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1 : 代理[] 2010/12/24(金) 21:03:15.40 ID:oGKACnAg0

女「開けてくれないか?」

男「断る」

女「寒いよ」

男「知ったことか」

今日はお前の冗談に付き合うつもりはない。

女「こんな服装で来たのに?」

男「それはコスプレと言うんだ」

ミニスカサンタが。

俺の家の前にいた。




3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:24:19.12 ID:jH8+SqmiP

女「君を一人にさせないためさ」

男「……」

なんか。

俺、悲しいやつみたいじゃん。

そんなことないぞ。

俺には妹がいるから、一人じゃない。

……まあ、その妹はというと。

パーティーに行ってしまったけれど。


5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:26:29.02 ID:jH8+SqmiP

男「俺には妹がいるから大丈夫だ」

女「そうか」

ニッコリと笑ってやがる。

なんだその笑みは。

女「さっき、君の妹くんがボクに会ったのだけれど」

……あいつ。

何出くわしてやがる。


6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:30:20.30 ID:jH8+SqmiP

女「これをどう説明するんだい?」

だから、笑ってたのか。

男「それは……勘違いだ」

女「勘違い?」

男「幻覚というやつだ」

女「ボクは確かに、規律正しいけれど……」

厳格じゃない。


9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:32:40.99 ID:jH8+SqmiP

男「で」

とりあえず聞いておこう。

女「なんだい?」

男「お前、何しに来た」

女「もちろん」

一息置いて。

女「君の自慰を……」

俺は受話器を置こうとした。


10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:32:52.16 ID:wRYo+jsIO

ボク、だと!?


12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:35:27.41 ID:jH8+SqmiP

女「待ってくれ、受話器を置こうとしないでくれ」

なぜわかった。

男「いい加減にしないと、本当に家に入れないぞ」

女「入れてくれるのかい? 君の、イチモツを」

ガチャンと。

俺は受話器を置いた。




14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:39:12.89 ID:jH8+SqmiP

ピンポーン。

ああ、わかってる。

あいつだってことくらいは。

とりあえず、スルー。

男「俺は、出ない」

……あ。

違う意味じゃないからな。


15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:42:03.36 ID:jH8+SqmiP

ピンポーン。

ああ、もう。

うるさいなぁ。

俺には用があるのになー。

……。

ただ、空しいいだけだった。

インターホンの受話器を取る。

男「なんだよ」


17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:45:07.62 ID:jH8+SqmiP

女「さ、寒いよぉ……」

いつもとは違う声だった。

まるで別人だった。

男「……やれやれ」

受話器を置く。

そして、玄関に向かった。


19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:49:22.48 ID:jH8+SqmiP

ドアを開ける。

男「なんだ」

ぶるぶると震えている、やつがいた。

女「やあ」

元気そうだが。

凄く寒そうだ。

男「そんな服装で来るからだ」

女「ふふ……失敗だったよ」

いや。

時期的にはストライクなんだけどな。


20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:51:48.91 ID:jH8+SqmiP

季節的にミニスカはアウトだったんだ。

男「なんでそんな服装で来たんだ」

女「似合うかい?」

震えながらもポーズをとる。

女「君の大好きなミニスカートだ」

……。

男「やっぱり帰れ」


21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 21:56:03.85 ID:jH8+SqmiP

女「ただ一つの失敗は――」

俺のことは無視か。

女「パンツを穿いてくるのを忘れてしまったんだ」

俺は。

速攻で奴の肩を掴み。

家に入れた。


24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:03:51.18 ID:jH8+SqmiP

女「ボクもおっちょこちょいだよね……おや?」

きょろきょろと周りを確認する。

女「穿いてないや否や、強引だね……」

男「馬鹿か!?」

女「馬でも鹿でもないよ」

男「文字通りに受けるな!」

女「君のならなんでも受け入れるよ」

調子狂うぞ。


26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:08:28.42 ID:jH8+SqmiP

女「ふふっ」

ソファに座る。

男「……はぁ」

女「ため息だね」

暖かそうだ、と。

俺の目の前に顔を近づける。


27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:10:11.76 ID:jH8+SqmiP

男「……なんだよ?」

女「いつもみたいに、してよ」

する?

女「ため息」

男「……」

いつもしてないぞ、俺。


29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:13:06.13 ID:jH8+SqmiP

女「暖かそうだし」

男「するかよ」

してと言われるとしたくなくなる。

それは人間の性だ。

女「寒いんだ」

男「俺に近づくな」

お前絶対今、冷たいだろ。


31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:16:27.81 ID:jH8+SqmiP

女「ふふっ」

また笑って、ソファに座る。

勢いよく座るあまりに、スカートがめくれかける。

女「あっ、今、目、逸らしたよね?」

不注意過ぎる。


33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:19:17.98 ID:jH8+SqmiP

女「まあ、とりあえず」

そう言って。

スカートを直した。

女「今日は、何の日か知ってるかい?」

男「……え?」

今日は、何の日か?

知らないなぁ。


36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:26:57.45 ID:jH8+SqmiP

男「わからんな」

知りたくもない。

そろそろ今年も終わりが近づいてるのはわかるけど。

女「性夜だよ」

男「それは違う」

しまった。

女「ふふ、わかってるじゃないか」


37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:37:32.75 ID:jH8+SqmiP

ソファから立ち上がる。

女「君と夜を共にしたい」

男「なんだそれ、ギャルゲの名前か」

女「現実逃避は良くないね」

男「……」

女「君と、出かけたいのだけれど」


40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:42:16.54 ID:jH8+SqmiP

ニッコリと。

堂々としている。

女「駄目かな?」

俺「……寒いし」

女「君の部屋に暖かそうなコートがあったはずだけど」

なんで知ってるんだ。


41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:44:36.96 ID:jH8+SqmiP

女「それを着れば、大丈夫だよ」

男「……そうだな」

女「じゃあ、行ってくれるかい?」

ウキウキしてやがる。

男「まあ待て」

女「どうしてだい? ボクはもうドキドキバクバクグチャグチャだよ」

最後の効果音なんだよ


42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:49:32.56 ID:jH8+SqmiP

男「そんなに楽しみなもんか?」

女「当たり前だろう? だって――」

俺に背を向け。

耳を真っ赤にし。

サンタ帽子を深くかぶり、顔を隠して。

女「――初めての、デートなんだし」


……そうだったな。




44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:54:01.52 ID:jH8+SqmiP

女「だから!」

そう言って、勢いよく振り向く。

しかし、帽子のせいで見えてない。

女「うわっ」

前方不注意とはこのことだ。

男「ぬがっ」

押し倒された。


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 22:58:19.35 ID:jH8+SqmiP

男「……やれやれ」

こんなことって本当にあるのか。

ふふっ、と顔を真っ赤にして笑っている。

女「このままでいようか……?」

男「ふざけるな」

そう言って、手で顔を押してやった。

女「酷いなぁ」

何故こいつは失敗を上手くかわせるのか。


49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 23:20:40.54 ID:jH8+SqmiP

女「行ってくれるかい?」

男「ああ、わかったよ」

女「イってくれるかい?」

男「それは遠慮しておこう」

それは残念だ、と言って。

体を起こした。


50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 23:25:44.66 ID:jH8+SqmiP

男「用意してくるから、待ってろ」

女「うん」

いつもだったらついてくるのに。

今回はそんなこともなかった。

なんか落ち着いてる。

男「さて」

着替えよう。


52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 23:31:30.18 ID:jH8+SqmiP

♪。

♪。

男「ん?」

鼻歌が聞こえる。

大きくはないけれど。

あいつが歌っているのだろうが。

元気な奴だ。


53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/24(金) 23:49:40.25 ID:jH8+SqmiP

男「……おし」

準備できた。

部屋を出て、やつのいるソファに。

……。

寝てやがる。

ソファに寝そべって。


64 : クリスマスの約束観てた[] 2010/12/25(土) 02:08:17.27 ID:8PG09PghP

やれやれ。

男「……」

結構ピチピチなやつ着てやがる。

そのせいで。

尻が強調されている。

男「……」

息子、スタンディングナウ。


65 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 02:14:50.25 ID:8PG09PghP

考えてみろ。

親がいない。

妹もいない。

そして、俺の家である。

きっちり施錠して、窓のカーテンを閉めれば……。

……いかんいかん。

何を考えてるんだ、俺は。


66 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 02:19:26.35 ID:8PG09PghP

これが本当の性なる夜。

っけ。

つまらん冗談だ。

考えてみろ。

谷間の無い胸!

いけすかない口調!

よだれを垂らしたアホな顔!

……アレ、この顔、可愛いな。

……ああ、くそう。


67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 02:31:20.43 ID:8PG09PghP

男「……」

そっと顔を近づける。

呑気な奴だ。

まったく起きそうにない。

疲れてたのだろうか。

女「終わったのかい?」

いきなり。

目を覚ました。


69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 03:00:26.50 ID:8PG09PghP

男「のわぁ!」

女「ふふ、ボクの顔になにかついていたのかい?」

くそ。

こいつ、寝てなかったな。

無理によだれを垂らすとは。

凄い芸当だ。


95 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 19:15:17.19 ID:8PG09PghP

男「なんでもねぇよ」

女「そうか」

そう言って。

元気よく起き上がる。

女「もう、準備はいいのかい?」

男「とりあえずはな」

女「とりあえず……か」

中途半端で悪かったな。


96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 19:17:44.52 ID:8PG09PghP

女「それよりも……むぅ」

男「なんだよ?」

女「ちょっと、かっこよすぎるんじゃないかな?」

男「はぁ?」

女「見惚れてしまうくらいに、カッコイイ」

……やめろ、照れる。


97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 19:19:43.63 ID:8PG09PghP

女「それにくらべてボクは……」

くるくると回る。

女「サンタさんな服装だ」

男「そっちのが合ってるだろ」

女「そうだけど……もっとエロティックが良かったとか、そういうのはないのかい?」

十分だと思うけどな。


98 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 19:23:38.41 ID:8PG09PghP

男「そんな要望はしても無駄だ」

女「どうしてだい?」

どうせお前はするから。

男「理由は特にない」

女「彼女にエッチな服装はいただけないのかな?」

男「彼女を強調するな」


100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 19:28:04.56 ID:8PG09PghP

むう。

俺はこいつと付き合っていていいのだろうか。

女「彼女だから仕方ないよ」

くっつくな。

男「お前いい加減にしろって」

女「んー君は暖かいねぇ」

ずっとこうしていたい、と。

恥ずかしげもなく言った。


101 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 19:32:33.01 ID:8PG09PghP

男「ほら、でかけるぞ」

女「うんっ」

そう言うと。

すぐに離れた。

女「あっ、寒い」

結局またくっつくのか。


104 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 19:41:48.84 ID:8PG09PghP

男「おい、これじゃあ出かけられないぞ」

女「ボクはこのままでもいいけど?」

なんでだよ。

さっきの言葉は本気だったのかよ。

女「ふふふっ」

わかった。そっちがその気なら。

女「うわっ」

俺はお姫様抱っこをした。

俺らしくないなぁ、なんか。


105 : >>102 今回はそんな感じで[] 2010/12/25(土) 19:43:43.27 ID:8PG09PghP

女「ふふ、女の子の憧れだね」

そうなのか。

女「重くないかい?」

男「全然」

女「ああ、間違えた」

どういうことだよ。

女「ふふ、なんでもないよ」

……ああ。

気づいちまった。


107 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 20:36:01.42 ID:8PG09PghP

男「そういうことをおとこに言うな」

女「男の子にも知ってほしいのさ」

男「……」

まあ。

それがこいつのいいところなのかも。

かも、だからな。


110 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 20:49:23.83 ID:8PG09PghP

女「それで」

男「あん?」

女「ずっとこのままなのかい?」

男「……」

すぐに降ろす。

女「ボクは君と一緒に歩きたいから、ね」

恥ずかしくないのだろうか。


112 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/25(土) 21:15:57.44 ID:8PG09PghP

女「顔真っ赤」

おっと。

男「寒いからだ」

女「見栄張っちゃって」

どこみながら行ってるんだ。

男「どこか行く予定は?」

女「一緒にいれればいい」

そうかい。


123 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 00:54:56.14 ID:Un0HIS9jP

綺麗なイルミネーションを見に行きたいと言えば。

少しは可愛げがあるのに。

今の現状に満足しているようだ。

男「腕を組むな」

女「絡めているのさ」

余計に変な表現になってるぞ。


125 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 01:02:51.36 ID:Un0HIS9jP

男「なんだその言い方は」

女「スパゲッティみたいなものさ」

するすると。

俺の脇腹を触る。

女「むぅ、厚着は触り心地最悪だね」

何を求めてるんだよ、お前。


126 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 01:05:29.71 ID:Un0HIS9jP

女「寒くて指がかじかんでしまったよ」

男「手袋持って来いよ」

女「忘れてしまったよ」

男「……ほら」

女「おや、いいのかい?」

寒い。

女「寒くて指がかんじてしまったよ」

男「いや、それはおかしい」


127 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 01:08:29.08 ID:Un0HIS9jP

女「ありがとう、これであったかあったかだよ」

男「ふんっ」

俺は寒くなるけどな。

もう冷えてきたし。

女「ふふ、それなら」

男「……んだよ」

女「君の手をボクが握ればいいんだよ」

ギュッと。

手袋をしないで握ってくる。

それが目当てだったな。

たしかに、やつの手は冷たい。


128 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 01:10:14.53 ID:Un0HIS9jP

手袋意味ねぇ。

男「俺まで冷えそうだ」

女「大丈夫だよ」

どこからその自信がある。

女「ボクが発情して暖かくなるから」

いやな温まり方!


144 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 11:40:44.34 ID:Un0HIS9jP

男「盛ってんじゃねぇ」

女「季節は冬だからね」

男「どういう意味だ?」

女「良く言うだろう? 体が冷たい人は心が――」

暖かいってやつか。

女「――欲情してると」

言わねぇよ。


161 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 22:40:59.70 ID:Un0HIS9jP

女「性なる夜は、自慰に勤しむ……素晴らしいね」

男「聖なる夜に何をしてるんだよ」

字が違う。

女「欲情していなければできないよ?」

男「知るか」

だからと言ってさっきのお前の言葉が正当化されるわけではないと信じたい。


163 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 22:48:45.14 ID:Un0HIS9jP

女「それでは問おう。君の性夜の過ごし方について!」

男「字がまずおかしい」

女「犯しい?」

男「なんでそうなる」

女「なんで早漏?」

いや。

いくらなんでもそれはない。


164 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 22:51:57.27 ID:Un0HIS9jP

男「お前の耳は節穴か」

女「ボクの耳は障子さ」

男「どういうことだ?」

女「ほら、こう」

おい。

なんだその腰つきは。

どこの都知事だ。


165 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 22:56:26.51 ID:Un0HIS9jP

それ以上に。

女の子がそんな動きするもんじゃありません。

男「そういうネタは抑えろ」

女「残念だ」

男「もっと楽しいことを考えようぜ」

女「楽しいこと……あっ」

男「あったか?」

なんだなんだ。


166 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 22:57:18.49 ID:Un0HIS9jP

女「最近は定期的に来てくれて嬉しい」

男「何が?」

女「何って……もちろん」

……ああ。

男「把握した」

女「ふふっ」

結局そういう話かよ!


168 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 23:28:31.19 ID:Un0HIS9jP

男「お前とのエロトークに花を咲かせるつもりはない」

女「じゃあ、誰だったら咲くんだい?」

男「それは……」

いや、いねぇよ。

男「妹……かな」

女「俺の妹がこんなにエロいわけがない」

言いたかっただけだろ。



169 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/26(日) 23:37:26.80 ID:Un0HIS9jP

女「でも、安心したよ」

男「あ?」

女「妹くんで」

男「なんでだよ?」

妹とエロトークで花が咲いたら引くだろ、普通。

女「ほら、他の女の子とかだったらね」

男「……ああ」

なるほどな。


171 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 00:27:34.14 ID:IG2YL47yP

女「それじゃあ」

男「ん」

女「ご飯でも食べようか」

男「おいおい」

女「どうしたんだい?」

男「そんなに持ち合わせてないぞ」

女「ボクもだ」

男「……」

女「じゃあ、あそこでいいと思うよ?」

男「……ジャンクフードだな」

女「うん」


172 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 00:32:41.97 ID:IG2YL47yP

聖夜に粗末だなぁ。

まあ。

なんか、俺達らしい。

女「久しぶりの外食だ」

男「そうなのか?」

女「健康に気をつけてるからね」

ほほう……。

女「胸がないのはご愛嬌」


173 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 00:38:33.29 ID:IG2YL47yP

男「ああ、もう諦めた」

女「もうっ」

パシンッと。

控えめに叩かれる。

女「結構気にしてるんだから」

そうだったのか。

まあ、本当にまな板と変わらないしな。


174 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 00:39:49.77 ID:IG2YL47yP

口調も相まって。

男の娘みたい。

まあ、ついてないけど。

女「人をジロジロ見て、視姦するつもりかい?」

男「しねぇよ」

女「言えば脱ぐよ?」

言わない。


175 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 00:42:35.43 ID:IG2YL47yP

女「くちゅん」

男「ほらほら」

さらに脱げない状況になってるぞ。

女「ノーパンはきついね」

男「」

そうだった。


177 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 01:00:27.29 ID:IG2YL47yP

男「どうするんだよ」

女「じゃあ、ご飯の前にランジェリーショップはどうだい?」

男「ふざけるな」

女「ふざけてないよ」

むしろベストだよ、と。

肩をすくめて言った。

男「まあ、確かに」

女「目の保養になるよ?」

お前の中の俺は一体どれだけ変態なのか。


179 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 01:08:16.41 ID:IG2YL47yP

女「君の危惧していることはわかるよ」

男「なんだ」

女「ボクが着替えている間、君は一人になる」

男「うむ」

女「それは恥ずかしいだろう?」

そうだな。

やはり、恥ずかしい。

女「そういう時はね」


181 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 01:29:18.65 ID:IG2YL47yP

男「どうするんだ」

女「思いっきり開き直って、物色すればいい」

できるか!

男「何考えてるんだよ!」

女「最高の策だと思うよ?」

男「俺はいいと思わん」


182 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 01:36:29.86 ID:IG2YL47yP

男「なんでそんな変態にならなきゃいけないんだ」

女「男性用ブラというものがあるんだよ?」

男「それは知ってる」

女「着けてるのかい?」

男「なんでそうなる」

知ってるだけだ。


184 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 02:20:59.01 ID:IG2YL47yP

女「この前屈辱的なことが起きてね」

男「ん?」

女「店員さんはボクのバストをサイズを測ったときのことだ。着けられるサイズのを探してくれているのに、どうもチラチラと目線が動いている」

男「それがどうかしたのか?」

女「その店員さんは、男性用ブラをずっと見ていたんだ」

……ぷっ。

女「確かにないのは認めよう。それでも、さすがに酷いだろう?」

男「……」

女「……笑うのかい?」

あ、凄い冷めた顔だ。


186 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 02:42:11.51 ID:IG2YL47yP

男「最近の俺は、小さな胸もちょっとイケるんだぞ」

女「本当かい?」

すっごく目がキラキラしてやがる。

男「ああ、本当だ。嘘をつく意味がない」

女「そうかそうかぁ……そうなのかぁ……」

この上なく嬉しいようだ。


187 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 02:44:16.71 ID:IG2YL47yP

女「あぁ~……早く下着を穿きたい! 着けたい!」

男「ちょっと待て」

女「?」

男「お前、下だけだろ、忘れたの?」

女「言い忘れていたね」

……まさか。

女「上も忘れてしまった」

馬鹿だ!


188 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 02:47:16.28 ID:IG2YL47yP

女「参ったよ」

つまりこいつは。

サンタのこの服一枚ってことか。

男「とんだ変態じゃねえか!」

女「変態だよ?」

否定しろ!


189 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 02:50:37.79 ID:IG2YL47yP

男「お前には恥じらいはないのか」

女「どんなものでも興奮に変えられる」

男「順応な変態だな!」

女「順応な変態です」

男「はぁ……」

女「臨機応変態です」

男「五字熟語作ってんじゃねえ!」


191 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 02:54:04.53 ID:IG2YL47yP

男「……ほら、着いたぞ」

女「うん」

そんなこんなでランジェリーショップ。

聖夜の夜にランジェリー。

聖夜の夜にランデブー。

……忘れよう。

俺の彼女が変態だということは、忘れ――

女「ノーパンノーブラでランジェリーショップなんて、興奮するね」

――られそうもない。


192 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 02:57:44.38 ID:IG2YL47yP

男「ほら、行って来い」

女「え?」

きょとんとしてる。

男「俺は中に入らない」

女「ど、どうして?」

すっごく不安そうな顔。

男「恥ずかしい」

女「だ、男性用のブラ……」

男「買わないぞ!?」


193 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 03:02:07.56 ID:IG2YL47yP

女「サンタのコスプレをしたノーパンノーブラの彼女を、たった一人で行かせるのかい?」

声でけぇ!

男「ああ、わかった! 入る入る入る!」

女「は、初めてなんだけど……」

男「そっちじゃねえ!」

女「優しく……」

男「否定しただろうが!」


196 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 03:17:01.96 ID:IG2YL47yP

聖夜なのにこんなに卑猥な話ばかりしたくねぇよ!

女「ボクとは遊びだったっていうのかい!?」

男「遊びだったらまず体目当てだろ!」

女「そ、そんな目で見ていたのか……」

男「見てねぇよ! 純粋に好きだよ!」

女「え……」

ポロリと。

本音がこぼれた。

女「ふふっ……ふふふっ……」

不気味な笑い声だ。


197 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 03:26:47.49 ID:IG2YL47yP

女「ボクも大好きだよ」

男「お、おう……」

話が急すぎて困る。

女「さて、それじゃあ入るか」

男「おう」

突っ込みパート終了……か?


207 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 12:47:49.22 ID:IG2YL47yP

男「……」

なんだ、この妖艶とした雰囲気は!

女「入るのは初めてかい?」

男「当たり前だ!」

女「良かった、童貞なんだね」

男「やめろ」

女「ランジェリー童貞卒業だね」

ああああ、人見てるだろうが!


208 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 12:53:34.18 ID:IG2YL47yP

それにその言い方は。

俺がこれからランジェリーを穿くみたいじゃねえか。

やめろよ。

ランジェリーショップ童貞卒業にしろよ。

いや、その言い方をまずやめろよ。

女「君の好きな色の下着にしてあげよう」

いらねぇよ。


222 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 20:18:19.04 ID:IG2YL47yP

今から帰宅して続きを書こうと思っていたのですが財布を落としてしまったため、もう少しかかりそうです……


223 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 20:41:36.89 ID:sMXFjxUc0

>>222
何してんだwwwwww
待ってるから見つけて来いよwwww


226 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 21:30:14.01 ID:A3s2Kf600

お前の財布なら俺の隣で寝てるぜ


228 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 22:05:10.32 ID:Didz+EyD0

>>226
とりあえず通報しておいた


229 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/12/27(月) 22:07:00.37 ID:cY+PZ6kW0

>>226
早く返してやれよ
続き見れないだろ


230 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 22:31:25.92 ID:IG2YL47yP

電車を降りた時に気づき、その時に落としたであろう店に電話したところ「見つからない」と言われ、もう一度電車に乗り、交番に行き、なんとまあ可愛らしい警察官の言った通りに届けを出した後、
もう一度落としたであろう店に行き、店員さんに尋ねるとなんとまあ可愛らしい笑顔で財布を渡していただきました。
プ○キュアのシールが貼ってあるのでちょっと冷や冷やしました。
そのあと警察に報告に行くと、眠そうな男警官になっていて少々萎えました。
帰宅後、書きたいと思います。ご迷惑をおかけしました。


231 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/12/27(月) 22:33:01.27 ID:3nXQliiq0

よかったないろいろと



元スレ:http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1293192195/
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