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モバP「冬空に天才」

2 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 03:48:19.36 ID:7CsfaWlU0


――事務所


P「……」カタカタカタ……


千川ちひろ「……」ジーッ




ガチャ


池袋晶葉「やあ、お疲れ様」


P「……」カタカタカタ……


晶葉「おい、無視するんじゃない」


P「ん……ああ、晶葉か。どうした?」


晶葉「君こそどうしたんだ、P」


P「……そんなに元気なく見えるのか」


晶葉「ああ。いつもの君らしくない」


P「俺はいつも通りだが……」


晶葉「むぅ……」


ちひろ「……」ハァ




3 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 03:50:02.87 ID:7CsfaWlU0


ちひろ「……晶葉ちゃん、ちょっといいかしら」チョイチョイ


晶葉「ん? ああ……」




ちひろ「プロデューサーさん、少し前からあの様子なの」


晶葉「ふむ……」


ちひろ「話しかけても時々気付いてないみたいですし……」


晶葉「困ったな」


ちひろ「本当にですよ」



4 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 03:51:26.86 ID:7CsfaWlU0


晶葉「……ちひろ。しばらくPを借りてもいいか?」


ちひろ「プロデューサーさんを?」


晶葉「ああ。ずっと仕事詰めなのも良くないだろう?」


晶葉「たまには私に付き合ってもらおうじゃないか」


ちひろ「……それじゃあプロデューサーさんのこと、晶葉ちゃんにお願いしちゃおうかしら」


晶葉「そうか。ありがとう」


ちひろ「ああ、そうだ。ついでに買い出し、お願いしてもいい?」


晶葉「買い出し?」


ちひろ「少し遠くなっちゃうかもしれないけれど……これ、頼めるかしら」ピラッ


晶葉「ふむ……分かった」


ちひろ「ごめんね晶葉ちゃん、せっかくの機会なのに」


晶葉「いや、これくらいはお安い御用さ。ありがとう、ちひろ」


ちひろ「いえいえ、楽しんできてくださいね♪」



5 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 03:54:07.31 ID:7CsfaWlU0


晶葉「……というわけだ、P。仕事を切り上げて私に付き合ってくれ」


P「……へ?」


P「いや、まだ仕事が……」


ちひろ「私が代わりに引き受けますよ?」


P「え?」


ちひろ「たまには息抜きしてきたらどうですか?」


ちひろ「ここのところずっとお仕事ばかりでしたし……」


P「でも……」


晶葉「むぅ……」ジーッ


P「……いえ、そうですね。お願いします」


晶葉「そうか! さあ、すぐに支度だ。時間がもったいないからな!」パァッ


P「分かった分かった」


ちひろ「プロデューサーさん、あとは任せて下さいね。それじゃあ、ごゆっくりどうぞ♪」


P「は、はい……? 分かりました」



6 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 03:56:11.29 ID:7CsfaWlU0


――――


P「……一体何だったんだ、晶葉?」


晶葉「まあ、まあ。私もちひろも、君のことが心配だったんだ」


P「俺が?」


晶葉「最近ずっと上の空だったからな。気付いてなかったのか?」


P「あー……確かにそうだったかもしれない」


晶葉「……それに最近、あまりかまってもらえてなかったしな」ボソッ


P「ん?」


晶葉「なんでもない。ほら、行くぞ」


P「はいはい」



7 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 03:58:06.57 ID:7CsfaWlU0


P「今日は特に寒いな……晶葉は、大丈夫そうだな」


晶葉「……なんだ、その目は」モコモコ


P「いつになくお洒落だと思ってさ」


晶葉「……クリスマスプレゼントで貰ったんだ。着ないわけにいかないだろう」フイッ


P「なるほどな」


晶葉「君はいつもの格好だな」


P「これが落ち着くんだ。それに、十分暖かい」


晶葉「そうか……その、似合っているか?」


P「もちろん」


晶葉「……と、当然だろう。皆が選んでくれたんだからな」




P「それで、どこに行くんだ?」


晶葉「いつものパーツショップだ。年末年始で閉まる前に顔を出そうと思ってな」


P「へぇ……ん、少し遠くないか?」


晶葉「たまには歩くのも、いいだろう」


P「そうだな」



8 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:02:13.04 ID:7CsfaWlU0


P「そうか……もう、年末だもんな」


晶葉「ああ。すっかりクリスマスも終わってしまった」


P「プレゼント、ありがとな。サンタロボは助かったよ」


晶葉「そうか。そう言ってもらえると、私も嬉しいぞ」


晶葉「何しろ一月前から計画していたからな!」


P「プレゼントを渡したら、まさか自動で配りに行くとは思わなかったよ」


晶葉「新しい技術を取り入れてみたんだが……上手く行ってくれたようだな」ニコッ


P「流石だったよ」


晶葉「へへん、もっと褒めてくれてもいいんだぞ?」


P「……ただ、ロボの早さが足りなくてなぁ」


晶葉「……うっ」


P「結局、俺が手渡しするのとあまり変わらなかった気がするんだが」


晶葉「その、それは……来年の課題だな」



9 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:03:56.60 ID:7CsfaWlU0


――――


カランコロン


「いらっしゃい……おう、晶葉ちゃんじゃねぇか」


晶葉「やあ、店長。アレは届いているかい」


「もちろんだ、ちょっと待ってな……」



P「……いつ見ても、すごいな」


晶葉「だろう? これだけの種類を揃えているのは、ここだけだからな」


P「へぇ……俺には同じようにしか見えん」


晶葉「それと……少々恥ずかしいんだがな」ボソッ


P「?」


晶葉「店長が私のファンなんだ」ヒソヒソ


P「なるほど」ヒソヒソ



10 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:07:48.38 ID:7CsfaWlU0


「ほら、これで間違いないか?」


晶葉「ああ。いつもありがとう」


「それからこれも。おまけだ」


晶葉「そんな……本当にいいのか?」


「いいんだ、持ってってくれ。前から欲しがってたろ?」


P「……ありがとうございます。ほら、晶葉」


晶葉「ああ……ありがとう」


「俺からのクリスマスプレゼントみたいなもんだ。貰ってくれ」



「それから……ちょっと、兄ちゃん」


P「……?」


P「何でしょうか」



11 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:09:33.48 ID:7CsfaWlU0


――――


P(それから何軒か、晶葉が懇意にしている店を回った)


P(どこの店でも、晶葉は顔と名前を覚えられているほど有名だった)


P「まるで街のアイドルだな」


P「……いや、今や晶葉はメジャーなアイドル、って所だろうけど」


晶葉「……私はもう、アイドルだぞ?」


P「そうだけどさ」


P「ちゃんと覚えてもらえてて凄いな、ってこと」


晶葉「そうか? 確かに私みたいな客は少ないだろうが……」


P「みんな、晶葉を見たら喜んでくれただろ」


P「それだけ、ファンがいてくれるんだなって思ったんだ」


晶葉「そうだな……こうやって、直接声を聞けるのは嬉しいよ」


晶葉「だが、私もメジャーなアイドルに留まっているわけにはいかないからな」


P「日本を代表するようなアイドルになって貰わなきゃな」


晶葉「もちろんだ。もっと上を目指そうじゃないか」



12 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:12:03.50 ID:7CsfaWlU0


P「ところで、次はどこだ?」


晶葉「む……さっきの店で全部だな」


P「他に予定は?」


晶葉「……ああ、ちひろから買い出しを頼まれていたんだった」


晶葉「えっと……これだ」ピラッ


P「……ここからだとそう遠くないな」


晶葉「では、行こう。ほら」クイッ


P「楽しそうだな」


晶葉「そうか?」


晶葉「……そうかもな」



晶葉「……ほら!早く行くぞ、P」グイッ


P「はいはい……そんなに急ぐなよ、転ぶぞ」



13 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:14:10.18 ID:7CsfaWlU0


――――


P「さて……これで全部か」


晶葉「……ほとんど事務用品だな」


P「ああ。年末年始も忙しいしな。足りなくなった時の予備ってところだろう」


P「それより……何か欲しいのがあったら、いいんだぞ?」


晶葉「本当か?」


P「ああ。経費では落とせないけど……」


晶葉「ほう……P、ちょっと来てくれ」


P「ん?」


晶葉「せっかくだ、君に選んでもらおう」



14 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:16:29.98 ID:7CsfaWlU0


晶葉「さあ、選んでくれ」


P「へぇ、手帳か」


晶葉「来年こそは予定で埋め尽くしてくれよ?」


P「……善処する」


晶葉「ははっ、半分冗談だ」


P「でも、来年こそはもっと晶葉に頑張ってもらわないとな」


晶葉「もちろんだ。今以上に君にも働いてもらおう」


P「そうだな……じゃあ、これとかどうだ?」


晶葉「ほう……かわいいデザインだな」


P「こういうの好きだろう? ほら、うさぎがついてるだろ」


晶葉「……ふふ、中々センスがあるじゃないか」


P「これくらいは、何となく分かるよ」



15 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:17:32.13 ID:7CsfaWlU0


晶葉「そうか。では、君はこれだな」


P「ほう」


晶葉「君の趣味に合うといいんだが」


P「……うん。いいと思う」パラパラ


晶葉「だろう?」


P「それじゃあ、これも一緒に……」


晶葉「ああ、待ってくれ。これは私が買う」


P「?」


晶葉「……君が自分で買っては、意味がないからな」


P「そうか……?」


晶葉「そういうものさ」



16 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:23:00.59 ID:7CsfaWlU0


――――


晶葉「ふふ……」ニヤニヤ


P「どうした晶葉?」


晶葉「ん、何でもない、何でもないぞ?」


P「そうか……顔に出てるぞ」


晶葉「!」


晶葉「わ、忘れろ。今すぐにだ」


P「ああ。考えとく」


晶葉「……はぁ」


晶葉「君に忘れろと言って、忘れてくれた事はなかったな」


P「そりゃあ、忘れるのは難しいからなぁ」


晶葉「いっそ、記憶ごと消せば……」ニヤリ


P「やめてくれ」


晶葉「さすがに冗談だ」



17 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:25:11.95 ID:7CsfaWlU0


P「さて、結構いい時間だな」


晶葉「本当だ……そろそろ戻るか?」


P「ああ。これ以上は暗くなりそうだし」


晶葉「ふむ……」


P「どこか寄っておきたいところはあるか?」


晶葉「そうだな……」




晶葉「……なあ、P」


P「ん?」


晶葉「少し、話をしたい」


P「そうか。分かった」



18 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:27:38.57 ID:7CsfaWlU0


――――


P「……ほら、晶葉。ココアで良かったか」


晶葉「……ああ。ありがとう、P」




晶葉「……今年も、もうすぐ終わるんだな」


P「そうだな」


晶葉「……私としては、物足りない一年だったな」


P「……」


晶葉「べつに君を非難したい訳じゃない」


晶葉「私自身、力が及ばなかったところはある」


P「……そうか」


晶葉「でも、いいんだ」


晶葉「私にはまだまだ越えなければいけないものがあると、気付けたからな」



19 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:34:41.40 ID:7CsfaWlU0


晶葉「……そういえば」


晶葉「さっきの、店長との話」


P「ああ」


晶葉「この前の争奪選挙の話だろう?」


P「……そうだ」


晶葉「だと思ったよ」


晶葉「君がずっと、ここ数日悩んでいたのもそれだろう?」


P「……」


晶葉「……確かに、私は落ちたけれど」


晶葉「大丈夫だ。これが最後のチャンスというわけでもないだろう?」


P「ああ……」


晶葉「だから、そんな顔をしないでくれ、P」


晶葉「君はもっと自信を持って、トップアイドルのプロデューサーなんだ、くらいの意気込みでいればいい」



20 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:37:58.23 ID:7CsfaWlU0


晶葉「……そうだ。オーディションのひとつじゃないか」


P「でも」


晶葉「また、次がある。何度だって、チャンスはある」


晶葉「だから、だから……Pにそんな顔で、いてほしくないんだ」


P「……晶葉」


晶葉「……私には、応援してくれるファンの皆がいる」


晶葉「皆の力のおかげで、私は表舞台に立てている」


晶葉「それが分かっただけでも、嬉しいんだ」


P「……俺は」


P「悔しかったんだ。晶葉を一位にできなくて」


P「それどころか、入賞すら届かなくて」


晶葉「……それは」


晶葉「君だけの所為じゃ、ない」



21 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:42:13.24 ID:7CsfaWlU0


晶葉「……」


晶葉「私だって、悔しいさ」


晶葉「私の力が及ばなかったのは事実だからな」


P「……」


晶葉「……だが」


晶葉「壁が高いのなら、越えればいいだけのことだ」


晶葉「それに、今の私には……Pがいる」


晶葉「君はただ、私の隣で自信たっぷりに笑ってくれればいい」


P「晶葉……」


P「はは……そうだったな」


P「誰よりも、晶葉を信じなきゃいけなかったのに」


P「俺が弱気になってちゃ、駄目だよな」


晶葉「……いいんだ。私だって、弱気になることくらいある」


晶葉「私には、アイドルなんて華やかなものは似合わないんじゃないかって、不安になることも……あるんだ」



22 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:44:46.98 ID:7CsfaWlU0


晶葉「時々、思うんだ。私には薄暗い裏方が似合うんじゃないかって」


晶葉「君のおかげで、私は変われたはずなのに」


晶葉「もしかしたら、それはただの思い上がりだったんじゃないかって……」


P「そう……だったのか」


晶葉「……忘れないでくれ、P」


晶葉「君は私を、裏方から連れ出してくれた」


晶葉「私に『表舞台のほうが似合っている』と、言ってくれたんだ」


P「!」


晶葉「Pがくれたガラスの靴……そういうことだと受け取ったよ」


晶葉「やるからには最後まで……君を、私を信じたい」


晶葉「だから……その。来年こそは期待しているからな」


P「……勿論だ。待っててくれ」


P「来年こそは、晶葉をトップまで連れて行く」


晶葉「ああ。約束だ」



23 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:45:45.40 ID:7CsfaWlU0



晶葉「……へへん、ようやく君らしい顔になったじゃないか」


P「そうか?」


晶葉「ああ。自信に溢れていて、まっすぐ前を向いていて……」


晶葉「なんだか、安心できるんだ」


P「……ありがとな」



24 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:47:56.40 ID:7CsfaWlU0


――――


P「……ずいぶん暗くなったな」


晶葉「ああ。ちひろも待っていることだろう」


P「それじゃあ、帰ろうか」


晶葉「そうだな……ああ、P」


P「どうした?」


晶葉「……いや、少し寒いなと思ってな」


P「……?」


晶葉「その、手を貸してくれ。右手だ」


P「……ほら」


ギュッ


晶葉「……ふふ、なんだか温かいな」


P「そうだな。温かい」



25 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:51:14.41 ID:7CsfaWlU0


P「……冬が寒くて本当に良かった、か」


晶葉「?」


P「そういう歌があるんだ」


晶葉「へぇ……確かに、そうかもな」




晶葉「……やっぱり、まだ寒いと思わないか?」


P「そうかもしれないな」


晶葉「だったら……もう少し、こっちに寄ってくれると嬉しい」


P「はいはい」


晶葉「……ふふっ」


P「どうした?」


晶葉「何でもない……さあ、事務所に帰ろう」


P「……そうだな。帰ろうか」



26 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:56:52.27 ID:7CsfaWlU0


――事務所


ガチャッ


P「お疲れ様です」


ちひろ「あら、おかえりなさい、プロデューサーさん、晶葉ちゃん!」


晶葉「ただいま。ちひろ、ちゃんと買ってきたぞ」


ちひろ「ふふ、ありがとう晶葉ちゃん。それで……」ジーッ


P「?」


ちひろ「上手く行ったみたいですね♪」ニコッ


晶葉「な、何を言って……そ、その……」


晶葉「……ありがとう、ちひろ」ボソッ


ちひろ「いいんですよ、二人とも楽しかったみたいですし」


ちひろ「ねっ、プロデューサーさん?」


P「へ? ああ、そうですね……?」


晶葉「お、おい! P!」



27 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 04:59:27.99 ID:7CsfaWlU0


P「そうだ、仕事は……」


ちひろ「ああ、終わらせちゃいました」


P「えっ」


ちひろ「あとは任せて下さい、って言ったじゃないですか」


ちひろ「……もしもプロデューサーさんが元気ないまま帰ってきたらと、思って」


P「そうですか……ありがとうございます、助かりました」


ちひろ「いえいえ、プロデューサーさんと晶葉ちゃんのためですから!」


晶葉「……ふふっ」


P「晶葉?」


晶葉「いや、大したことじゃないさ……ただ」


ちひろ「ただ?」


晶葉「なんだか改めて言うのは恥ずかしいが……」


晶葉「ちひろ、P」


晶葉「今年も良い一年だった。ありがとう」



28 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 05:01:19.42 ID:7CsfaWlU0


晶葉「……それと」


晶葉「来年も、よろしく頼む」


ちひろ「……ええ、もちろんですっ♪」


P「こちらこそ、よろしくな」



晶葉「来年こそは、だぞ」


P「……ああ。楽しみに待っててくれ」


晶葉「ふふっ……もう半分のガラスの靴、いつまでも待っているからな」




29 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 05:04:05.40 ID:7CsfaWlU0

以上で終わりです。
ありがとうございました。

30 : ◆.FkqD6/oh.[saga] 2014/12/28 05:14:52.34 ID:7CsfaWlU0

池袋晶葉(14)

http://i.imgur.com/FtdNVKE.jpg
http://i.imgur.com/ovRZ56w.jpg


元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419705904/
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