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6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 17:39:46.42 ID:fnE9xhuDO

女「これなら大量に釣れる!…ん?」ブーッブーッ

女「誰だよこんなときにメールなんて」カチカチ

女「なんだ男じゃん」

from 男
subject
本文
借りてた漫画とゲーム返すから女の家行っていい?
あと○○の最新巻買ったから持っていく?

女「おーもうクリアしたのかー!はやっ」

女「『おっけー最新巻よろしく』っと」カチカチ

女「そーしん!」カチ

女「さーてレスついたかなー♪」



8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 17:42:01.17 ID:fnE9xhuDO

コンコン

女「きたきた!入っていーよー」

男「おじゃまします」

女「どうだったー?ゲーム!ストーリー結構面白いっしょ?」

男「うーん…可もなく不可もなくって感じ。やりこみ要素はあると思う」

女「うんうん!漫画は?」

男「漫画はー…」


男は隣に住んでる小さい頃からの幼なじみだ。
お互いひとりっこだったり、親の仲がよかったりと昔から兄弟同然に過ごしてきた。
同じような環境で過ごしてきたのに性格は正反対だった。

私はクラスのムードメーカー。男友達も多く、運動部で部長をしている。
対して男はいわゆる草食系だ。特技はゲームと機械いじりと家事。
同じような環境といっても男の場合、両親は昔からどちらも働いているため、近所で遊ぶ時間は家事の時間に取られていた。
そのせいなのか、人見知りで無口、会話が苦手。親しい友人も少数のようだ。




9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 17:44:16.33 ID:fnE9xhuDO

女「あー今日おかーさんいないんだったわ…男、夕飯食べていかない?この前教わった料理さ、練習したから食べてよ!」

男「いいよ。心配だから手伝おうか?」

女「あっ!心配だからってどういうこと!?」

男「なんの意味もねーよ」ニヤニヤ

女「なによその笑い方ー!」ワシャワシャ

男「うわっつ、やめろよ」


女(あれ?男ってこんなに背、高かったっけ…)ワシャワシャ

女(肩幅も広くなったし…)ワシャワシャ

女(もう高2だもんなぁ…)ワシャワシャ



11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 17:45:48.08 ID:fnE9xhuDO

男「おーい、女ー」

女「…」ワシャワシャ

男「女?」

女「えっ?あっ、ああ、男も大きくなったなーなんて思ってさっ」ワシャワシャ

男「……。余計なお世話だ。そんなことよりそろそろ夕飯作らないか?いい加減髪が…」

女「あーごめん。……この髪型結構男前じゃなーい?」ニヤニヤ

男「やめろよ…っ」

女「あはっ照れてるなお主ぃ~」ニヤニヤ

男「ほ、ほらっ夕飯作るんじゃないのか?」

女「はいはい作ろうかな~」ニヤニヤ


12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 17:46:57.96 ID:fnE9xhuDO

女「どーだった?」

男「ん、うまかった」

女「そお?まー私だからね!」

男「片付け、1人でできるか?手伝うよ」カチャカチャ

女「いーのいーの!たまには座っててよ。あっそうそう、パソコンの調子が悪いんだけど、見てくんないかな?」

男「いいよ。じゃあ片付けちゃんとやれよ?」

女「はいはーい男お母さん」ニヤニヤ

男「…」ムッ

男「わかりましたよ、亭主関白の女さん」

女「なにそれ~!」

男「パソコン見てくる」トントントン…



13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 17:48:45.48 ID:fnE9xhuDO

ガチャ

男(相変わらず散らかってるなぁ)

男(どれどれ)カチカチッ

男(2ちゃん開いてる…?)カチッ

男(『幼なじみに告られた』?)

男(これ女が立てたのか…釣りスレっぽいな)カチ

男(結構伸びてるな。あ、女のレスだ)

男(『スペックは
自分 高2、リア充?顔は普通
幼なじみ 高2、草食系、童顔
家は隣で昔から姉弟みたいな感じだった。』)

男(…)

男(これは…)

男(女と俺、だよな?)



14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 17:49:52.21 ID:00D5s4hd0

この男は、なんで女が立てたってわかったのかな


15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 17:50:45.31 ID:5rbgpNdu0

>>14
いわゆる幼なじみの勘って奴だろ


16 : >>14フィーリング[] 2010/12/28(火) 17:51:23.31 ID:fnE9xhuDO

男(……)

男(見てない見てない)カチカチ

男(調子が悪いんだこのパソコンは…スレは見てない…今パソコンを直しにきたんだ…)カチカチ



男「草食系、か。」

男(確かに、人の目が怖いから目立つ行動もしたくないしヘマするから無理もしないけどな…)

男(でも…これは女が俺に好意を持ってると考えていい…のか?)

男(いやいやいや、なに馬鹿なこと考えてるんだ)ブンブン

男(女にはもっとがっちりした体育会系がお似合いだ。俺みたいななんの取り柄もない地味な男が女に見合うわけ…)

男「」ハッ

男(なに考えてんだか…)ハー


17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 17:56:04.65 ID:fnE9xhuDO

ガチャ

女「直った?」

男「あぁ、うん。勝手にソフトがインストールされてたから消しておいたよ。」

女「よくわかんないけど助かった!ありがとうね!」ニコッ

男「どっ、どういたしまして」ドキ

男(落ち着け俺)ドキドキ

女「男はこういうときに頼りになるよね~家事とか完璧だし」

男「家に誰もいなくてやること無いからな」

女「あ、じゃあ明日私そっち行くよ。たまにはいいでしょ?」

男「いいけど」

女「じゃあ久々にとまろっかな!おじさん達出張中でしょ?淋しかろうよ~うんうん」



18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 17:59:59.73 ID:fnE9xhuDO

男「そんなことっ……ない」

男(この展開は…いや、なに期待してんだ俺きもちわるい)

女「じゃー決まりね!ご飯楽しみにしてるよ~」

男「うん…じゃ、おやすみ」

女「おっやすみー」ヒラヒラ



20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 18:04:04.94 ID:fnE9xhuDO

~男の部屋~

男(女が泊まるのって何年ぶりだっけなー)カチカチッカチャ

男(中1くらいだっけ)ユーウィン!

男「やーめた。パソコンやろ」ポイ

男「あ、女のスレ…」

男「…」

男「みるだけみるだけ」カチッ



~女の部屋~

女(いつのまにか男に背追い付かれてたなーいや、抜かれたかも)カチャカチャ

女(少し前までは女の子みたいだったのに…全然意識してなかったわ)カチッ

女「初めての釣りスレにしては結構レスついてるじゃん…ふふふ♪」ニヤニヤ

女「『でんわきた』と。ああ、釣りって楽しい…」キラキラ



21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 18:06:44.96 ID:fnE9xhuDO

女「あ」

女(そういやまんま私と男だった…男はこんなに積極的じゃないかも)

女(いや、むしろ告白さえしてこないんじゃ…?)

女(ベタに教室にしちゃったけどあいつ外じゃ喋らないし…部屋とかのほうが…)

女(メールのほうがよかったかなーでも意を決して教室!とか…)

女(絶対テンパるか声ちっちゃいだろうな~)ニヤニヤ

女(初ちゅーとか1年後とか~!?超奥手ー!)ニヤニヤ

女「」ハッ

女「変な妄想してた…」



22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 18:08:47.53 ID:fnE9xhuDO

女「そもそも私みたいなうるさい女よりもっと物静かな子のほうが、にっ似合ってるよね!うんうん!」アセアセ

女「図書館にいる細くて色白な髪の毛長い感じのとかっ」アセアセ

女「そっ、そうだよ!釣りだし!現実じゃないしぃ~?」アセアセ

女「うん、絶対無いし…ありえないし…」スクッ


小物入れの上の鏡は、ショートカットの髪と陽に焼けた顔の私を映す。
にこっと笑ってみた。
小麦色の肌に目立つ白い歯。
図書館にいるような物静かな少女とは正反対のような気がして、悲しいような、でもどこかで安心したような気分になった。



24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 18:15:10.44 ID:fnE9xhuDO

女「はぁ…」

女「釣り宣言しちゃおうかなぁ…」

女「適当に理由つけて明日まで様子みよ」カチャカチャ

女「…泊まりの準備やっとこ」

とりあえず下着にとりかかる。
適当な色付きのビニール袋に下着を入れようと、プラスチックの引き出しを開けた。



25 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 18:16:51.74 ID:fnE9xhuDO

女「…ピンク…」

買うだけ買って一度も着ていない、ちょっと高いブラとパンツ。
1カップアップを売りにしているブラはちょっと厚いパットが入っている。デザインも、いつも着ているのと違って「勝負下着」だ。

手に取ってまじまじと見つめる。
着た自分の姿なんて想像できるわけでもなく、悲しいことに2次元のかわいい女の子がはにかんでいるのしか浮かばなかった。


女「いつも通りでいいや…」

女「…」ゴソゴソ

女「あーやっぱ明日やろ。」


女「なに期待してんだか…」


27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 18:18:41.61 ID:fnE9xhuDO

女「男…」

女「あたし…」

女「男のこと……、…



男「えぇっ!!」ガバッ

男「…」

男(え?)

男(…え?夢?)

男(…溜まってんのかなー)ボリボリ

男(布団で寝よ…)



布団に入ったはいいが、目が冴えて全く眠くならない。脳が興奮状態だ。
寝る前に抜いていなかったのが原因なのか、その、お、女の夢を見たからなのか…
いやいや、あれは幼なじみであって、恋愛対象になる訳がない。そうにちがいないのだ。そもそも恋愛なんて一種の気の迷いだ。邪魔にしかならないし、恋愛なんてしなくても生きて行けるし。
そうだ、こっ、こここ告白なんかされて興奮してる訳じゃ…そんなはずが……―――


28 : >>26契りってなんぞ[] 2010/12/28(火) 18:23:17.33 ID:fnE9xhuDO

~次の日・教室~

女「おはよ、女友」

女友1「おはよー!やっと金曜日だよー!!」キラキラ

女「あ、週末、彼氏帰ってくるんだっけ?大変だよねー、遠距離」

女友1「ほんとだよ~…でもっ今週は泊まりに連れてってくれるんだぁー!」テカテカ

女「おやおやぁ?」ニヤニヤ

女友1「むっふふふ~」ニヤニヤ

女友2「なになにぃ~?女友1は今週お楽しみな感じぃ~??ww」

女友1「こら!僻むんじゃありません!」

女友2「しっ、失礼な!だったら女もだもん!!」

女「ええっ!ち、ちょっと!!」

女友1「あはははっ…―――


29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 18:24:10.84 ID:fnE9xhuDO

男(結局一睡もできなかった…)ガラッ

男友「おう、男。眠そうだな」

男「あぁ、昨日ほとんど眠れなくてさ」

男友「なんだなんだぁ~?お前、昨日寝ずにエロがぞおぶふっ」

男「おい調子のんなよ」

男友「げっほげほ、すまんすまん。で、何があったんだよ?」

女『でさー、後輩がさー…』

男「…」チラッ

男「…あとで話すよ」

男友(こりゃ女だな…なんかあったんだなー)

男友「おう。昼飯のときにな」



40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 18:55:47.50 ID:fnE9xhuDO

飯食ってた
私のために争うのはやめて!


男(結局一睡もできなかった…)ガラッ

男友「おう、男。眠そうだな」

男「あぁ、昨日ほとんど眠れなくてさ」

男友「なんだなんだぁ~?お前、昨日寝ずにエロがぞおぶふっ」

男「おい調子のんなよ」

男友「げっほげほ、すまんすまん。で、何があったんだよ?」

女『でさー、後輩がさー…』

男「…」チラッ

男「…あとで話すよ」

男友(こりゃ女だな…なんかあったんだなー)

男友「おう。昼飯のときにな」


41 : まちがえた[] 2010/12/28(火) 18:56:50.44 ID:fnE9xhuDO

教師「…で、ここではこの公式を使うんだが…


やはり寝不足のせいで頭がぼーっとしているが、ここ数日の肌寒さのせいでなんとか4限まで保った。どうやらみんなそのようだ。
いつも寝ているDQN達が寒そうに震えている。見栄はって薄着してるからだ。

ふと前のほうに目を向けると、女が船をこいでいた。
あまり見ない光景なので、じっと観察する。いつもの体勢のままカクン、カクンとなり、ハッと気付いて首を振る。が、またカクン、カクンとなる。教師も気付いているようだが、面白そうなので、ほっといているのだろう。
カクンカクンが5回ほど続いたとき、4限の終了を知らせる鐘が鳴った。

男友「おい、男!いくぞ!」

男「…うん」ボー



42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 18:59:34.05 ID:fnE9xhuDO

男友「男?どうしたんだよ、お前らしくないな」

男「いや、すまん。なんでもない」ガタン

男友「ほら、行こうぜ」

男「おう」


男友(女見てたな、こいつ…こりゃ楽しみだ…)ニヤニヤ

男「?」



43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 19:02:06.21 ID:fnE9xhuDO

~食堂・ヒーターの傍~

男「ふー」

男友「あったけー」

男「…」ヌクヌク

男友「はー…」ヌクヌク

男「…」ヌクヌク

男友「…」ヌクヌク

男友「あー」ヌクヌク

男「なんだよ」ヌクヌク

男友「お前、女となんかあったんだろ?」ヌクヌク

男「は?」




44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 19:04:19.37 ID:fnE9xhuDO

男友「だから、女となんかあったんだろ?喧嘩ではなさそうだが」

男「…隠しても無駄だから言うけど、あったよ」

男友「ほー…告られたとか?」

ガタガタッ

男「んなわけねーだろ!あいつがそんなことする訳あるか!!馬鹿かお前!」

男友(当たり早っ)

男友「まぁとりあえず座れよ、目立ってるぞ」

男「…」ガタン



45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 19:08:17.54 ID:fnE9xhuDO

男友「で、なにがあったんだ?」

男「…」カチカチカチ

男「これ」

男友「携帯がなんだ?…幼なじみに告…これお前が立てたのか?」

男「ちゃんと1から読め馬鹿」

―――

男友「ほほーなるほど。自分の行いに後悔してんのか」

男「…俺がそんなことすると思う?」

男友「思わないな」

男「だよな。よかった」

男友(「なるほど。で、女が冗談でも自分のことが好きだっていうんで、俺は女には釣り合わないからどうしようかって訳か」)

男友(っていうのは流石に駄目だよなぁ…まあ普通反応するか)

男友「よかった?」

男「い、いや、なんでもない」




46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 19:10:43.17 ID:fnE9xhuDO

男友「で、どうすんだよ?」

男「あぁ…いや、な、まだ続きがあるんだけど…」ボソッ

男友「なんだよ」

男「お前だから言うけど…」ボソボソ

男友「なんだよ、早く言えよ」

男「その……夢、見たんだ。女の」

男友「ほう。で、女が裸で誘惑してきたと」

男「ばっ、ばっか!そんなんじゃねーよ!」ボソボソ

男友「じゃあなんだよ?」


47 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 19:12:40.83 ID:fnE9xhuDO

男「………」

男「こっ告られた…気がする」

男友「ほほう。それはそれは」ニヤニヤ

男「それで…その、ねっ眠れなかった」

男友「それは興奮しちゃって眠れなかったと?」ニヤニヤ

男「…っ」コクン

男友「またなんで急にんなこと?」



48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 19:18:25.45 ID:fnE9xhuDO

男「昨日女の家で夕飯食ったんだよ」

男友「うん」

男「で、そのときにスレ見つけたんだよ」

男友「うわっお前女子の部屋に勝手にはいったのかよ!」

男「ちげーよパソコン直せって言われてたんだよ。で、そのあと明日俺んち泊まるって言い出してさ…」

男友「そりゃ男が一方的に気まずいなぁ」

男「そうなんだよなぁ…」ハァ



49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 19:24:12.10 ID:fnE9xhuDO

男友「ふーむ…男は女のことはどう思ってるんだ?」

男「え?そうだな…姉みたいな感じ」

男友「姉かーじゃあ女も男のこと弟だと思ってただろうな」

男「思って“た”?」

男友「そうだ。姉である女が釣りスレ立てるのに、わざわざ弟のお前をモデルにするのか?」

男「…まぁ架空の人物でいいよな」

男友「もしくは、はじめから幼なじみにするつもりで、身近なお前を使った。この時点で女は弟に弟ではない違った感情を持っている、それか持ったんじゃないか?」



50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 19:24:44.95 ID:ibUvm3Na0

とても面白いです支援


51 : >>50ありがとう[sage] 2010/12/28(火) 19:27:23.98 ID:fnE9xhuDO

男「持った…というと、変化したってこと?」

男友「俺はそう思う。まぁ女が元々姉弟に対して恋愛感情を持ち得る性格なら別だが」

男「なるほどな」

男「でさ、俺どうすればいいと思う?もう俺弟キャラじゃいられなくなったぞ」

男友「だよなー…」

男「おいおい、お前だからこうやって頼ってるのに」


52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 19:32:23.46 ID:fnE9xhuDO

男友「うーむ、おお!こういうのはどうだ?」

男「ん?」

男友「―――で、――するんだよ!」

男「えぇ…お前俺のことなんだと思って…」

男友「まぁまぁ、で、―――――するんだよ。そうすれば――できるだろ?」

男「それはそうだけどさぁ…」

キーンコーンカーンコーン

男「おい予鈴鳴ってる」

男友「チッじゃあちゃんと言えよ?俺もちゃんとやるし」

男「あーー、もうやってやるよ!どうにでもなれ!!」

男友「そうそう!どうにでもなれだ!!」



54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 19:41:12.69 ID:fnE9xhuDO

~放課後・教室~

男「あ、女」

女「なに?あー今日のこと?」

男「ああ。掃除とか、布団出したりするから遅めに来てほしいんだけど…」

女友2「えっなになに!女、男くんち泊まるのー!?」

男「っ!?」ビクッ

女「こら女友2!男びびらせるな!」

女友2「ごーめんごめん男くん!で、お泊まりなの?女」

女「ま、まぁそうだけど…ほら、男って料理全然だし!あたしが見てあげないとさ!」

男(俺より料理下手なくせに意地張りやがって)



56 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 19:47:35.57 ID:fnE9xhuDO

女友2「さっすが姉貴!男くん、しっかりー!」

男「あ、あぁうん」

女「はいはい、話に割り込む人はとっとと帰りたまえ」

女友2「ふーんだ、どーせあたしは休日はひとりの寂しい女ですよっ」

女「それどういう意味よ!」

女友2「なんでもないでーす。お二人を邪魔する寂しい女は退散しますよー」

女「ちょ、ちょっと!」

女友2「じゃ、ごゆっくりぃ~」ニヤニヤ



57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 19:55:22.82 ID:fnE9xhuDO

女「もー…」

男「…」

女「ごめん男、女友2のやつ変なこと言って…」

男「別に…俺頼りないし…」

女「あ、冗談に決まってんじゃん!女友2ってそういう性格だしさ!気にすることないって」

男「…」ムスッ

女「あ…えー、じゃ、じゃあ7時くらいにそっち行くから!うん!」

男「わかった。じゃ」スタスタ

女「…」

女(なんか男機嫌悪いなぁ。くそー女友2め…)

女「…」モヤッ

女(んー…いつもと違うような…なんだろう、この違和感)

女「暇できちゃったなー…」

女「スレ見るか…」パカッ


58 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 20:04:07.84 ID:fnE9xhuDO

男「どうだった?俺の演技!」

男友「あれ素だろ」

男「うっせ。そっちは?」

男友「今レスしたところ。まぁ女が帰ったら計画どうりに動いてくれるだろうな」

男「なんつーか、俺が損するようなもんなのに楽しくなってきた」

男友「おいここ廊下だぞ。あんまでかい声だすな」

男「へいへい。あっ」



59 : 書き溜めなくなったから減速[sage] 2010/12/28(火) 20:10:26.07 ID:fnE9xhuDO

ガラガラッ

女「あれ?男友じゃん。こんなところでなにしてんの」

男友「男待ち」

女「…男ならさっき教室からでてったよ」

男友「あれ、気付かなかった。ありがとな」

女「ううん。何してたの?男でてったの気付かないなんて」

男友「スレ見てた」

女「へっ、へえー」ドキッ

男友「ん?」

女「あ、いやっなんでもない」

男友「変なやつ」

女「うるさいなー。じゃーね」

男友「おう」



61 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 20:25:07.93 ID:fnE9xhuDO

男「…おまえら仲いいよな」

男友「腐れ縁だ。知ってるだろ」

男「まぁな。で、どうだ」

男友「お前意外と演技派だな。結構効果あるかもしれん」

男「ふっふっふ」

男友「まぁ俺のサポートがあったからだが」ボソ

男「え?なに?」

男友「独り言」

男「ふーん。ほら帰るぞ」

男友「へーへー」

男友(女友2に頼んで正解だったな。単純で助かった)

男友(まぁ結果オーライか)


64 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 20:48:11.75 ID:fnE9xhuDO

女(泊まる報告を勢いで書いてしまったはいいけど、まさか安価の流れになるとは…)アセアセ

女(どうしよう…やらなかったら叩かれる…)アセアセ

女「よし!女は度胸!」

女(『行動安価>>○○』!)カチカチ

女「ほあああ…」

ザワザワ…ミチャダメヨ…

女「はっ」

女(落ち着こう…なに舞い上がってるんだ)

女(はー)

女(うん。よし。)

女(あ、泊まる準備しなきゃなー)

ツギハー○○ー○○ーオワスレモノ ゴザイマセンヨウ…

女(あ、降りなきゃ)


67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 21:08:45.24 ID:fnE9xhuDO

~女の部屋~

女「さて」

女(用意とスレ…)

机の上の時計を見る
5時半を過ぎたところだ

女(まだ時間あるしスレみよーっと)カチカチ

女「なになに…『幼なじみの背中を流す』」

女「…スルースルー」

女「『寝てるときにキスする』ぅ!?」

女「こんなのばっかじゃない!」アセアセ

女「せめて安価レスはまともな…」

370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/○/○○(金) 17:25:06.52 ID:
キス


女「」

女「えっ」


69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 21:12:00.94 ID:fnE9xhuDO

~その頃~

男友「どうよ俺のスナイパーっぷりは」ニヤニヤ

男「」

男友「なんだ俺の凄さに呆然としてるのか!はっはっは」

男「携帯だぞ…」

男友「舐めんなよ!百発百中だからな」

男「…もっとソフトなのにするって言ったじゃねーか」

男友「本来はセクロスだったんだ、いいだろ?」

男「お前…外じゃなかったらぶん殴ってたぞ」

男友「まぁまぁ」ニヤニヤ

男友(どうせいつかはすることだしなwww)

男「はぁ…やめときゃよかった…」


71 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 21:21:18.90 ID:fnE9xhuDO

女「うえええぇぇえ!!?」

女(>>370GJとか書いてんじゃねーよ!)アワアワ

女(なんでこんなことに…キスなんて…)アワアワ


女「初めてなのに…」


女「」ハッ

女「…安価なんてシカトして話をでっち上げればいい…」

女「こんなレスに従うなんてばっかみたい…」カチカチ


396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/○/○○(金) 17:37:25.21 ID:
安価は絶対


女「はぁ…」ガックリ

女「うん…準備しよう…準備…」フラフラ


72 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 21:33:52.39 ID:fnE9xhuDO

~男宅~

ガチャ

男「ただいまカメ達…」

男「あぁ…今なら死んでもいいや…なぁカメ達」


男「布団って2階だっけ…」ヨロヨロ


女にどんな顔で会えばいいのかわからない。安価については俺は知らないことになってるし、ただ放課後のときの気まずい感じでいればいいだけだ。
でも、気まずいというか、気恥ずかしい感じになってしまう。
困った。どうにでもなれ、とは思ったが、その時考えていた事態よりかなり深刻だ。



75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 21:39:53.63 ID:fnE9xhuDO

そもそも、女が立てた妙なスレを見てしまったのが悪かった。あれがなければこんなことにはならなかっただろうし、女に変な気持ちを持つこともなかっただろう。

――この時点で女は弟に弟ではない違った感情を持っている、それか持ったんじゃないか?――

男「…」

…俺が見つけなくても、何か起こっていたかもしれないな。男友が目付けて安価してたかもしれないし。
どうにでもなれ、だ。

男「よっしゃ」パンパン

男「掃除だ掃除」


78 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 21:47:03.40 ID:fnE9xhuDO

~男宅前~

女「」ドキドキ

女(なんで緊張してんのよ!あーもう!)

女(どんな感じで喋れば…)

女(「夕飯何にする?あたし麺がいいな!」)

女(…あいつ機嫌悪いんだった…)

女(「さっきはごめん!女友2が変なこと言い出すからあたしもびっくりしたよー」)

女(なんであたし悪くないのに謝ってるんだ)

女「どうしよう…」

ガチャッ

女「うわっ」ビクッ


79 : >>76そうなん?[sage] 2010/12/28(火) 21:53:23.74 ID:fnE9xhuDO

男「…なにしてんの?」

女「あっあぁ、いや、あのっ」

男「?」

女「今チャイム押そうとしたところだったの!それでびっくりしちゃってーははは…」

男「普通に入ってくればよかったのに」

女「あ、あははは…」

男「早く入ったら?」

女「う、うん」

男「…今日の女なんか変だぞ?」

女「!…そんなことないわよ!余計なお世話ですー!」

バタン


81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 22:07:44.82 ID:fnE9xhuDO

男「ふー風呂場汚すぎだろ…」

男(そろそろ女がくる頃か。鍵あけておくか)

ブツブツ

男「…?」

ガチャ

女「うわっ」

女がいた。
どうやらブツブツ言ってたのはこいつらしい。
平常心、平常心。冷静に、そして機嫌悪そうに受け答えだ。

女「今チャイム押そうとしたところだったの!それでびっくりしちゃってーははは…」

かなりあわててる。うつむいているが顔は真っ赤なのがわかる。レアだ。




82 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 22:08:53.98 ID:fnE9xhuDO

―――

男友「と、そこで『なんか今日のお前変だぞ?』って言ってやるんだ」

男「ほー。なんで?」

男友「まぁ黙って聞いとけって。やればわかるさ」

―――

男「…今日の女なんか変だぞ?」

あ、焦ってる。女が焦ってる。なにこれ面白い。なんか上下関係が逆になったみたいだ。落ち着け俺。にやけるな。

男「…ふっ」

女「?」


83 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/28(火) 22:16:59.49 ID:WZXdNK4W0

なるほど、二つの視点からえがいてるのか


85 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 22:18:29.09 ID:fnE9xhuDO

女「カメ、またでかくなったなーよしよし」

なんとか平静を保てた…つもり。なんか暑いけど多分気のせい。
男にさっき鼻で笑われた気がしたけどきっと気のせい。
どうやら夕飯はまだ作ってないらしい。これは確実。

男「夕飯なにがいい?来てから作ろうと思ってたんだけど」

女「んー麺がいいな!」

男「じゃあパスタね」

女「おっけ、じゃああたし麺茹でるね」

男「よろしく」

女(なんだ、機嫌悪くないじゃん!)


87 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 22:35:07.78 ID:fnE9xhuDO

女「麺茹であがったよ」

男「じゃあフライパンに入れて混ぜて。俺他の作ってるから」

女「りょーかい!っと、あつっ!」

男「何やってんだよ、鈍臭いな」ハー

女(やっぱ機嫌悪い…)

男「ほら、手」

手を差し出すと、ぐいっと引っ張られた。大きなごつごつした男子の手。
手もこんなに大きくなってたの、気付かなかった。

男「ほら、ぼけっとしてないで冷やせ。」

女「…うん」

頼りない、弟みたいな男が、いつもと違うような…
ううん、違って見えた。


89 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 22:53:41.48 ID:fnE9xhuDO

男「ごちそうさま」

女「ごちそーさま!」

男「うまかっただろ?」

女「まあまあかなー」

男「すごーくおいしい、の間違いだろ」

女「すごーく、まあまあかなーww」

男「ふん、もうお前に飯食わせてやんないからな。いいのか?」

女「えー!それはやだ!」アセアセ

男「じゃあ洗い物やっといてくれ」

女「もー、仕方ないなぁ…」


90 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 23:18:34.37 ID:fnE9xhuDO

女「はー皿洗い苦手だわ…」ブツブツ


男「あ」

女が火傷したり夕飯に夢中になっていてすっかり忘れていた。演技を。

男(どうしよう…)

男(…まぁいいか、女単純だし)

男「」ハッ

安価のことも忘れていた。
だから女、変だったのか。いや、俺が機嫌悪いフリしてたのもあるんだろうけど。
ここはいつも通りゲームをするべきなのか、それとも…いやいや、無いな。無いだろ。うん。

女「終わったよーゲームやろ!」

男「!」

女「どーしたの?」

男「いや、なにも。ゲーム何やる?」

女「えーとねー」ワクワク




92 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 23:28:31.47 ID:fnE9xhuDO

女「またあたしの勝ちぃー!」

男「うーん、調子悪いわ」

女「はいはい言い訳言い訳ー」

男「もう一回!」

女「仕方ないのう」ニコニコ

男(機嫌を良くして忘れさせれば…)

ピリリリリリリ

男「おわ」

女「電話?」

男「うん、ちょっと待ってて」パカッ

男「もしもし」

男友『おう、うまくやってるか!』

男「お前か…」


94 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 23:40:33.03 ID:fnE9xhuDO

男友『スレに全然報告ねーからうまくやってると思ってたが』

女「なに?男友?」

男「ああ、ちょっとひとりでやってて」

女「男同士ね秘密か~?」ニヤニヤ

男「うっせー」

男「もしもし」

男友『なんだ、女機嫌良さそうじゃねーか。お前機嫌悪い設定だっただろ』

男「いや…ちょっと色々あって忘れてたというか…」

男友『はー、お前なー俺の言った通りにしろってさんざん…』

男「…まーどうにかなるさ。」

男友『あ、言ってたことちゃんとやったか?』

男「半分くらい…」



95 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/28(火) 23:55:38.73 ID:fnE9xhuDO

男友『お前恥ずかしがってるんじゃねーだろうな』

男「…」

男「だってさ、なんのために俺こういうことやってんだよ」

男友『弟から卒業するためだろ。お前女にからかわれたりするの嫌なんだろ?』

男「そうだけど…」

男友『だから、卒業して恋人同士に』

男「なんでそうなる」

男友『だって面白いじゃねーか』

男「おま…」



96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 00:01:28.52 ID:L2lydJmd0

んこ


98 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 00:07:47.09 ID:m5wZwUkB0

>>96
お前>>1に死んで詫びろよww


99 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 00:17:51.92 ID:jkh0mwQM0

>>96
おいwwww


101 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 00:27:54.41 ID:F10Tj7m20

>>96
お茶フイタww


97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 00:04:34.67 ID:0GZrEqioO

男「あのなぁ、俺は…」

男友『まんざらでもないくせに』

男「…」

男友『ま、卒業したいなら俺の言った通りに動くんだな。好きにやっても、ま、別に構わないが』

男「お前、偉そうだな」

男友『お前が泣き付いてきたんだろ。』

男「そうだけどさー…」ハー


女「男電話長いなー」カチカチ


100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 00:18:21.96 ID:0GZrEqioO

女「今のうちにスレ見ておこ」カチカチ

女「レスが多い…何を期待してるんだこいつら…」カチカチ

女「ふん、安価なんてやんないもんねー」

女(そもそもふざけてやった釣りスレだし、実際告られてないし)

女「男が寝てから嘘報告するかー」カチカチ

462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/○/○○(金) 22:04:34.67 ID:
>>1は今幼なじみとセクロス中です

女「…」

女「ないない絶対ない」



102 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 00:35:37.14 ID:0GZrEqioO

女「男ほんとに遅いなぁ…何はなしてんだろ」

女「…親しき仲にも…」

女「…たまには無礼でもいいよね」コソコソ


男「……!…だから…」


女(き、聞こえない)

女(もっと近くに…)コソコソ


男「嫌なんだよ…幼なじみの距離で十分だ。俺より似合ってる相手がいるはずだ。」

男「それに、女に好きなやつがいたら迷惑だ。ただ趣味の話したりするだけで、俺はいいんだ」

女(男…)

男「…ごめん、お前が悪いみたいな感じになって。…いや、いいんだ。」

男「…うん。…うるせーwwじゃーな」

男「」パコッ

男「はぁー…」

女(…)


107 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 00:59:05.59 ID:0GZrEqioO

女「…」

男「あれ?女、こんなところでなにしてんだよ」

女「…なにも」

男「そっか。顔怖いぞ、お前」

女「そう、かな」

男「…」

男「風呂入ってこい。さっぱりするぞ。」

女「うん…」スタスタ


男「…あー」

男(聞かれてたな、あれは)

男「…」

男(ぬあああ、恥ずかしいいいぃ!)


111 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 01:16:29.00 ID:0GZrEqioO

女「ふーきもちー」ザブッ

女「あー…」

女「…んあー」

正直、どうすればいいのかわからない。男になんて話せばいいのかも。
自分の体と自分の意識が、別々の場所にいるようなそんな感覚。考えようとしても、頭が混乱していた。
浮かんだ考えを打ち消して、また浮かんで、打ち消して。

女「はぁ…」


114 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 01:34:17.54 ID:0GZrEqioO

あたしは、男のことどう思っているのかな。考える。わからない。わかりたくない。
きっと、男と同じ。今のままがいいんだ。気を使わなくていい、居心地がいい関係。
でもなんだかもやもやするんだ。多分、心の奥ではこれに納得していない。今まではそうだった。
なぜだろう。男が不機嫌なときも、このもやもやがあった。
なんでなのか。知りたい?知りたくない?

あぁ、またもやもやが…


…んな……お……!

…呼んでるのは…誰?


116 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 01:38:18.56 ID:W4lcIYUK0

呼んだ?


117 : >>116呼んでねーよ![sage] 2010/12/29(水) 01:55:40.61 ID:0GZrEqioO

女「う…」

男「おう、起きたか」

女「あれ…?」ムクッ

男「あー、まだ寝てろ」ポス

女「…」

男「お前逆上せてたんだよ。1時間も湯船に浸かってたら嫌でもそうなる」

男「あー、すまんな、お前の裸みちまってよ」

女「へーき。昔も見たでしょ?」

男「そうだな」ナデナデ

女「やだぁもー」

男「今は俺が兄貴だ」


119 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 02:05:26.14 ID:0GZrEqioO

女「えへへ…いつもと逆だぁ」

男「ん」ナデナデ

女「あのさ、男」

男「なに?」

女「電話してるところ、聞いちゃった…ごめん」

男「…」

女「怒ってる?」

男「いや。…恥ずかしい」
女「…ごめん。」

男「いいんだ。きにすんな」

女「うん…」

男「…」


122 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 02:12:02.11 ID:0GZrEqioO

女「ね、男」

男「なんだ」

女「夕飯、おいしかった、よ」

男「そりゃよかった」

女「ふふ」

男「…」

女「…」

男「…寝たか」

男(無防備なやつ…)

女「…」スースー

男(あー、男友に電話しなきゃな…)

男(…めんど)

男(電話より、女の寝顔見てるほうがいいか)


125 : >>121お前も呼んでねーよ![sage] 2010/12/29(水) 02:22:58.34 ID:0GZrEqioO

男「…」ナデナデ

女「んう…」

男(俺、いつからこいつのこと好きだったんだろ)

男(いつから、弟じゃなくなったんだろ…)

男(俺が弟じゃなくなったら、俺は何になるんだ)

男(女が姉で、俺が弟で、それで幼なじみだったのに)

男(男くんしっかりー、か)

男(…俺じゃ弟にしかなれねーよ)


128 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 02:34:49.13 ID:0GZrEqioO

男(クラスの人気者で、誰からも慕われて、愛されてて、俺よりなんでも持ってて)

男(いつも笑ってて、明るくて、元気で)

男(…そんな女に俺みたいな日陰者は似合わない)

男(今のままで、弟でいたい)


男(だからこれは、俺の自己満足だ)




男(いいだろ?1度くらい、姉に逆らったってさ…)


140 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 03:03:08.10 ID:0GZrEqioO

男「…」カチカチカチ

男「ふー…」


女「んー」モゾ

男「お」

女「いまなんじ?」モソモソ

男「6時前」カチカチカチ

女「ふあー…あふ」モゾモゾ

女「なにしてんの?」

男「メール。男友に」

女「昨日の電話のこと?」
男「そんな感じ」


男「おしっシャワー浴びてくるわ」

女「いってらっしゃーい」ヒラヒラ


142 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 03:16:03.40 ID:0GZrEqioO

女「あたしも携帯いじろー」パカッ

女「おっスレ落ちてない」カチカチ

女「『今起きた』っと」カチカチ


女「朝なのにレスはえー」
550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/○/○○(土) 06:02:04.56 ID:
>>548
事後乙


女「!」バサッ

女「…」

女「血は無い…」

女(度胸ないなぁ…)

女「」ハッ

女(期待してる…?あたし)

女「我ながらきもいわぁ…」ドヨーン


144 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 03:31:02.80 ID:0GZrEqioO

女「報告、報告っと」

女「あ」

女(あったことそのまま書いていいのかな…)

女(ま、いいか!)カチカチ


~その頃~

男友「なんだお前やらなかったのか」

男『いや…そのー』

男友「度胸ねーなーったく」

男『…』

男友(女の報告にもキスされたって書いてないし…)


145 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 03:35:14.56 ID:0GZrEqioO

男友「で、どーすんだよ。どうせ今日もいるんだろ?」

男『うーん…まぁそうだけど』

男友「こういうのはどうだ!……」ニヤニヤ

男『大丈夫か、それ…』

男友「大丈夫だって」

男『お前、昨日俺が言ったこと覚えてんの?』

男友「どーせ通る道だ。早くて悪い訳がない」

男『どういう意味だよ、それ!』

男友「じゃーな、みんな期待してるぞ!」

男『あっこらまて』ブツッ

男友「こうこなくちゃなぁ…」ニヤニヤ


147 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 03:43:18.83 ID:0GZrEqioO

男「~~っ!」

男「くっそー馬鹿にしやがって!」ガン

男「いって!」

男「…ふん」

男「俺がよくても、女の気持ちはどうなるんだよ」

男「…」

男「朝飯作ろ…」

ガチャ

女「あ」

男「お、起きて平気?」

女「ちょっと頭痛いけどへーき。朝ご飯作ろーよ」

男「うん」


男「…くそっ…」


172 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 12:51:43.41 ID:0GZrEqioO

女「パンあるからそれでいい?あと目玉焼きとか」

男「んー任せる」

女「じゃあ目玉焼き焼いて?」

男「へいへい。女が焼くと火傷するもんなー」

女「…」

男「女?」

女「…なんでもない」

男「変なやつ」

女「うっさい」


173 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 13:07:31.92 ID:0GZrEqioO

男の隣に立つと、昨日のことを思い出して手がうまく動かない。
火傷が怖いんじゃなくて、もっと別ななにか。頭ではわかっているけど、認めたくない、そう思った。

男「女、手止まってる」

男の声が頭の中に入ってくると、どこか安心したような気持ちになる。

女「ごめん」

男「やっぱりお前変だよ。昨日のまだ残ってるんじゃない?」

変なあたし。逆上せて変になったんだ。そう、昨日の…

また頭が混乱してきた。

女「ごめん、ちょっと顔洗ってくるね」


174 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 13:22:16.87 ID:0GZrEqioO

男「ふむ、これは…」

男(うまく行き過ぎじゃないか?)ニヤリ

男(これは、あれだろ。『あたし…男のこと好きなのかも』とかの展開だろ)

男(女ツンデレフラグきた!)グッ

男(これで男友の作戦があれば…!主に俺が恥ずかしい思いをするが関係ない!)

男(なんかもう吹っ切れたわ!女が気まずそうな顔してるの見て吹っ切れたわ!)

男「ふひっ」

男「ふひひひひ」

ガチャ

男「ふひひっ…!?」

女「」

女「えっきもい」


175 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 13:40:59.48 ID:0GZrEqioO

女「なにしてんの?」

男「いや、別に…」

女「ふーん」

男「…」

女「ほら、早く食べよ!冷めちゃうよ」

男「お、おう」

男(あぶっ危なかった…)フー

女(やっぱ駄目だこいつ気持ち悪い)ハァ

女「なんでかっこいいなんて思ったんだろ」ボソッ

男「なんか言った?」

女「目玉焼きはもっと固いほうがよかったって言ったのよ」

男「うるせー。文句言うなら自分で作れ」


178 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 14:04:55.32 ID:0GZrEqioO

女「ごちそーさま」

男「ごちそうさまでした」

女「日中なにして過ごす?ゲーム?」

男「俺映画観たい」

女「じゃあDVD借りにいく?あと、買い物もしなきゃ」

男「そうだな。夕飯何にする?」

女「んー、行ってから決めようよ」

男「駄目だなーお前。主婦向いてないな」

女「うるさい!あたしはキャリアウーマンになるのよ!主婦なんてやってられるかっつの!!」

男「おい、なんで急にムキになってんだよ。冗談だよ。」

女「ムキになってなんかっ…!」

男「まぁ落ち着けって。ごめんごめん」


181 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 14:24:40.48 ID:0GZrEqioO

女「だから、あたしは主婦よりキャリアウーマンがいいと思うのよ」

男「別にいいじゃん養われてもさー」

女「そういう甘える気持ちがあるからいつまでも男は駄目なのよ」

男「うるせーがさつな女には関係ないだろ」

女「何よへたれ!」

男「へたっ…!」

女「あたし以外の女子にはニコニコニコニコしてなにも言わないくせにあたしには遠慮なしじゃない」

男「それはへたれじゃなくて人見知りだ!」

女「同じじゃない!いっつもうじうじしてさー人のうしろに隠れててー」

男「それはっ…」



182 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 14:33:13.50 ID:0GZrEqioO

女「ほら図星。弱い男はかっこ悪いわよ~」

男「…強い女も取っ付きにくいと思うけど」

女「なによ、それ」カチン

男「そのままの意味」

女「もういい!あたし帰る!チャリからおろしてよ!!」

男「ほら降りろよ。お前みたいな筋肉女重くてやってらんねー」ガシャン

女「ふん。骨と皮しかないひょろひょろよりよっぽどいいわよ!」

女「じゃーね、草食男」フン

男「…」

男「何やってんだ俺」

男「女が俺を好きかもなんて、あるわけねーだろ」

男「吹っ切れたなんて調子乗って酷いこと言っちまったなー…」


184 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 14:44:23.92 ID:0GZrEqioO

男「映画なんて見る気になんねーや。新刊買ってこ」

男「はー」

男「どうすっかなー…作戦」

~その頃~

女(くっそー男のやつ!筋肉女なんて調子のりやがってー)カチカチ

女(『幼なじみと喧嘩した。最悪』…これでいいや)カチカチカチ

女(ぬあーー!むかつく!へたれのくせに!)

女(なによ、なによなによ!なんでみんな怒ってんのよ!)カチカチ

女(『kwsk』ぅ?こんなのいくらでも書いてやるわよ!ふん!)カチカチ

女(男なんて女心も知らないデリカシーの無いやつなんて…!)カチカチ


185 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 14:56:15.96 ID:0GZrEqioO

女(男なんて…っ)カチカチ


~その頃・スーパー~

男「お、鶏肉が安い」

男(唐揚げにするかー女唐揚げ好きだし)ガサガサ

男(あとは春雨サラダだな)

おばさん「あらぁ男ちゃんじゃない」

男「あ、どうも」

おばさん「いつも大変ねぇ1人で買い物」

男「いえ、慣れてるんで」

おばさん「あっはっはっは、まるで主婦みたいねぇ!で、で、女ちゃんとはうまくやってるの?」

男「あー、ちょっと怒らせちゃって…」

おばさん「あらあらまーまー、おばちゃん期待してるんだから、早く仲直りしなさいね?女ちゃん意外と乙女だから根に持つわよぉ~?」

男「あはは、頑張ります。」


186 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 15:04:30.01 ID:0GZrEqioO

おばさん「じゃあね、うまくやんなさいよ!」

男「はい」


男(知ってるよ、そんなこと。)

男(ずっと前から)

男「さて春雨はどこだっけなー」キョロキョロ

男「あ」

[お酒コーナー]

男「…」

男「作戦…」

男「男は度胸!」


189 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 15:15:27.31 ID:0GZrEqioO

ガチャッ

男「ただいまー」

男「女ー…って呼んでも返事するわけないか」ドサッ

男「つーか家に帰ったか、靴無かったし」

男「…」ポリポリ

男「漫画読むか…ん?」ピリリリリリリ

男「もしもし」

男友『おいお前どういうことだよ』

男「え?何が」

男友『何がって、女に決まってんだろ!喧嘩したって本当か?』

男「あぁ本当だよ。」

男友『余裕かましてんじゃねーぞ!早くスレ見ろ!』

男「はぁ?なんでまた」

男友『いいから早くしろ!』


191 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 15:28:54.32 ID:0GZrEqioO

男「なんだよ全く…」ガチャ

男友『ったく、朝から様子が変だったんだよ、女』

男「なに?スレにいたの?」カチャカチャ

男友『そうだ。今日の自分、おかしいってレスしてたんだ。その次が、幼なじみと喧嘩した。最悪って』

男「…ふーん。」カチッ

男「…これはー…」

591:1 :2010/○/○○(土) 10:07:16.07 ID:
今から酒飲んで幼なじみの家に行く
イライラするから殴ってくるわ

男「アワワワワ」

男友『見たか?5分前だ。もうそろそろお前を潰しに女が…』

ガチャンガチャガチャッ

男「きた…」

男友『検討を祈る。報告楽しみにしてるぞ』ブツッ ツーツーツー


193 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 15:38:04.69 ID:0GZrEqioO

男「嗚呼悪夢がよみがえるぜ…あの数年前の出来事が…」

~数年前・男、女当時小学生~

女「男おおぉぉ!誰が暴力女よ!!!」ポキポキ

男「じ、冗談で言ったんだよ!本気じゃないから骨鳴らすのやめて!」アワワ

女「ゆるさない…男の馬鹿やろーー!」

男「ひいいいい」

~回想終わり~

男「どうしよう…あの頃は体格差がかなりあったから酷い怪我したけど、今となっては俺のほうがでかい」

女「男ぉーー!どこらぁーー!!」バァーン

男「だが酒が…どうしてこうなった」



204 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 16:37:12.00 ID:0GZrEqioO

バターン

女「見つけたわよ男お…」

男「酒瓶持って入ってくるのやめて」

女「聞こえないなあぁ~~?」ズイッ

男「さ、酒臭っ…」

女「…こえ…い」ボソッ

男「はいっ?」ビクッ

女「聞こえないっつってんのよーー!!!」ガッ

男「や、やめっうぐ」バタバタ

女「いっつもいっつもあらしに遠慮しやがってー!そろくせに生意気いってんらないわよーー!!」ガックンガックン

男「ひいいいい」

女「知ってんらからね…いつも心開いたふりしてるの!」ギュー

男「ぅえっ?」


207 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 16:46:00.83 ID:t58G5h5J0

女に泣きながら押し倒されてる男を想像している。


208 : >>207女が男を締めあげてる[sage] 2010/12/29(水) 16:47:54.01 ID:0GZrEqioO

女「なに隠してんろよ…正直にいいらさいよ…」ギュウウウウ

男「ぐっぐるじ…」

女「いいらさいよ!!」

男「うぐっ…」

女「らによその顔…ははーん、お前…」

男「…ぁぐっ」

女「好きな女がいるんらろ?」ニヤ

男「…」

女「黙ったな?黙ったな?!図星だ!!ほら言え!言え!!」ガクガク

男「…っ」


209 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 16:48:45.59 ID:UjpD8CFz0

キタ――(゚∀゚)――!!


211 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 16:56:11.59 ID:0GZrEqioO

女「さぞかし美人なんらろーなぁ!あらひみたいな筋肉女じゃないかわいい女なんらろ!!」

男「…」

女「華奢でかわいらしーいか弱い女なんらろ!!」

男「…」

女「ほら!言えよ!このへたれ男!!」

男「…」

女「よわむし!いつも目そらしてばっかのよわむしやろー!」

男「…」

女「言えらいのか?あ?あ?昔と変わってねーんらな!へたれ男ちゃんは!!言ってみろ!言え!!」

男「お前だよ」


212 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 16:57:16.42 ID:+VqspLfi0

キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!


213 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 16:59:37.07 ID:KMT5Bl1j0

キタ━━━━━(゚∀゚)(゚∀゚)(。A。)(。A。)(゚∀゚≡゚∀゚)(゚∀゚≡゚∀゚)BA━━━━━!!!!!



215 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 17:04:15.99 ID:0GZrEqioO

女「は?」

男「聞こえなかったのか?」

女「えっ?」

男「俺が好きなのは、女だよ」

女「っ…」

男「手、はなせ」グッ

女「…」スッ

男「まぁ座れよ、な」

女「…」ストン


218 : >>217笑わせんなバーロー[sage] 2010/12/29(水) 17:18:13.56 ID:0GZrEqioO

男「お前さ、俺が遠慮してるって言っただろ?」

女「…」コク

男「俺みたいなやつが、女みたいなのには似合わないって思ってたからだよ」

女「…」

男「女にはもっといい男がいるし、女も俺みたいなのよりもっと強い男がいいだろうし。
俺さ、結構前からお前のこと好きだったんだよ。でもこれ以上好きになったら、お前に彼氏ができたときに嫉妬しちゃうだろ」

女「…」

男「そんなの嫌だったんだよ。ずっとお前の弟で、幼なじみでいられたらなーって思ってた。ははっ、無理なのにな。馬鹿みたいにだ。
だから、いつの間にか遠慮してた。昨日初めて気付いたんだよ。馬鹿だよな」

男「お前も鬱陶しかっただろ、俺に構って恋愛もできずにさ。でも、いいんだ。
俺のことは気にしなくていいんだ。俺は俺に似合った人を探すさ。
だからさ、女も納得できる男探せ。女が納得すれば俺も諦めがつく。
な。そうだろ?」

女「…」


221 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 17:29:23.38 ID:0GZrEqioO

女「うぐっ…」ボロボロ

男「あー、ごめんな、泣かせちまって。俺最低だからさ」ポンポン

女「ひぐっ…ぐすっ」ブンブン

男「そっか、優しいな女は」ポンポン

女「…んたの気持ちはどうなるのよ…」

男「俺はいいんだ。俺は女の何倍も優しいからな、我慢するし許してやるさ」ポンポン

女「…男が我慢しなくていい方法、あるよ」

男「ん」ポンポン

女「…あたしも男のこと好きだもん…」

男「知ってるよ、ばーか」ポンポン


224 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 17:44:23.84 ID:0GZrEqioO

男「いつから?」ポンポン

女「…わかんない。男と同じくらい」

男「そっか」ポンポン

女「ぐすっ…えへへ」

男「俺でいいの?」ポンポン

女「男じゃなきゃ、やだ」

男「酔ってる?」

女「…わかんない」ギュー

男「おい、鼻水付くだろ」

女「好きな女の鼻水だぞー喜べー」ギュー

男(や、やわらかい…)


226 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/29(水) 17:58:11.77 ID:sYFU2tfl0 [1/1回(PC)] これで事後報告しても。今までうpもないから 725 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 17:56:57.80 ID:jDp10awR40

これで事後報告しても。今までうpもないから

725 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/12/29(水) 17:56:57.80 ID:jDp10awR40
はい>>1の創作ハッピーエンドでめでたしめでたし
明日からハロワ行けよおっさん

で終了だろ


725 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2011/01/02(日) 08:51:35.73 ID:fprC8JyKP


ほし


228 : >>226男宅に凸するときにうpしてるってことで勘弁[sage] 2010/12/29(水) 18:07:21.13 ID:0GZrEqioO

男「おい女離れろっ」

女「やー」ギュ

男(空気読め俺!落ち着け…じゅる)

女「…」

男「寝た…」

男「」ゴクリ

ピリリリリリ

男「チッもしもし」パカッ

男友『おう生きてるみたいだな』


232 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 18:24:40.03 ID:0GZrEqioO

男「なんだよ」

男友『おう、お楽しみ中だったか。実況たのむ』

男「鼻水付けられてる。終わり」

男友『なんだ泣かせたのかよ。まったく』

男「一応仲直りはしたぞ」

男友『それはよかった』

男「ところで」

男友『お邪魔かな?』

男「とても邪魔です」

男友『そりゃ失礼しましたねーはは』

男「」ブチッ

男「電源きっとこ」カチカチ


234 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 18:38:07.30 ID:0GZrEqioO

男「ふひひ」

女「…大吟醸…」ムニャムニャ

男「なんで日本酒」

女「くー」

男「まぁ…うん。いっか」

女「くかー」ギュ

男「動けないしな」ポンポン


238 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 18:40:59.72 ID:QHZ6Dpmo0

せくろすまだー?


239 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 18:42:07.62 ID:+VqspLfi0

まて、早まるな!


240 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 19:15:47.09 ID:0GZrEqioO

ただいま
エロ書くの?


241 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 19:20:10.21 ID:iMIQdOM90

微エロ希望


242 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 19:26:05.20 ID:4WvnHid8O

エロなし希望


244 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 19:30:26.07 ID:rl/YX2YwO

エロいるいる


245 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/29(水) 19:34:06.09 ID:H/FrwoIQ0

お前らバラバラすぎ吹いたwwww


247 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 19:38:48.09 ID:0GZrEqioO

女「う゛ー…」モゾ

頭が割れるように痛い。痛い。痛い!喉の奥も焼けるようだ。
頭の中もぐるぐるして目を開けるのも嫌になるくらい。今にも吐きそうな気持ちだ。

女「うっ…」

男「おい、吐くなよ」

女「!?」

頭の上から声。目を開ける。
あれ?

男「おい」

男の上で寝ていたようだ。男の上…男の…

女「あのさ」

男「何もしてねーぞ」

女「へたれめ」

男「ひどい」


250 : キスくらいはさせたいです[sage] 2010/12/29(水) 19:55:23.85 ID:0GZrEqioO

女「あ、あたしは別にいいのよ?」

男「何?誘ってんの?」

女「…」

男「ほら降りろ。夕飯作るぞ」

女「え?もうそんな時間なの?」

男「お前がぐーすか寝てたせいでもう夕方」

女「うわー…あれ、じゃあ男ずっとあたしの下敷きになってたの?」

男「気持ちよさそうに寝てたから起こすのもなーと思って」

女「…すいませんね、筋肉女で」


251 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 20:08:22.41 ID:0GZrEqioO

男「…別に重くはなかった…から」

女「無理しなくていいのに…」ショボーン

男「…」

男「やわらかくてきもちよかった」ボソ

女「!!!」カア

女「ばか!」スパーン

女「夕飯の準備してくるっ」ガチャッ バタン

男「ツンデレ…?」ヒリヒリ

男「い、痛い…」ヒリヒリ


253 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 20:31:29.18 ID:0GZrEqioO

女「男のやつ!男のやつ!!」

女「うー…」

―――
やわらかくてきもちよかった
―――

女「うきゃあああああ」バンバン

女「ほああああ」バンバンバン

男「なにやってんだ」

女「」


256 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 20:48:40.34 ID:0GZrEqioO

女「いやっその、これは」カアア

男「ふっ」ニヤ

女「」イラッ

男「ほら早く作るぞ」ニヤニヤ

女(男の態度が…でかいです)

男「今日は唐揚げと春雨サラダな」

女「おー!唐揚げ唐揚げー!」

男(単純なやつ)


257 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 21:05:51.73 ID:0GZrEqioO

男「フライパン平気か?」

女「もう平気よ!余計なお世話です!」

男「火傷しないように気を付けろよ」

女「しつこいわね!もーあれはちょっとぼーっとしてただけよ」

男「それが鈍臭いの」

女「うっさい!」

男「焦がすなよ」

女「…あのさ、昔あたし将来お嫁さんになるって言ったの、覚えてる?」

男「残念ながら覚えてる」


259 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 21:25:06.53 ID:0GZrEqioO

女「あたしあの時いとこのお兄ちゃん大好きでさー」

男「うん」

女「手料理作ってあげたかったんだよね」

男「無理だったんだっけ?」

女「うん。次にきたときに結婚の報告だったんだよねー」

男「そうそう。女大泣きだったよな」

女「『料理上手になったのに~』ってさ」

男「…俺が料理教えてやるよ。」

女「誰に食わせるのよ。お兄ちゃんいないのに」

男(言わすなよ)

男「女の未来のお婿さん」


261 : >>258エロはまだだから服着とけ[sage] 2010/12/29(水) 21:39:52.28 ID:0GZrEqioO

女(そこは俺って言えよ)

女「結構ですー。ほーら唐揚げもこんなに上手く揚げられるのに、料理を教えてもらうなんて」

男「まぁ、好物焦がしたらお前が損するもんな」

女「まーねー」

男「ほら、早く食うぞ。揚げたてが一番!」

女「たまにはいいこと言うじゃない。あたしテーブルのほう片付けてくるから」パタパタ

男「おう」

男(今こそ作戦を実行するとき!)

男(頼むぜアルコールさん…!)


262 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 22:00:26.50 ID:0GZrEqioO

男「じゃーん」ドン

女「チューハイ?」

男「ビールもあるぞ」

女「えーいいの?」

男「たまにはいいだろ。もう忙しくて泊りに来られないかもしれないし」

女「そだね。うん。よーし飲むぞー!」

男「飲み過ぎるなよ?日本酒飲んで暴走したのは誰だ」

女「その時は男がなんとかしてよ!」

男「俺今度は締め殺されるかも…」


265 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 22:15:10.70 ID:0GZrEqioO

女「んぐっ…んぐっ」

男「」

女「…んぐっ…ぷはー!!」

男「女さん?」

女「あたしビールならいくらでもいけるわ!」

男(こいつにアルコールを与えるんじゃなかった…)

女「ほーらー男ももっと飲みなよーww」グイッ

男「おいっ危ないって!」

女「ほらほらーうひひひ」グイグイ

男(乳が…あといつにも増してうぜぇ)


268 : >>266なんぞそれ[sage] 2010/12/29(水) 22:44:06.74 ID:0GZrEqioO

女「うひひひーお主も悪よのうwww酒買ってくるなんてぇー」ドスッ

男「ちょっ…よっかかってくんな!」

女「何しようとしてたのよ~何?何?」

男「うぜえ…」

女「え~?なにぃ~?かわいいってぇ~?てーれーるーwww」

男「駄目だこいつ…」

女「あはははービールさいこー!ほら飲めよ!」グイグイ

男「や、やめっおぶっ」バタバタ

女「あはは、男酒弱いもんねーこれを期にぃー強くなっちゃえばいいじゃーん!」


男「」

女「男?おーい、もう落ちたとか?ww」


271 : >>269文才無いから微エロしか書けません[sage] 2010/12/29(水) 23:08:24.12 ID:0GZrEqioO

―――

男友『こういうのはどうだ!酒の勢い!』

男「お前、俺が酒弱いの知ってるよな?」

男友『だからこそだよ。』

男「前酒飲んだとき俺どうなったか覚えてるのか?」

男友『ああ覚えてるさ。強烈だったもんな』

男「…」

男友『まさかあんなに……になるなんてなー』

男「…」

男友『そしてそのまま女にどーんと』

男「大丈夫か、それ…」

男友『大丈夫だって…

―――


274 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/29(水) 23:43:36.34 ID:0GZrEqioO

女「男ー?ちょっとー返事しなさいよぉ」ユサユサ

男「…」ボソッ

女「え?聞こえなーい!あたしを誉めるならもっと大きな声でっ!?」ガッ

男「…調子のるな…」

女「え?調子乗ってなんか」

男「ぴーぴーうるせーな」グッ

女「!」ゾワ

女「ちょちょ、男?怒った?ごめんって!ね!ね!」
男「うるせーのはこの口か」グッ

女「えっちょっと…男っ」


280 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/30(木) 00:15:55.41 ID:rNhSMxCqO

あー、酒入っちゃったよ。やっちゃったよ。知らないからな。俺勝手に変なことやっても俺のせいじゃねーからな。うん。
あ、おい揺らすな、やめろ!なに言ってんだ俺!
ぴーぴーとか厨二臭くて恥ずかしいからやめろ!やめ、あああああなにこのセリフ!!

おい
おい!何やってんだよ!この展開は無いわ!さすがにこれは駄目だ!女泣きそう!可哀想だから!やめて!やめ

女「い、いやっ」ドンッ

男「ぐっ…」ドサ

ナイス女!筋肉でよかった!うん、酒なんか飲むんじゃなかったわ!俺馬鹿だったわ!
その調子だ!そのまま伸していいぞ!

男「強情だな。そんなに俺とキスするの、嫌?」

うわああああああきめええぇ
我ながらきもい。やめてほしい。女も微妙な顔すんなよ馬鹿!これ冗談だから!きっと冗談!俺の本心じゃないから!!


282 : >>279考えてる結末に軌道修正するのに手間取ってる[sage] 2010/12/30(木) 00:40:55.26 ID:rNhSMxCqO

男「強情だな。そんなに俺とキスするの嫌?」

男が…強気?やだ、なんか調子狂うから!何考えてんのこいつ…
でも、ちょっとどきどきする。その…ギャップ?いい…かも。でも

女「嫌じゃないけど、今の男、怖い」

男「へー、俺お前のこと好きなのに、嫌?怖い?」

女「すっ…」

男…?なんか、違う…

女「やだやだ、来ないでよ」ズリズリ

男「いいじゃん。女の近くにいたい」

女「っ」カァ

カラン

女(空き缶…まさか、酔ってる?)


284 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/30(木) 00:57:54.27 ID:rNhSMxCqO

女「…」

女「いいよ、キスしよ」

男「強気だね、女」

女「ま、まーね」

男「いつまで強気でいられるのかな?」グッ

女「…うっさいっ」

ドッ

男「ぐっ…」ズル

女「ごめん。ちょっと寝てて。」

女「…あたしは…」


男と、キスしたい





元スレ:http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293525436/
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