剣心 「蒼紫がひきこもって出てこないんでござるか？」

7 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/12 22:49:26.56 ID:kqqMavr/0.net

剣心「本人が自分の答えを見つけて立ち直るまではそっとしておくのが一番でござるよ」

操「でも・・・蒼紫さま座禅組んでるだけで飲まず食わずだよ　
このまま即身成仏になっちゃわないか心配で」

剣心「半年もでござるか・・ところで、葵屋の皆は今どうしているでござる？」

8 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/12 22:53:46.43 ID:kqqMavr/0.net

操「みんなは他のお店で働いてるよ　私は白べこで給仕をやってる」

剣心「なるほど」

操「食中毒で葵屋がつぶれちゃったの蒼紫様のせいじゃないのに・・・！！」

剣心「わかった　蒼紫に会って話をしてみるでござる」

9 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/12 22:59:16.63 ID:kqqMavr/0.net

―――禅寺―――

操「蒼紫さまー来たよー！緋村も一緒だよー！！」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

蒼紫「・・・」

剣心　「蒼紫、久しぶりでござるな」

蒼紫「・・・」

10 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/12 23:07:42.83 ID:kqqMavr/0.net

剣心 「瞑想の途中じゃましてすまんな　いきなりだが久々に茶の湯でも一緒にどうだ？」

蒼紫 「・・・帰ってくれ　俺は今誰とも話す気はない」

操 「やっぱりダメかぁ・・・」

12 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/12 23:14:32.17 ID:kqqMavr/0.net

剣心「そうか・・・では話す気になるまでここで待たせてもらう」

操 「緋村ー向こうにお茶室があるよ　そっちで待とうよ」

剣心 「わかった　ではそこで待たせてもらう・・・蒼紫、気が向いたら来てくれ」

蒼紫 「・・・・」

13 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/12 23:20:22.04 ID:kqqMavr/0.net

―――茶室―――


操 「このお茶おいしい！新茶だね」ｽﾞｯ

剣心 「ところで操殿・・しばらく会わない間に大人っぽくなったでござるな・・」

操　「えへへーわかる？おっぱいちょっとだけおっきくなったんだよー！！」

14 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/12 23:23:57.92 ID:kqqMavr/0.net

剣心 「中身はまだまだ子供でござるがな・・」

操 「あーひどぉい！！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

剣心 「そこがいいんでござるよ・・かわいいでござるなぁ　操殿は・・」

17 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/12 23:39:31.37 ID:kqqMavr/0.net

操 「ねぇ・・緋村ぁ・・久しぶりに会ったし・・しない？」

剣心 「み、操殿 ここじゃまずいでござるよ！」

操「大丈夫だよ ここの家主さんは外出中だし
今までどれだけ大声出そうが騒ごうが蒼紫さま出てこなかったんだから」

剣心 「仕方ないでござるなぁ じゃあ・・ちょっとだけ・・・」

18 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/12 23:43:38.45 ID:kqqMavr/0.net

――――――――
―――――
―――

蒼紫 「・・・なんか茶室の方から不思議な音が聞こえる」


蒼紫 「・・・気になる」

19 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/12 23:50:01.02 ID:kqqMavr/0.net

蒼紫 「いかん、瞑想に集中せねば！！
俺は悟りの境地を極める！！！！」


――やぁんっ・・緋村のおっきい・・・！

――操殿の締め付け具合、最高でござるな・・！ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ!!

蒼紫「！？」

20 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[] 2015/05/12 23:53:31.94 ID:kqqMavr/0.net

―――再び茶室―――

蒼紫「お前ら！神聖な場所でなにやってるんだ！！」ｶﾞﾗｯ

操 「あっ、蒼紫さまっ・・！！」

21 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[] 2015/05/12 23:57:13.66 ID:kqqMavr/0.net

操 「何って・・パンこねてるだけだよ
お茶に合うお菓子がなかったから作ろうと思って」

剣心 「拙者、パン作りが趣味なゆえ」

蒼紫 「いや、締まり具合ってなんだよ！」

22 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[] 2015/05/13 00:05:26.29 ID:bgkiXJ4C0.net

剣心 「締まり具合と言うのはねじりパンの事でござるよ
操殿はちょうど良い感じの固さに生地を編んでいたでござるゆえ」

操 「蒼紫さま・・前食べた時に美味しいって言ってたよね？だからまた作ってあげようと思って」

蒼紫 「・・・」

23 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[] 2015/05/13 00:11:10.41 ID:bgkiXJ4C0.net

剣心 「蒼紫、今はまだ引きこもっていてもいい。
ゆっくりでいいから少しずつ社会復帰するでござるよ」

蒼紫 「おまえら・・・(´；ω；`)」

操 「蒼紫さま泣かないで」ﾅｾﾞﾅｾﾞ

24 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/13 00:15:18.66 ID:bgkiXJ4C0.net

こうして蒼紫は立ち直り葵屋を再開したのでした。剣心は相変わらず働きませんでした


おしまい

25 : 以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします[sage] 2015/05/13 00:15:51.10 ID:bgkiXJ4C0.net

読んでくださった方ありがとうございました

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元スレ：http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1431437952/