんじゃ――」
姉「こーたもお姉ちゃんのナカにおちんちん擦りつけたい?」ポソッ
俺「……っ、なんてこと耳許で囁くんだよ!…そんなんじゃねーって言ってんだろ!」
姉「ムキになって口調がもどってるよー?かわいいなあ、もうっ」ムギュッ
50 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:15:10 ID:xQK
俺「…ッ」
姉「隙ありーっ」ガバッ
俺「な!?なんのつもりだよ!」
姉「難しく考えなくても最初からこんな風にあたしが主導権握っちゃえばよかったんだよ。いつものノリの延長みたいな感じで。そしたら、お互い構えることもなかったんじゃないかな。恋人っぽくってのとは、ちょっとちがうけど」
俺「なに言って――」
姉「あたしたち姉弟なんだもん。はじめてはこんなでも――ううん、これでいいよね…?」スッ
俺「姉…ちゃん…?」
ヌプッ
51 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:16:56 ID:xQK
俺「!?う…ッ、あ」
姉「ん…ッ、うそみたい……ほら、見て? こんなおっきいのが……お姉ちゃんのナカに入ってるよ」ヌププッ
俺「はぁ、はぁ…ッ」
姉「あ、う…こーたの…あたしのナカで震えてる……びくびくって…そんなに気持ちいいんだ?」
俺「姉ちゃん…っ、俺…おれ…ッ、切ないよ……動きたいっ」ギュウゥ
姉「子供みたい…」クスッ
俺「はぁ、っ… 」
姉「いいよ、動いて。お姉ちゃんのナカにこーたのおちんちん、いっぱい擦りつけて? いっしょに気持ちよくなろ…?」ナデナデ
俺「姉ちゃんっ…!」
52 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:18:38 ID:xQK
パンパンパンパンッ
姉「んあっ、はげし…ッ」
俺「姉ちゃんっ…姉ちゃんッ」パンパンッ
姉「すごい…よぉ…こーたのが子宮の入り口のとこ…トントンってッ、ノックしてる…っ」キュゥゥッ
俺「うあッ……姉ちゃんこそ、すごい締めつけて…そんなされたら……俺っ」ブルルッ
姉「えっ?…ぁう…な、に?これ…おちんちん震えて……おっきくなって…ひうッ」
俺「ご…めん、姉ちゃん……俺ッ、もう―――」パンパンパンパンッ
姉「んっ、あっ…はぁ、はぁ…こーた…?」
俺「くっ…うぁああッ」
ビュルルッ ビシューッ
姉「ッ!ぃ…ひああぁぁああっ」ビクンッ
53 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:19:44 ID:xQK
俺「う…く…っ」ビュルッ
姉「はぁ…はぁ…でて、る……こーたの熱いのが…お姉ちゃんのナカに…いっぱい…」
俺「…っ、姉ちゃん、すごいトロ顔…」ビュルルッ
姉「えへへ…だって、きもちいんだもん……それに、そーゆーこーたも…ッ、んっ、まだ出てる」クスッ
俺「はぁ、はぁッ……やばい、マジで…止まんない」ヌロォ
姉「あっ、ん…まだ抜いちゃだーめ」ギュウゥゥッ
俺「うあっ、ちょ、姉ちゃん!?これって、俗に言う"だいしゅきホールド"!?」
姉「だって、こーた、はーやーいー。あたし、まだイってないよ?」
俺「ごめん、俺…はじめてで……姉ちゃんのナカ、すごく気持ちよくて…」
55 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:21:22 ID:xQK
姉「そんなに落ち込まなくていいよ。誰でも最初はこんなもんだって。前の彼氏なんて――」
俺「え…?」
姉「あっ、ううん!とにかく、謝らなくていいの、フツウのことなんだから」ナデナデ
俺「うん」
姉「早いのはその分回数でカバー!…まだデキるでしょ?若いんだもん」グッ
俺「んっ、…ははっ、姉ちゃんってさ」
姉「うん?」
俺「ほんとにエロいよね」ガシッ
姉「ふふッ、今頃気付いたの? あんたはその弟なんだから、もっとがんばれるでしょ?」
俺「当たり前じゃんっ」
56 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:22:27 ID:xQK
…
……
………
…………
パンパンパンパンパンパンッ
俺「やば…イキそうっ……姉ちゃん、顔上げて舌出して」
姉「んっ、はぁ…はぁ…ほーお?」レロン
俺「そう…っ、そんな感じ」
姉「ちょーらい…っ…ほーはのへーひ、おねえはんのおふひに、いっはいちょーらいっ」シコシコッ
俺「うっ、い…く…ッ」
ビュルルッ ビューッ
姉「んんーッ、んふふ…っ、ふおぉい、いっはい…」
俺「はぁ…はぁ…っ」
57 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:24:03 ID:xQK
姉「んむ…ぷはぁ、ほら、ぜんぶ飲んだよー。あーん」
俺「エロすぎ」ナデナデ
姉「えへへ、こーたのだから。でも…」
俺「ん?」
姉「…えと」
俺「ナカにほしかった?」
姉「……」コクッ
俺「いいよ。じゃあ、もう一回」
姉「いいの? もう6回はしてるよ?…平気?」
俺「平気。相手が姉ちゃんなら何回でもできそう。てか、姉ちゃんの方こそ大丈夫?」
姉「む、生意気ー。はむっ、まらまら、れんれんらいりょーぶあんらはらぁ」モゴモゴ
俺「ッ、わかったってば!」
59 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:25:09 ID:xQK
姉「んふぁ…っ、ほら、おっきくなったよ」
俺「我ながらすごいよね。俺ってこんな絶倫だったんだ」
姉「今までいっぱいガマンしてたからじゃない?だから、ね…ガマンさせちゃってた分…満足するまで、好きなだけお姉ちゃんのココ…使っていいよ?」クパァ
俺「この弟にして、この姉ありってか……どっちにしても、ロクな姉弟じゃないね。俺たち」
ヌプッ
姉「あんっ、ろくでもなくていいよ……あたし、こんな風にこーたと愛し合えて幸せだもん…っ」ギュウッ
俺「俺もだよ…姉ちゃん」ギュッ
62 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:28:08 ID:xQK
姉「ん…うれしい。ねえ、ゆっくりしよ?お姉ちゃんのナカが、こーたのおちんちんのカタチおぼえられるように」
俺「わかった。しっかり記憶させてあげるよ」ジュプッ ドチュッ
姉「あ、んっ…きもちい……あたしのナカ、こーたのでいっぱい」
俺「…っ」ズッ ブポッ
姉「やあっ、せーえきのせいですっごくやらしい音してるよぅ」
俺「その音で興奮してるくせに…っ」ジュポッ
姉「んっ、ひあッ…そうなの…っ、あたし、いやらしい音聞いて興奮しちゃう変態なのっ、あんッ、だから、もっとじゅぽじゅぽして?」
俺「はぁ、はぁっ、でも、ゆっくり突いて俺のアソコのカタチ覚えるんでしょ?」ブポッ ジュプッ
姉「もう覚えたからあっ…もっと奥のとこグリグリってして……ッ」
64 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:29:27 ID:xQK
俺「…ッ、ほんっと変態だな、姉ちゃんは!」パンパンパンパンッ
姉「――ッ、ひぅっ」ビクンッ
俺「はぁ、はぁ…なに、ちょっと激しく突いただけで、もうイっちゃったわけ?」パンパンパンパンッ
姉「う…んっ、ごめん、ね…ッ、ちょっと休憩…っ」
俺「ん…っ、やだよ。俺まだイってないから。イくまで付き合ってもらうよッ」パンパンパンパンッ
姉「ひぐっ…らめえッ、イったばっかだから…そんなにされたら、またっ」
俺「イくの…?ッ、いいよ、イキなよ。ほらっ」パンパンパンパンッ
姉「―――っ、やぁあッ、イクっ、イっちゃうっ」ビクビクッ
俺「姉ちゃんっ…ッ」パンパンパンパンッ
姉「こーたっ…こーたぁッ」ギュウゥゥッ
俺「…っ――」
ビシューッ ビュルルッ
66 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:31:52 ID:xQK
姉「ひぁああ…っ、あ…ああ…膣中(ナカ)イキ……はじめて…っ、ナカで…」ブルルッ
俺「はぁ…はぁ…」
姉「…こんなに気持ちよかったの、はじめて…それくらい深く繋がっちゃったんだね、あたしたち……姉弟なのにね」
俺「…うん」
姉「お母さんたちには、ぜったい言えないよね……こんなこと…」
俺「…うん」
姉「…きっと、悲しませちゃうね…」
俺「……」ポロッ
姉「……こーた?」
俺「…ははっ…あれ? 俺…どうして……」ポロポロ
姉「こーた…」
俺「ごめん…姉ちゃん……っ、父さん、母さん……ごめんなさい…」ポロポロ
姉「……っ」ギュッ
67 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:32:44 ID:xQK
…
……
………
俺「…ごめん、もう大丈夫だから」
姉「ダメっ、もう少しの間大人しくしてなさい」ナデナデ
俺「…うん」
姉「ん、いい子」ナデナデ
俺「なあ、姉ちゃん…」
姉「んー?」
俺「…ありがとう」
姉「うん」ナデナデ
70 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:34:14 ID:xQK
~次の日~
俺「ごちそうさま」
母「おそまつさまー…って、ええー!?全然食べてないじゃないっ、どーしたの?どっか具合でも悪い??」
俺「昨日食べすぎちゃったみたいでさ。食欲ないんだ」
母「そっかあ…じゃあ、はい。胃薬、ここに置いておくから学校に行く前に飲んでくこと」
俺「うん、ありがとう…ママン」
母「さーちゃん、まだ起きてこないけど、時間大丈夫なのかしら」
俺「大学、今日は二限目からって言ってたから大丈夫なんじゃない?」
母「ふうん」ジーッ
俺「な、なに…?」
71 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:35:32 ID:xQK
母「こーちゃん……昨日の夜」ジーッ
俺「は…はい」ゴクッ
母「あんまり寝てない?」
俺「えっ?」
母「目の下のクマ…すごいよ?」
俺「クマ…?あっ、あー、うん!そろそろ中間だから遅くまで勉強してて…っ、だからかな!」
母「そうなんだー。勉強もいいけどほどほどにね。学校の成績なんてママンは気にしないから」
俺「それは…親としてどうなん?って思うけど…うん、体壊さない程度にがんばるよ」
姉「ふあぁあ…おはよー」ガチャッ
72 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:37:11 ID:xQK
母「おはよう、さーちゃん。トースト食べる?」
姉「ん、コーヒーだけでいいや」
母「コーヒーね。今淹れるから待ってて」
俺「お、おはよ…」
姉「あ…うん、おはよ」
俺「……」
姉「……」
母「はい、どうぞ」コトッ
姉「あ、ありがと」
俺「……」
母「?どーしたの、2人とも。今朝はやけに静かだね。いつもの姉弟漫才やらないの?」
俺「えっ?!あー、あははっ、今日は、なんか…ね!?」
姉「う、うんっ…気分じゃないっていうか、そんな空気じゃないってゆーか」
73 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:41:51 ID:xQK
母「空気…?」キョトン
姉「…っ、そうっ! 今日も空気がおいしいなーって! えへへっ。あっ、こーた、そろそろ時間なんじゃない!?」
俺「っ!ホントだ!やばっ…!!」ガタッ
姉「あたしも!!」ガタッ
母「えー、さーちゃんも? 今日は二限目からなんじゃ…」
姉「早く行って勉強すんの! 予習しときたいとこもあるし!」バタバタッ
母「そっか…2人とも気をつけてねー」
俺・姉「「いってきまーす!!」」ガチャッ
母「いってらっしゃい」ヒラヒラ
――バタンッ
74 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:43:46 ID:xQK
…
……
………
俺「はぁ、はぁ…ダメだ…ママンの目、マジで見れない」
姉「ほんとだよ……このままだと勘のいいお母さんのことだもん、ぜったい気付かれる」
俺「……くそ、どうすりゃいいんだよっ」
姉「……」
俺「姉ちゃん…?」
姉「…後悔」
俺「ん?」
姉「後悔してる? あたしと恋人同士になったこと…」
俺「……してないよ」
姉「でも…!!――でも、こーた、お母さんのこと大好きじゃん! そのお母さんを騙すみたいなこと、これから先もずっとすることになるんだよ!?」
75 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:46:41 ID:xQK
俺「そうだね…」
姉「やっぱり、後悔…してるんでしょ? だったら――」
俺「でも、姉ちゃんと恋人になったことは本当に後悔してない」
姉「え…?」
俺「もし、俺に後悔があるとするなら……それは10年もの間姉ちゃんへの想いを押し殺して、一度は諦めちゃったことだよ」
姉「こーた…」
俺「…やっと叶ったんだ」
俺「もう、手放すもんか」ギュッ
姉「………うんっ」ギュッ
姉「――これから先、ずっと、お姉ちゃんのこと……はなさないでね」
俺「当たり前だろ?」
俺「俺達は恋人で…」
俺「――姉弟なんだから」
【おしまい】
http://i.imgur.com/EiQN3YQ.jpg
77 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:53:59 ID:xQK
最後まで読んでくれた人ありがとう。反応良かったら漫画にして快○天あたりに送ってみようと思ったけど姉弟ものってやっぱ微妙っぽいね
78 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 03:55:24 ID:kDv
アンソロジー系に送ればいいんじゃないかな
79 : 名無しさん@おーぷん[] 2017/07/05 04:07:48 ID:xQK
>>78
それだ!ちょっと近親相姦系の雑誌ググってくる!
元スレ:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1499185385/
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