PickUp
スポンサード リンク
1 : ◆XVUp.wHBSo [age] 2010/01/29(金) 22:45:58.47 ID:zWnbMyHG0

利根川「こんばんは…。
    今日はこのようなクソスレを開いて頂き、
    まことにありがとうございます。

    わたくし当SSの主要人物をおおせつかっております
    利根川幸雄といいます。
    
    まず、このスレは作者のオナニースレであることを
    十分に承知していただきたい。
    
    ご了承いただいたうえで、これを読んで頂ける方々には
    まず、前回までのあらすじとして、前スレとなります
    「ハリーポッターと賭縛の黙示録」「ハリーポッターと賭博の破壊録」
    これをお読み頂きたい。

    いまからお送りするSSは、前回、前々回の多大なる支援を
    真摯に受け止め、クズであるそれの作者が出来る限りの
    努力をして書いたものであります。

    そのため、どうか、これからお読みに下さる方は
    忍耐力をもってお読み頂けるようお願い申し上げます」

ハリーポッターと賭博の黙示録…http://slpy.blog65.fc2.com/blog-entry-2012.html
ハリーポッターと賭博の破壊録…http://slpy.blog65.fc2.com/blog-entry-2049.html

この場を借りまして、これらのSSをまとめて頂いた
SPLAY blog様にお礼申し上げます。大変ありがとうございました。


2 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:46:57.33 ID:zWnbMyHG0

ハリーポッターと最強の伝説

harry potter and the legend of a stlong man

ハリー・ポッターは、ホグワーツ魔法魔術学校から
例年の通り、ダーズリー家に帰省した。

しかし、遊びに来ていた叔母であるマージの嫌がらせに
耐え切れなくなり、ダーズリー家を飛び出してしまう。

そして、突然現れた、迷子の魔法使いのお助けバス
「夜の騎士(ナイト)バス」に乗ってダイアゴン横丁へ向かった。

パブ「漏れ鍋」に到着したハリーだったが、そこにはなんと
魔法省大臣コーネリウス・ファッジが待ち構えていた。

退学を覚悟したハリーだったが、なぜかファッジはその件には触れず、
ハリーが無事なのを見てほっとした様子で、新学期が始まるまで
「漏れ鍋」に泊まること、そして外出はダイアゴン横丁のみにすることを
約束させたのだった。


3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:47:59.97 ID:zWnbMyHG0

夏期休暇に入ってから数週間が経過したある日。

ダンブルドア校長は、またマグル世界に足を踏み入れていた。

去年マグル学を受け持った森田先生が、本年度の契約延長を

辞退してしまったため、理事会との話し合いで決定した

新しいマグル学の先生を迎えに来たのだった。

方位指針魔法が示す場所にたどり着いたダンブルドアは静かにつぶやいた。

ダンブルドア「なるほど、ここじゃな」


5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:48:55.03 ID:zWnbMyHG0

そして、ここは東京のとある病院。

ここに一人の中年男性が入院していた。

黒沢「わるかったな、なんかいろいろ貰っちゃって」

仲根「あんまり無理をしないで下さいよ」

坂口「じゃあ、俺たちはこれで」

友人達は、男にそう言って微笑みかけると、見舞いに持ってきた品々を

そっと机に置いて、部屋を後にした。

黒沢「生きてる…生きてるんだよなぁ…ちゃんと」



6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:49:50.55 ID:zWnbMyHG0


その男は、高校卒業時からずっと同じ職場に勤めており

家族もおらず、毎日寂しい日々を送っていた。

だが、そんなある日。冴えない自分の人生をより良いものにしようと決意し、

それまで避けてきたことに真摯に向き合う様な生活を志すようになった。

仕事への取り組み、仲間たちへの接し方。

黒沢は、毎日を同じ事の繰り返しにしないよう一所懸命に過ごした。

そして黒沢は、ある日、路上生活者を虐げる不良グループに対して、

仲間と共に抗争を繰り広げ、それを見事打ち破ることに成功する。

黒沢は、その時に生死の境をさまようほどの怪我を負ったが、

仲間の呼び掛けによって意識を取り戻し、現在では無事回復に向かっていた。


7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:50:54.18 ID:zWnbMyHG0

黒沢は見舞いに来てくれた友人たちに貰った品々を、静かに見つめていた。

同僚たちが持ってきた袋の中には、退屈しのぎになるようにと

数冊の本や漫画雑誌、CDやDVDなんかが入っていた。

また、友人・仲根の持ってきた差し入れには、どこで手に入れたのか

今まで黒沢が見たこともない銘柄の酒がいくつかあった。

黒沢「あいつ中学生なのになあ……」

複雑な気持ちでそう呟いた時、個室のドアをノックする音が聞こえた。

黒沢「うーい、ドアなら開いてるぜ」


9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:52:20.79 ID:zWnbMyHG0

開いたドアの向こうに立っていたのは、同僚や友人たちではなく

黒沢が今まで会ったことのない老人であった。

老人「あなたが黒沢さんじゃな?」

黒沢「え? あ~…そうだけど…」

老人は頭を下げると、イスに座った。

老人「どうですかな? けがの方は」

黒沢「ん? まあ、ぼちぼちさ。たまに痛むが、前よりずっとマシになったよ」

老人はそれを聞くと、杖を取り出して黒沢の上にかかげた。

杖先がぼんやりと明るくなり、まばゆい光が黒沢を包む。

老人「ほっほっほ、これでずいぶん楽になったじゃろう?」


11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:54:56.43 ID:zWnbMyHG0

黒沢「な、何だ?あんたいったい…」

ダンブルドア「なんだ、 とは?」

黒沢「いや、だからほら、 さっきのピカってやつ……!
   
   痛みどころか…傷まで完治…完全回復!!」

ダンブルドア「気になるかね?」

黒沢「そりゃあ、まあ」

ダンブルドアはそれを聞くと、一枚の手紙を黒沢に手渡した。

老人「わしの名はアルバス・ダンブルドア。

   イギリスで魔法学校の教師をしている者じゃ。   

   実は、今回あなたを訪ねたのは、あなたを
   
   我々の世界へご招待するためでしてな」

ダンブルドアと名乗った老人は、黒沢に悪戯っぽくウインクをした。



12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:56:04.90 ID:zWnbMyHG0

黒沢「カンパーーーイ!!!!!」

行きつけの居酒屋に陽気な声が響いた。

黒沢「久しぶり……久しぶりのビールっ………最高っ…最高だッ…!!!」

ダンブルドアは30分ほど他愛もない話を続けると、ゆっくりと本題に入った。

ダンブルドア「で、どうじゃろうか?さっきの話は?」

黒沢「あ~?」

ダンブルドアは、もう一度、道中で話した魔法学校について黒沢に説明する。

ダンブルドア「今年の夏からホグワーツの臨時教員として
       
       教壇に立って頂きたいんじゃが……」

黒沢「カカカ…。そんなもん、決まってんだろ!!受け!!受けだよ!!!!」

黒沢は、ただ何も考えずに笑って答えた。

ダンブルドア「ほっほっほ、素晴らしいことじゃ。歓迎しますぞ、黒沢先生」

黒沢「行こうっ…!そんなことより2軒目、2軒目行こう!!」


13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:56:50.85 ID:zWnbMyHG0

翌日、黒沢は自宅のアパートで目が覚めた。

黒沢(飲みすぎた、あたまいてえ―)

うつろうつろに昨日の出来事を思い返す。

妙な老人が病院にやってきて、傷をピカってやって治してくれて

変な手紙もらって、飲みに行って…。

黒沢「やっぱし夢だったかな…」

黒沢はごそごそとポケットを探ると、昨日の夜に老人から貰った手紙を見つける。

「黒沢 様 
 このたびホグワーツ魔法魔術学校非常勤教師枠に
 見事抜擢されましたことをこころよりお祝い申し上げます。
 新学期は9月1日に始まりますので、返事の方は7月31日の
 ふくろう往復便にてお願い致します。

 ホグワーツ魔法魔術学校 校長 アルバス・ダンブルドア」

黒沢(あ…違ったみたい)


14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:57:33.00 ID:zWnbMyHG0

そしてしばらくの時が流れた。

その日、黒沢は2通目に届いた手紙に記載されていた空港に来ていた。

手紙に記載されていた迎えの人間を探していると、一人の男が黒沢に向けて

手を振っているのがわかった。

男「いやー、あんたが黒沢先生か?

  俺がこの度、ホグワーツ魔法魔術学校までの案内役を仰せつかってな
  
  俺はホグワーツの森番…じゃなかった、今年から魔法生物飼育学を
  
  担当することになったハグリッド。ルビウス・ハグリッドってもんだ」


16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 22:59:15.42 ID:zWnbMyHG0

男の自己紹介を聞いて、黒沢の手紙に対する疑問は吹き飛んだ。

その話の内容もそうだが、ハグリッドという男の身長が

3mはあるのではないかと思われるほど巨大だったからだ。

黒沢(でけえ…なんなの? 怪獣じゃん、こいつ)

黒沢「はあ…やっぱマジなわけ、魔法とかなんとか」

ハグリッド「ホグワーツはええぞ、黒沢先生。第一に楽しいしな。

      それに、あんたも会っただろうが、なんてったって
      
      あのアルバス・ダンブルドアが校長を務めておられるんだ。

      偉大なお方なんだ、ダンブルドア先生は」


18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:00:13.08 ID:zWnbMyHG0

そして、新学期が始まった。

ダンブルドア「新入生の諸君、おめでとう!」

ダンブルドア校長先生は生徒たちににっこりと微笑みかけた。

ダンブルドアは、宴会が始まる前に、例年のとおり必要事項の連絡をした。

主だった内容は、脱獄したシリウス・ブラックの事であり、

事件解決までは、吸魂鬼が学校の周りを巡回するという事だった。

そして、今学期は3人の新任の先生がホグワーツの教職に就いた。

闇の魔術に対する防衛術を担当する、ルーピン先生。

今年から魔法生物飼育学を担当する、ハグリッド。

そして、マグルからの選任となった、マグル学の黒沢先生。

マルフォイ「まったく…あんな妙な珍獣を教職に就かせるだなんて…
      
      いつからホグワーツは動物園になったんだろうね?」


19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:01:13.38 ID:zWnbMyHG0

学校が始まると、授業もすぐに始まった。

ハグリッドの記念すべき初めての授業ではドラコ・マルフォイが

ヒッポグリフのバックビークをからかったため、腕に怪我を負ってしまった。

ルーピンの授業はたちまち生徒の間で人気となった。

またハリーは、3年生から新しく「占い学」を受講したが、

シビル・トレローニー教授からなぜか死を予言されてしまった。

ロン「今日の午後はマグル学か…」

ロンが気乗りしない声で言った。

ハーマイオ二―「大丈夫よ、今までマグル学はとっても良い授業だったわ。

        今年だって特別な授業になるはずよ」

ロン「君、ほんとにそう思ってる?」

ロンは質問したが、なぜかハーマイオニーからの返事はなかった。


20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:04:07.88 ID:zWnbMyHG0

黒沢は、有事の時のために買っておいた一張羅を着て教室へ向かっていた。

黒沢(オレが先生って……)

黒沢は胸を躍らせながら、ドアを開けた時の生徒の反応を想像した。

『新しいマグル学の先生だって!!…ちょっと渋くていい感じじゃない!?

 きっと面白くて、ためになる授業をしてくれるのよ!!』

黒沢(きっとこんな感じっ…。しかし、ただ入るだけでは印象が薄い…。

   そうか…最初からガラって一気に開けるより……少し演出を…)

黒沢は、教室の前で立ち止まり、どうやって入るべきかを少し考えた。

黒沢(…もしうまくいけば……いけるかもな……夜のホームルームッ…!!!)

黒沢がそんなことを考えていると、ふいに教室のドアが開いた。

ロン「先生、一体なにをやってるんですか?ドアの前で」

黒沢「!?!?!?!?!?」


21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:05:13.19 ID:zWnbMyHG0

黒沢「え、いや、なんでもない。なんでもないぞ…!!」

黒沢先生は少し照れ笑いをしながら、教壇へ上がった。

黒沢「そ…その…俺は、本年度のマグル学を担当することになった黒沢だ。
   
   よ…よろしくなっ…!」

黒沢先生も、今までのマグル学の先生と同じように、

何もしなくともクラスをシーンと静かにさせた。

しかし、それは利根川先生や森田先生が放った様な、

英気や才気を感じさせる様な、雰囲気からではない。

黒沢がかもしだす独特の違和感がそうさせたのである。

そう………言うなれば、ただの違和感。

”こいつはいったい何だ”という、一種の圧迫感の様な疑問が

クラスを一瞬にして包み込んだのだ。


22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:06:17.75 ID:zWnbMyHG0

黒沢「え…と、まずはあれだな。そう…出席、出席の確認だ」

黒沢は、出席を取りながら、なんともいえぬ感動を全身で感じていた。

黒沢が名前を呼べば、生徒がきちんと悪意のない純粋な笑顔で答えてくれる。

黒沢(良い子たち…誰もが皆、俺を受け入れてくれている…輪になっているッ……)

出席を取り終えて、黒沢は口を開いた。

黒沢「…では…これから…授業に入るッ………!!!」


23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:07:48.78 ID:zWnbMyHG0

黒沢「まあでも、授業と言っても、第一に俺は君らの名前もしらんからな。

   だから、まず最初は軽い自己紹介だ。

   ついでに俺やマグル世界の事で、聞きたいことがあればそれぞれ順番にな」

黒沢先生は、そう言って、生徒を点呼した順番に起立させた。

仕事のこと、趣味のこと、マグル世界での流行などを生徒は先生に問いかけた。

黒沢先生はそんな質問に対して、丁寧に答え、生徒との会話を楽しんだ。

しかし、黒沢先生の楽しい時間は、一人の生徒によって壊されることになる。

黒沢「よし、次はシェーマス・フィネガンだな。なんかあるか?質問とか」

シェーマス「えっと…先生はご結婚などはされているんですか?」


24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:08:34.93 ID:zWnbMyHG0

黒沢「なっ!?!?!?!?!?」

シェーマスの一言で、クラス全体が黒沢に注目した。

黒沢「け…結婚か…それはだな…つまりその…あれだ…」

先生は一瞬間をおいて、赤面しつつも、小さな声で一言つぶやいた。

黒沢「要するにだな…い…今は…その…今のところは、していないッ………!!!!!」

シェーマス「えッ……………!?」

黒沢は慎重に言葉を選んだつもりだった。

しかし、生徒達は納得した様子もなく、ざわざわとざわめいた。


25 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:09:27.82 ID:zWnbMyHG0

マルフォイ「それでも…もちろん、恋人かそれに近い人がいるんでしょう?」

ドラコ・マルフォイの気取った声が響く。

黒沢「そ……それは……つまり…いるといえば…あれだ……昔の…その…」

マルフォイ「ああ、僕たちはなんと、残酷で愚かだったんだろう…!!!」

マルフォイは大袈裟に嘆くと、新任のマグル学の先生に向かって言った。

マルフォイ「なんということだろうか。
      
      多分先生は、今まで恋人どころか女性自体に関わりがなかったんだ!!」


26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:11:25.42 ID:zWnbMyHG0

今まで、スリザリン生とグリフィンドール生は互いに対立しており、

それが修復されることは絶対にないと思われていた。

しかし、今日のマグル学の授業で、その2つの寮生は初めて

互いに同じ思いで授業に取り組むという経験をした。

黒沢先生は、その授業が終わるまで、クラスの全生徒達から、

好みの女性のタイプなどを根掘り葉掘り聞かれてしまい、

最終的には、”今までまともに女性と話したことがない”ことまで

ドラコ・マルフォイによって明らかにされてしまった。

終業を知らせるベルが鳴り、ロンが教室を出てハリーに言った。

ロン「この授業に関して、つまりこの授業だけだったらってことなんだけど、
   
   もしかしたら、スリザリンの連中と上手くやっていけるんじゃないかな」


27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:29:18.89 ID:zWnbMyHG0

そして、しばらくの時が流れ、ハロウィーンの日がやってきた。

食事は素晴らしく、ハリーは何度もおかわりをし、この宴を十分楽しんだ。

教職員のテーブルでは、ハグリッドと黒沢先生が酒を飲みながら、

何やら大声で騒いでいたため、マグゴナガル先生は2人をひっきりなしに注意していた。

『全生徒の前で、教員がその様な行動を取るとは、何ということですか!!?』

そして、最終的に黒沢先生はマグゴナガル先生によって

いわば任意同行といった形で、強制的に自室へ戻るように促されているのを

ハリーは確実に目撃した。

マルフォイ「おいおい、ごらんよ。あれで先生だって?
      
      まだトロールの方がマナーをわきまえてるじゃないか」



29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:33:54.88 ID:zWnbMyHG0

黒沢は、マグゴナガル先生に大広間から締め出されたため、

静かに自室へ向かっていた。

しかし、戻れば戻るほど、見たことのない景色が周りに広がっていく。

もちろん黒沢は、来た道を確実に戻っているつもりなのだが、

ホグワーツの廊下や階段は、時間によって動いてしまうため

ただ来た道を戻ってしまうと、目的地からどんどん離れてしまうのだ。

黒沢「あれ~?ここは…」

ホグワーツに来て約一か月。

とうとう黒沢は、教員として赴任した学校で迷子になってしまった。


30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:36:03.62 ID:zWnbMyHG0

小一時間ほど歩き、黒沢はやっと酔いが醒めてきた。

黒沢(やっちまった…確実にやっちまった……!!!)

やがて、無事宴会も終わったようで、大勢の人の声が階下から聞こえてきた。

しかし、どうやったらそこへ行けるのかが黒沢には分からない。

なんとか「太った婦人」の肖像画の前まで歩いた時、

やっと黒沢は自分から数メートルも離れていない地点に

どこか見覚えのある人物を見かける。

黒沢「ん? おーい、誰かいるんだろ? 実は迷っちゃってさ。
   
   悪いんだけどよ、教員室の場所まで案内してくんないかな」

そう話しかけた瞬間、黒沢の顔から血の気が引いた。

見覚えがあったのは当然のこと。それは今やその存在が周知となった人物。

振り返ったのは、新聞やその他マスコミに大々的に取り上げられている

連続殺人犯、シリウス・ブラックだった。


31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:38:17.24 ID:zWnbMyHG0

黒沢(ぐ…ぐぐッ……!!!)

見たところ、ブラックはナイフを持っている。そして、黒沢は丸腰。

黒沢(冗談じゃないって…そもそもなんで居るんだよ、この学校なんかに…)

シリウス「そ…その…分かってもらえるとは思わないが…」

そういうとブラックは黒沢の方へ歩いてきた。

黒沢(はわわわわわわわわわわ…嘘だろ…そんなバカな…)

一瞬にして黒沢の脳内を様々なイメージが駆け巡った。

黒沢(マグル13人殺し、猟奇的殺人鬼、狂人、悪人、不良、暴行、いじめ、恐喝、補導、万引き…)

黒沢は、必死にこの状況を打破する方法を考える。

黒沢(もしこいつが、俺を最初から殺す気じゃなかったなら…そうッ…)

ーどうあったって……人間なら……話し合えるはずなんだッ…………!!!ー

『話を聞いてくれっ!!!』

閑散とした廊下に、2人の男の声が響き渡った。


33 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:40:54.58 ID:zWnbMyHG0

黒沢「は~………」

翌日の午後。

黒沢は授業を終え、ホグズミートの村を歩いていた。

黒沢(訳わかんねえ…)

ブラックは、昨日、自分がホグワーツに居た理由を話しており、

黒沢と別れる前に、自分の隠れている場所を伝えていた。

そのため、黒沢はブラックの話しを詳しく聞くために、

ブラックが隠れているという、叫びの屋敷に向かったのだった。

黒沢「なんで巻き込まれるんだ…変な面倒に…俺ばっかり…」


34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:42:06.77 ID:zWnbMyHG0

黒沢は、屋敷に入ると一人の男を見つけた。

ブラック「やあ…本当に来てくれるとは思わなかった」

しらじらしい男の物言いに、黒沢はため息をついた。

黒沢「仕方ねえだろっ…!!あんたは、世間じゃ連続殺人で通っている男!

   何かあれば、通報される…!逆戻りだ!!!アズカバンにっ!!」

男は、黒沢の台詞を聞き、安心したかの様に、静かに笑みを浮かべた。

ブラック「感謝するよ、黒沢先生」



35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:43:55.60 ID:zWnbMyHG0

長い長いブラックの話は、黒沢のイメージをはるかに超えるものであった。

黒沢は、ゆっくりと時間をかけて、シリウスの弁解を聞き、

とうとう、ブラックが投獄された事件の全貌を知るに至った。

黒沢にとって、魔法界の話は知らないことばかりであったが

わからずとも、ブラックを信頼をするには十分な内容であると、黒沢は判断した。



36 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:45:28.79 ID:zWnbMyHG0

やがて、ホグワーツはクリスマス休暇に入った。

ハリーは、フレッドとジョージの二人から「忍びの地図」を譲り受け、

隠された抜け道を使って念願のホグズミード村へ向かう。

その時に、村のパブ”3本の箒”へ入ったのだが、そこでブラックと

自分の父ジェームズ・ポッターが親友で、ハリーの名付け親であること、

両親を裏切り、死に追いやったことなどを知ったのだった。


37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:47:21.54 ID:zWnbMyHG0

クリスマス休暇が明けると、すぐに授業は始まった。

魔法生物飼育学では、ハグリッドが大きな焚火の中に

サラマンダーをたくさん集めて、生徒たちを楽しませた。

トレロー二―先生は手相の授業を始めたが、ハリーの生命線は

特に短いため早死にしてしまうだろうと、ハリーに告げた。

また、ハリーは、吸魂鬼の恐怖に打ち勝つために、

ルーピン先生から守護霊の呪文の特別授業を受けることとなった。


38 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:48:20.03 ID:zWnbMyHG0

生徒たちにとって、感慨深かったのはマグル学だった。

いまだクリスマス気分が抜けていない黒沢先生は、派手な三角帽子をかぶり

酒をひっかけてから(それもかなり強い酒を)教室に現れたのである。

黒沢「元気だったか、女子生徒諸君!!!!わはははは!!!!

   酔ってる~~酔ってるなりよ~~~」

しかし、授業が始まってから30分ほど経過した頃、

マグゴナガル先生が鬼のような形相で教室に現れ、

(黒沢先生は、マグゴナガル先生を見た瞬間に顔色が変わった)

数分間ほど黒沢先生に小言を言うと

『あなたは教育者という立場を一体どう理解しているのですか!??』

今度は黒沢先生をダンブルドア校長の部屋まで強制連行して行った。


39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:50:14.69 ID:zWnbMyHG0

そして、またしばらくの時が流れた。

この間に、クィディッチの優勝戦が行われ、アンジェリーナ・ジョンソンの

得点についで、ハリーがスニッチを取り、グリフィンドールの優勝が決定した。

同じ頃、黒沢先生はというと、以前から頻繁に厨房に忍び込んでいたことが

とうとうマグゴナガル先生にバレてしまい、生徒と一緒に書き取りの罰を受けた。

(黒沢先生とグラッブは途中で腹痛を訴えたが、まるで信じてもらえなかった)

また、バックビークがマルフォイを傷つけた一件に関する裁判も行われており、

敗訴したハグリッドには、罰としてバックビークの処刑が命じられていた。


40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:53:19.33 ID:zWnbMyHG0

ハリー達3人は、バックビークの処刑執行前にハグリッドを慰めるべく

こっそりとハグリッドの小屋を尋ねた。

そして、やりきれない思いでハグリッドの小屋から帰ろうとした3人の前に、

突然黒い犬が現れ、なぜかロンが連れ去られてしまう。

ハリーとハーマイオニーは連れ去られたロンを追っていき、

校外の抜け道に迷い込んだ。

しかし、追いついたそのさきに待っていたのは、犬ではなく一人の男であった。

ロンを連れ去った大きな犬は、

なんとシリウス・ブラックが変身した姿だったのである。


41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:54:02.26 ID:zWnbMyHG0

ハリーたちは、叫びの屋敷の中でシリウス・ブラックと対峙した。

ハリー「お前が父さんと母さんを殺した!!」

ハリーが叫ぶと、シリウス・ブラックは静かに答えた。

シリウス「否定はしない…だが、話を聞いてほしい…」

ハリーが怒りにまかせて杖を振り上げた瞬間、

大きな音をたて、勢いよくドアがバタンと開いた。

ハリーが振り向くとそこに立っていたのは、大きな袋を抱えた黒沢先生だった。

黒沢「ガハハハ…仕入れてきたぜ!チキンにローストビーフ…それに酒もあるッ!」


42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:54:42.96 ID:zWnbMyHG0

ハリーは胃袋の底が抜けたような気がした。

ハリー「あ…あの…どうして?」

黒沢「なんだ…居たんじゃんか…一人きりだって言っても…仲間がさ…

   まだシリウス・ブラックを信頼してくれる…あったかい人間がよ…」

突如現れた黒沢先生は、嬉しそうにそう言うと、

持ってきた袋からたくさんの食料をブラックの前に並べ始めた。

ハーマイオ二―「どういうことなの!?」

黒沢「え!?ちょっと待て…まさか、知らないのか!?お前ら…」

黒沢は嫌な予感がして、自分の置かれた状況を確認した。

学生とはいえ、敵意を示した3人の魔法使いが、自分に杖を向けているのだ。

黒沢(やば…なんか変な誤解されてるんですけど)


43 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:56:47.64 ID:zWnbMyHG0

黒沢「どういうって言われても…その」

黒沢先生は、少しの間だけ悩んだ様子を見せたが、

一度シリウス・ブラックと校内で鉢合わせをしたことを話し、

その時に聞いたブラックの弁解を、ハリー達に説明し始めた。

まず、シリウス・ブラックは無罪である可能性があること。

その主だった理由として、ロンのネズミであるスキャバーズの正体が、

ピーター・ペティグリューであるかもしれないこと。

そして、そのピーターこそが、ポッター家の居場所を

ヴォルデモートに密告した張本人だということを…。


44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/29(金) 23:59:52.27 ID:zWnbMyHG0

黒沢は最後に、今までずっと、叫びの屋敷に

ブラックを匿っていたことを話した。

ロン「ばかばかしい!!!どうかしてるよ!!!」

ロンは、目の前のマグル学教授に対して、大声で叫んだ。

黒沢「そうだよな……わからねえさ…わかるはずもねえ…。

   そりゃあ、現実的に考えたら、こんなことはあり得ない…

   でもよ…戦争ってのは、そういう理不尽な出来事ばかりが
   
   巻き起こるんだ…。騙し合ったり…裏切ったり…。

   それに…それによ…」

黒沢先生が続きを言いかけたその時、静かにまたドアが開いた。

スネイプ「おやおや、これは一体どうしたことか…」


46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:02:21.12 ID:Ip3EI5P/0

スネイプ「感謝するよ、ポッター。とても役に立った」

スネイプは透明マントを床に置くと、静かにドアを閉めた。

スネイプ「吾輩は、ダンブルドアに何度も繰り返し提言した。

     何者かがブラックの手引をしているとね…」

スネイプはにやりと笑うと、ブラックに近づく。

スネイプ「復讐は蜜より甘い…」

スネイプは、ブラックに杖を突きつけながら呟いた。

スネイプ「立つんだ、ブラック。吸魂鬼の所へ突出してやる」

だが、そのスネイプの一言を聞いた瞬間、黒沢先生が叫ぶ。

黒沢「待て…頼む、待ってくれ!!!」


47 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:03:51.47 ID:Ip3EI5P/0

黒沢先生はゆっくりとドアの前に歩いていき、スネイプに頭をさげた。

黒沢「頼む…聞いてくれ……頼むから…」

スネイプ「なんだというのだ…まったく…
   
     吾輩には、そんな暇つぶしに付き合っている暇はないのだ」

スネイプが吐き捨てるように言った。

黒沢「無実なんだ!!!このブラックは…実は無実!!

   してねえッ!!!!人殺しなんて…できる人間じゃねえんだッ!!!!」

黒沢は懇願し、もう一度ブラックの弁解を話し始めた。



48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:06:14.43 ID:Ip3EI5P/0

スネイプ「まったく…何を言うかと思えば…

     くだらない戯言はアズカバンで喋りたまえ」

スネイプは嫌味たらしくあざ笑うと、黒沢先生を無視して叫んだ。

スネイプ「こいつは殺人鬼で犯罪者だ!!!

     いますぐそこをどかなければ、お前もアズカバン送りにしてやる!!

     薄汚いマグルめ!!!どけ!!どくんだ!!!」

スネイプは狂気じみた様子で、何度もそう叫ぶと黒沢に向けて杖を掲げた。


50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:08:04.62 ID:Ip3EI5P/0

黒沢「くそ…くそ、くそッ………!!!」

黒沢は、そんなスネイプの様子を見て、静かにハリーたちの方へ振り返った。

黒沢「行けッ…ポッター!!逃がすんだ!!!3人でブラックを!!」

ハリー「でも…まだ無実だと決まったわけじゃ…」

ハリーは躊躇したが、黒沢は必死に叫ぶ。

黒沢「いいから行けッ…わけなら後でいくらでも説明してやるッ…。

   スネイプは…俺がなんとかするッ…!!

   だから…さっさとブラックを逃がせっ!! 
  
   ほぼ間違いなく、ブラックは無実!!!被害者だっ!!! 

   それに……ブラックは………お前の名付け親だろうがッ…!!!!」

黒沢は一気にまくしたてると、ハリーたちを叫びの屋敷から追い出した。



51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:08:58.91 ID:Ip3EI5P/0

後を追おうとするスネイプの前に、黒沢が立ちはだかる。

スネイプ「一体どういうつもりだ!!!」

スネイプは叫びながら、黒沢に向けて杖を突き付けた。

黒沢「よせっ…!………わかんねえかッ!!!

   自分の行動が、後々何を意味するのかッ…!!!」

スネイプ「何をわけのわからんことを」

黒沢「気がつけえ~~~~………!!!

   その行動で救われねえのは、シリウス・ブラックじゃない

   あんたなんだよッ………!!!!!!

   間違ってもブラックを突き出しちまえば…

   セブルス・スネイプ……あんたが救われねえっ…………!!!!!!」

黒沢は、目に涙を浮かべ、スネイプに向かって叫んだ。



53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:11:10.91 ID:Ip3EI5P/0

黒沢「聞いたんだ……聞いちまった……あのブラックから…。

   ガキの頃…あんたが…どんなだったかを…

   あんたと…ブラックの関係や…ジェームズ・ポッターのことを…」

黒沢は、スネイプの眼を見つめ、涙を流しながら話し始めた。

黒沢「聞いたのは…ガキの頃……あんたが受けていたという、

   わけのわからないイジメやイタズラの話…

   それは…聴くだけでも…耐えがたい…ひどい話だった…」


55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:12:15.88 ID:Ip3EI5P/0

黒沢「不遇…不遇だッ…!人として決して許されることのない…最低な行為…!

   あんたは…学生時代に…ずっとそれを受け続けた…。

そのせいで…あんたは…皆が青春を謳歌し…楽しんでいる中…

   友人もおらず……ただ孤独だった…それが、どれだけ……みじめだったか…

   ただ過ぎていく意味のない毎日が………………どれだけ辛かったか……」

スネイプ「お前に…お前に何がわかるというのだ!?」

スネイプが叫んだ。

黒沢「わかるっ……!!わかるんだ……!!俺も…そうだったから…っ!!!

   強大だった…俺にとっても…この世間ってのは……!          

   だが…あんたは俺とは違う……。あんたは、立派…立派じゃねえかッ………!!!

   俺なんかと比べちゃ悪いくらい…今のあんたは立派だっ…!」


58 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:13:55.41 ID:Ip3EI5P/0

黒沢「世の中なんてのは…平等じゃない…

   容姿や…クィディッチでの才能…生まれ育った家柄…

   身の回りには…どうしようもないことだらけ…まるで不平等だ!!!

   だが…あんたは…諦めなかった……あんたは……そんな中…常に思っていたんだ…

   その学生時代に…!嫌がらせや…悪口を言われるたびに…!!

   いつか…あのブラックや…ジェームズ・ポッターを…見返してやろうと……!!

   そして、あんたは…理想を見つめ…努力を重ねて…

   なんと…名門校…ホグワーツの教職に就いたっ!!

   今のあんたを見て…価値がないなど……蔑まれて当然だなんて…

   そんなことを……誰が思うかよっ…………!! 

   今のあんたは…セブルス・スネイプは…

   自らの手で人生を切り開いた成功者…立派な人間なんだッ…………!!!」 


61 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:15:54.00 ID:Ip3EI5P/0

黒沢はスネイプに向かって渾身の力で訴えかけた。

黒沢「だから…もし…ここでブラックを吸魂鬼に突き出しちまえば…

   間接的にも、ブラックを…殺しちまうような真似をすれば…

   学生時代…自分を許せなかったように…

   あんたは…今の自分まで…許せなくなるっ!!

   くだらない…私怨で…人を殺めたということで…

   あんたは…またいつか…底なしに自分が嫌いになるっ…!!!

   それじゃ…あんたの人生が…意味をなさなくなっちまうだろ…!

   あんたの積み重ねた努力が…まるで台無し……!!
   
   そんなことになれば……救われねえッ……!!!

   セブルス・スネイプが……まるで救われねえっ……!!」



63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/01/30(土) 00:17:42.35 ID:Ip3EI5P/0

黒沢「だから…頼むっ…!!!!

   あんたが今、自分の事を誇り…価値ある人間として認めているなら…

   どうか…ブラックを…逃がしてやってくれ!!!!」

黒沢は涙ながらにそう言い終えると、

スネイプから目線を外し、静かに頭を下げた。

ゆっくりと時間をかけて。

スネイプが出て行こうと思えば、出ていけるような状況ができあがった。

しばらくの時間が経過する。

だが、部屋の中では、ドアが開く音はもちろんのこと、

誰かが足を踏み出した音すらも聞こえなかった。

やがて、黒沢は静かに頭をあげ、スネイプの顔を見つめる。

もう、スネイプの眼からは狂気が消えていた。


65 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:24:27.49 ID:Ip3EI5P/0

黒沢は、スネイプとともに城へ戻った後、急いで校庭へ向かった。

黒沢「間に合えっ…頼む……もし…間に合わなければ…申し訳が立たねえ…

   ブラックはもちろん…スネイプにも顔向けできねえっ……!!」

息を切らし、中庭に出たが、ハリーたちの姿はどこにもない。

黒沢「うぐっ……くうっ………!!!」

諦めきれず、もう一度あたりを見回したとき、背後から何者かに声をかけられた。

ダンブルドア「どうかしましたかな?
     
       黒沢先生。ひどく急いでおられるようじゃが…。」



66 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:25:21.47 ID:Ip3EI5P/0

黒沢「あ…あの…その、人を…人を探していて…見つからなくて…」

黒沢は、あわてながらダンブルドアに伝えた。

ダンブルドア「ほっほっほ…。その事じゃがな、わしの勘だと、

       あなたの探しておる人はもうここには居らんと思うがのう」

愉快そうにダンブルドアはほほ笑むと、静かに校舎を指差すと小さな声で言った。

ダンブルドア「そうじゃ、ポッター君が先生にどうしても会いたいと言っておってな。

       ひどく疲れておるようじゃったから、医務室に案内したんじゃが

       そこに行けば、色々と話が聞けるかもしれんのう」


67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:27:04.29 ID:Ip3EI5P/0

ロン「黒沢先生!!!」

医務室に駆けこんできた黒沢を見て、ロンが叫んだ。

黒沢「どうなった!!あいつは…ブラックはッ……!?」

黒沢は、汗と涙でぐちゃぐちゃになりながら必死で問いかけた。

ハリーは、黒沢にまず礼を述べると、黒沢と別れてからの事の結末を話した。

まず、変身したピーターを問い詰めたが、惜しくも逃げられてしまったこと。

途中で吸魂鬼に囲まれたが、ハリーが見事に魔法で追い払ったこと。

そして、シリウスはバックビークに乗って無事に城を離れたこと…。

黒沢は途中途中にリアクションを挟みながら

(少し大げさだったため、3度ほどマダム・ポンフリーに外出を促された)

話を熱心に聴き、シリウスが無事だということを聞くと胸をなでおろした。

黒沢「良かった…本当に……本当に……」


68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:28:06.89 ID:Ip3EI5P/0

話が一通り終わり、しばらくしてからロンは、黒沢に向かって質問をした。

ロン「でも…どうして…あんな風にシリウスを信用したんですか?
     
   あんな逃亡犯と一緒の所を見られたら弁解も出来ないっていうのに…」

ロンの問いかけに、黒沢は少し悩んで答えた。

黒沢「さっきも言ったように…あるんだよ…少なからず

   この世には…納得できない理不尽ってのがさ…」

黒沢はホグズミートで買ってきたラム酒を一口飲むと続けた。

黒沢「いや…違うな…そんな理論的なことじゃなくて

   俺がさ…たぶん…疑いたくなかったんだ……シリウスのことを……」



69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:30:57.41 ID:Ip3EI5P/0

話も終わり、安心した黒沢は部屋へと戻った。

しかし、黒沢の災難はこれで終わりではなかった。

黒沢が明日の授業の準備をしていると、突然マグゴナガル先生が部屋に訪れたのだ。

黒沢「あ…その…何か?」

マグゴナガル「残念ですが、黒沢先生には今週いっぱいで

       この学校を去ってもらうこととなりました」

黒沢「え…え!?………え!!???」


70 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:31:48.50 ID:Ip3EI5P/0

黒沢「つまり…それは…解雇みたいな?」

マグゴナガル先生は、黒沢を睨めつけると一気にまくしたてた。

マグゴナガル「そうです!!解雇です!!

       この間の冬期休暇後の授業をお忘れですか!?

       私、いままで様々な教師を見てまいりましたが

       酒瓶片手に授業をした教師は一人もおりません!!

       おまけに女子生徒に嫌がらせまでしていたという事実まで!!!

       これが校外に漏れたら、わが校の評判はどうなるか!!!」

マグゴナガル先生は、黒沢を怒鳴りつけると、カバンから紙を取り出した。

マグゴナガル「これが、非常勤講師の雇用解約書です!!

       もう校長のサインは受け取りましたので」

マグゴナガル先生は、用件だけを伝えると、

黒沢の言い分を全く聞くことなく、自分の部屋へ帰って行った。

黒沢『してねえって…!!!酔っていたのは事実だとしても…

   なんだっ…女子生徒に嫌がらせって……!!!!!』



71 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:34:33.40 ID:Ip3EI5P/0

翌日、黒沢はダンブルドア校長に呼ばれたため、校長室に向かった。

ダンブルドア「お忙しいところすまんのう、黒沢先生」

ダンブルドアは、落ち着いた調子でそういうと、黒沢に椅子に腰かけるように勧めた。

黒沢「その……せっかく教職に推薦してもらったのに…こんなことになっちまって…」

黒沢が、ダンブルドアに謝ろうとすると、ダンブルドアは、それを遮った。

ダンブルドア「ほっほっほ…。いいんじゃよ…そんなことは。

       それよりも、あなたに話しておかなければならないことが

       いくつかあるんじゃが…聞いてもらえるじゃろうか?」


72 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:36:00.29 ID:Ip3EI5P/0

ダンブルドア「実は、あなたをホグワーツにお呼びしたのには、重大な訳がありましてな」

黒沢「え………??」

ダンブルドア「わしの勘じゃと、あと数年で魔法界にあることが起きるんじゃ。

       その時に、どうしても黒沢先生の力が必要でな。

       ホグワーツにお呼びしたのは、あなたにその力があるのかどうかを
 
       見極めるためだったんじゃよ。

       つまり、貴方がマグルの世界で見せたような勇気が、

       魔法界でも発揮できるのかということじゃが…。

       まあ、残念ながら、教職の方は上手くはいかなかったようじゃが、

       あなたはこの一年をかけて、大きな勇気を見せられた。

       体を張って、人を救うこと。これは誰にでも出来る事ではないのう」

ダンブルドアは、そういうと黒沢に優しく微笑みかけた。


73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:37:54.34 ID:Ip3EI5P/0

次の授業も、その次の授業も黒沢先生は教室に現れなかった。

やがて、学期末試験が近づいてきたある日、

黒沢先生が正式に解雇されたという報告が全校生徒に向けて発表された。

『あの先生、女子生徒の着替えをずっと覗いてたそうよ…』

『部屋から盗品が見つかったって……』

『まったく、これだから穢れた血は…。僕は最初からわかっていたけどね。

 そもそも、マグルが教壇に立つことが、どんなに愚かしいことか…』

生徒たちの間では様々な噂が飛び交った。

ハリー「そんな…黒沢先生が解雇だなんて…」


74 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:39:52.44 ID:Ip3EI5P/0

ハリーは、ロンとハーマイオニーを連れて、黒沢の部屋へ向かった。

しかし、その部屋に黒沢先生の姿は見当たらない。

ハーマイオニー「どこへ行ったのかしら」

ロン「わからないよ」

ハリーたちは、黒沢先生の部屋を改めて見渡してみたが、

黒沢先生の所在はおろか、行き先のヒントになるようなものも見当たらなかった。

そして、学期末試験も無事に終わり、ホグワーツの終業式の日となった。

やはり教職員テーブルに、黒沢先生の姿はなかったが、

本年度も、クィディッチの優勝のおかげで

グリフィンドールは寮杯を獲得し、ハリーたちはこの宴を大いに楽しんだ。


75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:42:14.98 ID:Ip3EI5P/0

翌朝、生徒たちはホグワーツ特急に乗り込みホグワーツをあとにした。

電車が出発し、1時間ほど経過した頃、ハリーのもとに

なんとシリウスからの手紙が届き、ハリーはとても幸せな気持ちになった。

到着が近づき、ホグワーツ特急が速度を落とし始めた時、

ロンはハリーに話しかけた。

ロン「黒沢先生は元気にしているかなあ」

ハリー「ちゃんとお礼を言いたかったのに」

しばらくして、ホグワーツ特急はキングズクロス駅に到着した。

ハリーは、二人に別れを言い、ダーズリー達の待つマグルの世界へ帰って行った。

ちなみに、黒沢先生が不死鳥の騎士団員としてダンブルドアに尽力するのは、

これから約2年後の話である。

おしまい



77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/01/30(土) 00:43:13.59 ID:JTlUTqwZ0

乙でした


83 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/01/30(土) 00:51:39.08 ID:Ip3EI5P/0

【次回予告】
夏期休暇に入ってから数週間が経過したある日のこと。

ダンブルドア校長は、1人のゴーストに会うために校内を歩いていた。

ダンブルドア「なるほど…ここじゃな…」

ダンブルドア校長は、呪文学の教室の前で一言つぶやくと、ぴたりと立ち止まる。

ダンブルドア「よろしいかな?お邪魔しても…」

そう言うとダンブルドアは、部屋にいる何者かに頭を下げ、

ゆっくりと教室に足を踏み入れた。


84 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:52:53.54 ID:Ip3EI5P/0

ダンブルドア「お久しぶりじゃな。

       そうじゃ、まずはきちんと3年前の礼をいわなければいかんのう」

ダンブルドアは、落ち着いた声で感謝の意を述べたると、どこからともなく

静かに落ち着いた男の声が聞こえてきた。

???「フフ………まあ、いいさ………もう、随分前に終わったことだ………

    そもそも、そんなことを言うためにここへ来たわけじゃないんだろ?」

ダンブルドア「ほっほっほ…、さすがじゃな…。

なるほどのう……もう見透かされておるようじゃ」

ダンブルドアは、楽しそうにほほ笑むと、手紙を取り出し机に置いた。

すると、奥の方からスルリと白髪のゴーストが姿を現した。

ゴースト「クク…ま、何のことか、おおかた察しはつくが…聞こうか…本題…」


87 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:55:07.30 ID:Ip3EI5P/0

ダンブルドア「実は、以前、マグル学を担当された先生が

       本年度の契約延長に不適切だとされてしもうてな…。

       それで、次のマグル学の先生を決める会議がこの間あったんじゃが…

       話し合いの結果、ヴォルデモートを退けた功績もあったので

       理事会から赤木さんが推薦されたんじゃよ…

       じゃから、できれば、本年度のホグワーツの臨時教員として
       
       教壇に立って頂きたいのじゃが、どうじゃろうか?」

赤木はダンブルドアの話を聞くと、しばらく時間をおいて口を開いた。

赤木「フフ……勿体ない話だが……まあ…やめとこう…」


90 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:57:38.19 ID:Ip3EI5P/0

赤木「まあ……どうもこうもねえさ…

   そもそも…俺は死んでいて、もうこの世に存在するはずのない者……。
   
   俺の時間は、あの日からきっぱりと止まっていて、

   感覚とよべるものはもう何もない…………。

   だから、こんな薄く…魂みたいな状態じゃ…

   もう、あまり…しちゃいけない様な気がする……

   たとえ、魔法界であろうと…生きている者に深く関わる様な事は…」

赤木は、静かな声でダンブルドアにこう告げた。

しかし、ダンブルドアはそれを聞くと、静かに微笑みを返した。

ダンブルドア「そうじゃな…けれども、我々の世界では、あなたの様な存在を

       とても大切に思っておるんじゃよ…。

       人が生きるということ、そしてその大切さやかけがえのなさ…

       そういうことは、むしろ、現在生きておる人間からは

       大変伝えにくい事なんじゃ…

       だから、ぜひとも、あなたに教壇に立ってほしいんじゃがのう…」


91 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 00:59:54.45 ID:Ip3EI5P/0

赤木は、ダンブルドアの話を聞き、少し考えて答えた。

赤木「なるほど……だが、そういった意味でも、俺がふさわしいとは思えないな。

   そもそも、俺は人生というものを………、

   一般的な見方じゃ、かなりいい加減に生きてきた人間………。

   人にものを教えるとか…そういったことをすべきじゃないはず…。

   フフ…だから……紹介してやろう……そういった意味を踏まえ……

   俺よりもマグル学教授にふさわしい、1人のゴーストをよ…」

そういうとゴーストは、先ほどの手紙を手に取った。

赤木「書きかえてくれるか…?この手紙のあて先と内容…」

しばらくして、書きかえの確認をしたゴーストは

ダンブルドアの前からスッと姿を消した。

「鷲巣 巌 様 
 このたびホグワーツ魔法魔術学校非常勤教師枠に
 見事抜擢されましたことをこころよりお祝い申し上げます。
 新学期は9月1日に始まりますので、返事の方は7月31日の
 ふくろう往復便にてお願い致します。

 ホグワーツ魔法魔術学校 校長 アルバス・ダンブルドア」


94 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 01:27:26.74 ID:Ip3EI5P/0

【番外編:利根川幸雄と魔法省のお仕事】

アーサー「今日の朝刊を見たかね!?モリー!!」

アーサー・ウィーズリーは、朝一番に妻であるモリーに話しかけた。

モリー「いいえ、なにかあったんですか!?

    まさか、またマグルの道具に手を出して…」

言いかけた、妻を制し、ウィーズリー氏は朝刊を広げ、一面を指差した。

アーサー「この写真を見たまえ!!利根川先生だ!!

     発想が実に独創的!!!まさに天才だ!!」

子供のようにはしゃぐ夫をみて、妻は深いため息をついた。


95 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 01:30:24.75 ID:Ip3EI5P/0

『利根川幸雄氏 魔法省にメス入れ』

魔法省・国際魔法協力部に務める職員、利根川幸雄氏が
魔法省大臣に対しいくつかの法改正案を提出した。

利根川氏は、マグル出身者でありながら、2年前にホグワーツ魔法魔術学校の
教壇に立ち、多大なる功績を残している。
そして、その事に関心を抱いた国際魔法協力部部長バーティ・クラウチ氏が
3年前に、同部内の国際魔法貿易機構の職員として、役員会議にて推薦し、
部下として引きいれた。

その後、利根川氏は魔法国際貿易における幅広い職務を行うと同時に、
独自の目線から貿易上において留意すべきものとして、
”国際魔法貿易における摩擦とその対策”
”異文化貿易において、非魔法族と接する場合の留意点および禁止行動”
などを発表している。

また、今回は、自身の担当する魔法貿易とは異なる分野の改正案を
魔法省に発案し、コーネリウス・ファッジ大臣が直にそれを受け取った。

発案したのは”非魔法族の視点から見た、魔法金融対策法に関する改正案”
など3点であり、そのうちのひとつはすでに可決されることが決定している。


96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 2010/01/30(土) 01:36:24.77 ID:Ip3EI5P/0

利根川が魔法省に務めてから、1年が過ぎ、2年が過ぎた。

そして、ある夏の日。利根川が所属する国際魔法協力部は今までで一番

忙しい日々を送っていた。

イギリスで行われる、クィディッチワールドカップについての業務。

それに加え、利根川はその年ホグワーツで開催される

『三校魔法対抗試合』の担当をしていたため

今までの人生で、一番忙しい日々を

送っているといっても過言ではなかった。


97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2010/01/30(土) 02:32:36.79 ID:JTlUTqwZ0

利根川先生どうした


98 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2010/01/30(土) 03:41:07.10 ID:JFiO71uwO

ざわ……



元スレ:http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1264772758/
関連記事
Relate Entry
スポンサード リンク
zenback
Comment
Comment form
検索フォーム
プロフィール

SSですの。

Author:SSですの。
SSまとめサイトですの。
相互リンクと相互RSS絶賛募集中ですの。

2ちゃんねるのVIP、SS速報VIP、SS深夜VIP、おーぷん2ちゃんねるで書かれた、管理人が面白いと思った、注目されたSSスレを紹介するブログです。拙いところも多々あると思いますが、よろしくお願いします。

リンク、RSS登録は、ご自由になさって頂いて構いません。
相互リンク及び相互RSS募集中です。メールフォームよりご連絡お願いします。

当ブログに掲載している内容に問題がありましたらメールフォームよりご連絡下さい、

スポンサード リンク
スポンサード リンク
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
アクセスカウンター
逆アクセスランキング
リンク
RSSリンクの表示
おすすめリンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
小説・文学
339位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
17位
アクセスランキングを見る>>
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR

PAGE TOP