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1 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 10:31:07.40 ID:Iy6tLIJSO




ギル「いってきまーす」シュンッ



時臣「ちょ、ま(ry」


時臣「………」ポツーン


時臣「まさか英雄王が単独行動スキル持ちのアーチャークラスとは…」プルプル


時臣「くそー!!」ダッ








2 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 10:34:51.75 ID:Iy6tLIJSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~教会~


時臣「うわーんリセいもん!!」バンッ


璃正「な、何だね時臣君」ビクッ


時臣「実は…」カクカクシカジカ

璃正「なるほどなるほど」


璃正「要は単独行動が困るのだね」



時臣「YES」コクッ


璃正「…やっちまうか」


時臣「やったー!リセいもんがやる気になったー!!」ピョーン





3 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 10:50:24.97 ID:Iy6tLIJSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~教会~



璃正「という訳で…」



璃正「サーヴァントのクラスをシャッフルします」



使い魔「「「「」」」」


璃正「クラスはくじで決める」


璃正「文句のある奴はここで言え」


使い魔「「「「………」」」」



璃正「よし…解散!!」


バサバサバサ…


時臣「選べない…だと…」




4 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 11:04:05.67 ID:Iy6tLIJSO


~冬木市内~


切嗣「舞弥と合流するか……」


トトントントトン


舞弥「」ガチャ


切嗣「状況はどうだ」サッ


舞弥「昨夜、アサシンが遠坂邸に…」カクカクシカジカ


――ビデオ視聴中


切嗣「怪しいな…」シュボッ


舞弥「それと…教会が…」カクカクシカジカ


――ビデオ視聴中



切嗣「」


切嗣「…マジ…か…」ポロッ

切嗣「あづっ!!」ガタッ


切嗣「…何を考えているんだ…このジジイ…」




5 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 11:10:24.53 ID:Iy6tLIJSO


~マッケンジー邸~


ウェイバー「」


ライダー「どうした?坊主」


ウェイバー「ラ、ラ、ラ、ラ、ライダー…」ガタガタ


ライダー「?」


ウェイバー「カクカクシカジカ」


ライダー「ほう……」


ライダー「ふ――ははははは!!」


ライダー「余はどのクラスでも最強である!!」ドンッ

ウェイバー(いやいやいや、キャスターになったらどうする気だよ…)


ウェイバー(…セイバーならマシかな…)


6 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 11:21:55.53 ID:Iy6tLIJSO

~間桐邸~


臓硯「…つまらん事をするのう」


臓硯「これでは折角のバーサーカーが…」


雁夜「ktkr!」


臓硯「……」


雁夜「ktkr!!」


臓硯(うるせぇ…)

7 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 11:32:53.87 ID:Iy6tLIJSO

~教会~

璃正「さあ…始めますか」

時臣「あの…」


璃正「どうしたね時臣君」

時臣君「自分で選んでは駄目なのですか?」


璃正「何を仰る!それでは不公平ではないか!!」


時臣「えー……」


時臣「せめて綺礼はアサシンに…」


璃正「だめ」


時臣「」


璃正「ではまずはセイバーからですな…」




9 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 11:42:25.30 ID:Iy6tLIJSO

~翌日~


切嗣「」ムクッ




切嗣「おはようアイリ」
スタスタ


アイリス「おはよう切嗣」ニコッ


ブルル…


切嗣「おはよう舞弥」


舞弥「おはようございます」ペコッ


ブルルルン…


切嗣「………」


ブルルルルルル…

キキーッ


ライダー「切嗣、おはようございます!」


ライダー「このバイクという乗り物は最高ですね!!」


切嗣「………」


ブルルルン


切嗣(まあ…まだマシか…)

ライダー「もうひとっ走り行ってきます」

ブルルルル


切嗣(うるさい…噴かすな…)


セイバー→ライダー



12 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 11:56:08.20 ID:Iy6tLIJSO



ケイネス「神父は中々良い判断をするじゃないか」


バーサーカー「■■■■…」


ケイネス「こんな風貌ならソラウも…」


ソラウ「ワイルドで素敵…」キュン


バーサーカー「■■■…」

ケイネス「」


ソラウ「こんなに近づいても抵抗しない…」ギュー


バーサーカー「■■■■…」


ケイネス「ソラウ離れろ!危ないぞ!!」


ソラウ「あ?」キッ


ケイネス「ひっ」ビクッ




ランサー→バーサーカー

変化

筋力B→A
耐久C→B
敏捷A+→A++
幸運E→D


追加→狂化C
幸運と魔翌力を除いたパラメーターをランクアップさせる


11 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 11:53:35.79 ID:LVIE4+0DO

混乱するから真名か元クラス書いてほしいな。

ライダー(元剣)
ライダー(アルトリア)
みたいな感じで

13 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 11:57:52.86 ID:Iy6tLIJSO

>>11
指摘ありがとうございます

気をつけます


16 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 12:18:32.16 ID:Iy6tLIJSO

雁夜「YA―――HA―――!!」


雁夜「待ってろ時臣ィ…これで…」


雁夜「ゲホッゴホッ」


セイバー「大丈夫ですかマスター」


雁夜「ああ…楽になった…」


雁夜「でもバーサーカーがこんなにまともな奴だったなんて…」


セイバー「私は騎士です。本分を忘れたりはしません」


臓硯「チッ…」


バーサーカー→セイバー

変化

筋力A→B
耐久A→B
敏捷A+→A


消滅

狂化C

17 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 12:28:06.98 ID:Iy6tLIJSO


時臣「一時はどうなるかと思ったが…」


時臣「何とかなったな」


ランサー「ふん…下らん」

ランサー「俺はどのクラスでも…むっ…」


ランサー「倉の中に槍しかない…」


時臣「えー!!」


ランサー「…まあ…問題ない」


ランサー「何千、何万と宝槍の類はあるのだからな…」ハハハハ…


時臣「ほっ」





ランサー「エアも…無い…」





アーチャー→ランサー

変化

敏捷B→A
幸運A→F


消滅

単独行動A
天地乖離す開闢の星

18 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 12:34:18.20 ID:Iy6tLIJSO





ウェイバー「」



ウェイバー「これは困った…」


アサシン「確かに困ったのう…」


ウェイバー「終わりだ…何もかも…」


アサシン「なーに!要は暗殺者の真似事をすれば良いのだろう?」


ウェイバー「それすらも出来てないじゃないか!!」バンッ






ライダー→アサシン


消滅

神威の車輪


追加

気配遮断E
影が薄くなる




20 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 12:38:55.90 ID:BTQywqb6o

何この申し訳程度のアサシン要素www

21 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 12:43:09.49 ID:Iy6tLIJSO



龍之介「おはよー旦那…」

アーチャー「アッー!!」シュバッ


的「ギャアアアアア!!」ジタバタ


龍之介「って、何してんの旦那!」


龍之介「ちょーCOOLじゃん!!」


アーチャー「おはよう龍之介」ニコッ


アーチャー「貴方もやってみますか?」


龍之介「良いの?やったー!!」


アーチャー「良く狙って下さい…」


龍之介「おらっ」シュバッ


ドスッ


的「ギャアアアアア!!」ジタバタ


龍之介「………COOOOOOL!!!!」



キャスター→アーチャー


消滅

陣地作成B
螺湮城教本



23 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 13:00:33.62 ID:Iy6tLIJSO



綺礼「偵察は出来るか?」

キャスターA「少しだけなら…」

キャスターD「まだ分裂出来ますし…」


綺礼「そうか…」バタン





キャスターU「くそっ…キャスターなのに誰も魔術使えねえのかよ!!」

キャスターJ「あの…俺、魔術齧ってました…」


キャスターC「実は俺も…錬金術をちょっと…」

MTWRH「「「「「俺も俺も…」」」」」

キャスターZ「私は物作りが好きでハサンに入社を決めました」


キャスターA「おおっ!専科百般スキルが捗るな!!」



変化

魔翌力C→C+

気配遮断A+→D
発見されにくい
クラスが変わったが、彼らは腐ってもハサン・サッバーハ

追加

道具作成C





24 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 13:11:11.15 ID:oGzYzyowo

ひでえ、アサシンよりキャスターの方が「気配遮断」使えるって……w

25 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 13:13:55.78 ID:Iy6tLIJSO

まとめ

セイバー→ライダー

アーチャー→ランサー

ライダー→アサシン

ランサー→バーサーカー

バーサーカー→セイバー

アサシン→キャスター

キャスター→アーチャー






セイバー(アルトリア)

ライダー
筋力B
耐久A
敏捷A
魔翌力A
幸運D
宝具A++

能力特に変化なし





アーチャー(ギルガメッシュ)

ランサー

筋力B
耐久B
敏捷B→A
魔翌力
幸運→F
宝具→A++

乖離剣エア…没収
王の財産…槍のに
ランサーの幸運補正発動中





ライダー(イスカンダル)↓
アサシン

筋力B
耐久A
敏捷
魔翌力
幸運
宝具

神威の車輪…没収

気配遮断E追加
影が薄くなる






28 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 13:36:29.82 ID:Iy6tLIJSO


バーサーカー(ランスロット)

セイバー

筋力A→B
耐久A→B
敏捷A+→A
魔翌力C
幸運B
宝具A

狂化C→消滅
耐魔翌力E→C

己が栄光の為でなく→使用可能






アサシン(ハサン・サッバーハ)

キャスター

筋力C
耐久D
敏捷A
魔翌力C→C+
幸運E
宝具B


道具作成C…追加

気配遮断A+→D
腐ってもハサン






ランサー(ディルムッド・オディナ)

バーサーカー


筋力B→A
耐久C→B
敏捷A+→A++
魔翌力D
幸運E→D
宝具B

狂化C…追加








キャスター(シル・ド・レェ)

アーチャー

筋力D
耐久E
敏捷D
魔翌力C
幸運E
宝具

陣地作成B…消滅
螺湮城教本…没収

宝具無し

29 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 13:44:06.89 ID:z18QflDAO

どうなるんだよコレ…

30 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 13:47:34.92 ID:Iy6tLIJSO



璃正「一仕事した後は気持ちが良いな…」フゥ…


時臣「ありがとうリセいもん!お陰で英雄王も外には出歩かなくなりました!」


璃正「ははは…礼などいりませんよ」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


切嗣(作戦に変わりはない)

ケイネス「馬鹿が扱いやすくなった」

雁夜「これなら行ける!」
ウェイバー「無理無理無理無理……」ガタガタ

綺礼「わりとどうでもいい」

時臣「引きこもりが捗る」

龍之介「COOL!!」シュバッ


璃正「ではこれより――聖杯戦争ッ開始ッッッッ!!」




36 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/27 16:30:51.13 ID:lND/wffQo

おじさんが楽しそうでなによりです

43 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 18:34:48.52 ID:94otYgwSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


切嗣『アイリに舞弥、まずは新都で敵を探してくれ』

切嗣『今は敵の情報が欲しいからね』



………
……………


ライダー「いい風だ……」バサバサバサッ



現在――私達は切嗣の用意したメルセデス・ベンツに乗り込み市内を走行中だ。

死んだ魚のような目をしたネクラへのストレスは
このスピードだけが忘れさせる―――


舞弥「寒いんで窓閉めてください」


ライダー「あっはい」


ライダー「…で、どこに行けば良いのですか?」ウイーン


舞弥「取り敢えず新都中を周りましょう」


アイリ「すごい…」


ライダー「どうしました?アイリスフィール」



44 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 19:09:20.20 ID:94otYgwSO



アイリ「私…あの城から出たことなくて…」


アイリ「空港からも真っ直ぐ城に向かったでしょ?」

ライダー「なるほど…ではエスコート致しましょうアイリスフィール。」


アイリ「えっ?でも…」


ライダー「騎士の務めです」キリッ


舞弥「…いいですね、行きましょう」


アイリ「いいの?舞弥さん」


舞弥「はい、今回の任務は索敵です。なるべく人気が多い場所が良いでしょう」

舞弥「それに、いざというときは私とライダーが守ります」


ライダー「はい!!」


アイリ「舞弥さん…」


舞弥「時に…オススメの場所がありますライダー」


舞弥「3キロ程前の道を2キロ行った場所のホテルで…」




「―――ケーキバイキングが」




ライダー、アイリ「「な、なんだってー!!」」





45 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 19:12:19.55 ID:94otYgwSO



アイリ「行きましょう!今すぐに!!」ジュルリ


ライダー「うぉおおおお!!」グンッ





私はすぐさまVターンを決め、アクセル全開で対向車を潜り抜ける…騎乗スキルAが為せる技だ。

舞弥によるとそのケーキバイキングには、雪原のように広がる生クリームの上にルビーと同等に輝く苺が乗ったショートケーキや、まるでそれはエクスカリバーを思わせる程に黄金に輝く気品と儚さを兼ね備えたモンブランや他にも――――



ライダー「行けよぉおおおお!!」



舞弥「フッ………」暗黒微笑





46 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 2013/01/28 19:19:59.69 ID:D6ZmEj550

舞弥さんが楽しそうで何よりです。

47 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 19:44:29.63 ID:94otYgwSO

数時間後


………
……………


ライダー「美味でした」


アイリ「美味しかったわね…」トローン


舞弥(やはり…ハイアットのケーキバイキングは最高ですね)ゲフッ


ライダー「…敵はいませんでしたね」


アイリ「…いなかったわね」


舞弥「どうやら皆、穴熊を決め込んでいるようですね」


ライダー「もう少し探してみま――ッ!」ピクッ


突如、市中より殺気と敵意を振りまく存在を感じた。間違いなく――この気配はサーヴァントのものだ



舞弥「――やっと見つけましたね」


ライダー「はい、港の方向ですか…誘われていますね」


アイリ「お招きに預かりましょうライダー、切嗣の為に一仕事するわよ」


舞弥「向かって下さい、私は切嗣に連絡を取ります」



ライダー「了解しました」



48 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 20:28:19.08 ID:94otYgwSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


ウェイバー「で?お前はどうやって戦う気だよ」


アサシン「ふむ…本来ならば、神威の車輪を使うところだがな…」


アサシン「まだ王の軍勢が残っておるか…よし!!」

アサシンはキュプリオトの剣を抜き放ち、空高く掲げ上げる


アサシン「出でよ!ブケファラス!!」


呼び掛けとともに切り裂いた空間から、輝きを纏った一頭の駿馬が現れた


アサシン「おおっ!よく来てくれたな!!」ナデナデ




ウェイバー「」


アサシン「さあ乗れ坊主」

アサシンに掴まれたウェイバーは容易に持ち上げられ、ブケファラスの背に乗せられる



アサシン「いざ征かん!ブケファラス!」



ウェイバー「うわぁああ!!」



軽快な蹄の音と共に少年の叫び声が闇夜に響く―――

49 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 21:00:08.68 ID:94otYgwSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~港~


海浜公園の東側に隣接する倉庫街。車を止め、正面の影と対峙する

長身で肩幅の広い男の総身は、一部の隙もなく黒い甲胄に覆われていた




セイバー「……よくぞ来た。我が決闘に応じる猛者は貴殿だけ―――!?」



ライダー「その闘気……セイバーとお見受けするが如何に?」


黒い騎士はじっとこちらを見つめ、ピクりとも動かない。
数秒の沈黙の後に返答があった


セイバー「…いかにも。」


ライダー「では…サーヴァントライダー、いざ尋常に――参る」





51 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 21:28:52.96 ID:94otYgwSO



………
……………


流麗な剣閃。
打ち合うたびに稲妻が舞い、風が吹き荒れる。
超高速の剣戟はもはや並の人間ならば簡単に吹き飛んでしまうだろう。
しかし30合にも及ぶ打ち合いにも関わらず、お互い傷一つ無い。


ライダー「この男…出来る…」


セイバー「………」


しかし違和感は隠し得ない。
卓越した武技を持ちながらセイバーは一向に守りに徹しているだけなのだ。


ライダー「どうしたセイバー!何故攻めてこない!!」




52 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 21:37:31.50 ID:94otYgwSO



セイバー「………」


ライダー「くっ………!!」


大きな踏み込みと共に斬り付けるが――これも防がれる。
まるで風王結界により不可視になった剣の刃渡りが把握されているようにも思える。


ライダー「――貴方は…」

アーチャー「アァーーーッ!!」シュバッ


セイバー、ライダー「「!?」」キイィン



飛んできた二本の矢を弾き返す。
その直後、彼らの目の前にギョロリとした双眸と黒いローブが特徴的な長身の男が立っていた。





53 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 21:56:48.72 ID:94otYgwSO



アーチャー「お助けに上がりました。聖処女よ」


ライダー「な……」


アーチャー「むっ…まだ生きていたか!」シュバッ


セイバー「フッ!!」カキィン


ライダー「貴様!何をしている!!」


アーチャー「すぐに終わります、ご安心をジャンヌ…」


ライダー「私はジャンヌなどではない!!」


アーチャー「これは…記憶の混乱がみられる…由々しき事態だ…」ブツブツ


ライダー「聞いているのか!!」


アーチャー「帰りましょう!記憶を戻さなくては!!」ガシッ



セイバー「ッ!!!」ジャキッ

54 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 22:10:09.05 ID:94otYgwSO


ライダー「くっ…離せ!貴さ「その穢れた手で――」




セイバー「王に触れるな!無礼者が!!」




―――――瞬間

ライダーとアーチャーの間に――雷鳴の如き一閃が奔った


ライダー「――ま…」


アーチャー「アアアアア!!腕がぁああア!!」ブシャァァァ



地面にはアーチャーの手首が転がり、腕からは絶え間なく血が流れ出している。



ライダー「セイバー…貴方は…」


セイバー「………」




55 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 22:26:36.10 ID:94otYgwSO



アーチャー「貴様!許さん許さん許さん…」ジャキッ


アーチャー「許さーん!!」バッ


セイバーに持っていた矢じりを突き立てようとアーチャーが飛び掛かる


その時――――





アサシン「AAAAlalalalalalaie!!」ドドドドド




雷鳴すらも圧するほどの猛々しい咆哮を発し現れた騎馬に、アーチャーは反応する間もなく四肢で踏み砕かれ、容赦なく蹂躙された。




アーチャー「ギャァアアアア!!」シュウウウ…



アサシン「ふん!騎士の勝負に水を差すとは不届き者め!」


ウェイバー「あばばばばば」



アーチャー脱落


56 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 22:31:30.84 ID:JpZH65S90

旦那YOEEEEEEEE

57 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 22:38:38.52 ID:94otYgwSO


ライダー「何者だ!?」


セイバー「……」ジャキッ



アサシン「余は征服王イスカンダル。此度の聖杯戦争においてはライ…アサシンのクラスを得て現界した!!」


ライダー「アサシン?」


セイバー「ご冗談を」


ウェイバー「何を――考えてやがりますかこの馬鹿はアああ!!」



ライダー「やかましい」ベシッ


ウェイバー「へヴんっ!」バタッ


アサシン「セイバーそしてライダーよ!先の剣戟は見事であった!」


アサシン「一つ…我が軍門に降る気はないか?」




58 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 22:52:18.69 ID:94otYgwSO


セイバー「…下らん」


ライダー「…あの無礼者を始末してくれた事には感謝しよう」


ライダー「だがその提案には乗れんな。」

ライダー「私はブリテン国を預かる身だ。国の為、進化の為、貴様に降る訳にはいかない」


セイバー「……っ」ピクッ



アサシン「むぅ…困ったのう…」


アサシン「勿体ないなぁ…残念だなぁ…」



ランサー「ふふ…ふはははははは!!!!」シュン



黄金の眩い光を纏い、甲胄姿のサーヴァントが笑い声と共に現れた。その絢爛な偉容に全てが圧倒される。


ランサー「見物だな雑種」

59 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 22:59:42.74 ID:94otYgwSO


ランサー「我を差し置いて王を自称する輩が一夜に二匹も湧くとはな」


アサシン「そういわれても余は王だし…」


ライダー「私もです」


ランサー「戯け…真の王たる英雄は天上天下に我ただ独りよ」









「ほう…随分とサーヴァントが集まっているではないか」


「行け、バーサーカー」



バーサーカー「■■■■■■!!」シュン



「「「「「!?」」」」」



60 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 23:11:13.38 ID:94otYgwSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

切嗣「さっきのよく分からないサーヴァントを筆頭に…」

切嗣「征服王イスカンダル、遠坂のサーヴァント、バーサーカーか…」



切嗣「なんて混沌とした戦場だ」


舞弥「全てのサーヴァントが出揃いましたね」


切嗣「いや、まだ元アサシンのサーヴァントが現れていない」


切嗣「消去法でキャスターか…」


舞弥『しかし…このタイミングでバーサーカーが現れるとは…』


切嗣「…まともな思慮が無いマスターか、それとも」

切嗣「―――十二分に勝つ自信がある、という事だろう」




61 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/28 23:42:34.32 ID:94otYgwSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

突然現れたバーサーカーに全員の視線が注がれる


ランサー「……」



ライダー(見たところ得物は4つ…右手に剣、左手に赤い槍、背中にもう一本の剣と黄色い槍)


セイバー(全ての武器に呪符が巻かれている…真名を伏せるためか)


アサシン(こやつ…どう出る気だ…)


バーサーカー「■■■……」



「やれ、バーサーカー」


バーサーカー「■■■■ッッ!!」


ライダー「なっ!?」



バーサーカーが絶叫を発しながらライダーへ突撃を始める。不可視の剣と赤槍がぶつかり合う。


63 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/29 00:04:26.62 ID:WvdsL6QSO


ライダー「くっ……」


バーサーカー「■■■■!!」ヒュッヒュッ


ライダー「―――ッ!!」カキィンカキィン


ライダー「な――」フラッ


――その瞬間、右手の剣に巻かれていた呪符が剥がれ落ち、高く掲げられた剣に魔翌力が充填される


バーサーカー「■■■■■!!」ブンッ



セイバー「させるかっ!!」バシッ


ウェイバー「あれは……!!」


アイリ「ジャパニーズ白刃取り!!」





64 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/29 00:23:15.66 ID:WvdsL6QSO



バーサーカー「■■■!??」


セイバー「くっ……」ピシッ



セイバー「まずい……」ピシッ


バーサーカー「■■■■!!」ググ…


セイバー「このままでは…」ピシピシッ


バーサーカー「■■■!!」グググ…


セイバー「!?」パリィン!


ライダー「離れろ!」ブンッ

バーサーカー「■■■■ッ!!」キイィン





ランサー「もうよい…消えろ雑種」ヒュンヒュン



バーサーカー「■■■!」バッ


虚空から飛来する槍を寸での所で躱し、バーサーカーは闇へと消えた





65 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/29 00:36:02.03 ID:WvdsL6QSO


ランサー「下らん…俺は帰るぞ」



ライダー「貴方はやはり…ランスロット…」


セイバー「王よ、私は…」

セイバー「貴方が…憎い…」


ライダー「!!」


セイバー「なぜあの時私を――」


セイバー「私を―――ッ!!」シュン



ライダー「待って!ランスロット!」


ライダー「ランスロット…」






ウェイバー「ランスロットって…あの?」


アサシン「そのようだな」

ウェイバー「ランスロットの王って…まさかアーサー王?」


アサシン「多分な」


ウェイバー「あばばばばば」バタッ


アサシン「む!まったく…困った奴だのう…」



66 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/29 00:49:19.13 ID:WvdsL6QSO



切嗣「あの中を無傷とは…大したサーヴァントだな」

舞弥「かなりの情報が引き出す事が出来ました」


舞弥「今後作戦の指針にできますね」


切嗣「取り敢えず邪魔なのはセイバーとバーサーカーか」シュボッ


切嗣「さて………」フゥー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




雁夜「思ったより燃費良いな…」


雁夜「これなら当面は大丈夫そうだ…遠坂のサーヴァントもミンチに出来るぜ…」


雁夜「ひゃは、ひゃはははは!!」


雁夜「…ゲホッ!ゴホッ!!」オエー


セイバー「大丈夫ですかマスター」サスリサスリ

72 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/30 16:40:06.78 ID:ed67SZMSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~アインツベルン城~



切嗣「―――席に着いてくれ、作戦を説明する」


舞弥、アイリ、ライダー「はい」



切嗣「今夜…ケイネスの本拠地…」





切嗣「―――冬木ハイアットホテルを爆破解体する」





舞弥、アイリ、ライダー「」ガタッ





73 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/30 17:08:19.71 ID:ed67SZMSO



ライダー(アルトリア)「衛宮、切嗣――ッ!!」バンッ



切嗣「」ビクッ



ライダー「私はこれまで、貴様の性根を疑うことはしなかった…」プルプル



切嗣「?」




翠緑の瞳は冷ややかに燃えていた。それは仲間に見る目でも、味方を見る目ではない。たった今彼女が聞いた作戦は“邪悪”以外の何物でもないからだ。




ライダー「だが…今ようやく、貴様を外道と理解したッ!!」



ライダー(私の希望『ケーキバイキング』を…)




切嗣(何故…怒っているんだ?)

74 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/30 18:25:37.26 ID:ed67SZMSO



アイリ「答えて、切嗣。いくら何でも今回は、貴方にも説明の義務があるわ」




切嗣「説明も何も…厄介なケイネスを倒すためだよ、アイリ」



切嗣「勿論、客は全員退避させる…被害は最小限に済ませるよ」




アイリ「そういう事じゃないのよ切嗣!!」バンッ



切嗣「い、一体どうしたんだい?アイリ」オロオロ



舞弥「…分かりました、早速作戦に移ります」




ライダー「それでよいのですか…舞弥」



舞弥「仕方ありません、これは戦争なのですから」



75 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/30 18:41:04.42 ID:ed67SZMSO


舞弥「私も残念です…こんな結末は…」グググ…



アイリ「舞弥さん…」



アイリ「ねえお願い…切嗣…」ヒシッ



アイリス「せめて…せめて明日まで時間を頂戴…」ウルウル



切嗣「…アイリ…」


ライダー「私からも…お願いします!!」


切嗣(何だこいつ…怒ったりへり下ったり…)

76 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/30 18:42:51.15 ID:ed67SZMSO



切嗣(しかし、この必死さ…真剣な眼差し…アイリには何か作戦があるのかもしれない)



アイリ、ライダー(ケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキ)




切嗣(アインツベルンの秘術があるのか?それとも……)



アイリ、ライダー(ケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキケーキ)


舞弥(これは……)



舞弥「…もう一押し」ボソッ


77 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/30 18:55:31.55 ID:ed67SZMSO



切嗣「…わかったよ、アイリ」


アイリ、ライダー「!?」


切嗣「アイリ、君がしたい事は1日時間があれば出来る物なのかい?」



アイリ「えぇ…まあ…」



切嗣「任せるよアイリ。」ニコッ


アイリ、ライダー「「やったーーー!!」」ピョーイ


舞弥(さすがマダム)グッ


切嗣「舞弥、アイリの補助を」


舞弥「了解です」



ライダー「では…」


アイリ「えぇ…行きましょう…」






「「「最後の聖戦に……」」」




切嗣「じゃあ僕は、別の作戦を実行するか……」




78 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/30 19:08:20.79 ID:ed67SZMSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~遠坂邸~


ランサー(ギル)「行ってきまーす」ガチャッ


時臣「ちょ…まっ…」


時臣「………」



………
……………

~通信室?~



時臣「璃正神父!話が違いますよ!!」


璃正『ど、どうしたのかね時臣君』ビクッ


時臣「英雄王が外を出歩いてるではありませんか!昨晩だって…」


璃正『そりゃ…少しくらいは…ねえ…』


時臣「そ、そんな…」グニャー



79 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/30 19:14:13.06 ID:ed67SZMSO




璃正『いっそ令呪を使ったらどうかな?』



時臣「そんな事したら…嫌われちゃうよ…」グスン


璃正『』



ガチャッ

タダイマー



時臣「王が帰ってききましたので、これで」ガチャ


璃正『え――』ブツッ






80 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/30 19:26:15.85 ID:ed67SZMSO


………
……………



時臣「王よ…今までどちらへ…」


ランサー(普段着ギル)「市場へちょっとな」ドスン



ランサー「ところで時臣…この甘熟王とかいう南国の果実は最高だな!!」モグモグ


時臣(まさかその箱は…)


ランサー「名も味も…王たる我に相応しい逸品だ!」ポーイ


時臣(箱買い!?すぐに真っ黒になって、食べたくなくなりますよ!)


時臣(というか、そこらに皮捨てんな英雄王ォォォォォ!!)







81 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/01/30 19:53:35.80 ID:ed67SZMSO



――その時


時臣「――ッ!!」ピクッ


時臣は魔術結界の反応を感じた。遠坂邸の結界はかなり強固であり、どの方向からの敵の侵入も見逃さない。しかしこの敵は、まるで自分を見つけてくれと言わんばかりに――真正面から乗り込んできたのだ



時臣「これは――」



ケイネス「アーチボルト家9代目当主。ケイネス・エルメロイ・アーチボルトが推参仕る!!」




ケイネス「トオサカよ!魔術師として尋常な決闘を申し込む!!」





85 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/02 19:04:48.33 ID:R4kV5VVSO


綺礼『時臣師、今すぐ加勢を送ります。しばしお待ちを――』


時臣「いや、綺礼。キャスターは死んだ事になっている。無闇に姿を晒すべきではない。」


綺礼『しかし…』


時臣「この一戦は全てのマスターが見るだろう。ならば――」


時臣「今度こそ絶対的な力を示し、余計な手出しをする輩が現れないようにしなければ――」


綺礼『…判りました、御武運を…』


時臣「英雄王、あの輩は私にお任せを」


ランサー(ギルガメッシュ)「ふん…下らん見せ物ならば、奴も貴様も塵にするぞ」


時臣「ご期待下さい…」


86 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/02 20:08:25.33 ID:R4kV5VVSO



………
……………


時臣「その決闘受けて立とう――」


ケイネス「そうこなくてはな、トオサカ」





時臣は自らの礼装であるステッキを振りかざし、炎の術式を呼び起こす。

時臣「では…行くぞ、ロード・エルメロイ」




対するケイネスは自慢の礼装、『月霊髄液』の起動を行う。

ケイネス「お互い秘術の限りを尽くそうではないか!」






87 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/02 20:09:33.28 ID:R4kV5VVSO


………
……………




ランサー(ギルガメッシュ)「始まったか…」



バーサーカー(ディルムッド)「■■■■……」



ランサー「…いたのか、狂犬」



バーサーカー「■■■…」


ランサー「それにしても見ているだけなのはつまらん…」


ランサー「…狂犬、我を愉しませよ…」バビローン


バーサーカー「■■■…!!」

弾丸の如く射出された宝槍4本がバーサーカーに襲い掛かる。――が、バーサーカーは尋常ならざる身のこなしで全て躱してみせた。


ランサー「ふははははッ!避けているだけか?道化!!」バビローン


バーサーカー「■■■■!」サッサッ



ランサー「何処まで凌ぎ切れるか…試してやろう!!」




88 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/02 21:19:12.19 ID:R4kV5VVSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

雁夜「見ろ、セイバー」



セイバー(ランスロット)「戦闘が始まったようですね」


雁夜「行くぞ」フラッ


セイバー「…雁夜。あの魔術師に勝てるのですか?」


雁夜「当り前だ!!」



ヤキツクセ!

クッ…ヤルナ、トオサカ…



雁夜「…あんな…火…」アオザメ



セイバー(無理だな)



雁夜「ゲホッ!ゴホッ!!」オエー



セイバー「…ここで待っていなさい雁夜。すぐに終わらせて来ますから」シュン




雁夜「くそっ…」



蟲「wwww」ピチピチ




97 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 20:48:13.53 ID:J9g7sVMM0

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ランサー(ギルガメッシュ)「都合22本、よく耐え切ったな雑種」


バーサーカー(ディルムッド)「■■■■■…」ガクッ


ランサー「だがこれで終幕だ、せめて散り様で興じさせよ」ヒュンッ


冷酷な宣告とともに、彼の左右に浮いていた宝槍が虚空を奔る。




98 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 21:03:12.75 ID:vJZV+bFL0



バーサーカー「ッ!!」


放たれた宝具の威力により地面は吹き飛び、死が濛々と立ち込める粉塵が視界を覆う中――黒い影が揺らめき現われる。


ランサー「貴様…セイバー…」キッ


セイバー(ランスロット)「……」ガチャン


バーサーカー「■■■!?」


100 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 21:36:42.57 ID:J9g7sVMM0

ランサー「――狂犬を庇い、よもやその汚らわしい手で我が宝物に触れるとは…その不敬は万死に値する!!」


ランサー「消えろ――雑種!!!」


ランサーの号令一下、虚空に浮いた宝槍の群れが先を争ってセイバーへと殺到する。


セイバー「ハァアアアアアアアア!!!!」ダッ



101 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 21:57:52.45 ID:dVRaZrGa0

セイバーは華麗な技巧をもって、飛来した槍を掴み取り、襲い来る宝具を片っ端から打ち返し、ついに黄金の甲胄に肉薄する―――


ランサー「くッ…おのれ…」


セイバー「覚悟ッ!!」ブンッ


ランサー「――っ!!」ガキィン


セイバー「……ッ」グググ…


ランサー「おのれ、調子に―――」グググ…


ランサー「乗るな、雑種――!」ガキィン


セイバー「ハァッ!!」ブンッ


ランサー「っ――!?」パリィン





102 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 22:17:34.73 ID:mul4pj+20


ランサー「何故――押されている!この我が!!」ブンッ

セイバー「ふ――はぁっ!!」パリィン


ランサー「おのれ――おのれおのれおのれ!雑種如きに我が剣を使う事になろうとはな――!!」


ランサー「来い!エアよ!!」スカッ


ランサー「あ…あれ…?」スカッスカッ


が、駄目っ・・・!!


ランサー「そうだった・・・!エアは没収されたんだった・・・!」ぐにゃー





103 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 2013/02/13 22:34:09.85 ID:Z8w3P+zy0


ランサー「おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれ・・・」ダッ


セイバー「逃がさんっ!!」ダッ


ランサー「くっ・・天の鎖よ・・・!!」


セイバー「なにっ!?」ギチッ


ランサー「は…はははは!所詮雑種よ!我の相手にはならぬわ!!」ハハハ


セイバー「くっ…抜かった…」


ランサー「はははは!はははははは!!死ね雑種!!」スッ…



バーサーカー「■■■■■!!」ブンッ



ランサー「まだいたのか狂犬――そんな剣当たらぬわ――」サッ


ランサー「あでっ」ステーン



セイバー「!?」


105 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 22:54:48.09 ID:40O3rPWj0

ランサー「誰だ!こんな所にバナナの皮を捨てたのは!!」プンプン


バーサーカー「■■■■!!」ザシュッ


バーサーカーが振りかざした“モラルタ”により、ランサーの身体は両断された


ランサー「ぐ――は――ッ!!」ドサッ


セイバー「えっ」


ランサー「くっ・・・」ボロボロ


ランサー「ひどい・・!ひどすぎるっ・・・・!こんな話があるかっ・・・!命からがらやっとの思いでセイバーを止めたのに・・・甘熟王っ・・!あいつがもぎ取ってしまった・・・!せっかくの・・今までの苦労・・・費やした時間・・・すべてをっ・・・・!」ガクッ


セイバー「………」


ランサー「■■■…」






ランサー敗退

115 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/15 15:58:08.07 ID:1+Oa/HXAO

甘熟王ワロタwwwwwwww


116 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/15 16:52:08.15 ID:dKxIAtSj0

自分て食ったやつじゃないかwwwwwwww

107 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 23:18:13.40 ID:BMReHohC0

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時臣「私の結界内であるにも関わらず、まったく歯が立たない…宝石も残り少ない…」


ケイネス「終わりかトオサカ?」


ケイネス「努力などで覆る事のない…これが天才と凡俗の差だ!!」


時臣「―――“身体強化”」



時臣「こうなれば――残りの宝石の魔翌力を炸裂させ、一気に勝負をつけてくれる――」


時臣「行くぞ!ロード・エルメロイ!!」





109 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 23:21:38.47 ID:vJZV+bFL0



時臣「うぉおおおお…!!」

ケイネス「見せてみろ…貴様の本気を……!!」











時臣「あでっ」ステーン




時臣「誰だ!こんな所にバナナの皮を捨てたのは!!」プンプン


ケイネス「……Scalp!!」ブンッ


時臣「あふぅん!」ズバッ



ケイネス「………」



ケイネス「……向こうの戦闘も終わったようだな…帰るぞ!バーサーカー!」



バーサーカー『■■……』




110 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 23:24:30.62 ID:vJZV+bFL0

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雁夜「うぉおおおおっシャアああ!!!!」



雁夜「やってくれたぜ!あのマ〇フォイ!!」



雁夜「ふぉオオオオオオ!!」


雁夜「…うおえぇぇぇ!!」ビチャビチャ



セイバー「…何をしているのですか?カリヤ」サスリサスリ

雁夜「ああ…セイバー…やったぞ…やったんだ…」


セイバー「戦いは終わりました、帰りましょうカリヤ」



雁夜「そ…そうだな…」




111 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 23:26:50.37 ID:YRjvvGt60




………
……………



雁夜「ああ…やっと着いた…」ゼエゼエ


「3…」


雁夜「だんだん体力も無くなってきたな…だが…」


雁夜「桜ちゃんの為ならこれくらい…」


「2…」



「1…」







切嗣「発破」カチッ




ドカーン



―――消し飛んだ
目の前で全てが消し飛んだ
雁夜は身体中の力が抜け、その場に座り込んでしまった


雁夜「」ヘタッ


雁夜「あ…う…」


雁夜「えええええ!??」

セイバー「こ、これは…」



112 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 23:32:08.77 ID:dVRaZrGa0




雁夜「さ、桜…ちゃ…ん…」


雁夜「うわぁああああ!!」ジタバタ



桜「おじさん」グイグイ



雁夜「え、あれ?桜ちゃん!?」ピタッ



雁夜「大丈夫だったのか!?って後ろの人は?」



桜「この優しいおじさんが逃がしてくれたの」


切嗣「間桐臓硯を始末し、君の願いは叶えた」


雁夜「や…」


雁夜「優しいおじさん…」ボロボロ


切嗣「僕に協力しろ、間桐雁夜」


雁夜「よ…喜んで…」ボロボロ





セイバー「………」


113 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/13 23:45:09.35 ID:YRjvvGt60

雁夜「で…でも…なんで俺の願いを知ってるんですか」


切嗣(公園で叫んでいる利用出来そうな馬鹿を見つけただけだが…)


切嗣「僕は正義の味方だからね」ニコッ


雁夜「う、うぉおおおお!!」


雁夜「桜ちゃん!おじさん、正義の味方の仲間になるよ」グッ


桜「頑張って」グッ



切嗣(思ったより馬鹿だったな)



セイバー「貴様…何者だ…」ジャキッ


雁夜「な…何をしているんだ!セイバー!!」オロオロ


切嗣「……」


セイバー「答えろ!!」


切嗣「―――僕は、ライダーのマスターだ」



セイバー「!?」


118 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/16 14:22:45.34 ID:Gr4W/AWSO

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~教会~


璃正「時臣君が負けるなんて…」


綺礼「父よ…こうなっては…」


璃正「ああ、聖杯は我々教会が回収するしかあるまい」


璃正「行け綺礼!戦え綺礼!世界の平和は君に懸かっている!!」ガタッ


綺礼「…分かりました」


キャスター(ハサン)「綺礼様、昨晩の間桐邸爆破の件ですが…」


キャスター「――衛宮切嗣が間桐雁夜を連れ立って行動しているのを確認致しました」


綺礼「!?」ガタッ


綺礼「何をする気だ…衛宮切嗣…」




119 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/16 15:11:10.89 ID:Gr4W/AWSO

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~アインツベルン城~


桜「なにしてるの?おねーちゃん」


ライダー(アルトリア)「メンテです」キリッ


ライダー「バイクは生物なのです。良い走りの為には毎日の整備が…」ペラペラ


雁夜「魔改造されてるね…」


ライダー「舞弥が一晩でやってくれました」キリッ


舞弥「もはやライダー専用機です」


切嗣「おーい、会議始めるぞ」


120 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/16 16:04:47.05 ID:Gr4W/AWSO



………
……………


切嗣「舞弥から聞いたよアイリ…君達が今までやっていた事はね…」


アイリ(まさか…)


ライダー(ケーキバイキングがばれた!?)


舞弥「………」


切嗣「まさか君達が…」


アイリ「ち、違うのよ切嗣!」ガタッ


ライダー(1人だけ責任逃れする気ですか…舞弥!!)


舞弥「ふっ…」暗黒微笑


切嗣「危険を顧みずホテルハイアットで潜入調査をしていたなんて!!」ブワッ





「「え」」

121 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/16 16:55:54.77 ID:Gr4W/AWSO

ライダー(ナイスです舞弥!!)グッ


舞弥「……」グッ


アイリ「そ…そうなのよ!使い魔だと分からない所があるでしょ?」


切嗣「でも一言くらい相談してくれても…」


アイリ「ごめんなさい…貴方に心配をかけるつもりはなかったのよ…」ウルウル


切嗣「そうか…ありがとうアイリ…」


ライダー(そしてナイス演技ですアイリ!!)


切嗣「さて、君達のお陰でケイネス達の情報もたくさん集まった」


切嗣「雁夜君という心強い味方(道具)も得た」


雁夜「ども」ペコリ


切嗣「という訳でホテル爆破を中止し、暗殺に切り替えたいと思う」






「「な、何だって~!?」」



舞弥「…計画通り」ニヤッ



122 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/16 17:43:16.84 ID:Gr4W/AWSO


切嗣「セイバーの宝具“己が栄光の為でなく”は他人に変装する能力だ」


ライダー「ランスロットの事ですか切嗣」ガタッ


切嗣「…という訳で、セイバーにはソラウに変装し、ケイネスを暗殺してもらう」

セイバー(ランスロット)「…分かりました」シュン


ライダー「ランスロット!!」


セイバー「では…また暫く霊体化しています」スゥ…


ライダー「ちょ、まっ…」


雁夜(この子スゲー無視されてんな)



123 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/16 20:41:12.15 ID:Gr4W/AWSO

~ホテルハイアット~

ソラウ「まったく…昨夜はハゲがバーサーカーをどっかに連れてくし」プンプン


ソラウ「しかもバーサーカーは怪我して帰ってくるから、今は絶対安静だし」プンプン


ソラウ「私の癒しはケーキだけ…」


舞弥「こんにちはソラウさん」


ソラウ「あら、こんにちはミス舞弥」


舞弥「ふんっ」バキッ


ソラウ「」バタッ


舞弥「捕獲対象――確保」フィッシュ


ライダー「あれが捕獲対象…って舞弥がいつも話かけてる人ではありませんか」コソコソ


アイリ「流石は舞弥さん、ずっと仕事してたのね」コソコソ


舞弥「信頼関係を築く事は、諜報活動に必須ですから」




124 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/16 21:10:42.74 ID:Gr4W/AWSO

切嗣「対象を確保したか…早速セイバーは化けてくれ」


セイバー「分かった」


アイリ「切嗣…本当にホテルは爆破しないのよね…」


切嗣「この作戦が上手く行けばね」


アイリ「…セイバーさん頑張ってね!!」


偽ソラウ「勿論です」


アイリ「あら、そっくり」

舞弥「ソラウさんと会話した結果、判明した彼女の性格ですが…」


舞弥「まず彼女は、本当におしとやかで礼儀正しい淑女です。家庭では夫に尽くし、夫を立てるタイプだと言っていました。」

舞弥「また、相当な寂しがり屋だということです。夫(?)と2人の時はイチャラブらしいです。」


偽ソラウ「な、なるほど」





ソラウ「ディルムッド……」デヘッ

125 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/16 22:01:15.18 ID:Gr4W/AWSO


………
……………


切嗣『ではここからは、通信機で指示する』


雁夜『セイバー…失敗は許されないぞ』


偽ソラウ「はい、カリヤ」


舞弥『現在ターゲットは工房にて魔術の行使が終わり、下階に降りました』


ケイネス「おーい!ソラウー!!」パタパタ


切嗣『来たな…取り敢えず、様子を見よう』


ケイネス(昨日の晩から、何故か口を訊いてくれなかったが…そろそろ機嫌は治してくれただろうか)


偽ソラウ(確か、おしとやかな淑女…夫に尽くすタイプ…)


偽ソラウ「お、お疲れ様です、あなた」ニコッ


ケイネス「ひぎぃ!?」バターン




126 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/16 22:10:20.48 ID:Gr4W/AWSO


切嗣『ターゲットの様子がおかしいな』


雁夜『まさか…変装が見破られた?』

舞弥『まさか!完璧にソラウ本人です』


ケイネス「あああああそそそそううだだななな」ガタガタ


ケイネス(機嫌が治ったどころの騒ぎじゃない!!笑顔?笑顔だと!?彼女のこんな優しい表情は見たことがない!)ブツブツ


偽ソラウ「?」


ケイネス(なんだ…スタンド攻撃か?それとも新手の嫌がらせ?いやいや彼女に限ってそんな事は…)ブツブツ





ざわ…ざわ…


ママー ナニアノヒトー
コラッ ユビサシチャダメデショ!





切嗣『ちっ…人が集まってきたな、どこかに連れ込め』


偽ソラウ「と、取り敢えずお昼にしましょう、あなた。」ニコッ


ケイネス「あ、ああ」ムクリ


ケイネス(これは…もしかして…ソラウが私を認めてくれたのか!?)


ケイネス「ふふふ…ははははは!!」


偽ソラウ(何だ?キモいな…)ビクッ


129 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 2013/02/17 00:18:08.34 ID:GHMpKsdF0


ケイネス→妻はソラウ
ソラウ→夫はディルムッド
ソラウ「私の夫(ディルムッド)に尽くすタイプ」

舞弥→ソラウの夫はケイネス
舞弥「ソラウは夫(ケイネス)に尽くすタイプ」

なるほどwwww

132 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/20 01:43:45.60 ID:aQepr8WSO


………
……………

~二時間後~



ケイネス「で、そこで私の魔術がトオサカを―――」ペチャクチャ


偽ソラウ(ランスロット)「凄いわーあなた」パチパチ



偽ソラウ「本当に魔術の天才ね」ニコッ


ケイネス「そうだろうそうだろう!!」ガハハハハハ






雁夜『何か…キャバ嬢みたいっすね…』


切嗣『セイバー、一時作戦会議だ』



偽ソラウ「あなた…ちょっとお花摘みに行ってくるわ」ガタッ


ケイネス「ああ」


ケイネス(便所か)







133 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/20 01:44:44.70 ID:aQepr8WSO




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~女子トイレ~


雁夜『いやー、まさかあんなに演技派とはな』ハハハハ


偽ソラウ「カリヤ…もう耐えられません!!」


偽ソラウ「同じような自慢話をいつまでもいつまでも聞かされて頭が…」ズキズキ

舞弥『ご苦労様ですセイバー、完璧なソラウでした』

切嗣『最初はケイネスも少し警戒していたようだが、今はすっかり無防備だな』


切嗣『そろそろ詰めだセイバー、ケイネスを部屋に誘導して暗殺を実行しろ』


偽ソラウ「…分かった」


切嗣『舞弥は隣のビルに移動、セイバーのサポートに回れ』


舞弥『了解』





134 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/20 01:45:31.93 ID:aQepr8WSO




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ケイネス(今日のソラウはいいソラウだ…婚約者になってこの方、あんなに優しい表情見せたことがない)


ケイネス(確かに彼女にとっては望まない婚約ではあったかもしれない…だが私の彼女への想いは本物!!)


ケイネス(それがようやく伝わったという事だろうな…)


偽ソラウ「ねえ、あなた…そろそろ部屋に戻りましょう」


偽ソラウ「それに…とても大切な話があるの…」


ケイネス「」ガタッ


ケイネス(まさかまさかまさかまさか)


ケイネス(ついに…卒業!?)


ケイネス「そうだな!早く戻ろう!一刻も早く戻ろう!!」グイッ


偽ソラウ「え、ちょっ…」






135 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/20 01:46:37.23 ID:aQepr8WSO



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~最上階~


ケイネス「さあ…話は何だい?」ドキドキ


ケイネス「ソラ―――」






偽ソラウ「ふんっ」ドスッ




ケイネス「…ウ…」ドサッ


ケイネス「グ――ギャァアアアア゛!!」


セイバー「哀れな男だな」スゥ…

ケイネス「くっ…バーサーカー、令呪をもって―――」


セイバー「遅い」シュバッ


令呪の発動を待たずに放たれたセイバーの一閃により、ケイネスの腕は無惨に宙を舞った。


ケイネス「うわぁああぁあ!う、腕がぁぁああぁ!!」


セイバー「終わりだ」ズバッ


ケイネス「」ゴロン


舞弥『ターゲットの死亡を確認、予定通りです』


切嗣『よくやったセイバー、撤退だ』


切嗣『舞弥もすぐに合流だ』


舞弥『………』ザザッ


切嗣『舞弥?応答しろ!舞弥!』




136 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/20 01:47:21.46 ID:aQepr8WSO



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


舞弥「ハア…ハア…」


「かつて英霊と呼ばれた騎士に、あのような汚れ仕事をさせるとはな――恐れ知らずも居たものだ」フッ



舞弥「言峰――綺礼」ガチャッ


綺礼「…答えろ女、貴様の代わりにここに来るはずだった男はどこにいる?」チャキッ


舞弥「――!!」ダダダダダッ


[ピーーー]しかない――そう判断したと同時に銃声を鳴り響かせた。
しかし綺礼は超人的な速度で躱し、さらに黒鍵を放つ――



137 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/20 01:48:11.72 ID:aQepr8WSO



舞弥「くっ…」カランッ


綺礼「動きもなかなか悪くない。相当に仕込まれているようだな」スタスタ


黒鍵は舞弥の右手を裂き、握っていたグロックは虚しく転がり飛んでいった。



切嗣『応答しろ!舞弥!!』


綺礼「どうした、助けを呼ばないのか?奴は近くにいるんだろう?」


舞弥(奴と切嗣を会わせる訳にはいかない…)


綺礼(衛宮切嗣に至る為にはこの女を殺してはならない。必ず生かして捕らえなければ…)スタスタ



丸腰の相手を前に勝利を確信した綺礼は、柱の影に身を潜めた女へとゆっくりと詰め寄っていく。
だが突如、目前の獲物との間に割り込んでくる影が出現した――


バーサーカー(ディルムッド)「■■■■■■■■■!!」シュン


綺礼「な――バーサーカー!?」



138 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/20 01:48:51.46 ID:aQepr8WSO



綺礼(何故だ!ケイネスは今死んだはず!)


バーサーカー「■■■■■!!」ブオッ


キャスター(ハサン)「危ない!綺礼さ―――ギャアァア!!」グシャッ


キャスターD「お逃げ下さい綺礼様!!」シュン


綺礼「くっ…女は逃がしたか…」タッタッタッ


綺礼「次は確実に突き止めるぞ…衛宮切嗣!!」タッタッタッ



139 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/20 01:51:31.35 ID:aQepr8WSO



………
……………


バーサーカー「■■■■!!」ブオッ



キャスターD「グギャァアアア!!」



キャスターT「綺礼様は安全地帯に到着!」


キャスターS「我々も撤退するぞ!」シュン


キャスターD「う…あ…」


バーサーカー「■■■■!!」グチャッ

140 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/02/20 01:52:47.10 ID:aQepr8WSO




………
……………


切嗣「舞弥!無事だったか…」ホッ


舞弥「すいません…切嗣…うっ!!」フラフラ


雁夜「早く手当てしないと…」オロオロ


舞弥「しかし…あのバーサーカーは?」


切嗣「ケイネスの腕から令呪を剥ぎ取って使わせてもらった」


切嗣「彼らの特殊な召喚方法に感謝しなくてはね」


ソラウ「ディルムッド…ディルムッド…」スヤスヤ


切嗣「彼女には暫く、バーサーカーの電池代わりに生きていてもらう」




148 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:28:14.86 ID:d5F4mpTSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

~アインツベルン城~


切嗣「舞弥、アサシンの消息は掴めたか」


舞弥「マッケンジー邸を拠点にしているようです」


舞弥「しかし、使い魔による監視を始めてからは、各地に隠れています。」


切嗣「奴らの機動力も馬鹿にならないか…」


舞弥「どうしますか切嗣」

切嗣「僕はアサシンを刈り出す、留守は任せたよアイリ。」


アイリ「分かったわ切嗣」



149 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:29:33.06 ID:d5F4mpTSO


………
……………

アイリ「切嗣はもう行ったかしら…」


舞弥「?」


舞弥「ええ、もう出て行きました」


アイリ「そう…」フラッ


舞弥「マダム!?」ガシッ


舞弥「まさか…いや早すぎる…」


アイリ「どうやら…あの金ぴかは、規格外の英霊だったようね…」


アイリ「今では…ほとんど力が出ないわ…」


アイリ「お願い舞弥さん…切嗣の勝利の為に…」


舞弥「…勿論ですマダム」


舞弥「今は休んでいて下さい」







150 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:31:16.36 ID:d5F4mpTSO


ソラウ「あー喉乾いた」


雁夜「………」


セイバー(ランスロット)「………」


ソラウ「ぼけーっとしてないで紅茶の一杯でも出して下さらない?」


雁夜「おかしいだろ!!」バンッ


雁夜「仮にもあんたは捕まってるんだぞ!何なんだよその態度は!!」


ソラウ「違うわ…私は協力したの」


ソラウ「バーサーカーのマスターとして!!」


ソラウ「ハゲを殺したって話は少し驚いたけど、令呪は後で還してくれるらしいし」


ソラウ「戦争が終わればディルムッドと新婚生活スタートよ」オーホッホッホ


雁夜(騙したのか…切嗣さん…)


ソラウ「分かったら紅茶を早くしなさいよ!」


雁夜「はいはい…」


ライダー(アルトリア)「私もお願いします」キキッ


桜「わたしもー」





151 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:32:39.53 ID:d5F4mpTSO


………
……………



ソラウ「不味いわ」ペッ


雁夜(このガキがァアアアア)ピクピク


セイバー「抑えて、カリヤ」


ソラウ「それにしても暇ねー」


ソラウ「何か起きないかしら」





パカラッパカラッパカラッパカラッ…





舞弥「―――!?」


アイリ「侵入者…ね…」ムクリ


舞弥「マダム駄目です!」

舞弥「私が行きます」






152 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:35:14.86 ID:d5F4mpTSO



アサシン(イスカンダル)「おーい!誰かおらぬか!!」


ライダー「何の用だ征服王」ジャキッ


舞弥「切嗣…アサシンです」


切嗣『なに!?』


セイバー「王よ…お下がり下さい」ガチャッ


ライダー「ランスロット!」


ウェイバー「な…何でセイバーがいるんだよ…」ヘナヘナ

アサシン「ふむ、協力関係のようだな…」


アサシン「物騒な物を構えるでない!今日は宴に来たのだ」


舞弥「…だそうです」


切嗣『…は?』



アサシン「何処かにお誂え向きの庭園はないか?」


ウェイバー「馬鹿!冗談が通じる相手じゃないぞ!」コソコソ


舞弥「本気ですか?」


アサシン「あたぼうよ」


切嗣『…すぐ戻る…時間稼ぎを頼む』


舞弥「…分かりました」


舞弥「ついてきて下さい」

アサシン「すまぬな!ガハハハハハ!!」


アサシン「む…何をしている!貴様らも早く来んか!」ガシッ


セイバー、ライダー「えっ、ちょ」ズルズル



153 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:37:00.56 ID:d5F4mpTSO



アサシン(イスカンダル)「この酒はここらの市場で一番の上物だ」


アサシン「飲め」グイッ


ライダー「……」


セイバー「………」



セイバー「…貴様の目的は何だ?よもやこんな馬鹿げた事を本気で…」


アサシン「―――聖杯は、相応しき者の手に渡る定めにあるという」


セイバー「……」


アサシン「それを見定める儀式が、この冬木における闘争だというが――なにも見極めをつけるだけならば、血を流すに及ばない。」

アサシン「英霊同士、お互いの格に納得がいったならば自ずと答えは出る。」


ライダー「成る程」パシッ


ライダー「」ゴクゴク


アサシン「……ほう、中々の飲みっぷりじゃのう…」


ライダー「それで、まずは私と格を競おうというわけか?征服王」プハーッ


アサシン「その通り!いわばこれは“聖杯問答”」


アサシン「果たして誰が聖杯に相応しき器か?酒杯に問えば詳らかになるというものよ」ニヤッ


アサシン「そういえば…あの英雄王と名乗る金ぴかも誘おうと思ったのだがな」


セイバー「奴は…私が討った」


「「!?」」



154 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:38:31.70 ID:d5F4mpTSO



アサシン「…ふはははは!これは驚いた!!」


アサシン「よもやあの猛者を討ち取るとはな!!」


アサシン「それ程の力を持ちながら、聖杯に何を望む?セイバー」


セイバー「…まずは貴様から言うのが筋だろう、征服王」


アサシン「余か?余の願いは…」


アサシン「――受肉、だ」

ウェイバー「はあぁ!?どうして受肉なんて!!」


アサシン「魔翌力で現界してるとはいえ、所詮我らはサーヴァント…奇跡や現象に過ぎん」
「それでは余は不足だ。余は転生したこの世界に、一個の生命として根を下ろしたい!」


アサシン「身体一つの我を張って、天と地に向かい合う。それが征服、我が覇道なのだ。」


アサシン「だが今の余にはその身体1つすら欠けている。これでは、いかん。誰に憚る事もない、このイスカンダルただ独りだけの肉体が必要なのだ!」


ライダー「下らん…そんなものは王の在り方ではない。」


アサシン「――ほぉ、ならば騎士王。貴様の懐の内を聞かせてもらおうか」


ライダー「私は、我が故郷の救済を願う。万能の願望器をもってして、ブリテンの滅びの運命を変える。」


セイバー「!」



155 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:39:23.39 ID:d5F4mpTSO


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~教会~


綺礼「あの征服王が森の結界を破壊したお陰で、キャスターが森に侵入することが出来たが…」


綺礼「…どうやら衛宮切嗣の姿は確認出来ないようだ」


綺礼「しかしあれは…酒盛りをしているのか?」


綺礼「馬鹿か」フンッ


キャスター(ハサン)「いいなー」


綺礼(しかし奴の宝具…よもやあの騎馬だけではあるまい)


綺礼「試してみるか…」



156 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:40:38.21 ID:d5F4mpTSO


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~アインツベルン城~


アサシン(イスカンダル)「…なぁ騎士王、もしかして余の聞き間違いかもしれないが」


アサシン「貴様はいま“運命を変える”と言ったか?それは過去の歴史を覆すということか?」


ライダー(アルトリア)「そうだ。真に聖杯が万能であるならば、必ずや――」


アサシン「確かめておくが……そのブリテンとかいう国が滅んだというのは、貴様の時代の話であろう?」


ライダー「そうだ!だからこそ悔やむのだ。あの結末を変えたいのだ!他でもない、私の責であるが故に……」


セイバー(違う、全ては――)ググ…


アサシン「――貴様よりにもよって、己が行いを否定するというのか?」


ライダー「そうとも。なぜ訝る?なぜ笑う?」


ライダー「貴様とて……世継を葬られ、築き上げた帝国は四つに引き裂かれて終わったはずだ。その結末に悔いは無いというのか?」


アサシン「ない」


アサシン「余の決断、余の臣下達の生き様の果てに辿り着いた結末であるならば、その滅びは必定だ。」


ライダー「そんな――」


アサシン「ましてやそれを覆すなど!そんな愚行は、余とともに時代を築き上げた全ての人間に対する侮辱である!」


セイバー「………」



157 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:42:49.57 ID:d5F4mpTSO


………
……………


アサシン「騎士どもの誉れたる王よ。確かに貴様が掲げた正義と理想は、一度国を救い、臣民を救済したやも知れぬ。」


アサシン「だがな、ただ救われただけの連中がどういう末路を辿ったか、それを知らぬ貴様ではあるまい」


ライダー「――ッ!!」




貴様は臣下を救うばかりで、導く事をしなかった。
王の欲のカタチを示すこともなく、道を見失った臣下を捨て置き、ただ独りで澄まし顔のまま、小綺麗な理想とやらを想い焦がれていただけよ。
故に貴様は生粋の王ではない。己が為でなく、人の為の王という偶像に縛られていただけの小娘に過ぎん



セイバー「………」


ライダー「私…は…」





セイバー「――ッ!!」



突如、濃密な殺意が周囲を満たす。月明かりの照らす中庭に白い髑髏の仮面が中庭の5人を包囲していた。

ウェイバー「うわぁあああ!!」


舞弥「これは…キャスター!?」


ウェイバー「ど…どういう事だよこいつら!何で増えていくんだよ!!」


キャスター(ハサン)「我らは群にして個のサーヴァント、されど個にして群の影」

ウェイバー「お…おい…」


アサシン「狼狽えるな坊主。おい!共に語ろうという者はここに来て杯を取れ。この酒は貴様等の血と共にある」


ウェイバー「なに言ってるんだよお前は――」


キャスター「www」ヒュンッ



ビチャッ


ウェイバー「ひいぃ!!」


アサシン「この酒は貴様等の血と言った筈だ――敢えて地べたにブチ撒けたいというならば、是非もない…」


アサシン「騎士王、これが宴の最後の問いだ。――そも、王とは孤高なるや否や?」


ライダー「王ならば…孤高であるしかない」


アサシン「駄目だな!何も解っておらん!やはり余が今ここで、真の王たる者の姿を見せつけてやらねばなるまいて!!」





158 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:43:47.42 ID:d5F4mpTSO


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

照りつける灼熱の太陽。晴れ渡る蒼穹の彼方、吹き荒れる砂塵に霞む地平線まで、視野を遮るものは何もない。世界は夜のアインツベルン城から一瞬で変転し、熱砂の砂漠へと変貌していた。


ウェイバー「これは…」


舞弥「固有結界――!?」



「うぉおおおおおお!!」



アサシン「見よ、我が無双の軍勢を!」


アサシン「肉体は滅び、その魂は英霊として世界に召し上げられて、それではなお余に忠義する伝説の勇者達!!」


アサシン「彼らとの絆こそ我が至宝!我が王道!イスカンダルたる余が誇る最強宝具――『王の軍勢』なり!!」



ライダー「」



アサシン「王とはッ――誰よりも鮮烈に生き、諸人を魅せる姿を指す言葉!」



アサシン「全ての勇者達ね羨望を束ね、その道標として立つ者こそが、王。故に――!」



アサシン「王は孤高にあらず。その偉志は、全ての臣民の志の総算たるが故に!」




「然り!然り!然り!」




アサシン「さて、では始めようか」


キャスター「くッ――」



アサシン「蹂躙せよ!!」


159 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:47:46.00 ID:d5F4mpTSO


……………
………



アサシン「帰るぞ坊主」ヒョイ


ライダー「征服王!私は――」


アサシン「お主は黙っておれ、小娘」


アサシン「今宵は王が語らう夜であった」


アサシン「ときにセイバー、貴様の願いは…」


アサシン「戦場で聞くとするか」ニカッ


セイバー「ふん……」


アサシン「では…行くぞ!ブケファラス!!」


パカラッパカラッパカラッ



ライダー「………」



セイバー「貴方は…本当に変わらない」


セイバー「清廉潔白な騎士王。アーサー」


ライダー「ランスロット…」


160 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:48:44.48 ID:d5F4mpTSO


セイバー「王よ、私の願いは1つだ」


セイバー「どうか…私の罪を、貴方自身の手で裁いてほしい」


ライダー「!?」


ライダー「何を――貴方は―――!」


セイバー「あの時騎士としてではなく男として…忠臣としてではなく人として…」

セイバー「貴方に罪を糾されていたならば!私も王妃も…自身の罪に苦悩する事は無かった――!!」


ライダー「………」


セイバー「私を…この苦悩から解放して下さい…」



―道を見失った臣下を捨て置き、自分だけが聖者であろうとした―



ライダー「――ッ!!」グッ…



ライダー「…分かりました」


ライダー「覚悟しなさい、ランスロット…その命をもって償いとします」ジャキッ


セイバー「………」


ライダーは剣を高く掲げ、振り下ろした。



161 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:51:59.14 ID:d5F4mpTSO



………
……………





断罪の刃は首を切り落とす事はなく、割られた兜だけが地を転がる


セイバー「……ッ!!」


セイバー「王よ…何故だ!!な「ランスロットという男は今死にました」


ライダー「もうここに、自らの咎に苦悩する者はいない…」


ライダー「さあ、名も無き騎士よ。私に仕えなさい。」スッ


ライダー「この戦いを勝ち抜く為には、貴方の支えが必要です」ニコッ


セイバー「!!」


男に去来するのはかつての記憶
自身の身命を捧げ、仕えた騎士の凛々しい御姿
そして、誰よりも国を思う優しい王の横顔を―――



セイバー「――我が剣は貴方と共にある…騎士王アーサー」


セイバー「騎士の誇りに懸け…貴方に忠節を誓おう…」ボロボロ


ライダー「やり直しましょう、ランスロット…」ナデナデ


ライダー「聖杯があれば…全て…」



162 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:52:46.20 ID:d5F4mpTSO


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



龍之介「あーあ、なんか全然帰って来ないなー旦那」


子供「――――――ッ!!」ジタバタ


龍之介「ちっ…大人しくしろよ!」バキッ



バタン


警察A「警察だ!!」


龍之介「ちっ…しくった!!」ダッ


警察B「待て!逃げるな!!」


警部補「発泡許可は出ている!構わん、撃て!!」


バンッ

バンバンッ



龍之介「―――がはッ!」ドサッ


龍之介「なんだこれ…超Cool…」ヌチャァ


龍之介「」ガクッ


警察A「大丈夫か!?」


子供「「「「「「」」」」」」ガクブル


警部補「本部、応答せよ…連続殺人犯の死亡を確認した」



163 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 2013/03/02 19:54:06.79 ID:d5F4mpTSO


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~教会~


綺礼「成る程、固有結界か…」


キャスター(ハサン)「如何なさいますか?綺礼様…」シュン


綺礼「奴は危険だ、他に任せるとしよう」


綺礼「私は衛宮切嗣を狙うまでだ」


綺礼「その前に……」



………
……………


璃正「話とはなんだ綺礼」

綺礼「実は折り入って頼みが…」


璃正「なんだ?出来るだけ叶えてやろう」


綺礼「では…」


綺礼「――死んで下さい」シュッ



グチャッ



164 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/02 19:54:50.73 ID:d5F4mpTSO


綺礼「ふ…」


璃正「」


綺礼「ふふふ…」



キャスター「」ガクブル


綺礼「ふははははは!これで預託令呪は手に入れた!!」


綺礼「次は貴様だ…衛宮切嗣!!」ビシィ



キャスター残り40/80人


166 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 2013/03/06 16:34:45.72 ID:1OBqVdEU0

綺礼さん暗黒面に入るの早すぎww

170 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 21:15:23.43 ID:sAhq9YcSO

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~アインツベルン城~



セイバー(ランスロット)「紅茶のお代わりはいかがですか」

ライダー(アルトリア)「ありがとうございますランスロット」


セイバー「お茶請けのケーキです」


ライダー「あーん」


イチャイチャ

イチャイチャ



雁夜「………」イラッ


舞弥「………」イラッ


切嗣(あれはあれで使いやすくなったか…)




171 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 21:27:06.89 ID:sAhq9YcSO



………
……………


切嗣「状況を整理しよう」


切嗣「こちらにはセイバー、ライダー、バーサーカーが」


切嗣「向こうにはアサシンが残っている」


切嗣「キャスターは昨夜アサシンの宝具で消滅」


舞弥「ええ、間違いありません」


切嗣「では今夜…冬木市体育館から信号弾を撃ってアサシンを誘きだし、総力戦を仕掛ける」


切嗣「固有結界がある限り、マスターの暗殺は厳しいからね」



172 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 2013/03/15 21:37:48.40 ID:sAhq9YcSO


切嗣「セイバーとライダーは入口でアサシンの迎撃を」


セイバーライダー「「はい」」


切嗣「舞弥とバーサーカーは、僕と一緒にアイ…聖杯の警護だ」


舞弥「はい」


バーサーカー(ディルムッド)「■■■■…」


ソラウ「ちょっと!ディルムッドを連れていく気!?」ガタッ


切嗣「勿論そうだが」


ソラウ「冗談じゃないわよ!私は―――」


切嗣「では…君とバーサーカーをここで殺す事になる」ジャキッ


ソラウ「うっ…分かったわ」ビクッ


ソラウ「必ず帰って来てねディルムッド…」


バーサーカー「」ビクビク




173 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 21:52:17.45 ID:sAhq9YcSO


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~冬木市体育館~


切嗣「アイリ…」


アイリ「」


切嗣「もうすぐ…もうすぐ全て終わるよ…」ボロボロ


切嗣「待っていてくれアイリ…」


舞弥「切嗣…そろそろです」


切嗣「…そうだな」


ヒュー


ドドドドドドドッ





174 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 22:24:55.64 ID:sAhq9YcSO



………
……………


セイバー「! 来ましたカリヤ、後ろに」


雁夜「ああ…」サッ


パカラッパカラッパカラッパカラッ…

ヒヒーン


アサシン(イスカンダル)「おう、セイバーにライダー」


ウェイバー「どうやら、残りは僕達だけみたいだ」


セイバー「征服王…」


アサシン「なんだ?」


セイバー「貴様は我が王を侮辱した…その罪は重い」

セイバー「剣の錆にしてくれる」ジャキッ


アサシン「……」


ライダー「私は私の王道を信じ抜く… 二度と貴方に否定はさせない!」


ライダー「もう二度と…迷わない…!!」


アサシン「ふん…重傷だな、こりゃ」



アサシン「では…始めようか…」




アサシン「“王の軍勢!!”」




176 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 22:45:17.03 ID:sAhq9YcSO




雁夜「くっ…いきなりか!」



アサシン「いざ益荒男どもよ!進め!!」



「「「「「ウオォォォオオォ!!!!」」」」」



ドドドドドドド


雁夜「プランAだライダー!!」


ライダー「下がってランスロット!」


ライダーは風王結界を解き、強大な魔翌力を纏った黄金の聖剣を天高く掲げた。


セイバー「!?」サッ




ライダー「“約束された――”」




ウェイバー「ヤバイぞ!何かする気だ!!」





178 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 23:05:36.21 ID:sAhq9YcSO




アサシン「む…皆の者!撃て!!」



ドドドドドドドッ



ライダー「!? “勝利の剣!!”」



放たれた閃光は、数万の矢の雨を吹き飛ばす。



アサシン「何とも…凄まじい威力だが…」


アサシン「放つ前に時間があるようだな」


ライダー「くっ…」


アサシン「奴らに隙を与えるな!囲め!!」


「ウオォォォオオォ!!」

セイバー「オオオオオ!!」


雁夜(プランA“エクスカリバーぶっぱ作戦”が!!)ガビーン



179 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 23:13:48.20 ID:sAhq9YcSO


━━━━━━━━━━━━━━━━━━


切嗣「戦闘が開始されたようだな…」


舞弥「!! カメラに人影…言峰綺礼です!」


切嗣「やはり来たか…向かい撃てバーサーカー!!」

バーサーカー「■■■■■ッ!!」






180 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 23:14:50.83 ID:sAhq9YcSO





………
……………


ドカーン

ドカーン



綺礼「この大量のトラップ…やはり…」


ドドドドッ


キャスター(ハサン)「綺礼様…来ますッ!!」


バーサーカー「■■■■■!!」ドドドッ


綺礼「なっ…バーサーカー!?」


キャスター「ここは我々が、綺礼様は先に…」



綺礼「ああ…足止めは任せた」タッタッタッタッ…




181 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 23:29:04.77 ID:sAhq9YcSO



………
……………

綺礼「はあ…はあ…」


綺礼「この扉の先に衛宮切嗣が…」ギイッ


ダダダダダッ


綺礼「!?」バッ


切嗣「言峰綺礼…お前は最初に始末すべきだった」


切嗣「やはりお前は…危険過ぎる!!」





182 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 23:31:38.26 ID:sAhq9YcSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━


バーサーカー「■■■■ッ!!」ブォン


キャスターA「むん」サッ


キャスターD「みんな囲め!!」


バーサーカー「■■■!?」


キャスター「「「「「「「「「拘束魔術!!」」」」」」」」


バーサーカー「!!」



バーサーカー「■■■」グググ…


キャスターT「拘束魔術×40だ…これなら…」


バーサーカー「■■■■■!!」パリィン


キャスター「「「「「「「「やっぱ駄目かー!!」」」」」」」」



バーサーカー「■■■■!!」ブォン


キャスター「「「「「ギャァァア!!」」」」」



キャスター残り35/80

183 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 23:48:17.55 ID:sAhq9YcSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━


切嗣「起源弾!!」バァン


綺礼「!」パリィン


切嗣「これで奴は…」




綺礼「破ッ!!」




舞弥「ぐ――はっ―――」ドサッ


切嗣「なっ!? 舞弥!!」




184 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 23:49:37.73 ID:sAhq9YcSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━


セイバー「はあ…はあ…」

ライダー「くっ…」


雁夜「これじゃあキリがないな…」


アサシン「たった2人でヘタイロイと渡り合うとは…流石だな」


アサシン「だがもう限界のようだな」


アサシン「者共!奴らは疲弊している!止めを刺せ!!」



「ウオォォォオオォ!!」


セイバー「カリヤ…プランDです…」


ライダー「ランスロット!?」


雁夜「…分かった」





185 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/15 23:59:48.91 ID:sAhq9YcSO




雁夜「―――令呪をもって命ずる」


雁夜「セイバー――アサシンへ特攻しろ」



アサシン「な――正気か貴様!!」


セイバー「ウオォォォ!!」ドドドドドッ




「「「「ギャァアアアァア!!」」」」



ウェイバー「凄い勢いで突っ込んで来るぞ!」



アサシン「ぬんっ!!」ガキィン



セイバー「■■■■■!!」ギギギギ…



アサシン「貴様…」ギギギギ…


セイバー「■■■!?」ガクッ


アサシン「!? てぇい!!」ザシュッ




186 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/16 00:10:09.79 ID:Ps6NbxWSO



アサシン「自身の魔翌力を使いきっての魔翌力切れか…特攻など愚かな真似を…」

セイバー「――で、す」


ウェイバー「おい…あいつがいないぞ…」


セイバー「――ま、です…」


アサシン「む?」


セイバー「――今です!アーサー!!」


ライダー「!!」


突如突風が吹き荒れ、アサシンの目の前にライダーが現れる。


アサシン「貴様――!?」


ライダー「“約束された勝利の剣”!!」



アサシン「ぬおぉおおお!!」

187 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/16 00:12:24.50 ID:Ps6NbxWSO




………
……………


雁夜「結界が消える…」


ライダー「ランスロット!起きて下さい!」ユサユサ


セイバー「アー、サー…」

セイバー「何を…泣いて…」


ライダー「駄目です!消えては…」


セイバー「聖杯は…もうすぐそこ…」


セイバー「最後に…貴方の為に戦えて…良かった…」シュゥ…


ライダー「ランスロット…」ボロボロ


ライダー「…待っていて下さいランスロット…」


ライダー「聖杯で全てやり直してみせる…」



アサシン「」




セイバー(ランスロット)
アサシン(イスカンダル)

死亡



188 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/16 00:13:29.87 ID:Ps6NbxWSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━


綺礼「行くぞ――――」ドンッ


切嗣「くっ――固有時制御 四倍速!!」





綺礼「八大招、立地通天炮!!」



切嗣「コンテンダー」ガチャッ



殺った――お互いが確信し

殺られた――お互いが理解する


その瞬間、2人の男は頭上から降り注ぐ黒い泥を浴びていた




189 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/16 00:14:31.18 ID:Ps6NbxWSO

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


切嗣「なんだここは…」


アイリ「ここは聖杯の内側、貴方の願いが叶う場所」

切嗣「これが聖杯の内側…だと…」


アイリ「さぁ切嗣…貴方の願いを…」




………
……………


切嗣「貴様は…現世に降りて、こんな結果を撒き散らすのか!?」


「そう、衛宮切嗣…君こそ“この世全ての悪”を担うにふさわしい…」



イリヤ「キリツグー」パタパタ


切嗣「イリヤ…」


アイリ「さあ早く願いを…」

切嗣「―――ごめんなイリヤ」ジャキッ



ドンッ



アイリ「イリヤ!!」


アイリ「何て――グッ」


切嗣「家族2人の命と、世界中の60億の命――」ギリギリ


切嗣「――秤に懸けるまでもないッ!!」ギリギリ



アイリ「呪ってやる…呪ってやる呪ってやる呪ってやる呪ってやる呪ってやる呪ってや――」



ボキッ





190 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/16 00:15:12.14 ID:Ps6NbxWSO


………
……………


綺礼「…愚かすぎて理解できん、何故あれを拒絶した」


切嗣「あれは死しかもたらさない…僕の求めている物では無かった」


綺礼「ならば私に譲れ!!貴様にとって不要でも私には有用だ!!」


綺礼「頼む、[ピーーー]な!あれは――――」



バァン



切嗣「ああ、貴様こそ――愚かすぎて理解できないよ」






191 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/16 00:16:07.07 ID:Ps6NbxWSO


………
……………



ライダー「切嗣!ついに聖杯を手にしたのですね!?」


切嗣「――衛宮切嗣の名の許に、令呪をもってライダーに命ず」


切嗣「宝具にて、聖杯を破壊せよ――」



ライダー「…な…?」


ライダー「何故だ切嗣!!よりにもよって貴方が――!!」


切嗣「重ねて命ずる」


ライダー「や…め…」




切嗣「聖杯を破壊しろ」




ライダー「やめろォォォォ!!」








第四次聖杯戦争終了



192 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/16 00:34:43.74 ID:Ps6NbxWSO


衛宮切嗣…冬木大災害が発生し、士郎を養子に迎え、この世全ての悪の呪いで数年後死亡


アイリ…聖杯になる


舞弥…綺礼の腹パンと泥で死亡


綺礼…心臓撃たれて死亡


雁夜…桜を遠坂家に連れていき、葵と良い感じになるが。数年後死亡


ケイネス…美人局されて死亡


時臣…バナナで滑って死亡

龍之介…射殺


ウェイバー…国に帰って震えながら過ごす


ソラウ…国に帰ってイケメン捕まえて結婚


璃正…綺礼覚醒の為に死亡






セイバー(ランスロット)…王の軍勢に特攻して死亡。雁夜の魔翌力供給を自分からカットしたため魔翌力切れになった。


ライダー(アルトリア)…聖杯壊し係、消滅


アサシン(イスカンダル)…エクスカリバーもろに食らって死亡


ランサー(ギルがメッシュ)…バナナで滑って死亡


アーチャー(ジルドレ)…空気嫁 ランスロットの突っ込みで死亡


キャスター(ハサン)…全滅

バーサーカー(ディルムッド)…ハサンを掃除し終わった瞬間、泥で死亡



193 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/16 00:38:01.12 ID:Ps6NbxWSO


次から何か書くときは用事を全て済ませてからにします

    十ヽ -|-、レ |
    d⌒) /| ノ ノ


194 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/16 03:07:39.10 ID:k/I5VVtW0

乙です
ランスロットよかったな

195 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2013/03/16 05:58:01.19 ID:yr01N5NAO

忙しい中お疲れ様
完熟王が哀れやな


おじさんが幸せ掴めたようでなにより


元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1359250266/
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