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4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 09:42:29.05 ID:xHwxYl5e0

ルパン「次元~ 次の仕事が決まったぜい。」

次元「また面倒なことに首を突っ込むつもりじゃないだろうな?」

ルパン「まーまー、これ見てちょうだい!」

次元「んー? 学園都市?」

ルパン「そー、その学園都市の近代的なメカをごっそり頂いちゃおう、てな訳よ。」

次元「はぁ、なんでよりによって・・・。また不二子にたぶらかされたのか?」


5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 09:43:41.15 ID:xHwxYl5e0

ルパン「あらら~、何でわかっちゃったの?」

次元「ったりめーだ! めんどくさそうな仕事の大半はあの女のせいだろうが!」

ルパン「そう冷たいこと言うなよ、次元ー。・・・、ほら、これなんかどうよ? 生徒の超能力開発!
  次元も超能力の一つや二つくらい欲しいんじゃねーの?」

次元「んなもんいるか! 俺はこいつがあれば大丈夫だ。」

ルパン「相変わらずお堅いねー。超能力さえあればそんな銃いらねぇのによー。」

次元「俺は堅実派なんでね。・・・? まてルパン! 超能力って何のことだ? メカを盗むんじゃないのか?」


6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 09:45:40.69 ID:xHwxYl5e0

>>2-3 っちょww 勘弁してくれよ

ルパン「あれ、なんのこと?」

次元「とぼけんじゃねぇ。お前さん、なんか隠してないか?」

ルパン「・・・。不二子に頼まれたのもあるが、もうひとつ学園都市に侵入する目的がある。
  それが超能力開発ってこと。」

次元「どういうことだよ。」

ルパン「俺様の調べによると、この学園都市には裏の顔があるのさ。表は近代的な科学研究が行われる教育施設
  その裏じゃぁ、それにかこつけて薬物による能力開発が行われているんだと。」

次元「んな話信じられるかよ、SFじゃあるまいし。」

ルパン「俺も最初はそう思ったさー。しかし調べていくうちにいろいろわかったぞ。能力者の軍用クローンの開発とかな、ほい!」

次元「あぶねぇ! 投げんなよ! なになに? んー、これだけか?」

ルパン「そう、アクセス途中に回線を切られっちまった。スーパー八ッカーの俺に太刀打ちするなんて、学園都市には
  どんな怪物が待ち受けているのかねぇ?」

次元「つまり不二子には最新メカ、自分には超能力の一石二鳥作戦か?」

ルパン「そういうこと!」


7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 09:47:40.90 ID:xHwxYl5e0

次元「そういうことかい。不二子が知ったら怒るんじゃないか?」

ルパン「大丈夫、大丈夫ー。バレなきゃOKよ。」

次元「俺は知らねぇからな。ところでルパン、百歩譲って超能力開発が実際に行われていたとしよう、
  それで超能力をどうするつもりよ?」

ルパン「別に俺自身が使うわけじゃねぇぜ。ただどうも学園都市内でコソコソやってんのが気に入らないだけさ。
  そういう万人の為になるものは大怪盗ルパン様が広めてあげないとな! ムフフフ、もちろん不二子ちゃんの
  LOVE優先だけど!」

次元「付き合ってられないぜ・・・。しかし超能力か。そんな話が本当にあるのかねぇ。」


8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 09:49:45.69 ID:xHwxYl5e0

-学園都市 窓のないビル

アレイスター「銭形警部、起きて下さい。」

銭形「・・・! は! ここは?」

アレイスター「あなたからここに来たのではありませんか。機密事項のため到着までは眠ってもらいましたが。」

銭形「そうでしたな・・・、! あなたがこの学園都市の最高責任者ですか!?」

アレイスター「アレイスターです。」

銭形「これはまたずいぶん変わった場所と格好で・・・。いや、失礼。ICPOの銭形です。今回は急な失礼を。」

アレイスター「かまいませんよ。客人はいつでも大歓迎です。どうやらあなたは日本人のようですね。どうですか? 故郷は。」

銭形「はぁ、故郷といわれましてもここは近代的でして、私はどうも落ち着きませんで・・・。」


9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 09:51:34.06 ID:xHwxYl5e0

アレイスター「それは残念です。」

銭形「自分は古い人間なもので。・・・、えふん。今回ここに参上させていただいたのはご存知ルパン3世のことでありまして、
  奴がこの学園都市の最新鋭の科学兵器を狙っているという情報の為、その警告と、警官の配備の件で伺ったのですが。」

アレイスター「ルパン3世の事は私もよく知っています。神出鬼没の泥棒だとか。警告には感謝しましょう。しかし、警官の配備には賛成できません。」

銭形「っな! なんですと? しかし、私一人ではさすがに限界も・・・。」

アレイスター「あなたの警備も許可できません。この学園都市には我々独自の自衛団である通称{アンチスキル}が存在します。国の警察は必要ありません。」

銭形「しかし! あなたはルパンという人間をなめている! 奴は大怪盗ですぞ! そこらの人間では捕まえるのは不可能です。」

アレイスター「ご心配なく、彼らは精鋭です。少なくとも、貴方達よりは頼りになるかと・・・。」

銭形「・・・、ですが・・・。」

アレイスター「銭形警部、先ほど申し上げたとおり、客人は大歓迎ですが、あくまでそれは私個人の誠意であることをお忘れなく。」

銭形「! ・・・。また参ります。」

アレイスター「ええ、お待ちしておりますよ。では、眠っていただきます。」



10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 09:54:49.60 ID:xHwxYl5e0

・・・・・・・。

アレイスター「聞いていただろう?」

ステイル「あぁ。」

アレイスター「ルパン3世か、久しぶりに聞いたな。」

ステイル「面識があるのか?」

アレイスター「いや。直接的な面識は無い。」

ステイル「・・・。ま、どうでもいい。こっちには関係ないことだ。」


11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 09:57:02.16 ID:xHwxYl5e0

アレイスター「奴のことだから、能力開発のことも知っているのだろう。早めに対処するのに越したことはない。
  君にも手伝ってもらうよ。」

ステイル「そっちに面倒ごとに首を突っ込む暇など無い。ただでさえこちらも忙しいんだ。先日のカテーナセカンドの事件の後処理もある。
  僕は帰らせてもらうよ。」

アレイスター「君がそれでいいのなら、それでいい。しかしこちらで保護している禁書目録のことはどうする?」

ステイル「!?」

アレイスター「ルパン3世が禁書目録のことを知ったら、面倒なことになると思わないか?」

ステイル「・・・。」

アレイスター「今回のことが恙無く処理されることを願うよ。君と同じようにこちらも暇じゃないからね。」

ステイル「(去る)」

アレイスター「さて、面白いことになりそうだね。たった一人の泥棒がこの学園都市と魔術サイドにどこまで太刀打ちできるか試してみようじゃないか・・・。」


12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 09:58:54.33 ID:xHwxYl5e0

―東京

次元「学園都市は東京の西部にあるんだってな?」

ルパン「そー。」

次元「久しぶりに日本に帰ってきたと思えばこの始末だ。余計なものを掘っ立てやがって!」

ルパン「そう言うなって。その中では思春期の男女が楽しい学園生活を送ってるんだからよ!」

次元「けっ、くだらねぇ。」

ルパン「ん? 興味ないの? もしかして暗い青春送ってきた人?」

次元「そんなんじゃねぇよ。ただ単純にくだらないと思っただけだ!」

ルパン「あそー、別にいいけど。」

次元「・・・。で、問題はどう潜入するかだな。」

ルパン「昔なら五右衛門ちゃんの斬鉄剣でちゃきちゃき~! といくんだが、今はそういう時代じゃないらしいな~。
  それに隠密侵入だから、派手なこともしたくないわけよ。」

次元「そういえば五右衛門はどうした?」


14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:01:35.41 ID:xHwxYl5e0

ルパン「お・か・い・も・の! ちょっと調達してほしいものがあってよ。」

次元「なんだ、今回の仕事は五右衛門も参加するのか? てっきりあいつのことだから今回みたいなハイテク関係はしり込みするかと思ったが。」

ルパン「俺が無理にお願いしたの。この仕事にはあいつが不可欠なんでね。」

次元「ほー、お前のことだから何か考えがあるとは思ったが。ま、後で計画は聞かせてもらうぞ。」

ルパン「任せておきなさい! おっ、着いたぞ。」

次元「学園都市はまだ先のほうじゃねぇか、なんでこんなところで?」

ルパン「衛星の索敵を避ける為だよ。お前さんのタバコが後一メートル先にあるだけで、俺たちは袋のねずみさ。」

次元「そいつはなんとまぁ。」

ルパン「のんびりいこうじゃないの。とりあえずここで五右衛門待ちだ・・・、って次元! ポイ捨てするな!」

次元「あー? ああ、悪いな。」

ルパン「まったく、マナーをしっかりしないと・・・。罰金じゃすまねぇぞ。」

次元「へいへい。しっかし、無駄に高い壁だな。遠目でもかなりあるぜ。」

ルパン「なーに、壁は越えるためにあるのよ。腕が鳴るじゃないの。」

次元「ま、成功することを祈るしかないな。」


15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:03:21.02 ID:xHwxYl5e0

―学園都市

白井「あら、初春じゃありませんの。こんな時間まで何してるんですの?」

初春「あっ! 白井さん! 実は学園都市サーバにアクセスした輩がいると聞きまして、ネットワークの強化を。」

白井「学園都市のネットワークは独自形成だから外部からのアクセスは受け付けないと聞きましたが・・・。」

初春「それがそうじゃないんですよー! 上層部からの通達なんで詳しくは聞かされた無いんですけれど、自作の衛星を用いて
  不正アクセスを試みたらしいんですよ。どうやら機密情報もいくつか漏れたとか・・・。」

白井「それは本当なんですの? そんなことが可能とは思えないんですが。」

初春「だから私もよくわからないんですよー。」

白井「まったく、初春ったら・・・。って!? おねぇぇえぇさまぁあぁぁ!!」

御坂「ちょっと! 離れなさいよ!」

初春「あっ! こんばんは。」

御坂「どこで油売ってると思ったらこんなところにいたの?」

白井「っは? お姉さまはわたくしを探しに!? それは失礼を!
  このわたくし、いつでもお姉さまの夜のお相手にーーー! ってぐべおあぺhst!」

御坂「そんなわけ無いでしょ! 消灯だから早く戻ってきなさいよ。寮監に殺されるわよ?」


16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:06:07.16 ID:xHwxYl5e0

御坂「ごめんね、初春。黒子が仕事の邪魔したようだけど。」

初春「いえいえ、そんなことは。」

白井「うううう、さぁ、お姉さま。黒子と共に愛の巣へ戻るとしますの!」

御坂「変な言い方するなー! てか勝手にテレポートするんじゃなー・・・」

初春「あははは。」

・・・・・・。


黄泉川「よぉ、初春。元気がいいのは良いことだけど、もう少し静かにするじゃんよ。」

初春「あっ! すみません。」

黄泉川「ま、厳密に言えばうるさいのはあの二人なんだけどね。」

初春「ところで黄泉川さんはどうしてここに?」


17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:07:58.16 ID:xHwxYl5e0

黄泉川「いや、学園都市に侵入しようという奴らがいるらしいじゃん? 近況報告に。」

初春「ああ、そのことですか? ちょうど今セキュリティの強化を・・・。」

黄泉川「ごくろうじゃんよ。でもそいつらは直接乗り込んでくるかもしれないってよ。」

初春「ええええええ!? そうなんですか?」

黄泉川「うちらは警備の強化だってよ、異例のレッドコードも発動されたらしいじゃん?」

初春「どこの誰がこんなことを?」

黄泉川「んー、詳しくは分からんけど、ルパン3世って奴らしいじゃん。そしてその仲間。」

初春「聞いたこと無いですねー。」

黄泉川「そう? 結構有名じゃん。神出鬼没の大泥棒、狙った獲物は逃さないって。」

初春「そうなんですかー? 大丈夫なんですかねー、学園都市。」

黄泉川「心配ないじゃんよ。そのためにアンチスキルがいるんだから。」

初春「ならいいんですけど。私の花占いでは、いやな予感がビビッっとするんですよね。」


18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:09:27.60 ID:xHwxYl5e0

五ェ門「しかし本当にこんな作戦でうまくいくものなのか、拙者はわからぬのだが・・・。」

次元「その点は俺も賛成だな。」

ルパン「なんだよー、急に学園都市贔屓か?」

次元「お前の作戦はこうだ。学園都市への定期郵便運搬サービスを利用して、侵入する。
 方法は荷物の中に忍び込む・・・。大の科学都市に対抗する手がこんな昔ながらの
 方法で大丈夫なのか?」


19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:12:04.62 ID:xHwxYl5e0

>>18 すまん! 18の場所は東京だ。場面転換が分かりにくかった…

ルパン「そのためのこれよ、学園都市にも劣らぬ我がルパン研究所開発の超伝導型遮断シート!
  こいつを荷物の内側に貼り付けて、セキュリティ面は何とかかいくぐろうって訳よ。」

次元「そいつがまともに使えればの話だがな・・・。」

五ェ門「同感。」

ルパン「えーい、やるといったらとことんやるのが男ってもんよ。五ェ門! あれ買ってきたか?」


20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:14:16.18 ID:xHwxYl5e0

五ェ門「うむ、こいつのことか。」

次元「なんだぁ? これは。 スーツじゃねぇか。」

ルパン「見ての通りスーツですよ、次元ちゃん。」

五ェ門「御主の話によると、拙者らは学園都市内では教師という設定だったな?」

ルパン「生徒主体の場所じゃぁ、おっさんたちは浮いてしまいますからね。」

次元「おっさんか・・・、やれやれ。」

五ェ門「IDかーどとやらも偽装してあるようだし。後は武運次第か。」

次元「こんな単純な作戦で成功するのか? ルパンよ。」

ルパン「だから武運次第よ。五ェ門は運転手として侵入。俺と次元は、荷物に入り込んで侵入。
あとはうまくいけば万々歳。女神の不二子ちゃんだってついてるしな。」

次元「死神の間違いじゃないのか? おっと・・・。どうやらトラックが来たようだぜ・・・。」


21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:16:19.42 ID:xHwxYl5e0


・・・・・・・・。

ルパン「どうやらうまくいったようだな。」

次元「とりあえずここまではな。運転手さんもぐっすりだ。」

五ェ門「兎に角、早く済ませてしまわなければな。拙者たちには時間が無い。」

ルパン「じゃぁ、五ェ門は運転手頼むぜ!」

次元「俺達は荷物漁りか・・・。おいルパン! この箱なんかどうだ?」

ルパン「ばかったれ! そんな箱に入るか! 俺はエスパーじゃないんだから。」

次元「となると、まともな箱はこいつとこいつか・・・。」
中身は・・・、片方が食料品。仕送りか? 泣かせるじゃないか。
もう片方は冷蔵庫か。大手電機メーカーから。」

ルパン「おっ、なんだよ。同一名義じゃないの。」

次元「んん? 本当じゃねぇか。ついてねぇ受取人だな。」

ルパン「悪党に同情の余地なし。さっさと中身入れ替えるぞー。」

次元「やれやれ、心が痛むねぇ。ついでに受取人の名前は・・・?」

ルパン&次元 「「上条 当麻」」


22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:18:38.94 ID:xHwxYl5e0

―とある地方都市、レストラン

刀夜「しかし、あなたみたいな美女と食事ができるなんて。また妻には
  『フラグ体質なんですかー』と怒られてしまう・・・。」

不二子「いやですわ、刀夜さん。私はあくまで取材のために参ったのですから。」

刀夜「あはは、そうだったね。・・・。しかしあんな話でいいのかい?
  たしかに公表されて無い学園都市内の話だが、平凡な私の息子から聞いた話だよ?」

不二子「かまいませんわ。脚色された話よりありのままを読者は好みますので。」

刀夜「そうか、それはなによりだ。」

不二子「こちらこそありがとうございます。話で聞く限りではその息子さんは充実した生活を送っているようですね。」

刀夜「いやはや、かたじけない。」

不二子「では、そろそろ失礼させていただきます。ありがとうございました。」

刀夜「いや、こちらこそ。・・・、そういえば名前はなんとおっしゃったかな。失礼ながら、
  人の名前を覚えるのは苦手で。」

不二子「峰不二子です。以後お見知りおきを。」


23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:20:31.04 ID:xHwxYl5e0

―学園都市 学生寮

インデックス「おなかが減ったんだよ、とーま」

当麻「後もう少しで実家からの救援物資が来るからな。それまで待ってろ…」

インデックス「やだーやだー、死にそうなくらいなんだよー!」

当麻「ちょっとインデックスさん? ちょっとやそっとではお腹と背中の
     運命的出会いは起きませんから、とりあえず頭をかじるのはやめてもらえませんか!?」

ピンポーン

当麻「おお! ついに来たか。離れろ、インデックス。ご飯が来たぞー!」

インデックス「ホント? かれーらいす?」

当麻「いや、カレーかどうかは分からんが…。ビリビリに壊された冷蔵庫もやっと新調できたよ。
     これでとりあえずはなんとかなり、んんん!?」


ルパン「いやー、何とか侵入することができたなぁ、次元?」


24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:22:03.28 ID:xHwxYl5e0

次元「やれやれ、運が良かったからいいものの…。骨がガタガタいうぜ。」

インデックス「ちょちょちょ! あんたたち何なんだよ? ご飯作りの人?」

ルパン「ん? お嬢ちゃん誰?」

インデックス「お嬢ちゃんじゃないもん! インデックスだもん!」

次元「おっ、外人か? 親戚かもしれんな、ルパン?」

当麻「あ、あ、あんたら何者ですかー!? 新手の刺客ですか? 魔術師?」

次元「おう、ガキンチョ。邪魔したな」

ルパン「とりあえず、撤収するぞー、次元。じゃあな、上条少年とインデックスさんとやら。あばよー!」


25 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:23:09.55 ID:xHwxYl5e0

当麻「結局なんだったんだ? ん? 上条さんのご飯は? 冷蔵庫は?
 …、いんでっくすは?」

ンデックス「と・う・まー! なんでご飯が無いんだよ! 中身がおっさん二人組みなんて
    笑えない冗談かも!」

当麻「ちょっと待ってくださいよ? 上条さんには何の責任もありませんよ? 偶然に偶然のミスが
 重なってこうなったのかも…って聞いてますか?」

インデックス「ごはん~~~~~!(ガブッ)」

当麻「不幸だーーーーー!!!」



27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:24:57.23 ID:xHwxYl5e0

―生徒寮から少し離れたビルの屋上

神裂「どうやら心配なかったようですね」

ステイル「もし奴がインデックスに何かしようとしたならば、僕のイノケンティウスが
   黙ってなかったけどね。神裂と同じ東洋系の顔立ちだな、日本人か?」

神裂「そのようですね、片方はハーフのように感じられますが」

ステイル「サル顔のほうか? ふむ、まぁどうでもいい」

神裂「追わなくていいのですか?」

ステイル「はっきり言って面倒ごとは避けたい。ここは僕達がでしゃばるところでもないだろう。
   アレイスターに任せておけばいいよ」

神裂「彼らは魔術師でも能力者でもありませんからね。しかし、よりによって侵入者の第一発見者に
 あの少年がなるとは…。不幸としか言いようがありませんね」

ステイル「それもどうでもいい。問題はインデックスのことだが…あの様子だと心配なさそうだな」

神裂「…。ステイル。嫉妬ですか?」

ステイル「ばっ! そんなわけ無いだろ!? 前も言ったが恋愛対象ではなく、あくまで保護対象であり…」

神裂「…、そうですか。まぁ、いいでしょう」

ステイル「とにかく! ひとまず安心だが、油断もできない! 僕は念のためにルーンを配置してくる!」

神裂「…。はぁ」


28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:27:01.86 ID:xHwxYl5e0

―窓の無いビル

アレイスター「どうやら侵入してきたようだね」

結標「そのようですね。IDカードも偽装されています。かなりのやり手ですね。
 衛星探知システムは使用を?」

アレイスター「その必要は無い」

結標「しかし、何でグループのメンバーを?」

アレイスター「愚問だな。ルパン3世を捕まえる為だよ」

結標「ならばなぜ衛星を使わないんですか?」

アレイスター「分かってないね。私は楽しみたいんだよ」

結標「私には…理解できません」


29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:28:16.60 ID:xHwxYl5e0

アレイスター「君が理解する必要は無い。私が分かればいいんだ。
       …。ほかのグループのメンバーは?」

結標「学園都市内には、私と一方通行しか。海原と土御門はイギリスに…。」

アレイスター「それで十分だ。…、来たか」

一方通行「オィ、アレイスター。俺をコンなところに呼んだ用事ってェのはなんだァ?
   くだらネェ用事だったら帰るぜ?」

アレイスター「侵入者だ。君達に動いてもらう」

一方通行「はァ? ンなのアンチスキルに任しときゃァいぃだろ? 俺がでしゃばるだけ
   ムダってもンだ」

アレイスター「相手は一般人だ。能力者でもなんでもない。でもアンチスキルくらいじゃ歯が立たないんでね」

一方通行「…よくわかんねェけど、ようするにそいつをぶっ潰しゃァいいんだろ?」

アレイスター「話が早くて助かる。たのもうか」

一方通行「…チッ。めんどくセェな。仕事なら行くけどよォ」


30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:30:00.69 ID:xHwxYl5e0

結標「じゃあいきますよ」

一方通行「言わなくても分かるに決まってンだろ? めんどくセェ奴だな」



アレイスター「さて、学園最強のLV5がお出迎えだ…。どうする? ルパン3世」


―学園都市 とある路上

ルパン「ふー、なんとかなったなぁ」

次元「正直ギリギリだったんじゃないか? あの上条とか言う奴が通報しちまったらジ・エンドだろ?」

ルパン「後のことは後で考える。それでいいじゃないの~」

次元「けっ」

ルパン「とりあえず五ェ門と合流しなくちゃな!」


31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:39:37.58 ID:xHwxYl5e0

次元「五ェ門との合流場所はどこだ?」

ルパン「あー、なるべく目立つところにしておいたぜ。常盤台中学の学生寮の前」

次元「常盤台? お嬢様学校の常盤台か?」

ルパン「ムフフフ。五ェ門の顔が楽しみだぜー」

次元「ったく。お前って奴は。しかし、本当にどうするつもりだよ? いくら侵入に成功したとしても、
   俺達は、完全にアウェーの状態だ。下手に動けねぇぞ?」

ルパン「その心配も無用ですよ。ちゃーんと、俺様の頭の中には綿密な計画が入ってるからよ!」

次元「へーへー」



32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:46:32.26 ID:xHwxYl5e0

―常盤台中学 学生寮前

白井「怪しい…、ですわね」

五ェ門「いや、拙者決して怪しいものでは…」

白井「じゃあ、どうして顔を背けますの? そもそもあなたはこの学生寮の生徒の関係者なのですの?」

五ェ門「ただ単に女性が苦手で…。そもそも、ここには仲間…、いやいや! 同僚と待ち合わせしているだけで」

白井「ロリコンですの!?」

五ェ門「そ、そんなことはない! 拙者は決してロリコンではない!」

白井「やっぱり怪しいですわね」

御坂「その辺で勘弁してあげなよ、黒子。その人も待ち合わせだって言ってるんだしさー」

五ェ門「うむ、かたじけない」

白井「お姉さまがそういうなら、仕方ありませんわね…」


34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 10:57:04.49 ID:xHwxYl5e0

御坂「そーそー、ってアイツ! ツンツン頭!」

上条「うお! ビリビリ! 何でこんなところに?」

白井「ひっ! お姉さまの殿方が!? 嗚呼、この白井黒子どうすれば?」

御坂「そんなんじゃなーい!!」

上条「ちょっ! ビリビリするなー! ん? そっちの人は知り合い?」

五ェ門「(うむ、これがルパンの言っていた能力者か…。異質な力だな。)いや、そんなんではござらん。
    こちらの奥方に事情聴取を受けていた次第で」

上条「そうなんですかー。いや、お互い苦労しますね?」

五ェ門「うむ、おぬしなかなか話せるではないか」

上条「いやいや、おじさんこそ」

御坂「なにそこの男同士で盛り上がってるのよー! 無視すんなー!」


35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 11:07:32.50 ID:xHwxYl5e0

五ェ門「はっはっは。む? どうやら連れが来たようなので、拙者これにて」

上条「あっ、そうですか。では…、ってあーーーー!!」

ルパン「うおう! 上条少年!? 何でこんなところに? つか五ェ門!
    なに呑気に談笑してるんだ?」

次元「おい、ルパン。こいつはまずいんじゃねぇのか?」

御坂「なによ? あんたの知り合い?」

上条「知り合いもなにも、さっき俺んちの荷物に入って自宅に不法侵入してきた奴らだ!
   このおっさん達のせいでインデックスにかみ殺されそうになったんだからなー!」

ルパン「よりによってなんでこいつと一緒にいるのよ~!」

五ェ門「そんなことを拙者に言われても…」

白井「やっぱり、怪しい輩でしたのね。ジャッジメントですの! あなた達を拘束しますわ!」

ルパン「おいおいおいおい! 逃げるぞ! 次元! 五ェ門!」

白井「逃がしませんわ!」


37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 11:21:08.15 ID:xHwxYl5e0

ルパン「ん? 瞬間移動!? 能力者? 中学生の少女なのに?」

次元「何でもありだな、おい。絶体絶命だぞ」

白井「中学生だからといって、舐めないでいただけますの?」

ルパン「ってうわー! 矢が飛んできた! 五ェ門ちゃーん! 助けてくれよー!」

五ェ門「うむ、承知。いやぁぁっ!」

白井「な! わたくしの金属矢がいとも簡単に?」

五ェ門「またつまらぬものを切ってしまった…」

白井「くっ。でも、まだまだですの!」

次元「ぬっ! マジでテレポーテーションかよ!」

ルパン「おい! 次元、五ェ門! 目ぇつぶれ!」


39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 11:27:55.16 ID:xHwxYl5e0

白井「!?」

上条「っていきなりぃ!?」

御坂「きゃっ!」


白井「消えましたわね…」

上条「くそーっ! この借りは返すからなーっ!」

御坂「しっかし、変な連中ね」

白井「不覚ですわね。お姉さまの力で何とかなりませんの?」

御坂「残念だけど、周りに人が多すぎるわね。対象電子が多すぎるわー」

上条「不幸だー!」

白井「どうやらあいつらは外部の人間らしいですの。ここ最近で警戒がコードレッドに
   引き上げられたのはそのせいですのね」


40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 11:37:48.37 ID:xHwxYl5e0

御坂「レッド!? テロリスト級じゃないの! 何者?」

白井「わたくしもよくは知らされてませんが、どうやらルパン3世とその一味かと…」

上条「ルパン? あぁ、そういえば一緒にいたひげのおっさんが仲間のことをそう呼んでたな。
   (インデックス曰く、魔術師じゃないらしいから、余計な心配は必要ないか?)」

白井「いまから、ジャッジメントの本部に出頭する必要がありますの。アンチスキルとの連携も
   必要になりますわね。せっかくのお姉さまとのデートタイムも台無しですわ」

御坂「もともとデートじゃないわ。用事に付き合ってもらうだけよ…。…じゃぁ、あんた!
   あたしに付き合いなさいよね!」

白井「!?」

上条「えっ? 上条さんですか?」

御坂「ほっ、ほかに誰がいるのよ? 別に他意はないわよ!? 黒子が用事だって言うから…仕方なく…」



41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 11:43:49.72 ID:xHwxYl5e0

白井「おっ、お姉さま? 別にこの白井黒子、お付き合いさせてもらってもよろしいのですが!」

御坂「なに言ってんのよ? だからあんたは仕事でしょ? と、とにかく、他意はないの! ほら行くわよ!
   後でね、黒子」

上条「ちょっと! 引っ張らないで! あーもう何なんですかこの不幸はー!」

白井「不幸…ですの?」



白井「それはこっちの台詞ですのー!!!」


45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 12:13:48.06 ID:xHwxYl5e0

―アンチスキル総合対策本部

黄泉川「ということらしいじゃんよ?」

教員1「すでに侵入したということですか…」

黄泉川「さっきジャッジメントの一生徒が交戦を行った後逃亡されたらしいじゃん?
    うちらも黙っちゃいられないよね」

教員2「鉄装さんは?」

黄泉川「現場に向かないからパス! ていうか遅刻らしいじゃんよ! 緊急事態なのに!」

教員3「そうですか…」

教員2「侵入者…ルパン3世は能力者ではないということですが?」

黄泉川「正直ここまでやられるとは思ってなかったじゃん?」

教員1「たしかにそれはありますね」

黄泉川「子供には銃は向けない信条だけど、相手が大人なら話は別じゃん? 容赦はしないじゃんよ」


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 12:32:49.79 ID:xHwxYl5e0

教員1「場所は特定できているんですか?」

教員2「ジャッジメントからの情報によると、どうやら駅中心部の地下街に逃走したらしいです
    おそらく地上からの索敵を避ける為かと」

黄泉川「袋のネズミ。じゃぁ、一気に行くじゃんよ!」

教員123「「「はい!」」」


―学園都市 地下繁華街

ルパン「ここまでくれば大丈夫だろうな」

次元「ひぇー ひどい目にあったぜ!」



48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 12:37:20.24 ID:xHwxYl5e0

五ェ門「うむ」

ルパン「うむ、じゃねーよぉ! 元は五ェ門! お前の所為なんだかんな?」

次元「おめーさんが女子中学生にデレデレしてなかったらこんなことにはならなかったかもな」

五ェ門「!? 拙者はデレデレなんかしていない! それにおぬし! 合流場所を設定したのはおぬしではなかったかな!?」

ルパン「ぎっくー! なんのことかな? 五ェ門ちゃん…」

五ェ門「もういい、短い付き合いだったな…」

次元「ってどこいくんだよ! おい! 五ェ門! …。行っちまったな」

ルパン「またいつもの病気だよ。ほっとけば戻ってくるさ」

次元「しっかし、今回の計画に五ェ門は不可欠じゃなかったのか?
   ありゃぁ、どういうこったい?」

ルパン「まだ話してなかったな。俺達はこの学園都市の最高責任者のところに乗り込もうと計画してる訳よ!」

次元「はぁ? 本気か? ルパン」

ルパン「俺はいつでも本気ですよ?」

次元「だいたい、どこにそいつがいるのか分かってんのかよ?」

ルパン「窓の無いビル…、学園都市の謎と言われている機密施設さ」


49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 12:47:15.92 ID:xHwxYl5e0

次元「どっからそんな情報を?」

ルパン「とっつぁんのトレンチコートに仕掛けた超小型マイクのおかげさ」

次元「なにぃ? 銭形の野郎はすでに接触済みってことか?」

ルパン「そ。どうやら警察の配備をお願いしたらしいが、断られたらしいねぇ。
    かわいそうなとっつぁん」

次元「じゃぁ、今回の仕事はやっこさんは絡まないってことか?」

ルパン「さーね、あんがい真夏の蚊みたいに沸いて出てくるかもよ?」

次元「その最高責任者って言うのはどんな奴なんだ?」

ルパン「想像しかできないな。とっつぁんの口ぶりから言うとへんちくりんな奴って事しか分からん」

次元「名は?」

ルパン「アレイスター。それだけしかわかんねぇ。偽名かもしれねぇな」

次元「アレイスター…どっかで聞いたことあるな」
    


52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 12:57:22.84 ID:xHwxYl5e0

ルパン「またそれか…」

次元「いや、俺の勘違いかもしれないな」

ルパン「ったく、はっきりしろよ…。とにかく、その窓の無いビルに侵入する為には
    どうしても五ェ門先生の斬鉄剣の力が必要だったんだがね」

次元「強行突破とはいかねぇのか?」

ルパン「突破も何も、その建物には入り口も出口もないからねぇ」

次元「なんだそりゃ? どうやって出入りするんだ?」

ルパン「テレポーテーション、だと推測するね。この都市にはそんな奴が
    ごろごろしてるからな。そういう話でも決して矛盾してるわけじゃないだろ?」

次元「ほへー」

ルパン「…? それにしても次元。なんか人通りがなくなった気がしねぇか?」

次元「ん? たしかに。こりゃいったい…!?」


54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 13:04:48.91 ID:xHwxYl5e0

教員1「アンチスキルだ!」

黄泉川「あんたらが侵入者? 覚悟するじゃんよ!」

次元「なんだぁ、あいつら? そしてあの女」

ルパン「おっぱいの大きさは不二子ちゃんに負けず劣らず…だな?」

次元「性格も負けず劣らずきつそうだぜ!」

ルパン「まったくだ!」

教員2「撃て!」

黄泉川「逃がすわけないじゃんよ!」

ルパン「とりあえず撤退しますか?」

次元「やれやれ。逃げてばかりじゃないか?」

ルパン「そう言うならば、戦ってみ」

次元「アホ言え! ゴム弾だが、当たればアバラがイッちまうぞ!」

教員3「路地裏に逃げたぞ! 追え!」


55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 13:16:15.25 ID:xHwxYl5e0

―学園都市 とある雑居ビル

銭形「まさか、お前の力を借りなきゃいけないとは…。わしも落ちたもんだ」

不二子「あら、ビジネスパートナーになったのは今回が初めてじゃないでしょ?」

銭形「しかし、さっきの話は本当の話か? わしはどうも信用できんのだが、特に相手がお前じゃな」

不二子「あら、本当の話よ? 信じてなかったの?」

銭形「しかし、信じろといわれたほうが無理なんだがな」

不二子「まぁ、好きにしなさい。それにしてもルパンのいじわる~! 私に隠し事なんて
    許せないんだから!」

銭形「ま、話は会ってからにすればいいだろう。どのみちお前らは全員捕まってブタ箱行きだからな」

不二子「あら、威勢がいいじゃないの。楽しみにしてるわ」

銭形「契約はあくまでルパンを見つけるまでだからな。それ以降は勝手にさせてもらうぞ」

不二子「どうぞご勝手に。じゃぁいくわよ、銭形警部。フフフ、たまにはルパン以外と組むのも悪くないわね」


57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 13:24:31.72 ID:xHwxYl5e0

―とある地上の公園

五ェ門「まったく、ルパンの奴にはほとほと呆れる。金輪際奴にはついて行かんぞ…」

五ェ門「しかし、拙者はどうすればいいのだ? ほとぼりが冷めるまで隠れていなければならん」

御坂妹「なに独り言を言っているのですか? と御坂は明らかな不信感を含みながら問いかけます」

五ェ門「む? 貴様は先ほどの?」

御坂妹「私があなたに会ったのは初めてですが? と御坂はナンパを断る力強い口調で返答します」

五ェ門「うむ、では拙者の勘違いか…」

御坂妹「ところであなたはなにをしているのですか、それから変な口調ですね。
    と御坂は話の軸を元に戻しつつも、自らの事を棚に上げながら質問します」


59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 13:38:07.36 ID:xHwxYl5e0

五ェ門「いや、同僚にほとほと愛想をつかして一人で歩いていたところだ。
    それ以上でもそれ以下でもない」

御坂妹「そうですか、とミサカはほとんど興味のなさそうな声で答えます。
    ところでその怪我は大丈夫ですか? とミサカは問いかけます」

五ェ門「怪我? …うむ、いつの間に。まぁ、浅い傷だから心配はないだろう。
   (おそらく先ほどの能力者との戦闘時だろう)」

御坂妹「知り合いに医者がいるので、一応見てもらっては? とミサカは大いに
    社交辞令を織り交ぜながらたずねます」

五ェ門「…。(つかみにくい女子だ)うむ、では言葉に甘えるとしよう。かたじけないな」

御坂妹「いえ、どうせ帰り道のついでですから、とミサカはさりげなくこぼします。
    そういえばあなたの名前を聞いていませんでしたね、とミサカは初対面相手に
    限りなく無難な質問を投げかけます」

五ェ門「石川五ェ門と申す」


60 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 13:44:01.02 ID:xHwxYl5e0

御坂妹「石川…五ェ門ですか、釜茹でにされそうな名前ですね、とミサカは名前をいじるという礼儀に反する発言をしてみます。
    私の名前はミサカです、とミサかは単純な自己紹介をおこないます」

五ェ門「ふむ、よろしく頼む。御坂殿」

御坂妹「では、行きましょう、とミサカは丁寧な対応をしつつも、あわよくば見失ってしまうような
    歩行速度で案内をします」

五ェ門「…。つかみにくい…」


63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 13:50:41.03 ID:xHwxYl5e0

―とある路地裏

黄泉川「見失ったじゃんよ!」

教員2「そのようですね」

教員3「報告によるとターゲットは3人のようですが」

教員1「もう一人ははぐれたのかもしれませんね」

黄泉川「なんでもいいじゃん、全員とっつかまえるじゃんよ!」

教員3「ここらいったいを封鎖しろ! 地上とのルートを絶つんだ」

・・・・・・・・・。

ルパン「いっちまったか?」

次元「踏んだり蹴ったりだな。うへぇ、ごみくせぇ!」

ルパン「しかしこう警戒が厳重じゃぁ、手も足もでねぇな」


64 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 13:59:20.50 ID:xHwxYl5e0

不二子「はぁい ルパン~」

次元「げっ! 不二子!」

ルパン「ふ~じこちゃん! どったの? こんなところで?」

不二子「ルパン、 私に隠してることない?」

ルパン「な、なんのことかな~」

不二子「と・ぼ・けんじゃないわよ! わたしに超能力開発のこと
    黙ってたでしょ! ムキー!」

ルパン「ちょっ! ちょっと落ち着きなさいって!」

銭形「がっはっはっはは! 痴話喧嘩もほどほどにな」

次元「ゲゲ! 銭形!」

ルパン「ひぇー、とっつぁんまで。こりゃどういうこと?」

不二子「私が協力したの。目標を達成するまで手を出すな、って取引で」

銭形「もちろんその後は全員逮捕だー! って、ん? 五ェ門はどうした?
   一緒じゃないのか?」

次元「五ェ門ならいつものへそまげて放浪の旅さ」


66 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 14:06:33.43 ID:xHwxYl5e0

ルパン「そういうこと」

不二子「あら、五ェ門がどこにいったか知ってるわよ?」

次元「ホントか? お前の話は信用できねぇからな」

不二子「みんな同じ事言うんだから…。五ェ門なら学園都市の中央病院よ」

ルパン「…。なんでそこに?」

不二子「さぁ、でもあなたもどの道行くつもりだったんでしょ? 一石二鳥じゃない」

ルパン「…」

次元「どういうことだ? ルパン」

ルパン「ちーっとばかし用のある医者がいてな。後で詳しく話すわ」

不二子「じゃぁ、行きましょうか。こっちに抜け道があるわ」

次元「やれやれ、なんだかんだ言ってルパンファミリー集結ってわけか…」

銭形「わしは違うぞ!」

ルパン「ほんじゃま行きますか? その中央病院とやらに…」


69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 14:20:24.00 ID:xHwxYl5e0

―とある路上

一方通行「んで、そのルパンってェヤローはどこにいるンだ?」

結標「どうやら中央病院らしいわね」

一方通行「はァ? よりによって、なんでそんなとこなンだ?」

結標「ルパン3世を殲滅するには、ずいぶんやりにくい場所ね、一歩通行。
   少なくともあんたにとっては」

一方通行「チッ、奴の思い通りみてェで気にいらねェな!」

結標「結局どうするつもり?」

一方通行「次同じ質問したらァ頭かちわンぞ? …とにかく行くぞ。
     そいつをどうするかはそン時に考える」

結標「…」


70 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 14:29:46.42 ID:xHwxYl5e0

―中央病院

ラストオーダー「なにこの髪! 謎のボリューム感なの! ってミサカはミサカは初対面
        の人の髪をいじり倒してみたり!!」

カエル顔の医者「どうやら君は小さい子にうけるようだね?」

御坂妹「初対面の人の毛髪をいじるのは失礼ですよ、とミサカは言いつつも、
    心の中ではさりげなく謎のボリューム感に同意を示します」

五ェ門「うむ、急な訪問かたじけない」

カエル顔の医者「ふむ、問題ないよ? 何せ僕は怪我人を見る職業だからね」

御坂妹「なにはともあれ些事でなによりです、とミサカはさりげなく点数稼ぎをしてみます」

カエル顔の医者「…で、単刀直入に聞くよ? 君は侵入者だね?」

五ェ門「!? …うむ。否定はできまい」


79 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 16:22:50.33 ID:xHwxYl5e0

御坂妹「ところで来客ですが? とミサカは絶妙なタイミングで切り出します」

ラストオーダー「おーいっ! ってミサカはミサカ手を振ってみたり!」


一方通行「ンダァ? てめェがルパンかァ?」

結標「特徴からして、彼の仲間かしら?」

五ェ門「何奴?」

一方通行「学園都市最強のLV5っていァ俺のことだろ?」


81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 16:32:35.95 ID:xHwxYl5e0

―中央病院 廊下

次元「おいルパン! あそこにいるのって五ェ門じゃねぇのか?」

ルパン「あらほんと。ってお前! ここにいたのか!?」

カエル顔の医者「ん? 今日はお客さんの多い日だね?」

御坂妹「あなたと出会うのも初めてですね、とミサカはいい加減言い飽きた台詞を
    ぼそっと口にします」

一方通行「あァ、今度こそテメェがルパンかあ?」

ルパン「あららら、おたくどなた?」

ラストオーダー「一方通行っていう学園都市最強のLV5なんだよ? ってミサカはミサカは
        解説役をかって出て、出番を増やしてみたり~ってうみゅう!」

御坂妹「ここは私のほうが適任でしょ? とミサカは年上ぶりながら、上位固体を床に押し付けます」


84 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 16:47:33.81 ID:xHwxYl5e0

結標「いまいち緊張性にかけるわね。ルパン3世、私達はあなたの殲滅を要請された通称{グループ}のメンバーよ」

ルパン「あらら~、それはご苦労さん」

不二子「もぅ! どうするのよルパン!」

銭形「はぁん? いまいちわしにはこの状況が分からんのだが」

次元「とっつぁん、どうやら一難去ってまた一難、ってとこらしいぜ」

カエル顔の医者「しかし、ここで戦闘を行ってもらうわけにはいかないよ? 何せここは病院だからね。
        この子達にも良くないものを見せたくないだろ? 一方通行」

一方通行「チッ!」

結標「アクセラレーターはこの事態を予想していたのね。一方通行、あんたはターゲットを捕まえろ、って命令じゃ動かないでしょ?」

一方通行「ケッ、俺には血みどろな仕事のほうが似合ッてるってかァ?」

結標「だから、殲滅を依頼したにもかかわらず、このような非戦闘地帯に私達を導いた。そう考えれば辻褄が合うでしょ?」

一方通行「元々俺がこんなザコの相手をするなんておかしいと思ったンだ」

ルパン「おいおい、その言い方はないんじゃないのぉ? 白い坊ちゃん」

一方通行「あ? テメェ、俺のことを知って言ってるのか? 三下ァ!」


86 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 16:55:42.66 ID:xHwxYl5e0

ルパン「さぁな」

一方通行「俺ァありとあらゆるベクトルを操るLV5だぜ? テメェみたいな一般人に
     なにができるッてンだ?」

ルパン「俺とて世紀の大怪盗ルパン3世様よ、やろうと思えばお前のパンツだって盗んじゃうぜぇ」

一方通行「おもしれェ やってみろよ!」

ラストオーダー「喧嘩はやめるんだよー! ってミサカはミサカはマスコットキャラみたいにばたばたしてみたりー!!」

次元「へっ、どうやら俺達は蚊帳の外らしいな? 五ェ門?」


92 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 17:11:14.36 ID:xHwxYl5e0

五ェ門「ふむ、そのようだな」

ルパン「つーことは、そこのお嬢ちゃんがアレイスターへの案内人ってことか?」

結標「そういうことね」

ルパン「つーことは、五ェ門ちゃんの斬鉄剣は必要なくなったってわけか?」

五ェ門「!?」

御坂妹「そのキャラクター性が薄れる気持ち、とてもよくわかります、とミサカは心の中で涙を流しながら
    共感します」

次元「やれやれ、今回はワルサーも、斬鉄剣も、俺のマグナムも無用ってわけか。いつからそんな賢い人間になったんだ? ルパン」


93 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 17:22:16.00 ID:xHwxYl5e0

ルパン「世の中平和主義ってわけよ、ん?」

一方通行「ちったァ、待てよ。やっぱテメェムカつくわ。表でろ!」

ルパン「ちょちょ落ち着きなさいってー! 女の子も見てるよ!? 俺はそこのじいさんに用があるだけだし…」

ラストオーダー「丸くなった一方通行は純粋に戦いたいだけなんだと思う! ってミサカはミサカは自信なさそうな
        そぶりで励ましてみたり!」

一方通行「殺しァしねぇよ! 心臓が動いてる状態で、アレイスターに届けりゃァいいんだもンなぁ?」

次元「俺はしらねぇぞ、ルパン? って五ェ門?」

五ェ門「彼は今、とてつもなく落ち込んでいて話せないようです、とミサカは彼の心中を予想しつつ答えます」

カエル顔の医者「僕に用事があるんだっけ? 後でいいから待ってるよ。いや、すまないね。わがままだから」

不二子「あら、あんな感じの坊やも嫌いじゃないわよ~」

ルパン「グダグダしてんなぁ? ぶッ潰してやるよ!」


95 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 17:33:10.83 ID:xHwxYl5e0

―中央病院前 広場

ラストオーダー「どっちもがんばれー! ってミサカはミサカは精一杯のかわいらしさで応援してみたり!」

次元「おい、ルパーン? 死なない程度になー!」

ルパン「けーっ! 冷たい奴らだな」

一方通行「テメェみてぇにちゃらちゃらした奴ァ見てると、腹が立つンだよ!」

ルパン「そういわれてねぇ、俺って奴はどうしてこうも男にもてるのかねぇ?」

一方通行「うっせェんだよ! とりあえずくたばれよオイ!」

ルパン「おいおい! これ以上こっちに来ると、ろくなことねぇぜ?」

一方通行「あぁ? なに意味わかンねェこと言ってるんだ? うらぁぁ!? あ!?」


96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 17:39:03.63 ID:xHwxYl5e0

ルパン「だから、言ったのに…。こんな古典的な手にだまされるたぁ、おたくもまだまだ…」

五ェ門「修行が足りんな。あやつも、拙者も」

次元「懐かしいねぇ。五ェ門大先生がまだ敵だったときに同じ手に引っかかったよな?」

ルパン「ルパン式落とし穴の術ー! って大丈夫か~? …。やりすぎたか?」

御坂妹「彼のことですから肉体的なダメージはありません。しかし精神的にはかなり深く傷ついたのでは?
    私は精神心理科を開業するべきなのかもしれませんね、とミサカは懇切丁寧な解説を行いつつ、自らの
    隠れた才能を自覚し始めます」


97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 17:49:04.57 ID:xHwxYl5e0

―中央病院 とある一室

ルパン「他の皆に席をはずしてもらったのは他でもねぇ。あんたと話をするためさ」

カエル顔の医者「その君の様子だと聞きたいのはアレイスターのことだね?」

ルパン「おっほー! 話が早くて助かるぜ。単刀直入に言おう。あんたマモーを知ってるな?」

カエル顔の医者「その名前を聞くとはね」

ルパン「あんたはアイツのクローン技術を知っていたんじゃないか? その他の科学じゃ証明できないような力の数々も」

カエル顔の医者「さぁ、どうだろうね?」

ルパン「次元や、五ェ門、不二子ちゃんにも隠していたが、これらが嘘話をは思えないぜ」


100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 18:01:46.05 ID:xHwxYl5e0

カエル顔の医者「AIM拡散力場に、虚数学区…そしてドラゴン。よくこんなに集めてきたね?」

ルパン「い~や、たったこれだけさ」

カエル顔の医者「するどいね?」

ルパン「あのアレイスターってやつの頭の中にはもっと多くの情報が隠されているんだろ? アレイスターとは何者なんだ?
    不二子にあんたのことは聞いた。不老不死の研究はあんたの十八番らしいな?」

カエル顔の医者「不老不死なんて存在しないよ? 私はただ単に『もし患者が生きていたら、たとえどんな状態であろうと
        ふたたびこの世に生をもたらすことができる』医者にすぎないよ?」

ルパン「ヌフフフフ、ご謙遜を」

カエル顔の医者「君にアレイスターが何者かは話せないよ? もっとも君が直接聞きに行けばいいんじゃないかな?」

ルパン「違いねぇ」

カエル顔の医者「…。ひとつ聞いていいかな? 君はなにをしたいんだい? これらのことを知ってどうするんだい?」


102 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 18:11:58.34 ID:xHwxYl5e0

ルパン「それは企業秘密さ、あんたが自分とマモーの関係性、もしくはアレイスターとの関係性を話せないようにな」

カエル顔の医者「なるほどね」

ルパン「しいて言うなら、そこに知らぬ知識という名のお宝があるからだな。
    ヌフフフ、天下の義賊の俺様にかかれば、どんなものも大衆のお宝さ」

カエル顔の医者「そうかい、そういうことか」

ルパン「そういうこと。じゃあな! じいさん。ちょっくらアレイスターのツラを拝んでくるわ」



カエル顔の医者「ルパン君、君は本当にアレイスターに考え方がそっくりだね?」

カエル顔の医者「でもね、パンドラの箱を開けてしまうと、取り返しがつかないことになるんだよ?

・・・・・・・・・。


105 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 18:26:01.07 ID:xHwxYl5e0

次元「遅ぇぞ? ルパン。こっちは勝手にやってるぜ」

不二子「ルパ~ン! 結局近代兵器の略奪はどうなったの~? 超能力は~?」

銭形「あの白い少年! 銃を持ってるじゃないか! 銃刀法違反だ! んがっ!」

五ェ門「銭形、この際小さいことには目をつぶったほうが吉。安心しろ、みね打ちだ」

一方通行「あ? ンダァ? チョロチョロするンじゃねェ! ただでさえイライラしてんのに!」

御坂妹「このような犯罪者達と和気藹々と談笑をしてていいのでしょうか? とミサカは通報用の
    電話BOXをちらちら見ながらつぶやきます」

ラストオーダー「きゃー! 何するんだー!ってミサカはミサカは白い人に八つ当たりされながら
        叫んでみたりー!!」


106 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 18:33:54.49 ID:xHwxYl5e0

ルパン「おーおー、すまねぇな。ちょっくら敵の総本山に顔出してくるぜ」

次元「一人で大丈夫か?」

ルパン「後で合流しようぜ。あー、あと五ェ門? 帰りは今度こそお願いするからな!」

五ェ門「ふん、承知」

不二子「とっつぁんはどうするの?」

次元「ちょうどいい、そのまま眠っててもらおうぜ」

ルパン「じゃぁ、お嬢ちゃん。お願いしましょうかね」

結標「……」

・・・・・・・・・。


107 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 18:41:37.03 ID:xHwxYl5e0

―窓のないビル

ルパン「もう着いたのか? 便利だねぇ、超能力ってのは」

アレイスター「君がルパン3世か」

ルパン「おっほー、たしかにイカれた容姿だな。あんたがアレイスターか?」

アレイスター「そういうことになる…。結標、もういい」

結標「分かりました」

アレイスター「さて、ルパン。君がこの学園都市に来たのはなぜかな?」

ルパン「不二子ちゃんの愛のために科学兵器を盗みに。超能力というすばらしい知識を
    いただくために。そしてアレイスター…、あんたと話す為だ」

アレイスター「君の行動力には驚き呆れる。賞賛に値するかもな」

ルパン「水槽に浮かびっぱなしのあんたよりは動けるぜ? 二代目マモーにでもなるつもりかい?」

アレイスター「マモー? あぁ、あの魔術師の端くれか…」

ルパン「魔術師?」


108 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 18:47:30.91 ID:xHwxYl5e0

アレイスター「話は聞いた。脳に姿を変え、永遠の知識という魔術的組式を構成したのはまぁまぁだ。
       だが、所詮失敗に過ぎん」

ルパン「何言ってるんだ? あんた」

アレイスター「ルパン、君には関係ないことだ。この世には君が知らないことなんて山ほどあるからな」

ルパン「へっ! 全能の神を気取ってるつもりか? 残念ながら、俺はそんなやつ何人も見てきたぜ」

アレイスター「神? わたしは決して神のつもりではない。お世辞にもいえたものではないな。このような状態で
       神を気取るのはおこがましいというものだ」

ルパン「よくわかってるじゃないか。アレイスターさんよ」


111 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 18:56:22.52 ID:xHwxYl5e0

アレイスター「ただ単にわたしは圧倒的な知識でこの学園都市をしきっているにすぎない。それも他人の手を借りてやっとだ。
       だが、それでも君に負けてるとは思わない」

ルパン「たいした自信じゃないの。このルパン3世、そんなすばらしいあんたからぜひ知識のおすそ分けをいただきたいもんだね」

アレイスター「ルパン、君には不可能だ」

ルパン「不可能の文字はルパン様の辞書にはないぜ」

アレイスター「そうか、じゃぁひとつ教えよう。超能力について」

ルパン「ずいぶんケチーじゃねぇか」

アレイスター「君にはこれで十分だ。超能力、つまりパーソナルリアリティの
生成とは―********************ということだよ、ルパン。

ルパン「!」


113 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 19:06:39.72 ID:xHwxYl5e0

アレイスター「力とはそういうものだ、ルパン。不可能ではない。誰でもできる。
       ただ、問題は『それが自分自身でできる』か、ということだ」

ルパン「アレイスター、あんたはとんでもないバケモンだぜ。できれば二度と会いたくないな」

アレイスター「そうだろうな、そもそも君を帰すわけには行かない」

ルパン「道理で情報を教えたと思ったら、おみやげは玉手箱ってか?」

アレイスター「そういうことだ、最後に名前を教えてやろう。エドワード アレクサンダー クロウリー
       元魔術師だ」


115 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 19:14:26.75 ID:xHwxYl5e0

ルパン「それはこっちの台詞よぉ!」

五ェ門「へやぁぁぁぁ!」

次元「ルパーン! 無事かー?」

五ェ門「またつまらぬものを切ってしまった」

アレイスター「仲間か?」

ルパン「そういうことだ。捕まえられるものなら捕まえてみな? あんたがその金魚鉢から
    でるなら別だがな~、ヌフフフフ」

アレイスター「それはまた別の機会にしておこう」

ルパン「あばよ、アレイスター! 俺の名はラウール・アルセーヌ・ルパン3世、
    かの名高き怪盗ルパンの孫よ。じゃな~」



アレイスター「ルパン3世か…。思ったより楽しめたな」



117 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 19:21:34.02 ID:xHwxYl5e0

―ヘリの中

次元「しっかし、結局超能力ってのはなんだったんだ?」

ルパン「さぁな?」

次元「さぁな? ってなんだそれは!」

ルパン「今回は完敗だ。俺のポケットには大きすぎるお宝だぜ」

五ェ門「骨折り損のくたびれもうけ…か」

次元「くだらねぇ! 収穫といったらこの軍用ヘリだけかよ!」

ルパン「これどったの? 次元ちゃん」

次元「逃走用にかっぱらってきたんだ! 武器商人に売れば、時価数百億くらいになるんだと!
   もっとも不二子の言うことだから、信用はできねぇがな」

ルパン「ほー。ん? 不二子ちゃんは?」

次元「さあな、どっかで欲の目を出して、捕まってんじゃないのか?」


120 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 19:34:15.35 ID:xHwxYl5e0

ルパン「ん? うわさをすれば不二子ちゃんじゃないの!」

不二子「ルパーン! 助けて~!」

黄泉川「無駄な抵抗はよすじゃんよ!」

次元「またあの巨乳女か」

五ェ門「似たもの同士仲良くやってればよかろう」

ルパン「お前らそんな冷たいこと言うなよ~、不二子ちゃ~ん! 掴まれ~!」

不二子「ぁん、ルパ~ン。ありがとう、私のナ・イ・ト。チュッ!」

ルパン「ぬっはぁ! ヌフフフ!」

次元「ケッ! くだらねぇ。付き合ってられねぇぜ」

五ェ門「右に同じ…」

黄泉川「待つじゃんよ!」

教員2「追え!」

ルパン「や~れやれ、あのしつこさはとっつぁんなみだぜ…ん? なんかいやな予感がするんだよな」


122 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 19:41:47.32 ID:xHwxYl5e0

銭形「まてぇェェェ! ルパン!」

ルパン「ととととっつぁん!? いつの間にヘリに掴まってるの?」

銭形「たいほだぁぁぁぁぁ!」

次元「こっちのしつこさも手に負えないな、ルパン」

ルパン「まったくだ…!? とっつぁん! はやくコックピットに!」

銭形「うぉぉぉお? ルパンー! 貴様どういうつもりだぁ?」

ルパン「後ろ見ろ、後ろ!」

銭形「後ろって…あああんん?」

次元「チッ、ヘリとミサイルのオンパレードか、撃ってきたぜ!」



123 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 19:45:59.43 ID:xHwxYl5e0

ルパン「五ェ門~、なんとかしてくれ~!」

五ェ門「ふん、もう知らん」

ルパン「えーと、もしかしてさっきのことまだ怒ってるか?」

五ェ門「さぁな、拙者は知らん。御主の胸に聞くがいい」

次元「おしゃべりはその辺にしときな! ちょいとゆれるぜ」

不二子「もぅ! なんでいつもこうなるのよー!」

銭形「たいほだぁぁぁぁぁ!」


124 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 19:50:58.94 ID:xHwxYl5e0

―学園都市 地上

黄泉川「ここはあんたらのでしゃばるところじゃないじゃんよ!」

白井「いえ、わたくしはジャッジメントですの。学園都市の自治に努めるのは当然のことですわ。
   それにあのルパンとか言う奴らー! わたくしのお姉さまとのデートチャンスをー! ムキー!
   許せませんわー!」

黄泉川「…今回は深く突っ込まないようにするじゃんよ…」

白井「おねぇさまああああああああ!」

黄泉川「まったく、生徒に負けてらんないじゃん? いくじゃんよ!」

教員123 「「「はい!」」」


127 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 20:00:26.65 ID:xHwxYl5e0

―学園都市 学生寮

インデックス「ごーーーーーはーーーーーんーーーーー!!」

当麻「なにやら不穏な空気がするのですが。上条さん、今すぐ逃げたいです」

 ピンポーン

当麻「郵便? なんだ?」

当麻「アンラッキーな少年に、ささやかな幸せを…? ルパン3世…って
   冷蔵庫と食料品!? なんと!」

インデックス「どうしたのーーーーー!! 当麻!」

当麻「おぅ、いつの間に? ほら、お前の待ちに待った食料だ、たんとおあがり」

インデックス「かしぱん!」

当麻「って、インデックスさん? ほら、他にもいっぱいあるからとりあえず上条さんの持ってる
   メロンパンを見るのはやめましょうね!?」

インデックス「むぎゃーー!!」

当麻「って、肉食獣並みの跳躍力でこっちに来るなー!! 分かった! メロンパンはやるから、落ち着けインデックス!
   とりあえず、包装紙をとってからな? な?」

インデックス「我慢できないんだよ! (がぶっ)」

当麻「むぎゃーーーー! 結局こうなるんですか!? 不幸だー!!」


128 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 20:07:07.29 ID:xHwxYl5e0

―同じくビルの屋上

ステイル「平和だな」

神裂「平和ですね」

ステイル「神裂…」

神裂「なんでしょう?」

ステイル「暇だな…」

神裂「それは言わない約束です」

―とある病院の休憩所

一方通行「ッたく、今回はさんざんだッつうの!」

ラストオーダー「気にすることないんだよ、ってミサカはミサカはあの醜態を思い出しながら
        陰で笑ってみたり!」

御坂妹「そこらへんにしておきなさい、とミサカは言いつつも、上位固体がどんな地雷を踏むのか
    ひそかに期待します」

一方通行「テメェら、いっぺん死ぬか?」

カエル顔の医者「病院内では静かにね?」


132 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 20:36:13.65 ID:xHwxYl5e0

―とあるファミレス

初春「白井さん、今頃どうしてるんですかねー?」

御坂「ん、黒子? まだジャッジメントの仕事じゃないの?」

初春「そうですかー、そういえばさっきまでどこに行ってたんですか?」

御坂「わたし? べ、別にどこも行ってないわよ。ただあの馬鹿にちょっとした買い物
   とか付き合ってもらっただけで、デートとかそんなんじゃないんだから!」

初春「たははは、白井さんが聞いたら発狂しますね…」

御坂「そ、そんなことより初春は大丈夫なの? ジャッジメントの仕事」

初春「私はデスクワークなんでー。でもどうやら侵入者、もう逃げちゃったらしいですよ?」

御坂「ルパンって奴?」

初春「あれ? 知ってるんですか?」

御坂「知ってるも何も…、(考えてみたらそいつのおかげでアイツと買い物できたんだし…、って別に感謝なんか
   してないんだからー!!)」

初春「これ本当に白井さんに見せられませんね…」


133 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 20:56:39.78 ID:xHwxYl5e0

―窓のないビル

アレイスター「(ルパン3世…。どこまで知ってるかと思ったが予想外だったな。
       当初予定してたよりも警戒をしなければ。)」
アレイスター「(それしても神か…。それはやはりおこがましい敬称だな。)」
      「なにせ私は『人間』アレイスターだからな」


134 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 21:00:49.18 ID:xHwxYl5e0

―学園都市のどこか

黄泉川「逃がさないじゃんよ!」

白井「むきー! 逃がしませんわ!!」

銭形「ルパーン! 逃がさんぞ!」

五ェ門「主は追われてる側だろうが」

次元「やれやれ、とっつぁんは上司にどう言い訳するつもりだ? ICPOの警部が日本の学園都市に不法侵入…ってな」

不二子「もしクビになったら、一緒に泥棒する?」

ルパン「おーう、とっつぁんなら大歓迎だぜぇ!」

銭形「絶対にお断りだぁぁぁ!」

ルパン「あっそ、ほんじゃま、とりあえず逃げますか!」

空には青い空、白い雲、そしてミサイルの弾幕。
科学とほんの少しの魔術そして怪盗が交差した時、始まった物語が、今終わった。

END


145 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/02/13(土) 21:40:08.68 ID:6/iRlyq20

おもしろかったよー

乙でした!



元スレ:http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1266021648/
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