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1 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:19:22.89 ID:jyOTs320

刹那「俺が軽音部だ!」

アレルヤ「刹那がまた変なこと言ってるよ……」

2 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:20:16.87 ID:jyOTs320

ティエリア「刹那・F・セイエイ、君は一体なにを言っている?」

ロックオン「ちゃんと順を追って説明してくれ」

刹那「けいおん!はガンダムだ!」

刹那「そして、俺もガンダム!」

刹那「つまり、俺はけいおん!だ!!」

ロックオン「えっ」

アレルヤ「えっ」

ティエリア「えっ」

ハロ「エッ」

3 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:21:05.59 ID:jyOTs320

――せつめい!


ロックオン「……つまり、けいおん!ってのは日本のアニメなんだな。」

ロックオン「で、刹那は、潜伏先のお隣さんからけいおん!を見せてもらって、はまっちまったってわけだ」

刹那「ああ。」

刹那「けいおん!はガンダムだった。俺も軽音楽の世界に介入行動を開始する」

アレルヤ「重傷だね……」

ティエリア「これがアニオタか……」

4 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:21:53.70 ID:jyOTs320

刹那「軽音部は4人。ガンダムマイスターも4人……」

刹那「つまり、俺が! 俺たちが軽音b……」

ティエリア「謹んで辞退させてもらう」

ロックオン「俺もだ」

アレルヤ「僕も」

刹那「」

6 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:23:49.27 ID:jyOTs320

刹那「ティエリアは想定の範囲内だったが、なぜロックオンとアレルヤまで……」

アレルヤ「なぜって……本気で言ってる?」

ロックオン「俺たちは世界に喧嘩を売ったんだ。楽しく音楽なんてやってる暇なんてないだろ」

刹那「音楽ではない。軽音楽だ。軽い音楽と書くのだから、簡単なことしかしないに違いない」

刹那「だから、武力介入しながらでもできる」

ロックオン「あのなあ、軽音楽ってのは軽い音楽じゃない。商業的で比較的小規模な音楽のことを言うんだ」

ティエリア「このような基礎知識さえないなど、君は本当に軽音楽をテーマとしたアニメを見たのか?」

刹那「……この世界に神はいない……。平沢唯もいない……」

ロックオン「そりゃ、いないだろうさ……」

8 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 2010/09/12 21:25:45.49 ID:C0NGdYAO

>>6
けいおん!にハマったのになんで軽音部の意味を履き違えるんだせっちゃん…

7 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:24:52.04 ID:jyOTs320

ウィーン ガシャ


スメラギ「あら、わたしは刹那のプランに賛成よ。」

アレルヤ「ス、スメラギさん!?」

スメラギ「いいじゃない。たまには音楽も。ノーミュージック、ノーライフなんてね」

ティエリア「本気で言っているのですか?」

スメラギ「もちろん本気」

スメラギ「チームワークゼロのあなた達が、音楽を通して少しでも仲良くしてくれたら、こっちも助かるもの」

刹那「その通りだ! スメラギはガンダムだ! ええ人だ!」

ロックオン「お前が一番チームワークを乱してるんだがな……」

ハロ「ミンナナカヨク! ミンナナカヨク!」

9 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:26:01.73 ID:jyOTs320


ティエリア「このような馬鹿げたことは認められない! ヴェーダに報告させて貰う!」

スメラギ「そのことだけどね、ヴェーダも認めているのよ」

ティエリア「見え透いた嘘を!!!」

スメラギ「嘘じゃないわ。実は、軽音部ってCBにもうあるのよ。これを見てちょうだい」

アレルヤ「これは、CBの組織図……?」

ロックオン「ソレスタル・ビーイング軽音学部って……マジかよ!?」

ティエリア「そんな……ヴェーダ……」

刹那「ガンダアアアアアアアアアアム!!!」

10 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:28:50.83 ID:jyOTs320


アレルヤ「あれ? でも、部員0人って書いてますよ」

スメラギ「そうなのよ。色々あって、前にいたメンバーは全員辞めてしまったらしいの」

アレルヤ「全員? CBは学校と違って、卒業なんてないのにどうしてですか?」

スメラギ「以前いた部員は主に戦死、事故死、一生楽器が弾けなくなるほどの怪我などで引退を余儀なくされたそうよ」

スメラギ「つまり、卒業は卒業でも、ほとんどの部員が人生からの卒業をしたってこと」

アレルヤ「………………聞かなきゃよかったよ……ハレルヤ……」

スメラギ「大丈夫。生きている卒業生もいるわ。たった数人だけれど……」

ロックオン「ま、私設武装組織だから仕方ないさ……」

11 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:32:23.59 ID:jyOTs320


スメラギ「最後の部員が卒業してからちょうど5年ね。組織の規則では5年間無人の部活は廃止することになっているわ」

スメラギ「このままだと、軽音部は廃部になっちゃうけど、どうするの刹那?」

刹那「俺が! 俺たちが軽音部だ!」

ロックオン「刹那がめずらしくガンダム以外に首ったけなんだ。入部するさ」

アレルヤ「子供のお守りよろしく……って、言いたいところだけど、僕も入部しますよ」

刹那「ロックオン……、アレルヤ……!」

スメラギ「でも、困ったわねぇ。部活として認められるには部員が最低4人必要なのよ~」チラッ

刹那「……」ジー

ティエリア「……」

刹那「…………………………………………………」ジー

ティエリア「ヴェーダが推奨するのなら従う……」

刹那(よし)

12 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:35:51.74 ID:jyOTs320


――


ティエリア「まずは楽器の調達だな」

アレルヤ「僕たち軽音部なのに誰ひとり楽器を持ってないもんね……」

刹那「原作に沿って、バイトをして金を貯めてから楽器屋に買いに行く」

ロックオン「理由はともかくとして、刹那にしてはいいアイディアだな」

13 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:37:22.87 ID:jyOTs320


アレルヤ「なんのバイトにしようか?」

刹那「ハンバーガーショップの店員なんてどうだ」


――そうぞう!

ロックオン『いらっしゃいませー^^』

刹那『……』

ティエリア『……』

ロックオン『お前ら喋れよ! なんで無表情なんだよ! 客が怖がって逃げんだろ!!』

アレルヤ『い、いらっしゃいませ。ご注文は……ハンバーガーでs ハレルヤ『俺は生きる!! 他人の生き血を啜ってでもなあ!!!!!』

ハレルヤ『だからテメーがハンバーガーになっちまいな!!!!!!!!!』グッチャグッチャ

ロックオン『ハレルヤ! お客様を材料にすんな!!!』


――

ロックオン「……これはやめといたほうがいいな」

14 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:39:16.89 ID:jyOTs320


ロックオン「接客業以外でなにかないか?」

刹那「やはり、原作通りに交通量調査か……」



――そうぞう!!

カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ

ティエリア『……(これだから地上は嫌いだ)』イライライライラ

刹那『……(飽きた。エクシアに会いたい……。ペロペロしたい……)』

ティエリア『刹那・F・セイエイ、24世紀にもなって、この方法はあまりに原始的だとは思わないか?』

刹那『ああ。それについてだが、俺にいい考えがある』

15 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:40:38.78 ID:jyOTs320


――

ティエリア『ガンダムに乗り、上空から交通量をはかるとは考えたな。』

刹那『……エクシアペロペロ』


一般人A『ガンダムだ! 逃げろー!』

一般人B『キャー!』

一般人C『テロや! これはテロやで!』


――

ロックオン「……これもやめといたほうがいいな。」

17 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:44:03.14 ID:jyOTs320


ロックオン「俺たちにやれそうなバイトがひとつもない……」

アレルヤ「これじゃあ楽器が買えないよ……どうしたらいいんだハレルヤ……」

ティエリア「諦めろ。はじめから僕は反対だったんだ」

刹那「俺は死ぬのか……」

ロックオン「死にはしないだろ。大げさな」

刹那「武道館ライブという目標を果たせないまま……」

アレルヤ「武道館ライブ!? いつのまにそんな設定が……」

ティエリア「紛争根絶はどうした? 忘れたとは言わせん」

刹那「俺は……こんなところで諦めなくてはいけないのか……」


留美「その心配はなくてよ」

アレルヤ「王留美!」

刹那「琴吹紬!」

アレルヤ「えっ」

留美「スメラギさんの予想通りね。来てよかったですわ」

紅龍「ガンダムマイスターのみなさまはこちらへ……」

18 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:47:13.15 ID:jyOTs320


――


ティエリア「ここは……」

紅龍「王家の別荘(小)でございます」

留美「本当はもっと大きなところをお貸したかったのですけれど、一番小さなところしか都合がつきませんでしたの」

アレルヤ「たしかに、前にトレミーのみんなと行った別荘より小さい……」

ハロ「チイサイ! チイサイ!」

留美「」イラッ

紅龍「……コホン、こちらに楽器とスタジオをご用意させていただきましたので、お好きなように使用してください」

ロックオン「こりゃすげえな……。高そうな楽器が所狭しとならんでやがる」

刹那「本当に俺たちが使ってもいいのか?」

留美「ええ。ただし、お代はあなた方が変革した世界を頂きますわ」

ロックオン「ただより高いものはないってのはこのことだな」

19 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:49:04.21 ID:jyOTs320


――がっき!


アレルヤ「たくさんありすぎてどれを選んでいいのかわからないよ……」

刹那「俺はこれにする」

アレルヤ「えっ、もう決めたのかい?」

ロックオン「へえ、刹那はギターか」

刹那「平沢唯はガンダムだ!」

ロックオン「……そうかい。もうつっこみはいれねえよ……」

アレルヤ「つっこむだけ無駄だしね」

ティエリア「賢明な判断だ」

20 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:50:05.06 ID:jyOTs320


ティエリア「僕はこれにしよう」

ロックオン「ティエリアがドラムだと!? 意外すぎる……」

刹那「どっしりとしたフォルムがヴァーチェに似ているからだろう」

ロックオン「馬鹿言うな。そんなガンダムバカはお前だけだって」

ティエリア「刹那・F・セイエイ、僕の心を読まないでくれ」

刹那「すまない」

ロックオン「図星だったのかよ……」

21 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:52:02.26 ID:jyOTs320


アレルヤ(なんだかんだ言って、ティエリアも即決だったってことは、やる気なんだなあ……)

アレルヤ(僕はどれにしようかな。ハレルヤはなにが弾きたい?)

ハレルヤ(迷ってんじゃねーよアレルヤ……。お前が弾く楽器はお前が選ばなきゃどうにもなんねえだろ……)

アレルヤ(ちょっと参考に聞くだけだから……)

ハレルヤ(仕方ねえな……。ま、あえて言うなら、捕虜で電池なジミルヤにゃ、地味なベースなんてお似合いだぜwwwwwwwwwwwwwwwwww)

アレルヤ(地味だなんてひどいよハレルヤ!)

ハレルヤ(お綺麗事を言いやがってwwwwwwwwwwwwテメーだってホントは思ってんだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

ハレルヤ(ベースは地味だってなあwwwwwwwwwwwwwwwwwwww)

アレルヤ(ぼ、僕は、そんなこと……!)

22 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:52:53.29 ID:jyOTs320


刹那「あとは、キーボードとベースだな」

ティエリア「さっさと決めてくれ」

ロックオン「はいはい」



ハレルヤ(おいおいいいのかあ? うかうかしてる間に決められちまうぜwwwwww)

アレルヤ(でも僕は……)

ハレルヤ(楽器くらい感情で弾け! 己の意思で弾け!! 無慈悲なまでに!!!!)

ハデルヤ(アレルヤ!!! ジミルヤアアアアアアア!!!!!!!!!)

アレルヤ()



ロックオン「そうだな、俺はキーb……」

アレルヤ「僕! キーボードがいいな!!!」

23 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:54:18.95 ID:jyOTs320


ロックオン「んじゃ、俺は残ったベースか」

ロックオン「これでも一応、マイスターのリーダーだしな。いつもバラバラなお前らのリズムをまとめるのは俺の役目ってね」

ハロ「ビンボークジ! ビンボークジ!」

ロックオン「ははは。そりゃ、いつものことだ」

アレルヤ(ごめん、ロックオン……)

ハレルヤ(よくやった!! さすが俺の半身wwww)


ハロ「ハロモガッキエラブ! ハロモガッキエラブ!」

ロックオン「ハロはカスタネットなんてどうだ?」

ハロ「ウンタン! ウンタン!」

24 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:55:16.77 ID:jyOTs320


刹那「これで全員の楽器が揃った」

ロックオン「そんじゃ、さっそく演奏を……」

刹那「その前に、楽器に名前をつける」

刹那「まず、俺のギターは、」

ロックオン「ガンダム」

アレルヤ「ガンダム」

ティエリア「ガンダム」

刹那「違う。がんだむったんだ!」

ロックオン「無理やり“たん”をつけたな……」

25 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:56:24.62 ID:jyOTs320


ロックオン「俺のベースはハロ2号だ」

ハロ「アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

ロックオン「よろしく頼むぜ! 二人目の相棒!」

アレルヤ「僕のキーボードは、マリーだよ//////」

刹那・ロックオン・ティエリア(マリー? 誰だ? 女か?)

アレルヤ「ティエリアはどうするの?」

ロックオン「自分だけつけないってのはなしだかんな」

ティエリア「……っ」

ティエリア「………………」

ティエリア「……………………ヴェー太……」

刹那「ひどいセンスだな」

ロックオン「お前が言うな」

26 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:57:22.16 ID:jyOTs320


ロックオン「……まあ、名前も決めたことだし、今度こそ演奏しようぜ」

アレルヤ「初めての演奏か……緊張するね、ハレルヤ」

ティエリア「ドラムの僕が合図を出す」

刹那「ああ、頼む。曲は“翼をください”だ」

ティエリア「1,2,1,2,3,4……」カチカチカチ タン





シーン……………………





ロックオン「弾けよ!!」

27 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 21:58:27.98 ID:jyOTs320


ティエリア「ドラムなどやったことがないのだからできないに決まっている!」フンス

ティエリア「そういうあなたこそどうなんだ、ロックオン・ストラトス!」

ロックオン「俺もベースなんてやったことねえよ」フンス

アレルヤ「僕も楽器なんて初めてで……。刹那は?」

刹那「俺もギターを手に取ったのははじめてだ」フンス

ロックオン「おいおい、刹那。言い出しっぺなんだから少しは練習しとくとかさ……」

刹那「ガンダムである平沢唯もはじめは初心者だった。だから、俺たちもこれから練習すれば弾けるようになる」フンスフンス

ロックオン「確かに、練習は大事だけどな、そういう問題じゃねえだろ……」

ティエリア「ばかばかしい……。僕はもう宇宙に帰らせてもらうぞ!」

アレルヤ「ちょっと、ティエリア! 待ってよ!」

28 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:01:39.39 ID:jyOTs320


――

ロックオン「あれからティエリアはずっとおかんむり、」

ロックオン「アレルヤは本業の計画を歪めたってことで独房入り、」

ロックオン「刹那はずっとアニメばかり見やがって……」

ロックオン「一度も全員揃って練習ができないまま、今日の音合わせをむかえちまった……」

ロックオン「大丈夫なのかよこの部……」

29 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:03:18.98 ID:jyOTs320


刹那「ロックオン、お前に頼みたいことがある」

ロックオン「嫌な予感しかしないが……なんだ?」

刹那「ティエリア・アーデのことだ。あいつはあれから一度も練習に来ていない」

ロックオン「お前もだろ」

刹那「けいおん!では、ドラムの田井中律が走り気味だと他のメンバーにいつも注意を受けている」

刹那「今日の練習では、同じドラムで、しかも、練習不足のティエリアが走り気味になるというオチが予想される」

刹那「そこでベースのお前にティエリアに走り気味だと注意してほしい」

ロックオン「なんで俺が。そのくらい自分でやってくれ」

刹那「ベースはお前だ。ベースと言えば秋山澪。田井中律とは幼なじみで、ツッコミ役だ」

ロックオン「二次元と三次元を混同するのはよせって。ドクター呼んで来てやろうか?」

30 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:04:33.14 ID:jyOTs320


――練習!

ロックオン(ドクターは捕まらない上に、いつもの貧乏くじで断り切れなかった……)

アレルヤ(ロックオン、顔色が悪いけど、緊張してるのかな……)

刹那「それでは、練習を開始する。(後は頼んだロックオン)」

ティエリア「1,2,1,2,3,4……」カチカチカチ タン


~♪


刹那(!!)

ロックオン(ちょっ! ティエリア上手すぎだろ!)

アレルヤ(いつの間にこんなに上達したんだろう……。でもね、僕だって……!)


~♪


刹那(これは……!!)

ティエリア(フッ、なかなかやるな、アレルヤ・ハプティズム……)

ロックオン(アレルヤも前とはまるで別人じゃねーか! 二重人格的な意味じゃなくて)

31 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:05:33.55 ID:jyOTs320


――その夜!

ロックオン(なんとか演奏は形にはなったが……)

ロックオン(俺と刹那、アレルヤとティエリアでだいぶ技術の差が開いちまったな)

ロックオン(アレルヤは独房で暇をもてあまして練習三昧だったらしいが、ティエリアはいつの間に腕を上げたんだ?)

ロックオン(走り気味どころか、コンピューターのように正確なリズム……、かといって、ただ無機質だけじゃない熱い演奏は……)


~♪


ロックオン(これは……ドラムの音? スタジオからか?)

ロックオン(まさか、ティエリアのやつ、みんなが寝静まってからひとりで練習してたのか)

ロックオン(どれ、ちょっくら覗いてみるか)

32 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:06:33.13 ID:jyOTs320


ダン! ドコドコターン!
ダンダン!!! ドコドコドコドコドコ!! ッタターン!!

ロックオン(おー、やってるやってる。でも、なんか音が激しすぎないか?)


――

ティエリア「くそ! 刹那・F・セイエイ!!!」ドコドコドコドコドコ!!!!

ティエリア「何度計画を歪めれば気が済むんだ!!!!!」ダン!!!!!!

ティエリア「計画遂行さえ満足にできない癖に、軽率に軽音楽に手を出し、」ドコドコ!!!!!!

ティエリア「しかも、一番演奏技術が未熟とはどういうことだ!!!!!」ズダダーン!!!!!

ティエリア「君はガンダムマイスターにも軽音楽部員にも相応しくない!!! 万死に値する!!!!!!」ガシャーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!


――

ロックオン「」

33 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:08:22.02 ID:jyOTs320


……

ティエリア「……ふう、演奏をしたら、僅かだが気分が落ち着いた」

ティエリア「はじめは抵抗があったが、ドラムとはいいものだな」

ティエリア「こうして叩けば、ストレスが解消されるし、なにより、あのポジションが気に入った」

ティエリア「一番後ろで全員の姿が見渡せるから、ミスをしたのが誰だかすぐにわかる」

ティエリア「失態を犯した者を後ろから撃つのも容易いということだ」

ティエリア「そうだ、次回からは銃を携帯して練習に参加しよう」

ティエリア「ターゲットは素人以下の刹那とロックオンか……」

ティエリア「…………クッ、思い出したら、またストレスが……。もうひと練習しよう……」

ダン! ドコドコターン!
ダンダン!!! ドコドコドコドコドコ!! ッタターン!!


――

ロックオン「……」ガクガクガタガタブルブル

34 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:09:26.32 ID:jyOTs320


――翌日!

ロックオン「なあ、刹那、練習しようぜ」

刹那「すまないロックオン、俺はこれからティータイムだ」

ロックオン「んなことしてる場合じゃないっての! 練習しよう! な! しないと死ぬってマジ!!」

刹那「なにを言っているロックオン? 顔色がおかしいがドクターを……」

ロックオン「世界を変える前にバンド仲間に殺されるなんて、俺は嫌だね……」

ロックオン「だから、練習だ!! とっとと来いよ!!」

刹那「離せ! 俺に触るな! まだ紅茶が……、クッキーが! マドレーヌが!!」

35 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:12:44.43 ID:jyOTs320


それから、刹那とロックオンは文字通り死に物狂いで練習に励んだ。
アレルヤはハレルヤとともに、ひとりでふたり分の練習をこなし、
ティエリアは毎晩ストレス解消にドラムを叩いた。
練習の甲斐あって、全員の技術が向上し、メンバーのだれひとりとしてかけることはなかった。



~♪


スメラギ「みんな上達したわね」

刹那「ああ」

スメラギ「きっと、武道館ライブも夢じゃないわ」

刹那「ああ」

スメラギ「ところで、活動申請書がまだ提出されていなんだけど、どういうこと? 刹那に渡したわよね」

刹那「」

ロックオン「なんで毎日エンドレスで観ていたはずのアニメと同じミスすんだよ」

ティエリア「わざとなのか刹那・F・セイエイ?」

36 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:14:34.92 ID:jyOTs320

アレルヤ「スメラギさん、今から出せば間に合いますよね?」

スメラギ「仕方ないわね。なんとかしてみるわ」

ロックオン「さっさと書いちまおうぜ」

刹那「ああ」



刹那「部長はマイスターのリーダーのロックオンで……」

ロックオン「言い出しっぺのお前じゃないのかよ」

刹那「顧問も年齢的にロックオン……」

ロックオン「おい」

スメラギ「だめよ。部員と顧問の兼任は認められないわ」

刹那「では、顧問は年齢的にスメラギ……」

スメラギ「どういう意味なのかしら?」ニッコリ

刹那「」

37 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:15:57.34 ID:jyOTs320


刹那の失言で頼みの綱だったスメラギに断られてしまったCB軽音部は、
それぞれ顧問を探すことになった。


――スメラギの部屋!

アレルヤ(素直に謝ればスメラギさんも許してくれるはず……)


アレルヤ「あの、スメラギさん、さっきは刹那がすいませんでした。これ、お詫びに持ってきたんですけど」

スメラギ「あら! いいお酒じゃない! アレルヤは刹那と違って気がきくわねぇ」

スメラギ「わたしも、顧問になるのが嫌ってわけじゃないのよ。こう見えて、カレッジ時代は音楽もやってんだから!」

アレルヤ(よし、いい感じだ)

スメラギ「でも、刹那がね……」

アレルヤ「そこを何とか、お願いできませんか?」

スメラギ「そうね……、飲み比べでわたしに勝てたら許してあげてもいいわ」



――数時間後!

アレルヤ「オエエエエエエエエエエエエエエエエエッ……頭が……痛いよ……」ゲロゲロ

スメラギ「やだ、もう降参? まだまだこれからじゃないの」

38 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:16:48.87 ID:jyOTs320


――システムルーム!

ティエリア「ヴェーダ、我々の顧問になってほしいのだが」

ヴェーダ「……」ウンタン♪ ウンタン♪

ティエリア(……意外にもヴェーダは好感触だ。元から軽音部を認めていたのだから当然かもしれないが)

ティエリア(思っていたよりも簡単に顧問が見つかったな。しかし、なぜCBに軽音部が……?)

???『それは君が知る必要はないさ……』

ティエリア「なに!?」

ティエリア「ヴェーダからのリンクが切断された!? この僕が!?」

ティエリア「ヴェーダ! 返事をしてくれ! ヴェーダ!!」



――

???『……ふふっ』

39 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:22:07.03 ID:jyOTs320


――地上!


刹那(誰か、顧問になってくれる者は……)

刹那(沙慈・クロスロードは、ルイス・ハレヴィに隠れてあずにゃんペロペロがバレてけいおん!禁止令……)

刹那(そもそも、俺がけいおん!を観たのも、捨てられそうになったグッズを俺の部屋に避難してきたからで……)

???「あら、あなた……そのギター……」

刹那「誰だ?」

???「いきなり話しかけてごめんなさい。あなた、音楽をやっているみたいだったから懐かしくてつい……」

刹那「俺が軽音部だ!」

???「ふふっ、そうなの……」

???「自己紹介がまだだったわね。わたしはマリナ・イスマイール。あなたは?」

刹那(相手は一般人か。偽名を使った方がいいな……)

刹那「俺は平沢唯だ……」

マリナ(ヒラサワ? 同郷の子だと思ったのだけど、日本人だったのね……)

40 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:22:58.00 ID:jyOTs320


マリナ「ユイくんのギターを聞かせてくれないかしら?」

刹那「ああ」


~♪


マリナ「まあ、上手! でも、ここをこうするともっとよくなるわ」

刹那「……こうか?」~♪

マリナ「そうそう。あと、こっちはこうやって……」

刹那「!!」~♪

マリナ「すごいわユイくん!」

刹那「マリナは人に教えるのが上手いな……」

マリナ「そんなことないわ。ユイくんの飲み込みが早いだけよ」

41 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:23:55.86 ID:jyOTs320


刹那「頼みがある。うちの軽音部の顧問になってほしい。」

マリナ「……ごめんなさい。それはできないわ」

刹那「そうか……」

マリナ「ごめんなさい……」

刹那「いや……」

マリナ「ユイくん、もう一度、ギターを聞かせてくれる?」

刹那「ああ」

42 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:26:00.60 ID:jyOTs320


~♪


マリナ「……」

刹那「マリナ……?」

マリナ「懐かしいわ。わたしも昔は軽音部で、音楽の先生になるのが夢だったの~♪」

刹那「今は音楽の先生なのか?」

マリナ「いいえ、音楽の先生にはなれなかったわ……」

刹那「なぜだ? あんたにはこんなに才能があるのに……」

マリナ「仕方がなかったのよ。私には他にやらなくてはいけないことがあったから……」

刹那「……音楽も辞めたのか?」

マリナ「ええ……」

刹那「なぜだ。あんたが音楽をできないなんて、この世界は歪んでいる!」

マリナ「ユイくん……」

43 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:27:17.45 ID:jyOTs320


――展望室!


ロックオン「誰か顧問になってくれそうな人は……って、どうしたフェルト?」

フェルト「ロックオン……」ぐすっ

ロックオン「なにかあったのか?」

フェルト「今日、掃除をしてたら、これを見つけて……」ぐすぐす

ロックオン「このメモリーチップ……『2292年 CB軽音部』だと?」

ハロ「エイゾウデータサイセイ! エイゾウデータサイセイ!」


軽音部員A『お前らが来るのを待っていたああああああああああああ!!!!!!!』


ロックオン「うわっ! なんだこりゃ!」

フェルト「うぇ~ん!!!」ぐすぐす

44 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:28:17.58 ID:jyOTs320


ロックオン(そっか、フェルトはこれが怖くて泣いてたんだな……)

フェルト「うぅ……」ひっく

ロックオン「大丈夫、怖いもんじゃない。これはデスメタルって音楽だ」

ロックオン「この赤髪の化け物みたいな兄ちゃんも、金髪の妖怪みたいな姉ちゃん達もただのメイクだから怖がることなんか……」

フェルト「それ……わたしのパパとママ……」ぐすっ

ロックオン「」

フェルト「ロックオンひどいよ……、パパとママの悪口を言うなんて……」ぐすぐす

ハロ「ナカセタ! ナカセタ! ロックオン、フェルトナカセタ!」

ロックオン「違う! 誤解だ!!」


ロックオン(フェルトは自分の両親の暗黒時代にショックを受けてただけだったのかよ……)

ロックオン(……暗黒時代? いや、これは使える……!!)

45 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:29:45.17 ID:jyOTs320


――

アレルヤ「急に部員を集めてどうしたんだい? 僕はまだ二日酔いが……」オエッ

刹那(ゲロということは……。アレルヤは秋山澪派だったのか……)

ロックオン「お前ら喜べ。顧問が見つかったぞ!」

刹那「本当か?」

ロックオン「ああ……、俺たちCB軽音部の顧問は……」







ロックオン「おやっさんだ!!!!!」

47 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:31:13.19 ID:jyOTs320


イアン「ちょ、待て! なんでいきなりワシが!! 今までひとっつも出番がなかったんだぞ!」

アレルヤ「どういうことなのロックオン!?」

刹那「イアンはメカニックだ。楽器を演奏しているところなんて見たことがない」

イアン「そ、そうだ! 刹那の言うとおりだ!! ワシは楽器なんて……」

ロックオン「ああ、“今は”な……。だが、15年前ならどうだろうな……?」

イアン「15年前……だと……?」

ハロ「エイゾウデータサイセイ! エイゾウデータサイセイ!」


軽音部員A『お前らが来るのを待っていたああああああああああああ!!!!!!!』

48 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:32:28.45 ID:jyOTs320


刹那「これは……」

ロックオン「フェルトから借りた15年前の軽音部のライブ映像だ」

アレルヤ「でも、これが一体……………あっ!?」

ロックオン「気付いたかアレルヤ……。前で歌っているのはフェルトの両親らしいが、後ろにいるのが……」

イアン「ワシとモレノだ……」

刹那・アレルヤ「なっ、なんだってー!?」

ロックオン「どぎついメイクで危うく気付かないとこだったぜ」

ロックオン「おやっさんが全然登場しないのも、ドクターがつかまらないのも……」

ロックオン「軽音部という暗黒時代の象徴から逃げてたせいだったってわけだ」

49 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:34:30.99 ID:jyOTs320


イアン「そうか……全部処分したと思っとったが、あいつらの娘の手に渡っとったのか……」

イアン「しかも、まさかの外伝ネタとはな……。ワシもすっかり油断しとった……」

イアン「そいつを渡せええええ!!! そいつを壊せば!!!!!!!!」


パリン


刹那・アレルヤ「あっ」

イアン「ふはははははははははははははははははは!!!!」

50 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:36:55.90 ID:jyOTs320


ティエリア「壊しても無駄だ」

イアン「なんだと!?」

ティエリア「こんなことになるだろうと思って、事前にコピーをとっておいた。そのチップもダミーだ」

アレルヤ「いつの間にそんなこと……」

ティエリア「君が酔いつぶれて眠っている間にだが」

刹那(アレルヤのゲロがいつの間にか治まっている……)ガーン


イアン「……クッ!」

ロックオン「観念しろよ。おやっさん……」

ロックオン「あんたには奥さんと娘がいるんだってなあ。たしか、娘はフェルトより4つ下……」

ロックオン「親の暗黒時代を知ってフェルトは泣いてたぜ……」

ロックオン「フェルトより幼いあんたの娘がこれを知ったら、どう思うだろうなあ……」

イアン「わかった! わかったから! 顧問でもなんでもやってやる! だから、嫁さんと娘にだけは……」

ロックオン「わかってくれたらいいんだよ。俺たちも鬼じゃないさ」

アレルヤ「恐喝じゃないか……」

刹那「俺たちは歪んでいる……」

ティエリア「何を言っているんだ君たちは。僕たちは稀代の殺人者だが」

51 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:39:30.03 ID:jyOTs320


顧問も見つかり、CB軽音部がやっと本格始動した。
ミッションの合間に練習というハードスケジュールだが、マイスター達は充実していた。

そして、いよいよHTT(紛争後ティータイム)の初ライブ。
トレミーのクルーへ練習の成果をお披露目する日がやって来た。


イアン「あいつら、立派になりおって……」

モレノ「若い頃を思い出すな……。シャル、ルイード、マレーネ、874……」

イアン(その数年後にヒクサーやグラーベと歌った『ぼいんぼいん時間』だけは嫁と娘にバレないようにしないと……)

ハロ「ロックオン! ガンバレ! ウンタン! ウンタン!」

クリス「フェルト、機嫌直して今日は楽しも! ね?」

フェルト「……うん」

リヒティ「でも、けいおん!って、ガールズバンドのアニメっすよね。部員から顧問まで男なんて暑苦しいっすよ」

ラッセ「ばかやろう。そこがいいんじゃねえか」ウホ!

スメラギ「さあみんな、そろそろはじまるわよ!!」

52 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:40:55.50 ID:jyOTs320


ロックオン「いよいよだな……」

アレルヤ「もう本番か……、僕は憂鬱だよ……」

刹那「問題ない。俺たちはこの日のために練習をしてきたんだ」

ティエリア「刹那の言うとおりだ。僕は軽音部で良かったと思う。こうしてみんなと演奏できるのだから」

アレルヤ「そうだね……」

ロックオン「さーて、そろそろ行くとすっか」

刹那「ああ! 俺が! 俺たちが軽音b」



『敵機接近! 敵機接近! ガンダムマイスターは直ちに出撃してください!』



刹那「」

ロックオン「」

アレルヤ「」

ティエリア「」

53 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:44:21.45 ID:jyOTs320


その後、何度もライブをしようと試みたが、敵の出現により全て中止になった。
軽音部といっても、刹那達の本業はガンダムマイスターなので、仕方のないことだった。


刹那「俺たちはいつライブができるんだ……。これでは武道館なんて夢のまた夢……」

イアン「そのことだがな、ガンダムに新装備をつけてみたぞ」

刹那「こ、これは……! ただでさえガンダムのエクシアがギターを持ってますますガンダムに!!」

ロックオン「デュナメスはベースと、ハロ専用カスタネットまであるぞ!」

アレルヤ「キュリオスにはキーボードだ!」

ティエリア「ヴァーチェにはドラムか……」

ロックオン「ただでさえピザのヴァーチェがますますピザガンダムになってねえか……」

刹那「イアンは顧問だ! ガンダムだ!!」

イアン「ははっ、これで世界にお前さん達の音楽をどーんと轟かせてやれ」

54 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:45:29.50 ID:jyOTs320


ロックオン「行くぜハロ! ロックオン・ストラトスとハロ2号の初陣だ!」

ハロ「ウンタン! ウンタン!」

アレルヤ「マリー(※キーボード)……」

ティエリア「ヴェー太……」

刹那「がんだむったん……」



ここに。世界初のGN楽器搭載型MSが誕生した。
そして、この異色すぎる装備に世界中が混乱の渦に巻き込まれることになる。

55 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:46:46.31 ID:jyOTs320


ユニオン兵A「なんだあれは!?」

ユニオン兵B「新装備か! ガンダムめ!」



刹那・ロックオン・アレルヤ・ティエリア「俺(僕・私)達の歌を聞けええええ!!!!」



ユニオン軍「「「「「「なにいいいいいっ!!!!?」」」」」」

56 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:50:12.75 ID:jyOTs320


アレルヤ「いくよみんな!」

ロックオン「一曲目は、『Cagayake! GUNDAM!』!」

ティエリア「1,2,1,2,3,4……」

刹那「Fighting Now♪」


ガチでガンダムNever Ending GUNDAM Talk♪ ミッション開始まで待てない♪
介入はしても紛争はNon Non Non♪ 精一杯Innovation World♪


ユニオン兵C「やつら歌い出したぞ!!」

ユニオン兵D「耳を押さえろ! 歌に見せかけた超音波兵器かもしれん!」

グラハム「……」

ハワード「隊長! 耳を押さえてください!!」


ドキドキがとまんない♪ フルソウビな機体♪
領土・宗教・エネルギー♪ セブンソードで戦闘♪


グラハム「……」

ダリル「隊長!!」

グラハム「…………この歌、まさしく愛だ!!!」




――こうして、世界はひとつの変革をむかえた

57 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:52:28.30 ID:jyOTs320


――ユニオン!

グラハム「バンドを組むぞフラッグファイター!!」

ジョシュア「ねーよww」

ダリル「さすが隊長!」

ハワード「グラハム△!!」

ジョシュア「えっ」


カタギリ「まったく、グラハムは突然なにを言い出すかと思えば……」

カタギリ「それにしても、音楽か……。懐かしいな……」

カタギリ「といっても、僕は演奏する側じゃなくて、追いかけてばかりだったけど……」

カタギリ「伝説の女子大生ユニットか……」

58 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:53:56.23 ID:jyOTs320


――人類革新連盟!

グラサンA「各国の軍隊がこぞってバンドを組んでいるが……」

グラサンB「うちは我々のようなグラサンのおっさんばかりでどうしたものか……」

グラサンC「いや、うちには彼女がいる!!」



――

ソーマ「お呼びですか中佐」

セルゲイ「よく来た。ピーリス少尉。君はこれがなんだかわかるか?」

ソーマ「クマ耳ですか? それが一体……」

セルゲイ「少尉にはこれをつけて、バンドデビューしてほしい」

ソーマ「な、なぜ超兵の私がそんなことを!!!?」

セルゲイ「上からの命令でな……。君が嫌だというならいいんだ。かわりに私がこのクマ耳を……」

ソーマ「……ッ!! その任務、お引き受けいたします!」

59 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 2010/09/12 22:56:59.73 ID:Glg6tWIo

これドラマCDで聞きたいwww

60 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:57:19.68 ID:jyOTs320


――AEU!


カティ「意外だな……」

コーラ「大佐ーどうしたんですかー?」

カティ「目立ちたがりのお前のことだ。真っ先にバンドデビューし、玉砕して戻ってくるのだと思ったのだが……」

コーラ「いやだなあ、大佐! 音楽は聞く方が楽しいんですよー!」

コーラ「最近、中古屋で見つけたんですけど、このガールズユニットの曲がかなりスペシャルで~」

コーラ「ユニオンの伝説の女子大生先輩後輩ユニット『かてぃりさ』って言うんですけど……」

カティ「…………このキック力増強シューズで、少尉を眠らせて……」



バリーーーーーーーーン!!!!



コーラ「大佐ああああああ!! なんでCD壊すんですかあああ!!! ひどいですよー!!!」

カティ(やはり、少尉本体は無事だったか……。しかし、CDは壊すことができた……)

61 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 22:58:49.20 ID:jyOTs320


カティ(それにしても、私の黒歴史CDがなぜこやつの手に……!!)

カティ(カティとリーサ……略して『かてぃりさ』か……)

カティ(リーサ・クジョウ……)


コーラ「大佐―! 聞いてます?」

カティ「少尉は弾ける楽器はあるか?」

コーラ「はい! ないです!」

カティ「……全く、仕方がない、ギターを教えてやる。ついて来い」

コーラ「はい! 大佐―!」

62 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 23:01:22.82 ID:jyOTs320


――西暦2307年、世界は大きく3つの国家群に分かれていた。


ひとつは、グラハム・エーカーがリーダーを務め、
熱狂的ファンが多いバンド「フラッグファイターズ」を有するユニオン

ひとつは、クマ耳少女ソーマー・ピーリスを中心とするアイドルグループ「マリー工房」を擁する人類革新連盟

そして最後のひとつは、高い歌唱力とライブの合間に挟まれる夫婦漫才が人気の「TWO-MIX」のAEU


三者が対立し、ゼロサムゲームが続くこの世界に楔を打ち込む者達がいた……

彼らの名はHTT――紛争後ティータイム

そして……



~♪

シーリン「あら、懐かしいわね。ギターなんて」

マリナ「シーリン、私ね……もう一度、音楽をやってみようと思うの」


後に、『ごろごろ時間』『ごはんはおかず』をはじめとする数々のヒット曲を生み出す
アザディスタン王女マリナ・イスマイール

63 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 23:03:20.62 ID:jyOTs320


――

アレハンドロ・コーナー デビュー曲『ぎらぎら時間』 総売上470枚



リボンズ「……アレハンドロ・コーナー、あなたはいい道化でしたよ」



リボンズ「これからはCBでもイオリアでもない、僕の音楽がはじまる……」

リボンズ「そう、CB軽音学部初代部長――リボンズ・アルマークのね……」





              刹那「俺が! 俺たちが軽音部だ!」 Mission complete...?

65 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 23:05:25.47 ID:jyOTs320

読んでくださった方ありがとうございます。

劇場版公開までに全板規制が解除されそうになかったので、
こちらに投下させていただきました。

66 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 2010/09/12 23:12:16.99 ID:IklsjXIo

アレハンドロの売り上げがワゴン直行じゃねぇかwww
面白かったです、お疲れ様でした

68 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/12 23:18:55.45 ID:jyOTs320

>>66

アレハンドロの売り上げは和田○キ子を参考にしてみました。

67 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 2010/09/12 23:13:17.77 ID:4TAeGOko

乙です
ユイくんワロタ

69 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 2010/09/12 23:20:00.57 ID:x4p4scAO

乙ww
面白かったww

70 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 2010/09/12 23:39:13.39 ID:Glg6tWIo

最後まで面白かったっす!

72 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage] 2010/09/13 00:12:57.15 ID:TS2A8CQo

面白かった。何というガンダム00マクロスww

73 : VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[] 2010/09/13 01:28:55.25 ID:LUVthwAO

やっと読み終わった
面白かったぜ、乙乙


元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1284293962/
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