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1 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:09:51.82 ID:F8CZcuE0

「とある魔術の禁書目録」のSSを書いてみよう的な。

短編をちまちま投下するような形になると思います。

1は小説版しか知らないのでそちらをベースにした話を投下します。

ネタバレもあるかもしれないのでご注意ください。

自分も短編書いてみようという方がいたら使ってもらってかまいません。

2 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:11:36.73 ID:F8CZcuE0

とりあえず 上条×美琴

美琴(アイツ、今、何してるんだろ?)ハァ

上条「あ、御坂」

美琴「ふにゃっ!?」ビクゥッ

上条「あ、悪い。脅かしちゃったか?」

美琴「そ、そ、そうね。ちょっと考え事していたからいきなり声を掛けられてびっくりしたわ!」ドキドキ

上条「スマン」

美琴「べ、別に謝らなくてもいいわよ。で、何の用?」

上条「あー…、ちょっと自販機のとこまで、いいか?」

美琴「う、うん」

3 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:13:14.11 ID:F8CZcuE0

上条「何か飲むか?」

美琴「別にいいわよ」

上条「そうか…。あ、あのな、御坂」

美琴「な、なに?」

上条「実は、お前に黙っていたんだが…」

美琴「…う、うん」

上条「クラスの女子がストラップのことを知っていてですね…。上条さんは魔女裁判よろしくクラスメイトたちに追求されたのですよ…」

美琴「そ、それで?」

上条「スマン御坂!」ドゲザ

美琴「ふにゃっ!?」ビクッ

上条「つい見栄を張ってしまって、お前のことを彼女って言っちまったんだ!」

美琴「!!」カァァ

上条「携帯見られて、お前の名前見られて後に引けなくなってしまってですね…本当にスマン」

美琴(彼女、彼女、彼女)ポ-

上条「俺なんかが勝手に彼氏を名乗ったりしたら…怒るよな?」

美琴「…彼女…ふふっ…彼女だって」ニヤニヤ

上条(うわー。すげえ引き攣ってる…)ガクガク

4 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:15:56.15 ID:F8CZcuE0

美琴「…彼女かあ…」ニヤニヤ

上条「ごめんなさい!」ドゲザスパイラル

美琴「ふにゃっ!?ア、アンタ、なに頭を地面に叩きつけてるのよ!」

上条「私めが御坂美琴さんの彼氏を名乗ったりしてごめんなさい!」ドカドカ

美琴「や、やめなさい!落ち着いて!落ち着きなさい!上条当麻!!」ビリビリ

上条「…御坂?」

美琴「べ、別に、構わない、わよ」カァッ

上条「へ?」

美琴「むしろ、変な虫が寄ってこなくなっていいかもしれないわね。うんっ」

上条「御坂?」

美琴「ア、アンタさえよければ、その、彼女ってことでいいわよ!」カァッ

上条「御坂…」

美琴「とりあえず、御坂は禁止!」

上条「うぇ!?」

美琴「彼氏なら、名前で呼ぶ!」

上条「な、なんですと!?」カァッ

美琴「あー、もー!土下座できるんだから名前ぐらい呼べるでしょうが!」

5 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:18:55.47 ID:F8CZcuE0

上条「そう言われましても、女の子のファーストネームを呼ぶのは初めてなんですよ…」

美琴「うそつき」

上条「いきなり否定!?」

美琴「あのシスターとか普通に名前で呼んでるじゃない」

上条「あ、あれは名前じゃなくてコードネームみたいなものですよ?」

美琴「そ、そうなんだ」ホッ

上条「よ、よし、呼ぶぞ…」

美琴「…」ドキドキ

上条「美琴さん」

美琴「…なんかママ呼んでるみたいだから却下」

上条「くっ!」

美琴「それともママみたいな年上が好み?」

上条「何でそうなる!?わかったよ、呼べばいいんだろ呼べば!」

美琴「…」ドキドキ

上条「…み、美琴!」カァッ

美琴「!」カァッ

6 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:20:40.85 ID:F8CZcuE0

上条「みーこーと!みーこーと!」

美琴「連呼はしないでいいっ!」

上条「連呼して恥ずかしさをなくそうと思ったのに!?」

美琴「すぐ慣れるわよ!…と、当麻」カァッ

上条「!」

美琴「アンタだけ名前で呼ぶのも不自然だから、ね?」ウワメヅカイ

上条「そ、そうか。いや、その。連呼したくなるのもわかるだろ?」カァッ

美琴「そうね。とーうーま!とーうーま!」

上条「しまった!墓穴を掘った」

美琴「あはは。自業自得~」

上条「連呼はやめてください。恥ずかしすぎます」ドゲザ

美琴「しょうがないわね」

上条「…美琴」

美琴「な、なによ?」

上条「その、よろしくな」ニコッ

美琴「うん!」ニコッ

おしまい

7 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:26:00.56 ID:F8CZcuE0

ちょっと変り種 上条×神裂

これの五和ルートも書いてみたい気はするがそれはまた別のお話。

上条(ったく、建宮の野郎…。わけわからないこと言いやがって…)

あてがわれた部屋に戻り、ベッドサイドに腰を下ろしてそのまま後ろに身体を倒して天井を見上げながら、建宮の言葉を思い出してため息をついた。

-----

建宮「はいはい。ここまでなのよ」

神裂「なっ、まだ話は終わってません!」

五和「そうですよ!何で止めるんですか!」

建宮「そんなこと言っても、時間も時間だし、客人だって疲れてると思うのよ」

そう言って親指で上条当麻を指差し、二人を手招きして小声で囁く。

建宮「そこで提案なのよ。あとは客人に決めてもらえばいいと思うのよ」ニヤリ

神裂「決めるってなにをですか?」

五和「女教皇様、勝負です!」

神裂「い、五和!?何を言っているのですか?貴女は?」

建宮「まあまあ。五和も落ち着くのよ。このあと、客人を部屋に案内するときに女教皇様か五和を選ぶように伝えとくのよ」

8 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:28:03.09 ID:F8CZcuE0

神裂「!だから、そもそも私たちはそういう関係じゃありません!」

五和「が、がんばります!」

神裂「何で乗り気なの?五和は!」

建宮「あれ、知りませんでしたか。五和は客人にご執心なのよ」ニヤニヤ

神裂「なっ!?」

五和「…」///

建宮「そんなわけで、とりあえず二人とも部屋に戻るのよ。俺は客人に伝えてくるのよ」ニヤニヤ

神裂「ちょ、ちょっと建宮!!」

五和「たとえ女教皇様に究極兵器の堕天使エロメイドがあるとしても…私にだって最終兵器大精霊チラメイドがありますから…」ブツブツ

神裂「!!」ビクッ

五和「負けません」

神裂に小さくお辞儀をして、五和は自分の部屋へと小走りで戻っていく。おそらく、彼女の部屋にはほどなく大精霊チラメイドが光臨することだろう。

神裂(な、なんなの?この状態)

半ば呆然と五和を見送ってから、上条の背中を押して歩いている建宮の後姿に視線をやって、それから大きなため息をひとつ付くと、神裂火織は自分の部屋に戻るため歩き出した。

9 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:30:02.89 ID:F8CZcuE0

建宮「で、客人。先ほどの件なのよ」

上条「ああ?神裂と五和がなんかもめてたよな?」

建宮「その前に、話は変わりますが、女教皇様の堕天使エロメイド姿ってのは、どうだったのよ?」ニヤニヤ

上条「ぶふぅ!?な、なんでそんなこと天草式の人が知ってるんですか!?はっ!やっぱりあれは天草式術式の最終兵装だったのか!」

建宮「まー、ある意味正しいのよ(性的な意味で)。まあ、それでですね、女教皇様と五和、どっちを選ぶのよ?」

上条「…おっしゃっている意味がわかりませんが」

建宮「巨乳チラリズムエロお姉様と、隠れ巨乳しっかり者童顔娘のどっちが好みかって聞いているのよ」

上条「なんでそうなる!?」

建宮「二人とも器量良しなのに選べる立場にいるなんて羨ましいのよ」

上条「だから、何でそんな話になるんだよ!」

10 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:33:08.36 ID:F8CZcuE0

建宮「客人…。ここまで鈍感なのも罪なのよ…。あのふたりは客人に好意を寄せているのよ」

上条「は、はあ?」

建宮「そんなライバル関係のふたりが、客人を巡って言い争ってたのよ」

上条「…」

建宮「ちなみに女教皇様が●号室で、五和が■号室なのよ。じゃあそういうことでよろしくなのよ」

上条「ちょっ!?どうしろって言うんだぁ!?」

-----

上条(あのテンションにはついていけねえ…。よくわからねえな、天草式って)

天井を眺めながら先ほどのやりとりを思い出す。だが、これといった打開策が浮かんでくることは無かった。

上条(…天草式っていえば、神裂がトップに戻ったんだよな…)

困ったときはその組織のトップに聞くのが手っ取り早い。上条当麻がそう考えたのは当然といえば当然だった。

神裂火織とはそこそこ付き合いもあるし、多少は友情のような絆ができていると上条当麻は考えていた。

上条「…ま、神裂に聞けばなんとかなるだろ」

面倒くさそうに呟くと、上条当麻は部屋を出た。

11 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:36:31.79 ID:F8CZcuE0

神裂(まったく、馬鹿げています)

建宮のニヤケ面と、やけに挑戦的だった五和のまなざしを思い起こしながら、神裂火織は寝巻きに着替えていた。

シャツを脱ぎ、ブラを外しながら壁際に置かれたスーツケースに目をやる。その中には着替えの他、隠しとなっている場所に『堕天使エロメイド』の衣装が封印されている。

神裂(いや、それは無いですね)ブンブン

少し頬を赤らめ、片方の袖の切り取られたジーンズを脱ぎ、ショーツに手を掛ける。

そのとき、何の前触れも無く入口の扉が開かれた。

上条「神裂、ちょっといいかー…!?」

神裂「…」

ショーツに手を掛けたままの格好で固まっている神裂火織のあられもない姿を見て、上条当麻はなるべく紳士的に、いかにしてダメージ無く部屋を出るかを考え、早々に降参した。

上条「あー、神裂…。ゴメン」パタン

当たり障りの無いことを言って扉を閉める。

12 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:40:07.06 ID:njDJbLAo

いいの発見!

13 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:40:17.90 ID:F8CZcuE0

神裂「上条当麻ぁ!!な、なぜ貴方はノックもせずに部屋に入ってくるのですか!!」///

上条「ごめんなさい!」ドゲザ

神裂の部屋の前ですばやく土下座をして、上条当麻は部屋の主が出てくるのを待った。大丈夫。神裂ならインデックスのように噛み付いてはこない。

神裂「…入ってよいですよ」

上条「お邪魔いたします…姫」

神裂「…」ジロリ

上条(噛み付きは無いだろうけど、斬られるってことはあるかもしれない…)

神裂「まったく。女性の部屋に入る前に、まずノックをするのは最低限の礼儀ではありませんか?」

上条「おっしゃるとおりでございます…姫」

神裂「貴方は、私を馬鹿にしているのですか?」

上条「滅相もございません。姫」

神裂「…その「姫」というのは人を馬鹿にしているようにしか聞こえないのですが?」

上条「…ごめんなさい」

神裂「べ、別に次から気を付けてくださればよいのです」

上条「…」

14 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:43:59.77 ID:F8CZcuE0

神裂「で、その、…何の用でしょうか…って、いや、用事があるのはわかっているのですが…その、いざとなると、ですね…なんて言っていいかわかりませんね」///

上条「ああ、そうそう、さっきの…」

神裂「だからわかっています!…すみません、大声を出してしまって…。でも、こういうことには慣れていませんので…」

上条「ええと、神裂さん?」

神裂「その、できれば名前で呼んでくださると嬉しいのですが…」///

上条「ええと…」

神裂「…やっぱり年上は嫌ですか?実は五和にしたいけれども、今までの交友を尊んで謝罪のために訪問してくれたとかですか?」

上条「…ええと」

神裂「そうですよね。私みたいな戦うことしか能の無い女より、家庭的な五和のような子の方がいいに決まってますよね」ショボン

上条「神裂さん?なぜそのような話になっているのですか?」

神裂「だって、貴方は私より五和の方が好みなのでしょう!」グスン

上条「好みもなにも…そもそも、なぜそのような話になるのか、上条さんはわからないのですよ神裂さん」

神裂「じゃ、じゃあ、その…私を選んでくれたのですか?」ウルウル

上条「あーその…」(その上目遣いは反則です)

15 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:48:46.93 ID:F8CZcuE0

神裂「と、とりあえず、其方へ…」

上条「ぶふぅ!?これは堕天使エロメイドを上回る破壊力!」

神裂「ああああ!ごめんなさい!!見苦しいものをお見せしまして!!」///

神裂火織は真っ赤になって、ベッドの上に置いてあったシャツやジーンズ、下着類を丸めて部屋の奥に持っていき、風呂敷のような布で覆い隠した。

そんな後姿を見ていた上条当麻の目に、太腿の辺りの白い肌がめくれ上がった着物の隙間から一瞬だけ飛び込んでくる。

上条「あー…神裂。その、風呂にでも入る予定だったか?」

神裂「いえ、寝巻きに着替えただけですけれど?」

上条「…着けないの?その、下着」///

神裂「着物とはそういうものです」///

上条「そ、そうなんだ」///

神裂「それに、閨を共にするとなれば、そんなもの、不要ですので」///

上条「え、ええと…」

困惑する上条当麻の前で、神裂火織は床に膝をついて座る。

上条「神裂?」

神裂「不束者ですが…よろしくお願いします」オジギ

上条「ぶふぅ!?」///

お辞儀をした際にのぞく胸元に、上条当麻は思わず目を背けた。

16 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:53:11.18 ID:F8CZcuE0

神裂「私だって恥ずかしいのですけど…。こういったことは…その、初めてですし」///

上条「そ、そうなんだ」

神裂「…やはり、義理で私の部屋に来たのですか?」ショボン

上条「義理とかじゃなくて…俺はただ、どうすればいいか天草式のトップである神裂に聞こうと思って来たんだけどな」

神裂「天草式のトップ?」

上条「うん。もしかしたら天草式の儀式みたいなものだったりとか、教団ぐるみのドッキリだったりとか思ったりして」ハハハ

神裂「…貴方は天草式十字凄教を何だと思っているのですか」ムッ

上条「えー、エロコスチューム集団?」

神裂「!!」ズーン

上条「神裂さん?」モシモシ

神裂「くっ…咄嗟に反論できない自分が悲しい」ワナワナ

上条「…」デスヨネー

そのとき、神裂火織が無意識のうちにつかんだ帯が解け、着物の前が肌蹴る。

上条「見えちゃいけないものが見えてしまう駄目!絶対!」ズザ-

神裂「え?ちょ、ちょっと!?」

咄嗟に着物の裾を掴んで肌蹴ないように押さえる。なんとか露出を止めることに成功したものの、気が付けば神裂火織を押し倒すように床の上に倒れこんでしまった。

17 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:56:56.49 ID:F8CZcuE0

神裂「え?ちょ、ちょっと!?」

咄嗟に着物の裾を掴んで肌蹴ないように押さえる。なんとか露出を止めることに成功したものの、気が付けば神裂火織を押し倒すように床の上に倒れこんでしまった。

上条「す、スマン、神裂!?でえええええ!!」ムニュ

神裂「ひゃ、ひゃぁっ!どこを触っているのですか!上条当麻!」

上条「え?ど、どこだこれ」ムニュムニュ

神裂「だ、駄目です!強く揉まないでください!!」///

上条「揉む…ってことは、その、つまり、アレですか?」ムニュムニュ

神裂「わかっているのでしょう?っん!だから、手を止めなさい」///

上条「なあ、神裂。これって魔術か?手が、止められない」ムニュムニュ

神裂「ふ、ふざけたことを言わないでくださいっ!…んっ、だめですっ」///

上条「…考えたら、閨とか不束者とか言ってたし、いいんだよな?」ムニュムニュ

神裂「そ、それは…そう、かもしれませんが…、せめて、その、優しくしてください…」グスン

上条「!!」トビノキ

18 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 00:59:22.72 ID:F8CZcuE0

神裂「…上条当麻?」

上条「あー、すみません!自我を失いかけました」ドゲザ

神裂「え?」

上条「なんていうか、その、神裂が可愛くって、気がついたらこう、手が勝手に…」

神裂(可愛いって私が)///

上条「いや、あそこで帯が解けるなんて事故が起きなければ、上条さんも何とか自制できたんですけど」

神裂「…それは、私に魅力を感じないということでしょうか?」

上条「いやいやいや、神裂さんは大変魅力的ですよ!?だからこそ事故の後で暴走したわけですし!」

神裂「暴走…ですか」

上条「そうです、決してやましい気持ちがあって…いや、少しはあったかもしれないけどですね…」

神裂「…」クスッ

上条「神裂さん?」

神裂「貴方が私を訪ねてきてくれて、私は、その、嬉しかったのですよ」

上条「え…」

神裂「でも、貴方は天草式十字凄教のトップとしての私に相談に来ただけなんですよね」ジワッ

上条「ちょ、ちょっと待って、神裂さん!?」

19 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 01:02:54.85 ID:F8CZcuE0

神裂「貴方は、ずるいです。でも、私から言わないとわからないのでしょう?」

上条「な、なにが?」

神裂「…私は、貴方が好きです。上条当麻」カァッ

上条「!!」

神裂「ほら、ね。貴方はずるいですよ。上条当麻」ニコッ

上条「神裂…」

神裂「この期に及んで、私の言葉の意味がわからないとは言わせませんよ?」

上条「神裂さん…その戦いを前にしたような眼差しはなんなのでしょうか?」

神裂「!!…わ、私だって聖人である前に一人の女です。…真面目な顔を戦闘前の顔だなんて…好きな人に言われると…堪えます」グスン

上条「あー、ゴメン」

神裂「本当にそう思っているのですか?」ウワメヅカイ

上条「ああ。本当に悪かった」

神裂「…じゃあ、貴方の気持ちを聞かせてくれますか?」カァッ

上条「…神裂」

神裂「はい」ドキドキ

上条「俺でいいのか?」

神裂「…はい」///

20 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 01:06:01.25 ID:F8CZcuE0

上条「ありがとう。神裂」

神裂「上条当麻…」ウルウル

上条「俺もお前が好きだ」

神裂「!!」ウルウル

上条「だが、好きだからこそ、とりあえず今は退かせてくれ!この通り!」ドゲザ

神裂「ど、どうしてですか!?」

上条「告白されていきなり最後までっていうのは、上条さんの中のちっぽけな良心が許さないんだ!」

神裂「…そういうもの、なのですか?」

上条「ともかくそういうものなんだ!」

神裂「そう…ですか」ショボン

上条「…なぜそこでうなだれちゃうんでしょう?」

神裂「私は、一刻も早く添い遂げたいと思ってしまう方ですので」///

上条「なんですか!その爆弾発言は!」カァッ

21 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 01:10:35.86 ID:F8CZcuE0

神裂「だって、貴方の周りは女性ばかりですし…、貴方は気づいていないかもしれませんが、結構狙っている方が多いように思うのです」ムス

上条「それは神裂さんの気のせいですよ!」

神裂「少なくとも五和は貴方に好意を寄せていますよ」ジッ

上条「そうなんですか!?」

神裂「インデックスも貴方のことを話すときは頬を赤くしますし、オルソラやアニェーゼも貴方を気にしている節があります」ジッ

上条「上条さん絶賛好評中!?」

神裂「ですから…」スッ

上条「えっと、神裂さん?いきなり近づいてきてどうしたのですか?」

神裂「上条当麻。貴方は私の告白を受け入れてくださいましたね」

上条「…ああ」

神裂「貴方のポリシーも尊重します。ですが、とりあえずは証をたてさせていただきたいのです」

上条「証?」

22 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 01:15:32.41 ID:F8CZcuE0

神裂「目を閉じてください」///

上条「!ま、待て、神裂」

神裂「いやです」

上条「神裂。そういうのは男からするものだ」

神裂「…え?」

上条「神裂…。目を閉じてくれ」

神裂「っ!!」スッ

上条「ありがとう。…好きだよ。…火織」チュッ

神裂「んっ…」ポロポロ

上条「泣くなよ」

神裂「すみません…」ポロポロ

上条「ああ、謝らなくていいから」ナデナデ

神裂「…」///

23 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 01:22:11.22 ID:F8CZcuE0

上条「…」ギュッ

神裂「…接吻も証と言えますけど、違うのですよ」

上条「さ、最後までは上条さんの心の準備が…」

慌てる上条の首筋に唇を押し付け、神裂は囁いた。

神裂「ここに、私の証を付けさせていただきます」チュウウウ

上条「っ!」

神裂「貴方も私に証を…ください」

上条「…」チュウウウウ

神裂「んっ…」///

上条「…火織」

神裂「…はい」

上条「…」チュッ

神裂「ん…」チュッ

おしまい

24 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 01:23:46.16 ID:F8CZcuE0

この後の上条さんとねーちんがどうなったかは脳内補完してくださいww

今日はここまで。お休みなさい~。

25 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/22 20:27:40.31 ID:bKWRNjQo

それでも俺は裸で待ってるよ

26 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/11/22 21:03:21.86 ID:eGd5Nwgo

さてこれから上条さんは
三又も四ツ又もしていくのか

27 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/23 00:14:33.97 ID:qMbcQYc0

1的には上条さんは主人公なのでメインに来ることが多いですけど、二股とかはないつもりww
全部別世界ってことでよろしくなのですww

ちと書き溜めがなくなったので(ぇ)VIPで落ちた奴の修正版で穴埋め投下(ぁ)
まあ、中途半端なんですけどねorz


上条「…」

海底に沈んだベツレヘムの星。

ロシアの寂れた田舎町の海岸に打ち上げられた、元は自分のものと同じストラップを握り締めながら途方にくれる御坂美琴。

行方不明の上条当麻。

奪われた遠隔操作装置から開放され、意識を取り戻したインデックスが呼ぶ声に応える者は現れるのか?

第三次世界大戦の傷跡の残る世界でそれぞれの想いが交差するとき、物語は始まる!

28 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/23 00:18:15.83 ID:qMbcQYc0

上条「…」

目が覚めると、やけに薄暗い部屋の茶色の天井が目に入った。

ここはどこだ?

ゆっくりと身体を起こそうとして、思うように身体が動かせないことに気づく。どうやら右腕は木か何かで固定されているらしい。

まあ、無理もないか。

あれだけの大立ち回りをしたんだから、むしろこの程度で済んでよかった。そう上条当麻は考えた。

上条「…それにしても、ここはどこだ?」

手当てをされているところを見ると病院かとも思ったが、板張りの上に敷かれた布団(羽毛布団らしく軽くて暖かい)というのは、どう考えても病院とは思えない。

そこは不思議な場所だった。周りを木で囲われた長細い部屋。窓は無いし、光源となるものが無いにもかかわらず、仄かな光が室内全体を照らし出している。

これも、魔術の一種なんだろうな。しかし、魔術って言うのは凄いものだなあ。

ゆっくりと身体を起こしてみる。多少痛みはあるものの、上体を起こすことに成功する。ほぼ同時に、後ろから声をかけられた。

上条「…!」

思わず身構えた上条当麻の前に現れたのは、ショートカットの少女だった。

29 : 1なのよ鳥テスト ◆.CzKQna1OU[sage] 2010/11/23 00:19:44.90 ID:qMbcQYc0

五和「上条さん!良かった。お目覚めになられたのですね」

上条「…」

五和「無茶しすぎですよ。もう駄目かと思っちゃいました。…けど、その、無事でよかったです」ニコッ

上条「あー…その」ポリポリ

五和「はいっ。なんでしょう?お食事ですか?と言ってもその右手じゃお箸は持てないでしょうから…その、私が食べさせてあげますね」カァゥ

上条「そ、それは魅力的なお言葉ですが…じゃなくてですね。あの…どちらさまでしょうか?」

五和「え…?」

目の前のツンツン頭の男-上条当麻-は何を言っているのだろう?

上条「えーっと、イギリス清教の人?」

五和「あの…五和です…けど」

上条「イギリス清教の五和さん?」

五和「天草式十字凄教の五和ですよ、上条さん!」

上条「天草式十字凄教の五和さんですか。ええと、イギリス清教とは関係が?」

30 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:21:21.40 ID:qMbcQYc0

これじゃあ押し問答だ。これまでの上条当麻の言葉を総合して、五和の頭の中でひとつの結論が導き出される。

そんな、まさか。

信じたくない気持ちを懸命に隠したつもりでも、言葉の端に想いが滲み出てしまう。

五和「…忘れちゃったんですか!?」

上条「忘れた…って、ええと、もしかして俺の知り合い?」

五和「そうですよ!私です!五和です、上条さん!」

まっすぐに上条を見つめ、懸命に笑顔を向ける。

上条「…不幸だ」

五和「え?」

上条「天使と戦って、目が覚めたら窓の無い部屋に監禁されて、見ず知らずの女の子に知り合いだって迫られるなんて」

五和「ちょっ。私たちは知り合いですし、監禁でもありません!」

上条「そ、そう…。じゃあひとつ聞くけど、インデックスはどうなった?」

五和「神の右席に奪われた遠隔装置は上条さんがベツレヘムの星で破壊したと聞いてますけど…」

上条「ベツレヘムの星?」

五和「上条さん…。一体いつの話をしているのですか?」

31 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:22:47.24 ID:qMbcQYc0

上条「いつ…って、今、八月の頭ですよね?」

八月の頭ということは、上条と五和は出会ってはいないことになる。

五和「そんな…。私の水に濡れて見えた透け下着も、お部屋で作らせていただいた手料理も忘れてしまったのですね」ガーン

上条「…なんか今、なにげなく凄いことを聞いたような気がするのですが気のせいでしょうか?」

逆に言えばこの三ヶ月の間、上条当麻と自分の間にかけがえのない絆が築かれたことにしても問題は無いはず。

五和「…ううん。駄目。そんな弱みに付け込むようなことをしたら自分が許せなくなる」

それ以前に、上条当麻の周りにいた人たちがそれを許すはずはない。純白のシスター、女教皇、元ローマ聖教のシスター達…。なぜか女性ばかりが頭に思い浮かんでは消えていく。

上条さんって、実はかなり女性に縁がある?

上条「えーっと、五和さん?」

五和「は、はいっ、なんでしょうか?」

幾分他人行儀に声をかけられて、内心落ち込みながらも、勤めて明るく返事をする。

上条「ええと、上条さんはいわゆる『記憶喪失』なのでありますか?」

五和「そ、そうなるかもしれません…」ショボン

上条「ちなみに今日は何月何日?」

五和「えっと、今日は十一月一日です」

上条「…そっか」

五和「…」

沈黙が訪れる。なんともいえない雰囲気の中、その静寂を破るように少女の腰の辺りから電子的な呼び出し音が聴こえてきた。携帯電話だ。

科学的にではなく魔術的に会話が可能となっているのだが、そのようなことは上条当麻に知る由も無かった。

32 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:25:23.92 ID:qMbcQYc0

五和「はい、五和です」

建宮「お、繋がったのよ。で、五和、お前どこにいるのよ?」

五和「建宮さん、緊急事態です!」

建宮「は?」

五和「上条さんが記憶喪失になっちゃいました!!」

------

建宮「しかし、五和の行動力には参ったのよ」

牛深「まあ、状況が状況だけに仕方ないんじゃないでしょうか」

諫早「しっかし、よく見つけ出したよなあ。イギリス清教、ローマ正教、ロシア正教、学園都市が探して見つからなかったんだろ?」

野母崎「まったくです。まさに奇跡と言うしか」

建宮「しかし、問題の方が大きいのよ」

諫早「ですな。彼のしたことは世界にとって大きなことばかりですからな」

建宮「その当の本人が自分のしたことを覚えていないってのが大問題なのよ」

野母崎「女教皇様は?」

建宮「じき来られるのよ。イギリス清教の魔術師と一緒に」

野母崎「その前に、五和に発見時の状況を詳しく聞いておく必要があるな」

建宮「やれやれ、忙しくなりそうなのよ」

33 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:27:55.50 ID:qMbcQYc0

建宮から連絡を受けた神裂は、上条当麻発見の報を最大主教の元に報告。

すぐに神裂は日本へ向かおうとしたが、喰らい付くような勢いで白い修道服の少女に飛びつかれて身動きが取れなくなる。

それを見た最大主教は笑いながらその少女と背の高い赤毛の魔術師共に連れて行くように指示を出した。

神裂はもちろん、少女にも魔術師にも異論はなく、二時間後には学園都市の誇る超音速旅客機で日本へとたどり着いたのである。

神裂「話には聞いていましたが…結構辛いものでしたね」フラフラ

ステイル「…ああ」フラフラ

神裂「インデックスは堪えてないみたいですね」フラフラ

ステイル「あの子はあの中で食事を注文するくらいだからな」フラフラ

神裂「しかも器用に食べていましたね」フラフラ

ステイル「ああ」フラフラ

インデックス「かおり、ステイル!急ぐんだよ!」

34 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:29:25.60 ID:qMbcQYc0

一〇七七七号「お姉様」

美琴「なによ?」

一〇七七七号「上条当麻の同居人が学園都市に入ったとミサカはお姉様に報告します」

美琴「アイツの同居人?」

一〇七七七号「白い修道服を着た銀髪の女性で、一〇〇三二号のことをクールビューティと呼びますと、ミサカはちょっと不機嫌に言います」

美琴「な、なんですってぇ!?アイツとあの子が同居してるの?だって、アイツの住んでるところって学生寮でしょ!?」

一〇七七七号「確かに、彼は学生寮に住んでいらっしゃいます。とミサカは彼の部屋を知っていることをお姉様にひそかに自慢してみます」

美琴「ぐっ、アンタねえ…。ともかく、アイツに近い人間が学園都市に現れたってことは、アイツがいる可能性が高いのね?」

一〇七七七号「そうだと思います。とミサカは一〇〇三二号が彼から貰ったネックレスの類似品を弄りながら頬を染めてみます」

美琴「な、なんですってぇ!?アンタ!それよこしなさい!」

一〇七七七号「たとえお姉様が相手でも、ミサカはこれを死守します」

美琴「くっ、まあ今はこんなことしている場合じゃないわ。ともかく!戦闘機でもなんでもかっぱらって、日本に戻るわよ!」

一〇七七七号「それに関しては異論ありません。とミサカは基地の方を見ながらお姉様に同調します」

35 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:32:51.26 ID:qMbcQYc0

神裂「上条当麻はどこですか?」

インデックス「とうま!とうま!」

ステイル「ちょっとは落ち着け。いなくなるわけじゃないんだ」

神裂「いや、しかし…」

インデックス「ステイルは冷たいんだよ!とうまは命がけでがんばったんだよ!」

ステイル「…」チッ

建宮「まあまあ、ちょっといろいろありまして、今は術を使ってちょっと眠ってもらっているのよ」

神裂「どういうことですか?」

建宮「…とりあえず、上条当麻の身の安全は保障するのよ。ただ、合わせる前にいくつか話しておかなきゃいけないことがでてきたのよ。おい、五和。説明するのよ」

五和「女教皇様。上条さんが…上条さんが…」

神裂「上条当麻がどうしたんですか?」

五和「記憶喪失なんです!」

神・ス「!」

36 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:35:03.93 ID:qMbcQYc0

インデックス「そんなの、ベツレヘムの星でとうまと話したんだよ。問題ないんだよ」

神裂「どういうことです?インデックス」

インデックス「私を助けてくれたとき、記憶を失って隠していたって言っていたよ」

ステイル「あの馬鹿!」

神裂「じゃあ、私と戦った記憶が無いと言うのですか?」

インデックス「かおりととうまが戦ったかなんてわからないんだよ」

神裂「…」

五和「あの、よくわからないのですけど、上条さんには八月頭までの記憶しかないみたいなんです」

神裂「八月…頭?」

ステイル「この子を救ったのはそのくらいだったな」

五和「はい。目覚めてから上条さんは『インデックスはどうなった?』って聞いてきました」

インデックス「ということは、ベツレヘムの星で言っていたことと違うんだよ!どういうことなの?」

37 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:41:03.22 ID:qMbcQYc0

ステイル「…おそらく、天使との戦いで、今までの上条当麻は…消えた」

神・イ・五・建「!」

ステイル「だが、あの幻想殺しにはそれ以上の力を感じることがあった。これは僕の推測だが、あの幻想殺しは天使を凌駕する力の一部であって、それが上条当麻に帰するものだとしたら」

神・イ・五・建「…」

ステイル「上条当麻を、その力が復活させる」

神・イ・五・建「!」

ステイル「ただし、その復活も完璧ではなくて、Aが消滅すればBが復活するといったような感じで、以前、禁書目録を助けたときはAが消えてBに、そして今回はBが消えてAになった」

インデックス「同位性異体を実現させているってこと?」

ステイル「うん。神の側に在る天使の力の一端だね。それこそが彼の幻想殺しの大本にあるんじゃないかと僕は考えている。また、そう考えればいろいろと辻褄が合うんじゃないかな」

神裂「つまり、上条当麻は天使なんですか?」

ステイル「上条当麻は器に過ぎないと思うよ。本人が自覚していれば天使と呼ばなきゃいけなくなるんだろうけどね」

神・イ・五・建「…」

38 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:45:47.54 ID:qMbcQYc0

神裂「しかし、仮にそうだとして、何故彼にそんな力が宿っているんですか?」

ステイル「さあ?たまたまかもしれないし、なにか神との繋がりがあるのかもしれない」

神裂「どういうことですか?」

ステイル「じゃあ聞くが、お前は何で聖人なんだ?答えられるか?」

神裂「そ、それは…」

ステイル「それと同じさ。理由なんてそれこそ誰にもわからない」

神裂「…」

建宮「…なんだか、大変な話になってるのよ」

五和「壮大すぎてよくわからないです」

建宮「まあでも、ある意味チャンスなのよ」

五和「?」

建宮「空白の三ヶ月の間に、実は彼女してましたとか言って、側に入り込んじゃうのよ」

五和「なななななっ!?何を言ってるんですか!建宮さん!!」カァァ

神裂「建宮。お前は何を言っているのですか?」

建宮「女教皇様も借りを返すチャンスなのよ」ニヤニヤ

神裂「な、なに!?」

39 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:52:01.58 ID:qMbcQYc0

建宮「上条当麻には借りを作ってばかりじゃないの。ここは一気に借りを返すチャンスなのよ。なんならイギリスにある堕天使エロメイドを取り寄せてもっ!ふぐっ!」ドサッ

神裂「おやおや、建宮は気分が悪くなってしまったようですね」ニコッ

五和「あ、あはは…」ビクビク

建宮「…まあ、冗談は置いといて、この後上条当麻をどうするのよ?」オーイテー

神裂「どうする、とは?」

建宮「彼は世界を救ったけど本人には記憶が無い。しかし、それを知っている者が彼を放っておくはずもないのよ」

神裂「イギリス清教が彼を守るのではいけないのですか?」

建宮「彼は学園都市の人間なのよ。もちろん、我々にも浅からぬ縁があるにしても、あの中で彼を守るには限界があるのよ」

神裂「それなら、このまま学園都市の外で保護すれば…」

建宮「女教皇様。本人がそれを望むとは思えないのよ」

神裂「…」

建宮「まあ、幸いイギリス清教と学園都市は友好関係にあるから、あまり気にしなくてもよさそうなのよ。でも、学園都市が彼をどうするかはわからないのよ」

神裂「…五和。学園都市に交渉します。彼の学校に潜入してくれますか?」

五和「え?…あの?」

神裂「上条当麻を守ってくれませんか?」

五和「は、はいっ!がんばります!」

建宮「五和の制服姿、写真送るのよ。あ、体操服姿も忘れないようにな」

五和「知りません!」

40 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:55:23.87 ID:qMbcQYc0

インデックス「とうま」

上条「…」スースー

インデックス「なんかお布団で眠っているとうまを見るのは久しぶりなんだよ」

上条「…」スースー

インデックス「とうま」

上条「…」スースー

インデックス「いっぱい、守ってもらったね。いっぱい、一緒に遊んだよね」

上条「…」スースー

インデックス「とうまが覚えていなくても、私、忘れないよ」

上条「…」スースー

インデックス「とうまとの思い出は、大切な宝物なんだよ」

上条「…」スースー

インデックス「とうま」

上条「…」スースー

インデックス「大好きだよ」

41 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 00:58:41.21 ID:qMbcQYc0

上条「…ん。インデックス?」

インデックス「!!」ビクッ

上条「顔が赤いぞ?熱でもあるのか?」

インデックス「な、な、なんでもないんだよ!」カァァ

上条「そうか。なんか、ゴメンな」

インデックス「なんで謝るの?」

上条「なんか、三ヶ月の間にいろいろあったんだろ?覚えてなくてさ…ゴメンな」

インデックス「とうまのせいじゃないから、謝る必要ないんだよ」

上条「いや、でもさあ。それなりに思い出とかあるだろ?」

インデックス「テントでお風呂覗かれたり、公園で着替え覗かれたり、イタリアで裸見られたりしたけど気にしてないんだよ!」

上条「ちょっと待て!!なんでそんなシチュエーションばかりなんだよ!」

インデックス「とうまはえっちなんだよ!」

上条「人の話を聞きなさいインデックスさん!」

インデックス「女の子に恥ずかしいことばかり言わせるのは駄目なんだよとうま!」

上条「確かに、ちょっと膨らんだ胸とか。下の方も髪の毛と同じ色だっていうのは感動したけどっ!」

インデックス「ちらっとしか見ていないって言ってたくせにしっかり見ているんだよ!馬鹿とうま!」シャキーン

上条「ふ、不幸だぁぁぁぁっ!!」

42 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:01:45.20 ID:qMbcQYc0

上条当麻の絶叫が響く部屋の扉の前で、神裂火織は小刻みに身を震わせながら固まっていた。

神裂「…」

…上条当麻はあの子のことが好きなのですか?

お風呂や着替えを覗いたり、は、裸を見たり!?

で、でも、私も裸を見られたり、恥ずかしい格好(堕天使エロメイド)を見られたりしているわけですし、もしかしたら彼にはそういった場面に出くわす運命みたいなものがあるのかもしれません。

上条「インデックスさん!上条さん病み上がりなんですけど!っていうか、そんなに噛まれたらもっと記憶が無くなっちゃいますよ~?」

インデックス「いつもより優しく噛み付いてるからぜんぜん大丈夫だよ!」ガブガブ

上条「これで!?いつの間に上条さんには噛み付き耐性ができたのでしょうか?」

インデックス「そんなの知らないよ!」ガブガブ

神裂「…」

あれは、いったいなんなのでしょう?上条当麻の頭にインデックスが噛み付いています。

その割に離れないですし…。

まさか、上条当麻はMというやつなのでしょうか?

43 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:04:50.78 ID:qMbcQYc0

五和「女教皇様?」

神裂「きゃぁっ!」ビクッ

五和「ご、ごめんなさい。脅かしてしまいましたか?」

神裂「い、いや、すみません。少し彼らの様子を見て驚いてしまって」ドキドキ

五和「…あの二人、仲がいいですよね」ハァ

神裂「そうですね。…あの子は上条当麻によって救われたのだから、仲良くなって当然かもしれませんね」

五和「女教皇様、私、がんばります」

神裂「うん?」

五和「上条さんと同じクラスに入れるように学園都市に伝えてくださいね」

神裂「…じゅ、十六歳ということするのですか?」

五和「幸い、童顔ですから大丈夫です!」

神裂「そ、そう…」

五和「がんばりますっ!」

神裂「…」

44 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:07:18.36 ID:qMbcQYc0

小萌「えーっと。今日は皆さんにお知らせがありま~す。上条ちゃん」

上条「はい」

青ピ「なんだカミやん。久しぶりに出てきたと思えば留年確定?」

土御門「いや、案外転校するかもしれないにゃ~」

吹寄「二人とも、静かに!」

小萌「そうですよ。それに上条ちゃんは留年したり転校したりしません。ただ、ちょっとだけ残念なお知らせがあります」

クラスメイト「…」

小萌「上条ちゃん、しばらく学校に来ませんでしたね~。実はご両親のところに行って交通事故にあって入院していたんですよ~」

クラスメイト「!!」

小萌「それでですね。残念なことに、八月からの記憶が無くなっちゃったそうです」

クラスメイト「えええええええっ!?」

吹寄「そ、そんな。あの熱い戦いを忘れたというのか上条当麻!!」ガーン

青ピ「大星覇祭のカミやんは男の俺でも惚れそうなくらい格好良かったのに!」

土御門(俺がスパイっていうのも忘れたってことだにゃー)ニヤリ

小萌「というわけでぇ、ちょ~っと上条ちゃんとお話が合わないことがあると思いますけど、みんな温かい目で見守ってあげてくださいね~」

上条「いやー、なんかそういうことなんで。ひとつよろしく」ペコリ

45 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:11:01.76 ID:qMbcQYc0

小萌「はい、じゃあもうひとつお知らせです。入ってください」

教室の扉が開くと同時に土御門は我が目を疑う。

土御門「ブッ!?ごほっごほっ!」

小萌「土御門君?どうしましたか?」

土御門「な、なんでもないにゃー。ちょっと咽ただけにゃー」

小萌「気をつけてくださいね。はい、じゃあ時期的に珍しいですけど、転校生を紹介します~。五和さんと神裂さんで~す」

五和「は、はじめまして。よろしくお願いします」ペコリ

神裂「よろしくお願いいたします」ペコリ

クラスメイト男「うおおおおおおおおおおっ」ムネデケー

土御門(何の冗談だにゃ~、これは)

小萌「皆さん、仲良くしてくださいね~」

クラスメイト「はーい」

46 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:15:39.10 ID:qMbcQYc0

上条「あれ?ビリビリ…か?」

御坂妹「ミサカはミサカでありますと、貴方から頂いたネックレスを見せて頬を染めてみます」

上条「御坂美琴さんじゃない?」

御坂妹「ミサカは、ミサカであってお姉様じゃありません。と上目遣いで文句を言ってみます」

上条「それは、なんていうか反則だぞ」

御坂妹「おかしいです。いつもならここでこっそりとミサカのパンツを確認するはずなのに。とミサカは首を傾げてみます」

上条「うげっ!?上条さんはそんなことしていたんですか!?」ドゲザ

御坂妹「地面に伏せてまでミサカのパンツを見たいなんて…。とミサカは少し身体を捩じらせてみます」チラ

上条「だ、断じて見ない、見ないぞ!って、隠さずにむしろ近づいてくるのは女の子としてどうかと上条さんは思うのですが!」

美琴「アンタねえ…。何パンツ見せて喜んでるのよ」

御坂妹「それならお姉様も見せてあげればきっと彼も喜ぶ。とミサカはそっと進言します」

美琴「この変態!」ビリビリ

上条「なんで私めは迫害を受けなくてはいけないんですか御坂先生!」

美琴「御坂妹のパンツを見て喜んでるからに決まってるでしょう!」

上条「妹ってことは、やっぱ姉妹か何かなのか?」

美琴「は?アンタなに言ってるの?」

上条「いやー。実はですね…」カクカクシカジカ

御坂妹「私たちの素敵な想い出がすべて記憶に無いなんて…。と、ミサカはショックで倒れそうになりながら項垂れます」

美琴「ふ、ふ、ふ…ふざけるなぁぁぁぁっっ!!」ビリビリ

上条「な、何をそんなに怒っているのですか!?御坂先生!!」

美琴「私とのデートも、間接キスも、ツーショット写真も、ペア契約も全部忘れたなんて許せるわけ無いでしょうがああ!!」ビリビリ

上条「上条さんとデート!?ツーショット?ペア契約!?それって恋人!?」

美琴「し、し、知らないっ!!馬鹿っ!!」

御坂妹「お姉様の問題発言に驚きながら、ミサカはお姉様を追いかけます」

上条「御坂と…」

47 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:20:22.83 ID:qMbcQYc0

神裂「…」ワナワナ

五和「まさか中学生にまで!?」ワナワナ

神裂「上条当麻ぁ!」

五和「あっ、女教皇様!?」

上条「か、神裂さん?何をそんなに怒っていらっしゃるのですか?」

神裂「貴方という人は、一体どれだけの女性に手を出せば気が済むのですか!?」

上条「いきなりなんなんです!?」

神裂「くっ、私の恥ずかしい姿を見た唯一の男がこんな節操無しだったなんて!認められません!」

五和「!」

上条「は、恥ずかしい姿って、戦う時のあの格好のことか?それならステイルの奴も見ているだろうが!」

神裂「あ、あれは普通…」

上条「いいや、アレは誰がどう見てもエロい格好ですよ?もしかして気がついていない?」

五和「上条さん!ストップ!女教皇様の格好について突っ込んではいけません」

48 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:24:29.94 ID:qMbcQYc0

神裂「五和…。あの、私の普段の格好は、彼の言うとおりなのですか?」

五和「あ、あの…ですね……」アセアセ

上条「片方はパンツが見えそうなズボンに、へそ出しピチTで胸の形を強調してるなんて痴女か露出狂以外考えられないと、上条さんは神裂さんの第一印象を暴露する!」

神裂「!」ガーン

五和「上条さん!そんな身も蓋もない言い方しちゃ駄目です!」

神裂「はは…ははは」ガックリ

五和「女教皇様!しっかりしてください!」

神裂「五和…。私は間違っていたのですか?いえ…私が間違っていることを知っていて黙っていたのですか?」

五和「あ、あの…教皇代理とかがですね…あはは、目の保養とかなんとか言ってたりなんかして…」

神裂「建宮…[ピーーー]!」

五和「ああっ!女教皇様!落ち着いてください~」

上条「…なんだか知らないが助かったのか?」

49 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:30:19.10 ID:qMbcQYc0

インデックス「とうま。お帰りなさい」ニコ

上条「ただいま。インデックス」

姫神「…お邪魔してます」ペコ

上条「あ、どうも」ペコ

姫神「上条当麻。本当に記憶喪失?」

上条「いきなりそんなことを聞くということは、上条さんの関係者でしょうか?」

姫神「クラスメイト」

上条「教室で巫女さんを見た覚えは無いけど?」

姫神「当たり前。学校には指定の制服があるもの」

上条「そりゃもっとも」

姫神「本当に覚えてないのね」ハァ

上条「面目ない」

姫神「私のために戦ったことも、教室で私のブラのホックを外したことも覚えていないのね」

インデックス「あいさを脱がせたの!?とうま!」

上条「なんでそういうことばかり言ってくるんですか!?女の子たちは!」

50 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:36:46.98 ID:qMbcQYc0

姫神「女の子『たち』?」

インデックス「とうま?女の子『たち』ってどういうことなんだよ?」カチカチ

上条「インデックスとあなたで女の子たちになるじゃないですか!落ち着いてインデックスさん!駄目、噛まないで!」

姫神「姫神秋沙」

上条「え?」

姫神「名前。姫神秋沙」

上条「あ、ああ」

姫神「それと、これには絶対に右手で触らないでね。壊れちゃうから」チラリ

上条「なんでそこで胸元を露にっ!?って、十字架?」

姫神「貴方と私の絆。これのおかげで今の私がある」

インデックス「あいさはとうまが助けたんだよ」

上条「じゃあ、それは霊装ってやつなんだな?インデックスの修道服みたいな」

インデックス「とうまはえっちなんだよ!」カチカチ

上条「何故そうなるのですか!?インデックスさん!!うぎゃあああああああっ!」

姫神「一言多かったから、そうなる」

上条「な、なるほど」

51 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:41:14.99 ID:qMbcQYc0

姫神「呼んで」

上条「はい?」

姫神「名前」

上条「え、ええと、姫神さん?」

姫神「…呼び捨てでいい。というか、さん付けなんて今更気持ち悪い」

上条「…姫神」

姫神「…」ニコ

インデックス「なんか二人でいい雰囲気なんだよ?」ムー

姫神「そ、そんなことない。ね、上条君」カァッ

上条「お、おう」

ピンポーン

上条「ん?お客さんか。はーい」ガチャ

神裂「…失礼します」

五和「お邪魔します」

インデックス「あれ、かおりにいつわ」

上条「え?転校生の挨拶回り?それにしては大きな荷物を持っているのはどういうことでしょうか?」

52 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:45:21.31 ID:qMbcQYc0

舞夏「あーーーーっ!!アンタは!!」

五和「え?ああ。上条さんのお隣さん?」

舞夏「ま、まさかまた超絶和食を見せびらかしに来たのか!?」

五和「な、なんのことか良くわかりません!!とりあえずお料理はしようと思っていますけど…」

舞夏「何を作る気だ!?返り討ちにしてくれる!」

五和「何って、普通にご飯とお味噌汁と煮物なんかですけど…」

舞夏「くっ!負けられない!私も同じメニューで勝負する!」ダダダダ

五和「…なんなのでしょう?」

上条「…何か知らないけど、アイツの闘争心に火を点けたみたいだな」

五和「普通にお料理するだけなんですけどね」

上条「というか、もしかして、ご飯を作りに来てくださったのですか?」

インデックス「いつわのご飯は美味しいんだよっ!」キラキラ

五和「あ、確かにご飯も作りますけど、それよりもまずはこの子をですね…」

そう言って差し出された籠を、インデックスがすばやく受け取る。

インデックス「スフィンクス!」

上条「スフィンクス?」

インデックス「うん。ここで飼っているペットだよ。とうま」

53 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:48:51.92 ID:qMbcQYc0

上条「いつの間に!?」

インデックス「夏休みにとうまが拾ってきたんだよ」

上条「…そうか」

スフィンクス「にゃあ?」

上条「ゴメンなあ。上条さん、お前のこと覚えてないんだよ」ナデナデ

スフィンクス「…」ゴロゴロ

五和「え、ええと、とりあえずお台所お借りします」

上条「あ、ああ」

神裂「上条当麻。…暫くの間、天草式十字凄教が貴方を護衛いたします。とりあえずは、五和と私が泊り込みで護衛させていただきます」ペコリ

上条「は?」

姫神「!」

インデックス「かおりといつわ、ここに泊まるの?」

神裂「よろしくお願いします。インデックス」ニコ

インデックス「よろしくなんだよ!かおり」ニコ

54 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:51:34.36 ID:qMbcQYc0

上条「ええと、神裂さん。ここ、男子寮なんですけど?」

神裂「インデックスは女の子ですけれど?」

上条「うっ、それを言われると…」

神裂「それに先ほど、女性がいらっしゃったと思いますけれども」

上条「あれは、隣の部屋の奴の妹さんでして、住んではいらっしゃらないのですよ」

神裂「そうなのですか」

上条「そうなのです」

姫神「上条君」

上条「なんでしょうか?」

姫神「小萌先生に連絡する?転入生二人が上条君の家に住むみたいだって」

神裂「これには深い事情があるのですよ」

姫神「でも、男子生徒の部屋に女生徒が泊まるのは問題」

神裂「イ、インデックスはどうなんですか?」

姫神「そこのシスターは小萌先生も公認で、上条君が保護者。なぜかは知らないけど」

神裂「そ、そうなのですか…」

上条「姫神…俺にも良くわからないんだが、見逃してくれないか?」

55 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:53:27.70 ID:qMbcQYc0

姫神「…巨乳天国に浸りたいと?」

上条「何故そうなるんですか!?姫神さん!?」

姫神「転入生は二人ともかなりの巨乳。両脇に侍らせて眠ればまさに巨乳天国」

インデックス「とうまはえっちなんだよ!」

神裂「添い寝なんてしませんよっ!?上条当麻」カァッ

上条「俺は何も言ってねえっ!!姫神、俺を陥れようとしている!?」

姫神「上条当麻の76%はエロスで構成されている?」

上条「その具体的な数字はなに!?っていうか、パーセンテージ高くない?ていうか疑問形なのをもっと強調して!」

神裂「む、無理やり襲うのは死を招くことになりますよ?上条当麻」ニコ

上条「か、神裂さん…目が笑ってねえ!怖い!」

56 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:55:25.26 ID:qMbcQYc0

姫神「…転入生の貞操を護るために私も泊まれば全て解決」

上条「は?」

インデックス「あいさもお泊りするの?」

姫神「淫獣上条当麻から皆を護るために私は命をかける」

上条「なんなのその上条さんの酷い扱われ方!ふ、不幸だああああああっ!」

姫神(これだけの女性に囲まれていながら、不幸と叫ぶ貴方の気持ちがわからない)

インデックス「いい匂いがしてきたんだよ!こうしてはいられないんだよ!台所に突撃なんだよ!」

五和「あ、あの、インデックスさん!?つまみ食いはいけません!」

インデックス「いつわの料理が美味しいからいけないんだよ!悠長に待っていられないんだよ!」

五和「だ、駄目ですってばぁ!」

上条「神裂…インデックスを止めてくれ。このままだと俺達の夕飯が無くなってしまう」

神裂「わかりました」

インデックス「うぬっ?かおり!?なにをするんだよ?離すんだよ!」

神裂「これも私達の糧を守るため。インデックス。おとなしくしてください」

インデックス「う、動けないんだよ?かおりは馬鹿力なんだよ!?」

神裂「…」

こうして、慌しい上条当麻の一日は暮れていくのであった。

おしまい?

57 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 01:58:22.50 ID:qMbcQYc0

以外と長かったかもしれないし、スレタイに関係ないかもしれないとミサカはミサカは思ったことを口にしてみる!

とりあえず投下中にできた 上条×インデックス

インデックス「とうま、とうま」

上条「今日の夕飯は、寒くなってきたからお鍋」

インデックス「ふぐ?すっぽん?しゃぶしゃぶ?」キラキラ

上条「…貧乏な上条さんにそんな高級食材を用意できるわけないだろうが!」

インデックス「むう。残念なんだよ」

上条「だが、あきらめるのはまだ早いぞインデックス。今日は鶏肉がいっぱいだ!水炊き用の鶏肉が安かったし、白菜や葱なんかもタイムセールでお安く手に入れてきた」

インデックス「す、すごいんだよ、とうま」キラキラ

上条「はっはっは。というわけで上条さんはこれから準備にとりかかるから、インデックスはスフィンクスと遊んでいなさい」

インデックス「夕ご飯が楽しみなんだよ。…と、そうだ。とうま、とうま」

上条「ここで引き止めると夕ご飯が遅くなるぞインデックス」

インデックス「大丈夫。私の話はすぐ終わるんだよ」

上条「で、どうしたんですか?インデックスさん」

インデックス「とうま。寒くなってきたから、今日から一緒にお部屋で寝るんだよ」

本格的な冬の到来を感じさせる今日この頃。とある学園都市の男子寮の居候は無邪気な微笑を浮かべてそう告げた。

58 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/23 01:59:41.23 ID:TaR6CtMo

乙でした
結構期待してて気付いたら落ちてたから超ラッキーかもです

59 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 02:00:12.92 ID:qMbcQYc0

上条「…はい?」

目の前にいる少女は何を言っているのだろう?上条当麻の頭の中は目の前の少女が身に纏っている修道服のように真っ白になった。

おそらくは間抜けな顔をしているのだろう。そんな上条当麻の顔を見て、少女はぷぅっと頬を膨らませた。

インデックス「とうまはいつもそうなんだよ。大事なことを話すとそんな風に誤魔化そうとするんだから」

上条「いや、その…」

インデックス「最近、寒くなってきたから心配なんだよ。とうま」

上条「あ、ああ。ありがとう」

インデックス「どういたしまして。じゃあ、今日からとうまもお部屋で寝るんだよ」ニコッ

上条「いやいや、それはいろいろとまずいんじゃないですか?インデックスさん」

インデックス「私はいつもとうまが眠ってもいいように端っこで寝ているから大丈夫なんだよ」

上条「あー、そうじゃなくってだな」

インデックス「寝相はいいんだよ」

上条「床に布団を敷いて上条さんが眠るっていうのは全然構わないんだけど、お前、必ず寝ぼけてもぐりこんでくるじゃないか」

インデックス「私はそんなことしないんだよ、とうま」

上条「いや、するの!だから俺は鍵のついたお風呂場で眠るようにしたのですから!」

インデックス「え!?とうまがお風呂場で眠るのってそういうことだったの!」

上条「そうですよ」

60 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 02:04:34.89 ID:qMbcQYc0

>>58 ありがとうございます。中途半端でスミマセン^^;


インデックス「とうま。一緒のお布団で眠るのは迷惑?」

上条「迷惑っていうよりも、色々問題があると思うのですよ」

インデックス「問題?」

上条「上条さんは健全な高校生男子で、インデックスさんは女の子なわけでして…」

インデックス「…一緒のお布団で眠ると温かいんだよ?とうま」

上条「いや、それはそうかもしれないけど」

インデックス「…とうまは、私と一緒に眠るのが嫌なの?」クビカシゲ

上条「い、嫌じゃないですけどね、それはいろんな問題があると上条さんは思うのですよ」

インデックス「私はとうまと眠るの嫌じゃないんだよ」ニコ

上条「そ、それは光栄ですインデックスさん」///

インデックス「じゃあ決まりだね!今日はとうまと一緒に眠るんだよ!」

上条「だからそれはまずいって言ってるんだ!」

インデックス「!!」ビクッ

上条「…」

インデックス「…どうしてなんだよ。どうして怒るんだよとうま!」

上条「あー、その、悪い」

インデックス「場合によっちゃ許さないんだよ」プンプン

61 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 02:05:46.73 ID:qMbcQYc0

上条「もしかして男の子なのか?」ナンチャッテ

インデックス「私の裸を見たことがあるのにそんなこと言うなんて信じられないんだよ!」カチカチ

上条「確かに女の子でした!すみませんでした」ドゲザ

インデックス「しっかり見てるんだよ!ひどいんだよ!とうま!」ガブガブ

上条「ぎゃああああああああっ!!」

インデックス「…馬鹿」ウシロカラ ダキシメル

上条「!!…インデックス?」

インデックス「女の子として見てくれているから、お風呂で眠っていたって、本当はわかってるんだよ」

上条「…」

インデックス「夏の間は良かったかも。でも、最近は寒くなってきたし、そろそろ限界だと思うんだよ」

上条「…」

インデックス「…とうまのこと、信じてるから、大丈夫なんだよ」ニコ

上条「インデックス…」

62 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 02:07:40.28 ID:qMbcQYc0

インデックス「病院で言ったこと、本当だよ。とうま」

上条「病院…?」

インデックス「とうまが嘘ついたとき、言ったことだよ」

上条「…」

禁書目録との戦いの後、記憶を失ったことを隠すために、咄嗟についた嘘。彼女はそのことを言っているのだろうか?

あのとき、少女が言っていた言葉。

今にも泣き出しそうな表情で、懸命に搾り出すような声で紡いでいた言葉。

-----

インデックス「インデックスは、とうまのことが大好きだったんだよ?」

-----

上条「…そうか。ありがとう。インデックス」

インデックス「お礼を言うのは私の方なんだよ。とうま」

63 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 02:09:02.45 ID:qMbcQYc0

上条「…あれ、なんかおかしくない?」

インデックス「なにが?」

上条「上条さんはインデックスさんの告白に感謝の意を示したのですけど?どうしてお礼を言われないといけないのでしょうか?」

インデックス「こ、告白ってなんなんだよ!?とうま!?」カァァ

上条「病院って言ったら『とうまのことが大好きだったんだよ?』じゃないのかよ!?」

インデックス「!!」///

上条「病院で他に何か言われたっけ?」

インデックス「い、いじわるなんだよ!とうま!!」シャキーン

上条「どうしてそうなるんですかインデックスさん!ちょっと待って、ほら、このとおり!」リョウテ アワセテ カオウゴカス
 
インデックス「あ」ハムッ

上条「んむ!?」

インデックス「…」

上条「…」

インデックス「キスしちゃったんだよ?」カァァァ

上条「お、おう」カァァ

インデックス「…それだけ?」

上条「あー、今のは事故だからノーカウント」

64 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 02:10:20.11 ID:qMbcQYc0

インデックス「私のファーストキスなんだよっ!とうま!」

上条「上条さんだってファーストキスですよ」

インデックス「そ、そうなんだ…」

上条「…インデックス」

インデックス「なに?」

上条「知っていた?上条当麻はインデックスのことが大好きなんだよ?」

インデックス「ふぇ!?」///

上条「だから、事故じゃないファーストキスをしたいんだよ?」

インデックス「なんでこんなときまで私の真似してふざけるんだよ?」

上条「照れくさいからに決まってるだろうが馬鹿」カァッ

インデックス「それでも、とうまの言葉で聞きたいんだよ!」ウルウル

上条「インデックス…」

インデックス「とうま…」

上条「…好きだ」

インデックス「…私も好きなんだよ、とうま」ニコ

上条「…」チュッ

インデックス「ん…」チュッ

おしまい

今日はこれまで。お休みなさいませ。

65 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/23 14:11:59.45 ID:eYEqYgco

乙!

66 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 20:37:56.69 ID:qMbcQYc0

1に短編をちまちま投下するって書いてあるから『上条「…」』もスレタイ違いなんて思わなくていいのか。などと思いつつ投下をしてみる。

浜面×滝壺なんだけど浜面×麦野なめちゃくちゃなSS 麦野「…見ぃ~つけたぁ」ニヤリ

浜面「ぐふっ!」ドカッ

麦野「おじゃましま~す。てね」ニヤニヤ

滝壺「っ!はまづら!はまづら!」ユサユサ

麦野「ちょっと気ぃ失ってるだけ。それよりもさ、滝壺ぉ?」ニヤニヤ

滝壺「…」

麦野「ヤったの?」ニヤニヤ

滝壺「!!」カァァ

麦野「あ~。そうなんだ。じゃあ、身体検査」ガバッ

滝壺「や、やめて…」

麦野「黙ってろ」

滝壺の服を脱がせ、滝壺のシャツで滝壺の両手を右手と、自身の能力によって発現させた光る腕を使って器用にベッドのフレームに縛り付ける。

67 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 20:41:13.90 ID:qMbcQYc0

滝壺「…」

麦野「ご開帳~。どれどれ?」ツプッ

滝壺「いやぁ」

麦野「ヤることヤってんだねえ滝壺ぉ?見事に処女膜ないし」クチュクチュ

滝壺「…はまづらぁ…はまづらぁ…」

麦野「そんな滝壺にぃ、愛しの浜面の携帯をプレゼントっ、と」ズブゥッ

滝壺「!!はっ!!ぐっ!」ガクガク

麦野「んで、滝壺の携帯で浜面にコールと。もちろんバイヴモードにしてあるから楽しめよ、滝壺ぉ。あははははははっ!」

ヴーヴー ヴーヴー …

滝壺「!!んっ…ぅ」ビクン

麦野「うわっ、滝壺。もしかして機械でも開発済み?すげえエロい顔してる」

滝壺「!!」///ビクン

麦野「さぁ~って、滝壺は滝壺で愉しんでもらってぇ~。私は私の目的を遂行っと」ニヤニヤ

倒れている浜面のシャツを脱がせ、先ほどと同じように器用に浜面の両手を縛り上げると、口元を歪めて笑いながら浜面の上に馬乗りになる。

68 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 20:44:31.46 ID:qMbcQYc0

麦野「さぁて、お目覚めの時間だよ?はまづらぁ?」ユサユサ

浜面「…ん」

滝壺「…ん…はぁん」ヴーヴー ヴーヴー

浜面「たき…つぼ?」

麦野「ざぁんねん。麦野サンでしたぁ」ニヤニヤ

浜面「!!麦野!?って、これは?」

麦野「はまづらぁ。私をこんな化け物にした責任とってもらうよ」ニヤニヤ

浜面「責任って?おい、何をする気だ?ってか、滝壺は?滝壺はどうした?」

麦野「滝壺は、ベッドの上でオ・タ・ノ・シ・ミ中」ニヤニヤ

浜面「何だと!?」

麦野「愛しの浜面の携帯で一人エッチ中だからほっといても大丈夫」ニヤニヤ

浜面「なっ!?」カァァ

麦野「滝壺に先を越されたのはむかつくけど、はまづらは最初から滝壺命っぽかったからまあ、許す」ヌギヌギ

浜面「うおいっ!なに脱いでんだ麦野」

麦野「あ?言っただろ?私をこんな化け物にした責任とれって」ヌギヌギ

浜面「それって…」

麦野「光栄に思えよはまづらぁ。私の初めてをお前にあげる」ニヤニヤ

69 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 20:47:19.82 ID:qMbcQYc0

浜面「…」

麦野「もっとも、化け物になっちゃったから、女として機能するかどうかはわかんないけど」

浜面「麦野…」

麦野「まあ、でも、滝壺の前で浜面を犯すってのは、復讐としては最高じゃないか?なあ、滝壺ぉ?」ニヤニヤ

滝壺「…やめて…んっ、はまづら…んっ…はまづらぁ…」ヴーヴー ヴーヴー

浜面「滝壺ぉぉぉっ!!」

麦野「あはははは。愛しの滝壺のエロ声聞いて勃ったみたいだねぇ?はまづらぁ?」カチャカチャ

浜面「麦野…やめろ」ポロン

麦野「おおぅ。意外と大きい。ま、なんとかなるか?」ニヤニヤ

浜面「麦野…やめてく…」ムグッ

麦野「んっ、ふっ…」チュッ

浜面「!!」

麦野「檸檬の味って嘘だねえ。浜面臭しかしない。まあ、現実はそんなもんなんだろうけど」チロチロ

浜面「麦野…」

麦野「んふふふ。滝壺にもこんなことされてんのかなぁ?こんなに固くしちゃって」ペロペロ

浜面「う…」カァ

麦野「男でも乳首って気持ちいいんだ?浜面?」チュッ

70 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 20:52:58.61 ID:qMbcQYc0

浜面「やめろ…」

麦野「こんな○○○勃たせといて、何言ってるんだ」ニギッ

滝壺「いやぁっ!はまづら、はまづらぁ!!」ヴーヴー ヴーヴー

浜面「滝壺!」

麦野「おいおい、浜面、滝壺はひとりで愉しんでるんだから、お前は目の前にいる私を愉しませろ」ニヤニヤ

浜面「なあ、麦野!お前どうしちまったんだよ?」

麦野「アンタにヤラれて、いかれちまったかもねえ」ニヤニヤ

浜面「お、俺が悪いならいくらでも謝る。だからよ、滝壺は許してやってくれないか?」

麦野「許すも何も、滝壺は滝壺で愉しんでいるんだから問題ないだろう?」

浜面「滝壺は病気なんだ!あまり長い間刺激を与え続けちゃ駄目なんだ!」

麦野「それでも、ヤることヤッてるんだろ?どうせ私とヤる時間だって変わらないんだから大丈夫だろ」

浜面「くっ!滝壺おおおお!」

滝壺「はまづら!はまづらぁ!」ヴーヴー ヴーヴー

麦野「…」ピッ

滝壺「んっ…はぁはぁ…」クタリ

浜面「滝壺?」

麦野「落ち着けよ浜面。呼び出し解除しただけだから」

71 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 20:58:34.98 ID:qMbcQYc0

浜面「麦野?わかってくれたのか?」

麦野「あ?違うよ。滝壺にじっくり見てもらうために決まってるだろ?浜面」ニヤ

浜面「!」

麦野「でも、肝心の滝壺はイっちまったみたいだねえ?あんな濡らして、ありゃあもうエロ壷だな。失神してやがるし」ニヤニヤ

浜面「てめぇ」

麦野「さぁてと、始めるか?はまづらぁ」スルッ

浜面「っ!?麦野!?」

麦野「まずは口でしてもらおうかなぁ?」ムギュ

浜面「むぐっ」

麦野「なあ、まだ女してるか?私の○○○」

浜面「…」

麦野「一応は女してるみたいだなあ。こんな固くしてくれてんだし」サスサス

浜面「くっ、くそ」

麦野「なんだ?スカトロ好みか?黄金出した方がいいのか?」ニヤニヤ

浜面「ちげーよ!なんでこんなことしてるんだ畜生って言いたいんだ!」

72 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 21:01:54.87 ID:qMbcQYc0

麦野「アイテムでただ一人の男が浜面って時点でわかってると思ったんだけど?」サスサス

浜面「は?」

麦野「アイテムのリーダーは誰だったけ?」サスサス

浜面「…」

麦野「女だらけのチームになんでわざわざお前を入れたと思ってるんだ?」サスサス

浜面「雑用係だろ?」

麦野「おかしいと思わなかったか?」サスサス

浜面「別に」

麦野「以外と鈍感なんだな」サスサス

浜面「意味がわからねえ」

麦野「雑用係だけなら暗部にいくらでも用意してもらえるって言えばわかるか?」サスサス

浜面「は?」

麦野「スカウトした時点で、お前に気があったってことだ」サスサス

浜面「なんだよそれ」

麦野「うるさい!いい加減に舐めろ!」ギュッ

浜面「なんでそうなるんだよ!てか、握るな!」

73 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 21:05:45.11 ID:qMbcQYc0

麦野「…ひとめぼれだ。馬鹿」カァッ

浜面「は?」

麦野「クソが。少しは濡らしといた方がいいと思ったのに全然舐めようとしない」ギリ

浜面「いや、ちょっと待て麦野」

麦野「お前が悪いんだぞ、はまづらぁ」ヨイショ

浜面「いやいやいや!ちょっと待て、落ち着け麦野!」

麦野「あ?血が出りゃ潤滑剤になるだろ?…と、結構熱いな、これ」ギュッ

浜面「おい、麦野!」

麦野「ん…と、いくよ、はまづら」ネライヲ サダメテ

浜面「麦野!」

麦野「んっ!んんっ!!!」ミチミチミチ

浜面「あ…あ…」

麦野「くっ!!がっ!はああああああああっっ!」ズブゥゥゥゥ

浜面「!!」

麦野「はぁっ、はぁっ。痛えぞ、はまづらぁ」

浜面「無茶するからだろうが!」

74 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 21:08:43.86 ID:qMbcQYc0

麦野「うるせえ!…んっ…くっ」ギチッ、ヌチッ

浜面「お、おい!?」グチッ、ニチッ

麦野「どぉだ?はまづらぁ?私は…女してるか?」ヌチッ、グチッ

浜面「何でそんな無茶するんだよ」ギチッ、グチッ

麦野「私には、んっ、時間が無いんだ。はまづらぁ」グチュッ、グチュッ

浜面「どういう、ことだ?」グチュッ、グチュッ

麦野「中途半端な再生のせいで、んっ、ボロボロなんだよ、はぁまずらぁ…んっ」グチャ、グチュ

浜面「なんだよそれ、麦野!?」ヌチャッ、ヌチャッ、

麦野「なあ、はまづら…んっ、私は、私は、女してるのか?んぅっ、教えてくれ、はまづらぁっ」ヌチャッ、ヌチッ

浜面「お前こそ教えろよ!中途半端な再生ってどういうことだ?」ヌチャッ、ヌチャッ

麦野「ピロートークには向かないな、んっ、はまづらぁ、後で教えてやるから…んぅっ、私に、女であることを感じさせてくれ…」ヌチャッ、ヌプッ

浜面「麦野…」ヌチュッ、ヌチャッ

麦野「なあ、浜面…。んっ、私は、女しているか?」ヌチャッ、ヌチャッ

浜面「…ああ」ヌチャッ、ヌチャッ

麦野「そうか。よかったぁ…ん」ヌチャッ、ヌプッ

浜面「麦野…」ヌチャッ、ヌチッ

麦野「こんな化け物でも、んっ、はまづらを、悦ばせてやれた…んっ」ヌチ…

75 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 21:11:37.61 ID:qMbcQYc0

浜面「…麦野?」

麦野「クソッ、イかせてやりたかった…な」クタリ

浜面「おい、どうした?麦野?」

麦野「はは…、ゲームオーバーだ。思ったより早かった…浜面…」

浜面「どうしたんだよ!?」

麦野「タイムリミットだ。再生の…な」

浜面「お、おい、しっかりしろ」

麦野「ロープは…手前に引けば解ける…はまづら…」

浜面「んっ!と、よし取れた。おい、麦野!」

麦野「…はまづらぁ…好きだったよ…」ニコ

浜面「!」

麦野「はまづらぁ…」ポロポロ

浜面「麦野…」

麦野「はまづらぁ…、滝壺…ごめんね」ポロポロ

浜面「…」

麦野「はまづらぁ…好き…」ガクリ

浜面「む…ぎ…の?」

麦野「…」

浜面「麦野おおおおおおおおおおおお!!」

76 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 21:14:30.16 ID:qMbcQYc0

麦野「…」

浜面「おい、嘘だろ?最後までこんな人を騙すようなことしやがって、なあ、麦野!おい!」

麦野「…」

浜面「む…ぎ…の」

麦野「…」

滝壺「…はまづら?」

浜面「滝壺…」

滝壺「麦野は?」

浜面「…死んじまった」

滝壺「…」

浜面「…悪ぃ。今、解く」

滝壺「もう、解いた」

浜面「そうか」

滝壺「…はまづら」

浜面「ん?」

滝壺「麦野…」

浜面「…」

77 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 21:16:51.08 ID:qMbcQYc0

滝壺「麦野、死んでない」

浜面「は?」

滝壺「麦野」

麦野「…」///

滝壺「浜面が私を助けるのに乗じて消えようとしたんだろうけど、無駄」

麦野「…ちっ」ムクリ

浜面「ちょ!?麦野?」

麦野「うるせえ!不完全だろうがなんだろうが、学園都市がそう感嘆に超能力者を死なせるわけないだろうが」ヨウフク ヒロイ アツメ

浜面「…」

麦野「今日はもう時間がないから言っとく。滝壺にしたことは嫉妬!浜面には好きだったから奪ってもらっただけ!思ったより痛くて最後までできなかったけど」///

浜面「今日はってどういうことだよオイ。ていうかさらっと凄い告白してねえか!おい!?」

麦野「うるせえ!仕事終わったらまた可愛がってもらいに来るから覚えとけ!こんな身体でも、一応は女として機能してるみたいだからなぁ」キガエ キガエ

浜面「はぁ?何言ってるんだ麦野ぉ?」

麦野「逃げても無駄。学園都市が見張ってるからな」ニィ

浜面「…」

78 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/23 21:19:28.33 ID:qMbcQYc0

麦野「私たちの行動の自由のため、取引したって言っとけばわかるか?滝壺?」

滝壺「超能力者の力を学園都市のために使う代わりに私たち『アイテム』の再結成をしたってこと?」

麦野「話が早いねえ。私が学園都市のために動いているかぎり、『アイテム』は安全ってこと」

滝壺「そんな麦野を私は応援する。でも、浜面は渡さない」

麦野「浜面は滝壺命だから奪えないのはわかってる。でもたまには愛玩道具(おもちゃ)として貸してもらうくらいはいいだろ?」

そう言うと麦野は滝壺の耳元で何かを囁いた。

滝壺「私の前ではやめて。それなら、譲歩する」

麦野「OK」

浜面「なに取引してるんだぁ!滝壺おおおおおお!?」

滝壺「大丈夫。はまづらも損しないから。がんばって。私も応援している」

浜面「何をだよ!?」

麦野「じゃ、またな」ヒラヒラ

滝壺「ばいばい」ヒラヒラ

浜面「なんでお前ら普通に別れられるんだああ!?」ガビーン

おしまい

79 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/23 23:23:07.53 ID:GkrZmU.o

もげづらはまれ

80 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/11/24 10:39:12.13 ID:owRTAqw0

おィおィ何書いちゃってるンですかァ?
つまんネエことしてるんじゃねェぞコラ

81 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/24 14:22:24.09 ID:64vAA1Qo

分かりづらい縦読みだなwwwwwwww

82 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:05:49.60 ID:8SFdMt.0

た、縦読みかぁ…チキンハートな1は涙目でしたよ。

今日中には完結できないかもしれないけど、とりあえず投下。

基本スタンスは上条×美琴な適当設定SSですww


美琴 IN ミサカネットワーク

御坂妹の様子を見に病院を訪れた御坂美琴は、まるで自分の子供の頃を髣髴とさせる少女、打ち止めと遭遇する。

調整とやらのための個室で打ち止めに、上位個体としてミサカネットワークを管理しているということを得意げに説明された美琴は、試しに打ち止めを介してミサカネットワークへの進入を試みる。

そこで、美琴が見たものとは?

打ち止めと美琴が出逢ったとき、物語は始まる---!

83 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:09:12.96 ID:8SFdMt.0

美琴「…!ちょっと!なんなのよ!アレは!」///

打ち止め「気のせいですよ!とミサカはミサカは顔を真っ赤にして言ってみる」

美琴「気のせいであんな姿が見えるか~!!」///

打ち止め「ミサカ一〇〇三二号にミサカはミサカは助けを求めてみたり!」

側にいない相手に対して助けを求める打ち止め。だが、それは決して無意味なことではなかった。

なぜなら、ネットワークによって彼女達-妹達と呼ばれる御坂美琴の九九六九体の複製-は繋がっているのだから。

そのネットワークに打ち止めを介して、オリジナルである美琴もネットワークと繋がっていた。

そんな美琴の脳裏に飛び込んできた、とんでもない光景というよりも、妹達の共有する記憶の断片。

美琴(いったいなんなのよ!アレは!!)///

御坂妹(先ほどのはミサカ一〇〇三二号の記憶であると、ミサカはお姉様に説明します)

美琴「はあ?アンタの記憶になんでアイツが出てくるのよ!?それも、あ、あんな格好で!!」///

御坂妹(アイツとは上条当麻のことでしょうか?と、ミサカはお姉様に確認をします)

質問と同時に、美琴の脳裏にある人物の上半身が浮かぶ。

美琴「!!だからなんで裸なのよアイツは!なんかほんのりほっぺた赤くなってるし」///

84 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:13:24.74 ID:8SFdMt.0

御坂妹(先ほどの映像はミサカ一〇〇三二号の記憶であると、ミサカはお姉様にご報告いたします)

美琴「……………はい?」

美琴の思考が数秒間停止する。

それから御坂妹の言った言葉の意味を反芻し、先ほどの映像と結びつけ、ぼっと顔が熱くなるのを感じずにはいられない美琴であった。

記憶。上半身裸。ほんのり紅潮した頬。

そんな上条当麻の姿を思い浮かべながら顔を真っ赤にする美琴。

その姿を記憶するに至った過程を想像するだけで、美琴は大きく頭を振らずにはいられなかった。

美琴「…ええと、それは…、あの子が中学生にあるまじきことをアイツとしたって…、こらあああああっっ!!思い浮かべないでいいから!てか、思い浮かべるなあああっっ!!」///

ぎゃああ!と美琴が叫んだときにはもう遅かった。

85 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:18:33.88 ID:8SFdMt.0

否応なく流れ込んでくる御坂妹の記憶。

夕暮れ時の公園のベンチで寄り添う二人。

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上条「ったく、甘えん坊ですねえ」ナデナデ

御坂妹「貴方にだけ、と、ミサカは本心を吐露しながら頬を染めてみます」

上条「しかしですね、こんなところでこんなことをしてしまっていいのだろうかと上条さんは思うのですが」ナデナデ

御坂妹「このためだけに貴方の部屋に行くのには問題があると、ミサカは考察します」

上条「確かにそうなんですけどね…」ナデナデ

御坂妹「貴方がミサカのことを考えてくれているということが嬉しいですと、ミサカは微笑みながら感謝の意を伝えます」

上条「…まあ、間違っちゃいないけど」ポリポリ

御坂妹「照れくさそうな貴方の目を見つめた後、ミサカは静かに目を閉じてみます」

上条「…」

------------------------------------------------

美琴「…あ、…あ」///
  (ア、ア、アイツとキ、キ、キス、キスしたの?)

86 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:21:51.95 ID:8SFdMt.0

突如風景が切り替わり、どこかの建物の一室。

上半身裸で頬を紅潮させて微笑みかけてくる上条当麻の姿。

------------------------------------------------

上条「んで、どうしたのですか?ミサカさんは?」

御坂妹「こういうときどうしていいのかわからない。と、ミサカは頬を染めながら素直に言ってみます」

上条「上条さんも同じですよ?こんな格好で女の子と話してること事態、なにがなんだかわからなかったりするわけで」

御坂妹「貴方が困っているのはわたしのせい?と、ミサカは小首をかしげて尋ねてみます」

上条「こういったシチュエーションが困るってだけで、ミサカさんのせいっていうことはありませんよ」

御坂妹「実は目のやり場に困っている。と、ミサカは頬を染めながら上目づかいで言ってみます」

上条「うおう!いきなりそんなこと言われると上条さんも恥ずかしくなってしまうんですよ」

御坂妹「そんなときは目を瞑ってしまえばいい。と、ミサカは静かに目を瞑ってみます」

上条「…」

------------------------------------------------

美琴「あ…ぁ…」///
  (アイツが裸で見つめてくるなんて。その後、目を閉じるなんてやっぱりキ、キ、キ、キスしてるの?)///

自分の複製である少女が、あの少年とそういったことをしている。そう考えただけで、美琴は大きく混乱した。

87 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:25:56.21 ID:8SFdMt.0

美琴(アイツが裸でってことは、もしかしてあの子も裸って…なにを考えているのわたし!こういうときこそ落ち着いて冷静に判断しないといけないわ。深呼吸深呼吸)スーハー

打ち止め「お姉様は混乱しているのでネットワークに繋がっていることを失念している。と、ミサカはミサカは注意を促してみたり!」

美琴「えっ、あ、そ、そうね」パッ

打ち止め「お互いが裸だとなにがあるのか、ミサカはミサカは顔が赤くなっているお姉様に質問してみる」

美琴「!!あなたは今すぐその疑問をわ・す・れ・な・さ・い」バチバチ

打ち止め「お、お姉様の周りに雷球が発生して怖いので、ミサカはミサカは質問を取り下げて部屋の隅に逃げてみる!」ブルブル

美琴(まったく。この子にまであんなものを見せるなんて)///

『あんなもの』を思い出して、美琴は大きく首を振った。

美琴「あ~っ!消えろ消えろ」ブンブン
  (うん、わたしはなにも見なかった!聞かなかった!)

そのとき、部屋の扉が静かに開いて、美琴そっくりな姿の少女が部屋の中に入ってくる。

御坂妹「お姉様におきましてはお元気そうでなにより。と、ミサカはとりあえずご挨拶をしてみます」

美琴「…」///

目の前にいる少女は、自分とほとんど同じ外見をしている。違うところといえば頭に軍用のゴーグルを装備していること。

だが、なにかがおかしい。微妙になにかが違っている気がする。

88 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:29:16.39 ID:8SFdMt.0

御坂妹「お姉様の視線が怖い。と、ミサカは心情を吐露してみます」

美琴「…!!」ワナワナ

そんな御坂妹の言葉など無視して、まるでこの世の終わりを見るような目で御坂妹を見つめる美琴。

美琴(まさか…。ううん、でも…確かに…)ジー…

御坂妹「どうかしましたかお姉様?と、ミサカは少し不信感を持って尋ねてみます」

美琴(まさか、黒子が言っていたアレが事実ってこと!?)///

打ち止め「お姉様どうかしたのですかー?とミサカはミサカは小首をかしげながら尋ねてみる」

一瞬だけ打ち止めに視線を送ってから、再び御坂妹に視線を戻し、それから美琴は扉に向かって駆け出した。

美琴「う…うわああああああああん!!」バターン ドタドタドタ

御坂妹「え?」

打ち止め「あれ?」

美琴(なんで?なにで涙が出るのよ?この超能力者第三位のわたしが複製に敗北感を感じなくちゃいけないなんて)グスッ

夕闇の中、美琴は泣きながら学園都市のビル街を駆け抜ける。

美琴(それもこれも、アイツのせいだ!アイツの…って、だからなんで浮かんでくるのが姿が裸なのよ!!うわあああああああああんっ!!消えろ消えろ!!)///

89 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:34:03.23 ID:8SFdMt.0

美琴が学園都市を疾走しはじめた、その少し前。

上条「…不幸だ」

やっとのことで補習から開放された上条当麻が、校内の自動販売機でジュースを買ってから校門を出ると、目の前を最終のバスが走り去っていくのが見えた。

上条「ほんの少しの差で、バスに乗り遅れる上条さんっていったい…」ハァ

がっくりと肩を落とし、とぼとぼと学生寮に向かって風力発電用の風車の脇の道を歩き始める。

上条「まあ、暑くないだけましか」

夏に比べて涼しくなった道を歩きながら、先ほど買ったペットボトルのスポーツドリンクの蓋を開け、一口飲む。

上条「…ぬるい」

蓋を閉めて鞄の中にペットボトルを放り込むと、再び歩き出す。

上条「どうして上条さんってこんなに不幸なんでしょうねえ…」

誰もいないのに、誰かに語りかけるように呟きながら、とぼとぼと歩いていく。

上条(まあ、御坂妹みたいに慕ってくれるのもいるから、完全に不幸ってわけでもないか)

公園のベンチで撫でた髪の感触が思い出されて、頬が夕日以外の紅色に染まった。

上条(思わず撫でちまったけど、あれはちょっとやばかったのではないでしょうか?)

まじまじと掌をみて、軽く首を振る。

90 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:38:46.50 ID:8SFdMt.0

上条(御坂の髪も、あんな感じなのかな?って、なに、考えてるんだ俺?)

美琴「ちょっとアンタ!」

上条「うわあああああっ!上条さんは御坂さんのことなんてなにも考えていませんよ!!」ビクッ

美琴「は?なに言ってんのよ?アンタ。」

御坂美琴は上条当麻の顔を下から覗き込むようにして、小さく微笑んだ。

美琴「暇かな?暇でしょ?暇ね!ちょっと付き合いなさい!」ガシッ

上条「上条さんが暇っていうのは確定事項ですか!?そして強制連行!?」

美琴「缶ジュースぐらい奢ってあげるから!」グイグイ

上条「それは大変ありがたいお言葉なのですが御坂センセー!その、慎ましやかな女の子の柔らかさに上条さんはよからぬことを考えてしまうかもしれないので放してください!」

美琴「な、なに言ってるのよアンタ!普通腕ぐらい組むでしょ!?」カァァ

上条「女同士とかならいいかもしれないけど、上条さんは男ですよ!そんな押し付けないでください!」

美琴「押し…ってええええっ!?ア、ア、ア、アンタ!!」パッ

慌てて手を離し、胸を両手で隠すようにして上条当麻を睨みつける御坂美琴。

91 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:48:08.10 ID:8SFdMt.0

美琴「と、ともかく。行くわよ」カァァ

上条「あ、ああ」

美琴「…」

上条「…」

美琴「なにか話しなさいよ」

上条「なにかはわかりませんが、すみませんでした」

美琴「なに謝ってるのよ?」

上条「上条さん、御坂さんを怒らせるようなことしたんで強制連行されているんですよね?なら、はじめに謝っておこうかなと」

美琴「アンタ、わたしのこと馬鹿にしてる?」

上条「滅相もございません」

美琴「…まあいいわ。なに飲むの?」

上条「はい?」

美琴「ジュースよ。奢るって言ったでしょ?」

上条「じゃ、じゃあ、スポーツドリンクで」

美琴「りょーかい。その辺のベンチに座ってて。私は何を飲もうかなあ?」

上条「…」

言われたとおり、公園のベンチに腰を下ろし、自動販売機と向かい合っている御坂美琴の背中を見つめながら、上条当麻は小さくため息をついた。

92 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:53:30.04 ID:8SFdMt.0

上条(なんだかんだいって、結構この公園で御坂たちと過ごしてるな)

夕日に染まる公園のベンチで、御坂妹の頭を撫でたことが思い出される。

上条(なんであんなことになったんだっけ?)

------

上条「いつ見てもそれ、浮いてるような気がするんですけど?」

御坂妹「ヘッドバンドでしっかりと装着していますので浮いてはいないと、ミサカは報告します」

上条「いや、そうじゃなくてだな…。常盤台の制服に合ってないと上条さんは思うわけなんですよ」

御坂妹「ゴーグルは実用性を重視しているため装備しているのであって、ファッションではないということだけミサカは主張しておきます」

上条「なあ、それ、ちょっと貸してくれないか?」

御坂妹「貴方になら喜んでお貸ししますと、ミサカは従順にゴーグルを差し出します」

上条「サンキュー!こういうのって何かわくわくするよな!いかにも機械してて男のロマンって感じ!」ウキウキ

御坂妹「そういうものなのですか?と、ミサカはよくわからない男のロマンというものに首を傾げます」

上条「女の子にはわからなくても別にいいんだよ」ウヒョー スゲー

御坂妹「確かにミサカは女の子ですので、深くは追求しないでおこうと、ミサカは幾分モヤモヤを感じながら結論付けます」

上条「うん。堪能した!ありがとう!御坂妹」

御坂妹「ゴーグルを返す際はゴーグルをミサカに装着して欲しいと、ミサカは上目づかいで貴方にお願いをしてみます」

上条「はい?」

御坂妹「ゴーグルをミサカに装着してくださいと、ミサカは重ねてお願いしてみます」

上条「なんでそうなるの!?」

御坂妹「なんとなく甘えてみたくなったと、ミサカは可愛らしく言ってみます」

上条「はぁ、しょうがねえなあ…ん?」

御坂妹「ミサカは期待に胸を膨らませて待ってみます」

93 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 22:58:32.88 ID:8SFdMt.0

上条「ここって癖毛か?はねてるけど」ナデナデ

御坂妹「!!」///

上条「よく見れば反対側もはねてるな。ヘッドバンドで変な癖つけちまったのか?」ナデナデ

御坂妹「そ、それは恥ずかしいので鏡が無い今の状態では貴方に直してもらうのが一番いい解決法ですと、ミサカは貴方にお願いします」

上条「ったく、甘えん坊ですねえ」ナデナデ

御坂妹「貴方にだけ、と、ミサカは本心を吐露しながら頬を染めてみます」

上条「しかしですね、こんなところでこんなことをしてしまっていいのだろうかと上条さんは思うのですが」ナデナデ

御坂妹「このためだけに貴方の部屋に行くのには問題があると、ミサカは考察します」

上条「確かにそうなんですけどね…」ナデナデ

御坂妹「貴方がミサカのことを考えてくれているということが嬉しいですと、ミサカは微笑みながら感謝の意を伝えます」

上条「…まあ、間違っちゃいないけど」ポリポリ

御坂妹「照れくさそうな貴方の目を見つめた後、ミサカは静かに目を閉じてみます」

上条「…」ヨイショ

御坂妹「…」

上条「…と、装着完了」

御坂妹「…ありがとうございますと、ミサカは少し怒りながらお礼をいいます」

上条「うぇ?痛かったか?」

御坂妹「そうかもしれませんねと、ミサカは意味深な言葉を返します」

------

上条(…何が意味深なんだろうなあ)

94 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 23:03:17.66 ID:8SFdMt.0

ピトッ

上条「うひゃああああっ!?冷てえっ!?」

美琴「ふにゃあっ!?驚きすぎっ!」ビクッ

上条「お、お前!脅かすなよっ!」ドキドキ

美琴「ボーっとしてたあんたが悪いっ!」

上条「上条さんボーっとしてましたか?」

美琴「馬鹿みたいに口開けて空を見てたわよ」

上条「う、嘘っ!?」

美琴「うん。嘘」

上条「お前なあ…」

美琴「ねえ、アンタ。御坂妹と仲いいのね?」クビカシゲ

上条「あー、なんか懐かれちゃってなあ」

美琴「懐かれたって、犬や猫じゃないんだから」

上条「悪い。お前の妹みたいなもんだったな」

美琴「うん…。まあそうなんだけどね…」モジモジ

上条「とりあえず、いただきます」プシュ

美琴「うん」

上条「…」ゴクゴク

95 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 23:12:01.63 ID:8SFdMt.0

美琴「…ねえ、アンタさ」

上条「…」ゴクゴク

美琴「御坂妹と…付き合ってるの?」

上条「ぶふぉおおおおっっ!!げほっ、げほっ!!」

美琴「ひゃっ!?なに噴き出してるのよ!?」

上条「そりゃあ噴き出すわあああああっ!!なにいきなり頓珍漢なことを聞いてくるんですか御坂センセーは!?」

美琴「頓珍漢ってなによっ!?てか、じゃあ御坂妹は遊びなわけ?最低ね!アンタ!!」

上条「なんなのそのわけのわからない理論は!?御坂センセー独裁論?」

美琴「だ、だ、だ、だってだって!アンタあの子とキ、キ、キ、キ、キスしてるでしょ!?」///

上条「してねえええ!!」

美琴「嘘っ!?」

上条「天地神明に誓ってしておりません」

美琴「だ、だ、だってだって、…見たんだもの」カァッ

上条「見たんだろうがなんだろうがしてないものはしてないとしか上条さんは言えないのですよ御坂センセー」

美琴「…」

上条「…見たって、なにを?」

美琴「えーっと、御坂妹の記憶?」

上条「どういうこと!?」

美琴「えーっと、打ち止めって子がいてね、その子が妹達の上位個体とかいうやつで、その子を仲介して妹達のネットワークっていうのにアクセスしたのよ」

上条「あー、なんか御坂妹が言っていたな。妹達はお互いの脳波を連結して情報をやりとりしているとかなんとか」

96 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 23:17:01.93 ID:8SFdMt.0

美琴「で、その中でアンタが御坂妹の頭を撫でていたり…この公園じゃないかなあ」

上条「!」

美琴「そこで御坂妹がアンタを見て目を瞑ってたからキ、キ、キ、キスしたんでしょ!?」カァァァ

上条「頭は撫でたけど、キスはしてませんよ御坂センセー!」

美琴「でも、頭は撫でたんだ?」

上条「ほら、御坂妹ってさ、軍用のごっついゴーグル着けてるだろ?アレを貸してもらってさ、それを返す時になって頭に着けてくれって言ってきたんだよ」

美琴「…」

上条「仕方ないから着けてるかと思って見たら、こう、髪の毛がはねてて、つい直してしまったというかなんていいましょうか…」

美琴「ふうん」

上条「あ、そうそう、ちょうどそんな風にはねてたんで、こうやって…」ナデナデ

美琴「ふにゃあ!?」カァァッ

上条「…あ、スマン」

美琴「べ、別に、いいわよ…ちょっとびっくりしただけ。いきなりだったから」///

上条「…」

美琴「で、直ったの?」

上条「いや」

美琴「じゃ、じゃあ、ちゃんと直してよ」カァッ

上条「ええと、それは上条さんに撫でろと仰っているのでしょうか?」

美琴「か、鏡がないんだからしょうがないじゃない」///

上条「へいへい」ナデナデ

美琴「…」///

上条(御坂妹とはまた違う感じだなあ。うーん)ナデナデ

97 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 23:24:56.92 ID:8SFdMt.0

美琴「…あのさ」

上条「ん?」ナデナデ

美琴「ホントに御坂妹と付き合ってないの?」ウワメヅカイ

上条「ああ」ナデナデ

美琴「じゃあ、さ…。上半身裸のアンタが出てきたのはなんなの?」///

上条「上半身裸!?上条さん裸族じゃありませんことよ!?」

美琴「なんかほんのり赤くなっててさ…その、エッチな感じ…だった」///

上条「なんなのそれ!?上条さん妹達にどんな目で見られているの!?」

美琴「で、御坂妹は最後、目を閉じてるんだけど…」カァッ

上条「…もしかして、風呂入ってたとき御坂妹が来たときか?」

美琴「お風呂?」

上条「上条さんだってお風呂ぐらい入りますよ御坂センセー」

美琴「あたりまえでしょ!…お風呂、お風呂か…うーん」ムムム

上条「上条さんが困ってるのは「わたし」のせい?なんていつもと違う言い方してた気がする」

美琴「それ正解!」

上条「その後、目を瞑ればいいとか言って目を閉じてちっとも出て行かないから、扉の外に退場願ったのですよ」

美琴「そうなんだぁ」ホッ

98 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 23:31:07.53 ID:8SFdMt.0

上条「そうなんです」

美琴「…じゃあ、御坂妹の胸が大きいのはアンタのせいじゃないんだ」ボソッ

上条「なにを言っているんですか御坂センセー?」///

美琴「何で赤くなるのよアンタ!」

上条「そりゃあ女の子の口から胸なんて言葉出てくれば赤くなりますよ!健全な男子高校生なら!」

美琴「屁理屈言うな!」

上条「至極全うな言い分だと思うんですけど!?」

美琴「だけど、なんであの子の胸が大きいのかしら?誰か男の人に揉まれた?とか?」

上条「だからなんで御坂センセーはそういうことを上条さんの前で言うんですか!?」

美琴「アンタが揉んだんじゃないかって思ってたのよ」

上条「冤罪だ!上告します!」

美琴「却下!」

上条「ふ、不幸だああああっ!!…あ!?」ギクッ

美琴「アンタ、今、なにか思い浮かんだでしょ?」

上条「な、な、な、な、なんのことかな?上条さんワカリマセン」

美琴「一億ボルトと二億ボルトどっちがいかしら?」ビリビリ

上条「落ち着いてください美琴センセー!始めに言っておきますけどっ、上条さんにとっては不可抗力ですから!」

美琴「なにがあったのよ?」

100 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 23:51:22.54 ID:8SFdMt.0

上条「妹達助けた後、上条さん入院しましたよね?で、目が覚めたら御坂妹が枕元で私めの手をご自身の胸に抱えるように押し付けていてですねって、ビリビリはだめ!ちゃんと聞いて!」

美琴「…」ビリビリ

上条「バイタルを測るためとか言ってましたけど、上条さん麻酔で全く感覚が無かったので心の中で涙を流した記憶があああああっ!?」

美琴「アンタって奴はああああっ!!」ビリビリ

上条「御坂センセー!?ベンチの上でそんなことすると危ないですよ!」

美琴「うるさい!」ウガー

上条「いや、本当に危ないから!」

美琴「わたしを誰だと思ってるのよ!!」ウガー

上条「くっ、先手必勝!」

ヒートアップした御坂美琴を止めるべく、上条当麻はすばやく立ち上がって右手で相手の左手に触れ、推定一億ボルトの雷球を掻き消すと、そのまま今度は相手の右手に向けて掌を横にスライドさせる。
しかし、相手も黙ってはいなかった。反撃をしようと立ち上がろうとして、そして両者は交錯した。

上条「うぉ!?」

美琴「!!」

上条「…」ムニュ

美琴「うにゃあっ!?」ビクッ

上条当麻がスライドさせた掌に自らの左胸を押し付けるような形で、御坂美琴は硬直した。

101 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/24 23:52:52.12 ID:8SFdMt.0

修正改訂版

×上条「落ち着いてください美琴センセー!始めに言っておきますけどっ、上条さんにとっては不可抗力ですから!」

○上条「落ち着いてください御坂センセー!初めに言っておきますけどっ、上条さんにとっては不可抗力ですから!」

今日はここまで。おやすみなさい。

102 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/25 03:58:15.07 ID:ex5AgLgo

あまずっぺえ・・・
乙です

103 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/11/25 12:41:07.50 ID:5q1iyAU0

上条さんマジ鈍感。
ふざけんなよ。
キスしてねえのかよ。
よっぽどヘタレなんだな。
ろくでなしだぜ。

104 : VIP[sage] 2010/11/25 18:05:07.63 ID:VlhbAcAO

>>103
所詮二次創作なんだから文句言ってんじゃねぇよ
嫌なら見るな

105 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/25 18:19:46.19 ID:L9swkJwo

>>104
恥ずかしいですね

106 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/25 23:11:18.39 ID:oqaHEnk0

>>102 ありがとうございます。

>>103 上条×吹寄ですと!?か、考えてみますです^^;


上条「…」

美琴「…」

上条「ジャストフィット?」モミンッ

美琴「うみゃああああっ!?」ビクッ

上条「あの、御坂センセー。電磁力でも使ってるのでしょうか?上条さん手が離れないんですけど」モミモミ

美琴「そ、そんなこと…にゃい!んっ!動かしちゃ…んっ、だめっ!」///

上条「なんか、猫っぽくなってますよ御坂センセー」モミモミ

美琴「にゃあっ!揉まないでよぉ…」ジワッ

上条「うがあああああああっっ!!」バッ

美琴「!!」ビクッ

上条「申し訳ありませんでしたあっ!!」ドゲザ

美琴「ふみゃっ!?」ビクッ

上条「想定外の出来事に、上条当麻、理性を失いました」ドゲザ

美琴「…っ」ゴシゴシ

上条「いかなる処罰をも受ける所存にございます…。ひめ」ドゲザ

美琴「…ホント?」

上条「…」ドゲザ

107 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/25 23:17:54.28 ID:oqaHEnk0

美琴「とりあえず、土下座はやめて」

上条「畏まりました。ひめ」

美琴「その言葉遣いも馬鹿にされてるようにしか思えないからやめて」

上条「お、おう」

美琴「…とりあえず、座って」

上条「…」コクコク

美琴「ま、まあ、アレよ!その、不可抗力ってやつ!?」

上条「そ、そうだな」

美琴「だから仕方ないって言えばそうなんだけど…。わたしにとってはかなり問題なのよね」

上条「そ、そりゃそうだよな…」

美琴「ところで、…何回揉んだ?」カァッ

上条「な、な、なにを聞くんですか!?御坂センセー!?」カァッ

美琴「いいから答えて!」

上条「あ、あのですね~」カァッ

108 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/25 23:24:20.40 ID:oqaHEnk0

当麻は少し言いよどんでから、右手を顔の横に上げて掌を軽く握ってから開いてみせる。

上条「これで一揉み…でしょうか?」

美琴「そ、そうね」カァッ

上条「えーっと…5回…かな」ワキワキ

美琴「そ、そう…」

上条「ううっ、なんなの?この羞恥プレイは!?」カァァ

美琴「状況をきちんと把握する必要があるのよ」

上条「ソウデスカ」

美琴「5回か…」///

上条「…」///

美琴「…アンタ、責任とってくれるわよね?」

上条「上条さんにできることであれば…」

美琴「よろしい」

上条「…」

109 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/25 23:48:23.98 ID:oqaHEnk0

美琴「じゃあ、さ…。片方だけ大きくなっても困るから…さ、右胸も5回揉んで」カァッ

上条「…は?」

美琴「な、何回も言わせるな!」ウガー

上条「いやいやいや!なぜそうなるんだ?御坂センセー」

美琴「お、お、女の子の胸はっ、男性に揉まれることによって大きくなるからよ!」ズバーン

上条「なにっ!!…いや、でも、聞いたことあるかも!」ハッ

美琴「そ、そうでしょ!?そうよね!?そうなのよね!?」ドキドキ

上条「人生経験の少ない上条さんにはわからないですけど、そういうものだと聞いたことはあります」ウンウン

美琴「そうよねっ!だ、だからしょうがないのよ!片方だけ大きくなっちゃうの嫌だもん!」

上条「いやいやいやいや!それはしょせん都市伝説だろ!」

美琴「なんでそうなるのよっ!」

上条「む、胸の大きい人はよく牛乳飲んでるって言うし、実際毎日牛乳飲んでて大きい奴クラスにいるし!」

美琴「わたしも毎日飲んでるわよ!」

上条「じゃあ、まだ栄養を蓄えている途中なんだ!」チラリ

美琴「わたしの胸を見て断言するな!」

上条「あ、スマン。いや待て落ち着け!」

美琴「落ち着けるわけ無いでしょ!」ウガー

110 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/25 23:54:02.26 ID:oqaHEnk0

上条「冷静に考えろ冷静に!ほら、お前、あの美鈴さんの娘なんだから大丈夫!」

美琴「なんでママが出てくるのよ!?」

上条「いや、美鈴さんの胸を思い出せ!」

美琴「アンタ、ママのことそんな目で見てたの!?」

上条「趣旨忘れてないですか!御坂さん!?」

美琴「どうせわたしの胸は小さいわよ!」

上条「なんでそういう方向に話が行ってしまうんですか!?」

美琴「だから、大きくなろうと頑張ってるんじゃない…」グスッ

上条「御坂センセー?まだ絶賛成長期ですよね?」

美琴「子ども扱いするな!」ウガー

上条「一体どうしろっていうんだよ!?」グギャアア

美琴「だから右も揉んでって言ってんでしょ!」ウガー

上条「よしわかった!そこまで言うなら揉んでやる!後悔するなよ?」アレ?ナンデコウナルノ?

美琴「し、しないわよ!」カァッ

上条「そ、そうか」///

111 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/25 23:58:29.92 ID:oqaHEnk0

美琴「じゃ、じゃあ…お願い…」///

上条「…おう、左手で、だな…」///

美琴「うん…」///

上条「…」モミンッ

美琴「っん…!」ビクッ

上条(2回…)モミンッ

美琴「ふにゃっ!」ビクゥ

上条(3回…)モミンッ

美琴「くぅ…ん」ビクッ

上条(4回…)モミンッ

美琴「あっ…」ビクッ

上条(5回!)モミンッ

美琴「んっ!」ビクッ

112 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/26 00:03:36.52 ID:thO2e2c0

上条(売り言葉に買い言葉とはいえ…も、揉んでしまった…)カァァッ

美琴「…」///

上条「こ、これで安心…だな?」

美琴「う、うん…」///

上条(…凄く気まずいんですけど)

美琴(揉まれちゃった…)///

上条「…」チラリ

美琴「…」チラリ

上条「!!」///

美琴(なんで赤くなって顔背けるのよ。こっちも恥ずかしくなっちゃうじゃないの!)///

上条(やばいやばい!なんか知らないけど御坂のことがまともに見られない)///

美琴「じゃ、じゃあわたし帰るっ!…その、バイバイ!」スタッ

上条「うえっ!?あ、ああ。またな」

113 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/26 00:12:57.88 ID:thO2e2c0

美琴「!!」ピタッ

上条「!!」

ベンチから数メートル離れた場所で立ち止まると、美琴は当麻に背を向けたまま話しかけた。

美琴「か、勘違いしないで欲しいんだけど、アンタだから…許したんだからねっ」カァァッ

上条「お、おう」///

美琴「わたし以外に同じことしたら許さないんだから!」

上条「あー、その、御坂センセー。それはつまり…」

美琴「アンタさっき言ったでしょ!自分にできることは責任取るって!」

上条「ああ」

美琴「だから…。その、アンタは責任取らなきゃいけないのっ!」

上条「…」

美琴「だから…、その、…とりあえずそういうことよ!」カァァッ

上条「俺でいいのか?」

美琴「アンタがいいのよ!」

114 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/26 00:19:08.68 ID:thO2e2c0

上条「…俺も、御坂がいい」カァッ

美琴「え?」

上条「きっちり責任取らせていただきます」ピッ

美琴「ちょ、ちょっと?」クルリ

上条「…あ、美鈴さんですか?あのですね、お願いがあるんですけども…」

美琴「ちょ、ちょっとアンタ!?」

上条「…美琴さんと交際させてください」

美琴「っ!!」///

上条「はい、本人とは先ほど…ええ」

美琴「…」///

上条「ちょっとお待ちください…御坂、これ」ケイタイ サシダス

美琴「マ、ママ?…うん…その、うん、そう…うん…」

上条「…」

美琴「!!うにゃあああっ!?無理無理無理無理っっ!!」カァァァッ

上条「!」ビクッ

115 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/26 00:29:33.46 ID:thO2e2c0

美琴「そ、それも駄目!!あー、もー!わかったわよ!じゃあそういうことで!」///

上条「…御坂?」

美琴「と、と、と、当麻!電話!」マッカ ニ ナッテ ケイタイ サシダス

上条「!!美鈴さんの差し金ですか!?いや、そりゃ嬉しいですけど…ええっ!?俺!?」///

美琴「…」ドキドキ

上条「言わないと許可しない!?そんなこと言われたら上条さん拒否できないじゃないですか!!」///

美琴「…」ドキドキ

上条「わ、わかりました。けど、言ったらすぐ切りますからね!…とほほ、不幸だぁぁぁっ!!」///

美琴「…」ドキドキ

上条「あー、御坂…」オイデオイデ

美琴「…」テクテク

116 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/26 00:36:43.59 ID:thO2e2c0

上条「…美琴。好きだ」///

美琴「わたしもっ!!」ダキツキ

上条「うおっ!?ああああ、携帯、携帯落としたって…早く電源切らせて!美鈴さんに聞かれるから!!」

美琴「いいじゃない!ママ公認なんだし!」ギュー

上条「いやそういうわけにはいかないですって…押し付いてる!!押し付いてるから!!」///

美琴「押し付けてるんだもん」ギュー

上条「積極的なのは嬉しいのですけど、とりあえず携帯切らせて携帯!」

美琴「しょうがないなあ」ピリピリ…

上条「うおっ!?携帯が勝手に飛んできた!?」

美琴「アンタが言ってた電磁力の応用。はい、切った」ピッ

上条「便利なもんだなあ」

美琴「じゃあ、ご褒美、頂戴?」ニコ

上条「ご、ご褒美?」

美琴「…ん」メヲトジル

上条「…」チュッ

美琴「…」チュッ

117 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/26 00:41:03.82 ID:thO2e2c0

上条「…」///

美琴「…ふふふ。キスしちゃった」ニヤニヤ

上条「だな」///

美琴「で、…アンタのこと、名前で呼んでいいのかな?」ウワメヅカイ

上条「ああ」

美琴「…当麻も名前で呼んでくれる?」クビカシゲ

上条「ああ」///

美琴「…そこは名前で呼ぶところでしょ?」

上条「…美琴」///

美琴「当麻」ギュッ

上条「…」///

美琴「大好きだよ」ニコッ

おしまい

118 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/11/26 01:21:02.01 ID:MPBwu6Eo

甘過ぎて吐きそう

119 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/26 02:04:22.05 ID:.r6i6.Y0

おつ!
この甘さ…たまらんっ
また上琴書いてくれ

120 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/26 12:00:44.43 ID:o6Xqt2so

あまずっぱくて最高です

121 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/11/26 12:24:06.46 ID:qmvrSGw0

ジャストフィット? じゃwwwwwwwwwwねwwwwwwwwwwえwwwwwwwwwwよwwwwwwwwww






いいぞもっとやれ

122 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/27 22:28:33.29 ID:zlzqyms0

上条×美琴は人気ありますね。また考えてみます。

とりあえず「とある天草式十字凄教の禁書目録 五和編」を投下。

自棄酒を飲んで酔っ払ったテンションの五和を主体にしているのでほのぼのしてませんww



部屋に案内されるまでは「とある天草式十字凄教の禁書目録」と同じ。

-----

上条(あのテンションにはついていけねえ…。よくわからねえな、天草式って)

天井を眺めながら先ほどのやりとりを思い出す。だが、これといった打開策が浮かんでくることは無かった。

上条(さて、どうしようか。神裂はここのトップだから頼めばなんとかなりそうだけど、ちょっと話し辛いな…。そうすると、五和に相談するのがベストか?)

五和には夕飯を作ってもらったこともあるし、それなりの信頼関係を築いていると思っている。

上条「とりあえず、面倒なことになる前にとっとと済ますか」

軽い気持ちで呟きながら、上条当麻は部屋を出た。

123 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/27 22:35:35.61 ID:zlzqyms0

五和「…」

開かれたスーツケースの前で、下着姿のまま悩むこと数分。五和は意を決したかのように一枚の衣装を手に取った。

すばやく袖を通し、対になるスカートに足を通してそれぞれの着心地を確かめる。悔しいことにオーダーメイドのようなフィット感だった。

五和(寸分違わないなんて…)ハァ

イギリスで建宮に貰った最終兵器『大精霊チラメイド』を身に纏い、大きなため息をつきながらトランクを閉じる。

五和「いちおう、鏡、鏡と」

変な場所が無いかを確認するためバスルームへと向かい鏡を覗き込む。そこに映る自分の姿は、まるで漫画の世界の住人のような格好をしていた。

五和「うわぁ…」///

はっきりと見えるおへそ、ぎざぎざにカットされたスカートの裾からは太もものかなり上の方が覗いている。

五和「…上条さん、こういうの好きかな?」チラ

鏡に向かい、人差し指を唇にあてて首を傾げ、ウインクをしてみる。

五和「…結構いい感じ…かな」///

その場でくるんと一回転して微笑んでみる。そして、何の前触れも無く扉は開かれた。

ガチャッ

上条「おーい、五和…」

五和「だ、大精霊におまかせよ♪」ウインク

124 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/27 22:39:57.78 ID:zlzqyms0

上条「は?」キョトン

五和「か、か、か、か、か、か、上条さんっ!?」ビクッ

上条「…あー、ゴメン」ガチャ パタン

五和「いやっ!?あの、帰らないでください!上条さん!」ガチャッ

上条「いや、人に見られたくないこともあるだろうし」コソコソ

五和「ち、違います!とりあえず中に入ってください!」

上条「…じゃ、じゃあ、お邪魔します」

五和「とりあえずそこ(ベッド)にでも座ってください。お茶を入れますから」

上条「…」ポスン

五和「えっと、コーヒーの方がいいですか?」

上条「あ、なんでもいいよ」

五和「はい。じゃあお茶を入れますね」

上条(…反応が普通だ。もしかして五和って…私服が痛い子なのか!?)

五和(ど、ど、ど、ど、どうしようっ!!心の準備する前に上条さん来ちゃいましたっ!)ドキドキ

上条(いや、神裂の格好からしてもそうだし、天草式にとっては意味のある格好なのかもしれない…)

五和(あれ?でも、上条さんが来たってことは、私が選ばれたってこと?)///

上条(でも、あの格好で外歩いていたら、ひくなあ)

125 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/27 22:45:03.77 ID:zlzqyms0

五和「…あ、あのっ、上条さん!」

上条「なんでしょうか?」

五和「こ、こ、このたびは、わ、わ、私を選んでくださってありがとうございます」ペコリ

上条「いやいやいやいや、ちょっと待ってください五和さん!」

五和「え?」

上条「俺はただ話を聞きに来ただけだけだから」

五和「私を選んでくださったのではないのですか?」

上条「そもそも、選ぶっていうのが上条さんにはなんだかわからないのですけど」

五和「教皇代理に説明を聞いたのではないのですか?」

上条「あー、神裂か五和かどちらか選べみたいなことは言われたなあ」

五和「それで私を選んでくださったのではないのですか?」

上条「そもそもなんでそういうことになったか上条さんはわからないので、五和に説明してもらおうかと思ったんだ」

延々と繰り返される堂々巡りの中で、上条藤間の言葉を聞いた瞬間、五和の中で何かが切れた。

126 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/27 22:53:29.46 ID:zlzqyms0

修正

×延々と繰り返される堂々巡りの中で、上条藤間の言葉を聞いた瞬間、五和の中で何かが切れた。

○延々と繰り返される堂々巡りの中で、上条当麻の言葉を聞いた瞬間、五和の中で何かが切れた。



五和「えーと、それはつまり…」

人差し指を唇に当てて首を傾げる。それが先ほど鏡を見て練習していた子悪魔ポーズであることを上条当麻は知らなかったので一瞬ドキッとしてしまったのは仕方のないことだろう。

五和「女の子に恥をかかせるためにここに来たということですか」ニコリ

上条「な、なんでそうなるんですか!?五和さん」

五和「女教皇様かこの私、どちらかを選ぶということでしたよね?」

上条「だ、だからそれは建宮が勝手に…」

五和「話を聞きに来たという割にはノックもしないで部屋に入ってきましたよね?」

上条「あ、いや。それは悪かった」

五和「そして、私が大精霊チラメイドのキメゼリフを練習していたのを直に見てしまいましたよね?」

上条「…」

五和「そもそも、なんでノックしないんですか!私を女の子として見てくれていないのですか?」

上条「いやいやいや、それはない!」

五和「じゃあ、女の子として見てくださっているんですね?」キラキラ

上条「そ、そりゃあ五和は女の子だから」

五和「それなら、女教皇様ではなく私を選んで下さったってことでいいんですよね?」キラキラ

上条「なんなの?その強引な関連付けは!?」

127 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/27 22:58:40.34 ID:zlzqyms0

五和「だって五和をご指名なんですよね?」

上条「天草式十字凄教って実はキャバクラ!?」

五和「違いますっ!」

上条「だって、ご指名とか言っちゃってるし、何か凄い格好してるし!」

五和「こ、これは私の最終兵器です!」カァッ

上条「!!やっぱり魔術的な何かなんだ!」

五和「はい?」

上条「神裂の格好といい、五和の今の格好といい、天草式十字凄教の魔術って露出高いよなあ」ウンウン

五和「あー、…そうですね」カチリ

上条「!なぜ鍵を閉めるのです?五和さん?」

五和「魔術を使うのに密室が必要だからとでも言っておきましょうか?」

上条「一体どんな魔術を使うつもりなのでしょうか?」

五和「そうですね…。とりあえず、えい!」ボスン

上条「うおっ!?」

五和「捕まえました」ニコ

128 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/27 23:04:59.91 ID:zlzqyms0

上条「…なに自然に上条さんの上に座っているんですか?五和さん!?」

五和「上条さん、結構ガッチリしてるんですね」サワサワ

上条「い、い、い、い、五和さ~ん!?なんで上条さんの胸をなでまわしているんですか!?」

五和「上条さんがいけないんですよ?素直にならないから」サワサワ

上条「い、いったいなにを言ってるんで…むぐっ!?」

五和「…んっ」チュッ

上条「キ、キ、キ、キス、キス、キス」///

五和「うふふ。いただきました」ニコッ

上条「…」///

五和「教皇代理の説明をきちんと理解していればわかるはずです。女教皇様と私で上条さんをかけて勝負していたって」サワサワ

上条「いや、でも」アセアセ

五和「私は、上条さんが好きです」ヌガセ ヌガセ

上条「五和…」

五和「多分、女教皇様も気に留めています。それだけじゃなくて、貴方の周りにはたくさんの女の人がいて…」サワサワ

上条「…」

129 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/27 23:10:07.41 ID:zlzqyms0

五和「だから私は、今日のような千載一遇のチャンスを逃すわけにはいかないのです」チュッ

上条「い…つわ」ビクッ

五和「女教皇様の『堕天使エロメイド』は、どうだったんですか?ご主人様」ペロッ

上条「少なくとも、今の五和よりはエロくなかったです!!神裂は脱がせたり舐めたりなんてしてこなかったし!!」ビクッ

五和「でも、これだと、露出は負けてますよね?」

上条「!!待って、なんで裾に手をかけてるんですか!?五和さん!」

五和「大精霊チラメイドが大精霊モロメイドに進化するんです」ニコッ

上条「いやいやいや!!落ち着いて五和さん!とりあえず、一回、話し合おう!!」

五和「上条さん」ニコ

上条「うんうん、まずは話し合おう!な?」

五和「私、このチャンスを逃がすつもりないですから」ヌギヌギ

上条「ふ、不幸だあああああああっ!!」

おしまい

130 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/27 23:19:26.60 ID:mN.9O4Ao

つ、続きは……?

131 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 00:53:53.48 ID:SGEgRGk0

>>130 これ以上いくと五和さんがエロ魔人になってしまいそうなのであとはご想像にお任せみたいなww

いちおうリクエストがありましたので、上条×吹寄SSを投下。

吹寄「白黒はっきりつけようじゃないの!」


吹寄「は?だからなんでそうなるのよ?」

上条「なんでって、常識じゃないか?」

吹寄「ほう。貴様は胸の大きい女性は盛っているというのが常識と言い張るの?」

上条「普通そうだろ?胸が大きいんだからそのぶん、持っていてもおかしくないだろうが!」

吹寄「まったく、話にならないな。そもそも貴様はあたしの胸を見たことがあるでしょう?それなのになぜ、そんなことを言うの?」

上条「た、確かに見てしまったけども!だからこそ俺は、吹寄は絶対に持っていると確信しているんだ!」

吹寄「上条当麻…貴様という奴は…。いいわ。白黒はっきり付けようじゃないの!」

上条「望むところだ」

吹寄「じゃあ、場所を変えましょう。ついてきなさい」

上条「どこに行くんだ?」

吹寄「ここじゃ確かめさせられないでしょう?」

上条「まあ吹寄がそう思うなら、いいぜ。お前が望む場所でけりをつけよう」

132 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 00:59:28.25 ID:SGEgRGk0

吹寄「なにカッコつけてるのよ」

上条「いや、なんか雰囲気って大切だろ?」

吹寄「…」ハァ

上条「思いっきり鼻で笑うこと無いだろ!?」

吹寄「貴様と話していると頭が痛くなってくるわ」ハァ

上条「悪かったな」

吹寄「そう思うなら少しは黙ってなさい」

上条「へいへい。わかりました」

吹寄「…」

上条「…」

教室のある棟を出て、特殊教室のある棟へと入り階段を上り廊下を歩く。家庭科室という男子生徒にはなじみの無い教室の横の部屋の前で吹寄制理は足を止めた。

吹寄「ここなら、邪魔は入らないわね」ガラッ

上条「おお、なんか食器だらけだな」キョロキョロ

吹寄「家庭科準備室だからね」

上条「上条さんも調理実習したいなあ。そうすれば一食分浮くのに」ハァ

133 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 01:05:04.85 ID:SGEgRGk0

上条「あ、ああ」ガラッ カチリ

吹寄「…そのままそっちを向いてなさい。いいと言うまで振り向かないでよ」

上条「あ、なんでだよ」

吹寄「白黒はっきり付けるって言ったでしょ!」

上条「ああ、着替えるのか?」

吹寄「ま、まあそういうことになるわね」プチプチ

上条「なら俺は外で待ってて、着替えたら呼んでもらった方がいいんじゃないか?」

吹寄「それはそれで問題あるでしょう!」パサ

上条「そ、そうか…」(あれ?吹寄の奴、体操着なんて持ってたか?)

吹寄「…いいわよ」

上条「おう」クルリ

振り向いた上条当麻の前には、想定外の格好をした吹寄制理がいた。上半身は裸で、両手でその豊満な胸を覆い隠すようにして立っている。

134 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 01:10:13.43 ID:SGEgRGk0

上条「な、何て格好してるんですか?吹寄さん!?」カァァ

吹寄「貴様は馬鹿なの?盛ってないって証明するには見せるしかないでしょ?」カァッ

上条「なんでそうなる!?揉ませればすむことだろうが!!」

吹寄「見るだけでわかるじゃない!」

上条「いや、見ただけじゃわからないだろ!」

吹寄「なんでよ!?」

上条「触れないと持ってるかわからないだろ?」

吹寄(な、なんなのよその理由。…まさか人工物と思われてるの?)ハッ

上条「そんなに俺に触られるのが嫌か?」

吹寄「…わかったわよ」ボソ

上条「え?」

吹寄「わかったわよこのど畜生!盛ってないことを証明してあげるから私の後ろに来なさい!」

上条「お、おう」スタスタ

吹寄「覗き込んだりしたらぶん殴るわよ!」

上条「いや、覗かねえよ!って、なんで腕を下ろすんですか吹寄さん!隠して!隠して!」カァァッ

吹寄「下ろさないと揉めないでしょう?」

上条「ああ、もう!!じゃあ揉むからな!」

吹寄「きなさい!」カァッ

135 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 01:17:09.68 ID:SGEgRGk0

上条「…」モミモミ

吹寄「…え?」

上条「うわはははは。やっぱり持ってるじゃねえか!」モミモミ

吹寄「え?なに?」

上条「とぼけるなよ!こんなに張ってるんだ。言い逃れはできないぜ吹寄」モミモミ

吹寄「さっきからなにを言っている上条当麻!」

上条「おいおい負け惜しみか委員長。確かに俺達の歳で肩こり持ちなんて格好悪いって言うのはわかるけどな」モミモミ

吹寄「肩こり…持ち」カァァァッ

上条「まあそれに見合うだけのモノ持ってるんだし、仕方ないじゃねえか」モミモミ

吹寄「…きゃああああっ!!」バッ!

上条「っ!!」

上条当麻の言葉の意味に気がつくと、吹寄制理は自分の過ちを悟った。途端に激しい羞恥心が彼女の心を満たし、叫び声を上げながら胸を隠してその場にしゃがみ込む。

136 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 01:25:45.29 ID:SGEgRGk0

上条「お、おい、吹寄」

吹寄「よ、寄るな!上条当麻!」カァッ

上条「どうしたんだよ急に!?」

吹寄「あ、あたしはてっきり『胸を盛っている』と思われているって思ってた」カァッ

上条「胸を持っている?確かに大きいけど?」

吹寄「荷物を持つの『持っている』じゃなくて、ご飯を盛るの『盛っている』だと思ってたのよ!」カァッ

上条「…あ、あー!そういうことか」

吹寄「偽乳かどうか疑われてると思うと納得できなかったのよ…」

上条「あー。なんかゴメン」

吹寄「…あたしが勘違いしていたのになんで貴様が謝るの?」

上条「いや、考えたら俺も勘違いさせるような言い方してたかもしれないから」

吹寄「確かに、いきなり『揉ませろ』って言われれば胸かと思うわ」

上条「いや、上条さんちゃんと肩もみのリアクションしてましたよね?」ワキワキ

吹寄「あ、ごめん。リアクションまで見てないわ」

137 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 01:31:04.13 ID:SGEgRGk0

上条「ひっでーな。…ん、でもさ、吹寄。そうなるとお前、ここに来たのは俺に胸を揉ませるため!?」カァァ

吹寄「!!そ、そうなる…かな」カァッ

上条「そうか…。じゃあ揉んでいい?」

吹寄「貴様!なにを言っているのかわかっているのか?」カァッ

上条「せっかくのチャンスを棒に振るほど上条さんは人間ができてないのですよ」

吹寄「…」

上条「俺に肩を揉まれるまで胸を揉まれると思ってたんなら大丈夫ですよね?吹寄さん?」

吹寄「~っ!!」ワナワナ

上条「それとも、怖気づいたと?」

吹寄「き、貴様!」ワナワナ

上条「…なんて冗談冗談。じゃあ俺は先に帰るから」

吹寄「え?」

上条「悪かったな。吹寄」トビラニ テヲ ノバス

138 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 01:37:01.58 ID:SGEgRGk0

吹寄「…待ちなさいよ」

上条「なんだよ?」

吹寄「揉みたいの?あたしの胸」

上条「まあ、YESかNOで言えばYESになる…な」

吹寄「そう…じゃあ、いいわよ」カァッ

そう言うと彼女は立ち上がり、上条当麻に背を向けて両手を下ろす。

上条「吹寄?」

吹寄「…」

上条「マジで?」

吹寄「くどい」

上条「じゃあ、その。失礼します…」

吹寄「…」

上条「…」モミンッ

吹寄「あ…んっ」ビクッ

上条「うわ、柔らかっ」モミモミ

吹寄「余計なことは…あっ、口にしない…んっ」ビクッ

上条(これ、乳首かな?)クリクリ

吹寄「ひゃぁんっ!!」ビクッ

上条(円を描くように…だっけ)モミモミ

吹寄「か、上条当麻っ!も、もう…」ビクッ

139 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 01:45:13.25 ID:SGEgRGk0

上条「…」ギュッ

吹寄「なっ…なんで抱きつくのよっ!?」カァァァッ

上条「いや、可愛いなって思って」サワサワ

吹寄「ば、ば、馬鹿にしてる!?って、腋の下くすぐらない!」ビクッ

上条「吹寄」フッ

吹寄「ひゃぁぁっ!」ビクッ

上条「敏感なんだな…」ハム

吹寄「き、き…さま…なにを…っ!!」カァァッ

上条「目の前に真っ赤な耳たぶがあったので思わず噛んでしまいました」ハムハム

吹寄「っ!!」カァッ

上条「で、吹寄さんはどうして胸を揉ませる気になったのですか?」モミン

吹寄「っ!!」カァッ

上条「誰でも良かったのかな?」モミモミ

吹寄「き、貴様…。言っていいことと悪いことがあるわよ!」ビクン

上条「だって上条さん、嫌われていると思ってましたし」モミモミ

吹寄「んっ…。馬鹿っ、馬鹿のくせに…気になるんだから仕方ないでしょうっ」ビクン

140 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 01:48:40.72 ID:SGEgRGk0

上条「吹寄…」

吹寄「ええそうよ!あたしはなんだかんだ言っても、結局は貴様が好きなのよ。だから堂々巡りを終わらせるために胸を見せてもいいと思ったのよ」カァッ

上条「嬉しいよ。吹寄」ギュッ

吹寄「上条当麻…」カァッ

上条「しかし、なんかすっ飛ばしちまってるよな?俺達」モミン

吹寄「ひゃんっ!いきなり揉むな馬鹿っ!」カァッ

上条「スマン、つい」ポリポリ

吹寄「…」カァ

上条「吹寄。こっち向いて」ササヤキ

吹寄「っ!くすぐったいから耳元で喋る…!?」

上条「…」チュッ

吹寄「~っ!!」

上条「とりあえず、すっ飛ばしたのを一つ埋めてみました」

吹寄「き、貴様…」///

141 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 02:00:58.21 ID:SGEgRGk0

上条「好きだ。制理」カァ

吹寄「っ!!あ…、あたしも…好き…よ」///

上条「…」チュッ

吹寄「ん…」チュッ

上条「さて、この状況は上条さん的にもういっぱいいっぱいですので、いったん離れます。制理さんは速やかに着替えてください」

吹寄「え?」

上条「制理さんが露出狂なら止めませんけどね」ニヤニヤ

吹寄「~っ!!」///

上条「あー、でも、着替える前にしっかりと目に焼き付けておこうかな」

吹寄「ば、馬鹿っ!!エロ条当麻!」カァァッ

上条「冗談、冗談だって!ほら、後ろ向くから!!」

吹寄「…馬鹿」キガエ キガエ

上条「なあ、これからは名前で呼んでいいか?」

吹寄「…いいわよ。あたしも、そうするから」///

上条「よろしくな…制理」

吹寄「うん。よろしくね。当麻」ニコ

おしまい

142 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 15:57:50.10 ID:SGEgRGk0

ここらで少し眺めの上条×美琴を書いてみようかな…と。

タイトル「超電磁砲の看病」

美琴(…アイツ、いったいなにやってるのよ)ハァ

夕暮れのスーパーの前で、御坂美琴は肩を落として大きなため息をひとつついた。

美琴(これでもう二週間、アイツを見てない。今日は特売日だから来ると思ったんだけどな…)

いつだったか、いつものように勝負を仕掛けたときに、彼は両手を合わせて拝むように言った。

-----

上条「スマン御坂!今日は特売日だから勘弁してくれ!」

美琴「はぁ?なによそれ!馬鹿にしてるの!?」

上条「貧乏な上条さんにとって、特売日は命を繋ぐために極めて重要な日なのですよ!」

美琴「特売って言っても10円とか20円とかでしょ?」

上条「常盤台のお嬢様にはわからないかもしれないけど、上条さんみたいな庶民にとって、その差は至極重大なのですよ!」

美琴「…」

上条「じゃ、そんなわけで、またな!御坂」スタタタ

美琴「あっ!ちょっと…行っちゃった」ショボン

-----

143 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 16:03:12.57 ID:SGEgRGk0

美琴(いやいや、ショボンじゃないから)

自分の回想に突っ込みを入れ、もう一度スーパーの方に視線を送る。すると、入口から見覚えのある人物が大きな袋を抱えて出てくるのが見えた。

美琴(あ、あの子!)

インデックス「こもえ~。今日のご飯はなんなんだよ?」

小萌「うふふ。シスターちゃん。今日は特売日だから大奮発して豪華焼肉セットを準備してみたのですよ~」

インデックス「す、すごいんだよ、こもえ!早く帰るんだよ!」キラキラ

小萌「駄目ですよシスターちゃん。上条ちゃんのご飯を用意してあげるのが先ですよ~?」

美琴「!」

インデックス「むー。残念なんだよ」

小萌「まったく、上条ちゃんにも困ったものですね。インフルエンザで寝込んじゃうんですから」

美琴(なに、アイツ、病気で寝込んでたの)

インデックス「貧弱なんだよ!どうせ食べるのはお粥だけなんだから…。そうだこもえ、どうせならとうまの部屋で焼肉するんだよ!」

小萌「お粥しか食べられない上条ちゃんの傍で焼肉をすると、シスターちゃんが病気になったとき同じことされますよ?」

インデックス「そんなときはまるかじりなんだよ!」カチカチ

小萌「シスターちゃんは野生的ですね~」

144 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 16:09:55.35 ID:SGEgRGk0

他人の話を盗み聞きするのは少し気が引けたが、自分が知りたかった相手の情報が含まれていたのだから仕方が無いと、御坂美琴は盗み聞きに対して自分に都合のいい理由付けをした。

美琴「あ、ちょろっと~」

インデックス「あ、短髪」

小萌「シスターちゃん、お友達?」

インデックス「とうまの…ストーカー?」

美琴「なっ!?なに言ってるのアンタ!」

インデックス「だってとうまが色んなところで喧嘩売ってくるって言ってたし」

美琴「あんにゃろう!」

インデックス「で、何の用なの?短髪」

美琴「最近アイツに合わないんだけど、どうしてるのよ?」

インデックス「とうまは病気で倒れてるよ」

美琴「そ、そう」(ホントは聞いていたから知ってるんだけど)

インデックス「気になる?」

美琴「え?あ、うん、そうね…」

インデックス「じゃあ、とうまにご飯作ってあげてよ。お粥でいいから」

美琴「…へ?」

145 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 16:17:03.86 ID:SGEgRGk0

インデックス「こもえ、こもえ。短髪がとうまにご飯作ってくれるって!」

小萌「あらあら、上条ちゃんも隅に置けないわね~。常盤台の女の子に知り合いがいるなんて」

美琴「いや、ちょっと?」

インデックス「私たちは一刻も早く焼肉を食べるんだよ!早く帰るんだよ!こもえ!」

小萌「ええと?短髪さん?」

美琴「え?あ、なによ?」

小萌「お願いしていいですか?上条ちゃんのこと。このままだとシスターちゃん暴走しそうなので」

目の前の女の子はそう言うと、勝手に歩き始めた修道服の少女を見てから困ったように微笑む。

美琴「あー、ええと、貴女は上条当麻の知り合い?」

小萌「私は上条ちゃんの担任です。シスターちゃん?家の鍵は私が持っているんですよ」

美琴(はい?担任?小学生じゃなくて!?)

インデックス「早く来るんだよこもえ!」

美琴「…えーっと、能力者?飛び級?」ポリポリ

小萌「これでも普通に大学出ているんですけどね~」

美琴「…」

146 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 16:22:07.76 ID:SGEgRGk0

小萌「上条ちゃんは結構鈍感さんですから、貴女が望むようなことにはならないと思いますけど、お願いしますね。じゃあこれ」ガサガサ

美琴「な、な、なにを言ってるのよっ!別にわたしはアイツになにか望んでるとかそんなんじゃなくて」カァッ

反論しながら、半ば条件反射で差し出されたビニール袋を受け取ってしまう。

小萌「うふふ。青春ですね~」

美琴「だから違うって」///

小萌「待ちなさいシスターちゃん!なんでサンチュを食べちゃうのですか!それはお肉を巻いて食べるのが美味しいのに!」

インデックス「待たせるこもえが悪いんだよ!」モッシャモッシャ

小萌「全部食べちゃ駄目~!!…じゃ、じゃあお願いしますね」ペコッ

美琴「あっ!ちょ、ちょっと!!」

受け取ってしまったビニール袋の中には、海苔の佃煮と梅干が仲良く寄り添っていた。

美琴(いや、確かにお粥には合うけど…これだけ?)

147 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 16:29:30.37 ID:SGEgRGk0

顔を上げてスーパーを見る。それから小さく首を振って携帯電話を取り出した。

美琴「…」ドキドキ

上条「あー…御坂…か?」ゴホゴホ

美琴「アンタ、具合悪そうね?大丈夫なの」

上条「なかなか熱が下がらなくてですね…」ゴホゴホ

美琴「なんだっけ?インデックスとかいう子がこもえ?とか呼んでた子って、ホントにアンタの担任?」

上条「んあ?小萌先生か」

美琴「あはは…、小学生じゃないんだ」

上条「上条さんの学校の七不思議のひとつなんですよ」

美琴「あ、あのさ、アンタ」ドキドキ

上条「なんでしょうか?」

美琴「最近お粥しか食べてないみたいだけど、なんか食べたいものある?」

上条「はい?」

美琴「あー…。小萌先生って人にアンタの世話、頼まれちゃったからさ」アハハ

148 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 16:34:44.06 ID:SGEgRGk0

142訂正 ×少し眺め ○少し長め   orz
------------------------------------------

上条「うぇ!?」ゴホゴホ

美琴「…なによその嫌そうな声」

上条「い、いや、なんで御坂が!?」

美琴「だーかーらー、代わりに頼まれたって言ってるじゃない」

上条「…」

美琴「アンタの部屋、お米はあるの?食材とか」

上条「お米は買い置きがありますけど…」

美琴「そう。じゃあなんか買っていくわ。なにが食べたい?」

上条「ええと…言っていいのでしょうか?」

美琴「とりあえず言ってみなさい」

上条「お肉が食べたいです…」

美琴「了解。あとは適当に見繕ってくわ…って、そうそう。一番大事なこと聞いてなかった!」

上条「な、なんだ?」

美琴「あ、アンタの部屋ってどこにあるの?」

149 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 16:39:04.30 ID:SGEgRGk0

美琴(へえ。卵って以外と安いのね~)

感心しながら特価品の1パック(10個入)120円の卵ではなく1パック(6個入)525円の卵を籠に入れる。

美琴(お肉って言えば…これとかかな?)

特に深く考えもせず、100g数千円のブランド和牛のパック(284g)を籠に入れる。

美琴(どうせ冷蔵庫になにも無いんだろうから、このへんも適当に買っておくか)

国産赤鳥胸肉、腿肉、国産黒豚切り落とし等のパックを適当にいくつも籠へと放り込む。

美琴(お魚も冷凍しとけば食べるよね?)

天然物のラベルが貼られた数種類の魚のパックを籠へと放り込む。

美琴(お野菜も無いとバランス悪いわね)

日本の地名が書かれた野菜を適当にカートの下に置いた籠へと放り込んでいく。

150 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 16:46:23.21 ID:SGEgRGk0

生鮮食料品コーナーを通り過ぎ、インスタントラーメンが並んでいる棚の前で立ち止まる。

美琴「こ、これは!?」

彼女の目の前には、『新発売!新食感ヌードル○○ ゲコ太キャンペーン』と書かれたゲコ太ストラップが同梱された3個セットのカップラーメンが置かれていた。

美琴(こういうのも非常食で買っておくわよね?うん。…全3種類か。買っちゃえ)

清涼飲料水コーナーで再び立ち止まる。

美琴(ゲコ太ミニボールペン全6種類!?買いよ!)

気がつくと御坂美琴は、スーパーでの買い物を大いに満喫していたのであった。

151 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 16:52:20.27 ID:SGEgRGk0

美琴「…重い…」ズシッ

いっぱいに物が詰め込まれたスーパーの袋を2袋左手に、右手にスーパーの袋2袋と鞄を持ち、道端に風力発電の風車が並ぶ道を歩く。

美琴(アイツ、喜んでくれるかな?)

ゆっくりと歩きながらそんなことを考える。

上条当麻の部屋の台所で料理をする自分。

-----

美琴「ふんふんふ~ん」

上条「凄くいい匂いがする」

美琴「アンタは寝てなさい!病人なんだから。できたら持っていくから」

上条「悪い」

美琴「そう思うなら、早く治しなさいよね」

上条「そうだな…」

無事料理が完成して、上条当麻が横になっているベッドへと運ぶ。

上条「おお、美味そうだな」

美琴「どれから食べる?」

上条「…じゃあ、そのステーキから…」

美琴「はい、あーん」

上条「あ、あーん」///

美琴「…美味しい?」

上条「ああ!最高だ!」

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152 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 16:58:13.98 ID:SGEgRGk0

美琴(なんてことになるのかな!看病ってそうよね?「あーん」は基本よね!?)ニヘラ-

------

上条「ごちそうさまでした。いや、御坂。お前いいお嫁さんになれるぞ!」

美琴「そ、そうかな?」

上条「ああ。俺が保障する!」

美琴「…じゃあ、アンタのお嫁さんにしてくれる?」///

上条「え?」カァッ

美琴「!やっぱ今のなし!!」カァッ

上条「御坂…」

美琴「あはは。わたしなに言ってるんだろうね~」

上条「いいぜ」スッ

美琴「!」

上条「御坂…目、閉じて」

美琴「っ!…」

------

153 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 17:04:15.93 ID:SGEgRGk0

美琴(そ、そんな感じでキ、キ、キスとかしちゃうのかな!?)ニヘラ-

------

上条「御坂…」

美琴「な、名前で呼んで欲しいかな~、なんて」エヘヘ

上条「…美琴」

美琴「あ…」キュン

上条「…」

美琴「…」

------

美琴「なんちゃって!なんちゃって!」モジモジ

御坂妹「お姉さまは一体なにをしていらっしゃるのでしょうかと、ミサカは怪訝そうにお姉さまを見つめます」ジー

美琴「うにゃあっ!!」ビクッ

御坂妹「お姉さま?」

美琴「な、なんでもないわよ!っていうか、アンタどこから沸いてきたの!?」

御坂妹「ミサカは虫ではありませんからその比喩は適切ではないと、ミサカはお姉さまに指摘します」

美琴「あー、いつの間に傍に来たか聞きたかったの」

154 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 17:10:31.55 ID:SGEgRGk0

御坂妹「お姉さまが目を瞑って唇を突き出しているあたりからと、ミサカはありのままを報告します」

美琴「うえっ!?わたしそんなことしてたの!?」カァァッ

御坂妹「ここは『あの人』の部屋の近くですからそういった妄想をしてしまうのは仕方の無いことですと、ミサカはお姉さまの妄想を支援します」

美琴「も、も、妄想って」カァァッ

御坂妹「真っ赤になったお姉さまを可愛いなどと思ってしまいましたと、ミサカは素直な感想を述べます」

美琴「…」プシュー

御坂妹「そろそろ帰院時間ですので失礼いたしますと、ミサカはお姉さまにお別れのご挨拶をしてこの場を立ち去ります」

美琴「あ、ちょっと!」

御坂妹「なんでしょうか?」

美琴「…誰にも言わないでくれるかな?」カァッ

御坂妹「…妹達には既に情報連結が完了してしまっておりますと、ミサカは申し訳なさそうにお姉さまにお伝えします」

美琴「アンタ達以外に言わないようにしてくれる?」ハァ

御坂妹「対処しますと、ミサカはお姉さまと約束して今度こそこの場を去ります」

美琴「…」///

155 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 21:11:07.10 ID:SGEgRGk0

美琴(深呼吸して…)スーハー

プルルルルル…プルルルルル…

上条「もしもし?」

美琴「アンタ今ちゃんと寝てるんでしょうね?」

上条「…トイレくらいは行かせてくださいよ御坂センセー」

美琴「うぇ!?そ、そうね!生理現象は仕方ないわね」カァッ

上条「で、どうしたのですか?」

美琴「アンタの部屋だけど、勝手に開けて入るから気にしないでベッドに横になってなさいって言っておこうと思って」

上条「は?御坂センセー、犯罪者ですか!?」

美琴「違うわよ!アンタが辛いだろうからベッドから出なくていいようにするだけよ」

上条「扉壊すのはやめて!玄関くらい開けるから!」

美琴「アンタ、私の能力舐めないでよね。鍵くらい壊さないで簡単に開けられるんだから」

上条「え?どういうこと?」

美琴「…こういうこと」ビリビリ

カチャ

上条「!!」

美琴「お邪魔します~」カチャ

156 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 21:19:00.30 ID:SGEgRGk0

上条「え?鍵かけてなかったっけ?」

美琴「電磁力でちょろっとね~。台所ってそっち?」ヨイショ

上条「あ、ああ、そうだけど」

美琴「とりあえず色々買ってきたから、入れておくね」ガチャ

上条「お、おう。サンキュー」

美琴「…これまた見事になにも無いわね」

上条「貧乏学生が倒れたらそれは悲惨ですよ」トホホ

美琴「アンタお粥しか食べてないって聞いたけど、普通のご飯食べれる?」

上条「良くぞ聞いてくれました御坂センセー。小萌先生もインデックスも『病人はお粥』の一点張りでお粥しか食べさせてもらえなかったのですよ!」

美琴「アンタ良く生きていたわね…」

上条「定期的に差し入れられる海苔の佃煮と梅干が上条さんの生きがいでした」

美琴「じゃあ、普通のご飯炊いていい?」

上条「よろしくお願いします」

157 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 21:24:41.33 ID:SGEgRGk0

美琴「あ、そうだ。アンタ、喉渇いてない?」

上条「結構渇いてるかも」

美琴「じゃ、これでも飲んで」ポイ

上条「…ゲコゲコーラ?」

美琴「ゲコ太ボールペンが欲しくって買っちゃった。6本」エヘ

上条「お徳用ボトル1.5本分を500mlボトルで!?」モッタイネー

美琴「だ、だって欲しかったんだもん!あと5本は冷蔵庫入れとくから!」

上条「…まあいいけどさ」プシュ

美琴「で、ついでにゲコ太ストラップも欲しかったからカップ麺も買ったの…9個」

上条「9個!?」

美琴「正確には3個セットを3個。カップ麺はどこに入れておけばいいの?」

上条「…なんか御坂センセーから後光がさして見えるんですけど」ジワッ

美琴「カップ麺ぐらいで大げさなこといわないでよ」

上条「…よっと。ちょっとそっち行くぞ。片付ける場所教える」

美琴「ああ、うん。よろしく」

上条「お礼を言うのはこっちだって…!!」

158 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 21:30:14.71 ID:SGEgRGk0

美琴「…どうしたの?」

上条「そ、その卵は…」ブルブル

美琴「ん?アンタ一人暮らしだから6個入りでいいよね?」

上条「!!御坂センセー…それは!?」

美琴「え?普通にスーパーで適当に買ってきたんだけど…。冷蔵庫の中になにも無いみたいだったし」

上条「いやいや、高かっただろそんなに」

美琴「ん?一万ちょっと(正確には15784円)だし、そんなでもないでしょ?以外と安かったわよ」

上条「そ、そうですか…」(さすが常盤台のお嬢様。金銭感覚が違う。一万円って言ったら上条さん家の二週間分の食費(含む居候分)ですよ)

美琴「で、カップ麺はどこに?入れるのよ?」

上条「ああ、カップ麺はその食器棚の下の扉の中」

美琴「今日はステーキ焼くから、これは出しておいて…病人のアンタに頼むのはなんだけど、これ片付けてくれるかな?」

上条「わ、わかった」

159 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 21:37:22.72 ID:SGEgRGk0

美琴「…あっ、ゲコ太は貰っていいよね?」

上条「ああ」

美琴「お米どこ?」

上条「お米はレンジの下」

美琴「了解~」

上条(高級自然卵に黒豚、赤鳥、天然物の魚介類、国産の野菜、それに机の上におわすのは黒毛和牛!)ガクガク

美琴「アンタ寒いの?震えてるじゃない!」

上条「御坂センセー!ありがとうございます!!」ドゲザ

美琴「な、なんで土下座!?」ビクッ

上条「買いたくても買えなかった食材をこんなにたくさん」ドゲザ

美琴「んー。まあアンタにはお世話になったからね…。気にしないで」

上条「太っ腹!」

美琴「ああ、ほらほら、いいから早く片付けて、とっとと布団に入る!」

上条「了解です!御坂センセー」

美琴(感謝されちゃった)ニヤニヤ

160 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/11/28 21:57:05.06 ID:SGEgRGk0

美琴「~♪」コトコト

上条(なんだろう、この状況は?御坂が俺の部屋に来て、料理をしてくれている。これってかなり凄いシチュエーションなのではないでしょうか?)

美琴「ねえ?調味料はどこ~?」

上条「コンロの下に一通り入ってる」

美琴「ん、あった。ありがとう」

上条(お礼を言うのは俺の方なんだけどな)

美琴「~♪」

上条「…」

-----

高熱が出て倒れたのは二週間前。カエル顔の医者のところに行ったらインフルエンザと診断され、薬を出されて自宅療養としてもらう。

感染力が強いため、インデックスは小萌先生に預かってもらうことになり、俺はきちんとした療養をするため、久しぶりにベッドで眠ることになった。

朦朧とする意識の中、それでもインデックスの匂いのする布団類を使う気にはなれず、それらを外して浴槽に敷いて使っていた自分の布団を敷く。インデックスが使っていた布団類はとりあえず畳んでベッドサイドに積んだ。

コトコト コトコト

上条「…」

インデックス「小萌、これはなにをしているんだよ?」

小萌「シスターちゃん、病気の時は体が弱っているから、こうやってご飯を柔らかく煮て、お粥にして食べさせるのですよ~」コトコト

インデックス「あまり食べ応えなさそうかも!」

161 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:03:44.27 ID:SGEgRGk0

小萌「ふふ。身体に負担をかけないようにする食事ですからね~」コトコト

インデックス「でも、とうまは病気だからこれしか食べられないんだよ?」

小萌「そうですね~。海苔とか梅干とか添えて食べるんですよ~」コトコト

インデックス「海苔とか美味しそうかも!」

小萌「とりあえず、私も学校がありますから、翌日の朝と昼の分を一緒に作っておきましょうね~」コトコト

インデックス「三食分でこれだけしかないんだよ!?足りないんだよ!?」

小萌「上条ちゃんは病気だからこのくらいしか食べられないんですよ~」

インデックス「そうなんだ。私なら耐えられないんだよ!」

小萌「上条ちゃんが治るまでは、シスターちゃんは私の家に来るんですよ~」

インデックス「こもえ、こもえ。ご飯はたくさん欲しいんだよ!」

小萌「シスターちゃんはいっぱい食べますからねえ」

インデックス「みんなが食べなさすぎなんだよ!」

小萌「うふふ」

そんな会話を、聞いたような気がする。

そしてそれからの二週間は『お粥スパイラル』と命名されるトラウマとして、上条当麻の記憶に刻み込まれることとなったのであった。

-----

162 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:07:26.25 ID:SGEgRGk0

上条(ようやく…お粥スパイラルから抜け出せるのか…)ジワッ

美琴「~♪」トントン

上条(しかも、女の子の手料理が食べられるなんて)ジワッ

美琴「~♪」カチャカチャ

上条(夢、じゃないよな?)

-----

美琴「おまたせっ」

上条「おお、美味そうだな」

美琴「うふふ。そう?」ニコッ

上条「じゃあ早速頂こうと思うんですけど、箸はどこでしょうか?」

美琴「こ・こ」スチャ

上条「!」

美琴「はい、あーん」スッ

上条「あ、あーん」///

-----

163 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:13:26.78 ID:SGEgRGk0

上条(な、なんちゃって!なんちゃって!!)ゴロゴロ

美琴「…アンタなに転がってるのよ?」

上条「!!」ギクッ

美琴「まあいいわ。お盆ってどこにあるの?」

上条「お、お盆なんて上条さん家にはありませんよ」

美琴「今までどうやってご飯食べてたのよ」

上条「普通にその机で」

美琴「じゃあその机でいいかしら?」

上条「なにが?」

美琴「アンタは病人。だからベッドの上で食事するのが普通でしょ?」

上条「いや、別に机で食べればいいだろ?」

美琴「駄目よ!」

上条「そ、そうか…」

美琴「そうよ!」(「あーん」ができないじゃない!)

上条「わかった」

美琴「わ、わかればいいのよ」///

165 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:18:18.44 ID:SGEgRGk0

♪ゴハンガ タケマシター♪

美琴「じゃあ、今日のメインディッシュを焼いてくるから、体起こして」

上条「お、おう」

美琴「こうして、机をベッドの上に置いて…と。うん。これで準備OK」トテトテ

上条「…」

美琴「とりあえず、軽くお腹に入れておいて。はい、スープ」コトン

上条「おお、美味そうだな!」

美琴「じゃあ、ちょっと待ってね」トテトテ

上条「…」コクリ

美琴「~♪」ジュワアアアア

上条「美味い」ゴクン

美琴「ねえ?焼き加減は?」ジュー

上条「は、半生?」

美琴「…ミディアムね。了解」ジュー

上条「…」ゴクゴク

美琴「~♪」カチャカチャ

上条「…」

166 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:23:53.46 ID:SGEgRGk0

美琴「お待たせ~」コトン、コトン、パタパタ

上条「うわ、すげ…」ゴクリ

美琴「ジャジャーン!メインディッシュの登場~」コトン、コトン

上条「!!」ジュルリ

美琴「食べやすいように切ってきちゃった」

上条「御坂センセー!上条さん耐えられません!早く箸を!」

美琴「…ど、どれから食べるの?」ドキドキ

上条「そりゃあもちろんお肉ですよ!」

美琴「…はい」スッ

上条「…え?」キョトン

美琴「あ、あーん」ドキドキ カァッ

上条「…」(ま、まさか本当にあーんされるとは…)カァァッ

美琴「さ、冷めちゃうよ?」

上条「…」パクッ モグモグ

美琴(あ…。食べてくれた)///

上条「なんじゃこりゃああああ!!」

美琴「!」ビクッ

上条「お肉が、お肉が口の中で蕩けていくんですけど!?こんなの初めて!」

美琴「そ、そう?ステーキってそういうものじゃないの?」

上条「こ、これはご飯だ!御坂センセー、ご飯の上にお肉を載せてください!」

美琴「う、うん。わかった。…こうかな?あーん」

上条「…美味い!美味いよ御坂!」モグモグ

美琴「…」パアアアア(褒められちゃった)

167 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/28 22:27:45.50 ID:qfEx0HIo

甘い・・・甘過ぎて幸せ・・・

168 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:27:54.43 ID:SGEgRGk0

上条「御坂センセー、お願いがあるんですけど」

美琴「え?な、なに?」

上条「自分で食べたいのでお箸を渡してもらえますか?」

美琴「…」

上条「正直『あーん』は憧れてましたけど、折角の美味しい料理、冷めないうちに食べたいのです」

美琴「わ、わかったわよ」コトン

上条「サンキュー」ガバッ! ガツガツ ムシャムシャ

美琴「そ、そんな慌てて食べない!」

上条「御坂の料理が美味いのがいけないんだ!」ガツガツ ムシャムシャ

美琴「そ、そう。スープ盛って来るね」

上条「サンキュー」ガツガツ ムシャムシャ

美琴(美味しいって言ってくれた)ニヘラー

上条「うおっ、このソテーも美味っ」パクパク

美琴「ふふ。ふふふ…」ニヘラー

169 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:34:21.86 ID:SGEgRGk0

上条「御坂センセー、ご飯おかわりいいですかー?」

美琴「は、はーい」パタパタ

上条「悪いな」

美琴「病人が余計な気を使わない!ほら、スープ」コトン パタパタ

上条「サンキュー」

美琴(あっ…)///

上条「どうした?」

美琴「…」ドキドキ

上条「御坂?」

美琴「…ご飯粒、ついてる」ソッ

上条「え、ああ、悪い」カァッ

美琴「…」パクッ

上条「え?」///

美琴「あ…」///

上条「…」///

美琴「ご、ご飯盛って来るっ」/// パタパタ

上条「お、おう」///

美琴(や、や、やっちゃったーーーーーっ!)ドキドキ

茶碗を台の上に置くと、両手で胸を押さえる。

美琴(落ち着け、落ち着け、わたし)ドキドキ

炊飯器を開けてしゃもじを手にするが、手が震えて上手く持つことができなかった。

美琴(か、か、か、間接キスだよねっ!?)カァァァッ

心臓の音が煩い。顔が熱い。

美琴(やっちゃったあああああああっ!!)ドキドキ

170 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:40:05.20 ID:SGEgRGk0

上条(な、なにが起きた…!?)ドキドキ

少女の指が唇の端に触れ、その指が少女の唇へ。

上条(間接キスってやつだよな…あれ)ドキドキ

茶碗を持って台所へと消えた少女の顔は真っ赤に染まっていたように見えた。

上条(いや、まさか…な)ドキドキ


上条「いやー、食べた食べた。ごちそうさまでしたっ」オジギ

美琴「お粗末様でした」

上条「すっかり生き返った感じだ。食事ってこんな美味いものだったんだな」

美琴「大げさすぎよ」

上条「いや、御坂センセーも二週間ずっとお粥食べてみればわかる」ガクガク

美琴「え、遠慮しておくわ」アハハ

上条「…」デスヨネー

美琴「あ、もうこんな時間!?やばっ、門限!」アタフタ

上条「だ、大丈夫か御坂?」

美琴「黒子に頼んでそこまで迎えに来てもらうから大丈夫よ。片付けは明日の朝にするから、アンタは薬飲んでさっさと寝なさい」

上条「え?」

美琴「…乗りかかった舟だし、アンタが治るまで、ご飯作ってあげるわ。じゃ、またね」バタン

上条「御坂…」

171 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/28 22:44:17.48 ID:zNUSXIgo

ああ、甘い。甘すぎて蕩けそうだ。

172 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:47:56.03 ID:SGEgRGk0

美琴(し、自然に言えたよね!?)グッ

扉の前でガッツポーズをした後、足早に男子寮の階段を降りながら携帯電話を弄る。液晶画面に表示された時間は、門限の時刻をとっくに過ぎていた。

男子寮の前の道でルームメイトに電話をかける。

美琴「あ、黒子?お願いがあるんだけど?」

黒子「夕食も差し迫っているのにどこにいるんですかお姉さまぁ~!?…わかりました。今すぐお迎えに上がりますわ」シュンッ

美琴「これでよし、と。あとは夕食の後にどう切り出すか…ね」パタン

黒子「お待たせしましたお姉さま~!」シュンッ!

美琴「早っ」ビクッ

黒子「あたりまえですのっ!寮監に見つからないうちに一刻も早く戻りますの!」

美琴「…」コクッ

黒子「…」シュンッ

173 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:54:19.37 ID:SGEgRGk0

黒子「それで、お姉さまは明日の朝も私に先ほどの場所まで連れて行けと仰るのですか?」

美琴「お願い!黒子!」コノトーリ

黒子「…あの場所は、私の記憶が正しければ男子寮だったと思うのですけれども?」

美琴「…アイツが熱出して倒れてるのよ。ほっとけないのよね」アハハ

黒子「ちょっとお待ちくださいお姉さま…。アイツってあのツンツン頭の殿方のことですか?」

美琴「…う、うん」カァッ

黒子「!!」(なぜ赤くなるんですの!?)

美琴「わたしの作った料理を美味しいって言ってくれたの…」ニヘラー

黒子「あ…あ…」(お、お姉さま…まさか…)ワナワナ

-----

類人猿「サンキュー美琴。お前の飯は最高だったぜ」ニコッ

美琴「喜んでもらえて嬉しいわ。当麻」ニコッ

類人猿「デザートはあるのか?」

美琴「デザートは、…わ・た・し」ウインク

類人猿「うっひょー、いっただきまーす」ガバッ

美琴「ああーーーんっ」///

-----

174 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 22:59:20.92 ID:SGEgRGk0

黒子(な、なんてことになっていたら…)ワナワナ

美琴「黒子ってば!聞いてるの?」

黒子「な、なんですのお姉さま」ハッ

美琴「だから明日の朝は6時によろしく」ニコ

黒子(し、し、し、しまったああああああああっっ!!妄想に囚われている間に連れて行く約束しちゃってますのおおおおおっっ!?)ガビーン

美琴「黒子?」

黒子「なんでしょう?お姉さま」

美琴「目覚まし、5時30分にセットしておいてね。…忘れたりしないように、今すぐ」ニコ

黒子「りょ、了解したですの!!お姉さま」ピピッ

美琴「じゃあ、わたしお風呂入る」トテトテ

黒子「は、はい」ズーン

美琴「…黒子」

黒子「はい、お姉さま」

美琴「その、ありがとね」ニコ

黒子「…」パアアア

175 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 23:03:53.23 ID:SGEgRGk0

チャポーン

美琴(そういえばアイツ、寝込んでるんだし、お風呂とか入ってないよね。その割に変なにおいしなかったけど…)

湯船に浸かりながらそんなことを考えてみる。

美琴(病気のとき、ママに身体拭いてもらったの、気持ちよかったなあ)

小学生のとき、母親にしてもらった看病を思い出す。

美琴(そうだ、アイツの身体も拭いてやれば…)

-----

美琴「どう?気持ちいい?」フキフキ

上条「…ああ、暫く風呂に入ってなかったから、凄い気持ちいいぞ」

美琴「アンタ、結構がっしりしてるのね」フキフキ

上条「誰かさんに追い掛け回されてるからかな?」

美琴「なんですってっ!?」フキフキ

上条「それが、今はこうやって身体拭いてもらってるなんて、運命って不思議だよな?」

美琴「う、う、運命!?」カァッ

上条「ああ、御坂に会えてよかったよ…」ニコッ

美琴「ば、ばかっ」カァッ

------

176 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 23:08:36.12 ID:SGEgRGk0

美琴「ないない!絶対無い!」ブンブン

お湯をすくって顔を洗いながら首を振る。

美琴(アイツがそんなこと言うはずない!)カァッ

ポチャン

美琴(アイツってわたしのこと、どう思ってるのかな…)カァ

のぼせたわけでもないのに頬が熱い。

美琴(わたしは、アイツのこと…)///

考えただけで鼓動が早くなる。

上条当麻の笑顔、自分に向けられた言葉、そして掴まれたときの掌の感触。

胸が締め付けられる、嫌じゃないけど苦しい感覚。

美琴(わたしは、アイツが…好き)///

177 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 23:15:21.04 ID:SGEgRGk0

美琴「…片付けは明日の朝にするから、アンタは薬飲んでさっさと寝なさい」

御坂はそう言っていた。それからご丁寧に電磁力で鍵を閉めて去っていった。

上条「わっかんねえな…」ヨイショ

ベッドの上からテーブルを下ろし、テーブルの上の食器類を持って台所へ向かう。

洗い桶に水を張り、そこに食器を漬けていく。コンロに火を入れて、フライパンに熱を通して冷え固まった油を溶かす。

上条(さすがにフライパンくらいは洗っておかないと、焦げつきやすくなるからな)

鍋に残っているスープは明日の朝食分くらいあるので、蓋をしておく。洗い桶に油が入らないようにフライパンを流し、スポンジで洗う。

そして、鍋の前に小皿がちょこんと置かれているのに気がついた。

上条「あー、味見用…か!?」ドキドキ

ゆっくりと手に取り、まじまじと見つめる。うっすらと残るスープの跡。

上条「…御坂」

そっと唇に小皿を近づける。

上条(お、俺はなにをしているんだ!?)ドキドキ

唇の端に触れた少女の指先。その指が少女の唇へと真っ直ぐに向かっていき、少女の唇がその指を咥える。

上条(俺は、御坂と…)ドキドキ

178 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 23:21:12.93 ID:SGEgRGk0

ポチャン

軽く首を振って小皿を洗い桶の中へ落とすと、上条当麻はコップに水を汲み、居間へと戻る。

上条(御坂の指、柔らかかったな)カァッ

カプセルを取り出し、口に含むとコップの水を一気に飲み干す。

上条「うし、寝るか」

布団に潜り込み、電気を消す。暗闇の中でやけに自分の鼓動が大きく聞こえる。

上条(御坂…)

目を閉じて、浮かんでくるのは少女の顔だった。

上条(御坂…)

元気で我の強い、常盤台のお嬢様中学生。

学園都市第三位の超能力者『超電磁砲』

上条「御坂…美琴」

少女の名前を呼んでみる。

上条(やっべ…。俺、アイツのこと…)ドキドキ

意識すればするほど、鼓動が早くなり、息が苦しくなる。薬が効いてきたわけでも、病状が悪化したわけでもない。

上条「好き…かもしれない」ドキドキ

179 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 23:27:19.31 ID:SGEgRGk0

クロコー! オッキナサーイ! アッサヨー! クロコー! オッキナサーイ! アサヨー! カチ ゴソゴソ…

??「…さま…お姉さま」

美琴「うう…ん?」ボー

黒子「お姉さま?お時間ですわよ」ユサユサ

美琴「うん?時間?」ボー

黒子「あの殿方のところに行くのでは?」

美琴「そっか!」ガバッ

すばやく跳ね起きると、御坂美琴はすばやい動きで朝の身支度を終わらせた。

黒子(お姉さまが燃えていますの…それも類人猿のために)ギリギリ

美琴「じゃあ、お願い」

黒子「…」シュンッ

180 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 23:36:49.25 ID:SGEgRGk0

カチャ

美琴「…お邪魔しまーす」

黒子「…」パタン カチャ

美琴「…まだ寝てるかな…寝顔なんか見ちゃったりしていいのかな?いいよね?」ドキドキ

黒子(お、お姉さま)ガーン

美琴「うふふ。寝てる寝てる…」ドキドキ

黒子(こ、恋する乙女の目ですの…)ショボーン

美琴「写真撮っちゃおうかな?アイツの寝顔。…いいよね?このくらい…」ドキドキ

黒子(あの類人猿、お姉さまの気持ちも知らずに呑気に眠りこけやがって)ギリギリ

上条「…」スヤスヤ

美琴「いいよー、そのまま、動かないでー」ドキドキ

黒子「…」

上条「…み…さか」ムニャムニャ

美琴「!!」(わ、わたしを呼んだ?)ドキドキ

黒子「!!」(気安く呼ぶなぁ類人猿)ギリギリ

美琴「…」パシャッ

上条「…う…ん…」スヤスヤ

美琴「…」ホッ

黒子「…」

181 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 23:43:09.30 ID:SGEgRGk0

上条当麻の顔を覗き込むように見て、小さく微笑む。

黒子(ああああああぁぁ!!お姉さまそんな類人猿に微笑みかけなくてもぉぉぉっっ!!)

美琴「…さて、ちゃっちゃと作っちゃおう」ウデマクリ

黒子「私もお手伝いしますの」

美琴「黒子は一回戻ってもいいわよ。7時に迎えに来て」

黒子「お、お姉さまぁ…」

美琴「ゴメン黒子。わたしが作ってあげたいの」カァッ

黒子「…わかりましたの。では、また7時にお迎えにあがりますの…」ショボン

美琴「ごめんね、黒子」

黒子「いいえ。お姉さまの幸せが私の幸せですの…では、後ほど」シュンッ

美琴「黒子…。ありがと」

182 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 23:48:47.93 ID:SGEgRGk0

黒子(うすうす気付いてはいましたの…)シュンッ

黒子(お姉さまがあの類人猿に恋をしているということに)シュンッ

黒子(認めたくなかったけれど…あんなお姉さまの顔を見てしまっては…)シュンッ

黒子(あんな幸せそうなお姉さまの顔を見てしまったら…)シュンッ

黒子(反対できませんの)シュンッ

黒子(お姉さまを不幸にしたら許しませんですの…上条当麻)シュンッ

183 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/28 23:54:52.57 ID:SGEgRGk0

美琴「~♪」コトコト

朝早くから台所に立って料理をしている。

美琴(通い妻って、こんな感じなのかな?)ニヘラー

無意識のうちに頬が緩む。

美琴(病気に感謝しないと…でも、アイツと外で会えないのは淋しいし…)

炊飯器のスイッチを入れ、二食分のおかず作りにとりかかる。

美琴(あとどのくらいで治るのかな?)

早く治って欲しい。だけども、治らないでいて欲しい気もする。

美琴(…なに考えてるの。病気なんて早く治った方がいいに決まってるじゃない)ブンブン

でも、治ってしまえば、自分がここに来る理由が無くなってしまう。

美琴「…いやだな」ボソッ

小さく呟く。自分にしか聞こえない声で。

美琴「…わたし、どんどん我儘になってる」ハァ


今日はここまで。お休みなさいませ。

184 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/29 00:53:38.22 ID:pbp8i8g0



なんかすごいドキドキした
クオリティ高ぇ

185 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/29 00:54:01.20 ID:kLdM0hIo

かわいいなぁかわいいなぁ

187 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/29 20:05:04.75 ID:hVFAx6Uo

ニヤニヤしすぎて顔の筋肉がヤバイ
しかしどのカップリングも可愛いなあ

188 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/30 00:21:31.52 ID:mu0QsZ20

皆様レスありがとうございます。


ぽたん。ぽたん。

頬に温かい雨が落ちてくる。…温かい、雨?

美琴「なに、やってるのよ、アンタ」グスッ

すぐ近くから聞こえてくる少女の声の方に顔を向ける。どうやら自分は膝枕をされているようだ。

ぽたん。ぽたん。

少女の瞳から零れる大粒の涙が、自分の頬の上で弾ける。温かい雨の正体は、少女の涙だった。

上条(泣くなよ…)

言おうとして、声が出ないことに気づく。

そもそも、どうしてこんなことになっているのだろう?

美琴「……そんなにボロボロになって、汚い地面の上に転がって、短い間だけど、心臓だって止まっていたかもしれないのに…」グスッ

189 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/30 00:23:46.39 ID:mu0QsZ20

上条(そんなことは、どうでもいい…)

上条「み…さか」

辛そうに涙を溜める少女の顔を見上げながら、鉛のように重い左腕を懸命に持ち上げ、そっと少女の瞳の涙を拭う。

美琴「!!」ビクッ

上条「お前の泣き顔は、見たくない」

美琴「…」ウルウル

上条「泣くなよ、御坂」

美琴「…泣いてない」ウルウル

上条「泣いてるだろ?」

美琴「…おまじないしてくれたら、泣かないかも、ね」

上条「おまじない?」

美琴「…目、閉じて」

上条「…」

美琴「…」チュッ

-----

190 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/30 00:27:24.48 ID:mu0QsZ20

上条「…ん」

上条(ここ…は?)

美琴「…おはよう」

上条「ああ、おはよ…うううううっっ!?」ビクッ

美琴「な、なに驚いてるのよ!」ドキドキ

上条「な、なんで御坂さんがいるんですか!?」アセアセ

美琴「昨日言ったじゃない。ご飯作ってあげるって」

上条「学校はどうしたのですか?」

美琴「ん?行くわよ。当たり前じゃない」

上条「今、何時?」

美琴「6時50分ってところかしら?あと10分したら迎えが来るわ」

上条「そっか。わざわざ早くに悪いな」

美琴「ちょっと失礼。熱は~、まだちょっとあるかな?」オタガイノ オデコニ テノヒラ アテル

上条「!!」カァッ

美琴「む?更に上がった」クビカシゲ

上条「き、気のせいだろ」///

美琴「まあ、今日も安静にしてなさいってことね」

上条「お、おう…」

191 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/30 00:31:39.79 ID:mu0QsZ20

美琴「ご飯を炊いて、鶏肉の卵とじ…親子丼の具みたいなのと、ほうれん草のおひたしを作っておいたから」

上条「ありがとうございます」ペコリ

美琴「味噌汁じゃなくて昨日の残りのスープになっちゃうけど」

上条「文句を言ったら罰が当たります」アリガタヤ

美琴「ねえ、夜はなにが食べたい?」

上条「リクエスト募集中!?」

美琴「あまり手の込んだものは作れないけどね」

上条「じゃあ、シチューとか食べたいかな、なんて」

美琴「ホワイトソースとブラウンソース、どっち?」

上条「…クリームシチューってホワイトソースなんでしょうか?」

美琴「そうね。寝かせると美味しくなるから、明日の朝と昼もシチューにする?」

上条「それ最高」

美琴「ふふ。じゃあ夜はシチューね」

192 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/30 00:34:42.30 ID:mu0QsZ20

上条「ありがとうございます。御坂様」アリガタヤ

美琴「様はやめて。…んー。鶏肉が続いちゃうなあ。ま、シチューなら野菜を多めに入れればいいか」

上条「そんなことにまで気を使ってくれて…上条さん感激」

美琴「お、大げさよ。…そうそう、アンタ、シチューにマッシュルーム入れる?」

上条「上条さんのシチューは玉ねぎとジャガイモがメインですよ?」

美琴「そ、そうなの?わたしは結構好きなんだけど、マッシュルーム」

上条「御坂さんにお任せします」

美琴「了解。…と、じゃあそろそろ行くわ」

上条「御坂」

美琴「うん?」

上条「サンキューな」ニコ

美琴「病人はおとなしくしていればいいの。じゃあね」

上条「ああ」

ガチャ パタン ガチャ

美琴(…ば、ばれてない、ばれてないよね?)カァァッ

-----

193 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/30 00:36:18.20 ID:mu0QsZ20

調理が終わり、一通り片付け終わってから台所の電気を消す。携帯を取り出して時刻を確認する。表示されている時間は6時42分。

美琴(…アイツ、まだ眠っているかな?)

静かにベッドの傍へと歩いて行き、上条当麻の顔を覗き込む。規則正しい寝息が微かに聞こえてきた。

美琴「…失礼しまーす」

囁くように言って、御坂美琴はベッドの上に座る。

美琴(…良く眠ってる)ニコ

身体を捻り、少年の顔を覗き込む。

美琴「…」ニコ

ただ見ているだけで、なんとなく心に温かいものが満たされていくような感じがする。

上条「…みさか」

美琴「!?」ドキドキ

上条「…泣き顔…見た…ない」

美琴(泣き顔?見たくない?どんな夢見てるのよ?)ドキドキ

寝言を言う上条当麻がなんとなく辛そうに見えたので、少女はその耳元でそっと囁いた。

美琴「…泣いてないよ」

上条「……泣いて…」

再び辛そうな表情を浮かべる少年。それを見て、少女は再び耳元で囁く。

美琴「泣かなくなるおまじないをしてあげる…」

そして、そっと少年の頬に自分の唇を押し当てた。

美琴(昔、ママがしてくれたおまじない)///

上条「…ん」

美琴「!!」ビクッ

-----

194 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/11/30 00:39:53.43 ID:mu0QsZ20

上条(…なんだったんだあの夢は…)

妹達を助けるために一方通行と戦おうとしていた御坂美琴を止めようとして、上条当麻は倒された。

上条(膝枕されてたんだよなあ…)カァッ

頬で弾ける涙。潤んだ瞳。

上条(あれは反則だよな…)

拭った涙。おまじない。

上条(…おまじないってなんだ?)

美琴「目、閉じて…」

上条(…あのシチュエーションだと…キスだよな。しかも、御坂の方から俺に…)カァッ

鼓動が高鳴る。息が苦しくなる。

上条「俺、そんなに発情してるわけ!?」ガーン

少女の顔を思い浮かべ、上条当麻は懺悔した。

上条(ごめん、御坂。俺って最低だ)ズーン

-----


今日はここまで。おやすみなさいませ。

195 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/30 01:11:02.89 ID:EPhaPZco

食の好み考えてマッシュルームの有無すら気遣うとか良妻過ぎるだろ

196 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/11/30 01:15:17.53 ID:vmN993co

この甲斐甲斐しい美琴さんはマジで嫁に欲しい

198 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/01 23:06:09.15 ID:LAZJluc0

美琴さんマジ良妻。


プルルルルル…プルルルルル…

上条「もしもし…」

小萌「おはようございます上条ちゃん。昨日は良く眠れましたか?」

上条「おかげさまで」

小萌「でも、上条ちゃんも隅に置けませんね。常盤台の女の子に看病してもらえるなんて」

上条「なっ!!」

小萌「うふふ。先生が行くよりいいと思ったんですけど、余計なお世話でしたか?」

上条「…あー、なんて言うか、助かりました」

小萌「どういうことですか?上条ちゃん?」

上条「正直、お粥だけでは限界が来ていたものでして…。昨日は知り合いがちゃんとした食事を作ってくれて助かりました」

小萌「びょ、病人にはお粥が一番なのですよ!」

上条「それにしても限度ってものがありますよ!何が悲しくて海苔の佃煮と梅干に喜びを見出さなくてはいけないんですか!?」

小萌「上条ちゃん…。ごめんなさい。実を言うと先生もお粥だけでいいのか不安だったんですけど、上条ちゃん、何も言わないからいいかなって思ってました。てへっ」

上条「『てへっ』ってなんですか『てへっ』って」

199 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/01 23:10:34.10 ID:LAZJluc0

小萌「そんなことより、今日はどうしますか?上条ちゃん」

上条「完全にスルー!?」

小萌「今日もお粥作りに行きましょうか?上条ちゃん?」

上条「申し訳ありませんが、知り合いが治るまで食事を作ってくれると言ってくれているので、謹んで辞退させていただきます」

小萌「知り合いって、昨日の短髪さん?」

上条「まあ、そうです」

小萌「へえ。そうなんですか。よかったですね。上条ちゃん」

上条「なにがですか?」

小萌「短髪さんが看病してくれて」

上条「なっ!?」カァッ

小萌「看病してくれるってことは、上条ちゃんのことを大切に思っているってことですから」

上条「そ、そういうものですか?」

小萌「先生だって上条ちゃんは大切な生徒ですから、看病したのですよ?…ちょっと間違えちゃったみたいですけど」

上条「…」

小萌「短髪さんにちゃんとお礼言うんですよ。上条ちゃん」

200 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/01 23:16:30.51 ID:LAZJluc0

上条「お礼を言ったら、『病人はおとなしく看病されていろ』って言うんですよ」

小萌「ふふ。策士ですね。短髪さん」

上条「え?」

小萌「なんでもありませんよ上条ちゃん。じゃあ、上条ちゃんのことは短髪さんに任せておけば安心ですね」

上条「うぇ!?」

小萌「上条ちゃん、短髪さんの名前はなんていうんですか?」

上条「なんでそんなこと聞くんですか?」

小萌「先生からもお礼を言いたいからですよ」

上条「…」

小萌「本当は先生がやらなきゃいけないことを短髪さんがやってくれているのですから、お礼くらいさせてください」

上条「…御坂美琴…です」

小萌「御坂美琴…って、超電磁砲の御坂美琴さん?」

上条「えー、まあ、その、そうです…」ヤッパリ ユウメイ ナンダナ

小萌「…それならそんな難しくなさそうですね」ボソッ

上条「はい?」

小萌「なんでもないですよ上条ちゃん。じゃあちゃんとお薬飲んでお布団に入って寝なさいね」

上条「はいはい」

小萌「それじゃあ、おやすみなさい。上条ちゃん」

-----

201 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/01 23:20:44.63 ID:LAZJluc0

朝食を済ませ、カフェオレとミルクティー、どちらを飲もうか思案していると、後ろから声をかけられた。

寮監「御坂。…ちょっと来い」

美琴「…はい?」

寮監「電話だ」

美琴(電話?)

寮への電話とは珍しい。知り合いなら携帯にかけてくるはずだし、そもそも時間的に微妙である。

美琴「…代わりました。御坂です」

小萌「短髪さんですか?」

美琴「!?」

小萌「上条ちゃんの看病、ありがとうございました。それでですね、なんでも今日もお世話をしてもらうと上条ちゃんが言っていたんですけれど、…本当ですか?」

美琴「…あ、ま、まあ。約束したので…」カァッ

小萌「そうですか。ではお願いしてもいいですか?」

美琴「は、はい…」

202 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/01 23:25:40.61 ID:LAZJluc0

小萌「…あのですね、参考程度に聞いてもらえばいいんですけれど、私の名前は月詠小萌と言います」

美琴「え?あの?」

小萌「いいですか?第七学区高等学校教員連盟の月詠です。AIM拡散力場の研究も行っていますので、お暇でしたらお手伝いしていただけると助かります」

美琴「っ!はい、わかりました」

小萌「うふふ。よろしくお願いします」

美琴「あ、あの、わたしは…上条班へ行けばいいのですよね?」

小萌「はい。話が早くて助かります。では、よろしくお願いします」

美琴「はい」

美琴(本当に先生なんだ…あの人。人は見かけによらないって言うけど…。でも、咄嗟に上条班って言っちゃったけど、大丈夫かしら?)

寮監「御坂。研究の協力要請か?大変だな、超能力者ともなると」

美琴「いえ…。超能力者として実験に協力するのは当然の義務ですから…」ドキドキ

寮監「そうか。…いきなり今日、実験とはまた急な話だが」

美琴「あ、以前から約束をしていたんですけど…すっかり忘れてまして…」

寮監「御坂…。だからこんな時間に電話をかけられるんだ。しっかりしろ」

美琴「あはは。すみません」

寮監「まあいい。…学校へ行く前に外出届を忘れずに出していくんだぞ。夕食はどうするんだ?」

美琴「えーっと…。たぶんあちらで用意していただくことになると思います」

寮監「そうか。あまり無理をしないようにな」

美琴「はい」

-----

203 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/01 23:34:07.36 ID:LAZJluc0

美琴「お邪魔しまーす」ガチャ

上条「いらっしゃいませ。御坂センセー」オジギ

美琴「…なにお辞儀してるのよアンタ」ガチャ

上条「お辞儀は挨拶の基本ですよ!?御坂センセー」

美琴「そ、そう?」

上条「あれ?常盤台ってお辞儀とか教わらないの!?」

美琴「そんなわけないでしょ!教わるわよ!」

上条「じゃあ改めて…いらっしゃいませ、御坂センセー」オジギ

美琴「あ、お、お邪魔します…って、アンタとわたしの仲でそんな挨拶なんていらないと思うんだけど?」

上条「そ、そうか。…御坂さんのこと、そういう風に見ていいのでしょうか?」

美琴「そ、そういう風ってなによっ!?」カァッ

上条「ん?…お辞儀しないでいいような仲?」

美琴「なによそれ?」

204 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/01 23:41:24.34 ID:LAZJluc0

上条「…と、とりあえず、友達?」カァッ

美琴「んー。まあそうね。じゃあ友達ってことで」ニコッ

上条「お、おう」///

美琴「じゃあ、シチューを作らないと。バゲット買ってきたけどご飯の方がいい?」

上条「…バゲットってなんでしょうか?」

少年は首を傾げた。それを見て少女は手に持っていた紙袋から細長いものを取り出し、少年の前で左右に振る。

美琴「これよ、バゲット」

上条「ああ、フランスパン」

美琴「ふーん。そうとも言うのね。4cm厚くらいに切って、軽くオリーブオイルで炒めたのをシチューに浸して食べようかと思ったんだけど」

上条「それ、美味そう」

美琴「ふふ。じゃあバゲットでいいかな?…えーっと、それで、今日はわたしも食べていい…かな?」

上条「ん?それはもちろん構わないけど、門限は大丈夫なのか?」

美琴「外出許可取ってきたから大丈夫」ニコ

上条「…なんか、悪いな」

美琴「気にしないで。わたしがそうしたいだけなんだし」

上条「御坂…」

205 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/01 23:48:31.94 ID:LAZJluc0

美琴「それより、調子はどう?」オタガイノ オデコニ テノヒラ アテル

上条「っ!!」カァッ

美琴「うーん。まだ熱っぽいのよねえ…」フムフム

上条(近づきすぎですよ、御坂センセー)///

美琴「うん。アンタは料理ができるまで寝てなさい」

上条「一日中寝ていたのに!?」

美琴「はいはい、病人はおとなしく寝てなさい!」

上条「だいぶ調子良くなってるんだけどな。喉も痛くないし」

美琴「そこで気を抜いたらぶり返すのよ。はい、布団被って」

上条「わかった、わかりましたから!自分で被るって」カァッ

美琴「わかればよろしい」

上条「御坂センセー、結構良いお母さんになれるな」

美琴「そ、そう?」///

上条「おう。上条さんが保障します」

美琴「ふふ。じゃあ、おとなしくしていなさいよ」トテトテ

上条「へいへい」

206 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/01 23:55:42.99 ID:LAZJluc0

美琴「~♪」

お米を研いで炊飯器のタイマーをセットする。

美琴「~♪」トントン

鍋を火にかけ、大きめに切った野菜を次々と放り込んでいく。

美琴「~♪」ジュージュー

玉ねぎと鶏肉をフライパンで炒める。

美琴(いいお母さんになれる、か…)

沸騰した鍋に炒めたものを放り込んでゆっくりとかき混ぜる。

美琴(子供…かあ)

-----

男の子「やだやだやだやだ~!!」ジタバタ

美琴「こら!我儘言わないの!」

男の子「だってまだ眠くないんだもん」ジタバタ

美琴「遅くまで起きていると、消滅の手がアンタを消しに来るぞ~」

男の子「そ、そんなの迷信だもん!」ビクッ

美琴「ママもそう思っていたんだけど…、消滅の手はママの能力も消しちゃうんだぞ」

男の子「ほ、ほんと!?」ビクッ

美琴「本当よ。だから早く寝ないと…」

男の子「…お、おやすみなさい!!」ガバッ

美琴「はい、おやすみなさい」ニコ

部屋の明かりを消し、廊下に出て扉を閉める。居間に戻ろうとして、彼女は足を止めた。

美琴「おかえりなさい。あなた」ニコ

上条「ただいま。美琴。…なんだよ、消滅の手って」

美琴「嘘は言ってないでしょう?」

上条「まあ、そうだけど」

-----

207 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/02 00:04:31.49 ID:ZAc/ZPU0

美琴(なんちゃって!なんちゃって!なんちゃって!!!)///

我ながらすごい想像力。

美琴(やっぱり結婚したら『あなた』って呼ぶわよね?うん!)ニヘラー

まだ結婚できる年齢じゃない、けど、夢見ることは自由だ。

美琴(アイツと…かあ)///

いつかはそうなれたらいいな。自然にそう考えている。

美琴(まだ付き合ってもいないのに、なに考えてるんだろうわたし)カァッ

つい先ほど、知り合いから友達に昇格したばかりだというのに。

美琴(でも、考えるだけならいい…よね)カァッ

アイツのことを考えるだけで胸が熱くなる。

アイツの傍にいるだけで、心が満たされていく感じがする。

美琴(好き、なんだもん)///

だから、このくらい想像しても、いいよね?


今回はここまで。おやすみなさいませ。

208 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/02 01:22:25.90 ID:cbUyysIo



くそうwwww甘いwwww甘すぎるwwwwww
砂糖に練乳とハチミツとメープルシロップぶっかけたのより甘いwwwwww

俺らを糖尿病にする気かwwww

209 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/02 01:41:47.49 ID:geTw3eko

うへへへへ////ってリアルで笑いそうになった責任は取ってもらう

210 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/12/02 16:13:39.80 ID:jbDRocQ0

こ、この美琴タン、ヤベエエエエッッ(*´д`*)ハァハァ

212 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/03 12:08:34.46 ID:WWzQ7nMo

読み返しては床をごろごろ転がって悶えてたらダイエットに成功しますた

214 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/05 23:42:49.07 ID:0jDBEAI0

皆様レスありがとうございます。


ベッドの傍にあるテーブルの中央にバゲットの山を置き、鍋敷き代わりによくコンビニで立ち読みをする雑誌を持ち主の許可をもらって机の上に置いて、鍋を載せる。

美琴「あとはサラダと、美味しそうだったからデザートにりんごも買っちゃった」コトン

上条「あれ、上条さん布団から出てもいいのでしょうか?」

美琴「…食べさせて欲しいならベッドの上に机を置くけど?」ニヤニヤ

上条「う…。上条さん悩んでしまいます」カァッ

美琴「はい?」ドキ

上条「御坂に『あーん』してもらうのも魅力的なんですよ」カァッ

美琴「そ、そう」///

上条「まあ、でも、御坂も食べるんだから、素直に机の前に座ります」

美琴「ふふ。じゃあよそるわね」

上条「お願いします」

美琴「いっぱいあるからたくさん食べてね」

上条「ありがとうございます」

美琴「じゃあ…」

上・美「いただきます」

美琴(ハモっちゃった)///

215 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/05 23:47:12.44 ID:0jDBEAI0

上条「御坂センセー。とっても美味しいです!上条さんのフランスパンに対する考え方が変わってしまいましたよ」

美琴「ふふ。シチューをたっぷり含ませると美味しいわよね」

上条「しかし、このカリカリのまま食べるのも捨てがたい!」

美琴「チーズ載せてオーブンで焼くとまた美味しいわよ」

上条「オーブンレンジでよかった!」

美琴「じゃあ、チーズ載せて焼いてくる?」

上条「お願いしちゃっていいですか!?」

美琴「2個くらいでいいかな?わたしもひとつもらおうっと」

上条「御坂センセー。ありがとうございます」

美琴「はいはい」トテトテ

上条「このサラダに載ってるカリカリした細長いものはなんでしょうか?」

美琴「あ、それベーコン。カリカリに焼いたやつを細切りにしたの」

上条「大変美味しいです」

美琴「口にあってなにより」

上条「美味い美味い」

美琴(よかった)ニコ

216 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/05 23:54:36.26 ID:0jDBEAI0

美琴「おまたせ。チーズ載せバゲット。熱いから気をつけてね」

上条「いっただきまーす」

美琴「あ、シチュー空っぽじゃない。おかわりは?」

上条「いただいてよろしいのでしょうか?」

美琴「まだたくさんあるから大丈夫よ」

上条「上条さん感激です」

美琴「大げさね。…はい、どうぞ」

上条「サンキュー」

美琴「…」

上条「御坂センセー、いいお嫁さんになれますよ」

美琴「!!」カァッ

上条「いや、ホント。上条さんが保障します」ニコ

美琴「あ、アンタに保障されてもねー」アセアセ

上条「はは、それもそうか」

美琴「…でも、悪い気はしないわね」///

上条「そ、そうか」///

美琴「うん…」///

上条「…」

美琴「…」

上条(き、気まずい)

美琴(実際にあんなこと言えないっ)///

217 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/05 23:59:44.07 ID:0jDBEAI0

上条「…」

美琴「…あ、あのさ」

上条「お、おう」

美琴「…りんご食べる?」

上条「そ、そうだな。いただこうか」

美琴「はい、あーん」///

上条「!!」カァッ

美琴「あーん…して欲しかったんでしょ?」

上条「…あーん」///

美琴「…もう一つ、どう?」///

上条「…もらう」///

美琴「はい、あーん」///

上条「…あーん」///

美琴(ご、ごまかせたかな?)ドキドキ

上条「…おかえし。あーん」

美琴「う、うにゃ!?」カァッ

上条「あーん」

美琴「…あ、あーん」///

上条「…」ドキドキ

美琴「け、結構恥ずかしいわね。食べさせてもらうのって」カァッ

上条「そ、そうだな!」

美琴「…でも、アンタにされると嬉しいかも」///

上条「え?」

美琴「な、なんでもない!片付けてくるっ」タタタッ

上条「お、おう」

美琴(まずかったかな?)ドキドキ

218 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/06 00:10:42.31 ID:NUotglA0

上条(さっきの御坂の言葉…)

小さく呟いた御坂美琴の言葉の意味を、上条当麻は測りかねていた。

-----

美琴「…でも、アンタにされると嬉しいかも」///

-----

上条(俺にされると、嬉しい…か)///

そう言った少女の頬が赤くなっていたと思うのは自意識過剰だろうか?

上条(参ったな…。完全にいかれちまったらしい)カァッ

少女のことを考えているだけで、なんともいえない気持ちが胸の奥からこみ上げてくる。

上条(しかし、どう説明したものでしょうかね…)ハァ

自分が抱える問題をどう伝えるべきか。

上条(でも、説明しないと始まらないし…)

自分に上手く伝えられるだろうか?

上条(ひかれたりしないだろうか…)

嫌われたくない。そう思ってしまう。

上条(ええい、男は度胸だ!)

片付けが終わり、テーブルの上を拭いている少女を見て、上条当麻は覚悟を決めた。

219 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/06 00:28:42.26 ID:NUotglA0

上条「御坂!」

美琴「な、なによ?いきなり大声で?」

上条「お前に話したいことがあるんだ。…聞いてくれるか?」

美琴「!!う、うん…」

真剣な表情、緊張したような声。

美琴(も、もしかして…!?)ドキドキ

鼓動が早くなるのを自覚しながら、相手の言葉を待つ。

上条「…俺、インデックスと同居しているんだけど…」

美琴「え!?」

今、なんて言ったの?…同居?

上条「でも、インデックスは保護していると言えばいいのでしょうか?その、彼女とかそういうものではないのですけども…」

美琴「…彼女なんだ?」

上条「いやいやいや!違う!」

美琴「…だって、一緒に住んでるんでしょ?病気が移らないように小萌先生?に預けたってところかしら?」

上条「預けたってのは合ってますけど、彼女ではないですから!」

220 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/06 00:39:49.31 ID:NUotglA0

美琴「…同居してるのに?」

聞きたくなかった。そんなこと。

美琴「ねえ?どうしてそんなこと言うの?」

上条「御坂?」

美琴「わたしは、そんなこと聞きたくなかった!なんでそんなこと言うのよ!」ジワッ

上条「!!」

美琴「…馬鹿みたい。わたし…」グスッ

上条「お、おい。御坂?」

美琴「ひとりで勝手に浮かれて、ドキドキして馬鹿みたいじゃない!」ポロポロ

上条「!!」

美琴「アンタ、最低!」ポロポロ

上条「御坂、話を聞いてくれ!」

美琴「やだ!聞きたくない!」ポロポロ

上条「御坂!」

221 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/06 01:01:30.32 ID:NUotglA0

美琴「いや!!離して!!」

上条「話を聞いてくれ!御坂!」

美琴「…ひどいよ」グスッ

上条「御坂…」

美琴「わ、わたし帰る!」

上条「御坂!」グイッ

美琴「!!」ヨロ…

上条「あ…」ドサッ

え…? 

美琴「や、やだ!!離して!」///

上条「…嫌だ。離さない。話を聞いてもらうまでは」

美琴「…」///


今日はここまで。おやすみなさいませ。

222 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/06 01:03:10.97 ID:tWjkKKoo

・・・・・・・・・・ふぅ。

225 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/08 21:57:18.60 ID:YUy5.OQ0

上条当麻は御坂美琴の上に覆い被さっているような格好になっていた。

少女が背中を向けていたため、後ろから覆い被さるような形になったのだが、それでも、少女を自分の下に組み伏せていることに間違いはない。

上条「御坂…」

美琴「っ!どいてよ」カァッ

上条「どいたらお前逃げるだろ?だからどかない。苦しいかもしれないけど我慢してくれ」

美琴「…」

右腕を突っ張ってなるべく少女に体重をかけないようにしながら、上条当麻は話し始めた。

上条「…俺、8月以より前の記憶が無いんだ」

美琴「えっ!?」

上条「医者の説明だと想い出を司る記憶域とかが破壊されてしまったらしい。まあ一般常識とかは覚えているみたいだけど」

美琴「…」

上条「それで、ここからは他人から聞いた話になるんだけど、インデックスは図書館として一〇万三千冊の魔道書を記憶しているらしい」

美琴「記憶している?」

上条「イギリス正教の魔術師がそう言っていた」

美琴「ま、魔術って、魔法使いとかの魔術?」

上条「ああ。その魔術だ」

226 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/12/08 22:03:03.85 ID:YUy5.OQ0

美琴「…で、あの子はその魔術ってやつで一〇万三千冊の魔道書を記憶しているってこと?」

上条「いや、完全記憶能力ってやつで記憶しているらしいんだが」

美琴「それって超能力じゃないの?」

上条「どうだろうな。インデックスは魔術を使えないらしいけど」

美琴「…魔術を使えないんじゃ魔術師とは言えないわね」

上条「でも、魔術の構造には詳しい」

美琴「そりゃあ、一〇万三千冊も記憶していれば詳しいでしょうよ」

上条「そうだな」

美琴「…で、アンタはその魔術師とやらを信じているんだ?」

上条「この目で魔術ってやつを嫌と言うほど見たからな」

美琴「…普通は、信じられない」

上条「まあ、そうだよな」

227 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/08 22:10:53.38 ID:YUy5.OQ0

美琴「…けど、わたしもロシアでそれっぽいの見てるから否定できないのよね」

上条「そ、そうか」

ベツレヘムの星のことを言っているのだろう。確かにあんな現象を科学で説明するのには無理がある。

美琴「…あのさ」

上条「なんだ?」

美琴「…逃げないから、とりあえずどいてくれる?アンタも辛いでしょ?その格好」

上条「本当に?」

美琴「うん」

上条「わかった」

上条当麻は掴んでいた左手を離し、両手を床について身体を起こした。御坂美琴はゆっくりと身体を起こして、正面から少年と向き合った。

美琴「…で、アンタが知らない間に怪我してたり、外国に行っていたりするのは、魔術師ってのが関係しているわけ?」

上条「まあ、そうだな」

美琴「ふーん」

228 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/08 22:14:10.96 ID:YUy5.OQ0

上条「炎の魔人に焼かれそうになったり、氷でできた船に攫われたり、魔法の剣で切られそうになったり…」

美琴「アンタを主人公にして一大スペクタクル映画が作れそうね。ロシアじゃ空に浮かぶでっかい島にいたし」

上条「…そうかもな」

美琴「暫く行方不明になって、何事も無かったかのように戻ってきて…」

上条「…」

美琴「…心配したんだから」ボソッ

上条「え?」

美琴「心配したって言ってるのよ!悪い?」

上条「いや、…嬉しいです」

美琴「そ、そう」///

上条「えーっと、じゃあ話を進めてもいいか?」

美琴「…」コクン

上条「…インデックスは一年間で記憶を消さなければ死んでしまうと言われていたみたいで、魔術師が何度も記憶を消していたみたいだ」

美琴「…」

上条「記憶を消さなくていいようにしたのが俺らしい。その代償で記憶を失ったらしいんだけど…、俺はそれで別にインデックスたちを責める気は無い」

美琴「…」

229 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/08 22:19:28.26 ID:YUy5.OQ0

上条「あー、それでだな、俺が記憶を失っているのを知っているのは、医者と御坂だけだ」

美琴「え?」

上条「医者が魔術師から預かったっていう手紙を読んで、その後、病室に来たインデックスの話を聞いたら…インデックスには記憶を失っていることを気付かせてはいけないって思ったんだ」

美琴「…」

上条「インデックスと俺が記憶を無くしたってことで重なったように思えたっていうか、インデックスが今までに何回も記憶を失っていたことを考えると、俺は初めてだからいいかななんて思ったりしてな」

美琴「…馬鹿じゃないの、アンタ」

上条「…かもしれないな」

美琴「他人が犠牲になるなら自分が犠牲になった方がいいなんてカッコつけてるんじゃないわよ!」

上条「人が傷つくのを見るぐらいなら、自分が傷ついた方がマシだろ?」

美琴「アンタはいつもそうね。でも、おせっかいも度が過ぎると押し付けでしかないのよ」

上条「御坂…」

230 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/08 22:29:12.82 ID:YUy5.OQ0

美琴「それで、なんであの子と一緒に住んでるの?」

上条「俺があいつの保護者として認識されているから…らしい」

美琴「らしい?」

上条「記憶を失う前にインデックスを保護して、それから禁書目録の管理業務を負う者としてイギリス清教に認識されている」

美琴「魔道書のデータベースみたいなものでしょ?それなのになんでアンタが管理者なのよ?」

上条「インデックスが上条さんを信頼しているからと言っているけど、実際はこの右手を監視するための口実にインデックスを利用しているんじゃないかと思っている。インデックスは何も知らないし俺の考えすぎかもしれないが」

美琴「アンタの右手って魔術も消すの?」

上条「ああ」

美琴「それじゃあ、アンタの予想もハズレってわけでもなさそうね」

上条「どういうことだ?」

美琴「…アンタの右手は学園都市も狙ってるみたい」

上条「なんでそんなことがわかるんだ?」

美琴「…ロシアに行ったときに、ちょろっとね」

目の前の少年が幻想殺しと呼ばれてていること。

学園都市以外の組織に組した場合、生命維持装置を使ってその身体を確保することを第二目標に設定されていたこと。

そんな記憶を思い起こして、御坂美琴は目の前の少年を見る。

231 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/08 22:38:34.96 ID:YUy5.OQ0

美琴「ま、希少な能力者って認識されているってことね」

上条「上条さん無能力者なんですけどね…」

美琴「超能力者の力を打ち消しちゃう奴が無能力者って、ふざけすぎでしょアンタ」

上条「そんなこと言われても、無能力者としか判定されないんですけど」

美琴「…まあいいわ。…それよりも、なんでわたしに教えるのよ。記憶喪失って」

上条「…御坂には嘘を付きたくなかった」

美琴「今まで黙っていたのに?」

上条「そうだな。自分の気持ちに気付いたから、御坂に嘘を付きたくないって思うようになったって言った方がいいでしょうか」

美琴「なによそれ?」

上条「お前に全てを知ってもらったうえで、言いたいことがあるんだ」

美琴「…なによ」

232 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/08 22:48:48.43 ID:YUy5.OQ0

上条「いや、その、なんて言いましょうか…」カァッ

美琴「…」

上条「俺、御坂のことが好きだって気付いたから」カァッ

美琴「え…」

上条「だから、お前には全てを知っていてもらいたかったんだ」

美琴「あ…」

上条「…御坂」

美琴(ど、ど、ど、ど、ど、どうしようっ!?なんなのこの展開は!?)///

上条「…」

美琴(わたしのことが『好き』って、言った?言ったよね!?言ってくれたよね!?)///

上条「…」

美琴「あ、あの…」///

上条「御坂?」

233 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/08 23:23:54.69 ID:YUy5.OQ0

美琴「魔術とか記憶喪失とかで頭の中がぐちゃぐちゃなんだけど…」///

上条「あ、ああ…」

美琴「なんだか凄いことを言われた気がするんだけど」///

上条「う、うん」///

美琴「…その、さ」カァッ

上条「…」

美琴「ちゃんと言って欲しいかな、なんて…」ウワメヅカイ

上条「!?」

美琴「そりゃあ、アンタのことを説明したわけだから、色々ごちゃまぜになるのはわかるんだけど…」

上条「…」

美琴「大事なことは…ちゃんと伝えて欲しい」カァッ

上条「御坂…」

239 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/13 22:56:40.87 ID:3XU2uAo0

顔が熱い。胸が苦しい。きっと俺、顔、赤いんだろうな。

美琴「…」ドキドキ

上条「御坂…」ドキドキ

ゆっくりと、御坂の傍へと歩いていく。

喉が渇く。足取りが重い。

上条「御坂…」ドキドキ

美琴「…」ドキドキ

上条「…好きだ」///

美琴「…ホント?」

上条「ああ」///

美琴「…わたしも、アンタが好き」///

上条「!!」

美琴「…」メヲトジル

ええと、これはつまり…。アレですよね?

241 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/13 23:02:29.94 ID:3XU2uAo0

上条「…」ドキドキ

美琴「!!」ビクッ

そっと肩に手を置くと、御坂の身体が小さく震えた。

上条「あ、悪い」

美琴「い、いきなりでびっくりしただけだから…」///

上条「そうか」///

目を閉じたまま強がる御坂がどうしようもないくらいに可愛く見える。

上条「…」チュッ

美琴「…え?」

上条「…感染(うつ)るといけないから、今はこれで…」///

頬にキスするのも結構、恥ずかしいんですけど。

それなのに何故、睨まれないといけないのでしょうか?御坂センセー?

242 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/13 23:09:44.10 ID:3XU2uAo0

美琴「…別に、感染ってもいいのに…っていうか、空気読みなさいよ馬鹿!」ムッ

上条「看病までしてもらったうえ病気まで感染させたら、上条さん御坂に合わせる顔なくなってしまいます」

美琴「アンタわかってない!」

上条「!?」

美琴「わたしが目を瞑るのに、どれだけ勇気出したかわかってない!」カァッ

上条「御坂…」

美琴「…は、初めてだけど…」///

上条「…」

美琴「アンタとなら…いいと思ったから」///

上条「御坂…」

美琴「…まあ、アンタそういう人だから仕方ないけど」ハァ

上条「はは。悪いな」

美琴「…そういえばアンタ、薬飲んだの?」

上条「あー、まだ飲んでない」

美琴「お水持ってくるから、薬用意して待ってなさい!」トテトテ

上条「…」ポリポリ

243 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/13 23:15:51.24 ID:3XU2uAo0

美琴(まったく…アイツらしいといえばアイツらしいか)ハァ

先ほど少年の唇が触れた頬に手を当てながら、少女は小さくため息をついた。

美琴(変に気を回しすぎるとことがあるのよね…)

マグカップに水を入れながら、少年の気遣いを恨めしく思っていたりする。

美琴(…結構、勇気出したのになあ…)

蛇口を閉め、水を入れたマグカップを一旦流し台の上に置く。

美琴(でも、『好き』って言ってくれた)ニヘラー

ずっと思いを寄せていた相手からの告白。

美琴(…こ、恋人同士、だよね?)カァッ

そう考えて気が付いた。お互いの気持ちは知ることができたけど、交際を申し込まれたりしていないということに。

美琴(あれ?告白って、気持ちを伝えるだけ、…じゃない?)

マグカップを持ち上げ、水を一口飲む。

美琴(落ち着け、ええと、わたしはアイツに『好き』って言われて、わたしもアイツに『好き』って伝えたから、いわゆる相思相愛ってやつよね?)///

とりあえずお互いの気持ちは確認したはずだ。

美琴(でも、なんだかんだでうやむやにしちゃったから、…あれ?もしかしてわたしのせい?)

マグカップの中の水面を見つめて考える。

美琴(…ど、どうしよう)

244 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/13 23:27:17.85 ID:3XU2uAo0

水の入ったマグカップを持って部屋へと戻ると、上条当麻は手に持った紙袋を弄びながらベッドに腰掛けていた。

美琴「はい、お水」

上条「ああ、サンキュ」

美琴「…」

上条「…ん?どうした?」

美琴「…その、さ。治ったら、遊びに行こ?」

上条「ん?そりゃ構わないけど…」

美琴「…なによ?嫌なの?」

上条「嫌なわけないだろ。あー、そうじゃなくってだな…」

美琴「…」

上条「…いわゆる、『デート』ってやつでしょうか?御坂センセー」カァッ

美琴「!!そ、そうなるわね」カァッ

245 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/13 23:34:42.38 ID:3XU2uAo0

上条「…常盤台は外出時も基本的に制服なんだよな?」

美琴「う、うん」

上条「そ、そうか」

美琴「なによ?」

上条「ん?いや、その、御坂の私服姿も見てみたいかなー、なんて上条さんは思ったりするわけですよ」カァッ

美琴「そ、そう」///

上条「うん」///

美琴(なんかこれっていい雰囲気じゃない!)///

上条「…っと、薬、薬」ゴクン

美琴「っ!!」カァッ

上条「ん?」

美琴「…あはは。ちょっろっとね~」カァッ

上条「なんなんでしょうか?」

美琴「…間接キス」カァッ

上条「うぇ!?」

美琴「さっきその水飲んじゃった」///

利き手が同じでマグカップの持ち方が同じなら、必然的に口をつける場所が同じになる。

246 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/13 23:40:19.00 ID:3XU2uAo0

上条「そ、そうか。ま、まあ、御坂は病気じゃないから、大丈夫」カァッ

美琴「…病気だもん」カァッ

上条「え?」

美琴「…上条当麻症候群って病気だもん」カァッ

上条「御坂センセー、言ってて恥ずかしくないですか?それ。いや、嬉しいんですけどね」カァッ

美琴「う、うるさい!しょうがないじゃない!」カァッ

上条「そこで逆ギレ!?」

美琴「あ、アンタはどうなのよ!?」カァッ

上条「ど、どうなのとは?」

美琴「…御坂美琴症候群に罹ってくれてる?」ウワメヅカイ

上条「!!」カァッ

美琴「…ねえ?どうなの?」

上条「…あー、御坂センセー?どうしちゃったのですか?」

美琴「…アンタのせいよ」ボソッ

247 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/13 23:46:47.93 ID:3XU2uAo0

上条「俺のせいですか!?」

美琴「そうよ!アンタがはっきりしないから!だからわたし…、ああもう!馬鹿っ!」ダキツキ

上条「!!」

床にマグカップが落ちるゴトンという音がやけに大きく聞こえた。

上条「御坂…」///

美琴「アンタが好きなの!もう、どうしようもないくらい!」ギュッ

上条「…」

美琴「なのに、アンタって中途半端にしか言ってくれないし、付き合ってくれとか言ってくれないし…」ギュッ

少女の声が震える。

美琴「不安なの…」ギュッ

上条「御坂…」

美琴「ホントに、わたしのこと、好き?」ギュッ

248 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/13 23:50:42.15 ID:3XU2uAo0

上条「…」ギュッ

美琴「!!」

上条「ごめん、御坂」ギュッ

美琴「…」

上条「不安にさせて、ごめん。俺は…上条当麻は御坂美琴が好きだ」ギュッ

美琴「…ホント?」

上条「ああ、本当だ。…御坂。…俺と付き合ってくれるか?」ギュッ

美琴「うん!」ギュッ

上条「ありがとう…御坂」ギュッ

美琴「…大好き」ウルウル

上条「…御坂センセー。それは反則です」

美琴「なんで?」ウルウル

上条「感染るとか気にできなくなります」

249 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/13 23:59:00.41 ID:3XU2uAo0

美琴「…いいよ?」メヲツブル

上条「!!」

美琴「…っていうか、して、欲しい…」カァッ

上条「み…さか」

美琴「アンタの、彼女って実感したい…から」///

上条「…」

美琴「…」

上条「…」チュッ

美琴「ん…」チュッ

上条「…」///

美琴「…」///

250 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/14 00:07:21.50 ID:4dc0NFwo

エンダァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

251 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/14 00:10:33.86 ID:XfQWmAgo

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

252 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/14 00:15:31.53 ID:BUB5vUY0

-----

黒子「…お姉さま。昨日は研究の協力に行っていたのではなかったですの?」

美琴「…そうだけど」コンコン

黒子「…では、なぜあの殿方と同じ病気に?」

美琴「さ、さあ。なんでかしら?昨日の朝に行ったとき感染されたとか…かな?」///

黒子「…」ハァ

美琴「…なによ?」

黒子「黒子に隠し事は無駄ですの。お姉さま…穢れてしまったのですね」クッ

美琴「な、な、な、なにを言ってるのよアンタ!キ、キ、キスしただけよ!!」カァッ

黒子「お、お、お、お姉さまの唇が…」ワナワナ

美琴「…あ」カァッ

黒子「黒子が消毒してさしあげますの!!お姉さまああああああっっ!!」ムチュー

美琴「ちょっ!黒子!やめなさい!!」ビリビリ

黒子「ああーーーん!!不幸ですのぉぉぉっ!!」ビリビリ

美琴「さりげなくアイツの真似するなああああ!!」

おしまい

253 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/14 00:24:52.20 ID:BUB5vUY0

甘甘な上琴はキスくらいで終わらせるのがいいと思うのですww

次はどんなカップリングにしようかなあ…

254 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/14 00:28:40.31 ID:XfQWmAgo

テッラ総受けで

257 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/14 00:39:51.43 ID:zabq8T.o

>>254
自重してくださいシスタールチア

255 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/14 00:31:28.02 ID:vlQJ3wso

垣根×土御門
じゃなくて、青髪ピアス×姫神で

256 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/14 00:39:38.91 ID:VoSqD2ko

上条×オルソラで

258 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/14 03:11:23.91 ID:R8hY0WEo

クリスマスとのカウントダウンの所為もあって頭かきむしりたくなったぜ…GJ
青髪ピアス×姫神俺も見てみたいな

259 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/14 14:30:52.27 ID:z7Oe/.so

青ピ×姫神とか俺得過ぎるじゃないか

それはともかくあまあまの上琴あざーっす!
最高でした!
あまあまの最高潮は成就するまでのもどかしさと成就した瞬間のカタルシスですよね
非常にいい〆方だと思いますです

261 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/15 00:31:30.86 ID:Vokfg6w0

おぅふ。甘ァいですねェ
お疲れさまっす

262 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/15 21:46:55.19 ID:T31Gsf.0

甘くていいんだけど、なんか設定が中途なところがあるなぁ
ロシアの後ならインデックスも記憶喪失のこと知ってるだろうに
というかそもそも美琴も記憶喪失知ってるし

263 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/15 21:54:31.19 ID:XY815CUo

>>262
えっ
美琴知ってたっけ?

264 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/15 22:11:06.65 ID:T31Gsf.0

知ってるよ。14巻で上条さんとテッラの戦いを携帯で聞いてたから。

265 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/15 23:23:40.37 ID:MNuKrMo0

皆様レスありがとうございます。

テッラ総受けはアッーな展開しか思い浮かばなかったのでごめんなさいorz

垣根×土御門は金髪グラサンの人が襲ってくる気配があるのでごめんなさいorz

青ピ×姫神は意外な人気ですねww考えて見ます。

上条×オルソラは話がかみ合わない中で気が付くと…みたいな展開が浮かびましたww

>>262 ご指摘ありがとうございます。

1はグギャアアアアと叫びながら慌てて修正を投下しようと思いますorz

225修正

×上条「…俺、8月以より前の記憶が無いんだ」

○上条「…俺、8月より前の記憶が無いんだ」

229修正

×上条「あー、それでだな、俺が記憶を失っているのを知っているのは、医者と御坂だけだ」

○上条「あー、それでだな、俺が記憶を失っているのを知っているのは、医者とインデックスと、御坂だけだ」

266 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/15 23:29:28.81 ID:MNuKrMo0

231 次の文を削除

上条「そんなこと言われても、無能力者としか判定されないんですけど」

美琴「…まあいいわ。…それよりも、なんでわたしに教えるのよ。記憶喪失って」

上条「…御坂には嘘を付きたくなかった」

美琴「今まで黙っていたのに?」

上条「そうだな。自分の気持ちに気付いたから、御坂に嘘を付きたくないって思うようになったって言った方がいいでしょうか」

267 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/15 23:30:23.23 ID:MNuKrMo0

↑削除箇所に次の文を追加

美琴「…まあいいわ。…それよりも、なんであの子も記憶喪失って知ってるのよ?」

上条「ロシアであいつと話したときに、黙っていられなくなって話しちまった」ポリポリ

美琴「そう。…アンタらしいわね」ハァ

上条「…」

美琴「それで、わたしに話したのはどうして?」

上条「…御坂には嘘を付きたくなかった」

美琴「今まで黙っていたのに?…っていうか、わたし、アンタが記憶喪失だって知ってるんだけど?」

上条「うぇ!?なんで知ってるんですか!?御坂センセー」

美琴「…その様子じゃ第二十二学区で会ったことも忘れてるのね」ハァ

上条「第二十二学区?」

美琴「アンタ、怪我して病院から抜け出してきたような格好でフラフラしながら歩いてきて、わたしが止めるのも聞かないでどっか行っちゃったのよ」

上条「…あ」

美琴「なによ?」

上条「御坂に会ったような気がしたのは夢じゃなかったんだな…。悪い。あんまり覚えてないんだけど、そのとき話したのか?記憶喪失ってさ」

美琴「結果的にはそうなるわね。…まあ、アンタが全部一人で抱え込んじゃうから、わたしが問い詰めて認めさせたんだけど」

上条「あれ?俺と話す前に気付いてたのか?」

美琴「…ごめん。アンタがアビニョンがどうのってかけてきた電話、ずっと聞いてたんだ。そうしたらアンタが戦っていた相手が『どうして記憶を失ったのか、そこから調査をしてみるのも面白いかもしれませんねー?』とか言ってたから…」

上条「うぇ!?壊れてなかったのアレ!?」

美琴「そうみたい。…魔術ってのに違和感を感じなかったのも、話に出ていたからかな。アンタが記憶失ってるって聞いてそんなのぶっ飛んじゃってたけど」

上条「そう…か」

美琴「…ねえ?どうしてわたしに記憶を失っているって言いたかったの?」

上条「…自分の気持ちに気付いたから、御坂に嘘を付きたくないって思うようになったって言った方がいいかな」

268 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/15 23:39:12.76 ID:T31Gsf.0

わざわざ直すとは・・・
お疲れさま。
しかし一度指摘した以上言うが、そのシーン17巻の冒頭でやってるな。

269 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/15 23:41:34.89 ID:J/O3GbYo

大丈夫、適当に脳内変換して補ってるから

270 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/15 23:49:11.93 ID:MNuKrMo0

>>268
うわああああ、本当だああああああorz
こ、これはこの話の設定上、修正不可能な展開!?
よ、よし、17巻冒頭の上条・美琴のエピソードはなかったというパラレル設定でお願いしますorz

>>269 ありがとうありがとう;;

271 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/12/15 23:58:41.31 ID:T31Gsf.0

了解。俺も脳内変換しとく。

272 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/16 00:04:27.93 ID:t5/XtgSO

上琴かわえええええ


上条 アニェーゼ
みたいです

273 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/16 00:15:45.48 ID:bi8dJXAo

>>265
>上条×オルソラは話がかみ合わない中で気が付くと…みたいな展開が浮かびましたwwww

是非ともその浮かんだ展開を文章に!

274 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/12/16 10:21:30.00 ID:slr2D/c0

うは、修正入れるとは。1さん超乙。パラレルもOKOK。

俺も上条×オルソラに1票。

欲を言えば五和編の続きも見たいです…。麦のんでやってるからいけるよね?1さんww

275 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/17 23:10:23.24 ID:hkjLBZQ0

>>271 ありがとうありがとう;;

上条×アニェーゼ アニェーゼの部下が暗躍しそうな展開が浮かんだかもww

上条×オルソラ オルソラが攻めな感じになってしまう…orz

五和編の続き うーん。大精霊モロメイドかぁ…。

五和「私、そんなに魅力ありませんか?」

上条「いや、そんなことありませんけれどもっ!?見えてる、見えてるから!」///

五和「見せてるんです!…触っても、いいんですよ?」ムギュッ

上条「なんでこんな幸運なことに!?上条さん的にありえない!!」///

五和「うふふ。私で感じてくれているんですね」サワサワ

上条「そ、そんなところ触っちゃいけません五和さん!!」カァッ

五和「…好きにして、いいんですよ?上条さん」ハムッ

上条「!!」(耳たぶ噛まれた)///

…むう。なにか違うかもなんだよっ!

276 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/17 23:20:07.46 ID:hkjLBZQ0

とりあえず 上条×オルソラ 強引な展開でお送りしますww

オルソライズム

そろそろ夕飯の準備をしようかなと思った頃、唐突にピンポーンとインターホンが鳴った。

上条「はいはい。どちらさまですか?」ガチャ

オルソラ「こんばんはでございます」ニコ

上条「オルソラ!?」

オルソラ「こちら、上条当麻様のお家で間違いございませんか?」

上条「俺を見ればわかるだろう!」

オルソラ「はい、オルソラでございますよ」

上条「うわっ。相変わらず話しづらいな!」

オルソラ「確かに、あなた様を見た時点で気が付いていたのですけれども」

上条「うん。お前がオルソラだってことはまったくもって一筋も疑う余地が無いことはわかった。で、いったいどうしたんだ?」

オルソラ「そうでございますか?」

上条(オルソラの返事がワンテンポ遅れてくるのならば、ここはひとつ様子を見れば!)

オルソラ「…あのう?どうかしましたか?急にお黙りになって」

上条「なんでそうなる!?」

277 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/17 23:26:28.79 ID:hkjLBZQ0

オルソラ「はい。あなた様に会いに参りました」

上条「へ?」

オルソラ「あのう…。大変申しにくいのでございますが、いつまで玄関先でお話すればよろしいのでしょうか?」

上条「あ、悪い。じゃあとりあえず上がってくれ。靴は玄関で脱いでくれな」

オルソラ「はい、お邪魔いたします。あら、靴は脱がなくてはいけないのですか?」

上条「ああ。頼む」

オルソラ「では、お邪魔いたしますね」ガチャ

上条「とりあえず、お茶入れるからその辺に座っててくれ」

オルソラ「はい」

部屋の主は台所へと姿を消した。一人残されたオルソラは、物珍しそうに部屋を一望してから、のんびりとした口調で尋ねる。

オルソラ「インデックスさんはいらっしゃらないのですか?」

上条「ん?インデックスに用事があったのか?」

オルソラ「以外と狭いお部屋にお二人で住んでいらっしゃるのですねえ」

上条「いやっ、確かに同居はしていますけれどもっ!そういう言い方されると一線を越えたふたりっぽく聞こえるからやめて!」

278 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/17 23:32:43.57 ID:hkjLBZQ0

お茶を入れたマグカップを両手に持って部屋へと戻ってきた上条を真っ直ぐに見つめながら、オルソラは小さく首を傾げる。

オルソラ「私はあなた様に会いに来たと言いましたが?」

上条「…イギリスでなにかあったのか?」コトン

オルソラ「いえ、特に何も」

上条「…あー、インデックスは今日、知り合いのところにお泊りなんだわ」

白い修道服の同居人は小萌先生主催の女の子だけのお鍋パーティーそしてお泊り会に参加するため、学校から俺と一緒に来た姫神に連れられて小萌先生の家に去っていった。

オルソラ「左様でございますか」

上条「インデックスに用事があるのなら呼び戻すけど、どうする?」

オルソラ「インデックスさんに用事はないのですよ」

上条「うーん。イギリス清教絡みじゃないとすると、いったい?」

オルソラ「キオッジアでの約束を履行していただこうかと思いまして」

上条「は?」

オルソラ「観光ついでにあなた様のご招待を受けさせていただこうかと」

上条「…招待?」

そんな約束したっけ?

279 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/17 23:40:29.27 ID:hkjLBZQ0

オルソラ「結局、あなた様がロンドンにいらした時は、私のお部屋にご招待するどころではありませんでしたので、日本に来てしまいました」ニコ

上条「ああ、そう言えば、それどころじゃなかったなあ」

オルソラ「そうそう、日本ではお部屋の中で帽子などを被っていてはいけないのでしたね」ゴソゴソ

言いながらオルソラは頭に被っていたフードを外してきちんと畳んでから床の上に置き、乱れた髪を手櫛で整える。

オルソラ「失礼いたしました」

上条「フードは別に被っていてもいいんじゃないか?インデックスは被りっぱなしだし」

オルソラ「あなた様はそういったのがお好みなのですか?」

上条「…はい?」

オルソラ「あまり汚すのもどうかと思うのですけれども…」

上条「なんのことですか?オルソラさん?」

オルソラ「あの、お願いがあるのですが」

上条「なんでしょうか?」

オルソラ「あなた様の右手をお貸しいただけますか?」

280 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/17 23:46:34.10 ID:hkjLBZQ0

上条「幻想殺しを?」

オルソラ「いえ、あなた様の右手を」

上条「だから、幻想殺し…」

オルソラ「そうではなくてですね、私にあなた様の右手を触らせてくださいますか?」

上条「あ、そういうことね。はいはい」ミギテ サシダス

オルソラ「こちらにお越しいただけますでしょうか」ポンポン

オルソラは自分の左側の床を軽く叩く。上条は軽く頷いて、彼女の左隣へと歩いていき、目の前に右手を差し出した。

オルソラ「ありがとうございます」

彼女は差し出された右手を下から包むようにして両手で持つと、そのままゆっくりと自分の胸に押し付ける。

上条「な、な、な、な、なにをするのですか!?オルソラさん!?」カァッ

オルソラ「はい。実はですね、呪いをかけられたみたいでして。あなた様の幻想殺しが効くかどうか試しているのですよ」ススス

上条「…なんで左側に手を動かすのですか?オルソラさん」

オルソラ「ちょっと掴んでみてもらえますか?優しくですよ?」

上条(…うわっ、なんだこれ、柔らかっ)モミン

281 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/17 23:53:25.00 ID:hkjLBZQ0

オルソラ「…ぁん。これではっきりしましたわ」

上条「なにが?」

オルソラ「私に呪いをかけたのがあなた様だってことが」

上条「なっ!?俺、そんなことしてませんよ!?」

オルソラ「あら、往生際が悪いですわね。えいっ、でございます」ドサッ

上条「なにをっ!?むぐっ!?」

オルソラ「…まあまあ、これはなかなかいいものでございます」チュッ

上条(お、俺、襲われてる!?)

オルソラ「あなた様は着衣のままがお好きなようですから、このまま失礼します」ヌガシ ヌガシ

上条「そんなこと言ってないし!ってかなに脱がしてるんだコラ!やめろ、やめてくださいオルソラさん!!」ジタバタ

オルソラ「あら?あなた様は先ほど、着ていた方がいいと仰ってましたよね」ヌガシ ヌガシ

上条「あれってそういうことだったの!?私めが言ったのは修道女は室内でフード被っていても問題はないってことなんですけどもって…駄目、それ以上脱がさないで!」ジタバタ

282 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/17 23:58:40.51 ID:hkjLBZQ0

オルソラ「あら?そうでしたの。では、失礼して私も…」ヌギヌギ プルン

上条「オルソラさんには恥じらいと言うものはないのですか!!」カァッ

オルソラ「あら。先ほどから凄いドキドキしておりますけれども?触ったときに気付きませんでしたか?」

上条「まったくわかりませんでした!」

オルソラ「では、これなら、どうでしょうか?」ムギュッ

そう言うと、オルソラは自らの胸の中に上条の頭を埋めさせた。

上条(く、苦しい!!なんかいい匂いはするんだけれども!)ジタバタ

オルソラ「あらあら、こうしてるとなにもすることができませんね。ドキドキしているのわかりました?」

上条「わ、わかったけど、なんでこんなことするんだよ!?」///

オルソラ「あなた様にかけられた呪いを解くためでございますよ」

上条「だから、俺は呪いをかけた覚えが無いんですけど!?」

オルソラ「おかしいですね?こんなにわかりやすく言っておりますのに」クビカシゲ

上条「いや、まったくわからないから!」

283 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/18 00:04:15.70 ID:fLvlxQU0

オルソラ「あなた様を想うだけで胸が苦しくなって、心が寂しくなって身体が疼いてしまうのでありますよ」

上条「いきなり何をカミングアウトしてるんですか!?敬虔であるべきシスターが!?」

オルソラ「あら。シスターといえど、ただの女ですわよ?」

上条「普通、男の前で口にしちゃいけない言葉だと思うんですけど!?」

オルソラ「あなた様の好きにしていいのですよ?」

上条「な、なにを言い出すんですかオルソラさん!?」

オルソラ「あなた様に抱かれることで、呪いが祝福に変わるのでございますよ」

上条「だ、だ、だ、抱く、抱く!?」カァァッ

オルソラ「はい。抱いてくださいませ」

上条「いや、あの、オルソラさん?上条さん突然すぎて良くわからないのですけども!?」///

オルソラ「なにがでございますか?」

上条「もしかして、私め、オルソラさんに告白されてます?」

284 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/18 00:09:12.18 ID:fLvlxQU0

オルソラ「…」チュッ

上条「っ!?」///

オルソラ「こんなこと、あなた様としかしたくありませんですわよ?」チュッ

上条「オルソラ…」カァッ

オルソラ「呪いを、解いてくださいませ」カァッ

上条「オル…ソラ…」ギュッ

オルソラ「…」ギュッ

上条「…」ギュッ

オルソラ「…」ギュッ

上条「…」ギュッ

オルソラ「あのう…。抱くってそういう意味ではないのですけれども…」

上条「言わないで!上条さん耐えられなくなるからっ!!」

285 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/18 00:17:31.56 ID:fLvlxQU0


オルソラ「耐えなくてもよろしいのでございますのよ?」

上条「上条さん的にそういうのは駄目なんです!」

オルソラ「…女に恥をかかせるおつもりなのですか?」

上条「そんな恥ならいくらでもかいてください!お願いします!!」

オルソラ「…私、明日にはロンドンへ戻らねばならないのですけれども…」

上条「…」

オルソラ「あなた様と既成事実というものを作っておきたいのですけれども」

上条「なんでそうなるんですか!?」

オルソラ「…だって、あなた様は…あなた様の周りにはインデックスさんを始めとして女性が大変多くおられますので、私など普通なら相手にしてもらえないと思いますので…」

上条「だからって、そんな捨てるように貰うのは嫌だ!」

オルソラ「…え?」

上条「良くわからないけど、恋人ってこんな急になるようなものじゃないだろ?もっとこう、お互いを知ってからそういうことするようになるっていうか」

286 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/18 00:34:16.24 ID:fLvlxQU0

オルソラ「…私は、あなた様のことをお慕い申しておりますよ」

上条「うん。それは正直嬉しい。オルソラは美人で、優しいし、料理も上手いし」

オルソラ「なら、よろしいじゃありませんか」

上条「だからこそ、だからこそだ。オルソラ」

オルソラ「意味がわかりらないのですが?」

上条「なんていうか、男のプライドってものがあってですね…」

オルソラ「まあ。差別でございますか?」

上条「何でそうなるの!?」

オルソラ「だって、恋愛には男も女も関係ないじゃありませんか」

上条「いや、そりゃそうだけど」

オルソラ「…あなた様が手を出してくださるように我慢してきましたけども…」

上条「オ、オルソラさん!?」

オルソラ「どうやら、襲わないと駄目みたいですね」ニコ

287 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/18 00:40:57.25 ID:fLvlxQU0

なんかオルソラさんが暴走しているwwううむ…

今日はここまで。おやすみなさいませorz

289 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/19 22:48:01.68 ID:YEAWRtU0

上条「ちょっと待って、落ち着いて、オルソラさん!?」

オルソラ「とりあえず脱いでしまうのでありますよ」ヌギヌギ

上条「ちょっ!?」カァッ

オルソラ「えいっ、でございますのよ」ダキッ

上条「う、うわっ!?」

オルソラ「…ん。ふふ…」チュッ チュパ

上条「んっ!?」///

オルソラ「まあ、以外と鍛えていらっしゃるのですね」ヌガシ ヌガシ

上条「オルソラっ!?」

オルソラ「我慢なさらなくてよろしいのでございますよ?」ナデナデ

上条「あっ!!そこは…!!」ビクン

オルソラ「こうすればよろしいのですか?」ナデナデ

上条「あああ…あ…!!!」ビクン

290 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/19 22:54:17.90 ID:YEAWRtU0

オルソラ「…私にも、触れてくださいませ…」スッ

そう囁くと、オルソラは上条の右手に自分の手を添え、自らの秘所へと導いた。

上条(…熱い)///

オルソラ「…私が恥ずかしくないと思っているのでしたら、それは間違いですのよ」カァッ

上条「オルソラ…?」

オルソラ「こうでもしないと、あなた様はきっと私のことなど見向きもしてくださいませんから…、あなた様に可愛がっていただこうと誘っているのでございますよ」カァッ

上条「俺のために…?」

オルソラ「ええ。あなた様のために…」チュッ

そう言ってからオルソラが軽くキスをしたとき、上条当麻の中で何かが弾け飛んだ。

上条「オルソラっ!!」ガバッ

オルソラ「ああっ…!!」

291 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/19 22:57:55.49 ID:YEAWRtU0

上条「…ん」ムニュ

柔らかな何かが肩に当たる。甘い香りが鼻腔をくすぐる。

上条「…あ」

目の前で眠る女性。布団の下から覗く白い肌がなんとも艶かしい。

上条(俺、オルソラと…)カァッ

昨夜のことを思い出して顔が熱くなる。

上条(偉そうなこと言って、結局やっちゃったからなあ…。何回も)ハァ

甘い声、艶やかな肢体。

オルソラ『あなた様を愛しています…』

情事の後、彼女はそう囁いてから儚げに微笑んだ。

上条(俺は…)

292 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/19 23:07:28.51 ID:YEAWRtU0

オルソラ「…ん」モゾモゾ

上条「!!」

オルソラ「おはようございます」ニコ

上条「あ、ああ、おはよう」ドキドキ

オルソラ「…身体が痛いでございますのよ」

上条「大丈夫か?」

オルソラ「予想していたよりも激しいものでございました」

上条「…あー、その、すまん」

オルソラ「いいえ、あなた様のせいではございません」

上条「オルソラ…」

オルソラ「そのような顔をなさらなくてもよろしいのでございますよ」

上条「え?」

オルソラ「私はこれ以上のことは望みませんから」ニコ

昨夜と同じ、儚げな微笑み。

293 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/19 23:12:42.27 ID:YEAWRtU0

上条「…どういうことだ?」

オルソラ「あなた様を縛る気はないということでございますよ」

上条「は?」

オルソラ「一夜限りの過ちと考えていただければ、あなた様にもご迷惑ではないでございましょう?」

上条「…ふざけるなよ」

オルソラ「ふざけてなどおりませんが」

上条「そんな泣きそうな顔してなに言ってるんだよ?」

オルソラ「泣きそうになど…」

上条「まったく。嘘が下手だな。オルソラ」

オルソラ「…修道女は嘘などつきませんのでございますよ」

上条「…布団の中で向き合って言うことじゃないと思うけど」

そう言って言葉を切ると、上条当麻は真っ直ぐにオルソラを見つめた。

294 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/19 23:17:17.46 ID:YEAWRtU0

上条「俺の彼女になってくれ」

オルソラ「…あ」ウルウル

上条「好きだ。オルソラ」

オルソラ「…これは夢でございますか?」ウルウル

上条「夢じゃない」

オルソラ「私、ロンドンに戻らなくてはいけません」ウルウル

上条「インデックスを行かせればいい。ステイルや神裂がなんとかしてくれるさ。と言うか…」チュッ

オルソラ「!?」

上条「オルソラを離したくないから」ギュッ

オルソラ「上条さん…」ウルウル

上条「やっと名前を呼んでくれたかと思えば、苗字?」

オルソラ「…意地悪でございますのよ…。当麻さん」カァッ

上条「…昨日の返事」

オルソラ「え?」

そう言うと上条は顔を赤くしながら腕の中のオルソラの耳元にそっと囁いた。

上条「愛してる」

おしまい

295 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/19 23:39:26.21 ID:YEAWRtU0

うーん。なんかうまく書けなかった…orz
エロ方向に持っていくんじゃなくて甘甘が至高だな、うん。

現在の脳内SS構想

青髪ピアスと姫神の放課後の何気ない会話(青ピ×姫神ほのぼの系) 

打ち止め「ミサカの作ったゲームで遊んでってミサカはミサカはお願いしてみる!」(一方通行ヘタレ系)

上条(なに?この可愛い子は?)(上琴ベースだけど他の子でもできそうだ)

青髪ピアスと姫神をキャッキャウフフさせるのは難しいよママン…

296 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/19 23:41:00.56 ID:lg0BRSwo

乙乙
色んな話やカップリングが見れるここは幸せの宝庫だぜ
次回のお話も楽しみにしてる!

297 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 00:02:12.98 ID:LTBwMwQ0

>>296 ありがとうございます。

姫神と青髪ピアスのほのぼの系?「とある一年七組の放課後」


放課後の教室。鞄に教科書やノートなどを詰め込んでいた少女の耳にボソッと呟く低い声が聞こえてきた。

青ピ「…暇や」

背の高い青髪ピアスの学級委員(男)が机の上に突っ伏している。

青ピ「なんでカミやんも土御門君も休みなんや…」ハァ

仲のいい友人の不在が思いのほか堪えているようだ。

姫神(上条君はきっとまた、人助けしてるんだろうな。『不幸だ~!』なんて言いながら)クス

その場にいないツンツン頭の少年を思い出して、少女は小さく笑う。

青ピ「…なんや姫神ちゃん、そない僕がへこんでるのがおもろいんか?」

姫神「あ、別に青ピ君のこと笑ったわけじゃないから」

青ピ「ほんまに?」

姫神「うん。ちょっと思い出し笑い」

そう答えてから、姫神秋沙は青髪ピアスの方へ身体を向けた。

298 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 00:08:48.79 ID:LTBwMwQ0

青ピ「ふーん。…あー、思い出すって言やあ、姫神ちゃんの家って神社かなんか?」

姫神「別に神社ではないけど、どうして?」

青ピ「どうして…って、最初会ったとき、姫神ちゃん、巫女さんの格好してたやろ?」

姫神「そうだっけ?」

青ピ「こっちはカミやん他一名と一緒に見てるんやから、言い逃れはできないんやで、姫神ちゃん」

そういえば、一緒にいたツンツン頭の少年も、西洋の巫女さん(注:青髪ピアスの勘違い、修道女)の格好をした銀髪少女を連れていたので、巫女さんフェスティバルでもあったのかもしれない。そんなイベントがあるならばの話だが。

姫神「んー、バイト」

青ピ「は?」

姫神「神社の売店の制服」

本当はそんなことないのだが、何か適当な言い訳をしておかないと後々厄介なことになりそうだと思ってそう答える。

299 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 00:16:27.27 ID:LTBwMwQ0

青ピ「まだそのバイトはやってるんか?」

姫神「もう辞めた」

青ピ「ほな、もう姫神ちゃんの巫女姿は拝めへんのか?もったいない」

姫神「もったいない?」

青ピ「まさに理想の巫女さんやったでえ。姫神ちゃんの巫女姿」グッ

姫神「その割に、上条君たちと誰が声をかけるかで揉めていたみたいだけど?」

青ピ「あはは、よう見てたんやなあ姫神ちゃん。でも、あれはしゃあないと思うで」

姫神「どうして?」

青ピ「巫女さんがバーガーの山を前にしてテーブルに突っ伏しているなんて、なんかの儀式にしか見えへんし」

姫神「そうかなあ」

青ピ「そうやで。いや、もしかしたら学園都市の都市伝説になってるかもしれへんで?『すすり泣く巫女』とかなんとか」

姫神「泣いてないし」

青ピ「いやいや、そんだけインパクトあるシチュエーションだったってこと」

姫神「もう。なにそれ」クスクス

青ピ「!!」(姫神ちゃん。笑うとホンマ可愛すぎるやろ)カァッ

300 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 00:26:14.51 ID:LTBwMwQ0

姫神「…どうしたの?青ピ君?」

赤くなった顔を隠すために視線を逸らすと、黒髪の少女は訝しげにこちらへと視線を向ける。

青ピ「…あー、なんや。姫神ちゃん、もしかして暇?」

姫神「うーん。どうだろ?」クビカシゲ

青ピ「そこで悩むってことは、…もしかして、この後、彼氏とデートとかあるん?」

姫神「彼氏とか…いればいいんだけど」ハァ

青ピ「あれ?もしかして絶賛募集中!?はいはい!僕、立候補します!!」

姫神「え?青ピ君。小萌先生みたいな人が好きじゃなかったの?」

青ピ「小萌先生はアイドルみたいなもんやで。姫神ちゃん」チッチッチ

姫神「そうなんだ」

青ピ(あれ?これってもしかしてチャンス?)

小さく微笑む黒髪の少女の目を見ながら、青髪ピアスはかねてから言ってみたかった言葉を口にした。

青ピ「今は、姫神ちゃんのことしか見えてへんで」キリッ

301 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 00:30:16.31 ID:LTBwMwQ0

姫神「その言い方だと、すぐ浮気されそう」

青ピ「なんでや!?」

姫神「『今は』ってことは、その場だけの雰囲気で言ってるように聞こえるから」

青ピ「…じゃあ、今も、これから先もずっと姫神ちゃんのことしか見いへんって約束する!」

姫神「え…?青ピ君?」

青ピ「ホンマやで?僕、好きになったら一途やし」

姫神「え?え?」カァッ

青ピ「それとも、他に好きな奴、居たりするん?だったら諦めるけど」

姫神(好きな人…)

ふとツンツン頭の少年が脳裏に浮かんでから消えた。

姫神(違う。彼は私のことなんて見ていないもの。恩人であることに間違いはないけれど)

じっと目の前の少年を見る。

姫神「んー。どうかな?」

青ピ「なんやそれ!?」

302 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 00:35:12.70 ID:LTBwMwQ0

姫神「そんな急に言われてもわかんないよ」

青ピ「そ、そう?」

姫神「それに、青ピ君のこと良く知らないし」

青ピ「僕のこと知りたいんやったら、なんでも聞いてや。大歓迎やで」

人懐こい笑顔を浮かべながらそう言う少年を見て、姫神秋沙はそっと胸元の十字架に触れ、質問した。

姫神「…吸血鬼っていると思う?」

青ピ「吸血鬼ぃ?」

姫神「うん。ドラキュラとか」

青ピ(なんや、姫神ちゃん。いきなりそんなこと言って。…はっ、もしかしてボケて欲しいんか?)

青髪ピアスは、関西テイストの思考回路で黒髪の少女の質問を真意を勝手に解釈して取った。

青ピ「吸血鬼って言えばドラキュラって王道やないかい。そんなんじゃあかんで、姫神ちゃん。インパクトが無い」チッチッチ

姫神「別にインパクトとか狙ってないんだけど」

青ピ「…実はな、僕が吸血鬼なんや…って、インパクト狙ってないんかい!」

姫神「…え!?」

青髪ピアスの『吸血鬼』宣言を聞いて、姫神秋沙はシャツの上から十字架をぎゅっと握り締めた。その表情は硬く強張っている。

303 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 00:44:32.42 ID:LTBwMwQ0

青ピ「姫神ちゃん?どないした?そない青くなって…」

姫神「青ピ君…吸血鬼って…」

青ピ(姫神ちゃん演技派やな。…ここはのってみるか)「…内緒やで?」

姫神「わけ、わかんないよ…。いきなり私にそんなこと言うなんて」

青ピ「姫神ちゃんに、嘘はつけないから」

姫神「青ピ君…」ウルウル

青ピ(あれ、これどういうオチになるんや?)

姫神「…浄化、したいの?」

青ピ「できるんかい!?」

姫神「…うん」

寂しそうに答えると、黒髪の少女はシャツのボタンを一つ外し、銀色の鎖に手をかける。

304 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 00:54:33.28 ID:LTBwMwQ0

青ピ(…ど、どんなオチなんだ!?)ドキドキ

姫神「…」

ネックレスを外したときの鎖が揺れる音がやけに大きく聞こえた。

黒髪の少女は両手を胸の前に組み、まっすぐに青髪ピアスを見つめる。

姫神「…せめて安らかな眠りを」

青ピ「姫神ちゃ…ん!?」

不意に、姫神秋沙は両手で青髪ピアスの頭を掴み、自らの首筋へと引き寄せた。

姫神「はやく…噛んで」

青ピ「えええええええ!?ええの!?」

姫神「…」コクリ

青ピ「じゃ、じゃあ…いくで?」カプ

姫神「んっ…?」

青ピ(なんかええ匂いするわあ)カァッ

姫神「青ピ君の嘘つき!」ドゴッ!

305 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 01:05:09.92 ID:LTBwMwQ0

姫神秋沙渾身の至近距離からのボディーブローに耐えられるはずもなく、青髪ピアスは派手に吹っ飛んだ。

青ピ「うぐわああああああああっ!!なんでやねーーん!!」ドンガラガッシャーン

姫神「吸血鬼じゃないじゃない!馬鹿!」カァッ

真っ赤になって慌てながらネックレスをかけなおして、黒髪の少女はそう叫んだ。

青ピ「…もしかして、吸血鬼を信じてた?」イテテ

姫神「うん」

青ピ「てか、それやったら逆効果やないか?吸血鬼って処女(おとめ)の血が好物やで?」

姫神「しらない!」(良く考えれば封印を解いた時点で襲い掛かってこないってこと自体、吸血鬼を否定しているのに…私、なにしてるんだろう)カァッ

青ピ「姫神ちゃん、怒ってる?」

姫神「…自分自身の馬鹿さ加減に呆れているかも」

青ピ「なんか、すまんかったなあ」

姫神「青ピ君が謝ること、無いよ」

306 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 01:16:07.40 ID:LTBwMwQ0

『吸血殺し』である自分。だが、その能力を魔装で封印している今、ただの無能力者の転校生としてここにいるのだからそれをクラスメイトに言うわけにはいかない。

青ピ「でも…」

姫神「でも、なに?」

青ピ「僕、姫神ちゃん傷物にしちゃったわけやん?」

姫神「傷物って!?違うよ!?」カァッ

青ピ「噛んじゃったわけやし」

姫神「傍から聞くと誤解するような言い方はやめて!ただ単に首を噛んだだけだから!」

青ピ「単にってもんやないやろ?首やで?キスマークとか付けるいわば愛の通過点なんやで!?」

姫神「なにその詩的表現!?ともかく、気にしてないから、ね?」

青ピ「僕が気にするわ!」

307 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/22 01:24:36.08 ID:LTBwMwQ0

姫神「噛まれた本人が気にしてないのに…。じゃあ、そうね…」ウーン

青ピ「気にしないってのもある意味凄いけど」

姫神「ハンバーガー奢って!」

青ピ「は?」

姫神「これからハンバーガーショップへ連れて行って、ハンバーガー奢ってくれればそれでご破算」

青ピ「姫神ちゃん…あの山のような数は無理やで?」

姫神「普通のセットでいいわよ。と言うか、あのことは忘れて」

青ピ「わかった。姫神ちゃんがそう言うならそうするわ」

姫神「決まりね。じゃあ行きましょう」

青ピ「姫神ちゃん」

姫神「なに?」

青ピ「これって、デートって思ってもええ?」カァッ

頬を赤く染めてそう言った少年に、黒髪の少女は小さく微笑んでこう言った。

姫神「んー。どうかな。青ピ君次第…かな?」ニコ

おしまい

308 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/22 01:44:18.52 ID:OyVVrMco

最高でございますのよ
この二人のカプ大好き

309 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/22 06:24:18.22 ID:dDKKncoo

甘酸っぺええええええええ

310 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/22 18:02:54.38 ID:tHkAg9o0

いいね。他のキャラのほのぼの系も見てみたいぜ!

311 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/26 23:59:21.73 ID:sGvXatw0

姫神×青ピ、以外と好評で胸をなでおろしてますw

クリスマスをテーマにオムニバス形式でいくつか短いのを書いてみようかなとww
以外と難しいかもしれないけど、いろんなカップリングが可能だと思うのですよww

とりあえず Present for you ~case1 上条→インデックス~

12月24日。

学園都市にクリスマスがやってきた。

それぞれの想いが交差するとき、物語は始まる!


上条家のテーブルに、普段はなかなかお目にかかれないようなご馳走が並んでいた。

上条(年に一回のクリスマスだからな)

ローストチキン、ポテトフライ、エビフライ、サラダ、クリームシチュー、パンの山、そして1ホールのショートケーキ。

猫用に、ささみ肉を茹でてほぐしたものがちゃんと用意されており、スフィンクスはそのお皿の前で神妙な面持ちで座っている。

インデックス「ご、ごちそうなんだよ!」ジュルリ

上条「クリスマスなので奮発しました」

インデックス「すごいんだよ!とうま」キラキラ

上条「シチューは自信作ですよ」

インデックス「いただきますなんだよ!」

スフィンクス「ニャー」

居候の一人と一匹はほぼ同時に声を上げ、ご馳走を攻略しにかかる。

312 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/27 00:06:10.42 ID:HyioTxI0

インデックス「美味しいんだよ!!」ガツガツ

スフィンクス「ニャー」ゴロゴロ

上条「そりゃ良かった」ゴソゴソ

料理を食べる少女を眺めながら、上条当麻はポケットの中に手を入れる。

上条「インデックス」

インデックス「ほぇ?」モグモグ

上条「あー、なんだ。その、メリークリスマス」

少年は少し照れくさそうに、ポケットから小さな紙袋を取り出すと、少女の目の前に差し出した。

インデックス「え?」キョトン

上条「プレゼント。安物だけど…な」

インデックス「あ、開けていい?」

上条「ああ」

インデックス「!十字架なんだよ」

上条「その、宗派とかわからないけど、大丈夫か?」

インデックス「大切にするんだよ」ニコ

上条「お、おう」

313 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/27 00:11:19.74 ID:HyioTxI0

少女は、大切そうにネックレスを取り出すと、左手で軽く握り締める。

インデックス「とうま。お願いがあるんだよ?」

少し恥ずかしそうに、少女は左手にネックレスを載せて少年の前に差し出す。

上条「ん?なんだ?」

インデックス「…左手を載せて欲しいんだよ」カァッ

上条「ん?こうか?」ソット ヒダリテ カサネル

インデックス「…Engagement」カァッ

上条「?」クビカシゲ

インデックス「えへへ。おまじないだよ」ニコ

上条「そうか」

インデックス「うん。…後は首にかけてもらえばいいんだよ」ニコ

上条「へ?」

インデックス「お願いするんだよ。とうま」ニコ

屈託の無い笑みを浮かべると、少女は少年にネックレスを渡してから立ち上がり、少年の傍に近づいて背を向ける。

それから、両手でフードと一緒に後ろ髪を上に持ち上げ、白い首筋が露になる。

上条「!!」ドキドキ

314 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/27 00:14:35.13 ID:HyioTxI0

インデックス「とうま?」

上条「え、ええと、かければいいんだな?」ドキドキ

インデックス「うん。お願いなんだよ」

少女の胸元に触れないよう注意しながら手を回し、首の後ろでネックレスを留める。

上条「留めたぞ?」

インデックス「ありがとうなんだよ」

髪とフードを整え、少女は胸元のネックレスにそっと触れる。

インデックス「えへへ。大切にするね」ニコ

上条「あ、ありがとう」

インデックス「お礼を言うのは私の方なんだよ。それよりも、…ごめんなさいなんだよ」シュン

上条「なんで謝る?」

インデックス「とうまはプレゼントを用意してくれたのに、私はなにも用意しなかった…っていうか、できなかったんだよ」シュン

上条「インデックスさんらしからぬ殊勝なお言葉!」

インデックス「失礼なんだよ!とうま」カチカチ

上条「ほ、ほんのお茶目な冗談じゃないですか!?歯を噛み合せないで!」ビクビク

315 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/27 00:17:38.67 ID:HyioTxI0

インデックス「お礼に頭を齧ってあげるんだよ。とうま」カチカチ

上条「な、なんでそうなるんでしょうか!?落ち着いてインデックスさん!」

上条当麻は歯を鳴らしながら後ろに回ろうとするインデックスを牽制する。

インデックス「まったく、ムードもなにもあったもんじゃないんだよ。…でも、とうまがいけないんだよ」ボソッ

上条「え?!お前なに言ってるん…!?」

インデックス「…」チュッ

上条「キ、キ、キ、キ…!!」カァッ

インデックス「キス、したんだよ」カァッ

上条「お、おう」カァッ

恥ずかしそうに上条当麻を見て、それからインデックスは頭を彼の胸に押し付ける。

上条「イ、インデックス!?」

インデックス「好き、なんだよ。とうま」カァッ

上条「…インデックス」

316 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/27 00:20:29.29 ID:HyioTxI0

インデックス「さっきのは契約の真似事なんだよ」カァッ

上条「契約?」

インデックス「お互いの左手の薬指の力をペンダントに込めたんだよ」

上条「左手の薬指って…もしかして結婚指輪とかのアレ!?」カァッ

インデックス「真似事だって言ってるんだよ!」カァッ

上条「いやいや、でもでも、それっていわゆる『プロポーズ』ってやつでしょうか?インデックスさん」

インデックス「ぐむ!それはとうまからして欲しいんだよ!」カァッ

上条「なにげに凄いことをさらりと言わないでください!」

お互い真っ赤になった顔を見合わせて、ギャアギャアと言い合う。部屋の中で冷静なのは自分の取り分を綺麗に平らげて毛づくろいをしながら我関せずを決め込んでいる三毛猫だけだった。

インデックス「とうまは、私のこと嫌い?」ウワメヅカイ

上条「なんでそうなる!?」

インデックス「だって、返事くれないんだよ」ムー

上条「あー…」カァッ

インデックス「…」グスッ

上条「わー、泣くな泣くな!俺も、その、…好きだぞ」カァッ

インデックス「とうま…」ウルウル

上条「インデックス…」

インデックス「…」メヲトジル

上条「…」チュッ

インデックス「大好きなんだよ。とうま」ニコ

おしまい

317 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/27 00:36:50.11 ID:HyioTxI0

311訂正ww

×「クリスマスをテーマに」 ○「クリスマスプレゼントをテーマに」

特定の組み合わせだと変態的な話になりそうで怖いww

318 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/27 00:45:11.75 ID:iXcVBzgo

乙乙
お幸せになんだよ

319 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[] 2010/12/28 16:29:21.87 ID:5pnE9Lo0

吹寄もふもふしてえww
上琴最高ハアハア
青ピ×姫神 良かったです。
可愛いインデックスたんペロペロ

320 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/31 00:45:26.13 ID:/yud2Eg0

年末は色々忙しいですねww

時期を逃した感が否めませんがちびちび投下。

Present for you 上条→美琴


12月24日。

学園都市にクリスマスがやってきた。

それぞれの想いが交差するとき、物語は始まる!


上条(…うーむ)ムー

自動販売機の前で携帯電話の液晶画面を見つめながら唸っているツンツン頭の少年がいた。

上条「…よう、御坂。元気か?…これが無難か?」ウーム

ダイヤルをしようとして思い止まる。

上条「…いや、ここは目的を言った方がいいのか?」ウーム

冬物の服を買いに行ったときに目に入った毛糸の帽子。

上条(…なんか、見た瞬間、アイツに似合うと思ったんだよな)

同じ色の手袋と一緒にプレゼント包装してもらって、鞄の中に入れてある。

上条(あー、でも、アイツお嬢様なんだよなあ…。こんな安物、受け取ってくれるだろうか?)

そんな不安が脳裏を過ぎる。

321 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/31 00:52:46.16 ID:/yud2Eg0

上条「…うーん。どうしようか…」ウーム

美琴「…なに唸ってるのよアンタ」

上条「ぬおっ!?御坂!!」ビクッ

美琴「なによ?そのリアクション」

上条「な、なんでもありませんことよ?」ドキドキ

美琴「あからさまに怪しいんだけど?携帯とにらめっこなんかして楽しい?」

上条「!!」ドキドキ

美琴「…あー。もしかして、誰かと待ち合わせ?」

上条「あー…待ち合わせというかなんていうか…」

まさか電話をかけようとしていた相手が目の前にいるとは言えずに、少年は言葉を濁した。

美琴「そうなんだ…。じゃあ、わたしがいると邪魔よね」

上条「!!いや、いてくれて全然問題ないぞ!?」

美琴「…でも、アンタ困るでしょ?」

上条「そんなことない」

322 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/31 00:59:56.18 ID:/yud2Eg0

美琴「…見せびらかしたいの?」

上条「は?なにを?」

美琴「彼女…とか?」

上条「は?」

美琴「電話で呼び出してたんじゃないの?」

上条「あー。呼び出す前っていいましょうか…」

美琴「じゃあさっさと呼んであげれば?わたしは帰るから」

上条「いや、帰られると困るんだけど」

美琴「そんな見せびらかしたいの?」

上条「見せびらかすもなにも、そもそもなんでそういうことになるんだ?」

美琴「…クリスマスだし」ボソ

俯いて小さく呟くと、少女は少年に背中を向ける。

美琴「そういうもんじゃないかなって、思っただけ」

323 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/31 01:08:25.57 ID:/yud2Eg0

上条「…そんなこと言われるとさ、期待するぞ?」ボソ

美琴「え?」

少年の言葉に少女は振り返る。視線を送ると、少年は少し考えるような素振りをしてから携帯電話の発信ボタンを押した。

そのとき、ポケットに入れてあった携帯の振動を感じて、取り出してみる。

美琴「!」

画面に表示されたのは、目の前の少年の名前だった。

美琴「…どういうこと?」

上条「俺は、お前に電話しようと思ってたんだよ」

美琴「わたしに?」

上条「ああ」

美琴「どうして?」

上条「あー、なんていうか、お前にさ、似合うかと思って…」ゴソゴソ

美琴「え?」

少年が鞄からなにかを取り出して、それから少女の方へと近づいていく。

上条「…メリークリスマス。御坂」

324 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/31 01:16:34.31 ID:/yud2Eg0

美琴「え?え?」

上条「…プレゼント。気に入るかわからないけど」カァッ

赤いリボンでラッピングされている緑色の紙袋。

美琴「あ、ありがとう…。開けてみて、いい?」

上条「ああ」

リボンを解き、袋を開ける。中には淡い黄色の毛糸の帽子とお揃いの手袋が入っていた。

袋から帽子と手袋を取り出し、袋の中にリボンを入れて袋を畳んで鞄に入れると、帽子を被って手袋を着けてみる。

美琴「えへ。似合う、かな?」ニコ

上条「うん。思ったとおり似合ってるな」

美琴「え?」

上条「いや、なんかさ、その帽子を見たときに『御坂に似合いそうだな』なんて思ったわけでして」ポリポリ

美琴「そう、なんだ」カァッ

上条「さっそく着けてくれて嬉しい。あ、でも、校則とかでそういったもの着けちゃいけないとかあったりする?」

美琴「ううん。防寒具だし大丈夫」ニコ

上条「そっか」

美琴「えへへ。あったかい」ニコ

325 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/31 01:23:45.86 ID:/yud2Eg0

上条「!!」(やべ。可愛い)カァッ

美琴「…アンタ、自分のは買ってないの?」

上条「ん?ああ。いいの無くってさ」

美琴「…そっか」

上条(本当は、御坂の買ったら予算がなくなっちゃったんですけどね)

美琴「じゃあ、お礼に私がアンタの買ってあげる!」

上条「え?」

美琴「じゃ、行くわよ!」ギュッ

上条「えぇ!?御坂センセー?」カァッ

美琴「アンタは何色が似合うかしらね~?」

上条「女の子に手を引かれてるのって凄い恥ずかしいんですけど!?御坂センセー?」カァッ

美琴「…じゃあアンタがエスコートして」カァッ

上条「うぇ!?また無理難題を!?」

美琴「郷に入らば郷に従え、よ。…クリスマスだし、カ、カップルっぽくしてれば目立たないでしょ?」カァッ

上条「!!」

326 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2010/12/31 01:30:06.26 ID:/yud2Eg0

美琴「それとも、わたしとじゃ嫌?」クビカシゲ

上条「…嫌じゃない」カァッ

美琴「そ、そう」カァッ

上条「ああ」

美琴「…」

上条「…よし、じゃあ行くか!」ギュッ

美琴「うん!」ギュッ

上条「はは。なんかこういうのもいいな」カァッ

美琴「…アンタがいいなら、これからもずっとこうしててもいいわよ…」ゴニョゴニョ

上条「なんか言ったか?」

美琴「べ、別に大したことじゃない」カァッ

上条「そっか」

美琴「うん」(今はまだ、こんな関係の方がいいと思うし、ね)

おしまい

327 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/31 01:36:12.59 ID:ymFR98.o

乙ー
ほんわかしました

328 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/31 01:36:17.94 ID:cdw3LNQo

ニヤニヤしすぎて俺きめえ

329 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/31 05:52:47.00 ID:K70/7x6o

イイね
GJ!

330 : 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage] 2010/12/31 21:58:36.66 ID:vymxD4ko

>美琴(今はまだ、こんな関係の方がいいと思うし、ね)

激しく萌えた
そして俺もそういうの大好物です

331 : あはっぴぃにゅうにゃぁ2011![sage] 2011/01/04 05:50:56.62 ID:P8Eg4lA0

イイハナシダナー

332 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 22:30:38.24 ID:j9qpWzE0

皆様ありがとうございます。上琴は人気がありますねww


Present for you 黒子→美琴

12月24日。

学園都市にクリスマスがやってきた。

それぞれの想いが交差するとき、物語は始まる!


とある学生寮の208号室。白井黒子はルームメイトであり、尊敬(と言うよりは偏愛)する先輩でもある御坂美琴に上品なラッピングを施された包みを差し出した。

黒子「お姉様。クリスマスプレゼントですの」

美琴「へ?」キョトン

差し出された箱を見てびっくりしたような表情を浮かべたまま、美琴は固まっていた。

美琴(クリスマス?あれ?それって…)

携帯電話を取り出し、日付を確認する。

美琴「…クリスマスって25日じゃなかったっけ?」

黒子「暦の上ではそうですけれども、普通は24日のイヴにお祝いをするですの」(聖夜とも性夜ともいうのですの)グフフフフ…

美琴「あー、わたしの家じゃ25日だったからなあ…。去年は特になにもしなかったし」

黒子「ずいぶんと寂しいクリスマスをお過ごしだったのですね、お姉様」ヨヨヨ

美琴「こら!どさくさに紛れて抱きつこうとしない!」

黒子「ああん。つれないですの!」

333 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 22:35:43.95 ID:j9qpWzE0

美琴「…あれ?ということは…」ハッ

黒子「お姉様、顔色が悪いですの」

美琴「せ、世間一般ではクリスマスって今日!?」

黒子「そうですの!実はお姉様と一緒に食べようとケーキも買ってきましたの!」

そう言うと黒子は自分の机の下から箱を取り出す。この日のために学校で話題に上っていたケーキ屋に予約しておいたのだ。

美琴(アイツも今日がクリスマスって思っているわよね!?)ソワソワ

美琴はそっとベッド脇に置いた自分の鞄に視線を向ける。

黒子「もしよろしければ、食べさせあったりなんかして…」(お姉様と間接キッスですわ)グフフフ

美琴「あー…。ちょっと出かけてきていい…かな?」

黒子「はい?」

美琴「ちょろっと、野暮用を思い出しちゃったのよね~」

黒子「それはクリスマスに関係あることですの?」

美琴「…一応」カァッ

黒子「どうして赤くなるのです?お姉様」

美琴「うぇ!?ちょっと暖房が効きすぎてるからとか?」カァッ

334 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 22:42:34.01 ID:j9qpWzE0

黒子「…お姉様」ハァ

美琴「な、なによ?溜息なんかついて」

黒子「殿方に会いに行くのでしたら、わたくしのプレゼントを身に着けていかれた方がよろしいですわよ」

美琴「べ、別にアイツに会いに行くわけじゃ!!」カァッ

黒子「わたくしは別に、どなたに会いに行くのかなんて一言も言ってませんですの」

美琴「…」カァッ

頬を赤く染めて俯く美琴を見て、黒子はもう一度小さく溜息をついた。

黒子(まあ、今に始まったことではないのですけど、こんなにお姉様が恋する乙女しているのに、あの殿方は…)ギリギリ

美琴「…黒子?」

黒子「とりあえず、わたくしのプレゼントをどうぞ」

美琴「あ、うん。ありがとう…」ガサガサ

リボンを解き、包装紙を剥いで箱を開ける。箱の中に入っていたのは布面積の少ない黒レースの下着。

美琴「…」カァッ

黒子「わたくしとお揃いですの」ウフフ

美琴「これは…ちょっと着けれないな~」カァッ

335 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 22:47:12.09 ID:j9qpWzE0

黒子(お姉様がそう言うのは想定内ですの)「お姉様。殿方はこういったセクシーなものがお好きですの」ボソッ

美琴「!!」

黒子「こう言ってはなんですけど、キャラクタープリントのおパンツでは、殿方もひくと思いますの」ボソッ

美琴「な、な、な、なにを言ってるのよアンタ!別にわたしとアイツはパ、パ、パンツを見せるようなことはしてないんだから!!」カァッ

黒子「見せなくても、身に着けることで醸し出す色気が殿方をメロメロにするのですわ。お姉様」ボソッ

美琴「い、い、色気って」カァッ

黒子「常にこういった下着を身に着けることによって、わたくしの様に自分を優雅で美しく見せることができるのですわ」ウフフ

美琴(うーん。黒子が色っぽく見えたことなんて無いんだけど…)

黒子「さあ、お姉様も淑女として相応しい下着を!!」ハアハア

美琴「わ、わたしにはこういうのは着けられないわ」カァッ

黒子「絶対お似合いですの」

美琴「無理無理無理!絶対無理!」ブンブン

黒子「…お子様ですの」ハァ

美琴「お子様で結構!」

真っ赤になって叫ぶと、美琴は鞄を取って扉の方へと向かう。

336 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 22:54:16.34 ID:j9qpWzE0

黒子「お姉様、お送りしましょうか?」

美琴「んー。大丈夫。すぐ戻るから」

黒子「そうですか…」

美琴「戻ったらソレ、付き合うから」ニコ

そう言ってケーキの箱を指差す。

美琴「メリークリスマス。黒子」

黒子「メリークリスマスですの。お姉様」

美琴「じゃ、ちょろっと行って来る」

黒子「いってらっしゃいませ」

遠ざかる足音を聞きながら黒子は小さく呟いた。

黒子「やっぱり、優しすぎるですの」

おしまい

337 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 23:00:19.00 ID:j9qpWzE0

Present for you 美琴→上条

12月24日。

学園都市にクリスマスがやってきた。

それぞれの想いが交差するとき、物語は始まる!


美琴「…」

公園の自動販売機によりかかりながら、御坂美琴は街灯に照らされた風力発電用の風車沿いの道を見つめていた。

美琴(うーん。ちょっと遅かったかな)ハァ

溜息が白い。

美琴(もう少しだけ待ってみて、来なかったら電話してみよう…)

携帯電話を取り出して時計を見る。いつも外で相手に遭遇する時間よりも遅い時間になっていた。

美琴(もしかしてクリスマスだし、誰かとデートとかしちゃってるのかな…)ハァ

足元に視線を落とし、大きな溜息をつく。

美琴(わたしは、そういう対象じゃないんだよね…。連絡くれなかったし)ハァ

ぎゅっと右手を握り締めて胸元に押し付ける。

美琴(結構、堪えるなあ)ハァ

上条「あれ?御坂。なにしてるんだ?こんなところで」

美琴「!!」ビクッ

不意に声をかけられて、慌てて顔を上げる。

338 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 23:12:12.98 ID:j9qpWzE0

美琴(あ、会えちゃった)パァッ

上条「おーい?御坂センセー?」

美琴「な、なによ!?」

上条「こんな時間にこんなところでなにをしているのか聞いているんですけど?」

美琴「な、なんだっていいじゃない!」

上条「あ…。もしかして…誰かと待ち合わせか?」ハッ

美琴「!!」

上条「悪い。待ち合わせだったら俺が声かけちゃまずいよな」ポリポリ

美琴「べ、別に悪くないし、っていうか、帰ろうとしない!」

上条「いや、でもさ…」

美琴「と、とりあえずなにか飲む?缶ジュースだけど」

慌てて財布を取り出し、小銭を自動販売機に入れて尋ねる。

上条「お、奢ってくださるのでしょうか?」

美琴「ジュースぐらいでなに感激してるのよ?早くボタン押しなさい」

上条「では、遠慮なくいただきます」ピッ

取り出し口に手を入れ、ツンツン頭の少年は缶を取り出す。

339 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 23:23:39.09 ID:j9qpWzE0

上条「な、なんでホット苺ミルク!?上条さん缶コーヒーのボタン押したのに!?ふ、不幸だ~!!」ガクッ

美琴「じゃあそれはわたしが貰うから。コーヒーってこれ?」チャリン

上条「あー、うん」

美琴「アンタ、ホントにこのボタン押したの?」ピッ

上条「もちろんですよ」

美琴「はい、缶コーヒー」

上条「な、なんでだ~!?」

美琴「さあね。とりあえず、そこのベンチに座ろっか?」

上条「ん?ああ」

上条当麻は促されるままにベンチに腰を下ろすと、その隣に御坂美琴が腰を下ろした。

上条「!!」

美琴「なによ?」

上条「いや、なんか隣に座るとは思わなかったから」ドキドキ

美琴「アンタでも風除けぐらいにはなるでしょ?」

340 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 23:31:17.45 ID:j9qpWzE0

上条「風は御坂センセーの方から吹いているんですけど!?」

美琴「細かいこと言わない!」

上条「逆切れ!?」

美琴「う、うるさい!」カァッ

赤くなりながら少年の手からホット苺ミルクを奪い取り、缶コーヒーを押し付けると、プルタブを引き上げてホット苺ミルクを飲む。

美琴「は~。温まるわね~」

上条「甘そうだな。それ」

美琴「そうでもないわよ。それだって結構甘いでしょ?」

上条「それよりは甘くないと思うけどな」パキ

美琴「まあ温まればいいじゃない」

上条「まあな。じゃあ、いただきます」ゴク

美琴「ふふ」

上条「で、御坂センセーはなんでこんなところにいたんですか?」

美琴「アンタ、まだそれ聞くの?」

上条「こんな時間に女の子がひとりで立っているのって結構インパクトあるわけでして」

341 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 23:42:08.48 ID:j9qpWzE0

美琴「し、心配してくれたの?」ドキドキ

上条「んー。まあそうだな」カァッ

美琴「そうなんだ」パァァッ

上条「で、なんでこんなところに?」

美琴「…わかんないかな?」ウワメヅカイ

美琴はそう言うと、真っ直ぐに少年を見上げた。

上条「御坂?」ドキッ

美琴「ここなら、アンタに会えると思ったから」

上条「え?」

美琴「結構ここでアンタと会ってるから、ここで待っていればアンタに会えると思ったのよ」カァッ

上条「そ、そうか」カァッ

美琴「今日は、その、アレだから、アンタも用事があるかなって思ったけど、そうでもなかったわね」

上条「上条さん、今日も補習ですよ」トホホ

美琴「そ、そうなんだ」

342 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/08 23:51:29.44 ID:j9qpWzE0

上条「で、アレって?」

美琴「アレよアレ!クリスマス!」

上条「あー。帰る途中でコンビニのケーキでも買って一人寂しく食べようかなと思っていたんですけどね。お金も無いし」

美琴「うわっ。寂しいっ!」

上条「言わないで!余計虚しくなるから!」

美琴「はいはい」クスクス

小さく笑いながら美琴は鞄からはがきぐらいの大きさの箱を取り出す。

美琴「はい、メリークリスマス」

上条「え?」

美琴「プレゼント。アンタにはなんだかんだでお世話になってるから」カァッ

上条「え?ええっ!?」

美琴「そんなに驚かなくても…」

上条「いや、上条さんまったく予想していなかったから…」

美琴「とりあえず、受け取ってくれると嬉しいんだけど?」

上条「あ、ああ。ありがとう。御坂」ニコ

343 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/09 00:00:56.39 ID:eP0nTSM0

美琴「気に入ってくれるといいんだけど、ね」

上条「あ、開けていいか?」

美琴「うん」

包装紙を剥いで箱を開けると、そこには折りたたみ式の紳士用財布が入っていた。

上条「うわ。これって本皮じゃないか?」

美琴「アンタのお財布ってそんな感じだったと思ったから、似たようなの選んだんだけど」

上条「いや、俺の合成皮の安物と比べちゃ失礼になるような…」

美琴「あー、形とかそういうのじゃなかった?」

上条「ん?まあ形はこんなだけど」

美琴「じゃあ使ってくれる?」

上条「…ありがとうな」

美琴「どういたしまして」ニコ

上条「なんか、悪いな」

美琴「なんで?」

上条「俺、補習で頭一杯で、クリスマスとか頭に無かったから…」

344 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/09 00:20:07.88 ID:eP0nTSM0

美琴「わたしはてっきり、アンタは誰かと楽しいディナーを過ごしてるんじゃないかって考えちゃったわよ」ボソッ

上条「は?それって?」

美琴「!!な、なんでもない!!」カァッ

上条「御坂」

美琴「な、なによ?」ドキドキ

上条「あー。その、メリークリスマス」カァッ

美琴「う、うん」

上条「ほら、上」

美琴「え?」

促されて空を見上げると、白い雪が静かに降ってくるのが見えた。

美琴「わあ…」

上条「ホワイトクリスマスだな」

美琴「うん」

上条「来年も一緒に見れるといいな」ボソッ

美琴「え?」

上条「!!な、なんでもないぞ!!」カァッ

346 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/09 00:33:46.57 ID:eP0nTSM0

美琴「ふぅん」ニヤニヤ

上条「な、なんでしょうか?その微笑みは!?」

美琴「別に。ちょろっとね~」ニヤニヤ

上条「…」

美琴「さて、渡すものは渡したし、門限もあるから帰るね」

そう言うと、少女は立ち上がって空き缶をゴミ箱に放り込む。少年も立ち上がり、同じように空き缶を捨てながら言った。

上条「寮まで送っていく」

美琴「じゃあ、お願いしちゃおうかな」ニコ

上条「お、おい!!」カァッ

美琴「どうせカップルだらけだから、雰囲気だけでも、ね」ニコ

上条「お、おう」///

美琴「じゃあ、しゅっぱーつ!」ギュッ

上条(や、柔らかいんですけどっ!!)ドキドキ

美琴「ちょっと、ちゃんとエスコートしてよね」

上条「お、おう。任せとけ!」

美琴「ふふふ。メリークリスマス」ギュッ

上条「…メリークリスマス」


おしまい

347 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 2011/01/09 01:30:08.20 ID:HHUgLd.o

甘いぜぇ…
GJ!

348 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 2011/01/09 01:32:35.78 ID:WnJ2HC6o

黒子もいい子だなあ…上琴の安定感パネェwwwwww

青ピと姫神を気が向いたらまたいつか書いてくれると嬉しい

351 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/13 23:19:48.37 ID:2vw4kWgd0

青ピ&姫神かぁ。クリスマスに絡めてみるかな…

↓とりあえず、ほぼセリフのみで書いてみた実験作(失敗といえるかもしれない)

電撃にゃんこ

公園の自動販売機の傍のベンチに、見たことのある白い修道服の少女が座っていた。

美琴「あれ?アンタ…」

インデックス「あ、短髪なんだよ」

美琴「…その呼び方なんとかならない?」

インデックス「短髪は短髪なんだよ」

美琴「まあ、別にいいけどね」ハァ

目の前の少女がなにを基準に自分のことを短髪と呼ぶのかわからないが、気にしないでおこう。

インデックス「あ、そうだ短髪」

美琴「なによ?」

インデックス「ビーフオアフィッシュ?」

美琴「へ?」

インデックス「ビーフオアフィッシュ?なんだよ」

美琴「あー、ゴメン。なにを聞きたいのかわからない」

インデックス「ビーフとフィッシュ、どっちが好きなのか聞いているんだよ」

美琴「あー、そういうこと。そうねえ…。ビーフかなあ」

インデックス「とうまと同じなんだよ」


352 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/13 23:24:05.46 ID:2vw4kWgd0

美琴「!!べ、別にいいじゃないの!」

インデックス「うん。別に問題ないんだよ」

美琴(えへ。アイツと同じかぁ)ニヘラー

インデックス「なんでニヤニヤしてるんだよ?」

美琴「うぇ!?してないしてない!」ブンブン

インデックス「してたんだよ」

美琴「う…。いいじゃない別に!」カァッ

インデックス「もしかしてとうまと同じで嬉しかったとか?」

美琴「な、な、な、なにを言ってるのよ!アンタ!!」カァッ

インデックス「どうして怒鳴るんだよ?」

美琴「ア、アンタが変なこと言うからよ!」

インデックス「じゃあ、なんでニヤニヤしたの?」

美琴「な、なんだっていいじゃない!!」カァッ

インデックス「うーん。私の聞き方が悪かったんだよ。…じゃあ、ビーフオアとうま?」

美琴「は?はあああああ!?」

353 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/13 23:28:07.22 ID:2vw4kWgd0

インデックス「ビーフオアとうま、なんだよ」

美琴「な、な、な、なんでアイツとお肉が選択肢なのよ!?」

インデックス「どっちが好きかってことなんだよ」

美琴「す、す、好き!?」カァッ

インデックス「どっちが好き?」

美琴「な、な、な、なんでそんなこと聞くのよ!?」カァッ

インデックス「短髪の答えで私の夕御飯が決まるんだよ!」

美琴「…は?」キョトン

夕御飯?この子の?

美琴「なんでわたしの答えでアンタのご飯が決まるのよ?」

インデックス「こもえの家ですき焼きを食べるか、とうまと一緒にご飯を食べるかなんだよ」

美琴「!!なんなの?その二者択一は!?」

インデックス「そういうものなんだよ」

美琴「いやいやいや、ちょっと待って。わたしの答えがすき焼きとアイツに対応しているとして、わたしの答えがどういう結果をもたらすのよ?」

インデックス「短髪の選ばなかった方に行くんだよ!」(短髪は間違いなくとうまを選ぶんだよ!すきやき!すきやき!)

354 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/13 23:35:11.35 ID:2vw4kWgd0

美琴「なんなのよそれ」

インデックス「いいから、どっち?ビーフオアとうま?」

美琴「す、少しだけ考えさせて!」カァッ

すき焼きも好きだけど、アイツをす、す、好きっていうのとは違う好きだし…。

ううん、この子は『すき焼き』と『アイツとご飯を食べる』のとどっちが好きかってことを聞いているわけで、決してアイツがす、好きとかそういうことを聞いているわけじゃないわけで…。

美琴(でも、アイツとご飯かぁ…)ニヘラー

インデックス「なにニヤニヤしてるんだよ短髪」

美琴「ニ、ニ、ニヤニヤなんてしてにゃい!!」カァッ

インデックス「なんか変なんだよ?」

美琴「ちょっと言い間違えただけじゃない!」

インデックス「で、どっち?」

美琴「ア、アイツかな~…なんて」カァッ

インデックス「あいつなんて選択肢はないんだよ!ビーフオアとうま!」

355 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/13 23:38:03.12 ID:2vw4kWgd0

美琴「う、うにゃ~!!」カァッ

インデックス「うにゃ~ってなんなんだよ!ふざけないで欲しいんだよ短髪!」

美琴「ふ、ふ、ふざけてなんていにゃい!!」カァッ

インデックス「じゃあ、どっち!!」

美琴「…と、とうま」カァッ

インデックス「じゃあ私はこもえの家ですき焼き食べて来るんだよ!とうま!!」ダッ

美琴「え?」

上条「小萌先生に迷惑かけるなよ~」

美琴「ふにゃあああああああっっ!?」ビクッ

上条「うおおおおおおおおおおおっ!?」ビクッ

美琴「ア、ア、ア、アンタ!!いつからいたのよ!!」カァッ

上条「いつからって、上条さん最初からそこにいましたけど?」

そう言ってアイツは自動販売機の反対側を指差す。勢い良く走って行ったあの子に気を取られて自動販売機の陰なんて見ていなかった。

356 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/13 23:42:20.26 ID:2vw4kWgd0

美琴「ア、ア、ア、ア、アンタ」カァッ

上条「あー、落ち着け御坂」

美琴「落ち着いていられるかああああああっ!!」ギャアアアア

上条「いいから落ち着け御坂!」

美琴「アンタどうしてそんな冷静なのよ!!」ギャアアアア

上条「インデックスがご飯を食べないってことはですね、貧乏な上条さんにはとっても助かるんですよ。御坂センセー」

美琴「え?あの子、そんなに食べるの?」

上条「底なしっていうのはああいうのを言うんだと学びました」

美琴「そ、そうなんだ…じゃなくって!アンタ聞いていたんでしょ!?何でそんな冷静なのよ!!」カァッ

上条「なにをだよ?」

美琴「ア、ア、ア、アンタのこと、呼び捨てにしてさ…」ゴニョゴニョ

上条「え?御坂、そんなの気にしてたのか」

美琴「そ、そんなの!?」

上条「俺、お前のことたまに名前で呼んでたりしてるけど」ポリポリ

美琴「うにゃ!?」

わたしのことを呼び捨てにしてた!?いつ?どこで!?

357 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/13 23:46:28.65 ID:2vw4kWgd0

上条「あー、本人の前じゃ名前で呼んでない…か?」ウーム

美琴「よ、呼ばれたこと無い…かも?」

上条「白井とかと一緒のときに呼んだりしなかったっけ?美琴って」

美琴「みにゃあっ!?」カァッ

上条「もしもし、猫っぽくなってますよ。御坂センセー?」

美琴「そ、そ、そんなことないにゃ!」

上条「…いや、そんなことあるだろ」

美琴「う、う、うるさいっ!!」ギャアアアア

呼ばれた。名前で呼ばれた。

美琴「よ、呼び捨てにされた…。呼び捨てに…」///

上条「…」

美琴「呼び捨て…」ニヘラー

上条「なあ、御坂。名前で呼ばれたいのか?」

358 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/13 23:49:44.98 ID:2vw4kWgd0

美琴「うにゃああっ!?な、な、な、名前??」

上条「うん。美琴」

美琴「うにゃああああっ!!」カァッ

上条「やっぱり猫っぽい。これは、…美琴にゃん?」ハッ

美琴「にゃ、にゃ、にゃんですって!?」

上条「だから、猫っぽいから美琴にゃん」

美琴「にゃ、にゃん…」///

上条「なんだその可愛いキャラは」

美琴「うにゃっ!?…み、美琴にゃんじゃないの?」(可愛いって言った?言ったよね?)ニヘラー

上条「う、うん。まあそうなんだけど…。なんか調子狂うな」

美琴「え?」

上条「なんていうか、御坂はさ…」

美琴「やだ!」

上条「え?」

美琴「名前で呼んでくれなきゃ、やだ」ウワメヅカイ

359 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/13 23:54:10.15 ID:2vw4kWgd0

上条「え?あの、御坂さ…」

美琴「やだ!」

上条「み、美琴?」

美琴「にゃん♪」

上条(か、可愛いぞ)カァッ

美琴「…」ジー

上条「ど、どうした?」

美琴「今、赤くなった」ニヤ

上条「!」

美琴「どうしてかな~?」

上条「お、お前だって、さんざん赤くなってただろ!どうしてなんだ?」

美琴「女の子にそういうこと聞く?聞いちゃう?アンタってやつは!」ギャアアアアア

上条「いつも喧嘩ふっかけてきた人が言うセリフですかそれ!?」グギャアアアアア

美琴「なんでそんな古いこと持ち出してくるかな!?時効よ時効!」

上条「時効って、まだ一年もたってないんですけど!?」

美琴「う、うるさい!」

360 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/13 23:57:42.52 ID:2vw4kWgd0

上条「逆切れ!?」

美琴「で、アンタはなんで赤くなったわけ?さっさと答えなさい!」

上条「あーあー!わかりましたよ。言えばいいんでしょう言えば!」

美琴「…」ドキドキ

上条「お前の『にゃん♪』が可愛かったんだよ!」カァッ

美琴「ふにゃっ!?か、可愛かった?」カァッ

上条「もともと素材がいいからそーゆーキャラは反則的に可愛く見えるんだよ」

美琴(そ、素材がいい…ってことは…、わたしのこと可愛いって思ってくれてるんだ)ニヘラー

上条「よし、俺は答えたからな!今度はお前の番だ!何で赤くなったんだ?」

美琴「ふにゃ!?わ、わたし!?」

上条「そう。お前」

美琴「…こ、答える前に一つ聞かせてくれる?」

上条「なんだよ?」

美琴「アンタ、わたしのこと、『可愛い』って思ってくれてるの?」

361 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/14 00:01:22.52 ID:cFYNcpDM0

上条「ま、まあな」カァッ

美琴「そ、そっか」カァッ

上条「あーもう!!恥ずかしいこと言わせるな!!」

美琴「…アンタに、さ、名前で呼ばれたり、褒められたりしたから、赤くなったの」カァッ

上条「へ?」

美琴「だから!わたしが赤くなったのはアンタのせいだって言ってるのよ!!」

上条「俺、そんな恥ずかしいこと言った!?」

美琴「す、好きな相手に名前呼ばれたり褒められたりしたら、そりゃあ赤くなるわよ!」カァッ

上条「え?」(今、好きな相手って言ったか?)

美琴「あ…」カァァッ

上条「あの…御坂さん?」

美琴「…」カァッ

上条「そこで黙られると、どうしていいかわからなくなるんですけど?」

美琴「…アンタはどうなのよ」ボソッ

上条「え?」

362 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/14 00:09:44.43 ID:cFYNcpDM0

美琴「アンタは、わたしのことなんて…女としては見てくれていないんでしょ」ボソッ

上条「なっ!?」カァッ

美琴「それとも…。少しは気にしてくれている?」ウワメヅカイ

上条「…あのな、御坂。可愛いと思ってる時点で異性として意識しているってことぐらいわかるだろ?」

美琴「え?」

上条「たまに名前で呼んじまうのも、心の中でそう呼んでるから出ちまうってこと」

美琴「それって…」

上条「あーもー!!わたくし上条当麻は御坂美琴が好きだってことですよ!」カァッ

美琴「!!」カァッ

上条「こうなったらもう、名前で呼ぶからな」///

美琴「わ、わたしも…、名前で呼んで、いい?」ウワメヅカイ

上条「お、おう」

美琴「…当麻」///

上条「美琴」///

363 : F8CZcuE0 ◆F/bQYgopwk[sage] 2011/01/14 00:12:31.49 ID:cFYNcpDM0

美琴「ねえ、もう一回、ちゃんと聞かせて?」

上条「なにをだよ?」

美琴「『好き』ってやつ」

上条「な、な、なんですと!?」カァッ

美琴「駄目?」ウワメヅカイ

上条「う…。その…」カァッ

美琴「…」ドキドキ

上条「わたくし、上条当麻は、御坂美琴のことが好き、です」カァッ

はっきりと言ってもらっちゃった。名指しで好きって。嘘みたい。えへへ。

美琴「…ふにゃあ」

上条「な、なんで倒れるの!?美琴!?ふ、不幸だあああああ!!」

おしまい

365 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2011/01/14 00:57:19.29 ID:U6Nkm4q0o

可愛い過ぎて死ぬ
乙~

366 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 2011/01/14 09:03:32.27 ID:4KD2m1Lf0

うおおお。なんという破壊力!
移転&上琴乙
青ピ×姫神、期待してます!

367 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2011/01/17 13:24:18.14 ID:COE0b0eSo

なんだァ、このクソみたいなスレはァ…
どうして今までスルーしてたんだァ?



いいぞもっとやれ


元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294925919/
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