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2 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:14:34.32 ID:xM1f2syc0




友家。


男「……」ペラッ

友「……」ペラッ

男「……」

友「……」

男「なぁ。次の巻どこ?」

友「あ、それまだ買ってねーわ」

男「ふーん」

友「悪いな。今度学校に持ってってやっから」

男「サンキュ」





3 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:17:02.81 ID:xM1f2syc0




男「そういやさ」

友「おう」

男「最近また監禁されるようになったんだけど」

友「えっ」

男「……」

友「……」

男「ちょっとトイレ借りるわ」スクッ

友「いや待て!!」ガシッ





4 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:21:47.19 ID:xM1f2syc0




友「説明しろ。まず誰に?」

男「女に」

友「だろうな。どこで?」

男「女ん家」

友「理由は?」

男「知らん」

友「心当たりは?」

男「ない」

友「頻度は?」

男「ここんとこ毎日」

友「毎日!?」





5 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:24:46.97 ID:xM1f2syc0




友(なんで!? 委員長の奴、男と付き合ってから大人しくなってたのに!)

男「監禁されたのなんてすげー久し振りじゃん? 懐かしくて思わず目頭が熱くなったね」

友「……因みに、どんな感じだった?」

男「そうだな……」




ホワンホワンホワン……






6 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:27:10.59 ID:xM1f2syc0




女『あ、起きた?』

男『おう。おはよう』

女『ふふっ。もう夕方だけどね』

男『マジか。こんばんは』

女『こんばんは』

男『……』

女『……』

男『……で、なんで俺は久し振りに縛られてんの?』





7 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:30:22.20 ID:xM1f2syc0



女『……あ、うん。ちょっとね』

男『? まぁ別にいいけど』

女『え? いいの?』

男『あぁ』

女『……外してとか言わないの?』

男『外して』

女『ご、ごめん。やっぱりそれはダメ……』

男『……』




8 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:34:08.46 ID:xM1f2syc0



女『大丈夫……私は出来る……もう一年近く付き合ってるんだから……』スーハースーハー

男『なんかこれデジャヴだな』

女『……よし!失礼します!』ギシッ

男『重……くはないけど何だよ馬乗りになって。どうした?』

女『わ、わ、私!今から!男くんに!男くんを!』

男『落ち着け。もっかい深呼吸してみ?』

女『……あ、そうだね。ごめんね』スーハースーハー




9 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:36:40.73 ID:xM1f2syc0



男『……で? 俺をどうするって?』

女『男くんを……その……お、お、襲っ……////』

男『相変わらず顔赤ぇのな』

女『……だから、その、えっと……私と、こう……////』

男『……』

女『……////』








女『――ご、ごめんなさい!やっぱり恥ずかしい!!』





10 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:38:34.56 ID:xM1f2syc0




……ホワンホワンホワン




男「――とまぁ、こんな感じで」

友「それがここんとこ毎日?」

男「あぁ。因みに今日お前ん家来る前も監禁されてたぜ」

友「なんかもう色々と凄いな。いや感心しちゃいけない事だけども」

男「女もよく飽きないよなー」

友「……」




12 : 訂正[saga] 2012/07/07 00:41:36.91 ID:xM1f2syc0



友「……お前、それ見て何とも思わないのか?」

男「思うぜ? あぁ可愛い奴だなーと」

友「惚けんな死ね。そんな事じゃなくてだな」

男「?」

友「委員長は、その、なんだ。お前ともっと繋がりたくて努力してるんだぞ?」

男「あぁ」

友「まぁその手段が監禁ってのはアレだけどさ」

男「あぁ」




13 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:44:03.29 ID:xM1f2syc0



友「だからお前もそれに応えてやれよ。オレとか幼にあれこれ言われるのは筋違いだろーけど」

男「……」

友「お前は委員長の彼氏だし、委員長はオレの友達だ」

男「……」

友「だから……余計なお世話かもしんねーけど、委員長の気持ちに応えてやってくれ。頼む」

男「……」

友「……」

男「なぁ」

友「ん?」








男「……もう応えたけど?」

友「ん!?」





14 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:46:29.91 ID:xM1f2syc0


キャラ紹介。



男・・・基本的に無感動で無表情なクールガイ。なのに馬鹿。
女の彼氏であり、付き合うまでは週三のペースで監禁されていた事もある。
一応これでも主人公。一応。



女・・・クラス委員長で成績は優秀。なのに馬鹿。そしてウブ。
男の彼女であり、以前は頻繁に男を監禁していたが基本的にアホなので(ry



幼・・・夏休み前に転入してきた、女の幼馴染。基本は馬鹿だけどツッコミ役になることも。
友の事が結構好きだが、今の関係も好きという有りがちな理由から告白はしていない。




15 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:48:26.71 ID:xM1f2syc0



友・・・友達想いのいい奴。殆ど彼が主人公になってます。
幼の事がわりと好きだが、今の関係も好きという有りがちな理由から以下略。

ツッコミ役。



妹・・・友より二歳年下で、ブラコン・シスコン気味の中学生。
常にネガティブ思考で超豆腐メンタルの持ち主。
いまいち影が薄(ry



姉・・・友より三歳年上の、鋭い眼光を放つヤンk…もとい大学生。
家事は完璧で美人だけど、光り物を常備している少しアレな娘。




16 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:52:13.66 ID:xM1f2syc0




友「え? 応えたの? いつ?」

男「今日ここ来る前にも監禁されてたっつったろ? その時に」

友「……え? マジで……?」

男「マジで」

友「じゃあお前はもう……その、なんだ。アレか。なんだオイ!アレなのか!?」

男「まぁ……そうなるな」

友「……」








友(キタ―――!!苦節約一年!!ようやくウブなバカップルが大人の階段のぼったぁぁぁ!!)





17 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:54:32.60 ID:xM1f2syc0



友「そりゃ良かったな!おめでとう!」

男「サンキュ」

友「いやぁめでたいな!羨ましいぞコラ!」

男「どーもどーも」



ブーッブーッブーッ



友(電話……幼からか)スッ

友「もしもし―――」





『キタ―――――!!』





友「!?」ビクッ

男「うるさっ」




18 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 00:59:07.02 ID:xM1f2syc0




友「ちょっ、うるせーよいきなり!」


『あ、ごめんごめん』


友「で、どうした?」


『聞いて驚かないでね!? なんと!女が!男と!まぐわったの!!』


友「え? なんで知ってんの?」


『へ? 今さっき女に聞いたんだけど……え? キミももう知ってるの?』


友「あぁ。オレも今さっき男から聞いた」


『あ、そうなんだ……でもやったね。私らの暗躍のお陰じゃない?』


友「ははっ。かもな」





19 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 01:01:35.21 ID:xM1f2syc0




『それじゃあまた明日ね!』


友「おう。学校でな」





男「……」

友「……な、なんだよその目は」

男「いや、お前らはどうなのかなーと」

友「ど、どうもしねーよ。オレらはそういうのじゃねーし」

男「……誰も幼の事とは言ってないんだけどまぁそれは黙っておこう」

友「……」




20 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 01:05:22.54 ID:xM1f2syc0



友「……いやぁ、それにしてもやっとか。やっとやったか」

男「あぁ。一応お前と幼にも礼言っとくよ」

友「なんだよ改まって。オレはただ焦れったかっただけで……」

男「それでもだよ。ありがとな」

友「……ま、まぁ気にすんな。むしろ余計な事してたかも知れないしこっちが謝るべきだろ」

男「あぁ。そういやそれもそうだよな」

友「……あ、そこは普通に認めるのね」




21 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 01:08:58.06 ID:xM1f2syc0



男「――で、だ」

友「おう」

男「次はお前と幼の番じゃん?」

友「おう?」

男「お前らは付き合ってすらいないからな。まぁそこは直ぐ越えられるだろうけど――」

友「待て待て違うって。もう根本から違う」

男「女と俺でアシストするからお前らもハットトリックしろよ」

友「……ごめん。なまじ意味が分かるだけに意味が分かんないわ」




23 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 01:14:37.56 ID:xM1f2syc0



友「オレは……まぁ、なんだ。あいつの事は好きではあるけどさ」

男「あるけど?」

友「何回も言ってるだろ。そういうのじゃないって」

男「分かりにくいな」

友「こればっかりは感情論だからな。仕方ないだろ」

男「お前がそう言うなら別に良いけど……まぁ気が変わったら言えよ。協力すっから」

友「はぁ……分かった分かった。ありがとな……」





24 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 01:19:08.50 ID:xM1f2syc0

ここまでにしときます。
ていうか今思ったんですがスレタイ詐欺になりそうな気が……

多分ですが前作に比べると恋愛的な進展は少なめで、ギャグがメインになりそうです。


これからも宜しくお願いしますね。




27 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2012/07/07 02:25:48.59 ID:r7h+tBlao

姉マダー

28 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2012/07/07 02:31:37.12 ID:SfSk2vVDO

姉メインマダー

29 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage] 2012/07/07 05:54:03.59 ID:EdAyUD59o

姉まだか

30 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 2012/07/07 08:19:21.07 ID:tQayIDIeo

まさかの続きか

姉マダー

33 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県)[] 2012/07/07 14:51:39.98 ID:PMslJp6p0

姉貴可愛いよ姉貴

37 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage] 2012/07/07 22:43:28.64 ID:/cdHeN6ko

姉の人気wwww

38 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 22:44:52.42 ID:xM1f2syc0




翌日。


ガララッ


友「はよーっす」

女「おはよー」

幼「おはよ」

友「あれ? 男は?」

女「まだみたい」

友「ふーん……」

幼「……」




39 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 22:46:16.15 ID:xM1f2syc0



幼「友!」ガタッ

友「おうよ?」

幼「ちょっと来て!」

友「おうよ!」



スタスタスタスタ……

ガララッ、パタン。





女「……」





女「……」





女(今日はいい天気だなぁ……)ボーッ





40 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 22:48:34.00 ID:xM1f2syc0



in非常階段


幼「……やったね」

友「……あぁ。やったな」

幼「遂に男と女が……!」

友「奮闘したぶん喜びもひとしおだぜ」

幼「これはもう完全に私達のお陰でしょ? 女にお礼まで言われちゃって照れちゃったわよ」

友「オレも礼言われたよ。なんか良いことしたみたいな気がするな」





41 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 22:50:55.42 ID:xM1f2syc0



友「……まぁつまりそれはオレらの行動がバレバレだったって事で」

幼「いいじゃない。結果オーライでしょ?」

友「ははっ。それもそうか」

幼「……」

友「……」

幼「……」

友「……で、さ」

幼「?」




42 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 22:53:20.66 ID:xM1f2syc0



友「どうする?」

幼「え?」

友「いや、オレらは男と女をキャッキャウフフさせるのが目的だったじゃん?」

幼「うん」

友「でもそれも達成したじゃん?」

幼「うん」

友「もうする事なくね?」

幼「……そっか。そうなっちゃうのか」ハッ




43 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 22:55:50.89 ID:xM1f2syc0



友「……」

幼「まぁ……アレよ。ほら、普通にしてればいいんじゃない?」

友「んー……それもそうか」

幼「肩の荷が降りたって事でさ。ね? ここは一つ!」

友「肩の荷って……わりと酷いなオイ」

幼「じゃあ戻りましょっか」

友「そうだな」




44 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 22:58:14.30 ID:xM1f2syc0



幼「……」スタスタ

友「……」スタスタ

幼「ねぇ」

友「ん?」

幼「キミは、さ」

友「うん」

幼「男と女を見て……どう思う?」

友「そうだな……『やっとか』って感じだな」

幼「いや、その、そういう事じゃなくてさ」




45 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 23:01:25.08 ID:xM1f2syc0



幼「だ、だから……あの二人が一緒にいるところとかを見てさ、何か感じる?」

友「何かって言われてもなぁ……まぁ、幸せそうだなーとか?」

幼「!!……そ、それでその幸せそうな光景を見てどう思う?」

友「どうって……んー……」

幼「……」

友「いいカップルだなーと。今更だけどな」

幼「ふ、ふーん……」

友「?」




46 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 23:03:53.42 ID:xM1f2syc0



幼「……ま、まぁ確かに? 気が合う二人が結ばれると幸せになるわよね?」

友「そうだな」

幼「そういう二人を見て、なんて言うか……こう、羨ましいと思ったりしない?」

友「あぁ、少しはな」

幼「……」

友「?」

幼「……そ、そっか。わわわわ私もそう思うわ。きききき奇遇ね」

友「??」




47 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 23:07:56.26 ID:xM1f2syc0



幼「わ、私達って気が合うわよね」

友「ははっ。今更だろ」

幼「……」

友「……」

幼「キ、キミが……」

友「ん?」

幼「キミがどうしてもって言うなら? その、私もそういうアレになるのは悪くないと思うよ?」

友「え?」

幼「だ、だから!私達も!そういうアレになるのも案外アレなんじゃないのって事よ!」

友「ごめん。全く話が掴めないです」




48 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 23:11:57.60 ID:xM1f2syc0



幼「ど、どうなの? キミはそれについてどう思うの? ねぇ、どうなの?」

友「いやだから何が!?」

幼「確かに私達ってそういうアレじゃないけどさ。
あの二人を見てたら……その……ねぇ? キミもそう思うんでしょ?」

友「頼む。頼むから落ち着け。な?」

幼「だって……でも……だって……」

友「深呼吸。深呼吸してみ?」

幼「……」スーハースーハー




50 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 23:15:06.13 ID:xM1f2syc0



幼「……」

友「……」

幼「……」

友「落ち着いたか?」

幼「……うん。ごめん」

友「大丈夫か?」

幼「……うん……ごめん……」

友「そっか。いきなり訳分からん事言うからビビったぜ」

幼「あ、う、もうホントにごめん……私は一体何を……////」ブツブツ




51 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 23:19:25.10 ID:xM1f2syc0



友「……」

幼「ごめん。忘れて……」ブツブツ

友「ま、まぁとにかく。そろそろ授業始まんぞ?」

幼「ごめん先行ってて。ちょっと反省して無と一体化してくる……」

友「なにそれこわい」

幼「三分前の私が許せない……何言っちゃってんのよ……///」ブツブツ

友「……」




53 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/07 23:22:45.11 ID:xM1f2syc0




――――――――――



――――――



―――





友「――そんなこんなでまたしても騒がしくなりそうな十月」



友「男も委員長も幼も特に変わった様子もなく、いつものように皆で遊んで――」



友「そして、早くもあのイベントが近付いてきました」



友「……」



友「……ていうか二話目から欠席する主人公って……」





68 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:22:17.85 ID:402G8bV10




先生「――皆さんも知ってのとおり文化祭が近付いてまいりました」

先生「私としてはただ皆さんを含め来てくださった方が楽しんでくれれば良いんですが、
先生達の世界ではこういった行事の結果すら評価されてしまいます。大人の辛いところですね」

先生「他のクラスの担任の方も人気No.1になろうと躍起になって生徒達に渇を入れてるでしょう」

先生「私としては結果は求めませんが、他の先生にドヤ顔されるのも癪なので
皆さんも頑張って一位になって下さい。応援しています」



ハーイ!



友「あれ、ヤバイ。早速ツッコミ所があるんだけど」

男「?」




69 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:25:06.59 ID:402G8bV10



HR。



男「では出し物の希望がある人は挙手をお願いします」


ザワ…ザワ…


幼「楽しみね。文化祭」

女「幼ちゃんは今年が初めてだもんね」

友「毎年ムダに大規模だよな」

女「今年は『No.1カップル決定戦』が開催するらしいよ」

幼「なにそれこわい……」




70 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:28:47.81 ID:402G8bV10



< メイドキッサガイイデース

< ア,オレモー

< ボクモー


男「……それではメイド喫茶で決定です。はい解散」



女「え?」

幼「ちょ、ちょっと待って! 展開早くない!?」

友「アイツが実行委員とか人選ミスにも程があるだろ……」




71 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:31:42.51 ID:402G8bV10




昼休み。



幼「ねぇ男、キミ流石にテキトーすぎない?」

男「そんな事ねーよ。俺は本気でお前らのメイド服姿が見たいんだ」

幼「……あ、そうなの?」テレッ

女「でも恥ずかしいなぁ……」テレッ

男「大丈夫だって。ぜってー似合うって」





友(この子達ちょろすぎる……)





72 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:35:28.99 ID:402G8bV10



友「なぁ」

男「ん?」

友「本音は?」

男「二人のメイド服姿が見たいから」

友「本音は?」

男「二人のメイド服姿が見たいから」

友「……」

男「……」







友「……本音は?」

男「女子がメインになって働くと俺が楽できそうだから」

友「だよな? それが本音だよな?」




73 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:37:05.29 ID:402G8bV10



女「そういえばさぁ」

男「ん?」

女「メイド服、どこから調達するの?」

男「んー……分からん。どうする?」チラッ

友「なんでオレに振るんだよ」

幼「確か通販とかで買えるんじゃなかった?」

男「通販か」

女「でもそういうのって結構高そうじゃない? あんまり買えないかもね……」




74 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:39:11.18 ID:402G8bV10



友「高校じゃあ予算も限られるからな……」

幼「自分達で作るのは……無理か」

女「うーん……」

幼「もう2、3着だけでも良いんじゃない?」

友「甘ぇよ。さっきも言ったけど毎年ムダに手が込んでるんだ」

男「毎年そういう所は妥協しないからな」

幼「今までどんな文化祭だったのよ……」





女「……あ。それなら先生に交渉しに行こうよ」





75 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:41:53.02 ID:402G8bV10




そして……。



女「せんせー」

先生「はい。どうしました?」

女「女子全員分のメイド服が欲しいんですが」

先生「そうですか。良いんじゃないですか?」

女「できればオーダーメイドで作りたいんですよ。メイドだけに」

先生「良いですね。私も賛成です。メイドだけに」







男「相変わらずの行動力だな、女……」

友「つーかなんでオレら隠れてんの?」

幼「気分よ気分」




76 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:45:26.97 ID:402G8bV10



女「でも皆の分を作るとなると、その、予算が……」

先生「確かにそうでしょうね」

女「何とかなりませんか?」

先生「校長を脅して予算の底上げですか……まぁ、やってみましょう」

女「ありがとうございます!」





男「よし」

幼「これで安心ね!」

友「……臆面なく言える委員長もすげぇがあの先生もすげぇな……」




77 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:49:51.19 ID:402G8bV10




――夜、友家。



友「いただきまーす」

妹「いっただっきまーす」

姉「いただきます」

妹「そういえば兄貴、文化祭なにやるか決まった?」

友「メイド喫茶だってよ。あと今年はなんか『No.1カップル決定戦』とかいうのやるらしい」

妹「ふーん」

友「まぁオレには関係ないけどな」

姉「……」




78 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:54:20.55 ID:402G8bV10



妹「……あれ?」

友「どした」

妹(メイド喫茶→女子がメイン→男子はわりと暇→自由時間が増える→
その分遊びに来た他校との交流が増える→可愛い子を発見→「妹になって下さい」→あたしはお払い箱)

友「どうした?」

妹「……」

友「おーい」









妹「……やだ!捨てないで!!」ガターン

友「エンッ!?」ビクッ





79 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 00:58:37.62 ID:402G8bV10



妹「あたし嫌だから。そういうの絶対に嫌だからね……」ブツブツ

友「何のこと? ねぇ何のこと?」

妹「……ごちそうさま」

友(はやっ)



スタスタ……ガチャッ、バタン。



友「……」

姉「……」





80 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 01:02:43.02 ID:402G8bV10




友「……」


姉「……」


友「……」


姉「……」


友「……」


姉「……」


友「……おぉ。この煮物すげー美味い」


姉「……ちっ」





81 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/10 01:06:22.02 ID:402G8bV10

今日はここまでです
次からは文化祭が始まります。

明日また来れたら来ますね。

85 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 2012/07/10 03:19:53.29 ID:heM0gKyQ0

姉さぁぁぁぁぁぁぁん!!!!1

88 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 2012/07/10 14:52:15.32 ID:ThWcJZnM0

姉さんの舌打ち来た!これで勝つる!

92 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:00:16.74 ID:LDcTsHDl0



文化祭当日。



友「……」スタスタ

男「……」スタスタ

友「……オレさぁ、もっと楽できるモンかと思ってたよ」

男「俺も」

友「これで何回目だ? 買い出し」

男「二回目だな」

友「まだ文化祭始まって少ししか経ってねーのに……」





93 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:03:09.21 ID:LDcTsHDl0



男「まぁアレだ。全員可愛いから客足が途絶えないんだろ」

友「それもそうか……」ハァ

男「早くあいつらのメイド服姿見てーな」

友「だな」

男「……そういや姐さんと妹ちゃんは来んの?」

友「あぁ。二人一緒に来るってよ」

男「ふーん」

友「……」スタスタ

男「……」スタスタ





94 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:07:00.42 ID:LDcTsHDl0




学校。



幼「いらっしゃいませ――って、なんだ。キミらかぁ」

女「おかえり。遅かったね」



男「卵が一人2パックまででな……レジ三往復してたら時間掛かっちまった。あ、それと似合ってるぜ」ガサガサ

友「ケチャップに玉ねぎに……あと女子全員に差し入れを。あ、それと似合ってるぜ」ガサガサ



幼「ちょっ、え? 私達はついでなの?」

女「あ、あはは……」




95 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:10:32.31 ID:LDcTsHDl0



友「それにしても好評みたいだな」

幼「まぁね」

女「この服可愛いね。高かったでしょ?」フリフリ

男「あぁ。でも先生の予算底上げのお陰で何とかなったぜ」



ガララッ。



女「あ、ごめん。お客さんが来たみたい」

幼「また後でねー」

友「あぁ」

男「おう」




96 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:13:44.04 ID:LDcTsHDl0




友「……さてと。じゃあオレは姉貴達を迎えに行くかな」

男「おう。暇だし俺も行くよ」

友「え? 校内を回ったり色々とチェックしたりしなくて良いのか?」

男「大丈夫だって。実行委員なんざ名前だけだから」

友「いや違うだろ……」

男「まぁ良いじゃん。行こうぜ」

友「はいよ。一応校門で待ち合わせしてんだけど―――」





97 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:18:06.45 ID:LDcTsHDl0




校門。



友「やっぱ人多いな」

男「そうだな。明らかにカタギじゃない人とか来てるぞ」ホラ

友「ゆ、指さすな!」



ブーッブーッブーッ



友「おっ。妹からメールだ」

男「何だって?」

友「もう着くってよ」

男「……」ピクッ




98 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:21:31.81 ID:LDcTsHDl0




モブA「あ、あのー」

友「……はい?」

モブB「今お一人ですか?」

友「え、いや、二人です―――」チラッ





友(――って男いねぇし!アイツどこ行きやがった!?)





モブA「?」

友「……あ、いや、やっぱり一人だったかなーなんて……」ヒクヒク





99 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:24:27.35 ID:LDcTsHDl0



モブA「お暇だったら私らと回りませんか?」

モブB「せっかくですしー」

友「……」





友(何? 何この状況。まさか俗にいう逆ナンってやつか!?)

友(え!? オレ今ナンパされてんの!?)

友(なんかすげー嬉しい!案外捨てたもんじゃねーのか!?)





モブA「どうですかー?」

モブB「回りましょーよ」




100 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:26:49.81 ID:LDcTsHDl0



友「……あぁ、でも気持ちは嬉しいけど―――」



――ゾクッ!!



友(――っ!!な、なんだこの寒気は……!)

友(ま、まさか……!)チラッ








妹「……」

姉「……」



友(いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!)





101 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:31:38.19 ID:LDcTsHDl0




――――――――――



――――――



―――



男「……あ、こんちわ」

妹「あ。男さん」

姉「……」





男「どうした友? 顔色悪いぞ」

友「お前のせい過ぎて何も言えねーよ」





102 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:33:39.41 ID:LDcTsHDl0




教室。


女「やっと自由時間だぁー」

幼「疲れたー!」

友「お疲れ」

男「お疲れさん」

女「じゃあ早速回ろう!」

友「いや、付き合って初めての文化祭なんだから二人で回れよ」

女「え? でも……」

幼「そうね。それが良いんじゃない?」




103 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:36:44.02 ID:LDcTsHDl0



男「良いのか?」

友「あぁ。楽しんでこいや」

女「ご、ごめんね二人とも……」

男「じゃあまた後でな。行こうぜ女」

女「うん!」





友「じゃーなー」

幼「いってらー」





104 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:37:57.42 ID:LDcTsHDl0




幼「……」

友「……」

幼「……さてと。それじゃあ私も行こっかな」

友「え? 一緒に回ろーぜ?」

幼「お姉さんと妹ちゃん来てるんでしょ? 二人と回ってあげなよ」

友「お前も来りゃ良いじゃん」

幼(いや、そんな事したら色んな意味でキミが危ないじゃない……)





105 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/11 01:42:21.72 ID:LDcTsHDl0



友「……お前がそう言うなら良いけどさ」

幼「そうよ。私だって他に友達いるんだからね?」

友「ははっ。じゃあまた後でな」

幼「ん。いってらっしゃい」







幼「……」







幼(……さてと。どこから回ろっかなー)





111 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage] 2012/07/11 19:25:00.65 ID:32/BOZJHo


無言のプレッシャーっていいよね、すごくいいww

116 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/12 23:45:41.93 ID:E19CUGkz0




友「それじゃあどこ行く?」

姉「……どこでも」

妹「お化け屋敷とか!」

姉「……」ピクッ

友「あぁ、それなら確か……○組がやってるな」

妹「行こー!」グイッ

友「引っ張るな中学生」

姉「……」




117 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/12 23:47:31.79 ID:E19CUGkz0



そして。


受付「何かお身体に支障をきたす場合がございましても責任は負いかねますので。どうぞー」



友「え? なんかすっげー不安になるぞそれ」

妹「早く行こ!」

姉「ちっ……」



ギィィ……



友「……よ、よし。入るか」





118 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/12 23:50:36.08 ID:E19CUGkz0




友「……」

妹「……」

姉「……」

友「く、暗いな」

妹「暗いね」

姉「……」



ガターン!



友「!?」

妹「わはっ!」

姉「ちっ!!」ビクッ




119 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/12 23:55:06.65 ID:E19CUGkz0




首吊り死体『いらっしゃーい……』グルン



姉「!?」ギリッ

友「痛っ!痛いです姉貴!」

妹「ヤバイ!吊ってる!首吊ってるよ!」

友「あーそうだね吊ってるね!」





生首『ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』



姉「――ッ!?」ビクッ!

友「痛い痛い痛い!姉貴!締まってるって!」

妹「凄っ!これどうやって喋ってるの? ねぇねぇ!」

友「悪いけど突っ込む暇ねーから!」





120 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/12 23:58:57.23 ID:E19CUGkz0




白い人『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……』



姉「!!」ビクッ!

友「いや姉貴ホント痛い!放して!息できない!」

妹「凄っ!女の人でもあんな声出せるんだ!?」

友「人によるけどね!」





人形『呪呪呪呪呪呪呪呪呪呪……』



姉「……ちっ!……ちっ!」ギリギリ

妹「凄い!呪うって漢字がゲシュタルト崩壊した!」

友(ヤバイもう色んな意味で死にそう!お化け屋敷で死ぬとかワロスwwww)





121 : ◆WhhIgObi8E[saga] 2012/07/13 00:01:44.15 ID:uP2uNgRZ0



落武者『殺……ス……コロス殺s殺ずコロス殺す殺す殺すぅぅぅぅ!!』



姉「!」

友「うわぁぁぁ規制くらいそうなエグい落武者が刀持って襲いかかって来たぁぁぁ!!」

妹「あの鎧兜刀って自作かなぁ?」

友「あぁもう!さっきからぶち壊しだよ!」



キィン……



友(あれ? この鍔鳴りは……)





122 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:04:50.57 ID:uP2uNgRZ0




姉「二人とも下がってろ」

妹「お、お姉ちゃん!」

友(姉貴!なんで抜刀してんの!?)

姉「……」ギロッ

落武者(えええぇ!? 何この人!どっから刀出した!? 目付き怖っ!)

姉「来るなら……来い」

落武者(え? 何これ果たし合い?)

姉「来ないならこっちから―――」








友「はいスト――――ップ!!」





123 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:07:16.19 ID:uP2uNgRZ0




――――――――――



――――――



―――



友「何やってんの? ねぇマジで何やってんの?」

姉「……」

友「あんな所で抜刀すんなよ……」

姉「……だって刀持ってたから」

友「武士か!」




124 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:11:26.68 ID:uP2uNgRZ0



友「……まぁとにかく、早く刀しまえよ」

姉「……」スッ



カタ…カタカタ……



姉「……」



カチャ……カタカタカタ……



姉「……」



カタカタカタ……カチャ……








友「……貸して。オレが納刀すっから」

妹「怖いんなら無理しなきゃ良かったのにー」

姉「……ちっ……」ブルブル





125 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:14:46.40 ID:uP2uNgRZ0




その頃……



男「おーい。飲みモン買って来たぞ」

女「ありがとー」

男「次はどこ行くよ?」

女「そうだなぁ。軽音部とか演劇でも見に行こっか」

男「いいな。ちょっと疲れたし休むか」

女「友くん達も楽しんでるかな?」

男「ツッコミまくって疲労困憊かもな―――」





126 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:18:34.07 ID:uP2uNgRZ0



そして……



妹「あたし達は先に帰るからねー」

姉「……」

友「おう。気ぃつけろよー」





友「……」





友(……あ、そうだ。幼にメールすっか)





友(『もう帰った?』……送信っと)





127 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:21:53.18 ID:uP2uNgRZ0



ブーッブーッブーッ


友(はやっ)



12/11/3 16:15
from 幼
sub:無題
――――――――
まだ学校にいるよ





友(『どこにいる?』っと……)



友(……)



友(……いや、多分あそこだな)





128 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:25:23.39 ID:uP2uNgRZ0




非常階段。



幼(……)



幼(あー疲れた……)



幼(二日目も大変だろうなぁ)



幼(……)





ピトッ。





幼「―――うぁぁぁっふ!?」ビクッ





129 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:27:53.67 ID:uP2uNgRZ0



友「よ。お疲れ」

幼「な、なんだキミかぁ。びっくりした……」

友「ほら。これ飲めよ」

幼「あ、うん。ありがと」

友「……よっこいせ」ドサッ

幼「よくここだって分かったね」

友「いつもの場所だしな」

幼「……二人はもう帰ったの?」

友「姉貴達か? あぁ」

幼「そっか」




130 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:31:10.61 ID:uP2uNgRZ0



友「明日も大変そうだな」

幼「全くよ。キミらはあんまり働かないで済むけど」

友「オレらだって買い出しとか買い出しとか色々やってるわ」

幼「代わって欲しいくらいよ」

友「一瞬にして客が来なくなるな」

幼「ふふっ」

友「……」

幼「……」




131 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:34:39.33 ID:uP2uNgRZ0



幼「……じゃあ私も帰るね」

友「ん、あぁ」

幼「飲み物ありがと」

友「あぁ……」

幼「お先ー」スタスタ

友「……」





友「……」





友「……幼!」






132 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/13 00:39:37.26 ID:uP2uNgRZ0



幼「なにー?」

友「明日は皆で回ろうぜ」

幼「え? どうしたの急に……」

友「いや、淋しかったと思ってさ。お詫びに」

幼「……」

友「……」








幼「し、仕方ないわね……キミがどうしてもって言うならいいけど?」ニヤニヤ

友(うわーすげー嬉しそう)





138 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage] 2012/07/13 07:15:25.07 ID:bgpf7iTdo

姉ちゃんもいいけど幼もいい

141 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2012/07/13 18:24:42.14 ID:ihWfne1IO


姉の魅力でイタリア国債がヤバイ

幼の健気さでスペインの銀行がヤバイ

友の気配りがドイツ並でヤバイ

妹の存在感まじムンバイ



143 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:02:15.27 ID:DvCabeqv0



文化祭二日目。



ヤキトリイカガッスカー

ニネンニクミデメイロヤッテマース

ケイオンブノエンソウハ――



友「じゃあ次はどこ行く?」

幼「そうね……」

男「腹減ったし昼にしよーぜ」

友「あぁ、それもそうだな」




144 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:05:25.20 ID:DvCabeqv0




ワイワイガヤガヤ



幼「やっぱり人多いわね」

女「そうだね」

友「……あれ? つーか男はどこ行った?」

女「実行委員で呼び出されたんだって。なんか急用って言ってたけど」

幼「そういえば男って実行委員だったっけ」




友(なんか知らんがまた面倒な事になりそうな気がする……)





145 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:06:57.33 ID:DvCabeqv0




――そして。



男「おっ。ここにいたか」

幼「あ」

友「よう」

女「もう済んだの?」

男「まぁ済んだっちゃ済んだんだけど……ちょっとアクシデントがあってな」

幼「え?」

友「……」




146 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:11:15.34 ID:DvCabeqv0



男「件のカップル云々……って企画あるだろ?」

友「『No.1カップル決定戦』な」

男「そうそう。それ」

幼「キミ本当に実行委員……?」

女「で、それがどうかしたの?」

男「あぁ。参加者の一組が病欠しちまってな」

幼「へ、へぇ……」

友「……」




147 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:16:00.51 ID:DvCabeqv0



男「だから人数合わせの為に友と幼を……こう、な?」

女「あ、それ良いね!」

友「」

幼「」

男「そういう訳だから。頼んだぜ」

友「」

幼「」

男「そろそろ準備が始まるから体育館に集合してくれ」

女「楽しみだなぁ」




148 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:19:44.45 ID:DvCabeqv0



友「エ? ナニ? マッテ。キコエナイ」

男「病欠が出たから代わりにお前と幼をエントリーさせました」

友「……」

幼「……」








友「こ・の・クッソ野郎がぁぁぁ!!」

幼「ちょっ、落ち着いて!気持ちは分かるけど落ち着いて!」ガシッ

友「放せ! あいつは2、3発殴ってやんねーと駄目だ!!」




149 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:23:08.25 ID:DvCabeqv0



友「ねぇ。ナニ? なんでお前はいつもそうやってアレなの? なにこれいじめ?」

男「いや俺も流石に悪いと思ったんだよ。でも上には逆らえなくて……」

幼「キミまともに働いてないじゃない……」

男「本当にすまん。代わりを探さないと退学させるぞって脅されて……」

女「そ、そうなんだ……それは仕方ないね……」








友「そっか委員長も敵か。よし分かった。オッケー☆」

幼「お、落ち着いて友!」




150 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:27:59.16 ID:DvCabeqv0






……結局、二人は参加する事になりました。



司会『皆さんお待ちかね!「No.1カップル決定戦」を開始します!』



友「チクショウ。なんでこんな事に……あの野郎いつか高いモン奢らさせっかんな……」ブツブツ

幼「わ、私カップルの振りなんて自信ないわよ!?」

友「オレもだよ……」



司会『エントリーNo.1! ○年○組の――』



幼「あああもう始まっちゃったし……!」

友(胃が痛い……)




151 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:31:59.62 ID:DvCabeqv0




司会『エントリーNo.5! 「まだ出会って三ヶ月、しかし絆は三十年!」友くんと幼さんです!!』



ワーワー!

エーアノフタリツキアッテタノー!?



幼「なんか変なキャッチコピー付けられてるし!!」

友「ヤバイ。これはヤバイ。恥ずかしすぎる」



司会『さぁ!これで全五組のカップルが出揃いました!
これより第一回「No.1カップル決定戦」を始めます!』



ワーワーワーワー!!






友「……まぁ、テキトーに頑張るか」ハァ

幼「……そうね」ハァ




152 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:34:35.98 ID:DvCabeqv0



司会『それでは今からわたくしがカップルなら答えられて当然の問題を出します。
回答はお手元のフリップにお書き下さい』

司会『正解率が最も高いカップルには賞品と賞金を用意しております!』



ワーワー!



友「……おっ。少しやる気出てきたな」

幼「奇遇ね。私もよ」

友「よし。もう逃げられねぇみたいだし行くとこまで行くか!」

幼「そ、そうね!」




153 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:37:09.95 ID:DvCabeqv0



司会『第一問!お相手の身長・体重をお書き下さい!』



友「えっ」

幼「えっ」



司会『このくらい答えられて当然ですよ? ちなみに事前に答えはこちらで入手しておりますので不正行為はできません』



幼(え? え? いきなり難しくない!?)

友(周りの奴ら書くのはやっ!こんなんテキトーに予想するしかねーだろ!?)




154 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:39:09.20 ID:DvCabeqv0



司会『時間切れでーす。ではエントリーNo.1のお二人から答えをオープン!』



ワーワー!




―――――――


―――――


――




司会『ではエントリーNo.5のお二人、答えをオープン!』



友【160cm?とか165cmらへん? 体重は5、60kgくらい?】

幼【175.1cm、63.2kg】





155 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:42:06.45 ID:DvCabeqv0



幼(ちょっと!キミ曖昧すぎでしょ!? 60kgもある訳ないじゃない!)

友(す、すまん!ホントこういうの平均とかも全然分かんなくて!)

幼(せめて身長くらいはもう少し絞ってよ!)

友(お前が絞りすぎなんだよ!本気で当てにきてるだろ!?)



司会『残念。お二人とも違います』



友(――って、普通に間違えてるじゃん)

幼(判定がシビアすぎる!)




156 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:44:18.15 ID:DvCabeqv0



司会『それでは第二問!お相手の好きな食べ物はなんでしょう?』



友【カレー】

幼【焼肉】



司会『残念。お二人とも不正解ですー』



友(意外と知らんわこんなこと!まぁ焼肉も好きだけども!)

幼(とりあえず当たり障りのなさそうなの書いたけど駄目だったみたいね……)




157 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:45:56.79 ID:DvCabeqv0



司会『では次の問題!お相手の嫌いな食べ物は?』



友(こんなんもっと知らんわ!)

幼(さっきから周りのグループは迷わず正解してるみたいだけど……)

友(やっぱ本物のカップルは違うな……)



司会『次の問題!お相手の好きな芸能人は?』



友(知るか!知るか!)

幼(でも周りの人凄い勢いで書いてる!?)




158 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:50:00.93 ID:DvCabeqv0




―――――――――――



―――――――



―――



司会『では最後の問題です』



友(やっとか……長かった……)

幼(結局ひとつも正解しなかったわね)

友(これもう完全に替え玉だってバレてるだろ……)



司会『最後は少し問題の形式を変えてみましょうか』





159 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:53:05.72 ID:DvCabeqv0




司会『ずばり!お相手の一番好きなところを一つ!お書き下さい!』



友(!!)

幼(!!)







男(グッジョブ司会!)

女(面白くなってきたね!)





160 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 00:57:51.84 ID:DvCabeqv0




友(す、好きなところ!?)



友(なにこれ公開羞恥プレイじゃねぇか!どうする!?)



友(……)チラッ



友(……まぁ、その、こいつって美人だよな。浴衣も水着もめっちゃ似合ってたし)



友(いやでもそんな事を正直に書いたらオレの学生生活がポポポポーンしちまう。
何よりも男と委員長にからかわれそうだから嫌だ)



友(どうする……!?)





161 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 01:00:57.88 ID:DvCabeqv0




幼(すっ、好きなところ……!?)



幼(……)



幼(そ、そりゃいっぱいあるけど……)チラッ



幼(……困った時はいつも助けてくれるし、私が突っ走ってもちゃんと付いてきてくれるし……)



幼(いやでもそんなの正直に書いちゃったら流石に恥ずかしい!無理!)



幼(……ど、どうしよう……)





162 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 01:03:52.49 ID:DvCabeqv0




司会『ではエントリーNo.1のお二方からオープン!』



幼(あああ時間ない!何か書かないと―――あれ? 女が手振ってる……?)チラッ

幼(大きい紙持ってる……何か書いてあるけど……)




【本音を書いちゃえ!】




幼(……)





163 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 01:08:35.26 ID:DvCabeqv0




司会『ではエントリーNo.5のお二方!オープン!』




友【ノリが良いところ】


幼【皆に優しくて友達想いで面白くて、たまにカッコいいところ】




司会『おぉふ……』





164 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 01:13:08.30 ID:DvCabeqv0




キャーキャー!ダイタンー!

アツアツダネー

バカップルオツ



幼(えぇぇぇ!? 『ノリが良いところ』って何!? 司会の人も素の声出てたよ!?)


友(いや、その……うん、ごめん。てっきりお前もこういう系のこと書くと思ってた)


幼(真面目に書いた私が馬鹿みたいじゃない!あぁもう!超恥ずかしい!!)


友(ごめん。なんかごめん)


幼(謝んないで!)


友(あ、あと……ありがとな)


幼(お礼も言わないで!)




165 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 01:17:18.96 ID:DvCabeqv0




――――――――――



――――――



―――



幼「それから会はつつがなく進行し、なんとか最後まで耐えきりました」



幼「まぁもちろん私達が一位になれる訳もなく。ただ恥ずかしい思いをしただけでした」



幼「……」



幼「……なんかもう思い出しただけで恥ずかしくて死にそうなのでこの辺で失礼します」



幼「……」



幼「……」



幼(……それにしても『ノリが良いところ』って何よ……)ハァ





166 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/14 01:22:00.21 ID:DvCabeqv0

ここまでです。
本当はこの後、この一連の流れを男が姉妹にチクって友がfly awayする筈だったんですがやめました。

ていうか今さらだけどスレタイ詐欺が半端ない。申し訳ない。

167 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage] 2012/07/14 01:26:15.10 ID:DuUFda4Qo


何故やめた…
ってか二人が来るの二日目じゃなくてよかったなww

169 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 2012/07/14 02:35:51.49 ID:z7XTRRFo0

幼かわいいよ幼
チクったら友は勿論ブチ殺されるとして、幼の命まで危ないwww


170 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2012/07/14 08:29:55.88 ID:9sbkXUqSO

なにいってんだ

ご褒美だろ

172 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 17:33:44.10 ID:22LCBPTT0




――友家。



友「……」ペラッ


友(最近寒くなってきたな……)


友「……」ペラッ


友「……」





173 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 17:35:52.66 ID:22LCBPTT0



コンコン。



友「ん」



バターン!



妹「兄者!」

友「どうした?」

妹「テスト勉強手伝って!」

友「姉貴に頼めよ」

妹「あ、それもそうだね。なんであたし兄貴に頼んだんだろ」

友「……なんかオレが悪いみたいな言い方しないでくんない?」




174 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 17:38:08.39 ID:22LCBPTT0



妹「まぁまぁそう言わずに。よいしょ」

友「おい待て。なんでナチュラルにベッドに寝っ転がる」

妹「スマブラやろーよ」

友「一人でやってろ。オレだって期末テスト近いんだから」

妹「……分かった。じゃあアイス○ライマーの妹の方だけ千回くらい倒しまくるね!」

友「……」

妹「兄より優れた妹なんていない兄より優れた妹なんていない兄より優れた妹なんていない兄より優れた妹なんていない……」カチャカチャ

友(今日も平和だな……)




175 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 17:41:31.11 ID:22LCBPTT0



結局二人はスマブラに熱中しました。

そして……



ガンッ!


友「はいよ」


ガチャッ。


姉「飯」


バタン。



友「……だとさ。ここまでだな」

妹「えぇぇ!まだ一回も勝ってないのに!」

友「いつもの事だろ」

妹「ご飯食べたらまたやろ!」

友「いい加減勉強しろよ……まぁオレもだけどさ」




176 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 17:43:40.38 ID:22LCBPTT0





友「いただきます」

妹「いただきまーす」

姉「いただきます」

妹「炬燵で鍋って最高だねー」

友「11月だしな」

姉「……おい」

友「ん?」

姉「妹も」

妹「はい?」




177 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 17:46:44.52 ID:22LCBPTT0



姉「ゲームばっかりやってないで勉強しろ」

友「んー」

妹「あー」

姉「もうすぐ期末テストだろ」

妹「だって分かんないからやっても無駄かなーって」

友「そうそう(笑)」

姉「……ちっ」




178 : ◆WhhIgObi8E[saga] 2012/07/15 17:49:15.50 ID:22LCBPTT0



姉「妹」

妹「?」

姉「食べ終わったら勉強しろ。分からなかったら私が教えるから」

妹「えー……あたし鉛筆持つと死んじゃうもん―――」








姉「……鉛筆持って死ぬか斬られて死ぬか選べ」ギロッ

妹「ヤッターワタシベンキョウダイスキー!」





179 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 17:51:26.94 ID:22LCBPTT0




そして……



友「……」ペラッ



<「お姉ちゃん、ここ分かんない」

<「この式に代入しろ」



友「……」ペラッ



<「そこスペル違う」

<「あ、ホントだ」



友「……」ペラッ





180 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 17:53:44.61 ID:22LCBPTT0



<「活用形違う。ここが助詞なんだからここはこう」

<「あ、そうだっけ」



友「……」



<「えーっと……ここはこれで合ってる?」

<「違う。ちゃんとやれ」

<「ご、ごめんなさい!」



友「……」ビクッ




181 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 17:57:16.24 ID:22LCBPTT0




<「そこ。さっきと同じ間違いしてる」

<「すみませんごめんなさい!」



友「……」



<「あの、お姉様……ここは……」

<「……」

<「ごめんなさい!そうですよね!全然違いますよね!」

<「……ちっ」

<「あぁもう覚えが悪くてごめんなさい!生きててごめんなさい!」





友(ス、スパルタだ――――――!!)





182 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:00:23.94 ID:22LCBPTT0




そして。


友(あー期末テストめんどくせーなー)



友(まぁやるしかないか……)



友(……)



友(……って、机散らかりまくってんな。片付けねーと)ガサガサ



友(……)ガサガサ



友(……おっ。これ小学生ん時の卒アルじゃん!懐かしい!)





183 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:04:56.53 ID:22LCBPTT0



――ガンッ!



友「!?」ビクッ



ガチャッ……



友(え? 何いきなり!?)








姉「……」ギロッ

友(ひぎいぃぃぃぃ!!)





184 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:06:48.61 ID:22LCBPTT0



友「ど、どうした? せめて遺言くらいは書かせてくれよ」

姉「は?」

友「え?」

姉「……」

友「……」

姉「……勉強」

友「?」

姉「しろ」

友「はい分かりました!」

姉「……」




185 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:08:47.91 ID:22LCBPTT0



友「……」カリカリ

姉「……」

友「……」カリカリ…

姉「……」

友「……」カリ…

姉「……」

友「……なんで仁王立ちしてんの?」

姉「……」

友(なんか無視されました)




186 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:12:51.37 ID:22LCBPTT0



姉「……見てないとだらけるだろ」

友「ハハッ!そんなこと――」

姉「……」ギロッ

友「あります調子こきましたすんません」

姉「だから……見張り」

友(おうふ)

姉「あと分からない所があったら言え」

友「あ、うん。それは普通に助かるわ」

姉「……ちっ」




187 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:16:25.59 ID:22LCBPTT0



友「ほら。椅子」

姉「ん」

友「……」カリカリ

姉「……」

友「……」カリカリ

姉「……」

友「……姉貴、ここ分かんない」ズイッ

姉「あぁ、それは――」







姉「―――!!」バッ

友「?」




188 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:20:00.93 ID:22LCBPTT0



友「な、何だよ? どうかした?」

姉「ち、近…………いや、別に」

友「? で、この問題なんだけどさ」

姉「……この公式を応用すれば」

友「マジか。全然分かんねーわ……」

姉「……」

友「……あ、それとここも教えて」

姉「……」

友「……」

姉「……」

友「姉貴?」

姉「……あ、えっ? 何?」




190 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:23:49.72 ID:22LCBPTT0




――――――――――



――――――



―――



姉「――で、こうなる」

友「なるほど!」

姉「……」

友「やっぱ姉貴は頭良いよな」

姉「別に。普通」

友「オレと妹はちょっとアレなのに」

姉「あの子もあんたもやれば出来る」

友(あれ? 今誉められた? 一応は誉められた……のか?)




191 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:26:50.24 ID:22LCBPTT0



姉「……っ」ブルッ

友「寒いか?」

姉「別に。いいから解け」

友「寒かったらこのパーカー着てていーぜ」ヌギヌギ

姉「いい」

友「……」カリカリ

姉「……」

友「……」カリカリ

姉「……」








姉「……ちっ……」パサッ

友(結局着たか……やっぱ寒いんじゃん。なんか顔も赤いし)





192 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:30:59.93 ID:22LCBPTT0




一時間とか二時間後。



友「……よし。こんなもんで大丈夫かな」

姉「……」

友「助かったよ。ありがとな」

姉「別に……」

友「じゃ、おやすみ」

姉「……おやすみ」



ガチャッ、パタン。





193 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/15 18:35:51.46 ID:22LCBPTT0




友(……よし。これで一日目の教科はなんとかなりそうだ)



友(……)



友(あ。そういや姉貴、オレのパーカー着たまま部屋に戻っちまったな……)



友(……まぁ明日返してもらえばいいか)





197 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2012/07/15 18:48:54.19 ID:A8Nt6O8L0

おつ
部屋に戻ってくんかくんかしたんだろうな・・・

198 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage] 2012/07/15 18:50:43.18 ID:AtXDZ1HVo


姉かわいいわ堪らんわ
>>197それ思ったわww

199 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2012/07/15 19:13:59.23 ID:lEwXnRfJ0

クンカクンカして顔真っ赤にしてベッドせわしなくをゴロゴロしてる姉を想像したら萌えた

203 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:27:24.49 ID:sDONYfPm0



テスト当日。



ヤッベーゼンゼンベンキョーシテネーwww

マッタクワカンネー



先生「では用紙を回して下さい。時間が来るまで見てはいけませんよ」



友「頑張れ。オレはやれば出来るやれば出来るやれば出来る……」

幼「何を唱えてるの? 怖いよ?」

女「あはは。友くんは毎回こうだよ」




204 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:30:42.25 ID:sDONYfPm0




先生「不正行為とかは見つかった方も見つけた側も面倒なのでしないで下さい」

先生「……では開始です」





友(よし!あれだけ姉貴に手伝ってもらったんだ。頑張んねーと!)カリカリ



友(……)カリカリ



友(……あ。そういやまだパーカー返してもらってねぇな……)



友(……)



友(おっといかん。集中せんと)カリカリ




205 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:34:02.90 ID:sDONYfPm0




――――――――――


――――――


―――



友「よし!わりと出来た!」

幼「私もまぁまぁかなー。女はどうせ満点でしょ?」

女「うん!多分ね!」

幼「うわー普通に認めたよこの子……」

友「えーっと、次は確か現代文だよな?」

幼「え? 古文よ?」

友「……は?」




206 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:35:30.05 ID:sDONYfPm0



友「え? いや、またまた!騙されねーぞ?」

幼「ううん。普通に古文よ?」

友「…………え? マジで?」

幼「マジよ」

友「ちょっ、委員長――」

女「古文だよ。ほら、予定表にも」

友「」

幼「……もしかしなくてもキミ、勘違いしてたの?」

友「……」




207 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:38:44.81 ID:sDONYfPm0



友「ハハッ!ワロス!!」

幼「す、凄い汗よ!? 大丈夫!?」

友「ヤバイどうしようまだ古文とか手ぇ付けてねぇ!」

幼「落ち着いて!」

友「幼!オレの代わりにテスト受けてくれ!お前の分はオレがやる!」

幼「な、何言ってんのキミ!?」

友「これで行こう!完璧なプランだ!やったね!」

幼「落ち着いて!お願いだから落ち着いて!」





女「ねぇ二人とも。わたしにいい考えがあるんだけど……」





208 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:41:54.37 ID:sDONYfPm0






友「せんせー!」

先生「どうしました? あと三分で二時間目のテスト始まりますよ?」

友「あの、それなんですけど……」

先生「?」

友「僕ちょっと時間割り勘違いしてまして、古文は全く勉強してないんですよ」

先生「それは一大事ですね」






女「頑張れ友くん!」

幼「これが『いい考え』なの……?」




209 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:44:31.01 ID:sDONYfPm0



友「なので、その……言いにくいんですが」

先生「遠慮しないでいいですよ」

友「じゃあ……古文の試験日を変えることって出来ますか?」

先生「……あぁ、出来なくはないですね」

友(マジで!? 殆ど冗談だったのに!!)





女「……よし!いい感じ!」

幼「え? あの人そんな権力あるの?」




210 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:47:23.15 ID:sDONYfPm0



先生「それなら校長と学年主任を脅してみましょう」

友「あ、ありがとうございます!」

先生「それでは。テスト頑張って下さいね」

友「うっす!お疲れっしたー!」





女「流石先生!!」

幼(いや、あの人何者?)




211 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:50:02.69 ID:sDONYfPm0




――――――――――



――――――



―――



夜、友家。



友(……あ、そうだ。パーカー返してもらわねーと)


友(……そういや姉貴の部屋行くの久し振りだな)スタスタ




212 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:53:59.22 ID:sDONYfPm0




友「おーい」コンコン



< ガタン!



友「!?」ビクッ



< バタバタバタ!ガタンバタン!



友(……え? 何? 部屋ん中で紛争でも起こってんの?)



< ……



友「……あ、姉貴?」コンコン



ガチャリ……



姉「……なに」





213 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 00:57:56.37 ID:sDONYfPm0



友「貸したパーカー返してもらいに来たんだけど」

姉「……あ?」ギロッ

友「いや、だからさ。前にパーカー貸したろ? それを返して―――下さい」

姉「……」

友「……」

姉「あれは……」

友「あれは?」

姉「……無くした」

友「え?」

姉「いつの間にか無くなった」

友「2、3日で!?」




214 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/17 01:02:35.51 ID:sDONYfPm0



姉「……そう。無くした。ごめん」

友「いや、まぁ別にいいけどさ……」チラッ






友(ベッドの下から袖がはみ出てるのバッチリ見えてるんですよね……)






姉「新しいの買ってやる」

友「い、いや、いいよ。そこまでせんでも」

姉「……」





221 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 2012/07/17 14:13:57.06 ID:mBZu3WYO0

先生の性別が分からん……

222 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 22:54:27.61 ID:qNdsr4T10

>>221
先生の性別は正直なところどっちでも良いんで決めてないです
なので皆さんの思う方でwww


では始めます。


223 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 22:56:35.15 ID:qNdsr4T10




先生「―――テストも無事終わり、皆さんお待ちかねの修学旅行が近づいて来ました」

先生「こんな時期に中途半端ですがツッコミは無しでお願いします。ではプリントを配りますね」





友「修学旅行か……」

男「……」





224 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 22:59:22.21 ID:qNdsr4T10



幼「へぇー、温泉ねぇ……」

男「なんだ。また温泉か」

女「私達はもう行ったからね」

幼「別の所に行きたいなぁ」

男「そうだな」

友「まぁオレはまた温泉でもいいけど―――」

男「二回は流石に飽きるだろ。色んな人が」





女「よし、それじゃあ困った時は……」





225 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:02:22.10 ID:qNdsr4T10




昼休み。



女「せんせー!」

先生「はい。どうしました?」

女「修学旅行の場所変えませんか? 見てる人からしたら二回も温泉は飽きると思うんです」

先生「なるほど。一理ありますね」

女「だから出来れば他の所に行ってみたいなーなんて……」

先生「ふむふむ」





友「なんかもう『困ったら先生に』って風潮になってるな。いやオレも助けられたけども」

幼「……」




226 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:04:39.20 ID:qNdsr4T10



先生「教育委員会と校長個人との間の不当な経理改竄や裏金について脅せば快諾してくれそうではありますが……」

女「お願いします!」

先生「分かりました。『穏便に』交渉してみますね」

女「やった!ありがとうございます!」

先生「それでは。最近冷えますから風邪を引かないように」

女「はーい」





男「よしキタ!入った!」

幼「流石先生!!」

友(……突っ込むのは止めとこう)




227 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:07:33.63 ID:qNdsr4T10




友「―――はい。そんなこんなで修学旅行は二泊三日スキー旅行に変更されました」

幼「全員分のスキー用具借りるの? 予算がとんでもない事になりそうだけど」

女「あ、それも先生がなんとかしてくれたよー」

友「マジか」

幼「また校長先生のこと脅したの?」

男「いや、なんか教育委員会のプール金を少し強奪したんだとよ」

女「へぇー」

幼「そうなんだ」

友「いや待て。なんかお前ら感心してるけどそれって普通に犯罪じゃね?」

男「細けぇk(ry」





228 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:10:21.56 ID:qNdsr4T10




――――――――――



――――――



―――



スキー場に着きました。



先生「早速自由時間にします。17時にこのロッジに集合して下さい」



ハーイ!



男「……あっという間に白銀の世界だ」

女「展開早いねー」




229 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:13:02.14 ID:qNdsr4T10




友「―――で」

幼「?」

男「どうした?」

友「お前ら、スキーしたことあるか?」

男「人並みには」

女「わたしも一応は滑れるよー」

友「幼は?」

幼「私は初めてよ」




230 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:14:57.16 ID:qNdsr4T10



男「意外だな。もっとイケイケかと思ってたぜ」

幼「その表現はおかしくない?」

男「じゃあ友、お前が指導してやれよ」

友「ん、まぁ別にいいけど」

幼「ありがと」

女「……じゃあ行こ!皆!」





231 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:17:19.54 ID:qNdsr4T10




そして……



幼「あー疲れた!」ボフッ

女「でも凄いよ幼ちゃん。たった二時間で滑れるようになったんだから」

幼「そ、そう?」

女「わたしなんて最初はスキー(笑)状態だったもん」

幼「ふーん。でもスキーって凄く楽しいのね」

女「明日は上級者コース行ってみようよ」

幼「自信ないけどなぁ……」




232 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:20:36.37 ID:qNdsr4T10




DQN1「ヘイそこの彼女たち!」

DQN2「いま暇かい?」



女「え?」

幼「あ、私達ですか?」



DQN1「俺らとお茶しない?」

DQN2「何でも奢ってあげるよ!」



女(……何でもって言ってもここスキー場だよね?)

幼(シッ。それは言わないであげて)




233 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:22:40.15 ID:qNdsr4T10



幼「ごめんなさい。遠慮しときます」

DQN1「いいじゃん!少しだけ!」

幼「いえ、ホントに結構です」

DQN2「俺達と滑ろうよ!手取り足取り教えてあげるから!」ズイッ

幼「あ、あの……」

女(うぅ……どうしよう)

DQN1「よし。じゃあちょっと人目に付かない所に行こっか―――」








先生「――お二人とも、どうかしましたか?」





234 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:25:17.78 ID:qNdsr4T10



女「せ、せ……」

幼「先生―――!!」

DQN1「あ? 先公だぁ?」

DQN2「チッ……」

女「あ、あの。先生……」

先生「まぁ見た感じ大体は予想できます。私の生徒が困ってるみたいなのでこういった事は遠慮して頂けませんか?」

DQN1「あ? 別に困ってなかったぜ?」

DQN2「そうそう。むしろ乗り気だったぜ、その子ら」




236 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:29:09.22 ID:qNdsr4T10



先生「お二人とも、それは本当ですか?」

女「いえ……」

幼「全くそんなことはないです」

先生「――だそうですよ?」

DQN1「チッ……」

先生「こちらとしてもあなた方のような若い芽を摘むのは躊躇われるので……」

DQN2「分かったよ!あぁウゼェ!!」

DQN1「帰りゃいいんだろ!」





237 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:32:32.55 ID:qNdsr4T10




女「ありがとうございます!」

幼「助かりました……」

先生「こういった事は案外起こるんですから、お二人とも彼氏さんから離れないように」

幼「え?」

女「はーい。すみません」

先生「ではまた後ほど。スキー楽しんで下さいね」

女「はーい」

幼「え? え? ちょっと待って下さい!」

先生「なんでしょうか」




238 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:35:54.88 ID:qNdsr4T10



幼「えっと、今……彼氏って仰いましたか?」

先生「はい。それが何か?」

幼「友と私は別にそういうのじゃないですよ!?」

先生「そうですか。誰も友くんの事とは言ってないんですが面白いので黙っておきますね」

幼「」

先生「面白いので黙っておきますね」

幼「」

先生「面白いので黙っておきますね」

幼「だ、黙ってないじゃないですかぁ!!」





239 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:39:45.16 ID:qNdsr4T10



< 「ではまた後ほど」スタスタ

< 「……もうホントなにあの人。男と同じ匂いがするんだけど……」

< 「あははー」







友「出るタイミング逃したな……」

男「だな」





240 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/18 23:43:07.68 ID:qNdsr4T10

という訳で修学旅行編が始まります。
それではまた。


241 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 2012/07/18 23:58:48.67 ID:kfJd1BLj0


男のキャラが完全に先生に喰われてるwww

242 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 2012/07/19 00:27:51.52 ID:M+Qg6wb7o

乙ー
先生いいな

243 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage] 2012/07/19 00:39:04.17 ID:Sn7N+EyL0

乙ですよん

先生無双www

246 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage] 2012/07/19 18:17:32.56 ID:SemQYkXFo

先生なら俺の童貞でも処女でも捧げられる


250 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:25:51.68 ID:jXejnRvz0



夜、旅館。



男「……思うんだけどさ」

友「おう」

男「こういう雪国の旅館って大体は温泉あるから最初からスキー旅行にしとけば温泉旅行も兼ねられるんだよな」

友「あぁ。まぁそうだけどいきなりどうした?」

男「別に?」

友「……」




251 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:29:04.35 ID:jXejnRvz0



モブA「おい!お前らももっとこっち寄れって!」

友「え?」

モブB「修学旅行の夜っつったらアレだろアレ!」

男「なんだ? 麻雀か?」

友「ねぇよ」

モブA「うちのクラスの女子!誰が一番タイプだ?」

男「なんだそういうのか」

友「……」




252 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:31:50.77 ID:jXejnRvz0



モブA「チッ。彼女持ちの野郎どもは余裕があっていいですねぇ」

モブB「敵だ敵!お前らなんて敵だ!」

男「ワロリンティヌスwwww」

友「煽ってんじゃねーよ!お前なんて敵だ!」








モブA「―――いや、お前もだから」

モブB「うん」

友「えっ?」




253 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:35:14.55 ID:jXejnRvz0



モブA「ったく羨ましいぜ……」

友「え? え?」

モブB「転校してきてすぐ目つけるなんてよぉ。手が早ぇ奴だ」チッ

友「いや待って。誰の事? まぁ予想はつくけども」

モブA「幼さんだよ!」

友「……」

モブB「いつかやるとは思ってたけどよ……チクショウ」

モブA「もうこいつらはぶこうぜ」

モブC「そりゃいいな」

友「本人達の前で言うなし」




254 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:39:28.95 ID:jXejnRvz0



友「ていうかなんでどいつもこいつもオレと幼をくっつけたがるの!?」

モブA「いやいや、もうくっついてんだろ?」

モブB「チッ」

友「付き合ってねーし!オレらはそういう感じじゃないんだよ!」

モブA「でも文化祭の『No.1カップル決定戦』に出てたじゃねーか」

友「アレは男が勝手にエントリーしやがったんだ。不可抗力だ」

モブB「それによく非常階段でなんか話してたじゃん」

友「それも主に男のせいだ。説明すんのダルいから省略するけど」

モブC「え? じゃあ本当に付き合ってねーの?」

友「だからさっきからそう言ってんだろ……」




255 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:43:37.00 ID:jXejnRvz0



モブA「なんだ。じゃあ俺、幼さん狙ってみようかな!」

友「……」ピクッ

モブB「それなら俺も告白してみようかな。ちょうど修学旅行だし!」

友「……」ピクピクッ

モブC「よし!それなら今から早速呼び出そうぜ!」

モブA「女子もどうせ似たような話してて起きてるだろうからな!」

モブB「女子の部屋に突入すっか!」

友「……」




256 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:46:27.71 ID:jXejnRvz0



友「……な、なぁ。お前ら本気か?」

モブA「当たりめーだろ!お前が付き合ってないなら俺らにもチャンスあるだろ!」

友「いやまぁそうなんだけど……でも……オレは……」

モブB「よし!善は急げだな」

友「……待て」

モブC「ん?」

友「やっぱ駄目だ。駄目だ」

モブABC「wwwwwww」

友「……」イラッ

男「wwwwwww」

友「てめーは寝てろ!!」




257 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:49:19.96 ID:jXejnRvz0



翌日。



女「今日は上級者コース行ってみない?」

男「おぉ、いいぜ」

幼「いいわよ」

友「……まぁ皆が良いなら良いよ」

女「じゃあ決定だね。皆で競争しよ!」

男「じゃあ一位の奴の言うことを一つだけ友が聞くってのでいこう」

友「ねぇ。前から聞きたかったんだけどさ、お前なんかオレに怨みでもあんの?」




258 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:52:26.35 ID:jXejnRvz0



男「ゴールは一番下のロッジ。どのコースを通るかは自由」

女「うん」

幼「OK」

友「了解」

男「んじゃ行くぞよーいドン!」

友「ちょ早っ!!」



―――


――――――


――――――――――





259 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:55:23.33 ID:jXejnRvz0




――――――――――


――――――


―――



シャー



友(チクショウ。完全に出遅れたぜ……)



友(仕方ねぇ。こうなったらショートカットするか)チラッ



友(……あそこから行けそうだな……)





260 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 00:58:52.44 ID:jXejnRvz0



友(……結構狭い道だけど大丈夫だよな?)


友(よし……急ぐか!)バッ




ズルッ!




友(!!)


友(やばっ!落ち―――)





262 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 01:01:52.69 ID:jXejnRvz0





――ガシャァン!



妹「わっ!」

姉「……どうした」

姉「分かんないけどいきなり兄貴の茶碗が割れた……」

姉「怪我は?」

妹「ううん。大丈夫」

姉「……」








姉(……?)





263 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 01:05:40.22 ID:jXejnRvz0



――――――――――


――――――


―――



幼「や、やっと着いた……」ゼェハァ

女「おかえりー」←二位

男「遅かったな」←一位

幼「……あれ? 友は?」

男「まだ帰って来てねーぞ」

幼「へぇ。意外」

女「これで罰ゲームは友くんで決定だね」




264 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 01:08:41.35 ID:jXejnRvz0




そして……。



幼「……ね、ねぇ。流石に遅すぎない?」

女「もう一時間経ったよね……」

男「……」



先生「時間が来ましたので皆さん集合してくださーい」



女「ど、どうする?」

幼「先生に伝えた方がよくない……?」




265 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 01:10:44.88 ID:jXejnRvz0



幼「……先生」

先生「はい?」

幼「あの、友がまだ帰って来ないんです」

先生「友くんが? ではもう少し待ってみましょう」

女「いえ、もう一時間以上戻って来てないんです……」

先生「本当ですか?」

幼「は、はい」

先生「……」




266 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 01:13:23.23 ID:jXejnRvz0



先生「電話はしましたか?」

女「はい。でも出ませんでした」

先生「……分かりました。念を入れて探索届けを出しましょう」

幼「はい。お願いします」

先生「ではここは先生達に任せて皆さんは旅館に戻ってなさい」

幼「わ、私もここにいたいです!」

女「何か手伝える事があればやりますから!」

先生「しかしですね……」

女幼「「お願いします!」」

先生「……まぁ、分かりました。許可します」




267 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 01:17:36.74 ID:jXejnRvz0



――――――――――


――――――


―――



ビュオォォォォォ……



友(……ヤバイ。はぐれた。本格的に迷った)


友(吹雪も強くなってきやがったし方角も全然分からん……)


友(どうする。修学旅行で遭難とか笑えねぇぞ)


友(つーかなんでオレばっかこんな目に……普通は主人公の特権だろこういうのは!)





268 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 01:21:47.15 ID:jXejnRvz0




友(どうする……このままじゃ死んじまうぞ……?)


友(こんなとこで凍死なんてごめんだ。まだ彼女も出来たことねーのに)



ビュオォォォォォ……!



友(……)


友(……ヤバイ……しんどい……寒い……)フラフラ





269 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 01:25:33.32 ID:jXejnRvz0




友(……)フラッ



ドサッ。



友(……幼……委員長……姉貴……妹……)



友(……)



友(……あ、それと男)



友(冗談抜きでヤバイみたいだ……ごめん……)





270 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 01:28:19.88 ID:jXejnRvz0




ビュオォォォォォ……



友(……ん……?)チラッ



友(……あれって……)



友(……)



友(小屋……?)





278 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 18:17:45.44 ID:vAshQwEe0




妹「……」

姉「……」

妹「今日も寒いねー」

姉「……」

妹「炬燵あったかいなぁ……」グデー

姉「……」

妹「……」

姉「今日、なに食べたい」

妹「お鍋!」





279 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 18:20:29.41 ID:vAshQwEe0




姉「……」

妹「面倒なの頼んでごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ブツブツ

姉「……」

妹「……」

姉「……」スッ

妹「あ、お姉ちゃん。あたしにもみかん剥いてー」

姉「……ちっ」

妹「ありがとー」





280 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 18:24:26.50 ID:vAshQwEe0




妹「……今ごろ兄貴はスキーしてるのかなぁ」

姉「……」

妹「白い雪……白銀の世界……」

姉「……」

妹「それでこっそり夜中に女子と逢引して雪のように白い肌を持つその子に
白いものを容赦なく吐き出し真っ白に燃え尽きてるんだ……」

姉「……」

妹「それであたしのお先は真っ暗なんだ……もうやだ冬眠したい……」ブツブツ

姉「……はい。みかん」

妹「やた。ありがとー」





281 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage] 2012/07/21 18:25:44.35 ID:C8dWLgxuo

いいなーこの姉妹。

282 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/21 18:27:00.78 ID:vAshQwEe0






妹「甘くておいしー」

姉(……すっぱい……)







290 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:01:42.82 ID:3+52YKDt0




姉「……」モミモミ

妹「ねぇ、さっきから何やってるの?」

姉「……揉んでる」モミモミ

妹「みかんを?」

姉「……みかんを」モミモミ

妹「なんで?」

姉「揉むと甘くなるらしい」モミモミ

妹「へぇ。そうなんだ……」

姉「……」モミモミ





292 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:07:30.30 ID:3+52YKDt0




男「……捜索隊は明日の昼には来るってよ」

女「……そっか……」

幼「……」

男「大丈夫か、幼?」

幼「……わよ……」ボソッ

男「え?」






幼「大丈夫じゃないわよ!」

女「!」





293 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:09:18.97 ID:3+52YKDt0




幼「なんでキミはそんなに冷静なの!? 友が……友が……!」グスッ

女「幼ちゃん……」

男「俺だって内心は冷静じゃねぇさ」

幼「っ……」

男「ただ焦ってるよりは、今できることを考えてた方が建設的だろ」

幼「……」

男「な?」





294 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:12:41.24 ID:3+52YKDt0




幼「……そう、かも」

男「……」

幼「……ごめん」

男「いいって。気にすんな」

幼「……」

女「……」

男「……」

女「……わたしのせいだよ。わたしが競争しようなんて言ったから」

幼「誰のせいでもないでしょ」

男「そうだ」





295 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:16:32.94 ID:3+52YKDt0




先生「……皆さん、そう気を落としてはいけませんよ」

女「先生……」

先生「彼はきっと無事ですから。安心して下さい」

幼「はい……」

男「……」







男(……あ。良いこと思いついた)





296 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:20:10.20 ID:3+52YKDt0




――――――――――――



―――――――



――――



ビュオォォォォォ……

ガタ…ガタガタ……



友(……取りあえず避難はできた)


友(鍵は掛かってなかったけど中に誰もいなかった)


友(小屋にはスコップやら使い古された暖炉やらランプがある)





297 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:22:11.80 ID:3+52YKDt0




友(ありがたい事にマッチもあったが、生憎と燃やせるものがあんまり無く……)



友(……ケータイも電池切れ、と)



友(……)







友「――なんだよこの状況!テンプレか!!」







友(……)



友(……寒い。虚しい……)





298 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:25:11.24 ID:3+52YKDt0



――――――――――――


―――――――


――――



幼「……」

女「……幼ちゃん。少し休んだ方がいいんじゃない?」

幼「うん……」

女「ここは先生達に任せるしかないよ」

幼「そう、だけど……」

女「ねぇ。男くんもそう思うでしょ?」

幼「……」

女「男くん?」





299 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:27:59.94 ID:3+52YKDt0




女「……あれ? 男くんは?」

幼「トイレじゃない?」

女「……あ、先生!」

先生「なんでしょうか」

女「男くん見ませんでした?」

先生「いえ。見てませんが」

女「……」

幼「……」

先生「……」





300 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:30:51.66 ID:3+52YKDt0




幼「……ね、ねぇ女」

女「何?」

幼「男のスキー板、無いんだけど……」

女「えっ」

先生「えっ」

幼「も、もしかして……」

女「……」

先生「……」





301 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:32:53.96 ID:3+52YKDt0




――――――――――――



―――――――



――――



ビュゴォォォォォ……


ギシ……ガタガタ……



友(……吹雪が強くなってきやがった……)


友(……)


友(……ここに来てからどんくらい経ったかな……)


友(1、2時間くらいか……?)





302 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:34:07.89 ID:3+52YKDt0




友(皆心配してくれてっかな……)



友(……)



友(はぁ……眠い……しんどい……)



友(……)



友(あー……こりゃアレだ……)



友(……死ぬ、かも……)





303 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:36:49.87 ID:3+52YKDt0




友(……死んじまったら……)



友(もう姉貴のあの目付きも光り物も見られなくなるのか……)



友(妹の豆腐メンタルをつつくことも……一緒にスマブラすることも……)



友(……皆で遊ぶことも……)



友(……)





ゴン……





友(……ん?)





304 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:40:37.26 ID:3+52YKDt0




ゴツッ……ゴン……



友(な、なんだ? 何の音だ?)



ゴン…ゴン…



友(まさか外に誰か……何かいるのか!?)



バターン!!



友(―――!!)





305 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/23 00:42:20.13 ID:3+52YKDt0





男「よっ。探したぜ」


友「」






324 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:14:08.16 ID:JxCsq2PG0




オトコクンモキエタラシイデス!

キュウジョハマダカ !?

ザワ…ザワ…



女「男くん……」グスッ

幼「旅館にも戻ってないらしいし……まさか……」

女「え?」

幼「友を探しに行ったの……?」

女「そ、そんな……無茶だよ……」





325 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:15:14.66 ID:JxCsq2PG0




先生「お二人とも、やはり旅館に戻って休んだ方が……」

幼「……大丈夫です」

女「ここにいさせて下さい……」

先生「……」

幼「お願いします」

先生「……分かりました」

女「あ、ありがとうございます……」グスッ

先生「今は祈りましょう。二人の無事を―――」





326 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:17:12.59 ID:JxCsq2PG0




――――――――――――



――――――――



――――



友「な、な……」

男「よう」

友「なんでお前ここにいんの!?」

男「いやー寒ぃなオイ。吹雪マジぱねぇぞ」

友「聞けやコラ!」





327 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:20:08.61 ID:JxCsq2PG0




男「お前を探しに来た」

友「マジで?」

男「……って言いたいところだけど生憎俺も遭難しちまってな」

友「……」

男「そしたらこの小屋を見つけたって訳だ」

友「……」

男「でもまぁ、お前を見つけられたんなら結果オーライだな」

友「なんだそりゃ……」

男「よっこいせ。いやー寒い寒い」ドサッ

友(なんか腑に落ちなすぎてヤバイけどもうどーでもいいや!)





328 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:21:36.95 ID:JxCsq2PG0




男「……」

友「……」

男「……皆心配しまくってたぞ」

友「そっか。そうだよな……」

男「ったく。迷惑ばっかかけやがって」

友「……すまん」

男「……」

友「……」








友「……いや、つーかお前も遭難してんだからな?」

男「あ。そういやそうだったな」




329 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:23:18.83 ID:JxCsq2PG0




男「……おっと、忘れてたわ」スッ

友「ん?」



ピッポッパッ。

プルルルル……プルルルル……プツッ



男「あーもしもし? 俺だけど――」






『――ちょっと!キミ今どこにいるのよ!?』

『だ、大丈夫なの!? 無事なの!?』






友(あぁ、あいつらの声……なんか懐かしい気がするぜ……)





330 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:25:22.93 ID:JxCsq2PG0



男「大丈夫大丈夫。あと友と合流できたぜ」


『『え!? 本当に!?』』


男「おう。今二人で小屋ん中にいるから」


『『小屋?』』


男「そう。山小屋」


『大丈夫なの?』

『二人とも怪我とかしてない?』


男「余裕余裕」





友(緊張感なさすぎだろ……)





331 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:28:20.30 ID:JxCsq2PG0




男「おう。おう。大丈夫だって」

男「え? いいっていいって。なんとかなるって」

男「ん? 明日? 了解。友にも言っとくよ」

男「あ、先生? はい。はい。分かりました」

男「あぁうん。余裕だっつーの」

男「はいはーい。じゃあ切るなー」

男「OK。また明日にでも」ピッ







男「うーさみぃ……って、どうした?」

友「あ、なんでもないです」




332 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:30:00.40 ID:JxCsq2PG0




男「救助隊は明日には到着するってよ」

友「マジで? 良かった……」

男「あと先生が『できるだけ体力は消費しないように』だと」

友「おう。分かった」

男「あと先生が『ポケットとかに入ってる毛玉、あれ火種になりますから』だと」

友「そうなの? ……んーと、こういうやつの事か」ゴソゴソ

男「あと先生が『風速が1m上がるごとに体感温度は1度下がるから絶対に外には出ないように』だとさ」

友「なんか凄ぇなあの人……」





333 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:32:43.45 ID:JxCsq2PG0



ビュオオォォォ……



男「……」

友「……」



ガタ…ガタガタ……

ビュゴォォォォ……



男「……」

友「……」



ギシ……

メキ…ミシッ……



男「吹雪強ぇな」

友「な」




334 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:35:13.51 ID:JxCsq2PG0




男「……それにしても暇だな。トランプとかねーの?」

友「ねーよ。ねーよ」

男「ふーん」

友「……なぁ。オレら今遭難してんだぞ?」

男「うん」

友「今夜はここでビバークなんだぞ?」

男「うん」

友「結構危ない状況なんだぞ?」

男「うん」





335 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:37:41.13 ID:JxCsq2PG0




友「下手したら死んじまうんだぞ?」

男「うん」

友「ホントに分かってる?」

男「うん」

友「ホントか?」

男「うん」

友「絶対だな?」

男「うん。こ」

友「やっぱ分かってねぇ!駄目だこいつ!!」





336 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/24 17:40:35.72 ID:JxCsq2PG0




友(……安心したらまた眠くなってきたな……)

友「少し休むか。一時間交代でいこうぜ―――」チラッ






男「ZZZ……」






友「……」



友(やっぱ駄目だこいつ……)





340 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2012/07/24 19:25:34.46 ID:rCG5GOoBo

事態悪化させて先に寝るとかwwww

341 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage] 2012/07/24 22:09:27.56 ID:kdzvIOcAO

最近陰薄かったからって無茶しやがって…('-ω-)

344 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:12:03.73 ID:xUNpfBRT0






――――――――――――



―――――――



――――







345 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:13:20.63 ID:xUNpfBRT0






友(……)




友(……)




友(あー、あったけぇ……)




友(……)




友(……)









友(……ん? 『あったかい』?)







346 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:15:00.06 ID:xUNpfBRT0




友(……)



友(……ベッド……?)



友(明るい……)キョロキョロ



友(病院? 医務室?)



友(それとも―――)





347 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:15:59.56 ID:xUNpfBRT0






幼「―――友っ!!」ガバッ


友「ぅぐぉっ!?」







348 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:18:54.99 ID:xUNpfBRT0




友(えっ何!? 敵襲!?)

幼「よかった……!よかった……!」グスッ

友「幼……?」

女「本当によかった……」

友「委員長……」

男「よかったよかった」

友「おぉ、お前も」





349 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:20:56.01 ID:xUNpfBRT0




友「な、なぁ男。これどうなってんの? オレら山小屋にいたよな?」

男「あぁやっぱ覚えてないのか」

友「え?」

男「……あの後な、雪崩があったんだよ」

友「雪崩!?」

男「小規模だったけどな」

友「へぇ……道理で右足が痛いと思ったら。包帯グルグルだと思ったら」

男「骨折だとよ」

友「Oh,f……」





350 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:24:35.49 ID:xUNpfBRT0




男「……で、雪崩なんて起こったら俺らがいた小屋はふっ飛ぶじゃん?」

友「うん」

男「中にいた俺らも危ないじゃん?」

友「うん」

男「逃げようとするけどお前は寝てるし俺も眠いしでヤバイじゃん?」

友「うん」

男「まぁ諦めるじゃん?」

友「少しは抗って!?」





351 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:28:35.68 ID:xUNpfBRT0



男「――そんで救助隊がギリで到着と。大体こんな感じかな」

友「そうだったのか……」

女「本当に本当に心配したんだよ?」

友「……ごめん」

男「医者曰く骨折で済んでラッキーだとよ」

友「だよな……」

女「……じゃあわたしと男くんは先生に伝えてくるね」

男「また後でな」



ガララッ……パタン。



友「え? あ、あぁ……」





352 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:31:18.04 ID:xUNpfBRT0




友「……」

幼「……」

友「な、なぁ」

幼「……なによ」グスッ

友「そろそろ離れてもらってもいいか? かなり恥ずいんだけど」

幼「……やだ」

友「え?」

幼「……ごめん。もう少しだけ……」

友(こいつ、震えてる……?)





353 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:34:40.87 ID:xUNpfBRT0




幼「……心配したのよ」グスッ

友「あぁ。ごめん」

幼「キミだけじゃなくて男までいなくなって……」

友「……ごめん」

幼「もう会えないかもしれないって思ったら……怖くて……」

友「……」ナデナデ

幼「……」ギュッ





354 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:37:19.38 ID:xUNpfBRT0




――――――――――――


―――――――


――――



友「そんなこんなで修学旅行は――まぁ殆どが遭難でしたが――無事(?)終わりました」



友「これでようやく冬休み。でも全く安心できないのは気のせいでしょうか」



友「……あ、それと―――」





355 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:40:11.27 ID:xUNpfBRT0




おまけ。



友「ただいまーっと」



ドタバタドタバタ!



妹「おかえり!大丈夫!? ホントに生きてる!?」

友「大袈裟だよ。ただちょっと遭難しただけだろ?」

妹「脚、痛そうだね」

友「でも骨折で済んで良かったぜ」

妹「あ。荷物はあたしが持つよ」

友「サンキュ」





356 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:42:54.84 ID:xUNpfBRT0



リビング。


友「ただいまー」

姉「……おかえり」

友「いやー疲れたー」ドサッ

姉「……」

友「ねみー……」

姉「おい」

友「ん?」

姉「……」

友「どうした?」




357 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:44:37.59 ID:xUNpfBRT0




姉「……あとで洗濯物とか出しとけ」スクッ

友「あ、おう」




スタスタ……ガチャッ、バタン。




友「……」

妹「……お姉ちゃんも素直じゃないなぁ」

友「?」





358 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:47:29.82 ID:xUNpfBRT0




妹「兄貴が遭難したって学校から連絡来た時、お姉ちゃん大泣きしてたんだよ?」

友「マジで?」

妹「それこそ何も手に付かなくなるくらいにね」

友「いやホントに心配かけたみたいですんませんした」

妹「いいっていいって。代わりにあたしが遭難すれば良かったんだよ。うん」

友「……悪いけど今日は疲れてるから突っ込まねーよ?」





359 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:49:36.93 ID:xUNpfBRT0




妹「……まぁとにかく。お姉ちゃんのこと慰めてあげてよ」

友「……」

妹「多分兄貴のこと抱き締めたくてしょーがないんだろうけど、
怪我もしてるし面目も立たないから我慢してるんだと思う」

友「シメたいの間違いじゃね?」

妹「いいから!ほら行った行った!」

友「えー……姉貴はそんなタマじゃねーだろ……」





360 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:51:25.44 ID:xUNpfBRT0



――――――――――――


――――――――


――――



コンコン。



友「姉貴?」



< ……



友「……」



< ……



友「入るぞ?」



ガチャッ……





361 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:54:33.14 ID:xUNpfBRT0




姉「……」ギロッ

友(なんか懐かしいな。あの眼光)

姉「なに」

友「……その、なんだ。心配かけて悪かったな」

姉「……」

友「あ、包丁はしまってね」

姉「……」

友「まぁ姉貴は心配なんてしてなかったかもしれないけどさ」

姉「……!」ピクッ





362 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 00:58:01.12 ID:xUNpfBRT0




友「……」

姉「……」

友「……じ、じゃあオレは部屋に戻るわ」

姉「―――待て」

友「ん?」

姉「……」スタスタ








姉「……痛かったら、言え」

友「え?」



ギュッ……





363 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 01:00:55.33 ID:xUNpfBRT0




友「」

姉「……」

友「」

姉「……」

友(あ、姉貴が……だ、だ、抱きついてきたたたたたたたたたたたたtttt)

姉「……」

友(あ、すげーあったけぇ……最近よく抱きつかれんなぁ)

姉「……」

友(……じゃなくて!なんだこれ!このまま自爆テロでもする気か!?)

姉「……」ギュッ





364 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 01:05:30.74 ID:xUNpfBRT0




友「……なぁ」

姉「……」

友(無視されました)

姉「……」

友「姉貴――」

姉「――心配しないわけない」

友「!」

姉「心配しないわけ、ない……」ギュッ

友「……ごめん」





365 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 01:09:10.63 ID:xUNpfBRT0




姉「……」

友「……」

姉「……」

友(……そろそろ恥ずかしくなってきたな……)

友「悪い姉貴。そろそろ……」

姉「……」

友「姉貴?」

姉「え? あ、うん……」スッ





366 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 01:11:34.19 ID:xUNpfBRT0




友(正直このあったかさは名残惜しいが……)スッ

友「……ホントに心配かけてごめんな」

姉「許さない」

友「それに心配して大泣きしてくれたんだって?」

姉「!!!!」

友「妹が教えてくれたよ」

姉「い、いや、それは……その……」

友「ありがとな」

姉「……ちっ……」





367 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 01:14:35.93 ID:xUNpfBRT0



―――――――――――


―――――――


――――



友「……」ペラッ



< 「あれ? どうしたのお姉ちゃん」

< 「……」



友「……」



< 「な、なんで刀持ってるの……?」

< 「……」





368 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/25 01:18:29.92 ID:xUNpfBRT0




友「……」ペラッ



< 「顔真っ赤だよ? 大丈夫?」

< 「……」

< 「あれ? もしかして怒ってる? あたし何かしましたか……?」



友「……」



< 「ちょっ、怖いよお姉ちゃん! 待って待って待って!」

< 「……」

< 「ご、ごめんなさい!なんか知らないけどごめんなさいぃぃぃぃぃぃ!!」



友「……」







友「……今夜も冷えるな……」





370 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage] 2012/07/25 01:22:07.60 ID:+VIpbBcco

冬休みか…

371 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2012/07/25 01:24:17.81 ID:ZqnoKL6Zo

クリスマスが今年もやってくる

373 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 2012/07/25 01:33:15.77 ID:G0tA3pPm0

友が姉に急に抱きついたらどうなるの、っと

374 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[sage] 2012/07/25 02:53:32.16 ID:nOFqzmuFo

>>373
姉の一振りで地球がヤバイ

379 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:31:25.44 ID:IQyy+opc0




友家。



友(あーあ。脚怪我してっとマジでやることねぇなぁ)


友(せっかく良い天気で散歩日和だってのに……)


友(……)



ピーンポーン



友(ん?)





380 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:33:26.88 ID:IQyy+opc0



友(……今は姉貴も妹もいないんだったっけ)


友(面倒だし居留守つかうか……)



ピーンポーン



友「いませんよーっと」



ピーンポーン



友(……)




381 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:35:39.46 ID:IQyy+opc0




友(……)


友(……よし。諦めたみたいだな)


友(……)



ブーッブーッブーッ



友(電話? 面倒くせぇなぁ……)


友(幼からか)スッ


友「もしもし」





382 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:36:58.18 ID:IQyy+opc0



『もしもし? 今どこにいる?』

友「家だけど」

『あ、そうなの? 私今玄関にいるんだけどさ』

友「あぁ、お前だったのか。悪い悪い」

『居留守つかわないでよね』

友「めんご。多分鍵は開いてるだろうから入っていいぜ」

『はーい。じゃあ切るね』プツッ



< ガチャッ……


< 「お邪魔しまーす」





383 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:39:31.26 ID:IQyy+opc0




幼「や。おはよう」

友「おう。どうした?」

幼「お見舞いよお見舞い」

友「わざわざ悪いな」

幼「なんのなんの。これ差し入れね」ハイ

友「サンキュ」

幼「よいしょ。……あー寒い寒い」





384 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:41:25.80 ID:IQyy+opc0




友「オレから聞くのもアレなんだけど男と委員長はいないのか?」

幼「うん」

友「そっか……まぁ別に寂しくないけどな。別に」

幼「今日は私が個人的にお見舞いに来ただけよ? そもそも二人の事は誘ってないし」

友「へ、へぇ……そうだったのか。別に寂しくないけどな」

幼「ふふっ。冷たく扱われてる訳じゃないって分かって安心した?」

友「うっせ」





385 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:43:34.45 ID:IQyy+opc0



幼「……脚、痛い?」

友「んー、それほど。ただ歩きにくいのはやっぱ辛いわ」

幼「……そっか」

友「あと風呂もめんどいな」

幼(お風呂……か)

幼「……ねぇ」

友「ん?」







幼「お、お風呂、誰かに入れてもらったりしてるの……?」

友「はぁ?(テノール声)」





386 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:45:13.19 ID:IQyy+opc0




幼「いや、別に大して興味はアレなんだけどね!? ただ純粋に疑問に思って―――」

友「風呂の話に食いつくとは思わなんだ」

幼「別にキミが身体のどこから洗うかとかには興味はないんだけど?
ただお姉さんとか妹ちゃんと一緒にっていうのも……ねぇ?」

友「え? さっきからお前はオレを蔑みたいの?」

幼「どうなの? 怪我を口実に一緒に入ったりしてないよね?」

友「してねーよ。入る時は脚にビニール袋まいてる」

幼「……そ、そう」





387 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:47:44.39 ID:IQyy+opc0




幼「……それならまぁいいんだけどさ……」

友「何がいいんだよ?」

幼「何でもない!」

友「……」

幼「……」








友(……こいつもたまーに変なこと言い出すんだよなぁ)

幼「何その目?」

友「いや別に?」





388 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:50:24.55 ID:IQyy+opc0




幼「……」ブルッ

友「寒い? 暖房つけるか」

幼「ごめん。ありがと」

友「それと茶ぁ入れてくるわ」

幼「私も手伝おっか?」

友「そりゃ助かる……よっこいせ」

幼「はい。松葉杖」

友「おう。サンキュ―――」スッ








友「―――いや、ちょっと待ってくれ」

幼「どしたの?」





389 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:52:46.55 ID:IQyy+opc0




友「オレの直感が告げてやがる」

幼「何を?」

友「このままオレが立ち上がるじゃん?」

幼「うん」

友「そうすっとふらついてお前の事をベッドに押し倒しちゃうじゃん?」

幼「えっ」

友「そんでもって丁度帰ってきた姉貴か妹にその場面を見られて説教……と」

幼「えっ?」

友「まさにテンプレだぜ……だがオレは学んでるんだ。似たような手は食わん」

幼「ごめんちょっとなにをいってるかわからないです」





390 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:55:51.25 ID:IQyy+opc0




友「という訳で幼。先にリビング行っててくれ」

幼「うん、まぁいいけど……」

友「時間差で降りればそういうハプニングは起こらないだろ?」

幼「??」

友「ぶっちゃけオレも疲れてるから面倒事は起こしたくないんだよ」

幼「ごめんほんとうになにをいってるかわからないです」

友「ほっとけ。そしてオレの言う通りにしてくれ」





幼(……友もたまーに変なこと言い出すのよね……)





391 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 00:58:18.71 ID:IQyy+opc0




リビング。



友「コーヒーか紅茶か緑茶どれにする?」

幼「キミと同じのでいいよー。あとお皿借りていい?」

友「おう。そこの棚な」

幼(……あ、このお皿かわいい)

友「砂糖とミルクいるよな?」

幼「うん。沢山ね」

友「この甘党め」

幼「女子は大体そうなの!」





392 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 01:01:01.09 ID:IQyy+opc0




友「―――よし。茶菓子の準備もできたし」

幼「戻ろっか」

友「……」ヒョコヒョコ

幼「……」スタスタ

友「……階段だな」

幼「う、うん。そうね」

友「……」








友「ここでもオレの凄い直感がヤバイ」

幼「えっ、また?」





393 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 01:04:29.70 ID:IQyy+opc0




友「あぁ。まずお前が先頭になって階段を登った時」

幼「うん」

友「お前が足を滑らせる→下の方にいたオレも巻き添え→怪我してるし支えられない→
くんずほぐれず→そこを丁度帰ってきた姉貴か妹に見られる→fly away って流れだ」

幼「えっ」

友「次にオレが先頭になって階段を登った時」

幼「……」

友「オレが足を滑らせる→以下同文……となる」

幼「……そ、そう」

友「だから先に部屋に戻っててくれ!」

幼「はいはい……」ハァ





394 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 01:08:32.64 ID:IQyy+opc0




友「……」ペラッ

幼「……」ペラッ

友「……」

幼「……ねぇ、この次の巻どこ?」

友「――あ。それ男に貸したままだったの忘れてたわ」

幼「えー」

友「悪い悪い。もう冬休みだし直接あいつん家に出向いてくれや」

幼「うーん、でもさ……」

友「?」

幼「男の家ってどこにあるの?」

友「そりゃお前アレだよ。ほら………………ごめん。オレも知らないわ」





395 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 01:11:08.01 ID:IQyy+opc0




――――――――――――――


――――――――――


――――――



玄関。



ガチャッ……



妹「ただいまーっと」


妹(あれ? この靴……幼さん来てるのかな?)





396 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 01:14:39.41 ID:IQyy+opc0




妹「……」スタスタ



< 「ちょっ、ちょっと……」



妹(? 兄貴の部屋から……)



< 「先にイっちゃ駄目よ?」

< 「オレの勝手だろ。だってお前すげー上手いんだもん」



妹「!?」





397 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 01:18:45.78 ID:IQyy+opc0




妹(こ、これって……これって……)ドキドキ



< 「お前初めてじゃないんじゃねーの?」

< 「初めてよ!」



妹(……)



< 「あぁもう我満できねぇ!オラオラオラ!!」

< 「ちょ、待って待って!」

< 「待たん!」

< 「もう。乱暴なんだから……」



妹(……)





398 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 01:22:43.13 ID:IQyy+opc0




< 「は、早い!早いってばぁ!」

< 「オラオラオラオラ!!」

< 「駄目!イかないで!」



妹(と、止めないと!このままじゃ……)


妹(既成事実→幼さんが嫁に→兄貴が「ついでに妹にもなってくれ」→あたしは破門……ってなる!!)






妹「―――やだ!捨てないで!!」





バターン!!





友「!?」ビクッ

幼「!」ビクッ





399 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 01:25:55.01 ID:IQyy+opc0




妹「何やってるの!? まだ夜になってないのに何やってるの!?」

友「え? いや……」

妹「早いって何!? 『先にイかないで』って何!?」

友「お、落ち着け――」

妹「もうやだ!学校なんてやめてやる!!」

友「なんでや!学校関係ないやろ!」

妹「不潔な事ばっかりして!何やってんの!?」

友「いや、何ってそりゃ―――」






TV< Here we goー!






友「―――マ○オカートだけど」





400 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 01:29:19.19 ID:IQyy+opc0




妹「え? ○リオカート? え?」

友「そうだよ。見りゃ分かんだろ」

妹「……」

幼「妹ちゃんも一緒にやらない?」

妹「……」

幼「妹ちゃん?」

妹「……いえ、遠慮しときます」

幼「そ、そっか」

妹「……」





401 : ◆WhhIgObi8E[] 2012/07/28 01:33:54.92 ID:IQyy+opc0




妹「分かってたもん……」

友「ん?」

妹「マリ○カートだって分かってたもん!別に変な勘違いしてないもん!」

友「あ、うん」

妹「それじゃあごゆっくり末長くお幸せに!!」




ガチャッ、バタ―――ン!




幼「なんで若干涙目だったのかな?」

友「んな事より続きやろうぜ!」

幼(……あ、日常茶飯事なんだ。こういうの)





404 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 2012/07/28 01:54:40.94 ID:/NR1HfxSO

友の第六感がビンビン過ぎてwwwwww

405 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 2012/07/28 02:01:36.25 ID:joYtVTdP0

かつてこれほど危険察知能力が研ぎ澄まされた主人公がいただろうか

407 : VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage] 2012/07/28 11:15:03.55 ID:LRB/Jj7xo

>>405
主人公ェ……


元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1341587494/
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