千尋「仕事はつらいよ～」 釜爺「昔はもっとブラックだったんじゃよ」

4 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:10:46 ID:sH5

数十年前･･･

父役「湯婆婆様、薬湯の元のﾏﾑｼや蛇の干物が高騰して、やっていけません!!!!!!」

湯婆婆「だったら、拾ってくればいいじゃないか!!!!!!」

父役「ムリですよ!!!!!!わたしども蛙なんで、怖くて拾えませんよ!!!!!!」

6 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:13:08 ID:sH5

湯婆婆「ムリなもんかい！ムリというのは嘘吐きの言葉なんだよ!!!!!!」

7 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:13:51 ID:sH5

父役「というわけで、みんなでﾏﾑｼ拾いに行くぞ！」

兄役「待って下さいよ！そんなことしたら、こっちが死んじまいますよ!!!!!!」

父役「確かにそうだな。ﾏﾑｼに限らず蛇は怖いしな･･･。かと言って、予算もないし･･･。」

8 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:15:13 ID:sH5

番台蛙「大体、湯婆婆様はむちゃくちゃなんだよな。安っぽいメシでただ働きさせるし、それで風呂の運営も安く済ませようとするから･･･」

青蛙「こっちも考えなきゃ行けませんね」

父役「それが末端の要領ってやつだよな。」

9 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:16:54 ID:sH5

兄役「そうだ！どうせ湯婆婆様は現場を見ておられない。蛇の代わりにミミズで代用するってのはどうでしょうか!?」

番台蛙「そりゃいいですね！ミミズなら簡単に取れるし、釣具店でも安く買えるし！」

父役「そうしよう。このことは内密にな！保健所に知れるとまずいし･･･」

11 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:20:54 ID:sH5

釜爺「そういうわけで、薬湯の元はミミズの干物になっておるんじゃ。」

千尋「へぇー。でも大丈夫なの？」

釜爺「まあ、湯婆婆も感づいたが、目をつぶって今日までやっておる。偽装なんてやらなきゃ潰れるからのお。世間にバレなきゃいいんじゃ！」

千尋「大人の世界って･･･」

12 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:21:25 ID:sH5

釜爺「昔は従業員も少なかった。加えて睡眠時間は3時間しか与えられず、食事も満足には与えられず、過労死する者自殺する者もあとをたたんだ。」

釜爺「あと、昔はこういうこともあった･･･」

13 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:28:35 ID:sH5

湯婆婆の部屋

ﾆｷﾞﾊﾔﾐｺﾊｸﾇｼ「あのー……ここで働かせてください！大規模開発で、川が埋め立てられてしまったので、川の神の仕事がなくなり、働きたいんです！」

14 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:29:37 ID:sH5

湯婆婆「馬鹿なおしゃべりはやめとくれ。そんなひょろひょろに何が出来るのさ。ここはね、お前の来るところじゃないんだ。八百万の神様達が疲れをいやしに来るお湯屋なんだよ。

それなのにおまえの川の近くの人はなんだい？自然を豚のように食い散らして。神の役割を全うしなかった当然の報いさ。
おまえも元の世界には戻れないよ。

子豚にしてやろう。ぇえ？石炭、という手もあるね。

へへへへへっ、震えているね。でもまあ、良くここまでやってきたよ。誰かが親切に世話を焼いたんだね。
誉めてやらなきゃ。誰だい、それは？教えておくれな……」

15 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:30:23 ID:sH5

ﾆｷﾞﾊﾔﾐｺﾊｸﾇｼ「ここで働かせてください！」
湯婆婆「まァだそれを言うのかい！」

ﾆｷﾞﾊﾔﾐｺﾊｸﾇｼ「ここで働きたいんです！」

湯婆婆「だああああまああああれええええええ!!!!!!!!!!!!」

16 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:31:21 ID:sH5

湯婆婆「なんであたしがおまえを雇わなきゃならないんだい！？見るからにグズで！甘ったれで！泣き虫で！頭の悪い子男に、仕事なんかあるもんかね！
お断りだね。
それとも一番つらーいきつーい仕事を死ぬまでやらせてやろうかぁああああああああ？」ﾏｼﾞｷﾁｽﾏｲﾙ

ﾆｷﾞﾊﾔﾐｺﾊｸﾇｼ「分かりました･･･」

17 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:32:16 ID:sH5

湯婆婆「そうかい、契約書だよ。そこに名前を書きな。働かせてやる。その代わり嫌だとか、帰りたいとか言ったらすぐ子豚にしてやるからね。」

ﾆｷﾞﾊﾔﾐｺﾊｸﾇｼ「あの、名前ってここですか？

湯婆婆「そうだよもぅぐずぐずしないでさっさと書きな！」

湯婆婆「書いたかい？」

ﾆｷﾞﾊﾔﾐｺﾊｸﾇｼ「あっ」

18 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:32:53 ID:sH5

湯婆婆「フン。ﾆｷﾞﾊﾔﾐｺﾊｸﾇｼというのかい？」

ﾆｷﾞﾊﾔﾐｺﾊｸﾇｼ「はい」

湯婆婆「贅沢な名だねぇ。」ｽｯ

湯婆婆「今からおまえの名前はハクだ。いいかい、ハクだよ。分かったら返事をするんだ、ハク！！」

ハク「は、はいっ！」

20 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:34:08 ID:sH5

湯婆婆「では、服を脱いでそこのベッドに横になりなさいwwwwww」ﾆﾔﾆﾔ

ハク「はい？」

湯婆婆「ここは湯屋だ。まぁ、人間界で言うところの風俗店もかねておる。」

ハク「しかし、それは女の役割ではないですか？」

21 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:34:57 ID:jNL

想像したらハクが思った以上にかわいい

22 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:35:47 ID:sH5

湯婆婆「わかってないねえ。客の中には女神様もおられる。女性のニーズに対応してこそ、店も儲かるんだよ。」

ハク「まさか･･･」

23 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:37:02 ID:sH5

湯婆婆「わかってるじゃないか？うん？あたしがその実技指導をしてあげようと言っているんだあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

ハク「いやあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

湯婆婆「おっと、イヤとか言ったら？」ﾆﾔﾆﾔ

ハク「わかりました･･･」

24 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:38:24 ID:sH5

湯婆婆「じゃあまずはディープキスをしてもらうぞwwwwww」

ハク「んぐっ」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

湯婆婆「んほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおショタの舌は気持ちいいじゃないかあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

25 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:39:23 ID:sH5

湯婆婆「次は手でマンコをマッサージするんだよwww」ﾇｷﾞｯ

ハク「（なんだよこれ･･･デケエ鮑みたいだな）」ｸﾁｭｸﾁｭ

湯婆婆「んほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお気持ちいいわああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

26 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:40:22 ID:sH5

湯婆婆「次はﾏﾝｺを舌で舐めるんだよwww」

ハク「（うっ、なんだこの臭い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!）」

湯婆婆「おっと言い忘れておった。化粧おとすのが面倒で一週間風呂入ってなかったから。まぁよろしくwww」ﾏｼﾞｷﾁｽﾏｲﾙ

ハク「んんんんんん!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

湯婆婆「んほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお竜の舌は長くて奥まで入るうううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ﾌﾟｯｼｬｰ

湯婆婆「すまん。潮吹いたwwwwww」

ハク「」ﾎﾞｰｾﾞﾝ

27 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:41:23 ID:sH5

湯婆婆「仕上げだよ。このトンネルのようにデカいﾏﾝｺにお前のﾁﾝｺを入れな!!!!!!おっと気絶してるね。仕方ない。上に乗っかって入れるとするかwwwwww」ﾖｲｼｮｯﾄ　ｽﾞﾎﾞｯ

ハク「」

28 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:42:26 ID:sH5

湯婆婆「んほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
さよならのときのおおおおおおおお静かな胸が揺れるぞおおおおおおおおおおおおおおおおゼロになるからだが耳をすませるううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

ハク「」

29 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:42:52 ID:sH5

湯婆婆「おうっとまた潮吹きそうだああああああああああああああああああああああああああああああああ顔にかけるぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ﾄﾞﾊﾟｰ

ハク「」

30 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:43:20 ID:sH5

湯婆婆「ふぅーっと、どうだい？まぁ今日はこんなところてと！」

紙人形「」ﾁﾗｯ

銭婆「湯婆婆め。ここまでしておるとは･･･」

31 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:44:12 ID:sH5

釜爺「銭婆は湯婆婆のブラックぷりに気づいた。そして、従業員たちからも反対運動がおき、銭婆と従業員たちはこれらの証拠をつきつけ、従業員たちはストを断行し、銭婆は油屋への資金援助を止めると脅し、契約印も取り上げたんじゃ。

そして、こういったことが二度とないよう、湯婆婆は銭婆の仲介の下、従業員たちと契約をすることになったんじゃ。

そこでは、仕事をしたい者には仕事を与えること、手柄を立てた者には褒美を与えるなど、労働環境の改善がうたわれたんじゃ。」

32 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:44:48 ID:sH5

千尋「私も一生懸命働いたら、お父さんお母さんと一緒に帰れるかな？」

釜爺「もちろんじゃ。そういうことも契約書にかかれておる。だからがんばるんじゃぞ。」

33 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:45:25 ID:sH5

人間界でもブラック企業は社会問題になっている。
しかし、前近代においてはもっと深刻な搾取が行われていた。これに対して、人々が声を上げて闘いつづけたがゆえに、今日の労働基本権があるのである。
「権利の上に眠る者は保護せず」
権利は国民の不断の努力によって勝ち取られるのである。最も義務は果たさなければならないが。

おわり

34 : 名無しさん＠おーぷん[] 2015/01/29 11:46:15 ID:jNL

乙

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元スレ：http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1422497208/