1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:08:12.31 ID:Tok9D2Hl0.net
【下駄箱】
ヴィーネ「あ…………」
ガヴリール「ん?どうしたのヴィーネ」
ヴィーネ「あー、なんでもない」
ガヴリール「なんでもない感じじゃないんだけど」
ラフィエル「あら?ラブレターですかヴィーネさん」ヒョッコリ
ヴィーネ「ら、ラフィ!」
ガヴリール「は!?またかよ!」
ラフィエル「ヴィーネさんこの前は校舎裏で告白されてましたよね」
サターニャ「どうしたの?みんなで集まって」
ラフィエル「ヴィーネさんの靴箱にラブレターが入っていたんです!」
サターニャ「またなの?」
ヴィーネ「ちょっと!話を広めないで……!」
5 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:10:04.39 ID:Tok9D2Hl0.net
ガヴリール「ヴィーネ、ラブレター貰いすぎじゃない?流行ってんのか知らないけどさ」イライラ
ヴィーネ「ううん……正直かなり困ってる」
サターニャ「あんた人あたり良すぎるのよ。誰にも優しくしてればそりゃ勘違いされるわ」
ヴィーネ「で、でも人には優しくするべきでしょ?それに困ってる人がいたら見捨てられないじゃない!」
ガヴリール「見捨てなかった結果ヴィーネが困ってるじゃん」
ヴィーネ「う……」
ガヴリール「お前、絶対チョロいと思われてるぞ」
ヴィーネ「やだなぁ、それ……」
6 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:12:03.34 ID:Tok9D2Hl0.net
ラフィエル「ヴィーネさん、性格的にこういうの無視できないですもんね。ハードルは低く見られていそうです」
ヴィーネ「断るのも、すっごく申し訳ない気持ちで気が引けるのよ……」
ガヴリール「だから無視したら良いだろ」イライラ
ヴィーネ「そういう訳にはいかないわ。告白って不安だし怖いものだから」
ヴィーネ「勇気を出してくれた相手に対して、ちゃんと自分の気持ちを伝えないと失礼でしょ?」
ガヴリール「ふん。知らないよそんなの……」
ヴィーネ「ガヴったら」
9 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:14:06.44 ID:Tok9D2Hl0.net
ラフィエル「ガヴちゃん、愛にはちゃんと愛を持って応えなくてはダメですよ?」
ラフィエル「天使として愛の心を忘れてはなりません」
ラフィエル「ガヴちゃん。愛していますよ」ギュッ
ガヴリール「ラフィの言葉が薄っぺらく感じるんだけど」
ラフィエル「もー、ひどいです」ムニムニ
ガヴリール「ほっぺをつまみゅな」
12 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:16:03.53 ID:Tok9D2Hl0.net
サターニャ「ふーん、ラブレターね。やっぱり貰ったら嬉しいものなの?」
ヴィーネ「んー、まあ多少はね。自分に好意を持ってもらえると嬉しいでしょ?」
サターニャ「ふーん」
ガヴリール「ふーん」イラ
ラフィエル「イラつきが隠せないガヴちゃん可愛いです」ギュー
ガヴリール「イラついてない!」
サターニャ「ラブレター……ねぇ」
サターニャ「ふーん」
14 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:18:13.13 ID:Tok9D2Hl0.net
【翌朝・下駄箱】
ガヴリール「…………」
ラブレター『』ドーン
ガヴリール「わっ、私の下駄箱にラブレターが!?」
ガヴリール「」キョロキョロ
ガヴリール「いったい誰が……」カサ
『月乃瀬さんへ』
ガヴリール「」イラッ
ガヴリール「ヴィーネの下駄箱は私の上だっつの!!!!!」グシャ
ガヴリール「死ねよ!一人残らず消え失せろ人間ども!!」イライライライラ
17 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:20:08.13 ID:Tok9D2Hl0.net
ヴィーネ「ガヴ、おはよ」
ガヴリール「…………………………おう」
ヴィーネ「どうしたの?不機嫌ね」
ガヴリール「これ、私の靴箱に入ってた」スッ
ヴィーネ「なにこのクシャクシャの紙……あっ」
ヴィーネ「……ごめん」
ガヴリール「なんでヴィーネが謝るんだよ」イライラ
ヴィーネ「なんとなく……」
19 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:22:06.80 ID:Tok9D2Hl0.net
ガヴリール「くそっ!下界滅ぼすぞクソヒューマン!」イライライラ
ヴィーネ「あー…………あはは、ガヴ落ち着いて」
ガヴリール「すっごく落ち着いてますけど!?」イライライライラ
サターニャ「ガヴリールぅ!今日も相変わらずちっこいわねー!あはははは」
ガヴリール「うっせぇ!」ペシーン!
サターニャ「ふぎゃっ!」
ラフィエル「いい音しましたねー」
ヴィーネ「…………」
20 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:24:02.73 ID:Tok9D2Hl0.net
【翌朝・下駄箱】
ガヴリール「あー、学校めんどくさ」カパッ
ガヴリール「…………」
ラブレター『』ドーン
ガヴリール「だからヴィーネの靴箱は私の上だって……」
『天真さんへ』
ガヴリール「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
23 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:26:02.98 ID:Tok9D2Hl0.net
【空き教室】
ガヴリール「こんなの貰ったってさー」
ガヴリール「本当に貰いたい相手から貰えなきゃ意味ないだろ…………くだらな」
ヴィーネ『勇気を出してくれた相手に対して、ちゃんと自分の気持ちを伝えないと失礼でしょ?』
ガヴリール「…………」
ガヴリール「こいつも勇気を出したって事なのかな」カサ
ガヴリール「……とりあえず読んでやるか」
ガヴリール「つーかなんだよこの丸っこい字。オカマかよ」
『放課後、屋上に来てください』
25 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:28:04.41 ID:Tok9D2Hl0.net
【屋上】
ガチャ
ガヴリール「……!」
ガヴリール「…………まさか、お前だとは思わなかったよ」
ガヴリール「ラフィエル」
ラフィエル「ガヴちゃん……」
26 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:30:03.96 ID:Tok9D2Hl0.net
ラフィエル「え?何がですか?」
ガヴリール「え?」
ラフィエル「え?」
ガヴリール「いや、ラブレターの差出人……」
ラフィエル「えっ、ラブレター?」
ガヴリール「屋上に来てくださいって」
ラフィエル「私は天界と電話をしてたんですが、人には聞かれたくなかったので屋上で」
ラフィエル「えっ!?ラブレター!?ガヴちゃんに?」
ラフィエル「えっ?えっ?ええっ???」
ガヴリール「驚きすぎだろ」イラッ
29 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:32:05.85 ID:Tok9D2Hl0.net
ラフィエル「誰なんですかそれ!いったい誰が!」
ガヴリール「だからそれを確かめにここに来たんだろうが!紛らわしいタイミングでこんな所にいやがって!」
ラフィエル「私悪くないです!」
ガチャ
ガヴリール「!!!」
ラフィエル「!!!」
ガヴリール「ばっ、ラフィどっかいけ!はやく!」
ラフィエル「あわわわわわ」タタタ
32 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:34:01.85 ID:Tok9D2Hl0.net
スタスタスタ
ガヴリール「う、嘘だろ?」
ガヴリール「まさかお前が……?」
サターニャ「ガヴリール……」
ガヴリール「サターニャ……!!」
ラフィエル(サターニャさん!?!?)
34 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:36:07.10 ID:Tok9D2Hl0.net
サターニャ「なんであんたこんな所にいるのよ?」
ガヴリール「はぁ?」
サターニャ「はっ!まさか私のメロンパンタイムを邪魔しに来たの!?」
ガヴリール「なんだそれ!」
サターニャ「屋上なら誰にも邪魔されないと思ったのにい!」
ガヴリール「まさかお前、そのメロンパンを食いに屋上までわざわざ……」
サターニャ「そのとおりよ!」
ガヴリール「家で食え!!!!」ペシーン!
サターニャ「ふべっ!」
35 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:38:06.85 ID:Tok9D2Hl0.net
ガヴリール「お前がラブレター出したんじゃないのかよ!」
サターニャ「はっ!?ラブレター!?」
ガヴリール「んぐっ、しまった……忘れろ!」
サターニャ「ガヴリールにラブレター!?誰よ!誰なの相手は!!教えなさいよ!」
ガヴリール「うっせぇ関係ないだろ!」
サターニャ「あるわよ!!」
ガチャ
ガヴリール「!!!」
サターニャ「!!!」
ガヴリール「やっべ!あっち行けサターニャ!!」
サターニャ「嫌よ!」
ラフィエル「サターニャさんおとなしく来てください」ガッ
サターニャ「ラフィエル!?離しなさい!」
サターニャ「許さないわよガヴリール!ラブレターなんて!そんなの私のモガモガ!」
ラフィエル「猿ぐつわとロープ持ってて良かったです」
39 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:40:04.22 ID:Tok9D2Hl0.net
ガヴリール「今度は誰が」チラッ
ヴィーネ「あ……ガヴ」
ガヴリール「ヴィーネかよおおおおお!!!」
ヴィーネ「えっ?えっ!何よその反応!!」
ガヴリール「今度はお前かよもう!いい加減にしろ!」
ヴィーネ「私が来たらダメなの!?」
ガヴリール「ラブレターのやつ来るの遅すぎだろ!!!!!」
ヴィーネ「えっ?」
42 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:42:03.34 ID:Tok9D2Hl0.net
ガヴリール「もうこれイタズラだろ……一日中こんなものに振り回されてたのか」パサ
ガヴリール「しね。全員しね。世界滅べ」ガク
ガヴリール「もういい、お昼寝する」ゴロン
ヴィーネ「あ、あのガヴ……なんかよくわからないんだけど」
ヴィーネ「そのラブレター出したの、私」
ガヴリール「は!?」ガバッ
43 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:44:06.51 ID:Tok9D2Hl0.net
ガヴリール「え、これ?ヴィーネが?」
ヴィーネ「う、うん……でも」
ヴィーネ「私……じゃ、ダメだったってこと、よね……さっきの反応からすると」
ガヴリール「全然良い」
ヴィーネ「んっ?」
ガヴリール「…………」
ヴィーネ「…………」
ガヴリール「ごめん。なんか変なテンションで頭が回ってないわ」
ヴィーネ「私もそんな感じなんだけど」
ガヴリール「ちなみに、これイタズラ?」
ヴィーネ「ううん、本気」
ガヴリール「私のこと好きな感じ?」
ヴィーネ「うん。本気で好きな感じ」
ガヴリール「実は私も」
46 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:46:03.36 ID:Tok9D2Hl0.net
ガヴリール「いま人生で一番時間を巻き戻したい気持ちだわ」
ヴィーネ「奇遇だけど、私も同じ気持ちよ」
ヴィーネ「これなに?告白こんな形で終わっちゃったの?」
ヴィーネ「屋上来るまでのドキドキを返してガヴ」
ガヴリール「貰ったつもりもないから返せない」
52 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:48:07.17 ID:Tok9D2Hl0.net
ヴィーネ「急にあんな手紙で呼び出しちゃってごめんなさい」
ヴィーネ「私、わたしね」
ヴィーネ「あなたの事が好き、です」
ヴィーネ「女の子に恋をしちゃうなんて良くないよね……」
ヴィーネ「でもガヴを想う気持ちがとまらなくて、抑えれば抑えるほどあふれるの」
ヴィーネ「ずっとずっと好きでした」
ヴィーネ「ガヴリール……」
ヴィーネ「私を、あなたの恋人にしてください」
ガヴリール「告白始めちゃったよこいつ」
56 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:50:04.71 ID:Tok9D2Hl0.net
ガヴリール「だから私も好きだって。さっき言ったじゃん」
ヴィーネ「のってよガヴ!ロマンチックな告白に憧れてたんだから!!」
ガヴリール「いやもう無理だろこれ」
ヴィーネ「このままじゃ恋人同士になった感じしないんだけど!」
ヴィーネ「え、ガヴ?私いまガヴの恋人になれてる?なったって事で良いの?」
ガヴリール「たぶん」
ヴィーネ「ガヴも曖昧な感じじゃない!」
ガヴリール「私もヴィーネの恋人になれてるのかわかんないし」
59 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:52:07.75 ID:Tok9D2Hl0.net
ヴィーネ「あうあうあう……これじゃ友達のままの雰囲気で流れそうな気がする」
ガヴリール「そんな事ないでしょ」
ヴィーネ「でもぉ……」
ガヴリール「……あるだろ、恋人感出る方法」グイ
ヴィーネ「ガヴ…………んむっ?」
ちゅ
ガヴリール「ぷは」
ガヴリール「ヴィーネ、愛してるよ」
ヴィーネ「」
ガヴリール「ヴィーネ?」
ヴィーネ「ちょっと待って、腰にきた。なにそのやり方ずるい。わたし立てない」ガク
64 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:54:04.08 ID:Tok9D2Hl0.net
ガヴリール「立てないか。なるほど、もっとキスするチャンスだな」
ヴィーネ「ちょ、ちょっと待ってガヴ。なんか変なスイッチ入ってない?」
ガヴリール「当たり前だろ。好きな奴に告白されて、キスまでしたんだぞ」
ガヴリール「逃がさないからなヴィーネ」
ヴィーネ「がゔぅ~……」
ラフィエル「……」
サターニャ「……」
ガヴリール「」ビク
67 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:56:07.16 ID:Tok9D2Hl0.net
サターニャ「こんなの、こんなの……」プルプル
サターニャ「認められない!!」
ヴィーネ「サターニャ!?ラフィも!」
サターニャ「ガヴリールは私のしもべになるのよ!!」
サターニャ「ヴィネットの物になるなんて……!」
サターニャ「うわああああん!やだやだやだやだぁぁぁ!」ビエー
ラフィエル「さ、サターニャさん?気持ちはわかりますが、落ち着いてください」
サターニャ「ふえーん」
ガヴリール「そういえばお前らいたんだっけ……」
ヴィーネ「や、やだ!もしかして全部見られてたの!?」
72 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/26 23:58:06.27 ID:Tok9D2Hl0.net
ラフィエル「ヴィーネさん。おめでとうございます」
ヴィーネ「あ、ありがとう?ラフィ」
ラフィエル「この修行期間の間はガヴちゃんを貸してあげます」
ヴィーネ「ん?」
ラフィエル「卒業したらガヴちゃんは天界へ連れて帰りますので」
ガヴリール「はぁ?」
ヴィーネ「そ、そんなことさせないわよ!」
ラフィエル「天使は天使同士!!悪魔は悪魔同士で恋をすれば良いんです!!」
ラフィエル「ガヴちゃんは渡しませんから!!!!」
ガヴリール「お前も落ち着け。そしてあっちに行け。邪魔だから」
75 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/27 00:00:11.39 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「まさかこれがヴィーネからの手紙だと思わなかったよ」カサ
ヴィーネ「ガヴって結構抜けてるわよね。明らかに私の字じゃない」
ガヴリール「ぐぐぐ……確かに」
ヴィーネ「あのね、正直ガヴは来てくれないと思ってたの。告白とか興味なさそうだったし、手紙に名前も書かなかったしね」
ヴィーネ「もし、私以外が屋上に来てたらどうしてた?」
ガヴリール「誰だろうと最初から断るつもりだったよ」
ガヴリール「ヴィーネ以外の、クソヒューマンどもから告られてもどうでもいいからな」
ヴィーネ「う……」///
ヴィーネ「どうでもいいのに、どうして屋上に来たの?」
ガヴリール「ヴィーネが、勇気を出した相手にちゃんと応えないと失礼だって言うから」
ガヴリール「勇気を出した奴って、どんな奴なんだろうって気になったから、来てみたんだ」
ヴィーネ「じゃあ私がそう言わなかったら……」
ガヴリール「無視してたね」
ヴィーネ「あ、危なかったぁぁぁ」
ガヴリール「私も、こういう結果になってよかった」
78 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/27 00:02:04.83 ID:9Chly0Uv0.net
ヴィーネ「実は私、ラブレターもらうのまんざらでもなかったのよね」
ガヴリール「あ?なんでだよ」イラッ
ヴィーネ「ふふふ」
ガヴリール「なに」イライラ
ヴィーネ「ガヴ、私が告白されるたび嫉妬してくれてたでしょ?」
ガヴリール「………………」
ヴィーネ「嫉妬してたわよね?」
ガヴリール「………………」
ヴィーネ「嫉妬でしょ?」
ガヴリール「………………」
ヴィーネ「嫉妬ね」
ガヴリール「なんで確信に変わってんだよ!」
80 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/27 00:04:03.26 ID:9Chly0Uv0.net
ヴィーネ「誰が手紙をくれたとかどうでもよかったの。私の事でガヴがイライラしたり不機嫌になってくれるのがすごく嬉しかった」
ヴィーネ「私宛のラブレター、クシャクシャにしちゃった所とか、かわいかった」
ヴィーネ「そのまま捨てちゃわない所がガヴの優しさよね」
ガヴリール「お、お前……!困ったフリしながらそんな事考えてたのか!?」
ヴィーネ「困ってはいたわよ。期待を持たせないように断るのって大変なんだから」
ガヴリール「この悪魔!」
ヴィーネ「え!私悪魔らしかった!?」
ガヴリール「嬉しそうにするな!」
87 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2017/07/27 00:10:44.02 ID:9Chly0Uv0.net
ガヴリール「なんか私アホみたいだな」
ヴィーネ「人を好きになるって大変よね」
ガヴリール「身にしみたよ……」
ヴィーネ「でも好きになって良かった」
ヴィーネ「ガヴも、そう思ってくれてたら嬉しいな」
ガヴリール「ヴィーネ……」
ヴィーネ「ガヴリール、好きよ」
ガヴリール「私も好きだよ、ヴィーネ……」
ちゅ
ラフィエル「あわわわわわ」
サターニャ「ガヴリールぅ……!」
タプリス「ぎょえええええ」
ガヴリール「おい!タプリスまで連れてくんな!!」
完
元スレ:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1501078092/
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