PickUp
スポンサード リンク
134 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2011/01/17(月) 14:19:57.43 ID:m3LSnHzL0


http://www.youtube.com/watch?v=vZqiIIhI1NQ

なんだと・・・?俺オロチの話スゲー好きなんだけど・・・つーか全編まんべんなく好きなんだけど


1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/16(日) 23:14:11.75 ID:iUBSfO7e0

ぬーべー「ここが次の転勤先の雛見沢村か……」

ゆきめ「静かでいいところですけど、何も無いところですね……」

ぬーべー「俺は君が居てくれるなら、世界の果てだって幸せさ」キリッ

ゆきめ「まぁ、先生ったら……////」カァー


眠鬼「うぜぇ」


3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/16(日) 23:30:57.98 ID:d4Kovik/0

ぬーべー「それにしてもこの村に漂う妖気、普通じゃないな」

ゆきめ「そうですね。とてつもないレベルの妖怪が潜んでいるに違いありません」

ぬーべー「きっとその妖怪が、大石さんの言ってた事件の犯人に違いない」

眠鬼「ふん、大したこと無いわよ、こんなの。私たち鬼の足元にも及ばないわ」

ぬーべー「だと良いんだが…。今回は二人の力も必要になるかもしれないな」

ゆきめ「先生の為なら、私どんなことで厭わないです!この命賭けて、凶悪な妖怪と戦います!」

ぬーべー「ありがとう、ゆきめくん。でも君は俺が絶対守って見せるさ!」

ゆきめ「先生…////」

眠鬼「うぜぇ」


4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/16(日) 23:34:44.38 ID:d4Kovik/0

ぬーべー「とにかく学校に挨拶に行こう」

ゆきめ「お供しますわ、先生」

眠鬼「お兄ちゃん、私はそこら辺ぶらぶらしてくるわ」

ぬーべー「いいけど、迷子になるなよ」

眠鬼「子供扱いすんな!」

ぬーべー「あと、手当たり次第に男をパンツにするのは辞めろよ」

眠鬼「しないわよ!…たぶん」


6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2011/01/16(日) 23:42:20.66 ID:xLG3aJFx0

眼鬼ってどんな奴だっけ?


7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2011/01/16(日) 23:43:21.81 ID:QnNHMrzD0

>>6
エロいやつ



264 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/18(火) 04:36:36.76 ID:BZ6uOA880

>>6
パンツ


10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/16(日) 23:44:42.86 ID:d4Kovik/0

ぬーべー「雛見沢分校、ここだな。すいませーん」

知恵「はい」

ぬーべー「鵺野鳴介です。着任の挨拶に来ました」

ゆきめ「鵺野ゆきめです」

知恵「始めまして、知恵です。そちらが一緒に転校してきた妹さんですか?」

ぬーべー「いえ、妻です」

知恵「え?奥さんですか?お、お若いですね…」

ゆきめ「17才です」

知恵「じ、17才?そうなんですか…」

ぬーべー「妹は明日から登校ということで」

知恵「判りました」


16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/16(日) 23:53:42.24 ID:d4Kovik/0

知恵「というわけで、新しい先生の鵺野先生です」

ぬーべー「よろしくな、みんな!気軽にぬーべーって呼んでくれ!」

生徒「はーい!」



沙都子「あの新しい先生、侮れませんわ」

レナ「沙都子ちゃんのトラップ全部回避したもんね」

魅音「初見であんなことやってのけるなんて只者じゃないね。おじさんビックリしちゃったよ」

圭一「へへっ!面白いことになりそうだぜ!」

梨花「……」

魅音「ん?どうした梨花ちゃん?」

梨花「な、何でも無いのですよ。にぱー☆」


梨花「(あの鵺野のとかいう男、普通の人間じゃないわね……)」


23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 00:06:52.25 ID:6Zj57tXv0

眠鬼「あの女、お兄ちゃんにベタベタしやがって……」テクテク

眠鬼「しかし、何も無いところねー」テクテク


眠鬼「なんだ、このゴミの山。不法投棄ってやつか。世もまつだな」

眠鬼「こんな辺鄙なところなら人殺して埋めても分からないだろうなー」

カシャカシャ

眠鬼「!?」

??「富竹フラッシュッ!」

眠鬼「ちょっと!何勝手に写真撮ってるんだよ!」

??「あはは、ごめんごめん。可愛い娘が見つけて、つい反射的に」


25 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 00:08:51.46 ID:6Zj57tXv0

眠鬼「か、可愛い…?そういう事なら仕方ないわね。あなた、この村の人?」

富竹「違うよ。僕は富竹。フリーのカメラマンさ」

眠鬼「ふーん、そうなんだ」

富竹「君はあまり見ない顔だね。旅行かい?」

眠鬼「私は眠鬼。お兄ちゃんの仕事の都合で引っ越してきたの」

富竹「へぇ。変わった名前だね。ところで、こんなところで一体何してるんだい?」

眠鬼「……昔殺して埋めた死体を確認しに来たのよ」

富竹「……。いやな事件だったね。まだ死体の一部が見つかってないんだろ?」


眠鬼「……え?」


26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 00:21:00.23 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「ただいま」

ゆきめ「おかえりなさい。学校どうでしたか?」

ぬーべー「みんな元気でいい子ばっかりだったよ」

ぬーべー「特に沙都子って子には参ったよ。あの娘の仕掛けるトラップはプロ顔負けだね」

ゆきめ「まぁ怖い」

ぬーべー「それに梨花って娘も要注意かな……」

ゆきめ「その子も悪戯好きなんですか?」

ぬーべー「いや、違うんだ。彼女は……取り憑かれている。それも凶悪な妖怪に」


28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 00:31:53.62 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「見た目は彼女と同じ年頃の女の子なんだが……。途轍もない妖気だった」

ゆきめ「もしかして、その妖怪が?」

ぬーべー「分からない。だが、この村で起きている怪事件に関わっているのは間違いないと思う」

ゆきめ「そうですか…」

ぬーべー「とりあえず、明日話を聞いてみようと思う。大石さんへの連絡はそれからだ」

ゆきめ「はい」

ガラガラ

眠鬼「ただいまー」

ゆきめ「あ、眠鬼ちゃん。おかえり」

ぬーべー「遅かったな。どこまで行ってたんだ」

眠鬼「ちょっとねー…」



29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 00:33:19.13 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「どうした?元気が無いな」

眠鬼「ねぇ、お兄ちゃん。お兄ちゃんは雛見沢連続怪死事件について調べてるんだよね」

ぬーべー「あぁ、刑事の大石さんに頼まれた。それがどうした?」

眠鬼「お兄ちゃんが調べるって事は、それは妖怪の仕業?」

ぬーべー「その可能性があるって事だ。それにこの村に漂う妖気。この村には何らかの霊障があるのは間違いない」

眠鬼「そっか……」

ぬーべー「それがどうかしたのか」

眠鬼「ううん。何でもない。それより歩き回ったら腹減ったよ!ゆきめさん、ご飯!」

ゆきめ「はいはい、今用意してるからね」


眠鬼「(本当に妖怪の仕業なのかな……。あのゴミ処理場、全く妖気を感じなかったけど……)」


34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 01:04:40.42 ID:6Zj57tXv0

あれは2ヶ月前のことだった―――


大石「どーもー。鵺野先生。はるばる九州からご苦労様です。お呼び立てしましてすいませんねー」

ぬーべー「いえ。困っている人がいれば全国どこへでも行きますよ」

大石「おお、それは心強い!」

ぬーべー「なにやら霊現象でお悩みとか」

大石「うーん。お恥ずかしい話なのですが、そうとしか思えない事件が起こってまして」

ぬーべー「事件ですか。詳しく話してみてください」

大石「では早速。」


大石「鵺野先生は『鬼隠し』というのは聞いたことありますか?」



35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 01:06:25.59 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「鬼隠し?神隠しの類ですかね」

大石「えぇ、ある村独特の呼び方でしてね。似たような物だと思うんですよ」

ぬーべー「なるほど。その村で神隠し、いや鬼隠しにあって誰かがいなくなった、という話ですか」

大石「いやー、実はそれほど単純な事件じゃないんですよー」

ぬーべー「と言いますと?」

大石「その村、雛見沢村って言うんですけどね。そこで毎年綿流しというお祭がありまして」

大石「その日に起きるんですよ、不可解な事件が」

ぬーべー「……それはどんな?」


37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 01:07:57.12 ID:6Zj57tXv0

大石「一人が死んで、一人が消える。そんなことがもう4年も続いているんですよ」

大石「われわれ警察も全力で捜査しているのですがね。未だに謎に包まれたままなのですよ」

ぬーべー「大石さんはそれが妖怪の仕業だと?」

大石「妖怪、とは少し違うかも知れませんね。村の人たちは『オヤシロさまの崇り』と噂しています」

ぬーべー「オヤシロさまの崇り…ですか。」

大石「オヤシロさまってのいうのは村にある古手神社に祀られた神様でして。綿流しの祭もそれに関係しています」

ぬーべー「神様が殺人、ですか?うーん信じがたいですね」


39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 01:10:39.15 ID:6Zj57tXv0

大石「村の禁忌を破った者が祟られるという話です」

ぬーべー「なるほど…」

大石「それでですね。鵺野先生には村に学校に潜入して調査してほしいのです。学校には私が根回ししておきますので」

ぬーべー「わかりました。ご協力いたしましょう!」

大石「助かります。大いに期待していますよ」

ぬーべー「ご期待にそえるよう頑張ります」



ぬーべー「あのー、それで報酬のほうなんですけど……」
―――――


ぬーべー「あの女の子が大石さんの言うような残酷なことをしているとは思えないな…」


41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2011/01/17(月) 01:18:11.86 ID:c0N4CJGW0

ぬーべーって依頼に金とってたっけ?
食い物で買収されてた気はするけど


42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2011/01/17(月) 01:21:30.47 ID:gbyDguTW0

>>41
正式な依頼なら金取ってたこともあったような


44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 01:29:44.70 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「今日からみんなと一緒に勉強する転校生を紹介するぞ」

眠鬼「鵺野眠鬼でーす。みんなよろしく」

沙都子「ぬえの?」

レナ「あれ?ぬーべーと同じ苗字だ」

ぬーべー「あぁ、こいつは俺の妹みたいなものだ」

圭一「しかし、何というか、エロい格好だぜ……」ハァハァ

魅音「あれれ?圭ちゃん、転校生に欲情かい?」

レナ「はぅ~…。圭一くんのオットセイさん大きくなっちゃったのかな?かな?」

沙都子「まぁ圭一さん。破廉恥でございますわ」

梨花「圭一は変態さんなのです」

圭一「う、うるせー!青少年の健全な反応だ!」


眠鬼「何あれ?パンツにしていいの?」

ぬーべー「駄目だ。早く服着て来い」


45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 01:37:49.04 ID:6Zj57tXv0

魅音「ねぇ、眠鬼ちゃん。私たちの部活に入らないかい?」

眠鬼「ブカツ?何それ」

レナ「みんなで色んなゲームをして楽しく遊ぶ集まりだよ」

眠鬼「ふーん。まぁ、いいけど」

沙都子「わたくしのトラップを回避したぬーべーの妹なら相手に不測はありませんわ」

圭一「(けっけっけっ…。罰ゲームであのエロい体であんな事やこんな事をしてやるぜ)」

魅音「圭ちゃん、いやらしい顔になってるよ」

梨花「やっぱり圭一は変態さんなのです」

眠鬼「圭一はいいパンツになりそうなのに勿体無い」


47 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 02:06:48.28 ID:6Zj57tXv0

眠鬼「うわーまた負けた!手加減するなんて嘘じゃない!」

ドカーン

魅音「ははは…。ご、ごめん。つい、いつものくせで…」

圭一「悪い悪い。楽しくて調子に乗ってしまったぜ…」

レナ「レナたちが悪かったよ。ごめんね。だから落ち着いて、ね?」

沙都子「そ、そうでございますわ。たかがゲームに負けたくらいで机を壊さないでくださいませ…」

梨花「みー…、もう教室に机残ってないのです…」

眠鬼「もー、私は帰るからなっ!」


ガラガラ ピシャンッ


48 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 02:07:56.24 ID:6Zj57tXv0

レナ「はぅ~帰っちゃったよぉ…」

沙都子「怒らせてしまいましたわ」

魅音「それにしてもすごいパワーだったなぁ。おじさん恐怖を覚えたよ」

梨花「眠鬼も普通の人間じゃないみたいなのです」

レナ「(眠鬼『も』…?)」

圭一「野球チームにスカウトするべきだったな」

ガラガラ

ぬーべー「部活は終わったか?あれ?どうして机が一個もないんだ?」

魅音「あはは。ちょっとエキサイトしすぎちゃって…」

ぬーべー「やりすぎだろう……」


49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 02:10:50.50 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「あ、そうだ。梨花ちゃん、ちょっといいかな?話があるんだ」

梨花「…わかりましたのです。にぱー☆」

圭一「ぬーべー、俺の梨花ちゃんに変なことしたら許さないぜ!」

ぬーべー「アホ!生徒に手を出す教師がいるか!」

レナ「でも、ぬーべーの奥さんは未成年なんだよね?年下好き?」

魅音「何か臭うな。犯罪のにおいがプンプンするよ。ひひひ」

沙都子「まぁ破廉恥な!変態教師!教育委員会に訴えますわよ」

ぬーべー「いい加減にしろ!さぁ梨花ちゃん、行こう」

梨花「……貞操の危機なのですよ、みー」



羽入「(この眉毛、只者じゃない気を感じるのです。あうあう……)」


51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 02:28:41.32 ID:6Zj57tXv0

ゆきめ「夕食のお買い物に行かなくちゃ」

テクテク

ゆきめ「(あら?あれは雛見沢分校の生徒かしら?)」


圭一「それにしても、ぬーべーの奴、本当に梨花ちゃんに手を出さないだろうなー」

レナ「大丈夫だよ!キレイな若い奥さんがいるみたいだし」

魅音「そうかな~?梨花ちゃん可愛いもん。コーチみたいに虜になってもおかしくないぜ」

圭一「浮気は文化だって言うしな。あれ?不倫だっけ?」

レナ「うーん。レナ、やっぱり心配になってきたかも…」

魅音「大丈夫だよ!でも梨花ちゃん攻略は一筋縄じゃいかないから」


ゆきめ「……先生が浮気?」

ざわ…ざわ…


52 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 02:31:29.49 ID:6Zj57tXv0

梨花「こんなところに連れ出して、話とは何なのですか?」

ぬーべー「あまり、他の生徒の前で言うことじゃなくてな」

梨花「やっぱりロリコンのカミングアウトなのですか?」

ぬーべー「そうじゃない」

梨花「大丈夫なのですよ。知り合いにもロリコンさんがいるので偏見は持ってないのです」

ぬーべー「だーかーらー!違うって!」

梨花「……みー、ごめんなさい。怒らないでほしいのです」

ぬーべー「あ、ごめん。いや、だからね、年下には手を出したけど、生徒には絶対手を出さないから安心しろ!」

梨花「冗談なのですよ、ぬーべー。顔が近すぎなのです」

ぬーべー「ははは…(こやつめ…)」


54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 02:54:15.40 ID:6Zj57tXv0

眠鬼「つい、カッとなって教室飛び出してきたけど……」

眠鬼「いや私は悪くない!あいつら、グルになって私を苛めてたんだ!」

眠鬼「くそっ!くそっ!くそっ!」


富竹「あれ?眠鬼ちゃんじゃないか」

眠鬼「あぁ、あんたね。確か名前は、ワタナベ…」

富竹「違う違う。戦場カメラマンじゃなくて、フリーのカメラマン富竹さ!」

眠鬼「そうそう富竹富竹。あんたは、いつまでこの村にいるのさ?」

富竹「もうすぐ綿流しのお祭があるからね。それまではいるよ」

眠鬼「お祭?」

富竹「おや?圭一君たちに聞いてないのかい?」

眠鬼「……聞いてない」


55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 02:57:35.30 ID:6Zj57tXv0

眠鬼「ところでこの間の話だけど」

富竹「この間って……あぁ、ダムの工事現場の事件の話か」

眠鬼「うん。あの時殺された現場監督ってどういうひと?」

富竹「さぁ…。聞いた話じゃ鬼のように怖い人だったって」

眠鬼「鬼のように?」

富竹「あちこちで色んな恨みを買ってたんじゃないかな」

眠鬼「嫌われてたんだ」

富竹「死んだ人のことを悪く言うのはいい事じゃないが、そうみたいだね」

眠鬼「他の人も?」

富竹「他の人って?」

眠鬼「他の年に行方不明になったり殺されたりした人。雛見沢連続怪死事件、だっけ?」


56 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 02:59:35.15 ID:6Zj57tXv0

富竹「……驚いたな。そんなこと誰に聞いたんだい?」

眠鬼「興宮署の大石って刑事」

富竹「へぇ…。僕が聞いた話だとダム建設推進派やその身内ばかりらしいよ、殺されたり鬼隠しにあったのは」

眠鬼「お、鬼隠し?みんな嫌われていたのか?」

富竹「…そうだね。村人にとっては鬼みたいな忌み嫌う存在だったんじゃないかな」

眠鬼「そうなのか…」

富竹「じゃあ僕はそろそろ帰るよ。眠鬼ちゃんも暗くならないうちに帰りなよ」



眠鬼「(鬼は忌み嫌う存在、か…。そんな奴らが殺されたり、鬼隠しにあう…)」

眠鬼「(もしかして私が苛められたのは、正体がばれたからじゃ……)」


59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 03:15:05.70 ID:6Zj57tXv0

ゆきめ「さっきの話は何だったんだろ…」

ゆきめ「ば、馬鹿ね私ったら!先生が浮気なんてするわけないじゃない!」

ゆきめ「……でも昔は律子先生にも鼻の下伸ばしていたし」

ゆきめ「ちょっと、ひとっ飛びして様子見に行こうかな」フワフワ


ゆきめ「あ、先生だ」

ゆきめ「校舎裏で生徒と二人っきり…。それもあんな小さい子と…」

ゆきめ「昨日言ってた妖怪に取り憑かれた子、だよね」

ゆきめ「きっと除霊してるんだわ……あ」

ゆきめ「あんなに顔近づけて何してるの?ま、まさか、キス!?」

ゆきめ「そんな、嘘、いや、駄目っ!」


ゆきめ「もう見てられない……」


60 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 03:17:21.88 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「俺は教師だ!君たち生徒を守るためにいるんだ!それを変態だなんて」

梨花「わ、分かったのですよ、ぬーべー。顔近すぎなのです」

梨花「圭一たちに見られたら襲ってるかキスを迫っていると勘違いされるのですよ」

ぬーべー「ああ、すまん。つい興奮して…」

梨花「興奮したのですか…」

ぬーべー「違う違う!そういう風に捉えるなって!」

梨花「冗談なのですよ。ぬーべー。落ち着いてくださいなのです」

ぬーべー「あーもう!」

梨花「何か大切な話があるのでしょう?本題に移るのです」

ぬーべー「あぁ、そうしよう。俺もこんなところゆきめに勘違いされたら氷漬けにされてしまう」


62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 03:31:15.22 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「実は君に聞きたいことがある」

梨花「性的な質問以外は極力答えるのですよ。にぱー」

ぬーべー「もう茶化すのはよせ。その前に」

ぬーべー「おい、そこにいる奴!君もこっちへ来るんだ」

梨花「……?な、何を言ってるんですか、ぬーべー。誰もいないのですよ」

ぬーべー「君は気づいてないのか?いや、隠しているんだな」

梨花「何のことなのですか。僕にはサッパリなのです、みー…」

ぬーべー「お前らにはまだ言ってなかったがな、俺は霊能力者なんだ」

梨花「霊、能力者……」


63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 03:32:35.14 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「ああ、だから、見えている。隠れていても妖気を感じるぞ。出て来い。そこにいるんだろ?」

梨花「……そういうことみたいよ、出てらっしゃい、羽入」

羽入「あうあう、僕が見えてるのですか?」

ぬーべー「あぁ、ばっちりさ。羽入というのか」

羽入「梨花、やっぱりこの欠片いつもと違うのです!」

梨花「そうね。この百年でこんなこと初めてだもの」

羽入「きっとこの欠片なら昭和58年6月の袋小路を打ち破ることができるのです!」

梨花「…そうだといいけど」


ぬーべー「何の話?」


66 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 04:00:06.30 ID:6Zj57tXv0

ゆきめ「……思わず逃げてきちゃったけど、さっきのは何だったの?」

ゆきめ「見間違い?ううん、違う。先生はあの子に顔を寄せて、そして…」

ゆきめ「違う違う!きっと私の勘違い。先生、熱血だから大事な話をしようとして…」

ゆきめ「本当にそう…?やっぱり浮気?でも…」

ゆきめ「しっかりしろ!私!先生を信じないでどうするの!」



??「あら、あなたは確か今度引っ越してきた鵺野さんのところの……」

ゆきめ「?あなたは?」

鷹野「入江診療所でナースをしてる鷹野よ。今後よろしくね」

ゆきめ「はぁ…」


67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 04:01:54.14 ID:6Zj57tXv0

鷹野「どうしたの?浮かない顔ね。悩み事かしら?」

ゆきめ「いえ、大した事じゃないんです」

鷹野「そうは見えないけど。病は気からって言うでしょ。心のケアを私たちの仕事の一つなのよ。話してみて」

ゆきめ「実はかくかくしかじか…」

鷹野「なるほどね。そんな事が…」

ゆきめ「真実を知るのが怖くて逃げ出しちゃって…」

ゆきめ「でもよく考えたらおかしいですよね。いい大人があんな子供と浮気なんて」

鷹野「そうかしら?梨花ちゃん可愛いから」

ゆきめ「で、でも…」

鷹野「知り合いにも一人いるのよ。いい大人なのに梨花ちゃんにベタ惚れの人が」

ゆきめ「そんな、まさか!」


68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 04:03:56.41 ID:6Zj57tXv0

鷹野「恋愛に年齢なんて関係ないと思うわ。梨花ちゃんも年上を手玉に取る節があるようだし」


鷹野「あら、ごめんなさい。余計不安を煽っちゃったみたいね」

鷹野「大丈夫。それはきっとあなたの思い過ごしよ」

ゆきめ「そうだと良いんですけど…」

鷹野「大好きなんでしょう?鵺野先生のことが?それじゃあ信じなさい、彼のこと」

ゆきめ「は、はい!」

鷹野「何があっても疑ったりしちゃ駄目よ。彼もあなたは愛してるのに、それを疑うのは可哀想だわ」

ゆきめ「そうですよね!私ったらなんて薄情な…」


69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 04:05:06.95 ID:6Zj57tXv0

ゆきめ「すいません、女々しいこと言っちゃって。少し楽になりました」

鷹野「そう?役に立ててよかったわ」

ゆきめ「あ、そうだ!夕食の買い物に行かないと!鷹野さん、ありがとう」

鷹野「どういたしまして。気をつけてね」

ゆきめ「はい。失礼します」



鷹野「楽になった、か。うふふふ。本当にそうかしら?」

鷹野「男女の関係に一度疑いの心が火を点したら、そう簡単に消えてくれないわ」

鷹野「心の内で燻って広がって、次のちょっとしたきっかけでまた再燃するの。より激しい炎になってね」

鷹野「気をつけたほうが良いわよ。とくにこの村では、ね……」


71 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 04:39:03.98 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「そんな事が本当に…?にわかに信じられん…」

梨花「残念ながら、今話したことは全て真実」

ぬーべー「こんな可愛らしい子がキャラ作りしてたなんて…。女って怖い」

梨花「そっち?」

ぬーべー「冗談だ、冗談」

ぬーべー「同じ日を何度も繰り返させる妖怪はいるが、長い期間、それも百年となると一体どんな妖怪だ」

羽入「失敬な!それは僕の力なのです!あうあう!」

ぬーべー「お前が…。あながち神様というのも冗談ではなさそうだな」

羽入「口の利き方に気をつけるのです、人間!僕は正真正銘神様なのです!オヤシロさまなのです!梨花、この無礼者を祟っても良いですかっ!?」

梨花「駄目に決まってるじゃない。袋小路を脱出する唯一の希望なのに」

羽入「あうあう、そうでした…」


72 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 04:40:28.50 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「確かに俺より強い力を秘めている…。覇鬼でも勝てるかどうか」

梨花「バキ?それよりこっちの話は終わり。あなたは何しにこの村に来たの?」

ぬーべー「ある人に頼まれたんだ。この村で起きている怪事件の元凶を調べてくれ、と」

梨花「それ、もしかして大石?」

ぬーべー「知ってるのか?」

梨花「一応ね。過去の欠片でも、事件の解決には手段を選んでなかったけど、まさか霊能力者に助けを求めるとはね…」

羽入「大石も焼きが回ったものです」


ぬーべー「しかし弱ったな。相手が妖怪じゃないとなると、俺には手の出しようがないぞ」

羽入「そんな!期待させておいて酷いのですよ、ぬーべー!」



73 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 04:44:13.09 ID:6Zj57tXv0

梨花「やはり、この欠片でも私は無残に殺されるのね……」


ぬーべー「……。いや、そんなことはさせない!」

梨花「でもどうやって?」

ぬーべー「言っただろ?俺の生徒は絶対に守る!傷つけさせやしないさ!この命に代えてもお前を守ってみせる!」

梨花「……。相手は妖怪じゃないんでしょ?」

ぬーべー「関係ない!相手が妖怪だろうと、神様だろうと、怪物だろうと、殺人鬼だろうと!俺が守る!」

梨花「…そう。期待していいのかしら?」

ぬーべー「当たり前だ!」

羽入「あうあう。ぬーべー、カッコイイのです!さっきは祟るとか言って悪かったのです」

ぬーべー「良いんだ。全部が終わったら、お前も成仏させてやるからな」

羽入「ぐぬぬ!だから僕は浮遊霊じゃなくて神様なのです!梨花、こいつオヤシロパワーでぶっ飛ばしていいですかっ!?」

梨花「駄目だってば」


77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 05:14:25.13 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「ただいま」

ゆきめ「お、おかえりなさい、先生!どうでした?」

ぬーべー「参ったよ。生徒に取り憑いてたのは幽霊や妖怪じゃないみたいだ」

ゆきめ「生徒って梨花って子でしたっけ?あの長い黒髪の綺麗な子」

ぬーべー「そうだけど、どうして知ってるんだ?」

ゆきめ「え?あ、前に見かけたことがあって。で、妖怪じゃないなら何なんです?」

ぬーべー「神様だってさ。小さくて可愛らしい子なのに霊力は覇鬼と同等かもしれん」

ゆきめ「小さくて可愛らしい子、ですか?」

ぬーべー「あぁ。梨花と一緒に見なかったか?梨花の周りを飛んでる守護霊みたいな奴」

ゆきめ「え?あ、ああ、どうでしょう?見なかったと思います……」


78 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 05:15:58.72 ID:6Zj57tXv0


ぬーべー「ふーん。それで話を聞いたら、どうも怪死事件の犯人は彼女じゃないらしいんだ」

ゆきめ「へぇー」

ぬーべー「その上、梨花は何者かに命を狙われているらしい」

ゆきめ「そうなんですかー」

ぬーべー「上の空だな。ま、というわけで梨花を守るため、俺はしばらく彼女に家に泊まる事にした」

ゆきめ「ふーん……えぇ?い、今何とおっしゃいました?」

ぬーべー「だから、生徒を守るため、俺は明日からしばらく彼女の家に泊まって見張ることにした、と言ったんだ」

ゆきめ「そ、そんな!嫌ですそんなの!」

ぬーべー「君には悪いと思うけど、そうするしかないだろ?生徒の身を守るためだ」

ゆきめ「本当にそうですか?梨花って事と変なことする為なんじゃないですか!」

ぬーべー「な、何言ってんるんだ!馬鹿馬鹿しい!圭一たちみたいなことを言うんじゃない!」


79 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 05:17:06.93 ID:6Zj57tXv0

ゆきめ「先生、動揺してる!怪しすぎます!」

ぬーべー「君も言ってたじゃないか!俺のためなら何でもするって!我慢してくれ!」

ゆきめ「それとこれとは話は別です!浮気なんて許せるはずないじゃないですか!!」

ぬーべー「浮気って…、相手は小学生だぞ?君は本気で言ってるのか?」

ゆきめ「本気です」

ぬーべー「馬鹿馬鹿しい……。もういい。俺は寝る。彼女の家に行くのは決定事項だ。君が何と言おうと無駄だ」

ゆきめ「そんな……」

ぬーべー「雪女にこんなこと言うのも変な話だけど、君は少し頭を冷やした方がいい」

バタン



ゆきめ「先生……」


83 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 05:49:24.76 ID:6Zj57tXv0

~次の日~

生徒1「さっき、ぬーべー先生見たら大荷物だったけど何かあるのかな?」

生徒2「修行とか言ってたけど、何の修行だろうね」

生徒3「それより何で机変わってるんだろ?」

生徒4「また魅音ちゃんたちが何かやらかしたんじゃないのかな」


圭一「疲れたぁー」

レナ「朝早く登校して机交換してたもんね。ご苦労様」

魅音「偉いぞ、圭ちゃん!おじさんがご褒美にちゅーしてあげようか?」

圭一「おいおい、何の罰ゲームだぁ、そりゃ」

沙都子「まぁ!レディのキスが罰ゲームだなんて!失礼にも程がありますわよ」

圭一「うるせぇ!眠鬼の尻拭い、俺一人に押し付けたくせに!」

梨花「それは圭一が眠鬼の次に負けていたから、その罰ゲームなのですよ」


84 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 05:51:20.47 ID:6Zj57tXv0

圭一「どうせなら梨花ちゃんにちゅーして貰いたいね!」ハァハァ

梨花「駄目なのですよ、圭一。僕の初ちゅーは大切な人のために取ってあるのです」

沙都子「つまり、圭一さんは梨花の大切な人じゃない、ってことになりますわね」

梨花「にぱー☆」

圭一「何だよ!けっこう本気で狙ってのによぉ!」ガクッ

魅音「あはははは、残念だったね圭ちゃん」

レナ「はぅ~、落ち込む圭一くん可愛いよぉ~!お持ち帰りーして慰めてあげたいよぉ~」

ガラガラ

圭一「お」

眠鬼「……」


86 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 05:53:30.85 ID:6Zj57tXv0

梨花「あ、眠鬼。おはようなのです」

レナ「眠鬼ちゃん、おはよう」

眠鬼「…………。おは

圭一「おいおい!挨拶くらいしたらどうだ!」

圭一「こっちはお前の尻拭いで疲労困ぱいの上に、ブレキンハートだっていうのによぉー!」

魅音「八つ当たりはよくないよ、圭ちゃん。まぁそれは眠鬼も一緒だけどね」

魅音「部長として言わせて貰うと、負けて悔しいのは分かるけど片付けもせずに帰ったり無視したりするのはよくないぜ」

沙都子「そうでございますわ!レディとして片付けや挨拶は基本中の基本ですのよ。よろしくて?」

レナ「み、みんな、そんな言い方……」


眠鬼「……ふんっ!」


87 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 05:54:52.46 ID:6Zj57tXv0



魅音「なんだよ、あいつ。まだ怒ってるのか?」

レナ「み、みーちゃん、眠鬼ちゃんは挨拶しようとしたよ…」

魅音「げ?そうなのか?」

梨花「そうなのです。謝った方が良いのです」

圭一「何でだよ!まず謝らないといけないのは、眠鬼だろ?特に俺に感謝して、パンツの一つでも見せるべきだぜ」

沙都子「なんと不潔な発言!誰か!塩撒いてくださいまし!」

知恵「何騒いでいるんですか?授業始めますよ」

生徒「はーい」



眠鬼「(……やっぱり嫌われているのかな)」


89 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 06:16:09.60 ID:6Zj57tXv0

とぅるるる とぅるるるる ガチャ

大石「もしもぉーし、興宮署の大石でーす」

ぬーべー『あ、大石さん?鵺野ですけど』

大石「あ、鵺野先生。どうですか、何か分かりましたかー?」

ぬーべー『それが、色々と分かったのですが……かくかくしかじかで』

大石「……それはまた、何というか規模の大きい話というか。うーん」

ぬーべー『信じがたいのは分かります。しかし、私には嘘だとは思えません』

大石「そうですかー。先生がそうおっしゃるのなら。こちらの方でも何人か古手梨花の周囲の警戒させてみましょう」

ぬーべー『お願いします。相手が人間だと私も力を使いにくいので』

大石「分かりました。それでは、引き続き調査お願いします。綿流しの日には私もそちらへ行きますので」

ぬーべー『はい。それではまたお祭りの日に』

ガチャ


90 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 06:17:43.12 ID:6Zj57tXv0


大石「ふぅ…」


熊ちゃん「大石警部、何か情報つかめましたか?」

大石「藁にでも縋る思いで、霊能力者なんてものに頼んでみたが…。キナ臭い話になってきたぞ」

熊ちゃん「やはりオヤシロさまの祟りだと?」

大石「うーん、オヤシロさまは関係なくて、むしろ命を狙われているそうだ」

熊ちゃん「え?どういうことっすか?大石さん、それ信じるんですか?」

大石「まさか!霊だの神だの馬鹿馬鹿しい。しかし、そんな男が犯人人間説を唱えてきたんだ」

熊ちゃん「信じるに値する、と?」

大石「半信半疑……いや、まだまだ疑よりだがねぇ。とりあえず若い奴に古手梨花を監視させてみるか」


92 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 06:44:27.32 ID:6Zj57tXv0

キーンコーンカーンコーン


圭一「やっと授業終わった!もうヘトヘトだ」

レナ「体育の時間、ぬーべーと激闘してたもんね」

沙都子「ぬーべーはまだまだ手加減してたみたいですけれど」

圭一「あの兄妹の人体の構造はどうなってんだ?まともじゃないぜ、化け物だ」

レナ「し、失礼だよ、圭一くん!」

眠鬼「(化け物…)」

魅音「じゃあ疲れているうちに、さっそく部活ね」

圭一「鬼!悪魔!大嫌いだー!」

眠鬼「(鬼は嫌い…)」


93 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 06:45:34.78 ID:6Zj57tXv0

魅音「けっけっけっ!今日も罰ゲームは圭ちゃんで決まりかな?」

レナ「眠鬼ちゃんもやるよね」

圭一「そうだな!眠鬼がいれば今の俺でも最下位回避できるぜ!」

沙都子「一度経験したのですから、今日は大丈夫ですわよね?」

魅音「今度は暴れたりするなよ」

眠鬼「……ふんっ!」

レナ「あ、ちょっと待って!眠鬼ちゃん!」

沙都子「あーあ、帰っちゃいましたわ…」

圭一「いつまで拗ねてんだよ」

魅音「参ったね。どうやったら機嫌直してくれるやら」


94 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 06:47:15.83 ID:6Zj57tXv0

圭一「なぁ、部長。どうする今日の部活」

魅音「そうだねー」

梨花「あの、実は僕、ちょっと今日は用事があるのです」

沙都子「え?何かありましたっけ?」

梨花「大事な大事な用事なのですよ」

圭一「何だぁ、大事な用事って?ま、まさか男かぁ!?」

梨花「みー」

圭一「ちょっ!そこははっきり否定してくれよぉー!」


96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 06:49:23.22 ID:6Zj57tXv0


魅音「眠鬼は帰るし、梨花ちゃんも用事があるし、圭ちゃんはお疲れだし。今日はお休みにするか」

沙都子「そうでございますわね」

圭一「そうか、じゃあレナ、帰ろうぜ」

レナ「あ、ごめんね!レナも用事思い出したから先に帰るね!」

圭一「あ?何だよそれ!」

魅音「あははは。圭ちゃん本日二度目のハートブレイクだね」

圭一「何だよ畜生…。今日は厄日だぜぇ」

魅音「よしよし。おじさんが慰めてあげるよ」

圭一「うわぁーん、魅音ー!」ガバッ

魅音「ひやっ…!////」


97 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 07:11:46.35 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「ここが古手神社が。いい所だな」

梨花「私と沙都子は集会所の裏の納屋に住んでるの」

ぬーべー「こんな立派な家があるのに」

梨花「……色々と理由があるのよ」

羽入「ぬーべーはデリカシーが無いと言われませんか?」

ぬーべー「そんな事、たまにしか言われないさ」

羽入「やはり言われるのですか……」


98 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 07:12:55.43 ID:6Zj57tXv0

梨花「それより、それ、本気なの?納屋に泊められないけど、この家使ってもいいのよ」

ぬーべー「駄目だ!ここからじゃ、納屋まで距離があるからな。見張れないだろ?」

羽入「だからって何もテント暮らしすることないのです、あうあう…」

ぬーべー「大丈夫さ!依然、貧乏神に取り憑かれたときは、当時いた学校のグラウンドでテント暮らししてたし」

梨花「なんて迷惑な教師なの」

ぬーべー「俺なんかまだましだろ?他紙には学校の屋上で生活してた教師もいたぞ」

梨花「(タシ…?)」


149 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2011/01/17(月) 19:18:42.37 ID:rEtU4Kk40

>>98の屋上で生活した教師って浦筋の春巻か?


186 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2011/01/17(月) 22:00:11.99 ID:zW1B85IR0

>>149
GTOじゃね?


99 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 07:14:51.67 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「安心しろ。お前らが安心して生活できるように、いつでも見守っててやるからな!」

羽入「死ぬ間際のメッセージみたいなのです……」

梨花「縁起でもないこと言わないで」

ぬーべー「この事件が解決して夏休み迎えたら、いっぱい宿題出してやるから覚悟しろよ!」

羽入「し、死亡ふら」

梨花「言うなって」

ぬーべー「さぁ!俺の生徒に手を出す悪党め!どっからでもかかって来いっ!」


100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 07:44:22.27 ID:6Zj57tXv0

レナ「眠鬼ちゃん!待ってよぉ~」

眠鬼「……レナ。何か用か?」

レナ「はぁ、はぁ、はぁ。眠鬼ちゃんと、一緒に、帰ろうと、思って…」

眠鬼「……部活はいいのか?」

レナ「ふぅ…、今日は中止。それより、昨日はごめんね。あと今朝のことも」

眠鬼「……」

レナ「みーちゃんも圭一くんも沙都子ちゃんも悪い人じゃないんだよ?」

眠鬼「……」


101 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 07:45:07.77 ID:6Zj57tXv0

レナ「昨日の事は新入部員に対する恒例行事っていうか、早く馴染んでもらおうと思って毎回やってるんだよ」

レナ「今朝のことは完全にみーちゃんと圭一くんの早とちり。二人も謝らなくちゃ、って思ってるはずだよ」

レナ「みんな眠鬼ちゃんのこと、もっと知りたいんだよ?友達だって思ってるんだよ」

眠鬼「……本当に?」

レナ「本当だよ!」

眠鬼「……私のこと嫌いなんじゃないの?」

レナ「そんなことないよ!」

眠鬼「本当に?」

レナ「ホント。だからね、みんなのこと許してあげてほしいな」


102 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 07:46:17.43 ID:6Zj57tXv0


眠鬼「……いや、許してもらうのは私の方。負けて暴れたり、無視したりしてしまった」

レナ「そうだね。でも、その気持ちがあれば大丈夫。ちゃんとみんなに伝わるから!」

眠鬼「……ありがとう、レナ」

レナ「うん!じゃあ、明日からまた部活に参加してくれる?」

眠鬼「もちろんだ!」

レナ「もうすぐ綿流しってお祭りがあるの!その日の部活は派手になるから、早く慣れないと大変な目にあうよ!」

眠鬼「お祭り、か。うん、私、頑張る!」ニコッ

レナ「はぅ~!笑った眠鬼ちゃん可愛いよぉ~!お持ち帰りぃー!」ガシッ

眠鬼「わぁ!何するんだ!離せぇー!!」



105 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 08:08:17.68 ID:6Zj57tXv0

眠鬼「あ、ところでレナ。聞きたいことがあるんだけど」

レナ「うん、何かな?かな?何でも聞いてほしいな!」

眠鬼「ゴミが不法投棄されてる工事現場で起きた殺人事件のことなんだけど」

レナ「知らない」

眠鬼「え?」

レナ「知らないよ、そんな事件。何かの間違いじゃないかな?かな?」

眠鬼「え、でも……」


106 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 08:10:08.30 ID:6Zj57tXv0

レナ「誰が言ったの、そんなこと」

眠鬼「なんだっけ?タケトミ?タケミトじゃなくてタケシロじゃなくて……高城?」

レナ「ハイパーメディアクリエイター?」

眠鬼「職業名はそんな長くなかったような気がする…。フリーノカメラマンとか何とか」

レナ「富竹、あいつか。眠鬼ちゃんに余計なこと吹き込みやがって…」

眠鬼「れ、レナ?」

レナ「ううん、何でも無いよ、眠鬼ちゃん!」ニコ

眠鬼「そ、そうか…。じゃあ、鬼隠しって知ってるか?」

レナ「……」


107 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 08:11:13.98 ID:6Zj57tXv0

レナ「それも富竹さんから聞いたの?」

眠鬼「うん…」

レナ「そっか。眠鬼ちゃんて、鬼とか神様とか崇りとかって信じる?」

眠鬼「まぁ、一応(私がその鬼なんですけれども)」

レナ「この村にはね、本当にいるんだよ、オヤシロさまって神様が」

眠鬼「そうなのか…」

レナ「それでね、オヤシロさまはね、裏切り者を絶対に許さないんだよ」

眠鬼「え?」

レナ「約束事を破った者には厳しい罰を与えるの」

眠鬼「(それが、あの事件に関係してるのか…?)」


108 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 08:12:35.52 ID:6Zj57tXv0

レナ「だからね、眠気ちゃん」


レナ「約束破っちゃ、嫌だよ」

眠鬼「…っ!」ゾクゾク


眠鬼「や、約束って…」

レナ「ふふ、明日から部活に参加することだよ!」

眠鬼「あ、ああ、それね。約束は守るよ」

レナ「ぜったいだよ?」

眠鬼「うん……」

レナ「じゃあ私はこっちだから。またね!」

眠鬼「あぁ、また明日……」



カナカナカナカナカナ カナカナカナカナカナ


118 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 10:53:30.25 ID:6Zj57tXv0

??「今日は綿流しってお祭らしいよ」

??「ワタガシ?何か甘ったるそうな祭だな」

??「ワタガシじゃなくて綿流しなのら」

??「ふーん。でもたまたま訪れた日がお祭だなんて、私の日ごろの行いがいいおかげね!」

??「あんたがそれを言う?」

??「何よ、文句あるの?」

??「喧嘩はよせよ、二人とも」

??「その通り。電車の中で騒ぐのマナー違反だ」


119 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 10:54:44.09 ID:6Zj57tXv0



??「しっかし。すっかり馴染んじゃったな。最初はあんな凶悪な妖怪だったのに」

??「ぬーべーのおかげね」

??「……あの男に会って、私は愛することを知った。そのおかげで今の私がある。癪だがそれは事実だ」

??「だから今日は君たちの引率なんて面倒な役を引き受けたのさ」

??「とか言っちゃって、本当はぬーべーに会いたいんだろ?」

??「え?何々?玉藻先生ってそっち系?」

玉藻「失敬な。私にとって彼はライバル。そろそろ決着でもつけようと思ってだけさ」

郷子「またまた意地張っちゃってー」


広「でも驚くだろうな、ぬーべーの奴。突然俺らが会いに来たら」


120 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 10:57:33.06 ID:6Zj57tXv0



魅音「よし!お次は何で勝負するかなぁ?」

圭一「何でも来い!へへ、腕が鳴るぜぇ!」

沙都子「負けませんわよ、圭一さん!」

レナ「レナも負けないよ!」

梨花「ボクも頑張るのです。にぱー☆」

眠鬼「駄目駄目!次も私が勝たせてもらう」

ぬーべー「いやいや!今度こそ教師の誇りにかけて!兄の名誉にかけて!絶対に勝つぞ!」


圭一「ってか、あんたは何でナチュラルに混じってるんだよ!」


121 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2011/01/17(月) 10:57:46.41 ID:yaThSiSO0

生徒キターーーー!!

ゆきめは俺の嫁ーーーーー!!!


122 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 10:59:45.75 ID:6Zj57tXv0

ぬーべー「何か問題あるか?お祭で生徒が羽目を外し過ぎないように監視も兼ねてるんだぞ」

沙都子「そのようには見えませんけど」

魅音「まぁあ、いいじゃん!人数は多い方が楽しいよ」

眠鬼「まぁお兄ちゃんじゃあ、私たち部活メンバーに勝てるはず無いけどね」

レナ「眠鬼ちゃんが加入してから切磋琢磨して、みんなのレベルが格段にあがったもんね!」

圭一「あぁ、眠鬼のおかげだぜ!最初は歯が立たなかったぬーベーと互角以上の戦いが出来るようになったんだからな!」

沙都子「そうですわ!眠鬼さんに感謝しないと」

圭一「サンキューな、眠鬼」

魅音「部長としても鼻が高いぜ」


123 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 2011/01/17(月) 11:01:03.51 ID:d/Y3Ja6B0

カオスになってきた
まことは中期~後期にかけて
~なのら→~なのだになったと思う


124 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 11:01:43.46 ID:6Zj57tXv0

眠鬼「べ、別にあんたたちのためじゃないわよ!相手が弱かったら私が面白くないだけなんだからねっ!////」

レナ「はぅ~!ツンデレ眠鬼ちゃん可愛いよぉ~!お持ち帰りしたいー!」

眠鬼「ははっ!次の勝負に勝てたら考えてやるよー」

圭一「何ぃ?次の勝負に勝ったら眠鬼をお持ち帰りしてあんな事やこんな事していいのか?」

眠鬼「えっ?そんな事言ってな

魅音「うへへへ、おじさん、何だかやる気出てきたな~!可愛がってやるよ~」

梨花「僕たちが勝ったら入江にプレゼントするのです」

沙都子「まあ!素敵でございますわ!」

眠鬼「待って。そんなつもりじゃなくて…」

ぬーべー「待て待てぇ!妹に手出しはさせんぞ!」

魅音「そうと決まれば、さっそく次の勝負!舞台はあの屋台だ!行くよ!!」

一同「おー!」

眠鬼「こらー!勝手に話進めるなー!」


125 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 11:05:32.94 ID:6Zj57tXv0

ということで
続きは午後にでも

「ひぐらしのなく頃に 鬼殺し編」

後半へ続く


127 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 11:20:07.82 ID:OpvSpq8A0

覇鬼の空気の読みっぷり


128 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 2011/01/17(月) 11:25:37.66 ID:ZIqaM7RK0

妖怪や鬼も雛見沢症候群を発症するのか



元スレ:http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1295187251/
関連記事
Relate Entry
スポンサード リンク
zenback
Comment
Comment form
検索フォーム
プロフィール

SSですの。

Author:SSですの。
SSまとめサイトですの。
相互リンクと相互RSS絶賛募集中ですの。

2ちゃんねるのVIP、SS速報VIP、SS深夜VIP、おーぷん2ちゃんねるで書かれた、管理人が面白いと思った、注目されたSSスレを紹介するブログです。拙いところも多々あると思いますが、よろしくお願いします。

リンク、RSS登録は、ご自由になさって頂いて構いません。
相互リンク及び相互RSS募集中です。メールフォームよりご連絡お願いします。

当ブログに掲載している内容に問題がありましたらメールフォームよりご連絡下さい、

スポンサード リンク
スポンサード リンク
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
アクセスカウンター
逆アクセスランキング
リンク
RSSリンクの表示
おすすめリンク
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
小説・文学
377位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
20位
アクセスランキングを見る>>
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR

PAGE TOP